JP5763135B2 - 携帯端末、設定システムおよび設定方法 - Google Patents

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本発明は、携帯端末、設定システムおよび設定方法に関し、特に携帯端末を用いてNFC(Near Field Communication)タグを読み取る技術に関する。
本発明の関連技術の一例として、二次元バーコードを複数用いて、一つの二次元バーコードで、辞書データ(アプリに相当)をダウンロードし、他の二次元バーコードで個別情報データを読み取り、ダウンロードした辞書データを用いて翻訳する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、本発明の関連技術の他の一例として、タグに、URI(Uniform Resource Identifier)やタイトル(テキスト文)を書き込む規格が述べられている(非特許文献1参照)。
また、本発明の関連技術の他の一例として、データ部102には、サービス提供者である事業者を示す事業者コードと、ICタグと連携して利用するアプリケーションのコード(アプリケーションコード)と、当該アプリケーションの提供元であるアプリケーションURLと、アプリケーションの有効期限や有効地域、サービス名やユーザへの告知情報等を含んだその他データとを含む。これらデータ部102の情報が、「連携アプリケーション情報」となる、との記載がある(特許文献2参照)。
さらにこの特許文献2には、連携アプリケーションが格納されているか否かを判定する(ステップS14)。この判定で対応するコードがあった場合はステップS17に進む、との記載がある。
さらにこの特許文献2には、対応するコードが存在しなかった場合は、読み込んだ連携アプリ情報102AからアプリURLを用いて事業者サーバ30(等の外部サーバ)と通信する。本実施形態では、事業者サーバ30は、これに応じて対応する連携アプリケーションを送信する、との記載がある。
さらにこの特許文献2には、ICタグ10において有効期限等が指定されていた場合等、適宜保存済アプリテーブル202を更新する(ステップS17)。次に、連携アプリケーション203の有効範囲を判定する(ステップS18:有効性判定工程)。そして、例えば携帯端末20に予め装備されたタイマ(時計手段)28から現在時刻を取得し、有効期限外であった場合は処理を終了する、との記載がある。
さらにこの特許文献2には、サービスの提供に必要なユーザ情報の収集を行い(ステップS20:ユーザ情報抽出工程)、所定の事業者サーバ30へユーザ情報を送信する、との記載がある。
また、本発明の関連技術の他の一例として、2次元バーコード27bを復号して得たアクセス情報(識別情報IDを含む)をサービスサーバ1に対して送信する、との記載がある(特許文献3参照)。
また、本発明の関連技術の他の一例として、携帯電話2が受信し、当該IDを取得する(ステップS3)。続いて、携帯電話2は、予め記憶されているアドレス管理サーバ3のアドレスに基づいて、当該アドレス管理サーバ3に通信部2Dを介して接続する、との記載がある(特許文献4参照)。
また、本発明の関連技術の他の一例として、プログラムをインストールする技術が記載されている(特許文献5参照)。
特開2004−341757号公報 特開2008−225706号公報 特開2006−013918号公報 特開2006−243961号公報 特開2003−015941号公報
Smart Poster Record Type Definition Technical Specification,NFC Forum、SPR 1.1、2006年7月24日
しかし、特許文献1記載の技術では、ダウンロード用と個別情報データ読取用の2枚の二次元バーコードを設置する必要があるため、設置スペースが多く必要となるという欠点がある。また、どちらのバーコードを読むべきか、ユーザが選択しなければならないという欠点もある。
また、非特許文献1記載の技術では、何のデータも書かれていないタグ(白タグ)に、URIやタイトル(テキスト文)を書き込む技術が述べられているものであり、タグの構成が本発明と全く異なる。
また、特許文献2記載の技術では、本発明の特徴の中の、タグ読取アプリがインストールされている場合は、タグから読み取ったメッセージに含まれるテキストを、記憶部に記憶されている第2のアクセス先に送信すること、およびタグから読み取ったメッセージに含まれるテキストをもとに、端末の設定を行うことは全く記載されていない。
また、特許文献2記載の技術では、連携アプリケーションがあった場合、連携アプリケーションが起動してユーザ情報を送信し、あるいは有効期限等で処理をするかしないかを判断している。しかし、特許文献2記載の技術は、本発明のタグから読み取ったメッセージに含まれるテキストを、記憶部に記憶されている第2のアクセス先に送信する技術、あるいはタグから読み取ったメッセージに含まれるテキストをもとに端末の設定を行う技術とは異なる。
また、特許文献3記載の技術では、アクセス情報を2次元バーコードに記載されているサービスサーバに送信するのに対し、本発明は、タグから読み取ったメッセージに含まれるテキストを、記憶部に記憶されている(アプリ配信サーバのURIとは違う)第2のアクセス先に送信するものであり、本発明と特許文献3記載の技術では情報の送信先が異なる。
したがって、特許文献2記載の技術と特許文献3記載の技術とを組み合わせても本発明を想到することは困難である。
また、特許文献4記載の技術は、プログラムのインストール前の処理に関するものであり、したがって、特許文献2記載の技術と特許文献4記載の技術とを組み合わせても本発明を想到することは困難である。
また、特許文献5記載の技術には、プログラムをインストールすることしか記載されておらず、したがって、本発明の特徴は全く記載されていない。
そこで、本発明の目的は、ダウンロード用と個別情報データ読取用の2枚の二次元バーコードを設置する必要がなく、よって設置スペースの削減が可能で、かつどちらのバーコードを読むべきかユーザが選択する必要がない携帯端末、設定システムおよび設定方法を提供することにある。
本発明による携帯端末は、
タグ読取アプリがインストールされており、
マルチタグから読み取ったメッセージ内に含まれるURI(Uniform Resource Identifier)が、前記タグ読取アプリのダウンロード用URIの場合は、前記メッセージ内に含まれるテキスト文を基に、自端末の設定を行うことを特徴とする。
また、本発明による設定システムは、
マルチタグと、
タグ読取アプリがインストールされており、前記マルチタグから読み取ったメッセージ内に含まれるURI(Uniform Resource Identifier)が、前記タグ読取アプリのダウンロード用URIの場合は、前記メッセージ内に含まれるテキスト文を基に、自端末の設定を行う携帯端末と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明による携帯端末の設定方法は、
タグ読取アプリがインストールされており、
マルチタグから読み取ったメッセージ内に含まれるURI(Uniform Resource Identifier)が、前記タグ読取アプリのダウンロード用URIの場合は、前記メッセージ内に含まれるテキスト文を基に、自端末の設定を行うことを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、上記の携帯端末の設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ダウンロード用と個別情報データ読取用の2枚の二次元バーコードを設置する必要がなく、よって設置スペースの削減が可能で、かつどちらのバーコードを読むべきかユーザが選択する必要がないという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るインストール自動誘導システムのブロック図である。 タグ読取アプリ113をインストールする以前の時点における、インテント転送部111の設定状況を示す図である。 タグ読取アプリ113をインストールした後の時点における、インテント転送部111の設定状況を示す図である。 タグ読取アプリ113をインストールする前の時点で、携帯端末1を用いてマルチタグ2を読み取った場合に、表示部14に表示される、インストール画面141を示す図である。 タグ読取アプリ113をインストールした後の時点で、携帯端末1を用いて、TXT領域にアイテムIDが記載されているマルチタグ2を読み取った場合に、表示部14に表示される、アイテム検索結果画面142を示す図である サービスサーバDB161の構成を示す図である。 読取履歴DB162の構成を示す図である。 アプリケーションDB32の構成を示す図である。 スポットDB42の構成を示す図である。 アイテムDB52の構成を示す図である。 処理部11における、タグ読取アプリ113の処理を示す流れ図である。 本発明の第2の実施形態に係るインストール自動誘導システムのブロック図である。 処理部11における、タグ読取アプリ113Aの処理を示す流れ図である。
実施の形態の説明に入る前に、本発明の概要を述べる。本発明では、携帯端末を用いてマルチタグを読み取った場合に、インテント転送部は、設定に基づき読み取ったURIをブラウザに渡すかそれともタグ読取アプリに渡すかを決定する。タグ読取アプリは、受信したURIメッセージの一部にタグ読取アプリを示す識別子が含まれる場合は、TXTメッセージに記載されている内容を基にサービスサーバを選択し、必要な情報を得る。
第1の実施形態:
第1の実施形態は、タグ読取時に、端末側がダウンロードの必要性を自動判別できるようにし、さらにタグに書かれている内容に基づき、適切なサービスサーバに誘導するものである。
図1は本発明の第1の実施形態に係るインストール自動誘導システムのブロック図である。図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る情報表示システムを説明する。本実施形態に係る情報表示システムは、携帯端末1と、マルチタグ2と、アプリ配信サーバ3と、スポット検索サーバ4と、アイテム検索サーバ5を含む。
携帯端末1は、処理部11、近距離無線送受信部12、通信部13、表示部14、入力部15、記憶部16を備える。携帯端末1の具体例として、スマートフォン(高機能携帯電話機)やタブレット端末が挙げられる。
処理部11は、アプリケーションソフトウェアを実行処理し、近距離無線送受信部12、通信部13、表示部14、入力部15、記憶部16へ指示を行う部位である。処理部11は、インテント転送部111、ブラウザ112、タグ読取アプリ113を含む。
インテント転送部111は、近距離無線送受信部12、ブラウザ112、もしくはタグ読取アプリ113の相互間でやり取りされる通知(インテント)を、転送する部位である。インテント転送部111は、受信したインテントに付与された名称をもとに、内部のテーブルを検索し、転送先を決定する。
ブラウザ112は、入力部15もしくはインテント転送部111から指示されたURLのWEBサーバに対して、通信部13を介して、HTML(Hyper Text Markup Language) ファイル、画像ファイル、アプリケーション(apkファイル等)を要求し、受信したHTMLファイル及び画像ファイルを表示部14を通じて表示し、また、受信したアプリケーションをインストールする。
タグ読取アプリ113は、インテント転送部111からマルチタグ2に記載されているURIおよびTXTメッセージを受信し、受信したURIおよびTXTに記載されている内容をキーにサービスサーバDB161を検索し、通信を行うサーバを決定し、通信部13を介してスポット検索サーバ4やアイテム検索サーバ5からデータを取得し、取得したデータ等を表示部14に表示する。また、受信したURIおよびTXTに記載されている内容によっては、インテント転送部111を介してブラウザ112に対して、前記URIのウェブサイトを表示するよう要求する。
さらに、インテント転送部111から受信したURIおよびTXTに記載されている識別子と、通信部13を介してスポット検索サーバ4やアイテム検索サーバ5から取得したデータを、読取履歴DB162に保管する。読取履歴DB162に保管されている内容は、入力部15からユーザ操作があった場合に読取履歴DB162から読み出し、表示部14を介して表示する。なお、タグ読取アプリ113は、ブラウザ112を介して、アプリケーション(アプリ)の形でインストールされる。
近距離無線送受信部12は、マルチタグ2内の近距離無線送受信部21と通信を行い、マルチタグ2内の記憶部22にデータを書き込み、またはマルチタグ2内の記憶部22からデータを読み込む部位である。この通信には、具体的にはNFC(Near Field Communication)を用いる。
通信部13は、インターネットと通信を行い、処理部11がインターネットを通じてアプリ配信サーバ3、スポット検索サーバ4、アイテム検索サーバ5等と通信できるようにする。表示部14は、処理部11内のブラウザ112もしくはタグ読取アプリ113から指示された内容を表示する部位である。
入力部15は、ユーザからの入力を受け付け、処理部11内のブラウザ112もしくはタグ読取アプリ113に入力された内容を伝達する部位である。スマートフォンやタブレット端末では、表示部14と組み合わせ、タッチパネルとして実現される。
記憶部16は、処理部11から指示された内容を記憶し、また、処理部11から指示された内容を読み出す部位である。通常は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリが該当するが、RAMメモリなどの揮発性メモリ上を用いて実現しても良い。
記憶部16は、サービスサーバDB161、および読取履歴DB162を含む。サービスサーバDB161は、サービス識別子に対するアクセス先URLを返却するデータベースである。この結果は、タグ読取アプリ113において、アクセス先のサービスサーバを決定するために利用される。
読取履歴DB162は、マルチタグの読取日時に対する、サービス識別子、ID、名称、緯度、経度、説明、画像を返却するデータベースである。この結果は、タグ読取アプリ113において、読み取り履歴を表示するために利用される。
マルチタグ2は、近距離無線送受信部21および記憶部22を備える。マルチタグ2の具体例として、NDEF Smart Poster形式でフォーマットされたNFCタグが挙げられる。
近距離無線送受信部21は、携帯端末1内の近距離無線送受信部12と通信を行い、受信したコマンドに基づき記憶部22にデータを書き込み、また記憶部22からデータを読み込んだ結果を送信する。この通信には、具体的にはNFC(Near Field Communication)を用いる。
記憶部22は、NDEF Smart Poster形式でフォーマットされたフラッシュメモリ(不揮発性メモリ)であり、URI領域221およびTXT領域222を備える。
URI領域221は、RFC3986等で規定されているサーバ資源などを特定する統一資源識別子(Uniform Resource Identifier:URI)を記録する領域である。
TXT領域222は、NDEF Smart Poster規格上は、URI領域221に記載されたサーバの説明文を記録する領域である。しかしながら、本願においては、この領域にサービス識別子およびサービスに必要なパラメータを記述している。
アプリ配信サーバ3は、アプリケーションを配布するためのサーバであり、WEBサーバ31、およびアプリケーションDB32を備える。一般的には、マーケットやストアと呼ばれるサーバである。
WEBサーバ31は、携帯端末1からインターネットを通じて届くコンテンツ取得要求に応じて、要求で提示されたアプリ識別子(たとえばjp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)に対応するコンテンツをアプリケーションDB32から取り出し、インターネットを通じて携帯端末1に送信する。
アプリケーションDB32は、アプリ識別子に対する、インストールパッケージファイル(apkファイル)を返却するデータベースである。
スポット検索サーバ4は、スポットIDに対する、スポット名、緯度、経度、説明、画像を検索するためのサーバであり、WEBサーバ41、およびスポットDB42を備える。
WEBサーバ41は、携帯端末1からインターネットを通じて届くコンテンツ取得要求に応じて、要求で提示されたスポットIDに対応するスポット名、緯度、経度、説明、画像をスポットDB42から取り出し、インターネットを通じて携帯端末1に送信する。
スポットDB42は、スポットIDに対する、スポット名、緯度、経度、説明、画像を返却するデータベースである。アイテム検索サーバ5は、アイテムIDに対する、アイテム名、説明、画像を検索するためのサーバであり、WEBサーバ51、およびアイテムDB52を備える。
WEBサーバ51は、携帯端末1からインターネットを通じて届くコンテンツ取得要求に応じて、要求で提示されたアイテムIDに対応するアイテム名、説明、画像をアイテムDB52から取り出し、インターネットを通じて携帯端末1に送信する。アイテムDB52は、アイテムIDに対する、アイテム名、説明、画像を返却するデータベースである。
図2はタグ読取アプリ113をインストールする以前の時点における、インテント転送部111の設定状況を示す図である。インテント転送部111は、優先順位1111、インテント名1112、転送先1113で構成される。
優先順位1111は、設定の優先順位を示す領域であり、数字が低いほど優先度が高くなる。インテント名1112は、設定対象となる通知(インテント)の名称を記述する領域である。転送先1113は、インテント名1112に記載された名前のインテントを転送する転送先(アプリケーション等)を指定する領域である。
図3はタグ読取アプリ113をインストールした後の時点における、インテント転送部111の設定状況を示す図である。インテント転送部111の構成は、図2と同様である。
図4はタグ読取アプリ113をインストールする前の時点で、携帯端末1を用いてマルチタグ2を読み取った場合に、表示部14に表示される、インストール画面141を示す図である。
タイトル1411は、これからインストールするアプリケーションの名称が表示される領域である。今回は例として「タグ読取アプリ」と表示している。アイコン1412は、これからインストールするアプリケーションのアイコンが表示される領域である。
インストールボタン1413は、インストールを開始するためのボタンである。このボタンを押下すると、アプリ配信サーバから携帯端末1にインストールパッケージファイルが転送され、携帯端末1の処理部11内にインストールされる。説明1414は、これからインストールするアプリケーションの説明が記載される領域である。
図5はタグ読取アプリ113をインストールした後の時点で、携帯端末1を用いて、TXT領域にアイテムIDが記載されているマルチタグ2を読み取った場合に、表示部14に表示される、アイテム検索結果画面142を示す図である。
読み取ったアイテム1421は、マルチタグ2内のTXT領域222に記載されているアイテムIDに対応するアイテムの内容を表示する領域である。画像14211は、アイテムの画像を表示する領域である。アイテム名14212は、アイテムの名称を表示する領域である。アイテム説明14213は、アイテムの説明を表示する領域である。
読取履歴1422は、過去に読みとったアイテムの履歴を、読取日時降順で表示する領域である。画像14221は、過去に読み取ったアイテムのうち、最も最近読み取ったアイテムの画像を表示する領域である。画像14222〜14226は、画像14221と同様に、過去に読み取ったアイテムの画像を表示する領域である。
図6はサービスサーバDB161の構成を示す図である。サービスサーバDB161は、サービス識別子1611、アクセス先1612で構成される。サービス識別子1611は、サービス種別を識別するための識別子を格納する領域である。アクセス先1612は、サービス識別子1611で規定されたサービスを提供するサーバ等のURIを記載する領域である。
図7は、読取履歴DB162の構成を示す図である。読取履歴DB162は、読取日時1621、サービス識別子1622、ID1623、名称1624、緯度1625、経度1626、説明1627、画像1628で構成される。
読取日時1621は、マルチタグ2を読み取った日時を記載する領域である。サービス識別子1622は、読み取ったマルチタグ2のTXT領域に記載されている識別子を記載する領域である。
ID1623は、読み取ったマルチタグ2のTXT領域に記載されている識別子に続けて記載されているアイテムIDもしくはスポットIDを記載する領域である。名称1624は、アイテムIDに対応するアイテムの名称、もしくはスポットIDに対応するスポットの名称を記載する領域である。
緯度1625は、読み取ったマルチタグ2がスポットを示すものである場合に、スポットIDに対応する場所の緯度を記録する領域である。経度1626は、読み取ったマルチタグ2がスポットを示すものである場合に、スポットIDに対応する場所の経度を記録する領域である。
説明1627は、アイテムIDに対応するアイテムの説明、もしくはスポットIDに対応するスポットの説明を記載する領域である。画像1628は、アイテムIDに対応するアイテムの写真、もしくはスポットIDに対応するスポットの写真のファイル名を記載する領域である。
図8はアプリケーションDB32の構成を示す図である。アプリケーションDB32は、アプリ識別子321、ファイル322で構成される。アプリ識別子321は、アプリケーションを識別するための識別子を格納する領域である。ファイル322は、アプリケーションをインストールする為のインストールパッケージ(apk)のファイル名を記載する領域である。
図9はスポットDB42の構成を示す図である。スポットDB42は、スポットID421、スポット名422、緯度423、経度424、説明425、画像426で構成される。
スポットID421は、スポットIDを記載する領域である。この領域は、スポットDB42を検索する際の検索キーになる。スポット名422は、スポットIDに対応するスポットの名称を記載する領域である。緯度423は、スポットIDに対応する場所の緯度を記録する領域である。経度424は、スポットIDに対応する場所の経度を記録する領域である。
説明425は、スポットIDに対応するスポットの説明を記載する領域である。画像426は、スポットIDに対応するスポットの写真のファイル名を記載する領域である。
図10はアイテムDB52の構成を示す図である。アイテムDB52は、アイテムID521、アイテム名522、説明523、画像524で構成される。アイテムID521は、アイテムIDを記載する領域である。この領域は、アイテムDB52を検索する際の検索キーになる。
アイテム名522は、アイテムIDに対応するアイテムの名称を記載する領域である。説明523は、アイテムIDに対応するアイテムの説明を記載する領域である。画像524は、アイテムIDに対応するアイテムの写真のファイル名を記載する領域である。
図11は処理部11における、タグ読取アプリ113の処理を示す流れ図である。タグ読取アプリ113は、インテント転送部111よりNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信すると、処理を開始する。このインテントには、URIメッセージ(たとえばhttp://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)とTXTメッセージ(たとえばspot=sjidcajfvjeorjgv)が含まれる(ステップ1131)。
ステップ1131において取得したインテントのURIメッセージ内に、自アプリのアプリ識別子を含むダウンロード用URIが記載されている場合は、ステップ1134に進む。自アプリのアプリ識別子を含むダウンロード用URIが記載されていない場合は、ステップ1133に進む。例えばタグ読取アプリ113のアプリ識別子がjp.ne.biglobe(登録商標).tagreaderである場合、このアプリ識別子の文字列がURIメッセージに含まれる場合は、ステップ1134に進み、含まれない場合はステップ1133に進む(ステップ1132)。
インテント転送部に対してACTION_VIEWインテントを送信し、ブラウザ112に対して、URIメッセージに記載のURIを開くよう要求する(ステップ1133)。
TXT領域に記載されている識別子をキーに、サービスサーバDB161を検索する。例えば、TXT領域に"spot=sjidcajfvjeorjgv"という文字列が記載されていた場合、"spot"という識別子をキーにサービスサーバDB161を検索し、サービスサーバのURI(たとえばhttp://location.biglobe(登録商標).ne.jp)を取得する(ステップ1134)。
ステップ1134において取得したサービスサーバに対して、TXTメッセージに記載されているパラメータを送信する。例えば、ステップ1134においてhttp://location.biglobe(登録商標).ne.jpというサービスサーバの回答を得た場合、http://location.biglobe(登録商標).ne.jp?spot=sjidcajfvjeorjgvというGET命令を発信する(ステップ1135)。
ステップ1135において送信したパラメータ(GET命令)に対する返答を受信し、受信した内容を読取履歴DB162に記録する(ステップ1136)。ステップ1136においてサービスサーバから受信した内容と、読取履歴DB162を登録年月日降順で検索した結果の先頭6件のレコードに記載されている履歴に対応する画像(アイコン)を、アイテム検索結果画面142の形式で表示部14に表示する(ステップ1137)。
以下、図1を参照して、本システムを用いた情報表示方法を具体的に説明する。
実施例1:タグ読取アプリ113のインストール動作
実施例1では、タグ読取アプリ113をインストールする前の時点で、携帯端末1を用いて、TXT領域にアイテムIDが記載されているマルチタグ2を読み取った場合に、タグ読取アプリ113がインストールされる動作の説明を行う。
ここでは、タグ読取アプリ113のアプリ識別子を、jp.ne.biglobe(登録商標).tagreaderとする。携帯端末1には、タグ読取アプリ113がインストールされておらず、インテント転送部111は図2に示す設定が行われているものとする。また、マルチタグ2内のURI領域221には、タグ読取アプリ113のダウンロード用URI(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)が設定されており、TXT領域222には、"item=Ifh3i90rjf90mod3"が設定されているものとする。
アプリケーションDB32には、図8に示す内容が設定されているものとする。スポットDB42には、図9に示す内容が設定されているものとする。アイテムDB52には、図10に示す内容が設定されているものとする。
アプリ配信サーバ3には、http://market.biglobe(登録商標).jpというURLが設定されているものとする。スポット検索サーバ4には、http://location.biglobe(登録商標).ne.jpというURLが設定されているものとする。アイテム検索サーバ5には、http://item.biglobe(登録商標).ne.jpというURLが設定されているものとする。
携帯端末1を、マルチタグ2にかざし、携帯端末1内の近距離無線送受信部12とマルチタグ2内の近距離無線送受信部21の相互間で、通信ができる状態になると、携帯端末1内の近距離無線送受信部12は、マルチタグ2内の近距離無線送受信部21に対して、記憶部22内に記録されている内容を送信するよう要求する。
近距離無線送受信部21は、近距離無線送受信部12からの要求を受け、記憶部22内のURI領域221、およびTXT領域222に記載されている内容を、近距離無線送受信部12に送信する。ここでは、URIとして"http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader"、TXTとして"item=Ifh3i90rjf90mod3"を送信する。
近距離無線送受信部12は、近距離無線送受信部21から受信したURIおよびTXTを、NDEF_DISCOVERED.URIインテントとして、インテント転送部111に送信する。
インテント転送部111は、近距離無線送受信部12からNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信すると、図2に示す設定を参照し、このインテントの転送先を決定する。ここでは、設定に従い、受信したNDEF_DISCOVERED.URIインテントをブラウザに転送する。
ブラウザ112は、インテント転送部111からNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信し、このインテントに含まれるURI(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)のサーバに、通信部13を経由してアクセスする。
通信部13は、ブラウザ112からURI(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)を受信すると、インターネットを介してhttp://market.biglobe(登録商標).jp/に対応するサーバに接続する。ここでは、アプリ配信サーバ3に接続する。
アプリ配信サーバ3内のWEBサーバ31は、携帯端末1内の通信部13からの要求(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)を受け、jp.ne.biglobe(登録商標).tagreaderをキーに、アプリケーションDB32を検索する。そして、検索結果としてtagreader.apkを受け取り、このtagreader.apkファイルを、通信部13を介してブラウザ112に送信する。
ブラウザ112は、WEBサーバ31より、インターネットおよび通信部13を介してtagreader.apkファイルを受信する。このとき、このファイルの拡張子がapkであることから、受信したファイルがインストールパッケージファイルであると認識し、受信したファイルをインストールする。これにより、処理部11内にタグ読取アプリ113ができあがる。
ブラウザ112は、タグ読取アプリ113インストール完了を検出すると、タグ読取アプリ113を起動する。
タグ読取アプリ113は、初回起動モードで起動し、インテント転送部111に対して、NDEF_DISCOVERED.URIインテントを自アプリに転送するよう設定を行う。この結果、図3に示す設定状況となる。また、記憶部16内にサービスサーバDB161を作成し、図6に示すサービス識別子、およびアクセス先の設定を行う。さらに、記憶部16内に読取履歴DB162を作成する。
以上により、タグ読取アプリ113のインストールが完了する。なお、上記に示したように、タグ読取アプリ113のインストール動作では、TXT領域に記載されている"item=Ifh3i90rjf90mod3"は、結果として無視される。
実施例2:アイテム表示動作
実施例2では、タグ読取アプリ113をインストールした後の時点で、携帯端末1を用いて、TXT領域にアイテムIDが記載されているマルチタグ2を読み取った場合に、マルチタグ2内に記載されたアイテムIDに対応するアイテムが表示される動作の説明を行う。
ここでは、タグ読取アプリ113のアプリ識別子を、jp.ne.biglobe(登録商標).tagreaderとする。携帯端末1には、タグ読取アプリ113が既にインストールされており、インテント転送部111は図3に示す設定が行われているものとする。
また、マルチタグ2内のURI領域221には、タグ読取アプリ113のダウンロード用URI(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)が設定されており、TXT領域222には、"item=Ifh3i90rjf90mod3"が設定されているものとする。
アプリケーションDB32には、図8に示す内容が設定されているものとする。スポットDB42には、図9に示す内容が設定されているものとする。アイテムDB52には、図10に示す内容が設定されているものとする。マルチタグ2は、「ポテトチップ しお味」に貼り付けられているものとする。
アプリ配信サーバ3には、http://market.biglobe(登録商標).jpというURLが設定されているものとする。スポット検索サーバ4には、http://location.biglobe(登録商標).ne.jpというURLが設定されているものとする。アイテム検索サーバ5には、http://item.biglobe(登録商標).ne.jpというURLが設定されているものとする。
また、読取履歴DB162には、既に「2012年2月1日13時01分58秒に、スポットID=sjidcajfvjeorjgvで識別されるタグを読み取った履歴が保管されているものとする。
携帯端末1を、「ポテトチップ しお味」に貼り付けられたマルチタグ2にかざし、携帯端末1内の近距離無線送受信部12とマルチタグ2内の近距離無線送受信部21の相互間で、通信ができる状態になると、携帯端末1内の近距離無線送受信部12は、マルチタグ2内の近距離無線送受信部21に対して、記憶部22内に記録されている内容を送信するよう要求する。
近距離無線送受信部21は、近距離無線送受信部12からの要求を受け、記憶部22内のURI領域221、およびTXT領域222に記載されている内容を、近距離無線送受信部12に送信する。ここでは、URIとして"http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader"、TXTとして"item=Ifh3i90rjf90mod3"を送信する。
近距離無線送受信部12は、近距離無線送受信部21から受信したURIおよびTXTを、NDEF_DISCOVERED.URIインテントとして、インテント転送部111に送信する。
インテント転送部111は、近距離無線送受信部12からNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信すると、図3に示す設定を参照し、このインテントの転送先を決定する。ここでは、設定に従い、受信したNDEF_DISCOVERED.URIインテントをタグ読取アプリ113に転送する。タグ読取アプリ113は、インテント転送部111よりNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信すると、処理を開始する。
タグ読取アプリ113は、ステップ1131において取得したインテントのURIメッセージ内に、自アプリのアプリ識別子(jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)を含むダウンロード用URI(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)が記載されているため、TXT領域に記載されている識別子をキーに、サービスサーバDB161を検索する。
ここでは、TXT領域に"item=Ifh3i90rjf90mod3"が設定されているため、"item"をキーにサービスサーバDB161を検索し、結果として"http://item.biglobe(登録商標).ne.jp"を取得する。
タグ読取アプリ113は、http://item.biglobe(登録商標).ne.jpに対応するサーバであるアイテム検索サーバ5内のWEBサーバ51に対して、通信部13を介してhttp://item.biglobe(登録商標).ne.jp?item=Ifh3i90rjf90mod3というGET命令を送信する。
アプリ検索サーバ5内のWEBサーバ51は、携帯端末1内の通信部13からの要求(http://item.biglobe(登録商標).ne.jp?item=Ifh3i90rjf90mod3)を受け、Ifh3i90rjf90mod3をキーに、アイテムDB52を検索する。そして、検索結果としてアイテム名「ポテトチップしお味」、説明「あっさり塩味のチップスです。」、画像「Pchip.jpg」を得る。そして、検索結果を、タグ読取アプリ113に送信する(この際、Pchip.jpgの画像ファイルも送信される)。
タグ読取アプリ113は、WEBサーバ51からの返答を受信し、受信した内容を読取履歴DB162に記録する。ここでは、読取日時1621に「20120201−140526」、サービス識別子1622に「item」、ID1623に「Ifh3i90rjf90mod3」、名称1624に「ポテトチップしお味」、緯度1625にnull、経度1626にnull、説明1627に「あっさり塩味のチップスです。」、画像1628に「Pchip.jpg」を登録する。
タグ読取アプリ113は、WEBサーバ51から受信した内容と、読取履歴DB162を登録年月日降順で検索した結果を、アイテム検索結果画面142の形式で表示部14に表示する。ここでは、画像14211に「Pchip.jpg」を表示し、アイテム名14212に「ポテトチップしお味」、アイテム説明14213に「あっさり塩味のチップスです。」を表示する。
また、読取履歴DB162を検索した結果、「2012年2月1日13時01分58秒に、スポットID=sjidcajfvjeorjgvで識別されるタグを読み取った履歴」が保管されているため、画像14221に「Osaki.jpg」を表示する。
以上により、アイテム表示動作が完了する。本実施形態によれば、マルチタグ2の読取時に、携帯端末1側がタグ読取アプリ113のダウンロードの必要性を自動判別し、さらにマルチタグ2内のTXT領域222に書かれている内容に基づき、適切なサービスサーバに誘導することができる。
第2の実施形態:
第2の実施形態は、タグ読取時に、端末側がダウンロードの必要性を自動判別できるようにし、さらにタグに書かれている内容に基づき、携帯端末1の設定を行うものである。
図12は本発明の第2の実施形態に係るインストール自動誘導システムのブロック図である。図12を参照して、本発明の第2の実施形態に係る情報表示システムを説明する。本実施形態に係る情報表示システムは、第1の実施形態に対して、タグ読取アプリ113がタグ読取アプリ113Aに置き換わる点、設定部114、バイブレータ17、LED表示部18、スピーカ/マイク19が追加されている点、および、スポット検索サーバ4とアイテム検索サーバ5が削除されている点において異なる。
タグ読取アプリ113Aは、インテント転送部111からマルチタグ2に記載されているURIおよびTXTメッセージを受信し、受信したURIおよびTXTに記載されている内容をキーにインテント転送部111を経由して設定部114に対して設定を行う。また、受信したURIおよびTXTに記載されている内容によっては、インテント転送部111を介してブラウザ112に対して、前記URIのウェブサイトを表示するよう要求する。なお、タグ読取アプリ113Aは、ブラウザ112を介して、アプリケーション(アプリ)の形でインストールされる。
設定部114は、インテント転送部111からのインテントを受信し、バイブレータ17のON/OFF設定、LED表示部18のON/OFFおよび表示色や輝度の設定、スピーカ/マイク19の音量設定などを行う。
バイブレータ17は、携帯端末1を振動させて、ユーザに電話やメールの着信、マルチタグ2の読取完了などを通知する部位である。ON/OFFや振動パターン、振動時間、振動強度などは、設定部114から設定できる。
LED表示部18は、携帯端末1から光を出し、ユーザに電話やメールの着信、マルチタグ2の読取完了などを通知する部位である。ON/OFFや発光パターン、発光時間、輝度などは、設定部114から設定できる。
スピーカ/マイク19は、携帯端末1から音を出し、ユーザに電話やメールの着信、マルチタグ2の読取完了などを通知する部位である。ON/OFFや鳴動パターン、鳴動時間、音量などは、設定部114から設定できる。
図13は処理部11における、タグ読取アプリ113Aの処理を示す流れ図である。タグ読取アプリ113Aは、インテント転送部111よりNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信すると、処理を開始する。このインテントには、URIメッセージ(たとえばhttp://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)とTXTメッセージ(たとえばsound=off)が含まれる(ステップ1131A)。
ステップ1131Aにおいて取得したインテントのURIメッセージ内に、自アプリのアプリ識別子を含むダウンロード用URIが記載されている場合は、ステップ1134Aに進む。自アプリのアプリ識別子を含むダウンロード用URIが記載されていない場合は、ステップ1133Aに進む。例えばタグ読取アプリ113のアプリ識別子がjp.ne.biglobe(登録商標).tagreaderである場合、このアプリ識別子の文字列がURIメッセージに含まれる場合は、ステップ1134Aに進み、含まれない場合はステップ1133Aにすすむ(ステップ1132A)。
インテント転送部に対してACTION_VIEWインテントを送信し、ブラウザ112に対して、URIメッセージに記載のURIを開くよう要求する(ステップ1133A)。
TXT領域に記載されている識別子をキーに、インテント転送部111に対して、SETTINGSインテントを送信する。例えば、TXT領域に"sound=off"という文字列が記載されていた場合、SETTINGSインテントを用いて設定部114に対して、スピーカ/マイク19から音を出さないよう設定を行う(ステップ1134A)。
以下、図12を参照して、本システムを用いた設定動作を具体的に説明する。タグ読取アプリ113Aのインストール動作は、第1の実施の形態におけるタグ読取アプリ113の動作と同様であるため、説明を割愛する。
本実施例では、タグ読取アプリ113Aをインストールした後の時点で、携帯端末1を用いて、TXT領域に設定コマンドが記載されているマルチタグ2を読み取った場合に、マルチタグ2内に記載された設定コマンドに対応する設定を行う動作の説明を行う。
ここでは、タグ読取アプリ113Aのアプリ識別子を、jp.ne.biglobe(登録商標).tagreaderとする。携帯端末1には、タグ読取アプリ113Aが既にインストールされており、インテント転送部111は図3に示す設定が行われているものとする。
また、マルチタグ2内のURI領域221には、タグ読取アプリ113のダウンロード用URI(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)が設定されており、TXT領域222には、"sound=off"が設定されているものとする。
アプリケーションDB32には、図8に示す内容が設定されているものとする。また、アプリ配信サーバ3には、http://market.biglobe(登録商標).jpというURLが設定されているものとする。
携帯端末1を、マルチタグ2にかざし、携帯端末1内の近距離無線送受信部12とマルチタグ2内の近距離無線送受信部21の相互間で、通信ができる状態になると、携帯端末1内の近距離無線送受信部12は、マルチタグ2内の近距離無線送受信部21に対して、記憶部22内に記録されている内容を送信するよう要求する。
近距離無線送受信部21は、近距離無線送受信部12からの要求を受け、記憶部22内のURI領域221、およびTXT領域222に記載されている内容を、近距離無線送受信部12に送信する。ここでは、URIとして"http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader"、TXTとして"sound=off"を送信する。
近距離無線送受信部12は、近距離無線送受信部21から受信したURIおよびTXTを、NDEF_DISCOVERED.URIインテントとして、インテント転送部111に送信する。
インテント転送部111は、近距離無線送受信部12からNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信すると、図3に示す設定を参照し、このインテントの転送先を決定する。ここでは、設定に従い、受信したNDEF_DISCOVERED.URIインテントをタグ読取アプリ113Aに転送する。タグ読取アプリ113Aは、インテント転送部111よりNDEF_DISCOVERED.URIインテントを受信すると、処理を開始する。
タグ読取アプリ113Aは、ステップ1131において取得したインテントのURIメッセージ内に、自アプリのアプリ識別子(jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)を含むダウンロード用URI(http://market.biglobe(登録商標).jp/?id=jp.ne.biglobe(登録商標).tagreader)が記載されているため、TXT領域に記載されている識別子を読み取る。
ここでは、TXT領域に"sound=off"が設定されているため、スピーカから音を出さないように設定するメッセージを格納したSETTINGSインテントを、インテント転送部111に送信する。
インテント転送部111は、タグ読取アプリ113AからSETTINGSインテントを受信し、図3に示す設定を参照し、このインテントの転送先を決定する。ここでは、設定に従い、受信したSETTINGSインテントを設定部114に転送する。
設定部114は、SOUND=OFFというメッセージが記載されたインテントを受信し、スピーカ/マイク19から音が出ないように設定を行う。以上により、設定動作が完了する。
以上の説明では、マルチタグ2内のTXT領域に設定コマンドを記述し、設定部114に対して設定命令を行う例を記載したが、TXT領域に通話先電話番号を記載し、タグを読み取ることで、自動的に通話発信を行うようにしても良い。
また、TXT領域にSMS送信先電話番号を記載し、タグを読み取ることで、自動的にSMSを送信するようにしても良い。また、TXT領域に電話帳に登録する氏名や電話番号などを記載し、タグを読み取ることで、自動的に電話帳に登録できるようにしても良い。
本実施形態によれば、マルチタグ2の読取時に、携帯端末1側がタグ読取アプリ113のダウンロードの必要性を自動判別し、さらにマルチタグ2内のTXT領域222に書かれている内容に基づき、携帯端末1の設定を行うことができる。
上記各実施形態は、商店や公共施設などに貼り付けられたNFCタグを携帯端末で読み取ってスポット訪問を登録するチェックインサービスや、商品に貼り付けられたNFCタグを携帯端末で読み取って商品のレシピや生産者情報などを参照するサービスに適用できる。また、寝室、オフィス、自動車などに貼り付けたNFCタグを携帯端末で読み取って、マナーモードやドライブモード等を設定する場合にも適用できる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。上記実施形態を相互に組み合わせることも可能である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3実施形態は携帯端末における情報表示方法のプログラムに関するものである。本発明に係る携帯端末1は、処理部11("コンピュータ")(図1参照)および図示しないプログラム格納部を含んでいる。プログラム格納部には図11および図13に流れ図で示す携帯端末における情報表示方法のプログラムが格納されている。
処理部11("コンピュータ")はプログラム格納部からそのプログラムを読み出し、そのプログラムにしたがって表示部14、入力部15、通信部13および記憶部16を制御する。その制御の内容については既に述べたので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本発明によれば、ダウンロード用と個別情報データ読取用の2枚の二次元バーコードを設置する必要がなく、よって設置スペースの削減が可能で、かつどちらのバーコードを読むべきかユーザが選択する必要がない携帯端末における情報表示方法のプログラムが得られる。
1 携帯端末
2 マルチタグ
3 アプリ配信サーバ
4 スポット検索サーバ
5 アイテム検索サーバ
11 処理部
12 近距離無線送受信部
13 通信部
14 表示部
15 入力部
16 記憶部
17 バイブレータ
18 LED表示部
19 スピーカ/マイク
21 近距離無線送受信部
22 記憶部
31 WEBサーバ
32 アプリケーションDB
41 WEBサーバ
42 スポットDB
51 WEBサーバ
52 アイテムDB
111 インテント転送部
112 ブラウザ
113 タグ読取アプリ
113A タグ読取アプリ
114 設定部
141 インストール画面
142 アイテム検索結果画面
161 サービスサーバDB
162 読取履歴DB
221 URI領域
222 TXT領域
321 アプリ識別子
322 ファイル
421 スポットID
422 スポット名
423 緯度
424 経度
425 説明
426 画像
521 アイテムID
522 アイテム名
523 説明
524 画像
1111 優先順位
1112 インテント名
1113 転送先
1411 タイトル
1412 アイコン
1413 インストールボタン
1414 説明
1421 読み取ったアイテム
1422 読取履歴
1611 サービス識別子
1612 アクセス先
1621 読取日時
1622 サービス識別子
1623 ID
1624 名称
1625 緯度
1626 経度
1627 説明
1628 画像
14211 画像
14212 アイテム名
14213 アイテム説明
14221 画像
14222 画像
14223 画像
14224 画像
14225 画像
14226 画像

Claims (7)

  1. タグから取得したメッセージを、自端末にアプリがインストールされているか否かに基づき、ブラウザまたは前記アプリに転送するインテント転送部を備え、
    前記ブラウザは、前記インテント転送部から受信したメッセージに含まれるURI(Uniform Resource Identifier)によって指定されるサーバに接続し、
    前記アプリは、前記インテント転送部から受信したメッセージ内に含まれるテキスト文に基づき、自端末の通信に関する設定を行う設定部に対して通信先へショートメッセージを送信する設定を要求することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記インテント転送部は、
    まだ前記アプリがインストールされていない場合は、前記タグから取得したメッセージを前記ブラウザに転送し、
    既に前記アプリがインストールされている場合は、前記タグから取得したメッセージを前記アプリに転送し、
    前記アプリは、
    前記インテント転送部から受信したメッセージ内に含まれるURIが、前記アプリのアプリ識別子を含むダウンロード用URIである場合は、前記インテント転送部から受信したメッセージ内に含まれるテキスト文中の記載に基づき、前記設定部に対して自端末の設定を要求することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記アプリは、前記メッセージ内に含まれるURIが、前記アプリのアプリ識別子を含むダウンロード用URIでない場合は、前記受信したメッセージ内に含まれるURIを開くように前記ブラウザに要求することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. タグから取得したメッセージを、自端末にアプリがインストールされているか否かに基づき、ブラウザまたは前記アプリに転送するインテント転送部を備え、
    前記ブラウザは、前記インテント転送部から受信したメッセージに含まれるURI(Uniform Resource Identifier)によって指定されるサーバに接続し、
    前記アプリは、前記インテント転送部から受信したメッセージ内に含まれるテキスト文に基づき、自端末の設定を行う設定部に対して設定を要求し、
    前記自端末の設定とは、ユーザに、振動、光の内、少なくともいずれか1つの出力にて通知する部位に関する動作の設定であることを特徴とする携帯端末。
  5. タグと、携帯端末とを含む設定システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記タグから取得したメッセージを、自端末にアプリがインストールされているか否かに基づき、ブラウザまたは前記アプリに転送するインテント転送部を備え、
    前記ブラウザは、前記インテント転送部から受信したメッセージに含まれるURI(Uniform Resource Identifier)によって指定されるサーバに接続し、
    前記アプリは、前記インテント転送部から受信したメッセージ内に含まれるテキスト文に基づき、自端末の設定を行う設定部に対して設定を要求し、
    前記自端末の設定とは、ユーザに、振動、光の内、少なくともいずれか1つの出力にて通知する部位に関する動作の設定、又は、通信先へショートメッセージを送信する設定であることを特徴とする設定システム。
  6. タグから取得したメッセージを、自端末にアプリがインストールされているか否かに基づき、ブラウザまたは前記アプリに転送し、
    前記ブラウザは、前記転送されたメッセージに含まれるURI(Uniform Resource Identifier)によって指定されるサーバに接続し、
    前記アプリは、前記転送されたメッセージ内に含まれるテキスト文に基づき、自端末の設定を行う設定部に対して設定を要求し、
    前記自端末の設定とは、ユーザに、振動、光の内、少なくともいずれか1つの出力にて通知する部位に関する動作の設定、又は、通信先へのショートメッセージを送信する設定であることを特徴とする携帯端末の設定方法。
  7. 請求項6に記載の携帯端末の設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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