JP2008225706A - サービス発注システム、サービス発注方法、及びそのプログラム - Google Patents

サービス発注システム、サービス発注方法、及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】事業者サーバ側への通信接続が自動的にでき、サービスを提供する業者サーバに対しては必要なユーザ情報を容易に且つ迅速に送信できるサービス発注システムを実現すること。
【解決手段】連携アプリ情報を記憶するICタグ10と、このICタグ10から連携アプリ情報を読取る携帯端末20とを備え、この携帯端末20が、前記ICタグ10から読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段22Aと、前記ICタグ10に対応した各種ユーザ情報を記憶する端末側記憶手段25とを備えている。前記アプリケーション実行手段22Aは、前記事業者サーバ30がサービス提供に際して必要とするユーザ情報を、前記端末側記憶手段25から抽出し前記事業者サーバ30に送信するユーザ情報送信機能を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービス発注システム等に係り、特にICタグを用いてサービス発注処理を容易にしたサービス発注システム、サービス発注方法及びそのプログラムに関する。
現在の携帯電話は、QRコード(2次元バーコード)の読込み機能やRFID(Radio
Frequency Identification:非接触無線識別方式)を用いたICタグからのデータ読込みの機能を有するものが多い。この内、QRコード読取り機能は、携帯電話がそのカメラ機能を用いて二次元バーコードを撮影することで、QRコードが持つ約3キロバイト弱の情報を読取ることが出来る。
また、ICタグの規格およびICタグを利用したサービスは種々あるが、携帯電話のICタグをICタグリーダが読み込むと、簡易な画像ファイルの表示や、タグ内に記述されたURLや電話番号への接続を行うことができるようになっているものがある。
これらQRコードやICタグを、事業者が提供する各種サービス(ショッピングやタクシー予約等)のトリガとして利用することを考えた場合、QRコードを用いれば、所定のURLへの接続が可能であり、RFIDを用いた方式では、URLへの接続の他、電話やメールを指定先に送ることが出来る。
このような例として、携帯端末に取り付け取り外し可能な記録担体に、非接触無線通信装置と記憶装置を設け、記憶装置に記憶した特定のアプリケーションプログラムに対応する起動プログラムを用いて通信装置からアプリケーション端末と交信して、特定のアプリケーションプログラムを実行するようにする例が提案されている(特許文献1 参照)。
また、ICタグにアプリケーションソフトのアドレスなどを含むアプリケーション情報を記憶しておき、これを非接触無線通信装置を用いて携帯端末で読取ってアプリケーションソフトを記憶するサーバ端末と通信する例が提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−193722号公報 特開2006−165886号公報
しかしながら、上述した従来例にあっては、その何れの場合も、QRコードやICタグと連携してユーザ情報を収集し送信するアプリケーションの起動機能は有しておらず、例えばサービスの利用にユーザの氏名等のユーザ情報が必要な場合は、アクセスしたWEB画面やメール作成画面でユーザ自身が情報入力を行ったり、電話で伝えたりしなければならないという不都合があった。
又、予め携帯電話に会員証機能を登録しておき、搭載された会員証アプリケーションによって適宜必要なユーザ情報を端末外部へ送信できるようにすることもできるが、店舗等、情報提供を行う側にこれに対応したリーダライタ装置が必要になり、コスト面で問題があった。
(発明の目的)
本発明は、上記従来例の有する不都合を改善し、ICタグのタグ情報を携帯端末で読み込むことによって当該携帯端末側で必要としているサービスをサービス提供者である事業者サーバに迅速に且つ容易に発注することを可能とした、サービス発注システム、サービス発注方法、及びそのプログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかるサービス発注システムは、必要な情報を記憶したICタグと、このICタグからの読取り機能を備えると共に読み取ったタグ情報により画像ファイルの表示や事業者サーバへの発注を可能とした携帯端末とを含むサービス発注システムであって、前記ICタグは、特定のアプリケーションへのアクセス情報を含む連携アプリ情報を記憶すると共に、前記携帯端末が、上記ICタグから読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、前記ICタグに対応した各種ユーザ情報を記憶する端末側記憶手段とを備えている。そして、前述したアプリケーション実行手段は、前記事業者サーバがサービス提供に際して必要とするユーザ情報を、前記端末側記憶手段から抽出し前記事業者サーバに送信するユーザ情報送信機能を備えている、という構成を採っている(請求項1)。
これにより、携帯端末がICタグからの連携アプリ情報を読取り、そこに含まれるアプリケーションへのアクセス情報を用いて対応連携アプリケーションを取得して実行すると共に、サービスに必要なユーザ情報を事業者サーバに送ってユーザに適したサービスを受けるための一連の発注動作を自動化することができ、サービス発注の手間を大幅に低減する事ができる。
ここで、前述したICタグは、当該ICタグの識別子等を記憶したヘッダ部と、前記連携アプリ情報を記憶したデータ部とを含むタグ側記憶手段を備えた構成としてもよい(請求項2)。又、前述したICタグで記憶された連係アプリ情報は、サービス提供者を特定する事業者コード、前記ICタグと連携して利用するアプリケーションのコード(アプリコード)、アプリケーションの提供元を示すアプリURL、アプリケーションの有効期限や有効地域、又はサービス名やユーザへの告知情報等の内の一又は二以上を含む内容としてもよい(請求項3)。
更に、前述した携帯端末は、ICタグに対する読み取り機能であるICタグ読み取り手段と、前記アプリケーション実行手段を含み且つ前記携帯端末の構成各部の動作を制御する制御手段と、前記事業者サーバとネットワークを介して通信すると共に前記制御手段に制御されてユーザ情報を送信する通信手段と、前記制御手段における制御動作に必要な各種情報を記憶した端末側記憶手段とを備えた構成としてもよい(請求項4)。
これにより、携帯端末でICタグを読取り、そこに含まれる情報を解析して事業者サーバの対応連携アプリケーションに到達できると共に、サービス発注に必要なユーザ情報を迅速に作成して事業者サーバに送ることができ、これによって希望するサービスを受けるための発注動作を迅速に且つ高精度に実行するこができる。
ここで、前述した携帯端末のアプリケーション実行手段は、前記連携アプリケーションを実行するに際し当該連携アプリケーションが前記連係アプリ情報にて予め指定された有効範囲を越えているか否かを判定する有効範囲判定機能を備え、前記連携アプリケーションが有効範囲を越えていないと判定された場合に前記連携アプリケーションを実行するように構成してもよい(請求項5)。又、前述したサービス発注システムにおいて、前記連携アプリケーションの有効範囲は、少なくとも有効期限又は有効地域の何れか一つとしてもよい(請求項6)。
これにより、対応連携アプリケーションの時間的、地理的な有効性を限定すると共に使用に際してその有効性を判定して不要な処理を行わないようにしたので、信頼性が高く且つ使用効率が良好な可能なサービス発注システムを実現することができる。
更に、前述した端末側記憶手段は、前記ICタグ読み取り手段で読み取ったタグ情報を解析するための解析アプリケーションを記憶する解析アプリ記憶領域と、前記事業者サーバから要求されるユーザ情報を(前記ICタグと連携して)収集するためのタグ連携アプリケーションを記憶する連携アプリ記憶領域と、記憶された前記タグ連携アプリケーションを管理する保存済アプリテーブル領域と、前記ICタグにかかるユーザの氏名や連絡先等を含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶領域とを備え、これらの各記憶領域に記憶された内容に基づいて前記制御手段が各制御動作をそれぞれ実行するように構成してもよい(請求項7)。
これにより、前述した制御手段は、端末側記憶手段に格納されたアプリケーションおよび各種の情報により、その制御機能が有効に強化された状態となり、携帯端末の機能をより一層拡大し且つ強化することが可能となっている。
上記目的を達成するため、本発明にかかるサービス発注方法は、識別子および必要とする情報を記憶したICタグとこのICタグからの読取り機能を備えると共に読み取ったタグ情報により画像ファイルの表示や事業者サーバへの発注を可能とした携帯端末とを含むサービス発注システムにあって、
前記ICタグが特定のアプリケーションへのアクセス情報を含む連携アプリ情報を記憶する連携アプリ情報記憶工程と、前記携帯端末が前記読取り機能によってICタグから識別子および連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読取り工程と、前記携帯端末が前記ICタグから読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションの内容を予め装備した制御手段を介して実行するアプリケーション実行工程とを備えている。更に、上記アプリケーション実行工程が、前記事業者サーバがサービス提供に際して必要とするユーザ情報を予め装備したユーザ情報記憶手段から抽出するユーザ情報抽出工程と、この抽出したユーザ情報を前記事業者サーバに送信するユーザ情報送信工程とを備えている、という構成を採っている(請求項8)。
これにより、連携アプリケーションが有効に機能し、事業者サーバがサービス提供に際して必要とするユーザ情報を効率良く抽出して事業者サーバへ送られる。このため、事業者サーバへの発注動作を迅速に且つ容易に実行され、事業者サーバからの希望したサービス情報を迅速に入手することが可能となる。
又、本発明にかかるサービス発注方法は、携帯端末の読取り機能によってICタグから識別子および連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読取り工程と、この読み取ったタグ情報の識別子に基づいて前記ICタグが前記携帯端末に格納されたアプリケーションと連携可能か否かその適性を判定するICタグ適性判定工程と、このICタグ適性判定工程で前記ICタグが連携可能と判定され当該ICタグと連携可能なアプリケーションが特定された場合、その実行前に当該アプリケーションが前記連係アプリ情報にて指定された有効期限又は有効地域の範囲内か否かを判定する有効性判定工程と、前記連携アプリケーションが有効と判定された場合に機能し前記連係アプリケーションに基づいて制御手段を作動させて事業者サーバに対して当該事業者サーバが必要とするユーザ情報を予め収集した各種ユーザ情報から抽出して送信し必要なサービス情報を要求するサービス発注制御工程と、を備えて構成されている(請求項9)。
このため、これによると、ICタグの適合したアプリケーションが効率良くチェックされ、その有効性も確認されるので、発注動作の信頼性を高めることができる。
ここで、前述したICタグ適性判定工程にて前記ICタグが連携可能と判定された場合で且つ当該ICタグに対応したアプリケーションを端末側記憶手段が格納していない場合には、前記制御手段を作動させ前記連携アプリ情報に含まれている情報に基づいて前記ICタグと連携可能なアプリケーションを外部からダウンロードし前記端末側記憶手段に保存する連携アプリケーション導入工程を設け、これを前記有効性判定工程の前に設けた構成としてもよい(請求項10)。
これにより、携帯端末がICタグから連携アプリ情報を読取り、ICタグが連携可能なアプリケーションが記憶されていない場合は連携アプリ情報に基づいて外部から対応する連携アプリケーションを取得し、その連携アプリケーションを用いてサービスに必要なユーザ情報を収集して事業者サーバに送り、これによって必要なサービスを受けることが可能となる。
又、発注した所定のサービス情報が前記事業者サーバから送られてきた場合、前記制御手段が機能し、予め装備した携帯端末用の表示部に前記ICタグに対応したサーバ処理結果を表示するサービス情報表示工程を設けた構成としてもよい(請求項11)。
更に、本発明にかかるサービス発注プログラムは、識別子および必要とする情報を記憶したICタグと、このICタグから所定のタグ情報を読み取るICタグ読取り手段を備えると共に読み取ったタグ情報により画像ファイルの表示や事業者サーバへの発注を可能とした携帯端末とを含むサービス発注システムにあって、前記ICタグ読取り手段を介して前記ICタグから識別子及び連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読取り制御機能、前記ICタグから読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションの内容を予め装備した制御手段を介して実行するアプリケーション実行機能、このアプリケーション実行機能の一部を成す機能であって、前記事業者サーバがサービス提供に際して必要とするユーザ情報を予め装備したユーザ情報記憶手段から抽出するユーザ情報抽出機能及びこの抽出したユーザ情報を前記事業者サーバに送信するユーザ情報送信制御機能を、前記携帯端末が備えているコンピュータに実行させるように構成したことを特徴とする(請求項12)。
又、本発明にかかるサービス発注プログラムは、携帯端末のICタグ読取り手段を介してICタグから識別子および連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読取り機能、この読み取ったタグ情報の識別子に基づいて前記ICタグが前記携帯端末に格納されたアプリケーションと連携可能か否かその適性を判定するICタグ適性判定機能、このICタグ適性判定機能で前記ICタグが連携可能と判定され当該ICタグと連携可能なアプリケーションが特定された場合当該アプリケーションが前記連係アプリ情報にて指定された有効期限又は有効地域の範囲内か否かを判定する有効性判定機能、および前記連携アプリケーションが有効である旨判定された場合に稼働し当該連係アプリケーションに基づいて前記制御手段を作動させて事業者サーバが必要とするユーザ情報を予め収集した各種ユーザ情報から抽出すると共に前記事業者サーバに対して送信して必要なサービス情報を要求するサービス発注制御機能、を設け、これを前記携帯端末が備えているコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする(請求項13)。
ここで、前述したICタグ適性判定機能によって前記ICタグが連携可能と判定された場合で且つ当該ICタグに対応したアプリケーションを端末側記憶手段が格納していない場合には、前記制御手段が作動し前記連携アプリ情報に含まれている情報に基づいて前記ICタグと連携可能なアプリケーションを外部からダウンロードし前記端末側記憶手段に保存する連携アプリケーション導入機能を設け、これを前記コンピュータに実行させるようにしてもよい(請求項14)。
以上のように本発明によると、ICタグの読み取りと連携して携帯端末で連携アプリケーションを実行させ、アプリケーションに必要なユーザ情報を収集させてサーバに送信する一連の動作を自動的に行うようにしたので、サービス利用に関するユーザの手間を軽減させると共にサービス提供者に対して迅速に且つ容易に発注することができるという従来にない優れたサービス発注システム、サービス発注方法、及びそのプログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
ここで、本実施形態では、最初に本発明にかかるサービス発注システムの要部について説明し、その後に本実施形態におけるサービス発注システムの全体について説明する。
本実施形態におけるサービス発注システムは、使用目的に応じて必要な情報(連携アプリ情報等)を記憶したICタグ10と、このICタグ10からの読取り機能を備えると共に読み取ったタグ情報により画像ファイルの表示や事業者サーバ30に対するサービス発注を可能とした携帯端末20とを備えている。前述したICタグ10は、特定のアプリケーションへのアクセス情報を含む連携アプリ情報を記憶している。又、前述した携帯端末20は、前記ICタグ10から読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段22Aと、前記ICタグ10に対応した各種ユーザ情報を記憶する端末側記憶手段25とを備えている。
この内、アプリケーション実行手段22Aは、前記事業者サーバ30がサービス提供に際して必要とするユーザ情報を、前記端末側記憶手段25から抽出し前記事業者サーバ30に送信するユーザ情報送信機能を備えている。
前述したICタグ10は、図2に示すように、ICタグ10の識別子等を記憶したヘッダ部301と、前述した連携アプリ情報を記憶したデータ部302とを含むタグ側記憶手段10Aを備えている。
ここで、前述した連携アプリ情報302Aとしては、サービス提供者を特定する事業者コード、前記ICタグと連携して利用するアプリケーションのコード(アプリコード)、アプリケーションの提供元を示すアプリURL、アプリケーションの有効期限や有効地域、又はサービス名やユーザへの告知情報等が含まれる。この種の連携アプリ情報302Aは、データ部302に格納されている。この連携アプリ情報302Aについては、実際の使用に際しては、この内の一又は二以上を格納しておいてもよい。
更に、前述した携帯端末20は、前記ICタグ10に対する読み取り機能であるICタグ読み取り手段であるICタグリーダ部21と、前記アプリケーション実行手段22Aを含み且つ前記携帯端末20の構成各部の動作を制御する制御手段22と、前記事業者サーバ30とネットワーク40を介して通信すると共に前記制御手段22に制御されてユーザ情報を送信する通信手段である通信処理部24と、を備えている。そして、前述した端末側記憶手段25には、前記制御手段22における各部に対する制御動作及びシステム全体の制御動作に必要な各種情報が記憶されている。
前述した携帯端末20のアプリケーション実行手段22Aは、端末側記憶手段25に格納されている連携アプリケーションを実行するに際し当該連携アプリケーションが前記連係アプリ情報302Aにて予め指定された有効範囲を越えているか否かを判定する有効範囲判定機能を備えている。又、このアプリケーション実行手段22Aは、連携アプリケーションが有効範囲を越えていないと判定された場合に当該連携アプリケーションを実行するように構成されている。
ここで、この連携アプリケーションの有効範囲とは、その有効期限又は有効地域を示す。通常は、その何れか一つ、即ち、有効期限又は有効地域の何れかで規制されるが、両方で規制してもよい。
前述した端末側記憶手段25は、図3に示すように、前記ICタグ読取り手段21Aで読み取ったタグ情報を解析するための解析アプリケーションを記憶した解析アプリ記憶領域201と、前記事業者サーバ30から要求されるユーザ情報を(前記ICタグと連携して)収集するための連携アプリケーションを記憶した連携アプリ記憶領域203と、記憶された前記タグ連携アプリケーションを管理する保存済アプリテーブル領域202と、前記ICタグ10にかかるユーザの氏名や連絡先等を含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶領域204とを含む構成となっている。そして、これらの各記憶領域に記憶された内容に基づいて前述した制御手段22が機能し、各構成部分で必要とする各制御動作をそれぞれ実行するように構成されている。
これを更に詳細に説明する。
図1において、本実施形態にかかるサービス発注システムは、上述したように、連携アプリ情報(アプリケーション情報)が書き込まれたICタグ10と、このICタグ10を読取ることのできるICタグ読取り機能を備えたICタグ読取り手段を有する携帯端末20と、携帯端末20を介して成されるユーザからのサービス要求に対して対応する特定のサービスを提供する事業者サーバ30と、携帯端末20及び事業者サーバ30を相互に接続するインターネット等のネットワーク40とを備えて構成されている。
携帯端末20は、ICタグ10を読み取るためのICタグリーダ部(ICタグ読取り手段)21と、携帯端末20の各部の制御を行うと共に所定のサービスを受けるために必要なユーザ情報を生成(抽出)し事業者サーバ30への通信接続を行う等の動作を連携アプリケーションの指示に従って実行するCPUを含む制御部(制御手段)22と、携帯端末20の現在の位置情報を適宜取得するためのGPS受信部23と、ネットワーク40を介した通信処理を行うための通信処理部(通信手段)24と、各種情報を記憶するための端末側記憶部25と、各種情報を表示するための表示部26と、ユーザが操作入力を行うための入力操作部27とを有している。
又、事業者サーバ30は、ネットワーク40を介して携帯端末20への通信処理を行う通信処理部301と、携帯端末20から送られるユーザ情報204Aに基づいてサービスを実行しその実行結果を含むサービス情報を作成して(通信処理部301を介して)携帯端末20へ送る処理を行うサービス実行部302とを備えている。
前述したように、ICタグ10に含まれるデータは、図2に示したように、ヘッダ部101とデータ部102とを含んで構成されている。このヘッダ部101には、他の種類のICタグ読み取り機能との区別に用い、当該ICタグがアプリケーションと連携可能なICタグであることを示す識別子(例えば、アクセスポイントとクライアント番号を示すAP−IC等の文字列)と、データフォーマットのバージョンとを含む。
尚、この識別子は、本実施形態では、どのサービス事業者のICタグにも共通した同じ情報が用いられる。
又、データ部102には、サービス提供者である事業者を示す事業者コードと、ICタグと連携して利用するアプリケーションのコード(アプリケーションコード)と、当該アプリケーションの提供元であるアプリケーションURLと、アプリケーションの有効期限や有効地域、サービス名やユーザへの告知情報等を含んだその他データとを含む。これらデータ部102の情報が、「連携アプリケーション情報」となる。
ここで、図4は、前述した端末側記憶手段25に保存されているアプリケーションを示すもので、保存済アプリテーブル記憶領域202に格納されている保存済アプリテーブル202Aのデータ構成例を示す。
この保存済アプリテーブル領域202に格納されている保存済アプリテーブル202Aは、一意の事業者コードと、その事業者毎に管理されているアプリケーションのアプリケーションコードと、各アプリケーションの有効期限情報及び有効地域情報とを含む。有効期限及び有効地域は、必ずしも設定される必要はなく、必要に応じて適宜(例えば読み取ったICタグ10によって)設定される。
次に、上記実施形態におけるサービス発注システムの動作を、図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず最初に、事業者サーバ30側では、当該事業者サーバ30のサービス情報を提供するための発注用資料として、発注に必要な連携アプリ情報(サービス発注に必要な情報)をICタグ10のデータ部102に記憶させる。即ち、ICタグ10に対し、特定のアプリケーションへのアクセス情報を含む連携アプリ情報を記憶させる(連携アプリ情報記憶工程)。この連携アプリ情報を記憶したICタグ10は、例えば、店舗等に配設されるようになっている。
次に、サービス発注に際しては、ユーザは、前述した携帯端末20のICタグリーダ部21で、店舗等に配設されているICタグ10を読み取る(ステップS11:ICタグ読取り工程)。この携帯端末20では、ICタグ10を読み取ると、端末側記憶手段25の解析アプリ記憶領域201に記憶されているタグ解析用の解析アプリケーション201Aを動作させて、読み取ったICタグ10のヘッダ部301の識別子を解析してアプリケーションと連携可能なICタグか否かを判定する(ステップS12:ICタグ適性判定工程)。
そして、ICタグ10の識別子がアプリケーションと連携可能なICタグ10を示していると判断された場合、保存済アプリテーブル領域202を参照し、ICタグ10に含まれていた事業者コード及びアプリコードに対応する項目の有無を確認し(ステップS13:記憶判定工程)、連携アプリケーションが格納されているか否かを、判定する(ステップS14)。この判定で対応するコードがあった場合はステップS17に進む。
対応するコードが存在しなかった場合は、読み込んだ連携アプリ情報102AからアプリURLを用いて事業者サーバ30(等の外部サーバ)と通信する。本実施携帯では、事業者サーバ30は、これに応じて対応する連携アプリケーションを送信する構成とした(ステップS16:対応連携アプリケーション送信工程)。携帯端末20は送られた対応する連携アプリケーションをダウンロードし、端末側記憶手段203に保存する(ステップS15:アプリケーション導入工程)。この場合、対応する連携アプリケーションのダウンロードに際しては、事業者サーバ30以外の外部サーバを対象としてもよい。
続いて、新規にアプリケーションを保存した場合や、ICタグ10において有効期限等が指定されていた場合等、適宜保存済アプリテーブル202を更新する(ステップS17)。
次に、連携アプリケーション203の有効範囲を判定する(ステップS18:有効性判定工程)。そして、例えば携帯端末20に予め装備されたタイマ(時計手段)28から現在時刻を取得し、有効期限外であった場合は処理を終了する。また、GPS受信部23を用いて現在位置を取得し、有効地域外であった場合も処理を終了する。有効の場合は指定された連携アプリケーション203を起動する(ステップS19:アプリケーション起動工程)。
連携アプリケーション203は、起動すると、サービスの提供に必要なユーザ情報の収集を行い(ステップS20:ユーザ情報抽出工程)、所定の事業者サーバ30へユーザ情報を送信する(ステップS21:サービス発注制御工程、アプリケーション実行工程)。この仕組みは、例えば既存のJavaアプリケーション(Javaは登録商標)と同様の仕組みで行えばよい。
事業者サーバ30は、携帯端末20からユーザ情報を受信すると(ステップS22:ユーザ情報受信工程)、ユーザ情報を利用して所定の処理(サービス)を実行し(ステップS23:ユーザ情報処理工程)、サーバでの処理結果を携帯端末20に送信する(ステップS24:サービス情報送信工程)。携帯端末20は事業者サーバ30からサーバ処理結果を受信し、連携アプリケーションによって、表示部26に適宜表示する(ステップS25:サービス情報表示工程)。
ここで、上記実施形態に対応させて、より具体的な場合の実施例を、以下説明する。
この実施例では、サービス発注システムについての更に具体的な一例として、タクシー予約の例を説明する。
この場合、例えば飲食店にタクシーを呼ぶためのICタグ10を置いておく。ユーザがタクシーを呼びたいときは、携帯端末20をこのICタグ10に翳す。これにより、携帯端末20はICタグ10からタグ情報を読み込み、タクシー予約用の連携アプリケーション203aを実行する。このアプリケーションは、携帯端末20の制御手段22を稼働させ、GPS受信部23を介して当該携帯端末20の現在位置(即ち、ユーザの現在位置)を取得し、携帯端末20に予め格納されている電話帳データからユーザの氏名と電話番号データが抽出され、事業者(タクシー会社)のサーバ30に送信する。
事業者サーバ30は、携帯端末20から位置情報,ユーザ氏名,電話番号を受信すると、これらの情報から配車を行い、タクシーが待機する場所と時間を携帯端末20に送信する。そして、携帯端末20の連携アプリケーションは、表示部26にタクシーの到着する場所と待ち時間などを表示する。
本実施例の場合、タクシーの配車可能地域や時間に対応して、有効地域や有効期限が設定されていることが望ましい。
尚、ICタグは店頭に置いておいても良いし、予めタクシー内で配布するなどしたものをユーザ各自が所有して持ち歩いても良い。
また、上記実施例では事業者サーバ30には携帯端末20内のユーザ情報だけを送信しているが、例えばICタグの発行番号(タグID)をデータ部302等に記憶しておき、ユーザ情報と共に事業者サーバ30に送信するようにしてもよい。このようにすると、ICタグの発行状況と利用状況のマッチング解析などを容易に行うことができる。
以上、本発明のサービス発注システム、及びこのシステムでのサービス発注方法の一実施携帯について説明したが、上記したサービス発注方法で、各工程の実行内容をプログラム化してコンピュータに実行させるようにしても良い。このようにしても、上述した方法の場合と同様に、サービス発注に際しての手間を大幅に軽減することができる。
本実施形態は、上述したように構成され機能することから、これによると、携帯端末によるICタグの読み取りと連携して当該携帯端末で特定のアプリケーションを制御手段によって実行させ、これのよって、アプリケーションに必要なユーザ情報を収集して事業者サーバに送信する一連の動作を自動的に行うようにしたので、サービス利用に関するユーザの手間を軽減させると共にサービス提供者に対して迅速に且つ容易に発注することができ、事業者サーバ30のサービスの利用に際してユーザの入力に係わる手間を大幅に軽減することができ、サービス提供者に対して迅速に且つ容易に発注することができるという優れた効果を得ることができる。
又、サービス提供者側は、今までと同様のICタグを配布するだけでシステムを構築できるので、リーダライタを用いる場合に比較してコストが確実に安く済むという効果がある。
本発明は、ICタグと携帯端末と事業者サーバの組み合わせによって、ユーザ情報に適ったアプリケーションを所定の有効範囲で事業者サーバで実行し、その結果を携帯端末に送り返すサービス発注システムを実現できるので、サービスや情報を提供する産業分野で広範囲に利用される可能性を有している。
本発明の一実施形態を示すブロック図である。 図1に開示した実施形態のICタグのデータ構成を示す図表である。 図1に開示した実施形態の携帯側記憶手段の記憶領域とデータ構成とを示す説明図である。 図1に開示した実施形態の携帯側記憶手段における保存済みアプリケーションテーブルのデータ構成を示す図表である。 図1に開示した実施形態の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ICタグ
10A タグ側記憶手段
20 携帯端末
21 ICタグリーダ部(ICタグ読取り手段)
22 制御手段
22A アプリケーション実行手段
23 GSP受信部(GSP受信手段)
24 通信処理部(通信手段)
25 端末側記憶手段
26 表示部(表示手段)
27 入力操作部(操作手段)
30 事業者サーバ
31 通信処理部(サーバ側通信手段)
32 サービス実行部(サービス実行手段)
40 ネットワーク

Claims (14)

  1. 使用目的に応じて必要な情報を記憶したICタグと、このICタグからの読み取り機能を備えると共に読み取ったタグ情報により画像ファイルの表示や事業者サーバに対するサービス発注を可能とした携帯端末とを含むサービス発注システムであって、
    前記ICタグが、特定のアプリケーションへのアクセス情報を含む連携アプリ情報を記憶すると共に、
    前記携帯端末が、前記ICタグから読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、前記ICタグに対応した各種ユーザ情報を記憶する端末側記憶手段とを備え、
    前記アプリケーション実行手段は、前記事業者サーバがサービス提供に際して必要とするユーザ情報を、前記端末側記憶手段から抽出し前記事業者サーバに送信するユーザ情報送信機能を備えていることを特徴としたサービス発注システム。
  2. 前記請求項1に記載のサービス発注システムにおいて、
    前記ICタグは、当該ICタグの識別子等を記憶したヘッダ部と、前記連携アプリ情報を記憶したデータ部とを含むタグ側記憶手段を備えていることを特徴としたサービス発注システム。
  3. 前記請求項1又は2に記載のサービス発注システムにおいて、
    前記ICタグで記憶された連係アプリ情報は、サービス提供者を特定する事業者コード、前記ICタグと連携して利用するアプリケーションのコード、アプリケーションの提供元を示すアプリURL、アプリケーションの有効期限や有効地域、又はサービス名やユーザへの告知情報等の内の一又は二以上を含む内容であることを特徴としたサービス発注システム。
  4. 前記請求項1,2又は3に記載のサービス発注システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記ICタグに対する読み取り機能であるICタグ読み取り手段と、前記アプリケーション実行手段を含み且つ前記携帯端末の構成各部の動作を制御する制御手段と、前記事業者サーバとネットワークを介して通信すると共に前記制御手段に制御されてユーザ情報を送信する通信手段とを備え、
    前記端末側記憶手段が、前記制御手段における制御動作に必要な各種情報を記憶していることを特徴としたサービス発注システム。
  5. 前記請求項1,2,3又は4に記載のサービス発注システムにおいて、
    前記携帯端末のアプリケーション実行手段は、前記連携アプリケーションを実行するに際し当該連携アプリケーションが前記連係アプリ情報にて予め指定された有効範囲を越えているか否かを判定する有効範囲判定機能を有し、前記連携アプリケーションが有効範囲を越えていないと判定された場合に前記連携アプリケーションを実行するように構成されていることを特徴としたサービス発注システム。
  6. 前記請求項5に記載のサービス発注システムにおいて、
    前記有効範囲は、少なくとも有効期限又は有効地域の何れか一つであることを特徴としたサービス発注システム。
  7. 前記請求項1乃至6の何れか一つに記載のサービス発注システムにおいて、
    前記端末側記憶手段は、前記ICタグ読み取り手段で読み取ったタグ情報を解析するための解析アプリケーションを記憶する解析アプリ記憶領域と、前記事業者サーバから要求されるユーザ情報を(前記ICタグと連携して)収集するためのタグ連携アプリケーションを記憶する連携アプリ記憶領域と、記憶された前記タグ連携アプリケーションを管理する保存済アプリテーブル領域と、前記ICタグにかかるユーザの氏名や連絡先等を含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶領域とを備え、
    これらの各記憶領域に記憶された内容に基づいて前記制御手段が各制御動作をそれぞれ実行するように構成したことを特徴とするサービス発注システム。
  8. 識別子および必要とする情報を記憶したICタグと、このICタグからの読み取り機能を備えると共に読み取ったタグ情報により画像ファイルの表示や事業者サーバへのサービス発注を可能とした携帯端末とを含むサービス発注システムにあって、
    前記ICタグが特定のアプリケーションへのアクセス情報を含む連携アプリ情報を記憶する連携アプリ情報記憶工程と、
    前記携帯端末が前記読み取り機能によってICタグから識別子および連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読取り工程と、
    前記携帯端末が前記ICタグから読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションの内容を予め装備した制御手段を介して実行するアプリケーション実行工程とを備え、
    前記アプリケーション実行工程が、前記事業者サーバがサービス提供に際して必要とするユーザ情報を予め装備したユーザ情報記憶手段から抽出するユーザ情報抽出工程と、この抽出したユーザ情報を前記事業者サーバに送信するユーザ情報送信工程とを備えていることを特徴としたサービス発注方法。
  9. 携帯端末の読取り機能によってICタグから識別子および連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読み取り工程と、
    この読み取ったタグ情報の識別子に基づいて前記ICタグが前記携帯端末に格納されたアプリケーションと連携可能か否かその適性を判定するICタグ適性判定工程と、
    このICタグ適性判定工程で前記ICタグが連携可能と判定され当該ICタグと連携可能なアプリケーションが特定された場合、その実行前に当該アプリケーションが前記連係アプリ情報にて指定された有効期限又は有効地域の範囲内か否かを判定する有効性判定工程と、
    前記連携アプリケーションが有効と判定された場合に機能し、前記連係アプリケーションに基づいて制御手段を作動させサービス提供元である事業者サーバに対して当該事業者サーバが必要とするユーザ情報を予め収集した各種ユーザ情報から抽出して送信し必要なサービス情報を要求するサービス発注制御工程と、
    を備えていることを特徴としたサービス発注方法。
  10. 前記請求項9に記載のサービス発注方法において、
    前記ICタグ適性判定工程にて前記ICタグが連携可能と判定された場合で且つ当該ICタグに対応したアプリケーションを端末側記憶手段が格納していない場合には、前記制御手段を作動させ前記連携アプリ情報に含まれている情報に基づいて前記ICタグと連携可能なアプリケーションを外部からダウンロードし前記端末側記憶手段に保存する連携アプリケーション導入工程を設け、これを前記有効性判定工程の前に設けたことを特徴とするサービス発注方法。
  11. 前記請求項8,9又は10に記載のサービス発注方法において、
    前記発注した所定のサービス情報が前記事業者サーバから送られてきた場合、前記制御手段が機能し、予め装備した携帯端末用の表示部に前記ICタグに対応したサーバ処理結果を表示するサービス情報表示工程を設けたことを特徴とするサービス発注方法。
  12. 識別子および必要とする情報を記憶したICタグと、このICタグから所定のタグ情報を読み取るICタグ読取り手段を備えると共に読み取ったタグ情報により画像ファイルの表示や事業者サーバへのサービス発注を可能とした携帯端末とを含むサービス発注システムにあって、
    前記ICタグ読取り手段を介して前記ICタグから識別子及び連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読取り制御機能、
    前記ICタグから読み取った連係アプリ情報に指定されている連携アプリケーションの内容を予め装備した制御手段を介して実行するアプリケーション実行機能、
    このアプリケーション実行機能の一部を成す機能であって、前記事業者サーバがサービス提供に際して必要とするユーザ情報を予め装備したユーザ情報記憶手段から抽出するユーザ情報抽出機能、及びこの抽出したユーザ情報を前記事業者サーバに送信するユーザ情報送信制御機能、
    を前記携帯端末が備えているコンピュータに実行させるように構成したことを特徴とするサービス発注プログラム。
  13. 携帯端末が備えているICタグ読取り手段を介してICタグから識別子および連携アプリ情報等のタグ情報を読み取るICタグ読取り機能、
    この読み取ったタグ情報の識別子に基づいて前記ICタグが前記携帯端末に格納されたアプリケーションと連携可能か否かその適性を判定するICタグ適性判定機能、
    このICタグ適性判定機能で前記ICタグが連携可能と判定され当該ICタグと連携可能なアプリケーションが特定された場合、当該アプリケーションが前記連係アプリ情報にて指定された有効期限又は有効地域の範囲内か否かを判定する有効性判定機能、
    および前記連携アプリケーションが有効と判定された場合に稼働し、前記連係アプリケーションに基づいて前記制御手段を作動させて事業者サーバに対し当該事業者サーバが必要とするユーザ情報を予め収集した各種ユーザ情報から抽出して送信し必要なサービス情報を要求するサービス発注制御機能、
    を設け、これを前記携帯端末が備えているコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とするサービス発注プログラム。
  14. 前記請求項13に記載のサービス発注プログラムにおいて、
    前記ICタグ適性判定機能によって前記ICタグが連携可能と判定された場合で且つ当該ICタグに対応したアプリケーションを端末側記憶手段が格納していない場合には、前記制御手段が作動して前記連携アプリ情報に含まれている情報に基づいて前記ICタグと連携可能なアプリケーションを外部からダウンロードし前記端末側記憶手段に保存する連携アプリケーション導入機能を設け、これを前記コンピュータに実行させるようにしたことを特徴とするサービス発注プログラム。
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