JP5762292B2 - ホスファート化重縮合生成物の製造方法及びその使用 - Google Patents

ホスファート化重縮合生成物の製造方法及びその使用 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、ホスファート化重縮合生成物の製造方法並びに建材混合物における添加剤としてのその使用に関する。
粉末状の無機の又は有機の物質、例えば、粘土、シリカート粉、チョーク、カーボンブラック、岩粉及び水硬性結合剤の水性スラリーに、その加工性、すなわち、混練性、塗布性(Streichfaefigkeit)、吹付け性、ポンプ輸送性又は流動性の改善のために、分散剤の形で添加剤が添加されることが知られている。この種の添加剤は、固形物質アグロメラートの形成を妨げることができ、これは、既に存在する、及び、水和により新規に形成される粒子を分散し、このようにしてこの加工能を改善することができる。この作用は、特に、狙いを定めても、水硬性結合剤、例えば、セメント、石灰、石膏、半水和物又は硬石膏を含む建材混合物の製造の際に利用される。
上述の結合剤を基礎とするこの建材混合物を、使用準備の整った、加工可能な形に移行させるためには、通常は、引き続く水和−又は硬化プロセスのために必要であろう量よりもはるかに大量の調合水(Anmachwaser)が必要である。この過剰な、後に蒸発すべき水により形成される中空室割合は、コンクリート体中で、著しく劣悪化した機械的強度及び耐久性を生じる。
この過剰の水割合を所定の加工コンシステンシーで減少させ、及び/又は、この加工性を所定の水/結合剤比で改善するために、一般に、減水剤又は流動化剤と称される添加剤が使用される。この種の剤として、実際には、特に、重縮合生成物及びコポリマーが使用される。
WO 2006/042709には、少なくとも1のオキシエチレン基又はオキシプロピレン基を有する5〜10個のC原子又はヘテロ原子を有する芳香族の又はヘテロ芳香族の化合物(A)及びホルムアルデヒド、グリオキシル酸及びベンズアルデヒド又はその混合物の群から選択されたアルデヒド(C)を基礎とする重縮合生成物が記載され、この重縮合生成物は、従来使用される重縮合生成物に比較して、無機結合剤−懸濁物の改善された液化作用を引き起こし、この作用をより長期間にわたり維持する("スランプの維持")。特別な一実施態様においては、この場合、これは、ホスファート化重縮合生成物であることができる。重縮合のためには、触媒として鉱酸が使用される。
より良好な貯蔵安定性及びより良好な生成物特性を獲得するために、技術水準に応じて得られる反応溶液を、塩基性化合物、特に水酸化ナトリウムで処理する。この場合に、この使用される触媒が塩基性化合物との反応の際に塩として生じることが不利であることが明らかになっており、この塩は、重縮合生成物中で極めて劣悪にしか溶解しない。これは、終生成物中での相応する塩の所望されない沈殿を生じることがある。ここから、実際には、通常、この得られる溶液の、最大30質量%の固形物質含量の濃度への希釈が生じる。代替的には、濃縮した生成物溶液の製造のために、この形成される塩は、様々な方法により手間をかけて分離されることができる。
したがって、本発明の基礎となる課題は、コンクリートのための流動化剤/減水剤として良好に適し、並びに、簡易な手法でかつ低コストで製造されることができる、ホスファート化重縮合生成物の経済的な製造方法を提供することである。特に、この方法は、更なる精製なしに高い固形物質含量を有することができ、この場合に、塩の沈殿を生じない、中和されたホスファート化重縮合生成物を提供すべきである。
この課題は、重縮合のための触媒として少なくとも1のスルホン酸を使用することにより解決された。特に、飽和及び不飽和のアルキルスルホン酸、例えば、メタンスルホン酸、オクチルスルホン酸、ドデシルスルホン酸、ビニルスルホン酸及び/又はアリルスルホン酸、並びに、芳香族スルホン酸、例えば、パラ−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、及び/又はドデシルベンゼンスルホン酸、が特に適していることが明らかになった。
意外なことに、この場合に、スルホン酸が重縮合のための触媒として極めて良好に適するだけでなく、この中和の際に形成される塩が水性ホスファート化重縮合生成物中で極めて良好な溶解性をも有することが明らかになった。
特別な一実施態様において、本発明によるホスファート化重縮合生成物は水溶液中で存在し、これは、水35〜75質量%及び溶解した乾燥物(Trockenmasse)25〜65質量%、特に好ましくは水40〜60質量%及び溶解した乾燥物40〜60質量%、特に水45〜55質量%及び溶解した乾燥物45〜55質量%を含有する。この乾燥物は、水不含のホスファート化重縮合生成物から本質的になり、しかしその際、好ましくは更なる成分、例えば、消泡剤、空気孔形成剤及び他の助剤も含まれている。
好ましい一実施態様において、この反応混合物は、少なくとも
(I)ポリエーテル側鎖及び芳香族又はヘテロ芳香族を有するモノマー、
(II)芳香族又はヘテロ芳香族を有するホスファート化モノマー、及び
(IV)アルデヒド基を有するモノマーを含む。
この使用されるモノマー(I)、(II)及び(IV)のモル比は、幅広い範囲で変動可能である。適切であることが明らかになったのは、この使用されるモノマー(IV);[(I)+(II)]のモル比が1:0.5〜2、特に1:0.9〜2であることである。この使用されるモノマー(I):(II)のモル比は、通常は、1:10〜10:1、特に1:5〜3:1である。
特に好ましい一実施態様において、この反応混合物は、少なくとも
(I)ポリエーテル側鎖及び芳香族又はヘテロ芳香族を有するモノマー、
(III)芳香族又はヘテロ芳香族を有するモノマー、その際、(III)はこの反応の間に少なくとも部分的にホスファート化され、このモノマー(II)及び/又は重縮合生成物中で構造単位(II)を形成する、及び
(IV)アルデヒド基を有するモノマー及びホスファート化剤
を含む。
このモノマー(I)、(II)及び(III)は、ここでは、この形成される構造単位(I)、(II)及び(III)と重縮合生成物中で同一である。
この使用されるモノマー(I)、(II)、(III)及び(IV)のモル比は、幅広い範囲で変動可能である。適切であることが明らかになったのは、この使用されるモノマー(IV):[(I)+(III)]のモル比が1:0.5〜2、特に1:0.9〜2であることである。
この使用されるモノマー(I):(III)のモル比は、通常は、1:10〜10:1、特に1:5〜3:1である。
好ましい一実施態様において、構造単位(II):(III)のモル比は1:0.005〜1:10、さらに、1:0.01〜1:1、特に1:0.01〜1:0.2、特に好ましくは1:0.01〜1:0.1に調整される。
モノマー(I)、(II)、(III)及び(IV)及び重縮合生成物中で構造単位(I)、(II)及び(III)は好ましくは以下の一般式により表される。
Figure 0005762292
[式中、
Aは、同じか又は異なり、並びに、5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の化合物により表される、
Bは、同じか又は異なり、並びに、N、NH又はOにより表される、
B=Nの場合にn=2、B=NH又はOの場合にn=1
1及びR2は相互に独立して、同じか又は異なり、並びに、分枝したか又は非分枝のC1〜C10−アルキル基、C5〜C8−シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表される、
aは、同じか又は異なり、並びに、1〜300の整数により表される
Xは、同じか又は異なり、並びに、分枝したか又は非分枝のC1〜C10−アルキル基、C5〜C8−シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表される]
Figure 0005762292
[(II)及び(III)については、式中、
Dは、同じか又は異なり、並びに、5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の化合物により表される、
Eは、同じか又は異なり、並びに、N、NH又はOにより表される、
E=Nの場合にm=2、E=NH又はOの場合にm=1
3及びR4は相互に独立して、同じか又は異なり、並びに、分枝したか又は非分枝のC1〜C10−アルキル基、C5〜C8−シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表される、
bは、同じか又は異なり、並びに、0〜300の整数により表される]
Figure 0005762292
[式中、
5は、同じか又は異なり、H、CH3、COOH又は5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の化合物により表される、
6は、同じか又は異なり、H、CH3、COOH又は5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の化合物により表される]。
ここで、R5及びR6は、モノマー(IV)中で、相互に独立して、好ましくはH、COOH及び/又はメチルにより表される。
モノマー(I)、(II)及び(III)及び構造単位(I)、(II)及び(III)の基A及びDは、大抵は、フェニル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキシフェニル、4−ヒドロキシフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、ナフチル、2−ヒドロキシナフチル、4−ヒドロキシナフチル、2−メトキシナフチル、4−メトキシナフチル、好ましくは、フェニルにより表され、その際、A及びDは相互に独立して選択されることができ、かつ、それぞれ、この挙げられた化合物の混合物からなっていることもできる。基B及びEは、相互に独立して、好ましくは、Oにより表される。
残基R1、R2及びR3及びR4は、相互に独立して選択されることができ、好ましくは、H、メチル、エチル又はフェニルにより、特に好ましくはH又はメチルにより、特に好ましくはHにより表されることができる。
好ましくは、aは、モノマー(I)及び構造単位(I)において、整数5〜280、特に10〜160、特に好ましくは12〜120により表され、そして、bは、モノマー(II)及び(III)及び構造単位(II)及び(III)において、整数0〜10、好ましくは1〜7、特に好ましくは1〜5により表される。このそれぞれの残基は、その長さがa又はbにより定義されるが、ここでは、均一な構造基(Baugruppe)からなることができ、しかし、これが、様々な構造基からの混合物であることが適切であることもできる。さらに、この残基は、モノマー(I)又は(II)及び(III)及び構造単位(I)又は(II)及び(III)において、相互に独立して、それぞれ、同じ鎖長を有することができ、その際、a又はbはそれぞれ1つの数により表される。しかし、通常は、これが、それぞれ異なる鎖長を有する混合物であり、このため、このモノマー又は重縮合生成物中で構造単位の残基がaについて、そして独立してbについて、異なる数値をとることが適切になる。
しばしば、本発明によるホスファート化した重縮合生成物は、質量平均分子量4000g/mol〜150000g/mol、好ましくは10000〜100000g/mol、特に好ましくは20000〜75000g/molを有する。
特別な一実施態様において、本発明は、反応の実施の様々な変形を予定する。1つの可能性は、モノマー(I)、(II)及び(IV)を、スルホン酸の存在下で反応させることにある。しかし、モノマー(III)のモノマー(II)へのホスファート化及びモノマー(I)、(IV)及びスルホン酸との続く反応を反応混合物中で実施することが適切であることもできる。このうち、この反応溶液中に形成されるホスファート化成分を精製も単離もしないことを理解すべきである。ここで、このモノマー(III)を完全にホスファート化することは必要でない。それどころか、この未反応モノマー(III)が重縮合生成物中に存在することが好ましいことができる。
モノマー(III)のホスファート化は、この重縮合の前、間又は後に実施されることができる。この場合に、ホスファート化もまた同様に重縮合も反応容器中で実施することが好ましいと考えるべきである。
1つの変形は、モノマー(III)をまずホスファート化剤と反応させ、そして、このように得られたモノマー(II)をモノマー(I)、(IV)、スルホン酸及び場合によりモノマー(III)と重縮合することにある。このモノマー(III)は、この場合、ホスファート化反応の際に完全でない反応から由来するか、又は、ホスファート化反応に引き続きこの反応混合物に狙いを定めて添加されることができる。
しかし、モノマー(I)、(III)及び(IV)をスルホン酸の存在下で重縮合させ、この得られた重縮合生成物を引き続きホスファート化剤と反応させることも可能である。更なる一実施態様において、モノマー(I)、(III)、(IV)、スルホン酸及びホスファート化剤を、同時に反応させる。
ホスファート化剤としては、この場合、特に、ポリリン酸及び/又は五酸化リンが適していることが明らかになった。
重縮合及び場合によりホスファート化は、好ましくは、温度20〜140℃及び圧力1〜10barで実施される。特に、温度範囲80〜110℃が適切であることが明らかになった。この反応時間は、温度、使用されるモノマーの化学的性質及び達成しようとする架橋度に応じて、0.1〜24時間であることができる。この所望される架橋度が達成されると、これは、例えば、この反応混合物の粘度の測定を介して決定されることができるが、この反応混合物は冷却される。
特別な一実施態様によれば、この反応混合物は、縮合反応及び場合によりホスファート化反応の終了後に、pH8〜13及び温度60〜130℃で熱的な後処理にかけられる。好ましくは5分間〜5時間であるこの熱的な後処理により、このアルデヒド含量、特にこのホルムアルデヒド含量をこの反応溶液中で顕著に低下させることができる。
更なる特別な一実施態様において、本発明は、このアルデヒド含量の減少のためにこの反応混合物を縮合反応及びホスファート化反応の終了後に、圧力10〜900mbarでの真空−後処理にかけることを予定する。しかし、さらに、他の、当業者に知られている、ホルムアルデヒド含量の減少化のための方法も使用可能である。一例は、少量の重亜硫酸ナトリウム、エチレン尿素及び/又はポリエチレンイミンの添加である。
この得られたホスファート化した重縮合生成物は、直接的に流動助剤として使用されることができる。より良好な貯蔵安定性及びより良好な生成物特性を得るためには、この反応溶液を塩基性化合物で処理することが好ましい。したがって、この反応混合物を、縮合反応及び場合によりホスファート化反応の終了後に、塩基性のナトリウム−、カリウム−、アンモニウム−又はカルシウム−化合物と反応させることが好ましいと考えるべきである。水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム又は水酸化カルシウムが、この場合に、特に適切であることが明らかになり、その際、この反応混合物を中和することが好ましいと考えるべきである。しかし、ホスファート化重縮合生成物の塩として、他のアルカリ金属−及びアルカリ土類金属塩並びに有機アミンの塩も考慮される。好ましい一実施態様は、この反応混合物を縮合反応及び場合によりホスファート化反応の終了後に、塩基性のナトリウム−及び/又はカルシウム化合物と反応させることを予定する。
さらに、ホスファート化重縮合生成物の混合塩の製造が好ましいと考えるべきである。これは、適切には、この重縮合生成物と少なくとも2の塩基性の化合物との反応により製造されることができる。
したがって、適したアルカリ金属−及び/又はアルカリ土類金属水酸化物の狙いを定めた選択により、中和により本発明による重縮合生成物の塩が製造されることができ、これを用いて、無機結合剤及び特にコンクリートの水性懸濁物の加工性の期間に影響が及ぼされることができる。ナトリウム塩の場合には、加工性の減少がこの時間にわたり観察されるべきであるのに対して、同一のポリマーのカルシウム塩の場合には、この挙動の完全な反転が生じ、その際、始めは、より少ない水減少(より少ないスランプ)が生じ、これは、時間と共に増加する。このことは、この時間にわたりこのホスファート化重縮合生成物のナトリウム塩が、この結合剤含有材料、例えば、コンクリート又はモルタルの加工性の減少を導くことを生じ、その一方で、この相応するカルシウム塩は時間と共に改善された加工性を生じる。したがって、ホスファート化重縮合生成物の使用されるナトリウム−及びカルシウム塩の量の適切な選択により、結合剤含有材料の加工性の動向がこの時間にわたり制御されることができる。適切には、この相応するホスファート化重縮合生成物(これは、ナトリウム−及びカルシウム塩からなる)が、塩基性のカルシウム−及びナトリウム化合物、特に水酸化カルシウム及び水酸化ナトリウムからの混合物との反応により製造され、その際、この反応混合物の中和は特に好ましい。
本発明の更なる主題は、最後に、上述の方法により製造可能な、ホスファート化重縮合生成物である。
さらに、本発明は、水硬性及び/又は潜在水硬性結合剤の水性懸濁物のための添加剤としての、本発明によるホスファート化重縮合生成物の使用にも関する。
典型的には、水硬性結合剤は、セメント、石灰、石膏、半水和物(Halbhydrat)又は硬石膏として又はこの成分の混合物から、好ましくはセメントとして存在する。この潜在水硬性結合剤は、通常は、フライアッシュ、トラッス、高炉スラグとして存在する。
無機結合剤の質量に対して、このホスファート化重縮合生成物は、0.01〜10質量%、特に0.05〜5質量%の量で使用される。
ホスファート化重縮合生成物の製造の際には、技術水準によれば、強力な鉱酸、特に塩酸及び硫酸の使用に基づいて、エナメル化鋼又は特に腐食抵抗性かつ高価な特殊合金からの反応器が使用されなくてはならない。したがって、本発明によるスルホン酸の使用では、この反応をステンレス鋼からの標準−反応器において実施されることができることが特に利点であると考えるべきである。さらに、ホスファート化重縮合生成物の製造のための本発明による方法は極めてコスト安価であり、その際、中間工程の更なる精製は必要でない。特に、本発明による方法では、処理されなくてはならない廃棄物は発生しない。したがって、この請求される方法は、環境面の観点からも、技術水準の更なる進歩を提示する。この得られる反応混合物は、塩基性化合物を用いた処理後に、直接的に使用目的へと建材混合物のための添加剤として供給されることができる。ここで、この生成物溶液の固形物質含量が20℃で30%を超える場合に、塩基性化合物での処理後により少ない塩の沈殿が生じることが特に好ましい。この本発明により得られる反応混合物は、好ましい一実施態様において65%の固形物質割合を有することができるが、更なる利点として、他の有機助剤、特に消泡剤及び空気孔形成剤との改善された混合性を有する。さらに、より高度に濃縮された溶液が、輸送及び貯蔵状態(Lagerhaltung)のためのコストの減少を生じる。したがって、この本発明の基礎となる提示課題は、完全な範囲で解決される。
本発明は以下において実施例をもとにより詳細に記載される。

例1(比較例)
加熱可能な、撹拌機を備えた反応器に、ポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)445部、濃硫酸34.9部、水23.2部、オリゴエチレングリコールモノフェニルエーテル−リン酸エステル(平均分子量324g/mol)57.7部及び30%のホルムアルデヒド溶液26.7部を充填する。この反応混合物を撹拌下で6時間105℃に加熱する。この後で、冷却させ、50%の苛性ソーダ液でpH6.5〜7に中和する。
このようにして得られた重縮合物は、GPCによれば、Mw=28500g/molの平均分子量を、約1.8の多分散性で示す。
例2
加熱可能な、撹拌機を備えた反応器に、ポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)600部、濃縮メタンスルホン酸47.2部、水12部、オリゴエチレングリコールモノフェニルエーテル−リン酸エステル(平均分子量368g/mol)110部及びパラホルムアルデヒド14.7部を充填する。この反応混合物を撹拌下で3時間115℃に加熱する。この後で、冷却させ、50%の苛性ソーダ液でpH6.5〜7に中和する。
このようにして得られた重縮合物は、GPCによれば、Mw=33500g/molの平均分子量を、約2.0の多分散性で示す。
2つの異なる貯蔵条件下でのこの重縮合生成物の相安定性の試験
ここでは、本発明による重縮合物がより高い固形物質含量で、不所望な相分離現象(塩沈殿)を生じることなく、長持ちして貯蔵されることができるかを試験するものである。
例1及び2に記載の重縮合物をこのためにそれぞれ4つの部分量に分ける。この部分量を異なる水量で満たし、この結果、それぞれ、異なる固形物質含量を有する4つの試料が得られる(第1表参照):
Figure 0005762292
第1表に記載の8つの部分量それぞれを2つの同じ大きさの部分量にわけ、これは2つの異なる条件下で貯蔵される:8つの部分量の系列Aを室温で貯蔵し、その一方で、他の系列Bを24時間のリズムで交互に冷却棚中で4℃かつ室温で貯蔵する。この強力な温度ゆらぎにより、相分離が一般的に顕著に促進される。両方の系列を、6週間の期間にわたり観察する。この結果は第2表及び第3表にまとめられている。
この試験は、例1(比較例)による重縮合物が30質量%未満の固形物質含量だけで長持ちして相安定に貯蔵されることができ、その一方で、例2による本発明による重縮合物がほとんど50質量%までの顕著により高い固形物質含量で長持ちして相安定に貯蔵されることができることを明らかに示す。
Figure 0005762292
Figure 0005762292
例3
加熱可能な、撹拌機を備えた反応器に、ポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)800部、70%のメタンスルホン酸65.8部、オリゴエチレングリコールモノフェニルエーテル−リン酸エステル(平均分子量368g/mol)147部及びパラホルムアルデヒド18.6部を充填する。この反応混合物を撹拌下で5時間115℃に加熱する。この後で、冷却させ、50%の苛性ソーダ液でpH6.5〜7に中和する。引き続き、水の添加により固形物質含量46〜48%に希釈する。
このようにして得られた重縮合物は、GPCによれば、Mw=33200g/molの平均分子量を、約1.9の多分散性で示す。
例4
加熱可能な、撹拌機を備えた反応器に、ポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)600部、65%のパラトルエンスルホン酸105.4部、オリゴエチレングリコールモノフェニルエーテル−リン酸エステル(平均分子量368g/mol)110部及びパラホルムアルデヒド14部を充填する。この反応混合物を撹拌下で5時間110℃に加熱する。この後で、冷却させ、50%の苛性ソーダ液でpH6.5〜7に中和する。引き続き、水の添加により固形物質含量46〜48%に希釈する。
このようにして得られた重縮合物は、GPCによれば、Mw=19370g/molの平均分子量を、約2.1の多分散性で示す。
例5
加熱可能な、撹拌機を備えた反応器に、ポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)600部、パラトルエンスルホン酸82.7部、オリゴエチレングリコールモノフェニルエーテル−リン酸エステル(平均分子量368g/mol)110部及びパラホルムアルデヒド14部を充填する。この反応混合物を撹拌下で5時間115℃に加熱する。この後で、冷却させ、50%の苛性ソーダ液でpH6.5〜7に中和する。引き続き、水の添加により固形物質含量46〜48%に希釈する。
このようにして得られた重縮合物は、GPCによれば、Mw=24560g/molの平均分子量を、約2.0の多分散性で示す。
適用試験:コンシステンシーの維持下でのモルタルの水要求の減少
混合経過 モルタルミックス:
セメント粉末600gを乾燥状態で均質にし、RILEM混合機中に添加する。次いで、W/Z値に相応して必要な量の水を添加し、140rpm(段階I)で30s混合する。この砂ミックスの添加を、引き続き、運転中の混合機で、漏斗を用いて行い、そして、140rpm(段階I)で30s混合する。1.5分間の混合休止後に、この混合機の縁をきれいにし、相応する量の流動化剤を添加する。これを285rpm(段階II)で更なる60s混合し、引き続き、この流動程度(広がり程度)をHaegermannコーンを用いてタップテーブル上での10回のタッピング(Klopfen)により決定する(DIN EN 1015-3)。
流動化剤の計量供給を、この場合、一定に維持し、この水−セメント比を、約24.5cmの広がり程度が得られるように適合させる。Karlstadt CEM I 42,5 R及び砂/セメント比2.2を基礎とするモルタルが使用される。この砂は、標準砂(Normsand)70%及び珪砂30%からなる。
例1〜4に応じて得られた生成物の適用試験の結果を以下の表に示す:
Figure 0005762292

Claims (9)

  1. 次の一般式(I)、(II)及び(IV)により表されるモノマー
    Figure 0005762292
    [式中、
    Aは、5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の基により表される、
    Bは、N、NH又はOにより表される、
    B=Nの場合にn=2、B=NH又はOの場合にn=1
    1及びR2は相互に独立して、分枝したか又は非分枝のC1〜C10−アルキル基、C5〜C8−シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表される、
    aは、1〜300の整数により表される
    Xは、分枝したか又は非分枝のC1〜C10−アルキル基、C5〜C8−シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表される]、
    Figure 0005762292
    [(II)については、式中、
    Dは、5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の基により表される、
    Eは、N、NH又はOにより表される、
    E=Nの場合にm=2、E=NH又はOの場合にm=1
    3及びR4は相互に独立して、分枝したか又は非分枝のC1〜C10−アルキル基、C5〜C8−シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表される、
    bは、0〜300の整数により表される]、
    Figure 0005762292
    [式中、
    5、H、CH3、COOH又は5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の基により表される、
    6、H、CH3、COOH又は5〜10個のC原子を有する置換されたか又は非置換の芳香族又はヘテロ芳香族の基により表される]
    (式(I)により表されるモノマーは、A、B、R 1 、R 2 、a又はXの点で相互に異なるモノマーの混合物として使用されてよく、式(II)により表されるモノマーは、D、E、R 3 、R 4 又はbの点で相互に異なるモノマーの混合物として使用されてよく、式(IV)により表されるモノマーは、R 5 又はR 6 の点で相互に異なるモノマーの混合物として使用されてよい)を含む反応混合物を、少なくとも1のスルホン酸を触媒として使用しつつ重縮合させて反応生成物を得ることを特徴とする、反応生成物としてのホスファート化した重縮合生成物の製造方法。
  2. スルホン酸が、飽和及び/又は不飽和のアルキルスルホン酸及び/又は芳香族スルホン酸であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記反応生成物が、水35〜75質量%及び溶解した水不含のホスファート化重縮合生成物25〜65質量%を含む水溶液中に存在することを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 使用されるモノマー(IV):[(I)+(II)]のモル比が1:0.5〜2であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 使用されるモノマー(I):(II)のモル比が1:10〜10:1であることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 重縮合及び場合によりホスファート化を、20〜140℃の温度及び1〜10barの圧力で実施することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記反応生成物を、重縮合反応及び場合によりホスファート化反応の終了後に、塩基性のナトリウム−及び/又はカルシウム化合物と反応させることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項記載の方法により製造されるホスファート化重縮合生成物。
  9. 水硬性又は潜在水硬性結合剤の水性懸濁物のための添加剤としての、請求項8記載のホスファート化重縮合生成物の使用。
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