JP5761372B2 - 太陽電池の分光感度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象の太陽電池における分光感度を測定する太陽電池の分光感度測定装置に関し、特に、バイアス光照射下における分光感度を測定する太陽電池の分光感度測定装置に関する。
太陽電池は、光起電力効果を利用することによって光エネルギーを直接電力へ変換する素子であり、単結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、非シリコン系太陽電池および有機化合物系太陽電池等の様々な種類が研究、開発され、近年、広く普及し始めている。
このような太陽電池の性能を評価するために、例えばIEC60904やJIS(C8905〜C8991)で定義された評価方法等があり、太陽電池の評価方法の一つとして、DSR法(differential spectral responsivity method)による太陽電池の分光感度の測定方法がある(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照)。なお、IECは、International Electrotechnical Commission (国際電気標準会議)の略称であり、JISは、Japanese Industrial Standards (日本工業規格)の略称である。
太陽電池の分光感度は、太陽電池における、入射光の各波長での光電変換効率であり、太陽電池に入射される光エネルギーに対する太陽電池の出力電流として通常A/W(アンペア/ワット)の単位で表される。したがって、太陽電池の分光感度は、異なる波長の入射光に対し、太陽電池がどの程度の出力電流を有するかを表しており、太陽電池の分光感度は、太陽電池の性能を評価するための評価指標になり得る。
この太陽電池の分光感度を測定する装置として、例えば、DSR法による従来の太陽電池の分光感度測定装置がある。この太陽電池の分光感度測定装置は、まず、測定対象の太陽電池PVにバイアス光として白色光を照射することによって太陽電池PVを発電状態(バイアスのかかった状態(バイアス状態))とする。次に、この分光感度測定装置は、そのバイアス状態でさらに単色光を太陽電池PVに照射することによって当該単色光の波長での感度(出力電流)を測定する。そして、この分光感度測定装置は、前記単色光の波長を走査することによって太陽電池PVの分光感度を測定する。
ところで、太陽電池には、上述したように、種々の種類があり、各種の太陽電池を検討したところ、太陽電池の分光感度は、白色バイアス光の光量に依存性がある。その一方で、太陽電池の分光感度は、バイアス光のスペクトルに依存性がある。
他方、太陽電池の普及に伴い太陽電池は、様々な環境の下で使用され始めている。例えば、屋内の白熱電球、蛍光灯および白色LED等の光源下で太陽電池が使用されている。このような自然太陽光ではない光源下で使用される場合、上述のような、バイアス光の光量やスペクトルに依存性を持つ分光感度を有する太陽電池に対し、自然太陽光を模した基準太陽光で分光感度を評価する場合、その評価した分光感度には、誤差が含まれてしまう。
なお、前記非特許文献1および非特許文献2では、分光感度における白色バイアス光の光エネルギー(光量)に対する依存性は、考慮されているが、バイアス光は、白色バイアス光のみであり、バイアス光がこのような白色バイアス光とは異なることは、考慮されておらず、想定もされていない。また、前記非特許文献2では、複数の光源装置が示されているが、それらは、白色バイアス光の光量を変更するために用意された光源装置である。
J.Metzdorf,"Calibration of solar cells.1:The differential spectral responsivity method"、1 May 1987/Vol.26 No.9 Applied Optics 1701−1708 S.Winter,T.Wittchen,J.Metzdorf,"Primary Reference Cell Calibration at the PTB based on an Improved DSR Facility",16th European Photovoltaic Solar Energy Conference Galsggoo 2000
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、互いに異なる複数の放射スペクトルの各バイアス光に対する太陽電池の分光感度を測定することができる太陽電池の分光感度測定装置を提供することである。
本発明にかかる太陽電池の分光感度測定装置は、測定対象の太陽電池にバイアス光を照射し、これに重畳されるように、波長を変更しながら単色光を照射し、前記測定対象の太陽電池における出力をそれぞれ測定し、これら測定した各出力に基づいて前記測定対象の太陽電池における分光感度を測定する。そして、本発明にかかる太陽電池の分光感度測定装置は、前記バイアス光の放射スペクトルを変更可能に構成されている。したがって、このような太陽電池の分光感度測定装置は、互いに異なる複数の放射スペクトルの各バイアス光に対する太陽電池の分光感度を測定することができる。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
本発明にかかる第1実施形態における太陽電池の分光感度測定装置の構成を示す図である。 AM1.5の基準太陽光のスペクトルを示す図である。 白色LED電球のスペクトルおよび蛍光灯のスペクトルを示す図である。 前記太陽電池の分光感度測定装置に用いられるDSR法を示すフローチャートである。 本発明にかかる第2実施形態における太陽電池の分光感度測定装置の構成を示す図である。 DSR法による太陽電池の分光感度測定装置の基本構成を示す図である。 太陽電池の分光感度における白色バイアス光の光量に対する依存性を示すための図である。 太陽電池の分光感度におけるバイアス光のスペクトルに対する依存性を示すための図である。 前記バイアス光の分光放射スペクトルを示す図である。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。また、本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
まず、DSR法の基本について説明し、その次に、実施形態について説明する。
(DSR法の基本)
図6において、太陽電池の分光感度測定装置1000は、測定対象の太陽電池PVにバイアス光として白色光を照射することによって太陽電池PVを発電状態(バイアスのかかった状態(バイアス状態))とし、そのバイアス状態でさらに単色光を太陽電池PVに照射することによって当該単色光の波長での感度(出力電流)を測定し、前記単色光の波長を走査することによって太陽電池PVの分光感度を測定する装置である。この太陽電池の分光感度測定装置1000は、白色バイアス光光源部1010と、単色光光源部1020と、照射光学系1030と、測定部1040とを備えている。
白色バイアス光光源部(Bias Unit)1010は、白色バイアス光を照射する装置であり、例えば、ハロゲンランプ1011と、光学フィルタ1012と、光量調整部1013とを備えている。この白色バイアス光光源部1010では、例えば、白色バイアス光としての基準太陽光とするために、光学フィルタ1012は、ハロゲンランプ1011から放射された光を自然太陽光AM1.5(Air Mass 1.5)のスペクトルに擬するように濾波(フィルタリング)する。光量調整部1013は、この濾波した光の光量を、測定対象の太陽電池PVに照射された場合に様々な照度になるように、調整する。
単色光光源部(Monochrome Unit)1020は、単色光を照射する装置であり、例えば、分光器であり、キセノンランプ1021と、回折格子1022とを備えている。この単色光光源部1020では、所定の波長の単色光を生成し射出するために、回折格子1022は、キセノンランプ1021から放射された光を回折し、前記所定の波長に相当する次数の回折光を射出する。
照射光学系1030は、白色バイアス光光源部1010から出射された白色バイアス光(基準太陽光)と、単色光光源部1020から出射された単色光とを重畳し、この重畳された光(重畳光)を測定対象の太陽電池PVへ照射するための光学系である。照射光学系1030は、例えば、ハーフミラー1031と、インテグレータレンズ1032と、集光光学系1033とを備えている。この照射光学系1030では、ハーフミラー1031は、白色バイアス光光源部1010から出射された白色バイアス光と、単色光光源部1020から出射された単色光とを重畳する。インテグレータレンズ1032は、この重畳された重畳光をその照度分布が均一となるように射出する。集光光学系1033は、この照度分布を均一化した重畳光を集光して測定対象の太陽電池PVに照射する。
測定部1040は、測定対象の太陽電池PVの出力電流を測定する装置である。前記重畳光が照射されることによって測定対象の太陽電池PVで生成された電流は、測定部1040で測定される。
このような太陽電池の分光感度測定装置1000は、重畳光に重畳されている単色光の波長を変えながら、測定対象の太陽電池PVの出力電流を測定部1040で測定することによって、DSR法により測定対象の太陽電池PVにおける分光感度を測定する。
ところで、上述したように、太陽電池の分光感度は、白色バイアス光の光量に依存性がある。その一方で、太陽電池の分光感度は、バイアス光のスペクトルに依存性がある。例えば、図7に示す例の太陽電池では、太陽電池の分光感度は、白色バイアス光の光量が大きくなるに従って、波長約500nm以上の波長範囲において、大きくなっている。その一方で、図8に示す例の太陽電池では、図9を見ると分かるように比較的長波長領域に照射光エネルギーを持つ例えば赤外線発光ダイオード(IR−LED)、ハロゲンランプ(QHGL−Bias)およびKSL光源(KSL−Bias)では、太陽電池の分光感度は、波長約750nmで大きくなり始め、波長約1050nm以上の長波長範囲において、約10〜20%も大きくなっている。一方、図9を見ると分かるように比較的短波長領域に照射光エネルギーを持つ例えば青色発光ダイオード(blaue LED)では、波長約950nmで大きくなり始めるものの、波長約1050nm以上の長波長範囲でもそれほど大きくなっていない。なお、図7ないし図9の横軸は、nm単位で表す波長であり、それらの横軸は、%単位で示す変化量である。また、図9Aは、図9Bに示すスペクトルをそのピークで規格化したものである。このようにバイアス光の光量やスペクトルに依存性を持つ分光感度の太陽電池がある。
このため、図6に示す基本構成のDSR法による太陽電池の分光感度測定装置1000では、バイアス光の光量やスペクトルに依存性を持つ分光感度の太陽電池を適切に測定することができない場合がある。以下に示す実施形態のDSR法による太陽電池の分光感度測定装置は、この点を改良したものである。
(第1実施形態)
第1実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、互いに異なるスペクトルである複数のバイアス光を照射することが可能であって、太陽電池PVの分光感度を測定する場合に、前記複数のバイアス光の中から1つのバイアス光を選択し、この選択したバイアス光での太陽電池PVの分光感度を測定することができる装置である。そして、この選択したバイアス光での測定では、図6を用いて説明した太陽電池の分光感度測定装置1000と略同様に、この第1実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、測定対象の太陽電池PVに、前記選択したバイアス光を照射することによって太陽電池PVを発電状態(バイアスのかかった状態(バイアス状態))とし、そのバイアス状態でさらに単色光を太陽電池PVに照射することによって当該単色光の波長での感度(出力電流)を測定し、前記単色光の波長を走査することによって太陽電池PVの分光感度を測定する。
このような第1実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、例えば、図1に示すように、バイアス光光源部10Aと、単色光光源部20と、照射光学系30と、測定部40と、制御部50Aとを備えている。
バイアス光光源部(Bias Unit)10Aは、互いに異なるスペクトルを持つ複数のバイアス光を照射することができる装置であり、例えば、光源装置11と、光学フィルタ装置12と、光量調整部13とを備えている。
光源装置11は、前記バイアス光のスペクトルおよび光学フィルタ装置12のフィルタ波長特性等を考慮した適宜なスペクトルを持つ光を放射する光源であり、例えばハロゲンランプやキセノンランプ等を備えている。本実施形態では、光源装置11には、ハロゲンランプ11が用いられている。
光学フィルタ装置12は、光源装置11のハロゲンランプ11から放射された光が入射され、この入射光のスペクトルを所定のスペクトルに変換して射出する装置である。前記所定のスペクトルは、例えば、太陽電池PVの使用が想定される使用環境下(想定使用環境下)の光源におけるスペクトルである。このような想定使用環境下の光源として、例えば、基準太陽光、白熱電球、蛍光灯(例えば白昼色蛍光灯やD50蛍光灯等)および白色LED電球等が挙げられる。このような光学フィルタ装置12は、前記互いに異なるスペクトルの複数のバイアス光を生成するために、前記バイアス光の個数に対応する個数の光学フィルタ121を備えている。
本実施形態では、AM1.5の基準太陽光、白昼色蛍光灯および白色LED電球に対応する各スペクトルを持つ3つのバイアス光を生成するために、光学フィルタ装置12は、3個の第1ないし第3光学フィルタ121−1〜121−3を備えている。
第1光学フィルタ121−1は、光源装置11から放射された光のスペクトルを、図2に示すAM1.5の基準太陽光のスペクトルに変換するようなフィルタ波長特性を持つ光学素子である。光源装置11のハロゲンランプ11から放射された光は、第1光学フィルタ121−1に入射されると、AM1.5の基準太陽光のスペクトルを模したスペクトルで第1光学フィルタ121−1から射出される。
第2光学フィルタ121−2は、光源装置11から放射された光のスペクトルを、図3に示す白昼色蛍光灯のスペクトルに変換するようなフィルタ波長特性を持つ光学素子である。光源装置11のハロゲンランプ11から放射された光は、第2光学フィルタ121−2に入射されると、白昼色蛍光灯を模したスペクトルで第2光学フィルタ121−2から射出される。
第3光学フィルタ121−3は、光源装置11から放射された光のスペクトルを、図3に示す白色LED電球のスペクトルに変換するようなフィルタ波長特性を持つ光学素子である。光源装置11のハロゲンランプ11から放射された光は、第3光学フィルタ121−3に入射されると、白色LED電球を模したスペクトルで第3光学フィルタ121−3から射出される。
これら第1ないし第3光学フィルタ121−1〜121−3のそれぞれは、1または複数のフィルタ素子を適宜に組み合わせて構成される。前記フィルタ素子として、例えば、色ガラスフィルタ素子、光学薄膜フィルタ素子および誘電体多層膜フィルタ素子等が挙げられる。
なお、図2および図3の横軸は、nm単位で表す波長であり、これらの縦軸は、照度レベルである。照度レベルは、図2では、絶対値で表されており、図3では、ピークで規格化した相対値で表されている。
光量調整部13は、射出光の光量を調整するための光学素子である。光量調整部13は、例えば、光学絞りやNDフィルタ等を備えている。
このようなバイアス光光源部10Aでは、所定の放射スペクトルを持つバイアス光を生成するために、まず、前記所定の放射スペクトルに対応する光学フィルタ121が選択される。そして、光源装置11のハロゲンランプ11から放射された光は、光学フィルタ装置12における前記選択された光学フィルタ121で濾波される。この濾波された光は、測定対象の太陽電池PVに照射された場合に所定の光量となるようにその光量が光量調整部13で調整され、照射光学系30へ射出される。
また、単色光光源部(Monochrome Unit)20は、互いに異なる波長を持つ複数の単色光を照射することができる装置であり、例えば、分光器であり、光源装置21と、回折格子22とを備えている。
光源装置21は、前記複数の単色光の波長範囲(例えば300nm〜1200nm等)および回折格子22の回折特性等を考慮した適宜な波長範囲を持つ光を放射する光源であり、例えばキセノンランプ21を備えている。回折格子22は、単色光を生成するために、光源装置21のキセノンランプ21から放射された光を回折する光学素子である。
このような単色光光源部20では、所定の波長の単色光を生成し射出するために、光源装置21のキセノンランプ21から放射された光は、回折格子22に入射され、この入射光は、回折格子22によって回折され、所定の波長に相当する次数の回折光は、図略の出射スリット等を介して照射光学系30へ射出される。
また、照射光学系30は、バイアス光光源部10Aから出射されたバイアス光と、単色光光源部20から出射された単色光とを重畳し、この重畳された光(重畳光)を測定対象の太陽電池PVへ照射するための光学系である。照射光学系30は、例えば、異なる2方向から入射された各光を重畳して1方向へ射出するハーフミラー31と、入射光の照度分布を均一化して射出するインテグレータレンズ32と、入射光を集光するように射出する集光光学系33とを備えている。なお、照度分布を調整する必要がない場合には、インテグレータレンズ32は、省略可能であり、また、集光する必要がない場合には、集光光学系33は、省略可能である。
このような照射光学系30では、バイアス光光源部10Aから出射されたバイアス光と、単色光光源部20から出射された単色光とは、ハーフミラー31に入射され、これらバイアス光および単色光は、ハーフミラー31で重畳され、インテグレータレンズ32へ射出される。インテグレータレンズ32に入射された重畳光は、インテグレータレンズ32でその照度分布が均一化されて集光光学系33へ射出される。集光光学系33に入射された、照度分布を均一化した重畳光は、集光光学系33で集光され、測定対象の太陽電池PVに照射される。
なお、上述では、バイアス光光源部10Aから出射されたバイアス光と、単色光光源部20から出射された単色光とは、ハーフミラー31によって重畳されたが、他の構成であってもよい。例えば、バイアス光光源部10Aから出射されたバイアス光が照射される、測定対象の太陽電池PVにおけるバイアス光照射領域に、単色光光源部20から出射された単色光がさらに照射されるように、太陽電池の分光感度測定装置1Aが、構成されてもよい。より具体的には、例えば、バイアス光光源部10Aから出射されたバイアス光が、測定対象の太陽電池PVの測定面に対し斜め方向から入射され、そして、そのバイアス光の照射領域に、単色光光源部20から出射された単色光が、前記測定面に対し垂直方向(法線方向)から入射されるように、太陽電池の分光感度測定装置1Aが、構成される。
測定部40は、単色光の各波長について、測定対象の太陽電池PVの出力電流をそれぞれ測定し、DSR法により測定対象の太陽電池PVにおける分光感度を測定する装置である。前記照度分布を均一化した重畳光が照射されることによって測定対象の太陽電池PVで生成された電流は、測定部40で測定される。
制御部50Aは、太陽電池の分光感度測定装置1Aにおける各部を当該機能に応じて制御する装置である。
制御部50Aは、バイアス光光源部10Aの光学フィルタ装置12における複数、この例では3個の第1ないし第3光学フィルタ121−1〜121−3の中から、図略の入力部から入力された指示に応じた光学フィルタ121を選択し、光源装置11から放射された光が前記選択した光学フィルタ121を介して光量調整部13に入射されるように、光学フィルタ装置12を制御する。
例えば、光学フィルタ装置12は、周方向に所定の間隔を空けて形成された第1ないし第3開口に第1ないし第3光学フィルタ121−1〜121−3がそれぞれ嵌め込まれた回転板と、前記回転板を回転駆動するモータとを備える。そして、太陽電池の分光感度測定装置1Aは、制御部50Aが前記モータを制御することによって、光源装置11から放射された光が前記選択した光学フィルタ121を介して光量調整部13に入射するように、前記回転板の回転量を制御する。太陽電池の分光感度測定装置1Aは、このように構成されてもよい。
なお、オペレータの手動操作によって、バイアス光光源部10Aの光学フィルタ装置12における複数の光学フィルタ121の中から、所望の光学フィルタ121を選択し、光源装置11から放射された光が前記選択した光学フィルタ121を介して光量調整部13に入射されるように、第1実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aが構成されてもよい。
また、制御部50Aは、単色光光源部20を点灯し、単色光の波長を走査するように、単色光光源部20を制御する。制御部50Aは、前記走査された単色光の各波長について、測定対象の太陽電池PVの出力電流をそれぞれ測定するように、測定部40を制御し、単色光の波長の走査が終了すると、DSR法により測定対象の太陽電池PVにおける分光感度を求めるように、測定部40を制御する。
このような構成の太陽電池の分光感度測定装置1Aでは、まず、測定対象の太陽電池PVが所定の位置にセットされる。図略の前記入力部から測定開始の指示および光学フィルタ装置12における光学フィルタ121を選択する選択指示を受け付けると、制御部50Aは、前記選択指示に対応する放射スペクトルを持つバイアス光をバイアス光光源部10Aから射出するために、光源装置11から放射された光が前記選択指示に応じた光学フィルタ121を介して光量調整部13に入射されるように、バイアス光光源部10Aを制御する。制御部50Aは、光源装置11のハロゲンランプ11を点灯するように、バイアス光光源部10Aを制御する。そして、制御部50Aは、所定の波長範囲(例えば300nm〜1200nm等)で単色光の波長を所定の波長間隔(例えば10nmや20nm等)で走査するために、走査開始に対応する波長の単色光を射出するように、単色光光源部20を制御する。上記構成の単色光光源部20では、回折格子22に入射される入射光の入射角を変更することで、単色光の波長を変更することができる。そして、制御部50Aは、光源装置21のキセノンランプ21を点灯するように、単色光光源部20を制御する。
このように制御されると、前記選択指示に対応する放射スペクトルを持つバイアス光がバイアス光光源部10Aから照射光学系30へ射出され、前記走査開始に対応する波長の単色光が単色光光源部20から照射光学系30へ射出される。照射光学系30では、ハーフミラー31は、バイアス光光源部10Aから入射された前記バイアス光と、単色光光源部20から入射された前記単色光とを重畳し、この重畳した重畳光をインテグレータレンズ32へ射出する。インテグレータレンズ32は、ハーフミラー31から入射された重畳光の照度分布を均一化し、この均一化した重畳光を集光光学系33へ射出する。集光光学系33は、インテグレータレンズ32から入射された前記重畳光を集光し、この集光した前記重畳光を測定対象の太陽電池PVに照射する。
測定対象の太陽電池PVは、この集光した前記重畳光を受光すると、光起電力効果により、前記重畳光に応じた電力を生成する。測定部40は、前記生成した電力に基づき測定対象の太陽電池PVから出力される出力電流を測定する。
前記走査開始に対応する波長の単色光の測定が終了すると、次の波長の単色光の測定を実施するために、制御部50Aは、次の波長の単色光を射出するように、単色光光源部20を制御し、測定部40に、その波長の単色光を含む重畳光を受光することによって測定対象の太陽電池PVから出力される出力電流を測定させる。以下同様の動作によって、走査終了に対応する波長の単色光まで、単色光が所定の波長範囲において所定の波長間隔で走査され、順次、その波長の単色光を含む重畳光を受光することによって測定対象の太陽電池PVから出力される出力電流が測定される。
なお、出力電流におけるバイアス光の寄与分と単色光の寄与分とをより明確に区別するために、次のように太陽電池の分光感度測定装置1Aが構成されてよい。単色光光源部20は、単色光を所定の時間間隔で周期的にパルス光で射出し、測定部40は、前記所定の時間間隔に同期したロックインアンプを備える。そして、単色光を含む重畳光を受光することによって測定対象の太陽電池PVから出力される出力電流は、前記ロックインアンプを用いて測定される。
そして、単色光の走査が終了すると、測定部40は、白色バイアス光に代えてバイアス光を用いたDSR法により測定対象の太陽電池PVの分光感度を求め、この求めた測定対象の太陽電池PVの分光感度を図略の出力部へ出力する。
このDSR法は、白色バイアス光の場合について、前記非特許文献1に詳述されており、その手順は、大略、図4に示す通りである。本実施形態では、この白色バイアス光に代え、上述のバイアス光を用いてDSR法が実行される。
このように本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、バイアス光の放射スペクトルを変更可能なバイアス光光源部10Aを備えるので、互いに異なる複数の放射スペクトルの各バイアス光に対する太陽電池の分光感度を測定することができる。このため、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、前記放射スペクトルを使用環境下の光のスペクトル、例えば白熱電球のスペクトルや白色LEDのスペクトル等に対応させることにより、当該使用環境下における太陽電池の分光感度をより正確に測定することができる。
特に、測定対象の太陽電池PVが少なくともバイアス光のスペクトルの変化に依存する分光感度を持つ場合に、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、効果的にその性能を発揮することができ、好適に使用され得る。しかも、このような少なくともバイアス光のスペクトルの変化に依存する分光感度を持つ太陽電池PVの分光感度を、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、より正確に測定することができる。
また、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、複数の光学フィルタ121を備えるという、比較的簡易な構成で、そのバイアス光光源部10Aが実現されている。
また、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、DSR法を用いているので、測定対象の太陽電池PVがバイアス光の光量変化に依存する分光感度を持つ場合であっても、より正確に太陽電池PVの分光感度を測定することができる。また、太陽電池の分光感度がバイアス光に依存しない場合は、測定者が所定の光量になるように太陽電池の分光感度測定装置1Aにおける光量調整部13の光量を調整してDSR方式を用いないで測定してもよい。
(第2実施形態)
次に、別の実施形態について説明する。第1実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aは、光源装置11と、光源装置11から放射された光が入射され、光源装置11から入射された光を互いに異なるスペクトルで射出する複数の光学フィルタ121、図1に示す例では3個の光学フィルタ121−1〜121−3とを備えるバイアス光光源部10Aを備えて構成されたが、第2実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bは、バイアス光光源部10Aに代え、互いに異なるスペクトルで光を放射する複数の光源装置141を備えるバイアス光光源部10Bを備えて構成される。
このような第2実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bは、例えば、図5に示すように、バイアス光光源部10Bと、単色光光源部20と、照射光学系30と、測定部40と、制御部50Bとを備える。第2実施形態の太陽電池の分光感度測定装置1Bにおける、これら単色光光源部20、照射光学系30および測定部40は、それぞれ、第1実施形態の太陽電池の分光感度測定装置1Aにおける単色光光源部20、照射光学系30および測定部40と同様であるので、その説明を省略する。
バイアス光光源部10Bは、互いに異なるスペクトルを持つ複数のバイアス光を照射する装置であり、例えば、複数の光源装置141と、光量調整部13とを備えている。これら複数の光源装置141は、例えば、太陽電池PVの使用が想定される使用環境下(想定使用環境下)の光源そのものである。複数の光源装置141として、例えば、AM1.5の基準太陽光を模したソーラシミュレータ、白熱電球、蛍光灯(例えば白昼色蛍光灯やD50蛍光灯等)および白色LED電球等が挙げられる。本実施形態では、バイアス光光源部10Bは、AM1.5の基準太陽光を模したソーラシミュレータ(AM−1.5 Light)141−1、白昼色蛍光灯(FL Light)141−2および白色LED電球(LED Light)141−3の3個の光源装置141を備えている。
光量調整部13は、第1実施形態のバイアス光光源部10Aにおける光量調整部13と同様であり、射出光の光量を調整するための光学素子である。光量調整部13は、例えば、光学絞りやNDフィルタ等を備えている。
このようなバイアス光光源部10Bでは、所定の放射スペクトルを持つバイアス光を射出するために、まず、前記所定の放射スペクトルに対応する光源装置141が選択される。そして、前記選択された光源装置141から放射された光は、測定対象の太陽電池PVに照射された場合に所定の光量となるようにその光量が光量調整部13で調整され、照射光学系30へ射出される。
制御部50Bは、太陽電池の分光感度測定装置1Bにおける各部を当該機能に応じて制御する装置である。
制御部50Bは、まず、バイアス光光源部10Bにおける複数、この例では3個の光源装置141−1〜141−3の中から、図略の入力部から入力された指示に応じた光源装置141を選択する。制御部50Bは、この選択した光源装置141を点灯させ、この選択した光源装置141から放射されたバイアス光を光量調整部13に入射させるように、バイアス光光源部10Bを制御する。なお、第1実施形態と同様に、オペレータの手動操作によって、バイアス光光源部10Bにおける複数の光源装置141の中から、所望の光源装置141を選択して点灯させ、この選択した光源装置141から放射されたバイアス光を光量調整部13に入射させるように、第2実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bが構成されてもよい。
また、制御部50Bは、単色光光源部20を点灯し、単色光の波長を走査するように、単色光光源部20を制御する。制御部50Bは、前記走査された単色光の各波長について、測定対象の太陽電池PVの出力電流をそれぞれ測定するように、測定部40を制御し、単色光の波長の走査が終了すると、DSR法により測定対象の太陽電池PVにおける分光感度を求めるように、測定部40を制御する。
このような構成の第2実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bでは、第1実施形態のバイアス光光源部10Aにおける光学フィルタ121の選択に代え、光源装置141の選択が行われ、第1実施形態のバイアス光光源部10Aにおける光源装置11の点灯に代え、前記選択された光源装置141の点灯が行われる点を除き、第1実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Aと同様の動作が行われ、測定対象の太陽電池PVの分光感度が測定される。
このように本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bは、バイアス光の放射スペクトルを変更可能なバイアス光光源部10Bを備えるので、互いに異なる複数の放射スペクトルの各バイアス光に対する太陽電池の分光感度を測定することができる。
特に、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bは、所望の放射スペクトルを得るために使用環境下の光源そのものの光源装置を用いることができるので、当該使用環境下における太陽電池の分光感度を極めて正確に測定することができる。したがって、測定対象の太陽電池PVが少なくともバイアス光のスペクトルの変化に依存する分光感度を持つ場合に、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bは、効果的にその性能を発揮することができ、好適に使用され得る。
また、本実施形態における太陽電池の分光感度測定装置1Bは、DSR法を用いているので、測定対象の太陽電池PVがバイアス光の光量変化に依存する分光感度を持つ場合であっても、より正確に太陽電池PVの分光感度を測定することができる。
本明細書は、上記のように様々な態様の技術を開示しているが、そのうち主な技術を以下に纏める。
一態様にかかる太陽電池の分光感度測定装置は、測定対象の太陽電池における分光感度を測定する太陽電池の分光感度測定装置であって、前記測定対象の太陽電池に、バイアス光を照射するバイアス光光源部と、前記バイアス光光源部から照射される前記バイアス光に重畳するように前記測定対象の太陽電池に単色光を照射し、該単色光の波長を変更可能な単色光光源部と、前記単色光光源部から照射される単色光の波長を変更しながら前記測定対象の太陽電池における出力を測定し、前記測定した各出力に基づいて前記測定対象の太陽電池における分光感度を測定する測定部とを備え、前記バイアス光光源部は、放射スペクトルを変更可能に構成されている。
このような太陽電池の分光感度測定装置は、放射スペクトルを変更可能な前記バイアス光光源部を備えるので、互いに異なる複数の放射スペクトルの各バイアス光に対する太陽電池の分光感度を測定することができる。このため、このような太陽電池の分光感度測定装置は、前記放射スペクトルを使用環境下の光のスペクトルに対応させることにより、当該使用環境下における太陽電池の分光感度をより正確に測定することができる。
また、他の一態様では、好ましくは、上述の太陽電池の分光感度測定装置は、前記測定対象として、少なくともバイアス光のスペクトルの変化に依存する分光感度を持つ太陽電池における分光感度を測定するものである。
これによれば、測定対象の太陽電池が少なくともバイアス光のスペクトルの変化に依存する分光感度を持つので、太陽電池の分光感度測定装置は、効果的にその性能を発揮することができ、好適に使用され得る。
また、他の一態様では、これら上述の太陽電池の分光感度測定装置において、前記バイアス光光源部は、光源装置と、前記光源装置から放射された光が入射され、前記光源から入射された光を互いに異なるスペクトルで射出する複数の光学フィルタとを備える。
これによれば、複数の光学フィルタを備えるという、比較的簡易な構成で、前記バイアス光光源部が実現される。
また、他の一態様では、これら上述の太陽電池の分光感度測定装置において、前記バイアス光光源部は、互いに異なるスペクトルで光を放射する複数の光源装置を備える。
このような太陽電池の分光感度測定装置は、複数の光源装置を備えるので、その光源装置に対応した光源下における太陽電池の分光感度を正確に測定することができる。
また、他の一態様では、好ましくは、これら上述の太陽電池の分光感度測定装置は、DSR法(differential spectral responsivity method)で前記測定対象の太陽電池における分光感度を測定するものである。
これによれば、DSR法による太陽電池の分光感度測定装置が提供され、測定対象の太陽電池がバイアス光の光量変化に依存する分光感度を持つ場合でも、より正確に太陽電池の分光感度が測定される。
この出願は、2011年12月5日に出願された日本国特許出願特願2011−266020を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、太陽電池の分光感度測定装置を提供することができる。

Claims (4)

  1. 測定対象の太陽電池における分光感度を測定する太陽電池の分光感度測定装置であって、
    互いに異なる放射スペクトルを持つ複数のバイアス光を照射可能であり、前記測定対象の太陽電池に、前記複数のバイアス光のうちの1つのバイアス光を照射するバイアス光光源部と、
    前記バイアス光光源部から照射されている前記バイアス光に重畳するように前記測定対象の太陽電池に単色光を照射し、該単色光の波長を変更可能な単色光光源部と、
    前記単色光光源部から照射される単色光の波長を変更しながら前記測定対象の太陽電池における出力を測定し、前記測定した各出力に基づいて前記測定対象の太陽電池における分光感度を測定する測定部とを備え、
    前記バイアス光光源部が照射するバイアス光は、前記太陽電池の使用環境での照明光源が照射する光と同等な放射スペクトルを持つこと
    を特徴とする太陽電池の分光感度測定装置。
  2. 前記バイアス光光源部は、
    光源装置と、
    前記光源装置から放射された光が入射され、前記光源から入射された光を互いに異なるスペクトルで射出する複数の光学フィルタとを備えること
    を特徴とする請求項1に記載の太陽電池の分光感度測定装置。
  3. 前記バイアス光光源部は、互いに異なるスペクトルで光を放射する複数の光源装置を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の太陽電池の分光感度測定装置。
  4. 前記測定部は、前記測定した各出力に基づいて、DSR法で前記測定対象の太陽電池における分光感度を求めること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の太陽電池の分光感度測定装置。
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