JP5760430B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、各接続部がそれぞれ独立した延出状態にて設けられているので、各接続部が互いに接続される態様で一体的に成形されている場合と比較して剛性が低い。そのため、液体噴射ヘッドの配置間隔や接続孔の配置に誤差がある場合にも、各接続部がわずかに撓み変形することで、液体噴射ヘッドの位置ずれを抑制することができる。
本発明の液体噴射装置において、前記液体供給路は、前記基盤部に溝状に形成された凹部と、該凹部を覆蓋するように前記基盤部に溶着されたフィルム部材とによって囲み形成される。
図2に示すように、液体噴射ヘッドユニット24は、流路ユニット25と、複数(本実施形態では6つ)の液体噴射ヘッド26を保持する保持フレーム27とが上下に重ねられた状態で第2固定具の一例としての複数(本実施形態では4つ)のねじ28によってねじ止めされることで構成される。なお、保持フレーム27の上面側において前側寄りとなる位置には、流路ユニット25の水平方向(主走査方向X及び搬送方向Y)における位置決めを行うための位置決め孔29が主走査方向Xに並ぶように2つ設けられている。
流路形成部材30は、平板状の基盤部42と、基盤部42の一面側(補強部材31と対向する下面側)から管状をなして延設される複数(本実施形態では12本)の接続部43とを有している。各接続部43は、主走査方向Xにおいて各液体噴射ヘッド26の配置間隔に対応した間隔をおいた位置から互いに平行をなすように各々が独立して延設されたパイプ管からなる。なお、パイプ管とは、フレキシブルチューブのように大きな可撓性を備えず、姿勢を変化させた場合にも自重によって変形することなくその直線的な形状を保持することができる程度の剛性を備える円筒形状の管のことをいう。また、ここでいう「互いに平行」とは、全ての接続部43が真に平行をなす場合だけでなく、所定角度(例えば5度程度)傾いた状態であっても、各接続部43が基盤部42の一面側からほぼ同じ方向に向けて延設されていればよいものとする。
図8に示すように、補強部材31の前後の端部には、その先端が下方に向けて屈曲された屈曲部31aが設けられている。また、補強部材31には、流路形成部材30の基盤部42に設けられた流路形成領域44に対応する中央付近に開口部61が設けられている。そして、補強部材31は、流路形成部材30の基盤部42と平行をなすとともに基盤部42の非流路形成領域45と対向するように流路形成部材30に対して固定されることで、流路ユニット25を構成する。
始めに、組み付け工程として、作業者は流路形成部材30の下方に補強部材31を配置して、補強部材31の貫通孔66に流路形成部材30の接続部43を挿通しつつ、基盤部42と平行をなすように補強部材31を流路形成部材30に組み付ける。
まず、液体噴射ヘッドユニット24を小型化するためには、流路形成部材30の基盤部42を薄型化することが好ましいが、基盤部42を薄型化すると反り等の変形が生じやすくなる。特に、基盤部42を樹脂材料によって構成するとともにフィルム部材50,53を溶着して液体供給流路46を囲み形成する場合には、基盤部42の変形が生じやすい。
(1)流路形成部材30の基盤部42を接続部43の延設方向(軸方向Z)に移動させることにより、その基盤部42の一面側(下面側)から延設された複数の管状をなす接続部43をそれぞれ対応する液体噴射ヘッド26に設けられた接続孔38に差し込み接続することができる。これにより、複数組の液体噴射ヘッド26と液体供給流路46との接続作業を同時に完了することができる。したがって、フレキシブルチューブからなる複数の枝流路形成部材を1つの枝流路形成部材ごとに、それが対応する液体噴射ヘッド26の接続孔38に接続する場合と比較して、液体噴射ヘッドユニット24の流路接続作業を簡素化することができる。
・液体噴射ヘッド26側から延設される接続部が流路形成部材30に設けられた接続孔に差し込み接続されることで、液体供給流路46と液体噴射ヘッド26とが接続される構成であってもよい。
・流路形成部材30及び補強部材31のうち何れか一方側から突設される係合部が他方側に設けられた被係合部に係合することで、補強部材31が流路形成部材30に固定されるようにしてもよい。また、流路ユニット25及び保持フレーム27のうち何れか一方側から突設される係合部が他方側に設けられた被係合部に係合することで、流路ユニット25が保持フレーム27に固定されるようにしてもよい。
・流路形成部材30の複数の接続部43は、互いに長さが異なったり、一部又は全部の接続部43が途中位置で屈曲したりすることで、互いに平行をなさない箇所があってもよい。この場合にも、各接続部43の先端が各接続孔38と互いに対応した位置関係となるように平行をなしていれば、複数の接続部43をそれぞれ対応する接続孔38に対して同時に差し込み接続することができる。
・流路形成部材30を樹脂材料以外の材料によって構成してもよいし、補強部材31及び保持フレーム27を金属材料以外の材料によって構成してもよい。
・各液体噴射ヘッド26に設ける接続孔38の数や配置は任意に変更することができる。
Claims (5)
- 液体噴射ヘッドに液体を供給するための液体供給流路が形成された平板状の基盤部を有する流路形成部材と、
前記基盤部よりも剛性の高い材料によって構成され、前記流路形成部材の前記基盤部に対して固定される平板状の補強部材と、
を備え、
前記補強部材は、前記液体噴射ヘッドと前記基盤部との間に配置され、
前記基盤部の前記補強部材と対向する一面側には、該補強部材に当接する複数の当接部が該基盤部の互いに対向する側縁部に沿って、対をなして前記補強部材側に向けて突設されている
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 前記基盤部の前記一面側には、前記補強部材に設けられた孔に挿通することで該補強部材の位置決めを行う凸部と、該凸部よりも長さが長く、前記液体噴射ヘッドに各々設けられた接続孔と互いに対応した位置関係となるように配置されるとともに、各々が独立して延設される複数の接続部とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記補強部材には前記接続部を挿通するための複数の貫通孔が形成され、前記貫通孔と前記接続部との間には隙間が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
- 前記液体供給路は、前記基盤部に溝状に形成された凹部と、該凹部を覆蓋するように前記基盤部に溶着されたフィルム部材とによって囲み形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記流路形成部材は樹脂材料によって構成されるとともに前記補強部材は金属材料によって構成され、
前記流路形成部材が前記液体噴射ヘッドに接続された状態において、前記補強部材は、前記液体噴射ヘッドを保持するとともに金属材料によって構成される保持フレームを介して接地されることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
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