JP5757591B2 - ロールペーパのつかみ代送り出し装置 - Google Patents

ロールペーパのつかみ代送り出し装置 Download PDF

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Description

本発明は、ペーパーホルダに設置し、ロールペーパのつかみ代を形成するロールペーパのつかみ代送り出し装置に関するものである。
従来より、トイレ等で使用されているペーパーホルダは、使用後のロールペーパ切り口が上蓋の中に隠れることや、その他の要因で位置が安定しない状況が多々あり、引出口を探すのには少なからずストレスを感じることがあった。特に、身体の不自由な人にとっては、これをつかみにくい場合があり、不便を生じるという問題があった。
これに対し、ロールペーパをつかみ易くする機構としては、所定量のロールペーパがつかみ易い位置に自動的に繰り出され、しかも垂下した状態となるようにするロールペーパホルダが知られている(特許文献1)。
特開2003−472号公報
しかしながら、このようなロールペーパホルダでは、ロールペーパ端部は垂下しているものの、構造が複雑であることから、既設のロールペーパホルダに組み込むことが困難なであることや、ロールペーパをつかみ易くする機構を組み込んだロールペーパホルダを、新たに準備しなければならないという問題があった。更に、従来のロールペーパホルダに比べてつかみ代を送り出す使用感が異なるという問題もあった。
そこで、本発明の目的は、上記従来のペーパーホルダの問題点を解消し、構造が単純で、既設のロールペーパホルダに組み込むことが容易であり、従来のロールペーパホルダの使用感と遜色のないロールペーパのつかみ代送り出し装置を提供することにある。
本発明のうち、請求項1に記載された発明は、上下方向へ揺動可能な上蓋を備えてロールペーパを保持するロールペーパホルダに取り付けられ、前記ロールペーパをその端部が前記上蓋からつかみ代として前方へ突出するまで回転させるロールペーパのつかみ代送り出し装置であって、
前記上蓋の下面に取り付けられ、前記上蓋から下方へ突出する突出位置とその突出位置から後方へ倒伏する倒伏位置との間を揺動可能な揺動部材と、その揺動部材を前記突出位置へ付勢する付勢手段と、前記揺動部材の下端に連結される当接部材と、を有し、
前記揺動部材を前後に一対設けて各揺動部材の下端同士を連結部材で連結し、前記連結部材の前端に前記当接部材を設け、
常態では前記揺動部材が前記突出位置に付勢されることで、前記上蓋を前記ロールペーパから離れた上方位置に保持し、前記上蓋を前記上方位置から前端が前記ロールペーパに当接するまで下方へ押し込むと、前記揺動部材が前記当接部材を前記ロールペーパに当接させたまま前記倒伏位置へ揺動し、前記上蓋の押し込みを解除すると、前記付勢手段によって前記突出位置へ復帰する前記揺動部材が前記当接部材を介して前記ロールペーパをつかみ代の突出方向へ回転させることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、上下方向へ揺動可能な上蓋を備えてロールペーパを保持するロールペーパホルダに取り付けられ、前記ロールペーパをその端部が前記上蓋からつかみ代として前方へ突出するまで回転させるロールペーパのつかみ代送り出し装置であって、
前記上蓋の下面に取り付けられ、前記上蓋から下方へ突出する突出位置とその突出位置から後方へ倒伏する倒伏位置との間を揺動可能な揺動部材と、その揺動部材を前記突出位置へ付勢する付勢手段と、前記揺動部材の下端に連結される当接部材と、を有し、
前記当接部材に、前記当接部材の前端との間で前記ロールペーパの端部を挟持して前記つかみ代を前記ロールペーパから浮き上がらせるペーパ保持アームを設け
常態では前記揺動部材が前記突出位置に付勢されることで、前記上蓋を前記ロールペーパから離れた上方位置に保持し、前記上蓋を前記上方位置から前端が前記ロールペーパに当接するまで下方へ押し込むと、前記揺動部材が前記当接部材を前記ロールペーパに当接させたまま前記倒伏位置へ揺動し、前記上蓋の押し込みを解除すると、前記付勢手段によって前記突出位置へ復帰する前記揺動部材が前記当接部材を介して前記ロールペーパをつかみ代の突出方向へ回転させることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項に記載の発明に加え、前記当接部材に、前記当接部材の下面から下方へ突出付勢され、前記ロールペーパへの当接状態で前記当接部材の下面を前記ロールペーパから離間させる持ち上げ部材を設けたことを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項に記載の発明に加え、前記上蓋を前記上方位置からさらに上方へ押し上げて常態で前記当接部材の下面を前記ロールペーパから離間させる押し上げ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、構造が単純で、既設のロールペーパホルダに組み込むことが容易であり、従来のロールペーパホルダの使用感と遜色がない。特に、身体の不自由な人にとっては、ロールペーパ端部がつかみ易く、非常に便利である。
請求項に記載された発明は、構造が単純で、既設のロールペーパホルダに組み込むことが容易であり、従来のロールペーパホルダの使用感と遜色がない。特に、身体の不自由な人にとっては、ロールペーパ端部がつかみ易く、非常に便利である。また、つかみ代とロールペーパ表面との間に空間を形成することから、つかみ代がロールペーパー表面に貼り付くことを防止し、つかみ代がつかみ易くなる。
請求項に記載された発明は、つかみ代とロールペーパとの間の空間を更に広く確保することが可能で、より一層つかみ代がつかみ易くなる。
請求項に記載された発明は、つかみ代がロールペーパに懸かることなく、ロールペーパとつかみ代との間に一定の空間を形成することから、更につかみ代がつかみ易くなる。他にも、ほぼ同位置でつかみ代を提供することが可能であり、装置本体の自重がロールペーパに掛かることもない。
(a)はロールペーパホルダにつかみ代送り出し装置が装着された状態を示し、(b)は更にロールペーパを保持した状態を示す説明図である。 つかみ代送り出し装置を示す全体図である。 (a)〜(d)は、つかみ代送り出し装置によってロールペーパが送り出される手順を示したA−A断面説明図である。 変更例の全体斜視図を示す説明図である。 (a)は、つかみ代送り出し装置の変更例を示し、(b)は更にロールペーパを保持した状態を示す。(c)は(b)のB−B断面を示す説明図である。 (a)は、つかみ代送り出し装置の変更例を示し、(b)はロールペーパを保持した状態のC−C断面を示す説明図である。 (a)は、つかみ代送り出し装置の変更例を示し、(b)はロールペーパを保持した状態を示す説明図である。
以下、本発明のつかみ代送り出し装置の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、ロールペーパホルダにつかみ代送り出し装置が装着された状態と、更にロールペーパを保持した状態を示す説明図である。図2は、つかみ代送り出し装置を示す全体図である。図3は、図1(b)の断面図であり、つかみ代送り出し装置によってロールペーパが送り出される手順を示した説明図である。
先ず初めに、図1に示すように、ロールペーパホルダ1は、内側に係止アーム62を備えロールペーパを保持するロールペーパ保持部60,60と、これらを連設するとともに、壁面に固定する背板61と、カーブした先端のエッジでロールペーパを切断する上蓋50と、ロールペーパ40を前方へ送り出すつかみ代送り出し装置2とで構成する構造である。
このうち、つかみ代送り出し装置2は、図2に示すように、左右のフレーム14,15を連設してH型に形成した揺動プレート18を有し、フレーム14,15の上端には、シャフト20を挿入することで、揺動プレート18自身を前後へ揺動可能としている。この揺動プレート18が、本発明の揺動部材である。そして、このシャフト20は、中央でねじりバネ19を係止した状態で両端をL字状に形成したアングル21,21が保持している。
また、アングル21,21間では、シャフト20の後方において、揺動プレート18の後方に並設されるフレーム24(揺動部材)上端(図3(a)参照)を回動可能とするシャフト22も同様に保持している。そして、これらL字状のアングル21,21は、上蓋50裏面に貼着されるベースプレート3の下面の両端に固定されている。
一方、揺動プレート18のフレーム14,15下端には、シャフト13が挿入されている。このシャフト13上には、中央でねじりバネ16の端部の一方を係止するとともに、フレーム15の溝内でワイヤ17を係止している。また、フレーム24下端にも、シャフト13の後方で平行にシャフト23が挿入されている。そして、このシャフト13とシャフト23とは、L字状に形成されたアングル12,12に保持されている。
これらアングル12,12の先端には、樹脂製の押さえ板4が取り付けられており、この押さえ板4の両端部には、L字状に形成したアーム支持プレート7,7が取り付けられている。これらのうち、押さえ板4が、本発明の当接部材である。
また、アーム支持プレート7,7には、コ字状に折り曲げ形成するとともに、下端左右でローラペーパが横ぶれすることを防止する横ぶれ防止ガイド11,11を形成した横ぶれ防止アーム10の先端が係止されている。
次に、図3(a)に示すように、シャフト23に保持されるねじりバネ16の端部の一方がフレーム24に係止し、他方がシャフト13に係止していることから、揺動プレート18には、シャフト13を基点として前方へ回転しようとする力が働くこととなる。このねじりバネ16が、本発明の付勢手段である。
ここで、ワイヤ17の端部の一方をシャフト22に、他方をシャフト13にそれぞれ係止していることから、ワイヤ17の全長以上は揺動プレート18が回転することを制限する構造となっている。
このようにして構成したつかみ代送り出し装置2によるロールペーパ40の送り出しは、以下のように行われる。
先ず常態では、図3(a)のように、バネによって各シャフトは平行四辺形の各頂点に位置し、押さえ板4はロールペーパ40の上端に位置する。また、上蓋50は、ロールペーパ40の上方に位置する。
そして、図3(b)に示すように、上蓋50を、カーブした先端がロールペーパ40に当接する位置まで押し下げる。この時、上蓋50の内側では、ねじりバネ19先端が、押さえ板4に当接し、上蓋50を上方へ押し上げる反力が発生する。
その後、図3(c)に示すように、押さえ板4がロールペーパ40外周に当接することとなるが、上蓋50は前後に移動しないことから、揺動プレート18とフレーム24とが後方へ揺動して各シャフトによる平行四辺形が潰れる格好となる。そして、押さえ板4が僅かではあるが後方へと移動するため、ねじりバネ16の反力が内部に蓄積される状態となる。この時、押さえ板4は、ロールペーパ40に接触していることから、ねじりバネ16の反力によって、ロールペーパ40も、僅かではあるが矢印の示す反時計回りの方向に回転することとなる。
その後、上蓋50のエッジによってロールペーパ40の端部を切り取り、上蓋50から手を放すと、図3(d)に示すように、ねじりバネ16の反力が開放されることから、押さえプレート4が前方へと押し出されて図3(a)の位置に復帰する。この時、ロールペーパ40を矢印の示す時計回りの方向に回転させることから、ロールペーパ40外周のペーパも送り出されて、つかみ代40aを前方に形成することとなるのである。
上記の如く構成されたつかみ代送り出し装置2は、上蓋50の下面に取り付けられ、上蓋50から下方へ突出する突出位置とその突出位置から後方へ倒伏する倒伏位置との間を揺動可能な揺動プレート18と、その揺動プレート18を突出位置へ付勢するねじりバネ16と、揺動プレート18の下端に連結される押さえ板4と、を有し、
常態では揺動プレート18が突出位置に付勢されることで、上蓋50をロールペーパ40から離れた上方位置に保持し、上蓋50を上方位置から前端がロールペーパ40に当接するまで下方へ押し込むと、揺動プレート18が押さえ板4をロールペーパ40に当接させたまま倒伏位置へ揺動し、上蓋50の押し込みを解除すると、ねじりバネ16によって突出位置へ復帰する揺動プレート18が押さえ板4を介してロールペーパ40をつかみ代40aの突出方向へ回転させることにより、構造が単純で、既設のロールペーパホルダ1に組み込むことが容易であり、従来のロールペーパホルダの使用感と遜色がない。特に、身体の不自由な人にとっては、ロールペーパ40端部がつかみ易く、非常に便利である。
また、揺動プレート18とフレーム24とを前後に一対設けてこれらの下端同士をL字アングル12,12で連結し、L字アングル12,12の前端に押さえ板4を設けたことにより、構造が単純で、既設のロールペーパホルダ1に組み込むことが容易であり、従来のロールペーパホルダの使用感と遜色がない。更に、ロールペーパ40端部がつかみ易く、非常に便利である。
なお、本発明にかかるつかみ代送り出し装置の構造は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、押さえ板やアームの形状、大きさ、材質等を適宜変更することができる。
例えば、押さえ板4は、必ずしも樹脂製の板材である必要はなく、金属製であっても良い。この場合、ロールペーパ40を送り出し、つかみ代40aを形成するものであれば適宜変更可能である。
他にも、押さえ板4は、必ずしも平坦な板材である必要はなく、図5(c)に示すように、前方側先端を階段状に形成した段部5としても良く、適宜変更可能である。
この場合、図4に示すように、アーム保持プレート7,7間に、コ字状に折り曲げ形成したペーパ保持アーム8の両端部を係止して、押さえ板4に対して回動可能とする一方、端部の一方には、回り止めピン9が形成されている。これにより、回り止めピン9がアーム保持プレート7に当接して下方への回転を制限し、ペーパ保持アーム8本体が段部5に当接して上方への回転を制限する構造である。また、押さえ板4の平面側両端には、アームストッパー6,6が設けられており、このアームストッパー6の凸部にペーパ保持アーム8の内側側面を係止するロック機構で、ペーパ保持アーム8が段部5に当接した状態で保持されるのである。
そして、図5(b)(c)に示すように、ロールペーパ40先端を段部5とペーパ保持アーム8との間に挿入した後、アームストッパー6,6にペーパ保持アーム8の内側側面を係止することで、ロールペーパ40が、これらの間から抜け落ちることを防止するとともに、ロールペーパ40の上方のほぼ同位置でつかみ代40aを提供することが可能となる。加えて、ロールペーパ40の引き出しがスムーズであり、従来と違和感なく使用することが可能である。
このように、押さえ板4に、押さえ板4の前端との間でロールペーパ40の端部を挟持してつかみ代40aをロールペーパ40から浮き上がらせるペーパ保持アーム8を設けたことにより、つかみ代40aとロールペーパ40表面との間に空間を形成することから、つかみ代40aがロールペーパー40表面に貼り付くことを防止し、つかみ代40aがつかみ易くなる。
なお、アームストッパー6によるペーパ保持アーム8の係止は、必ずしもこの態様である必要はなく、ボールプランジャを用いて、先端のボールによってペーパ保持アーム8を係止する構造や、磁石を用いて磁力による吸着であっても良く、適宜変更可能である。
更に、図6(a)に示すように、押さえ板4の中央から突出し、前方に向かって傾斜する逆T字状の持ち上げステー35を設けても良い。
この場合、図6(b)に示すように、持ち上げステー35は、押さえ板4の平面側に設けた凸部34内に回動自在に設けるとともに、支点には、ねじりバネが内蔵されていることから、下方(ロールペーパ40側)に向かって付勢される構造である。この持ち上げステー35が、本発明の持ち上げ部材である。
これにより、上蓋50を、カーブした先端がロールペーパ40に当接する位置まで押し下げると、持ち上げステー35が、押さえ板4側に回動する一方、上蓋50から手を放すと、持ち上げステー35が下方に向かって付勢されるのである。
このように、押さえ板4に、押さえ板4の下面から下方へ突出付勢され、ロールペーパ40への当接状態で押さえ板4の下面をロールペーパ40から離間させる持ち上げステー35を設けたことにより、つかみ代40aとロールペーパ40との間の空間を更に広く確保することが可能で、より一層つかみ代40aがつかみ易くなる。
また、図7(a)に示すように、図5に示す構成に加えて位置復元アームセット36を、ベースプレート3裏面に設け、上蓋50が常に上方へ押し上げられる構造としても良く、適宜変更可能である。
この場合、位置復元アームセット36は、ベースプレート3の右端部内側に、コ字状に形成されたフレーム30が設けられており、このフレーム30内に、アーム37の一方の端部を回動可能に保持している。この時、アーム37には、ねじりバネ32をフレーム30内に保持した状態で挿入していることから、ねじりバネ32の一方の端部が位置復元アームセット36を背板61側へ押す力が働く一方、ねじりバネ32の他方の端部が上蓋50を上方へ押し上げようとする力が働く構造である。この位置復元アームセット36が、本発明の押し上げ手段である。
また、アーム37の他方の端部には、ローラ38の両端面を回転可能に保持するローラ保持部材39が設けられていることから、ローラ38の外周面が背板61上を回転して上下に移動することで、上蓋50の開閉が滑らかに行われる。
これにより、図7(b)に示すように、ロールペーパ40とつかみ代40aとの間に空間Dが形成されることから、空間が更に広く形成されることで、より一層つかみ代がつかみ易くなる。また、ほぼ同じ位置につかみ代40aを提供することができるので使い易い。他にも、装置の自重がロールペーパ40に懸からず、ペーパ保持アーム8が僅かな力で、図4に示すアームストッパー6の凸部にペーパ保持アーム8の内側側面を係止した状態から係止を開放する構造であり、ロールペーパ40の引出がスムーズで違和感なく使用することが可能である。
このように、上蓋50を上方からさらに上方へ押し上げて常態で押さえ板4の下面をロールペーパ40から離間させる位置復元アームセット36を設けたことにより、つかみ代40aがロールペーパ40に懸かることなく、ロールペーパ40とつかみ代40aとの間に一定の空間が形成されることから、つかみ代40aがロールペーパ40に懸かることなく、ロールペーパ40とつかみ代40aとの間に一定の空間を形成することから、更につかみ代40aがつかみ易くなる。他にも、ロールペーパ40の残量に関係なく、ほぼ同位置でつかみ代40aを提供することが可能であり、つかみ代送り出し装置2本体の自重がロールペーパ40に掛かることもない。
更に、この位置復元アームセット36の機能を、ロールペーパ保持部60内に設けても良く、適宜変更可能である。
この場合、アーム37やローラ38が不用意にロールペーパ40に接触するおそれがないことから、安心して使用することが可能であり、衛生的でもある。
1・・ロールペーパホルダ、2・・つかみ代送り出し装置、3・・ベースプレート、4・・押さえ板、5・・段部、6・・アームストッパー、7・・アーム支持プレート、8・・ペーパ保持アーム、9・・回り止めピン、10・・横ぶれ防止アーム、11・・横ぶれ防止ガイド、12・・L字アングル、13・・シャフト、14・・フレーム、15・・フレーム(溝付き)、16・・ねじりバネ、17・・ワイヤ、18・・揺動プレート、19・・ねじりバネ、20・・シャフト、21・・L字アングル、22・・シャフト、23・・シャフト、24・・フレーム、30・・フレーム、31・・シャフト、32・・ねじりバネ、33・・ねじりバネ、34・・凸部、35・・持ち上げステー、36・・位置復元アームセット、37・・アーム、38・・ローラ、39・・ローラ保持部材、40・・ロールペーパ、50・・上蓋、60・・ロールペーパ保持部、61・・背板、62・・係止アーム。

Claims (4)

  1. 上下方向へ揺動可能な上蓋を備えてロールペーパを保持するロールペーパホルダに取り付けられ、前記ロールペーパをその端部が前記上蓋からつかみ代として前方へ突出するまで回転させるロールペーパのつかみ代送り出し装置であって、
    前記上蓋の下面に取り付けられ、前記上蓋から下方へ突出する突出位置とその突出位置から後方へ倒伏する倒伏位置との間を揺動可能な揺動部材と、その揺動部材を前記突出位置へ付勢する付勢手段と、前記揺動部材の下端に連結される当接部材と、を有し、
    前記揺動部材を前後に一対設けて各揺動部材の下端同士を連結部材で連結し、前記連結部材の前端に前記当接部材を設け、
    常態では前記揺動部材が前記突出位置に付勢されることで、前記上蓋を前記ロールペーパから離れた上方位置に保持し、前記上蓋を前記上方位置から前端が前記ロールペーパに当接するまで下方へ押し込むと、前記揺動部材が前記当接部材を前記ロールペーパに当接させたまま前記倒伏位置へ揺動し、前記上蓋の押し込みを解除すると、前記付勢手段によって前記突出位置へ復帰する前記揺動部材が前記当接部材を介して前記ロールペーパをつかみ代の突出方向へ回転させることを特徴とするロールペーパのつかみ代送り出し装置。
  2. 上下方向へ揺動可能な上蓋を備えてロールペーパを保持するロールペーパホルダに取り付けられ、前記ロールペーパをその端部が前記上蓋からつかみ代として前方へ突出するまで回転させるロールペーパのつかみ代送り出し装置であって、
    前記上蓋の下面に取り付けられ、前記上蓋から下方へ突出する突出位置とその突出位置から後方へ倒伏する倒伏位置との間を揺動可能な揺動部材と、その揺動部材を前記突出位置へ付勢する付勢手段と、前記揺動部材の下端に連結される当接部材と、を有し、
    前記当接部材に、前記当接部材の前端との間で前記ロールペーパの端部を挟持して前記つかみ代を前記ロールペーパから浮き上がらせるペーパ保持アームを設け、
    常態では前記揺動部材が前記突出位置に付勢されることで、前記上蓋を前記ロールペーパから離れた上方位置に保持し、前記上蓋を前記上方位置から前端が前記ロールペーパに当接するまで下方へ押し込むと、前記揺動部材が前記当接部材を前記ロールペーパに当接させたまま前記倒伏位置へ揺動し、前記上蓋の押し込みを解除すると、前記付勢手段によって前記突出位置へ復帰する前記揺動部材が前記当接部材を介して前記ロールペーパをつかみ代の突出方向へ回転させることを特徴とするロールペーパのつかみ代送り出し装置。
  3. 前記当接部材に、前記当接部材の下面から下方へ突出付勢され、前記ロールペーパへの当接状態で前記当接部材の下面を前記ロールペーパから離間させる持ち上げ部材を設けたことを特徴とする請求項に記載のロールペーパのつかみ代送り出し装置。
  4. 前記上蓋を前記上方位置からさらに上方へ押し上げて常態で前記当接部材の下面を前記ロールペーパから離間させる押し上げ手段を設けたことを特徴とする請求項に記載のロールペーパのつかみ代送り出し装置。
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