JP5756278B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、可動役物を有する可動役物装置を備えたパチンコ遊技機に関する。
従来のパチンコ遊技機では、可動役物装置の可動役物の収納位置に、化粧板を配置させて、遊技球の可動役物装置への進入を防止するものがあった(例えば、特許文献1)。このような可動役物装置への遊技球の進入は、可動役物装置の故障を招くことから好ましくない。
特開2009−195340号公報([0012]参照)
しかし、従来のパチンコ遊技機において、可動役物の収納位置に、遊技球の進入を防止する化粧板等のカバー壁を設けて、可動役物が覆われるような構成では、可動役物の一部が隠れて、可動役物の意匠性を低下させてしまう。
本発明は、上記の課題を解決するもので、可動役物の意匠性を阻害することなく、可動役物装置への遊技球の進入を防止できるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行させるか否かの判定をおこなうと共に、前記特別遊技状態に移行するか否かを可動役物装置における演出用の可動役物の動作状態に応じて示唆報知可能に構成されたパチンコ遊技機であって、
遊技盤の前面を覆うガラス扉部の閉鎖信号を受信した後、前記可動役物装置の側方に配置された排出部に遊技球を転動させて、前記可動役物装置外へ前記遊技球を排出可能な排出位置に、前記可動役物を配置させる排出側移動手段、
を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係るパチンコ遊技機では、遊技球が可動役物装置に進入しようとしても、可動役物装置の可動役物が、排出位置に配置され、遊技球を可動役物装置外に排出する。さらに、本発明に係るパチンコ遊技機では、遊技球の可動役物装置への進入を防止するように、可動役物を覆うカバー壁を設けなくともよいことから、可動役物を露出させ易く、可動役物の意匠性を低下させない。
したがって、本発明に係るパチンコ遊技機では、可動役物の意匠性を阻害することなく、可動役物装置への遊技球の進入を防止することができる。
本発明に係る実施形態のパチンコ遊技機の概略正面図である。 実施形態のパチンコ遊技機のガラス扉部と内枠とを開いた状態を、後方側から見た概略斜視図である。 実施形態のパチンコ遊技機におけるセンター役物装置を含めた遊技盤の概略正面図である。 実施形態のパチンコ遊技機のセンター役物装置付近の概略横断面図であり、図3のIV−IV部位に対応する。 実施形態のパチンコ遊技機の可動役物装置を示す概略正面図であり、可動役物を下端位置に配置させた状態を示す。 実施形態のパチンコ遊技機の可動役物装置を示す概略正面図であって、可動役物の動作途中を示すものであり、左右両側の可動役物を上端位置に配置させた状態を示す。 実施形態のパチンコ遊技機の可動役物装置を示す概略正面図であって、可動役物の動作途中を示すものであり、左右両側とそれらの内側二つの可動役物を上端位置に配置させた状態を示す。 実施形態のパチンコ遊技機の可動役物装置を示す概略正面図であって、可動役物の動作途中を示すものであり、全ての可動役物を上端位置に配置させた状態を示す。 実施形態の可動役物装置の駆動機構を説明する概略斜視図である。 実施形態のパチンコ遊技機の可動役物装置を示す概略正面図であって、遊技球を排出する排出位置に可動役物を配置させた状態を示す。 実施形態の可動役物装置における可動役物の動作パターンを示す図である。 実施形態のパチンコ遊技機の電気系統のブロック図である。 サブ側タイマ割込処理のフローチャートである。 サブ制御基板での扉開放信号受信処理のフローチャートである。 可動役物移動処理のフローチャートである。 可動役物作動処理のフローチャートであり、前半部分を示す。 可動役物作動処理のフローチャートであり、後半部分を示す。 コマンド受信処理のフローチャートである。 演出選択処理のフローチャートである。 変動演出終了中処理のフローチャートである。 当り演出選択処理のフローチャートである。 客待ちコマンド受信処理のフローチャートである。 演出ボタン処理のフローチャートである。 サブ制御基板での扉開放信号受信処理の変形例のフローチャートである。 可動役物排出側移動処理のフローチャートである。 可動役物作動処理の変形例のフローチャートである。 変形例のパチンコ遊技機の遊技盤付近を示す概略正面図であり、可動役物装置の可動役物が、遊技球の進入を防止する退避位置(収納位置)に配置されている状態を示す。 図27に示すパチンコ遊技機の可動役物が、遊技球を可動役物装置外へ排出する排出位置に配置されている状態を示す概略正面図である。 図27に示すパチンコ遊技機の可動役物装置付近の概略横断面図であり、図27のXXIX−XXIX部位に対応する。
1.実施形態
(1)パチンコ遊技機の構造
実施形態のパチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技機枠2の内部に遊技盤11を取り付けて構成されている。遊技機枠2は、図2に示すように、外枠3、内枠4、及び、前枠5、を備えている。外枠3は、パチンコ遊技機1の外郭部となる枠体であり、内枠4は、遊技盤11が取り付けられる枠体であり、前枠5は、遊技盤面を保護するとともに発射ハンドル43等が配設される枠体である。この前枠5は、遊技盤11の前面側における遊技球の転動する遊技領域12や遊技球の転動を予定していない非遊技領域13を目視できるように、それらの前側を覆う透明なガラス部6aや、そのガラス部6aの下方の皿ユニット部6bを設けて、ガラス扉部6として、構成されている。
ガラス扉部6(前枠5)は、外枠3や内枠4に対してそれぞれ回動自在とされ、内枠4は、外枠3とガラス扉部6とに対してそれぞれ回動自在とされている。これらの回動は、遊技機枠2の左縁側の上下に配置されたヒンジ部7を利用して行われる。そして、内枠4に遊技盤11が取り付けられた状態において、障害釘31等により詰まった遊技球を取り除いたり、遊技盤11の前面側の障害釘31等の調整をする場合には、遊技機枠2のガラス扉部6のみを開いて、遊技盤11の前面側を露出させて行う。また、遊技盤11の裏面側の調整をする場合には、ガラス扉部6と内枠4とを共に開いて、遊技盤11の裏面側を露出させて行う。
ガラス扉部6の右上の後面側には、このような遊技機枠2の開放を検出するための扉開放SW(スイッチ)9が配設されている。扉開放SW9は、ガラス扉部6のみが開かれた場合、又は、ガラス扉部6が内枠4とともに開かれた場合に、ONされて、後述する払出制御基板52(図12参照)を経てメイン制御基板50(図12参照)に対して扉開放信号を出力する。
なお、扉開放信号は、メイン制御基板50を介して、後述する演出制御基板56(図12参照)にも出力される。また、扉開放信号は、実施形態の場合、後述する可動役物装置60内への遊技球の進入が予測される進入予測信号と兼用とされている。
ガラス扉部6の前面側には、図1に示すように、ガラス部6aの下方の皿ユニット部6bに、球受け皿42、発射ハンドル43、皿球抜きボタン44、通路球抜きボタン45、及び、演出ボタン46が、配設されている。また、ガラス扉部6の前面側には、上下左右の四隅に、スピーカ47が配設され、ガラス部6aの上縁側に、複数の枠ランプ48が配設されている。
遊技盤11には、図1,3に示すように、発射ハンドル43の操作により発射された遊技球が転動する遊技領域12が、レール部材35で囲まれて形成されている。遊技領域12には、遊技球を誘導する多数の障害釘31や風車32が突設され、さらに、盤ランプ49が埋設されている。
遊技領域12の中央には、略円環状に囲む枠体部15aを備えたセンター役物装置15が、配設されている。センター役物装置15には、中央の後部側に、液晶画面からなる表示部20aを設けた画像表示装置20が、配設されている。画像表示装置20は、大当りや外れ等の各種演出を表示部20aに表示する。これらの演出は、大当り抽選に基づいて、後述する演出制御基板56(図12参照)で選択された所定の演出モードにより、表示部20aの画像演出とともに、枠ランプ48や盤ランプ49の点灯・消灯、スピーカ47からの効果音、さらには、後述する可動役物装置60の可動役物65の移動、とを合わせて行われる。
センター役物装置15の枠体部15aの左部には、入口から遊技球を流入させ、出口からステージ部15cへ遊技球を流出するワープ部15bが配設されている(図4参照)。枠体部15aの下部のステージ部15cは、ワープ部15bから流入した遊技球を、上面で転動させて、後述する第1始動口22へと案内したり、あるいは、そのまま、第1始動口22の上方より左右にずれた位置から、落下させる。
センター役物装置15のステージ部15cの後方で、かつ、表示部20aの前側には、可動役物装置60が設けられている(図4参照)。可動役物装置60は、大当り遊技を含めた普通の遊技時での遊技球に対して接触を予定していない非遊技領域13のエリア、としたステージ部15cの後方、に配設されている。
また、遊技領域12の左右方向における中央下部には、始動入賞装置21が設けられ、始動入賞装置21は、第1始動口22と、電動チューリップ(電チュー)24により開閉される第2始動口23と、を備えている。電チュー24は、電チューソレノイド24a(図12参照)により駆動される。さらに、遊技領域12には、始動入賞装置21の右方に、大入賞装置26が設けられ、大入賞装置26は、大入賞口27と、大入賞口ソレノイド26a(図12参照)により動作する開閉部材26bとを備えている。大入賞口27は、開閉部材26bにより開閉される。また、遊技領域12には、遊技球を通過可能なゲート28と、複数の普通入賞装置29と、が設けられている。各普通入賞装置29に入った遊技球は、その普通入賞装置29内の普通入賞口30に入賞する。さらに、遊技領域12の下端には、入賞しなかった遊技球が排出されるアウト口33が配設されている。
遊技領域12の外側には、普通図柄表示器37、第1特別図柄表示器39a、及び、第2特別図柄表示器39b、が設けられるとともに、普通図柄保留ランプ38、第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40b、がそれぞれ4つ設けられている。
第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39bは、それぞれ、遊技球の第1始動口22や第2始動口23への入賞を契機として行われる大当たり抽選の結果を、変動表示を経て停止表示された図柄により報知する(これを「特別図柄変動」という)ものである。第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39bに停止表示された図柄(特別図柄)が大当たり図柄であれば、大入賞口27を所定回数開閉する特別遊技状態としての大当たり遊技が行われる。
普通図柄表示器37は、ゲート28への遊技球の通過を契機として行われる普通図柄抽選の結果を、変動表示を経て停止表示される普通図柄により報知するものである。停止表示された普通図柄が当たり図柄であれば、所定時間及び所定回数、電チュー24を開く補助遊技が行われる。
(2)パチンコ遊技機の電気系統
実施形態のパチンコ遊技機1の電気系統について説明すると、図12に示すように、実施形態のパチンコ遊技機1は、メイン制御基板50、払出制御基板52、サブ制御基板55を備え、サブ制御基板55は、演出制御基板(演出制御手段として機能する)56、画像制御基板57、及び、ランプ制御基板58を備えている。そして、払出制御基板52及び演出制御基板56はメイン制御基板50に接続され、画像制御基板57及びランプ制御基板58は演出制御基板56に接続されている。各制御基板は、CPU、ROM、RAM等を備えている。また、メイン制御基板50は、RAM内に、第1保留記憶部51a及び第2保留記憶部51bを有する保留記憶部51を備えている。
メイン制御基板50には、第1始動口22内に設けられて第1始動口22に入賞した遊技球を検出する第1始動口SW(スイッチ)22a、第2始動口23内に設けられて第2始動口23に入賞した遊技球を検出する第2始動口SW23a、電チュー24を駆動する電チューソレノイド24a、ゲート28内に設けられてゲート28を通過した遊技球を検出するゲートSW28a、大入賞口27内に設けられて大入賞口27に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW27a、開閉部材26bを駆動する大入賞口ソレノイド26a、各普通入賞口30内にそれぞれ設けられてその普通入賞口30に入賞した遊技球を検出する普通入賞口SW30a、第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40b、普通図柄保留ランプ38、第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39b、普通図柄表示器37がそれぞれ接続され、図12に矢印で示すように、各スイッチからはメイン制御基板50に信号が入力され、各ソレノイドやランプ等にはメイン制御基板50から信号が出力される。
メイン制御基板50は、遊技球が第1始動口22または第2始動口23に入賞すると、その入賞に対して取得した大当たり乱数を、第1始動口22への入賞であれば第1保留記憶部51a(図12参照)に、第2始動口23への入賞であれば第2保留記憶部51b(図12参照)に記憶する。そして、特別図柄変動を実行可能になったとき、即ち、前の入賞に対する特別図柄変動も、大当たり遊技も実行されていない状態になったときに、記憶しておいた大当たり乱数を用いて大当たりか否かの判定を行い、特別図柄変動を実行する。
また、メイン制御基板50は、払出制御基板52に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板52から信号を受信する。払出制御基板52には、図示しない払出装置を駆動する払出駆動モータ53が接続され、払出制御基板52は、メイン制御基板50から受信したコマンドに従って払出駆動モータ53を動作させ、賞球の払出を行わせる。
さらに、払出制御基板52には、扉開放SW9が接続されており、払出制御基板52は、扉開放SW9から扉開放信号を受信すると、メイン制御基板50に対して扉開放信号を送信する。なお、扉開放信号は、メイン制御基板50から演出制御基板56に対しても送信される。
また、メイン制御基板50は、演出制御基板56に対し、演出モードを含めた各種コマンドを送信し、演出制御基板56は、画像制御基板57との間でコマンドや信号の送受信を行う。画像制御基板57には画像表示装置20及びスピーカ47が接続され、画像制御基板57は、演出制御基板56から受信した演出モードのコマンドに従って、画像表示装置20の表示部20aに装飾図柄その他の画像を表示し、かつ、スピーカ47から音声を出力する。また、演出制御基板56は、ランプ制御基板58との間でコマンドや信号の送受信を行う。特に、演出制御基板56は、可動役物装置60の位置センサ78や角度センサ80からの信号を受信するように、構成されている。
また、ランプ制御基板58には、枠ランプ48、盤ランプ49、及び、可動役物装置60が接続され、ランプ制御基板58は、演出制御基板56から受信したコマンドに従って、枠ランプ48や盤ランプ49を点灯・消灯し、さらに、可動役物装置60を動作させる。また、演出制御基板56には、演出ボタン46が押下操作されたことを検出する演出ボタン検出SW46aが接続されており、演出ボタン46(図1参照)が押下されると、演出ボタン検出SW46aから演出制御基板56に対して信号が出力される。
(3)可動役物装置の構造
可動役物装置60は、図1,3〜5に示すように、遊技球との接触を予定していない非遊技領域13に、詳しくは、センター役物装置15のステージ部15cの後方であって、画像表示装置20の表示部20aの下部側の前方に配置されている。そして、可動役物装置60は、遊技球の振り分け等を含めた遊技球との接触を考慮しておらず、単に、演出動作だけを行う演出専用の可動役物(演出専用可動役物)65を左右方向に並設させている。実施形態の場合、演出専用可動役物65は、図5,9に示すように、着座した人型の本体66を座布団状の基部67から上方へ突出させて構成されて、5体分、配設させている。
これらの可動役物65の駆動機構70は、図5〜9に示すように、駆動源としての駆動モータ71と、運動伝達機構73と、を備えて構成されている。駆動モータ71は、駆動軸71bを可逆回転可能としたステッピングモータからなり、運動伝達機構73は、駆動軸71bに固定されたピニオン74と、ピニオン74に噛合するラック75と、を備えて構成されている。ラック75は、可動役物65の基部67の下面側から下方に延びるとともに、ハウジング61のベース部62に設けられたスリーブ部63の挿通孔63cを挿通し、挿通孔63cの内周面に上下動を案内されるように、配設されている。
そして、画像表示装置20の装飾図柄変動の演出時には、左右両側の可動役物65Aが、同時に上下動するように構成されるとともに(図5,6参照)、その内側の左右両側の可動役物65Bも、同時に上下動するように構成され(図7参照)、さらに、中央の可動役物65Cが、独立して上下動するように、構成されている(図8参照)。なお、各可動役物65(65A,65B,65C)は、上下動時の上端位置(繰出位置)TPと下端位置(初期位置・待機位置・退避位置・収納位置)EPとを、一致させるように配設されている。
各可動役物65の上下動は、対応する駆動モータ71が、演出制御基板56で選択された演出モードに基づく動作パターンの種類により、所定のパルス数を入力させて、所定方向に回転して、行われることとなる。
また、各可動役物65は、基部67の下面67bがスリーブ部63の上面63aに当接されて、下端位置(初期位置・待機位置・退避位置・収納位置)EPに配置され、また、ラック75に設けられたストッパ68がスリーブ部63の下面63bに当接されて、上端位置(繰出位置)TPに配置されることとなる。
なお、各可動役物65(65A,65B,65C)には、下端位置EPを確認できるように、投光部78aと受光部78bとを備えた光センサ等からなる位置センサ78が、ラック75の下端に設けられた遮光板76の配置位置に対応して、配設されている。また、各可動役物65は、駆動モータ71の本体71a、駆動軸71b、あるいは、ピニオン74付近に設けられたレゾルバやエンコーダ等の角度センサ80により、駆動軸71bの回転角度をセンシングされている。そのため、位置センサ78の下端位置EPのセンシングにより、演出制御基板56は、各可動役物65が下端位置EPに配置された際、駆動モータ71への入力されたパルス数と角度センサ80からの回転角度との相互のずれが解消されるように、駆動モータ71と角度センサ80との初期設定を一致させてリセットできる。その結果、その後の角度センサ80と駆動モータ71へ出力されるパルス数とにより、演出制御基板56は、可動役物65が、上端位置TPに配置されても、下端位置EPと上端位置TPとの間の中間位置に停止されても、容易に、その位置を検知でき、かつ、所定の位置で可動役物65を停止できるように、構成されている。
ハウジング61は、左右方向の略水平方向に沿って配置されたベース部62を備え、ベース部62に駆動モータ71等を取り付けている。また、ハウジング61の左方側には、可動役物65の上面側に載った遊技球を流下させてアウト球とする排出部としての排出口64が配設されている。
(4)可動役物装置の動作
各可動役物65の動作パターンは、全ての可動役物65を下端位置EPで待機させておく図5に示すような状態の初期動作パターンP0の他、第1動作パターンP1、第2動作パターンP2、及び、第3動作パターンP3、の4つのものがある。
第1動作パターンP1は、図6に示すように、左右両側の可動役物65Aだけを上端位置TPまで移動させ、そして、下端位置EPに戻すものである。
第2動作パターンP2は、まず、左右両側の可動役物65A,65Aだけを上端位置TPまで移動させ(図6参照)、そして、可動役物65A,65Aを上端位置TPに配置させた状態で、その後、中央の可動役物65Cを下端位置EPに配置させたまま、図7に示すように、内側の可動役物65B,65Bを上端位置TPまで移動させ、そしてその後、上端位置TPに配置させた全ての可動役物65A,65Bを、下端位置EPに戻すものである。
第3動作パターンP3は、遊技者に最も大当りを期待させる演出、すなわち、特別遊技状態に移行する可能性の高いことを示唆報知する演出であり、第2動作パターンP2において、上端位置TPに配置させた全ての可動役物65A、65Bを、下端位置EPに戻す前に、図8に示すように、中央の可動役物65Cを下端位置EPから上端位置TPまで移動させ、その後、全ての可動役物65A,65B,65Cを下端位置EPに復帰させるものである。
これらの動作パターンと各可動役物65の配置位置とを示すと、図11に示す表のようになる。この表の各可動役物65A,65B,65Cの下方の欄が、各動作パターンのそれぞれの段階での各可動役物65A,65B,65Cの状態を表すものであり、P文字のつぎのA,B,Cは、各可動役物65A,65B,65Cに対応することを示し、さらに、その後の文字のEは、下端位置EPの配置状態を示し、Uは、下端位置EPから上端位置TPへの移動中の配置状態を示し、Tは、上端位置TPの配置状態を示し、Dは、上端位置TPから下端位置EPへの移動中の配置状態を示している。
これらの動作パターンP1,P2,P3は、可動役物65の上端位置TPへの配置数が多ければ、大当たりの期待が高まるように(P1<P3)、演出制御基板56が、画像表示装置20の表示部20aで表示する各種演出や、スピーカ47やランプ48,49の効果音・点灯とともに、選択して、演出することとなる。
そして、これらの動作パターンP1,P2,P3の各可動役物65の動作状態を詳しく述べれば、図11に示すように、第1動作パターンP1では、まず、全ての可動役物65が下端位置EPに配置されている第1段階P1−1(図5参照)、可動役物65Aが上昇中となる第2段階P1−2、可動役物65Aが上端位置TPに配置された第3段階P1−3(図6参照)、可動役物65Aが下降中の第4段階P1−4、の四段階がある。
第2動作パターンP2では、まず、全ての可動役物65が下端位置EPに配置されている第1段階P2−1(図5参照)、可動役物65Aが上昇中となる第2段階P2−2、可動役物65Aが上端位置TPに配置された第3段階P2−3(図6参照)、可動役物65Bが上昇中の第4段階P2−4、可動役物65Bが、可動役物65Aとともに上端位置TPに配置された第5段階P2−5(図7参照)、可動役物65A,65Bが下降中の第6段階P2−6、の六段階がある。
第3動作パターンP3では、まず、全ての可動役物65が下端位置EPに配置されている第1段階P3−1(図5参照)、可動役物65Aが上昇中となる第2段階P3−2、可動役物65Aが上端位置TPに配置された第3段階P3−3(図6参照)、可動役物65Bが上昇中の第4段階P3−4、可動役物65Bが、可動役物65Aとともに上端位置TPに配置された第5段階P3−5(図7参照)、可動役物65Cが上昇中の第6段階P3−6、可動役物65Cが、可動役物65A,65Bとともに上端位置TPに配置された第7段階P3−7(図8参照)、全ての可動役物65A,65B,65Cが下降中の第8段階P3−8、の八段階がある。
なお、初期動作パターンP0は、図5に示すように、全ての可動役物65が下端位置EPに配置されている状態であり、PAE,PBE,PCEと表示されることとなる。
また、この可動役物装置60では、図5に示すように、全ての可動役物65を、初期位置(収納位置)、すなわち、下端位置EPに配置させた状態を、可動役物装置60内への遊技球の進入を防止できる退避位置(防止位置)GPに配置させた状態としている。全ての可動役物65を下端位置EPである退避位置GPに配置させた状態では、例えば、障害釘31等によって詰まった遊技球を解消しようとして、ガラス扉部6を開け、詰まりを解消した遊技球Bが可動役物装置60内へ進入しようとしても、左右方向に沿うように揃って配置された可動役物65の基部67が、一枚の板状となって、可動役物装置60内への遊技球Bの進入を、防止することができる。
ちなみに、隣り合う可動役物65の一方が、図6,7に示すように、下端位置EPに配置され、他方が、上端位置TPに配置されると、上端位置TP側の基部67と、下端位置EP側の可動役物65との間に、隙間Hが開き、その隙間Hから遊技球Bが可動役物装置60内に進入すれば、可動役物装置60の故障を招いてしまう。すなわち、可動役物装置60内に遊技球Bが進入した状態で、上端位置TPにあった可動役物65が下降すれば、基部67とハウジング61(ベース部62やスリーブ部63)との間で遊技球Bが挟まれ、その後の駆動モータ71に負荷がかかり、駆動源としての駆動モータ71や運動伝達機構73のピニオン74、ラック75等の駆動機構70の破損を招いて、その後の可動役物65の所定位置までの移動を困難にしてしまう。
特にホール営業の場では、障害釘31等に複数の遊技球が詰まってしまうことが日常的に発生し、その遊技球の詰まりを解消しようとして、ガラス扉部6を開放し、複数の遊技球の詰まりを解消した際に、誤って遊技球Bが可動役物装置60内へ進入してしまう場合がある。
また、実施形態の場合、可動役物65の上面側に載った遊技球を排出口64へ排出可能なように、各可動役物65は、図10に示すように、右端側から排出口64側に接近するにしたがって左下がりに傾斜するように、徐々に下降した状態の排出位置OP、に配置されるように構成されている。この排出位置OPへの配置状態は、排出口64から離れる側となる右隣の可動役物65との間に、遊技球が可動役物装置60内に入る隙間Hを開けることなく、各基部67が、右上がりに配置される状態とし、遊技球Bが、いずれかの基部67上に載っていれば、徐々に左隣の基部67上に、流下して、最終的に、排出部としての排出口64に排出されるように設定されている。
なお、基部67は、図10の二点鎖線に示すように、その上面67aを、左下がりに傾斜させるように構成して、積極的に、上面67aに載った遊技球を排出口64側に流下させ易いように構成してもよい。
(5)パチンコ遊技機の動作
つぎに、実施形態のパチンコ遊技機1の演出制御基板56による制御動作について、説明する(図13〜23参照)。
[サブ側タイマ割込処理]
演出制御基板56は、図13に示すようなサブ側タイマ割込処理を所定(例えば4msec)の短時間毎に繰り返す。サブ側タイマ割込処理では、演出制御基板56での後述する扉開放信号受信処理(S1101)を終えた後、扉開放フラグがONか否かを判定し(S1102)、ONであれば、サブ側タイマ割込処理を終え、ONでなければ、コマンド受信処理(S1103)、演出ボタン処理(S1104)を行い、続いて、コマンド受信処理(S1103)や演出ボタン処理(S1104)でセットしたコマンドを画像制御基板57やランプ制御基板58に送信するコマンド送信処理(S1105)を行う。コマンド送信処理が実行されると、各種コマンドを受信した画像制御基板57やランプ制御基板58は、各種演出装置(実施形態では、画像表示装置20、スピーカ47、枠ランプ48、盤ランプ49、可動役物装置60が相当する)を用いて各種演出(図柄変動演出や大当たり演出等)を実行する。
[扉開放信号受信処理]
図14に示すように、扉開放信号受信処理では、演出制御基板56は、扉開放SW9が出力した扉開放信号を受信したか否か判定し(S1201)、扉開放信号を受信していなければ、ステップS1205に進む。扉開放信号を受信していれば、扉開放フラグがONか否かを判定して(S1202)、ONでなければ、扉開放フラグをONし(S1203)、可動役物65を退避位置GPに配置させる退避側移動手段を実行する可動役物移動処理を行って(S1204)、ステップS1205に進む。また、ステップS1202で、既に、扉開放フラグがONであれば、扉開放フラグをONすることなく、可動役物移動処理を続行して(S1204)、ステップS1205に進む。
ステップS1205では、演出制御基板56は、扉開放SW9がONからOFFとなった扉閉鎖信号を受信したか否かを判定し、受信していなければ、扉開放信号受信処理を終え、受信していれば、可動役物作動処理を行って(S1206)、扉開放信号受信処理を終える。
[可動役物移動処理]
図15に示すように、可動役物移動処理では、可動役物65を退避位置(防止位置・収納位置)GPに配置させる退避側移動手段(収納側移動手段)を実行するものであり、演出制御基板56は、まず、退避移動フラグがONか否かを判定して(S1401)、移動処理を実行中か否か判定し、ONであれば、ステップS1407に進み、ONでなければ、駆動モータ71が停止中か否かを判定し(S1402)、停止中であれば、ステップS1404に進み、停止中でなければ、可動役物65を停止させるように、駆動モータ71を停止させて(S1403)、ステップS1404に進む。ステップS1404では、可動役物65の停止位置が退避位置GPであるか否かを判定し、退避位置GPであれば、可動役物移動処理を終え、退避位置GPでなければ、駆動モータ71を作動させて(S1405)、退避移動フラグをONさせ(S1406)、ステップS1407に進む。
ステップS1407では、駆動モータ71の作動により、可動役物65が退避位置GPに配置されたか否かを判定し、配置されていなければ、移動処理を終え、配置されていれば、駆動モータ71の作動を停止させ(S1408)、そして、退避移動フラグをOFFして(S1409)、可動役物移動処理を終える。
この可動役物移動処理では、演出制御基板56は、ステップS1407で、可動役物65が退避位置GPに配置されていなければ、駆動モータ71を停止させることなく作動させ続け(S1407でNO)、最終的に、全ての可動役物65を退避位置GPに配置させて(S1407でYES)、駆動モータ71を停止させ(S1408)、可動役物移動処理を終えることとなる。
この時、演出制御基板56は、ステップS1405での駆動モータ71の作動時、動作パターンのいずれの段階で停止したかを、ステップS1402,S1403での停止時の動作パターンを参照して行えば、迅速に、各可動役物65を退避位置GPに配置できる(図11の「GPへの駆動モータ」の欄(退避位置GPへの配置時の駆動モータの種類の欄)を参照)。
例えば、初期動作パターンP0や、各第1動作パターンP1、第2動作パターンP2、第3動作パターンP3の第1段階のP1−1,P2−1,P3−1であれば、全ての可動役物65A,65B,65Cが下端位置EPとしての退避位置GPに配置されている。そのため、全ての駆動モータ71A,71B,71Cは作動させなくともよい(ステップS1401でNO、ステップS1402でYES、ステップS1404でYES)。なお、駆動モータの符号71A,71B,71Cは、アルファベットを共通させた可動役物65A,65B,65Cを移動させる駆動モータ71に対応させたものである。
しかし、第1動作パターンの第2,3,4段階P1−2,P1−3,P1−4、第2動作パターンの第2,3段階P2−2,P2−3、第3動作パターンの第2,3段階P3−2,P3−3では、可動役物65Aが下端位置EPに配置されていない状態で、他の可動役物65B,64Cが下端位置EPに配置されている状態であり、駆動モータ71Aを作動(逆転)させて、可動役物65Aを下端位置EPに配置させれば、全可動役物65A,65B,65Cを退避位置GPに配置させることができる。
また、第2動作パターンの第4,5,6段階P2−4,P2−5,P2−6や第3動作パターンの第4,5段階P3−4,P3−5では、可動役物65Cが下端位置EPに配置されて、他の可動役物65A,65Bが下端位置EPに配置されていないことから、駆動モータ71A,71Bを逆転させて、可動役物65A,65Bを下端位置EPに配置させれば、全可動役物65A,65B,65Cを退避位置GPに配置させることができる。
残りの第3動作パターンの第6,7,8段階P3−6,P3−7,P3−8では、全ての可動役物65A,65B,65Cが下端位置EPに配置されていないことから、全駆動モータ71A,71B,71Cを逆転させて、各可動役物65A,65B,65Cを下降させれば、全可動役物65A,65B,65Cを下端位置EPとしての退避位置GPに配置させることができる。
そして、可動役物装置60が、全可動役物65A,65B,65Cを下端位置EPに配置させた退避位置GPに、配置されれば、図5に示すように、障害釘31等に詰まっていた遊技球Bが、ガラス扉部6の開きで、詰まりを解消して、可動役物装置60内に進入しようとしても、全可動役物65A,65B,65Cの基部67が、一枚の板状に連なって、ベース部62の上方のエリアを覆うことから、可動役物装置60内への遊技球Bの進入が防止される。
[可動役物作動処理]
可動役物作動処理は、既述したように、ステップS1206において、扉閉鎖信号を受信した後に行うものであって(S1205でYES)、図16に示すように、演出制御基板56は、扉開放フラグがOFFか否かを判定して(S1501)、OFFであれば、可動役物作動処理を終え、OFFでなければ、復帰移動フラグがONか否かを判定し(S1502)、ONであれば、ステップS1513に進み、ONでなければ、排出フラグがONか否かを判断する(S1503)。ステップS1503で、既に、排出フラグがONであれば、ステップS1506に進み、排出フラグがONでなければ、駆動モータ71を作動させて、退避位置GPに配置させていた可動役物65A,65B,65Cを排出位置OP(図10参照)に配置させるように、駆動モータ71を作動させて、排出側移動手段を実行する排出側移動処理を行って(S1504)、排出フラグをONさせ(S1505)、ステップS1506に進む。
ステップS1506では、可動役物65A,65B,65Cが排出位置OPに配置されているか否かを判定し、配置されていなければ、可動役物作動処理を終え、配置されていれば、駆動モータ71が停止中か否かを判定して(S1507)、停止中でなければ(S1507でNO)、排出側移動処理を終了させるように駆動モータ71を停止させて(S1508)、ステップS1509に進み、停止中であれば(S1507でYES)、そのまま、ステップS1509に進み、ステップS1509で、排出位置OPでの停止後、所定時間経過しているかを判定して、所定時間を経過していれば、排出フラグをOFFして(S1510)、ステップS1511に進む。
なお、ステップS1509での所定時間は、退避位置GPに配置された可動役物装置60の可動役物65A,65B,65C上に遊技球Bが載ったまま、扉閉塞信号を受信した際において(例えば、詰まった遊技球の詰まりを解消して、ガラス扉部6を閉じた際、遊技球Bが可動役物65A,65B,65C上に載ったままとなっていた場合等において)、遊技球Bが、排出位置OPに配置されて左下がりに傾斜するように並んだ可動役物65A,65B,65Cの基部67や本体66上を、転動して、十分に、排出口64に流下できる時間(例えば、10秒)として、設定すればよい。
ステップS1511では、演出制御基板56は、各可動役物65が、復帰位置、例えば、下端位置(初期位置・待機位置・退避位置・収納位置)EPに復帰して、動作を再開可能に、まず、可動役物65を排出位置OPから復帰位置に復帰させるように、所定の駆動モータ71を作動させる可動役物復帰配置処理(復帰配置手段)を行うとともに、復帰移動フラグをONさせ(S1512)、ついで、可動役物65A,65B,65Cが復帰位置に復帰しているかを判定して(S1513)、復帰していなければ、可動役物作動処理を終え、復帰していれば、駆動モータ71の作動を停止させて、復帰配置処理を終了させるとともに(S1514)、復帰移動フラグをOFFし(S1515)、さらに、扉開放フラグをOFFして(S1516)、可動役物作動処理を終える。
可動役物作動処理では、可動役物装置60は、可動役物65上に遊技球を載せていても、遊技球Bを排出口64からの排出させ(図10参照)、そして、ガラス扉部6の開き時前の初期状態に戻って、演出を初期位置から再開(リスタート)できることとなる。
[コマンド受信処理]
図18に示すように、コマンド受信処理では、演出制御基板56は、メイン制御基板50から変動開始コマンドを受信していれば後述する演出選択処理を行い(S1601,S1602)、変動停止コマンドを受信していれば後述する変動演出終了中処理を行う(S1603,1604)。そして、演出制御基板56は、オープニングコマンドを受信していれば、後述する当たり演出選択処理を行い(S1605,1606)、エンディングコマンドを受信していれば、エンディングコマンドを解析し、モードフラグを参照してエンディング演出パターンを選択し、エンディング演出開始コマンドをセットするエンディング演出選択処理を行う(S1607,1608)。続いて、演出制御基板56は、後述する客待ちコマンド受信処理を行って(S1609)、コマンド受信処理を終える。
[演出選択処理]
図19に示すように、演出選択処理では、演出制御基板56は、メイン制御基板50から受信した変動開始コマンドを解析する(S1701)。変動開始コマンドには、現在の遊技状態を示す情報、大当たり判定処理においてセットされた図柄を示す情報、及び、変動パターンを示す変動パターン情報が含まれている。次に、演出制御基板56は、演出モードを示すモードフラグを参照して(S1702)、装飾図柄変動演出のパターンを選択する変動演出パターン選択処理を行い(S1703)、また、可動役物装置60の可動役物65の演出動作となる既述の動作パターンP0,P1,P2,P3の何れかを選択する役物動作パターン選択処理を行う(S1704)。そして、演出制御基板56は、変動演出パターン選択処理で選択した演出パターンに対応した装飾図柄変動演出を開始するための変動演出開始コマンドをセットし(S1705)、また、役物動作パターン選択処理で選択した動作パターンでの可動役物の動作を開始するための役物動作パターン開始コマンドをセットし(S1706)、演出選択処理を終える。
なお、演出モードとは、演出制御基板56のRAMに記憶されている演出の一つであり、画像表示装置20の表示部20aで表示する演出の他に、既述したように、スピーカ47からの効果音、枠ランプ48や盤ランプ49の点灯・消灯を含み、さらに、可動役物装置60の演出動作(動作パターン)を含むものである。
[変動演出終了中処理]
図20に示すように、変動演出終了中処理では、演出制御基板56は、変動停止コマンドを解析し(S1801)、モードフラグを参照する(S1802)。次に、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たり(大当たりまたは小当たり)を報知するものか否かを判定して(S1803)、当たりを報知するものであればモードフラグ変更処理を行う(S1808)。モードフラグ変更処理では、その当たりの種類に応じた演出モードを示すものにモードフラグを変更するとともに、変更後の演出モードが通常モードでない場合には、その演出モードに対応するカウンタの値Mに上限回数をセットする。
一方、演出制御基板56は、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たりを報知するものでなければ(S1803でNO)、モードフラグが0か否かを判定し(S1804)、0であればステップS1809に進む。なお、モードフラグが0とは通常モードであることを示し、初期状態では(即ち、電源が投入されて最初の遊技が開始されるときは)モードフラグは0である。一方、モードフラグが0でなければ、現在の演出モード用のカウンタの値Mを1減少させて(S1805)、その値Mが0にならなければ(S1806でNO)、ステップS1809に進むが、0になれば(S1806でYES)、通常モードに戻すためにモードフラグを0として(S1807)、ステップS1809に進む。ステップS1809では、演出制御基板56は、装飾図柄変動演出を終了させるための変動演出終了コマンドをセットする。
[当たり演出選択処理]
図21に示すように、当たり演出選択処理では、演出制御基板56は、オープニングコマンドを解析して(S1901)、解析したオープニングコマンドに基づいて、当たり演出のパターンを選択する当たり演出パターン選択処理を行う(S1902)。そして、演出制御基板56は、当たり演出を開始するためのオープニング演出開始コマンドをセットする(S1903)。なお、当たり演出とは、小当たり遊技又は大当たり遊技時に実行される演出をいう。
[客待ちコマンド受信処理]
図22に示すように、客待ちコマンド受信処理では、演出制御基板56は、客待ちコマンドを受信したか否かを判定し(S2101)、受信していれば、客待ち演出を実行するまでの時間の計測を開始するとともに計測フラグをONして(S2102、S2103)、ステップS2105に進む。一方、受信していなければ、計測フラグがONされているか否か判定し(S2104)、ONされていなければ、客待ち演出実行までの時間の計測中ではないので処理を終え、ONされていればタイムアップか、すなわち、いま計測している時間が客待ち演出実行までの時間として設定した所定時間に達したか否か判定する(S2105)。そして、タイムアップでなければ、処理を終え、タイムアップであれば、計測フラグをOFFするとともに(S2106)、客待ち演出を開始するための客待ち演出開始コマンドをセットする(S2107)。
[演出ボタン処理]
図23に示すように、演出ボタン処理では、演出制御基板56は、演出ボタン検出SW46aからの信号により、演出ボタン46が押下操作されたか(ONされたか)否かを判定し(S2201)、ONされていなければ処理を終え、ONされていれば、装飾図柄変動演出中か否かを判定する(S2202)。そして、装飾図柄変動演出中でなければ処理を終え、装飾図柄変動演出中であれば、その装飾図柄変動演出において演出ボタン46を操作するよう指示がでているか否かを判定する(S2203)。そして、演出ボタン46の操作指示中でなければ処理を終え、演出ボタン46の操作指示中であれば、ステップS2204に進み、大当りであれば、ボタン専用演出開始コマンドをセットし(S2205)、処理を終え、ステップS2204で大当りでなければ、ボタン専用演出開始コマンドをセットすることなく、処理を終える。
なお、実施形態の場合、ボタン専用演出は、大当りの達成感を助長するような演出であって、画像表示装置20の表示部20aで表示する専用の画像演出とともに、スピーカ47からの専用の効果音と枠ランプ48や盤ランプ49の点灯・消灯の専用の演出とで、行っている。
(6)実施形態の効果
以上説明したように、実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技球Bが可動役物装置60に進入しようとしても、可動役物装置60の可動役物65が、排出位置OPに配置され、遊技球Bを、排出部としての排出口64を経て、可動役物装置60外に排出する。さらに、実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技球Bの可動役物装置60への進入を防止するように、可動役物65を覆うカバー壁を設けなくともよいことから、可動役物65を露出させ易く、可動役物65の意匠性を低下させない。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1では、可動役物65の意匠性を阻害することなく、可動役物装置60内への遊技球Bの進入を防止することができる。
そして、実施形態のパチンコ遊技機1では、可動役物装置60への遊技球Bの進入予測信号が検出されたときに、可動役物制御手段としての演出制御手段(演出制御基板)56が、排出側移動手段を実行して、可動役物65を排出位置OPに配置させている。
このような構成のパチンコ遊技機1では、可動役物装置60への遊技球Bの進入予測信号を検出したときに、可動役物装置60の可動役物65を所定の排出位置OPに配置させることができることにより、可動役物装置60への遊技球Bの飛び込みの危険が最も高まるであろう期間に、適切に可動役物装置60を排出位置OPへと配置可能となるため、その防止効果が更に高まるものである。また、たとえ退避位置GPに配置された可動役物65上に遊技球Bが載っていたとしても、的確に、遊技球Bを可動役物装置60外へ排出できて、可動役物装置60への遊技球の進入を、安定して、防止できる。
さらに、実施形態のパチンコ遊技機1では、可動役物装置60が、可動役物装置制御手段としての演出制御基板(演出制御手段)56により、作動を制御されるように構成されるとともに、演出制御基板56が、可動役物装置60内への遊技球Bの進入予測信号を入力(検出)した際に、可動役物65を退避位置GPに配置させる退避側移動処理(退避側移動手段)と、退避側移動処理による退避位置GPへの配置後に、可動役物65を排出位置OPに配置させる排出側移動処理(排出側移動手段)と、を設けて構成されている。
そのため、実施形態のパチンコ遊技機1では、演出制御基板56が、進入予測信号としての扉開放信号の受信により、退避側移動処理(S1401〜S1409)を実行して、図5に示すように、可動役物65を、可動役物装置60内に収納されたような退避位置GPに、配置させることから、遊技球Bが可動役物装置60内へ進入しようとしても、初期位置EPに配置された各可動役物65の基部67が一枚の板状に揃って、遊技球Bの進入を防止できる。ついで、演出制御基板56は、排出側移動処理(S1502〜S1510)を実行して、図10に示すように、可動役物65A,65B,65Cを排出位置OPに配置させることから、その際、退避位置GPに配置された可動役物65上に遊技球Bが載っていても、的確に、排出口64を経て、遊技球Bを可動役物装置60外へ排出でき、可動役物装置60内への遊技球Bの進入を、安定して、防止できる。
換言すれば、例えば、遊技球Bの障害釘31等の詰まりの解消やメンテナンス等で、ガラス扉部6を開けた際に、詰まった遊技球Bが可動役物装置60上に載っても、可動役物装置60の可動役物65が、退避位置GPに配置されることから、遊技球Bの可動役物装置60内への進入が防止され、ついで、可動役物65が排出位置OPに配置されて、可動役物装置60上に載った遊技球Bを可動役物装置60外へ排出できることから、確実に、可動役物装置60への遊技球Bの進入を防止できる。
2.変形例
実施形態では、進入予測信号を発信させる手段として、扉開放SW9を利用し、進入予測信号として、ガラス扉部6の開き時における扉開放SW9のON信号を利用しているが、他に、ガラス扉部6を開けた際に露出される非遊技領域13、あるいは、内枠4を開いた遊技盤11の裏面側、に配置された所定の扉開放報知SW若しくは進入予測報知SW9A(図12の二点鎖線参照)を、進入予測信号の発信手段とし、扉開放報知SW若しくは進入予測報知SW9AをONさせて、そのON信号を、ステップS1201での進入予測信号として、採用し、扉開放報知SW若しくは進入予測報知SW9AをOFFさせた際の信号を、ステップS1205での扉閉鎖信号(進入予測の解除信号)として、採用してもよい。
なお、実施形態では、演出制御手段(演出制御基板)56が、可動役物65A,65B,65Cを排出位置OPに移動させる排出側移動手段(排出側移動処理)を、進入予測信号のON信号の入力後におけるOFF信号を入力した際、すなわち、扉開放信号のONからOFFにされた扉閉鎖信号を受信した際、可動役物作動処理において、自動的に行っている。しかし、別途、排出ボタン(排出操作SW)を操作して、可動役物65A,65B,65Cを排出位置OPに配置させて、可動役物作動処理を実行してもよい。この場合の排出ボタンは、例えば、ガラス扉部6を開けた際の非遊技領域13に露出するように配設させておく。そして、この排出ボタンの排出ボタンSW(排出操作SW)10は、例えば、演出ボタン検出SW46aと同様に、演出制御基板56に接続させておく(図12の二点鎖線参照)。
そして、この場合の可動役物排出側移動処理は、サブ側タイマ割込処理の扉開放信号受信処理(S1101)において、例えば、図24に示すように、可動役物移動処理(S1204)のつぎに、ステップS1204-1,S1204-2を設けて行うようにすればよい。
なお、図24に示すステップS1206で行う可動役物作動処理は、この処理中に、図16に示す可動役物排出側移動処理(S1503〜S1510)を行わないことから、後述する図26に示す可動役物作動処理を行なうこととなる。
そして、排出ボタンを操作するステップS1204-1の可動役物排出側移動処理では、図25に示すように、演出制御基板56は、まず、排出側移動処理を続行中か否かを判定するように、排出フラグがONか否かを判定し(S2301)、ONであれば、ステップS2306に進み、ONでなければ、他の処理、例えば、可動役物移動処理中で、駆動モータが作動中であるか否かを判定するように、駆動モータ71が停止中か否かを判定する(S2302)。そして、停止中でなく、駆動モータ71が作動中であれば(S2302でNO)、排出側移動処理を終え、停止中であれば(S2302でYES)、排出ボタンがONか否かを判定する(S2303)。そして、排出ボタンがONでなければ、処理を終え、ONであれば、可動役物65を排出位置OPに配置させるように、駆動モータ71を作動させるとともに(S2304)、排出フラグをONして(S2305)、ステップS2306に進む。
ステップS2306では、駆動モータ71の作動により、可動役物65A,65B,65Cが排出位置OPに配置されているか否かを判定し、配置されていなければ、処理を終え、配置されていれば、駆動モータ71を停止させるとともに(S2307)、排出フラグをOFFして(S2308)、排出側移動処理を終える。
このように、演出制御基板56は、別途、排出ボタンの手動操作により、可動役物65A,65B,65Cを排出位置OPに配置させて、可動役物65上に載っていた遊技球Bを、排出部としての排出口64を経て、可動役物装置60外に排出させてもよい。
そして、この場合の図24に示すステップS1206で行う可動役物作動処理は、この処理中に、図16に示す可動役物排出側移動処理(S1503〜S1510)を行わないことから、図26に示すように実行する。
すなわち、まず、演出制御基板56は、ステップS1205で扉閉鎖信号を受信すれば、所定の復帰位置から各可動役物65が動作を再開可能に、まず、扉開放フラグがOFFか否かを判定し(S2401)、YESであれば、処理を終え、NOであれば、既に、復帰移動中か否かを判定して(S2402)、復帰移動フラグがONであれば、ステップS2405に進み、復帰移動フラグがONでなれば、駆動モータ71を作動させて可動役物復帰移動処理を行うとともに(S2403)、復帰移動フラグをONさせ(S2404)、ステップS2405に進む。
そして、ステップS2405において、駆動モータ71の作動により、可動役物65A,65B,65Cが所定の復帰位置に復帰しているかを判定して、復帰していなければ、可動役物作動処理を終え、復帰していれば、復帰配置処理を終了するように、駆動モータ71を停止させて(S2406)、復帰移動フラグをOFFさせるとともに(S2407)、扉開放フラグをOFFして(S2403)、可動役物作動処理を終えればよい。
また、実施形態では、排出位置OPの可動役物65A,65B,65Cでも、可動役物装置60内への遊技球Bの進入を防止できることから、この排出位置OP自体を、可動役物移動処理での移動先(図15での退避位置GPを、排出位置OP)として設定して、図14のステップS1204の可動役物移動処理を図15に示すように行い、そして、図14のステップS1206で行う可動役物作動処理に関して、別途、可動役物排出側移動処理を行わず、既述の図26に示す可動役物作動処理を行うように、構成してもよい。
さらに、実施形態では、各可動役物65が、動作パターンで移動する通常移動範囲内で、退避位置GPや排出位置OPに配置される位置を、設定されているが、演出時の通常移動範囲を越えて、別途、退避位置や排出位置を設定してもよく、所定時、駆動源としての駆動モータ71を作動させて、可動役物65を移動させて、通常移動範囲を越えた位置の退避位置や排出位置に配置させてもよい。
さらにまた、実施形態では、可動役物装置の独立して移動する可動役物65が、複数(実施形態では5つ)、設けられた場合を例示したが、移動する可動役物は、一つでも、本発明を適用できる。
例えば、図27〜29に示すパチンコ遊技機1Bでは、可動役物装置60Bの可動役物69が、刀形状として構成されて、演出制御基板の制御により、歯車機構を有してなる運動伝達機構73B及び駆動源としての駆動モータ72を備えてなる駆動機構70Bを利用して、駆動されて、左端69a側を回動中心として右端69bを上方に持ち上げるように回動する動作パターンとして、演出動作を行っている。そして、このパチンコ遊技機1Bでは、可動役物69が右端69b側を上方に持ち上げる動作を、特別遊技状態に移行する可能性の高いことを示唆報知する可動役物装置60Bの演出動作としている。
この可動役物装置60Bでは、可動役物69が、繰出位置TPに配置された右端69bを持ち上げている状態で、可動役物69の下方に遊技球Bを進入させれば、右端69bを下方に下げた初期位置(退避位置、収納位置)EPに復帰しようとする際、遊技球Bを噛み込むことから、故障の原因となる。そのため、このパチンコ遊技機1Bでは、演出制御基板が進入予測信号を受信して、可動役物69を配置させる位置を、初期位置EPとなる右端69bを下げた退避位置GPとすれば、遊技球Bの可動役物装置60B内への進入を防止できる(換言すれば、退避位置GPが遊技球Bの進入を防止できる防止位置となる)。また、このパチンコ遊技機1Bは、可動役物69の左端69aの左方に、遊技球Bを可動役物装置60B外に排出可能な排出部としての排出口64を設け、また、右端69bを持ち上げた繰出位置TPを排出位置OPと設定して、構成されている。そのため、このパチンコ遊技機1Bでは、遊技球Bが刀形状の可動役物69の上に載っていた際、可動役物69を排出位置OPに配置させれば、可動役物69上の遊技球Bを転動させて、排出口64から遊技球Bを排出することができる。
なお、この刀形状の可動役物69は、上縁69cから下がった部位に、下方へ凹むように湾曲して左右方向に延びる受け座面69dを備えて、構成され、この受け座面69dが、進入しようとする遊技球Bを上面で受け止め、そして、右端69b側の上昇時、左端69a側に遊技球Bを転動可能に構成されている。
また、このパチンコ遊技機1Bでも、実施形態のパチンコ遊技機1と同様に、可動役物装置制御手段としての演出制御基板の制御により、図示しない角度センサや位置センサからの可動役物69の位置データに基づき、駆動モータ72を作動させて、進入予測信号のON信号やOFF信号に基づいて、可動役物69を、退避位置GPとしての収納位置(初期位置)EPに配置させ、ついで、排出位置OPに配置させ、そして、復帰位置(初期位置)EPに復帰させて、あるいは、退避位置GPへの移動前の位置に復帰させて、演出動作を再開するように、構成されている。
さらに、実施例や変形例の扉開放SW9、進入予測報知SW9A、あるいは、排出ボタンSW10に関し、リモコン等の外部装置から発信される信号を受信可能な受信装置により、代替してもよい。
なお、可動役物装置60,60Bの制御は、演出制御基板56自体で無く、他のランプ制御基板58やメイン制御基板等が、行ってもよい。
1,1B…パチンコ遊技機、
56…(可動役物装置制御手段・演出制御手段)演出制御基板、
60,60B…可動役物装置、
65,65A,65B,65C,69…可動役物、
OP…排出位置、
GP…退避位置。

Claims (1)

  1. 遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行させるか否かの判定をおこなうと共に、前記特別遊技状態に移行するか否かを可動役物装置における演出用の可動役物の動作状態に応じて示唆報知可能に構成されたパチンコ遊技機であって、
    遊技盤の前面を覆うガラス扉部の閉鎖信号を受信した後、前記可動役物装置の側方に配置された排出部に遊技球を転動させて、前記可動役物装置外へ前記遊技球を排出可能な排出位置に、前記可動役物を配置させる排出側移動手段、
    を備えて構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
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