JP5753184B2 - 改良型洗滌装置 - Google Patents

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Description

本発明はエネルギー、水及び洗剤の限られた量しか使用する必要のない洗滌システムを使う基材の水性洗滌に関する。特に本発明はこの様なシステムによる紡織繊維及び編織布の洗滌に関しており、この背景で使用するのに好適な装置を提供する。
水性洗滌過程は家庭用及び産業用の両分野の編織布洗濯の主柱を成している。望ましいレベルの洗滌が達成されると仮定して、この様な過程の効能は通常、エネルギー、水及び洗剤の消費レベルにより特徴付けられる。一般に、これら三要素に関する要求が少ない程、洗濯過程は高効率と考えられる。少ない水及び洗剤の消費の下流効果も重要であり、何故ならばこれは極度にコスト高で、環境へも有害な、水性流出物の処理の必要性を最小にするからである。
この様な洗濯過程は、織布の水への沈潜、これに続く汚れ除去、水性汚れ漂遊、そして水濯ぎを含む。一般に、使われるエネルギー(又は温度)、水そして洗剤が高レベルな程、洗滌は良好である。しかしながら、重要課題は水消費に関しており、それは水消費が(洗濯水を加熱するための)エネルギー要求と(望ましい洗剤濃度を達成するための)洗剤量を設定するからである。加えて、水使用量レベルは、もう1つの重要な性能パラメーターである該過程の織布への機械的作用を規定しており、該作用は洗濯時の布面の攪拌となって埋め込まれた汚れの解き放ちで大切な役割を果たしている。水性処理では、この様な機械的作用は、或る特定の洗濯機のドラム設計と組み合わされて水使用量レベルにより提供される。一般的な意味で、ドラム内の水レベルが高い程、機械的作用は良好であることが見出されている。従って、全体的処理効率(すなわち、エネルギー、水及び洗剤の消費を減じる)を改善する願いと、洗濯時の効率的機械作用の必要性と、で創られる二項対立がある。特に家庭での洗濯では、この様な使用量に付随する明らかなコスト負担に加えて、実際にこの様な高レベルの使用を断念するよう特に設計された洗濯性能標準が規制されている。
現在の効率的家庭用洗濯機はそれらのエネルギー、水及び洗剤の消費を最小化する方向への重要な推進が行われて来た。EU指令92/75/CEEは、効率的家庭用洗濯機は‘A’定格を得るために典型的に洗濯負荷のkg当たり0.19kWhより少なく消費するよう、(60℃での、綿設定で)kWh/サイクルでの洗濯機エネルギー消費を規定する標準を設定している。もし水消費も考慮すると、A定格の機械は洗濯負荷のkg当たり9.7lより少なく使用する、一方、最も効率的な最近の機械、例えばエルジー(LG)により製造されたモデル番号F1480FD6、は今や遙かに少ない水しか使用しない(www.lg.com参照)。この機械は典型的に9kgの洗濯負荷当たり63l、すなわち7l/kg、を使用する。
使用洗剤量は製造メーカーの推奨により決められるが、これ又家庭用市場では、軟水及び中間的硬水内の濃縮液体配合で、4−6kg洗濯負荷用の35ml(又は37g)から6−8kgの洗濯負荷用の52ml(55g)(硬水の場合、或いは非常に汚れた品物の場合)まで増える数字が典型的である{例えば、パーシル(登録商標)スモールアンドマイテイ(Persil(R) Small & Mighty)用ユニレバー(Unilever)のパック使用量案内書参照}。従って、軟水/中間的硬水の水硬度での4−6kg洗濯負荷用ではこれは7.4−9.2g/kgの使用洗剤量に等しく、一方、6−8kg洗濯負荷(又は硬水の場合、或いは非常に汚れた品物の場合)用では範囲は6.9−9.2g/kgになる。
しかしながら、産業用洗濯過程(洗濯機−抽出器)のエネルギー、水及び洗剤消費は可成り異なり、この様な環境ではエネルギー及び水の使用量は制約が少なく、何故ならば、サイクルタイムを減じることに主な要因があり、該サイクルタイムは勿論、家庭用のシナリオに於けるより多く考慮されるからである。同じ様な洗剤のレベルへの圧力が掛かるが、しかしながら、これは大抵はコストを下げる望みのためである。
かくして、上記論議から、効率的織布洗濯過程用の最高の標準を設定する性能レベルは、0.19kWh/kgより少ないエネルギー消費、約7l/kgの水使用量、そして約8g/kgの洗剤使用量であることが採用される。しかしながら、既述の様に、織布を完全に濡らす最小要求、除かれた汚れを水性溶液内に漂わすのに充分な過剰水を提供するニーヅ、そして最後に該織布を濯ぐニーヅのために、純粋に水性の処理で水(そして従って、エネルギー及び洗剤の)レベルを下げることは益々難しくなりつつある。
洗濯水の加熱はエネルギーの主な使用過程であり、動作洗濯温度で効果的濃度に達するために最低レベルの洗剤が必要になる。機械的作用を改善する手段が使用水レベルを増やさず達成されるなら、水性洗濯処理は著しく効率的になる(すなわち、エネルギー、水及び洗剤消費の更なる削減をもたらす)。物理的力で達成される汚れ除去のレベルが高い程、洗剤化学に求められるレベルは低いので、機械的作用自身は洗剤レベルへの直接的影響を有することは注目されるべきである。しかしながら、純粋な水性洗濯処理での機械的作用の増強は或る付随する欠点を有する。この様な処理では織布のしわ付きが起こり易く、これは機械的作用からの応力を各しわに集中するよう作用し、局所的織布損傷に帰着する。この様な織布損傷の回避(すなわち、織布の保護)は家庭の消費者及び産業ユーザーの主要な関心である。
オゾン技術、超音波技術又は蒸気技術に基づく手法に加えて、電解洗滌又はプラズマ洗滌に依存する方法を含む、新洗滌技術の開発への種々の手法が従来技術で報告されて来た。かくして、例えば、特許文献1はプラズマと一緒にUV生産されたオゾンを利用する織布洗滌及び消毒処理を開示する。代わりの技術は特定酵素の存在下での冷水洗滌を含む一方、特に愛顧される更に進んだ手法は空気洗濯技術に依存し、例えば特許文献2で開示される。加えて、特許文献3及び4で説明されるエステル添加物及び濃厚なフエーズのガス処理を使う方法の様な、種々の二酸化炭素洗滌技術が開発されており、尤も、この様な方法は一般にドライクリーニングの分野で大きな応用可能性を見出すのが一般的であるが。しかしながら、これらの技術の多くは技術的に複雑で、特に家庭用への応用に容易に適合されるものではない。
水性洗濯処理に組み合わされる挑戦に照らして、本発明人は、技術的に率直で、従来技術の方法により示される欠陥が克服されることをなお可能にする問題への新手法を前に工夫した。提供される方法は大容積の水の使用の要求を取り除くが、なお洗滌及び汚染除去の効率的手段を提供することが出来て、一方経済的及び環境的利点も生じる。
かくして、特許文献5では汚れた基材を洗滌する方法と配合物とが開示されるが、該方法は濡れた基材を、多数のポリマー粒子を有する配合物で処理する過程を有しており、該配合物は有機溶剤を含まない。好ましくは、該基材は重量比で1:0.1から1:5の間の基材対水の比を達成するよう濡らされ、オプションでは該配合物は加えて界面活性剤を有するのが典型的である少なくとも1つの洗滌材料を備えるのがよく、該界面活性剤は洗剤特性を有するのが最も好ましい。好ましい実施例では、該基材は紡織繊維を有し、該ポリマー粒子は、例えば、ポリアミド、ポリエステル、ポリアルケン、ポリウレタン又はそれらのコーポリマーの粒子を有してもよいが、最も好ましいのはナイロンチップの形であるのがよい。
しかしながら、この洗滌方法の使用は該洗滌動作の終了時洗滌チップ又はビーヅが被洗滌基材から効率的に分離される必要性を提示し、そしてこの課題は独立に回転出来る2つの内部ドラムの使用を要する新規設計の洗滌装置を提供し、産業用及び家庭用の両面の洗滌過程で応用された特許文献6で最初に取り組まれている。しかしながら、洗滌過程の終了時基材からの洗滌媒体の効率的分離の問題に取り組む、もっと簡単で経済的な手段の提供を考慮して、本発明人は今回ここに開示される装置を開発したが、該装置はパーフォレートしたドラムと取り除き可能な外側ドラムスキンとの使用を要する新規設計を提供し、産業用及び家庭用の両洗滌過程で応用されるものである。
国際公開第WO−A−2009/021919号パンフレット 米国特許出願公開第US−A−2009/0090138号明細書 米国特許出願公開第US−B−7481893号明細書 米国特許出願公開第US−A−2008/0223406号明細書 国際公開第WO−A−2007/128962号パンフレット 国際公開第WO−A−2010/094959号パンフレット
本発明の第1の側面に依れば、汚れた基材の洗滌で使用する装置が提供され、前記装置は
(a)ハウジング手段であって、
(i)中に設置された回転可能に設置された円柱状ケージを有する第1上部室と、そして
(ii)前記円柱状ケージの下に配置された第2下部室と、を備えるハウジング手段と、
(b)少なくとも1つの再循環手段と、
(c)アクセス手段と、
(d)多数の配送手段と、そして
(e)シール用手段と、具備しており、前記シール用手段は、前記回転可能に設置された円柱状ケージの円柱状側壁の外面に取り外し可能に取り付けられ、前記ケージの内部からの流体と固体パーティキュレート物質との進入又は外出を防止するよう適合されている。
前記アクセス手段は典型的に該ケーシング内に設置された蝶番付けドアを有し、該ドアは該円柱状ケージ内部へのアクセスを可能にするため開かれ、実質的にシールされたシステムを提供するよう閉じられる。好ましくは、該ドアは窓を有するのがよい。
本発明の好ましい実施例では、前記回転可能に設置された円柱状ケージはパーフォレートされたドラムの形である。前記回転可能に設置された円柱状ケージは前記ハウジング手段内に垂直に設置されてもよく、最も好ましくは、前記ハウジング手段内に水平の設置されるのがよい。その結果、本発明の好ましい実施例では、前記アクセス手段が該装置の前に配置され、前部装填設備を提供する。該回転可能に設置された円柱状ケージが該ハウジング手段内に垂直に設置されると、該アクセス手段は該装置の頂部に配置され、頂部装填設備を提供する。しかしながら、本発明の更に進んだ説明の目的で、前記回転可能に設置された円柱状ケージは前記ハウジング手段内に水平に設置されると仮定する。
前記回転可能に設置された円柱状ケージの回転は、電気モーターの形の典型的に電気駆動手段を有する駆動手段の使用によりもたらされる。前記駆動手段の動作は工員によりプログラムされてもよい制御手段によりもたらされる。
前記回転可能に設置された円柱状ケージはその円柱状側壁に複数のパーフォレーションを有し、それにより流体、そして前記シール用手段が無い場合は、精細なパーティキュレート材料及び個別パーティキュレート材料、の出入りを可能にする。前記パーフォレーションは典型的に2から25mm、好ましくは4から10mm、最も好ましくは5から8mmの直径を有する。
前記回転可能に設置された円柱状ケージは大抵の産業用又は家庭用洗濯機で見出される寸法であり、10から7000リッターの領域の容量を有してもよい。家庭用洗濯機用の典型的容量は30から120リッターの範囲であり、産業用洗濯抽出器用では120−7000リッターの何れかのものが可能である。この範囲内の共通寸法は50kg洗濯負荷用に好適なものであり、そこでは該ドラムは450から650リッターの容積を有し、この様な場合、一般に、該ケージは75から120cm、好ましくは90から110cmの領域の直径と、40と100cm、好ましくは60と90cmの間の長さと、を有する円柱を備える。一般に、該ケージは洗滌される洗濯負荷のkg当たり10リッターの容積を有する。
前記装置は汚れた基材と、多数のポリマー粒子の形であるのが最も好ましい固体パーティキュレート材料を有する洗滌媒体と、に連携して動作するよう設計される。理想的には、これらのポリマー粒子は効果的な洗滌を促進するために効率的に循環させられるべきであり、従って該装置は循環手段を有するのが好ましい。かくして、前記回転可能に設置された円柱形ケージの円柱状側壁の内面は、前記内面に本質的に垂直に固定された多数の隔てられた細長い突起を有するのが好ましい。好ましくは、前記突起は追加的に空気増幅器を有し、該増幅器は典型的に空圧式に駆動され、前記ケージ内の空気流の循環を促進するよう適合されるのがよい。典型的に、前記装置は普通リフターと呼ばれる、3から10、最も好ましくは4つの前記突起を有するのがよい。
動作では、前記回転可能に設置された円柱状ケージの回転により攪拌が提供される。しかしながら、本発明の好ましい実施例では、洗滌動作の終了時、残留固体パーティキュレート材料の効率的除去を実現するために、追加の攪拌手段も提供される。好ましくは、前記攪拌手段は空気ジェットを有するのがよい。
前記回転可能に設置された円柱状ケージは、前記ハウジング手段の第1上部室内に配置され、前記第1上部室の下には第2下部室が配置されるが、該第2下部室は前記洗滌媒体用の収集室として機能する。好ましくは、前記下部室は拡大サンプを有するのがよい。
前記ハウジング手段は標準の特徴的配管に接続され、それにより多数の配送手段に加えて、少なくとも1つの再循環手段を提供するが、該配送手段のおかげで少なくとも水と、そしてオプションでは界面活性剤の様な洗滌剤、が該装置内に導入される。前記装置は追加的に、前記ハウジング手段内の空気の循環用及び中の温度及び湿度の調整用の手段を有してもよい。前記手段は例えば、再循環用フアン、エアヒーター、水噴霧器及び/又は蒸気発生器を有するのが典型的である。加えて、該装置内の温度及び湿度のレベルを判定し、この情報を制御手段に通信するために、検出手段も提供される。
かくして、前記装置は少なくとも1つの再循環手段を有し、それにより洗滌動作での再使用のために、前記下部室から前記回転可能に設置された円柱状ケージへの前記固体パーティキュレート材料の再循環を実現する。好ましくは、前記第1再循環手段は、前記第2室と前記回転可能に設置された円柱状ケージとを接続する管路を有する。好ましくは、前記管路は水から前記固体パーティキュレート材料を分離する分離手段と、前記円柱状ケージ内への前記固体パーティキュレート材料の進入を制御するよう適合された制御手段と、
を有するのがよい。典型的に、前記分離手段は前記円柱状ケージ上に配置されたワイヤメッシュの様なフィルター材料を有し、前記制御手段は前記レセプター容器に取り付けられ、該円柱状ケージの内部に接続された供給管の形であるのが好ましいフィーダー手段内に配置された弁を有する。
前記下部室から前記回転可能に設置された円柱状ケージへの固体パーティキュレート物質の再循環は、前記第1再循環手段内に含まれるポンプ用手段の使用により達成されるのが典型的である。
好ましくは、前記装置は追加で第2再循環手段を有し、前記分離手段により分離された水の前記下部室への戻りを可能にして、それにより環境に有利な仕方で前記水の再使用を実現するのがよい。
前記下部室は、中味が好ましい動作温度に高められることを可能にする加熱手段に加えて、該室の中味の循環と混合を促進するために追加のポンプ用手段を有するのが好ましい。
本請求発明の本質的特徴は、該回転可能に設置された円柱状ケージの円柱状側壁の外面に取り除き可能に取り付けられ、前記ケージの内部からの流体及び固体パーティキュレート物質の進入又は外出を防止するよう適合されたシール用手段を具備することである。前記シール用手段は前記円柱状ケージの外面に固定された時、洗濯用ドラムとして作用するために該ケージをシールする柔軟なポリマーシート材料を有するのが好ましい。しかしながら、該回転可能に設置された円柱状ケージの該円柱状側壁の外面からの前記シール用手段の取り除き時、該洗濯用流体及び固体パーティキュレート物質は、前記ケージの側壁内のパーフォレーションを経由して該ケージを出て、それにより前記装置の該下部室内へ落下するのは自由である。
典型的に、本発明の好ましい実施例では、前記シール用手段は、耐引き裂き性の織布シートに形成され、フック及び/又はタイバー及び/又は引っ張りクリップの様な固定手段により、前記円柱状ケージの外面に取り付けられたリップストップナイロンの形であるのが好ましい、ナイロンの様なポリマー材料を有する。前記シール用手段の取り付け及び取り外しを容易にするために、前記ハウジング手段は、前記円柱状ケージの外面へのアクセスを提供するアパーチャーを有するのが好ましい。前記シール用手段は手動か、又は自動で前記ケージの外面に取り付けられ、該外面から取り外されてもよい。本発明は又真空手段による前記シール用手段の取り付けを予想しており、該シール用手段の解除及び除去は該真空の除去によりもたらされてもよい。
本発明の代わりの実施例では、前記シール用手段は、前記円柱状ケージの内面又は外面に、スライド可能に又は蝶番付け機構を介して、取り付けられ、そして前記パーフォレーションをカバーする第1位置から、前記円柱状ケージへのそして該該ケージからの材料の進入及び外出を可能にするよう前記パーフォレーションが開かれる第2位置へ、動かされるカバーを有してもよい。
動作では、典型的サイクル時、該シール用手段は、汚れた衣服が中に置かれる前記回転可能に設置された円柱状ケージに取り付けられる。該固体パーティキュレート材料と必要量の洗濯水は、何等かの必要な追加の洗滌剤と一緒に、該ハウジング手段内に含まれる下部室内で望ましい温度に加熱され、該第1再循環手段を経由して該円柱状ケージ内へ導入される。該ケージの回転による攪拌に続いて、該シール用手段は除去され、該流体と固体パーティキュレート材料とは該ケージ内のパーフォレーションを通して、該装置の下部室内へ落下させられる。
該洗滌過程時、固体パーティキュレート材料を再加熱する必要がある場合、該材料は、中への該材料の再進入の前に、シール用手段が再度付けられる該円柱状ケージへ該材料が戻るように、該材料は第1再循環手段を介して再循環させられてもよい。かくして、該装置の下部室内の再加熱後に、該固体パーティキュレート材料は前記回転可能に設置された円柱状ケージの頂部側へ運ばれるが、そこでは該材料は、重力により、前記分離手段を通り、制御手段の動作により、前記フィーダー手段を通り、前記ケージ内へ戻るよう落下させられ、それにより該洗滌動作を続けさせられる。しかしながら、本発明の好ましい実施例では、該再加熱過程は不必要であり、該シール用手段の1回の取り付けのみが必要である。
かくして、本発明の第2の側面に依れば、汚れた基材を洗滌する方法が提供され、前記方法は固体パーティキュレート洗滌材料と洗濯水を含む配合物での該基材の処理過程を具備しており、前記方法は本発明の第1の側面に依る装置で行われる。
好ましくは、前記方法は、
(a)本発明の第1の側面による装置の回転可能に設置された円柱状ケージの外面にシール用手段を取り付ける過程と、
(b)前記装置の第2下部室内に固体パーティキュレート洗滌材料と洗濯水とを導入する過程と、
(c)前記固体パーティキュレート洗滌材料と水を攪拌し、加熱する過程と、
(d)アクセス手段を介して少なくとも1つの汚れた基材を前記回転可能に設置された円柱状ケージ内に装填する過程と、
(e)実質的にシールされたシステムを提供するために該アクセス手段を閉じる過程と、
(f)前記固体パーティキュレート洗滌材料と水を再循環手段を経由して前記回転可能に設置された円柱状ケージ内へ導入する過程と、
(g)該装置を、前記回転可能に設置された円柱状ケージが回転させられる第1(洗濯)サイクル用に、動作させる過程と、
(h)前記回転可能に設置された円柱状ケージの外面から前記シール用手段を取り除く過程と、
(i)該装置を、流体及び固体パーティキュレート洗滌材料が前記回転可能に設置された円柱状ケージ内のパーフォレーションを通して前記第2下部室内へ落下させられる第2サイクル用に、動作させる過程と、
(j)必要により過程(a)、(c)そして(f)から(i)を繰り返す過程と、そして
(k)該装置から洗滌された該少なくとも1つの基材を取り除く過程と、を具備する。
オプションでは、前記方法の過程(b)及び(f)での前記固体パーティキュレート洗滌材料と水の導入過程は少なくとも1つの追加の洗滌剤の導入を含んでもよい。前記少なくとも1つの洗浄剤は好ましくは少なくとも1つの洗剤配合物を有するのがよい。
オプションでは、前記第2サイクルは追加で濯ぎ動作を有してもよく、前記回転可能に設置された円柱状ケージへ水が更に追加されてもよい。オプションでは、前記濯ぎサイクルが基材処理目的で使われ、濯ぎ水に、蛍光増白剤、香料、軟化剤及び澱粉の様な処理剤を追加する過程を含んでもよい。
オプションでは、前記回転可能に設置された円柱状ケージの回転速度は前記第2サイクル時高められてもよい。
更に、前記固体パーティキュレート洗浄材料はオプションで、界面活性剤の様な洗浄剤が存在する又は存在しない状態で、清浄水で前記室をざぶ洗いすることにより前記下部室内の洗浄動作に供されてもよい。代わりに、該固体パーティキュレート洗浄材料の洗浄は、前記回転可能に設置された円柱状ケージ内で別の段階として達成されてもよい。
一般に、前記少なくとも1つの基材上の何等かの残る固体パーティキュレート洗浄材料は、該少なくとも1つの基材を加振することにより容易に取り除かれる。しかしながら、もし必要なら、更に残る固体パーティキュレート洗浄材料は、好ましくは真空棒を含むのがよい吸引手段により取り除かれてもよい。
本発明は下記図面を参照することによりここで更に図解される。
本発明の装置の略図を示す。 ハウジング手段内のアパーチャーを図解するもので、該アパーチャーは回転可能に設置された円柱状ケージへのシール用手段の取り付け及び除去用のアクセスを提供する。 取り付けられた該シール用手段を有する回転可能に設置される円柱状ケージを画く。 本発明の装置の再循環手段の側面を示す。 回転可能に設置された円柱状ケージへのシール用手段の取り付けを図解する。 回転可能に設置された円柱状ケージからのシール用手段の取り外し過程を画く。 本発明の装置で行われた洗浄試行用に使われた標準汚染セットを示す。 本発明の装置を使う洗浄試行の後の種々の汚染についてのシーアイイーエル(CIE L*)カラー座標値を図解する棒グラフであり、洗浄過程の効率を図解する。 全汚染に亘る平均時の図7のシーアイイーエル(CIE L*)カラー座標データを示す。 カラー強さ{ケー/エス(K/S)}値に換算して測定した本発明の装置での皮脂布の洗浄効率を図解する。
本発明の装置は、例えば、プラスチック材料、革、紙、厚紙、金属、ガラス又は木材を含む広範囲の基材の何れの洗浄用に使われてもよい。しかしながら、実際は、前記装置は紡織繊維衣服を含む基材の洗浄で主として使用するために設計され、例えば、綿の様な天然繊維か、又は例えばナイロン6,6、ポリエステル、酢酸セルローズの様な人造及び合成の紡織繊維か、又はそれらの混合繊維を含む紡織繊維の効率的洗浄を達成することに特に成功していることが示されて来た。
最も好ましくは、固体パーティキュレート洗浄材料は多数のポリマー粒子を有するのがよい。典型的に、該ポリマー粒子は、発泡材又は未発泡材でもよく、ポリエチレン及びポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル又はポリウレタンの様なポリアルケンを有してもよい。更に、前記ポリマーは線形であるか架橋結合型であってもよい。しかしながら、好ましくは、前記ポリマー粒子はポリアミド又はポリエステル粒子を有するのがよい。前
記ポリアミド及びポリエステルは水性の汚染/よごれの除去用に特に効果的であることが見出されており、一方ポリアルケンはオイルベースの汚染の除去に特に有用である。
ポリアミド又はポリエステル粒子を有する多数のポリマー粒子を備える好ましい固体パーティキュレート洗浄材料は、最も好ましくはビーヅの形の、特にナイロン、ポリエチレンテレフタレート又はポリブチレンテレフタレート又はそれらのコーポリマーの粒子を有するのがよい。該ポリマーは発泡材又は未発泡材でもよく、線形又は架橋結合型でもよい。ナイロン6,ナイロン6,6、ポリエチレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレートを含むが、それらに限定されない種々のナイロン又はポリエステルホモポリマー又はコーポリマーが使われてもよい。好ましくは、該ナイロンは5000から30000ドルトン、より好ましくは10000から20000ドルトン、最も好ましくは15000から16000ドルトンの領域の分子量を有するナイロン6,6ホモポリマーを備えるのがよい。該ポリエステルはASTM D−4603の様な溶液技術で測定時0.3−1.5dl/gの範囲の真性粘度測定値に対応する分子量を有するのが典型的である。
オプションでは、上記ポリマー材料のコーポリマーが本発明の目的で使われてもよい。特に、該ポリマー材料の特性は、コーポリマー上に特定特性を与えるモノマーユニットの含有により特定の要求に誂えられてもよい。かくして、該コーポリマーは、ポリマー連鎖内に、とりわけ、イオン的に荷電されている、又は極性部分か不飽和有機グループを有する、モノマーユニットを含むことにより特定汚染材料を引き付けるよう適合されてもよい。この様なグループの例は、例えば、酸又はアミノグループ、又はその塩、又はペンダントアルケニルグループを含んでもよい。
該ポリマー粒子は、良好な流れ能力と、典型的に編織布を含むよごれ基材との親密な接触と、を許容する様な形とサイズである。円柱状、球状、立方体状の様な種々の形の粒子が使用されてもよく、例えば、環状リング、ドッグボーン及び円形を含む適当な断面形状が使われてもよい。しかしながら、最も好ましくは、前記粒子は円柱状又は球形のビーヅを含むのがよい。
該粒子はスムーズな又は不規則な面構造を有してもよく、充実型又は中空型構造であってもよい。粒子は、10−60mm、好ましくは20−50mm、より好ましくは25−35mmの表面積を有して、1−35mg、好ましくは10−30mg、より好ましくは12−25mgの平均質量を有する様なサイズである。
円柱状ビーヅの場合は、好ましい粒子直径は1.0から6.0mm、より好ましくは1.5から4.0mm、最も好ましくは2.0から3.0mmの領域内にあり、該ビーヅの長さは1.0から4.0mm、より好ましくは1.5から3.5mmの範囲、最も好ましくは2.0から3.0mmの領域内にあるのがよい。典型的には、球形ビーヅでは、該球の好ましい直径は1.0から6.0mm、より好ましくは2.0から4.5mm、最も好ましくは2.5から3.5mmの領域にあるのがよい。
該システムに付加される洗濯水の容積は、好ましくは重量比で2.5:1と0.1:1の間の洗濯水対織物比を達成するよう計算され、より好ましくは該比は2.0:1と0.8:1の間にあり、特に愛顧すべき結果は1.75:1、1.5:1、1.2:1及び1.1:1の様な比で達成された。最も簡便には、要求量の水が、汚れた基材を前記ケージに装填後に、該装置の回転可能に設置された円柱状ケージ内に導入される。追加量の水は固体パーティキュレート洗浄材料の循環時に該ケージ内に移るが、キャリーオーバー量は分離手段の作用により最小化される。
1実施例では、本発明の方法は、何等更に進んだ添加剤無しに、本質的に多数のポリマ
ー粒子と洗濯水のみから成る配合物で該基材を処理することによる、汚れた基材の洗浄を想定しているが、より好ましい実施例では、該配合物は追加的に少なくとも1つの追加洗浄剤を含む。前記少なくとも1つの洗浄剤は好ましくは少なくとも1つの洗剤配合物を含むのがよい。
該洗剤配合物の主成分は洗浄成分と後処理成分を含む。典型的に、該洗浄成分は界面活性剤、酵素及び漂白剤を含むが、後処理成分は、例えば、再付着防止用添加剤、香料そして光学的増白剤を含む。
しかしながら、洗剤配合物はオプションで、例えば、ビルダー、キレート化剤、染料移行防止剤、分散剤、酵素安定剤、触媒材料、漂白賦活剤、ポリマー分散剤、粘土除去剤、石鹸発泡抑制剤、染料、構造弾性化剤、織物軟化剤、澱粉、キャリヤー、ヒドロトロープ、加工助剤及び/又は顔料の様な1つ以上の他の添加剤を有してもよい。
適当な界面活性剤の例は非イオン系及び/又は陽イオン系及び/又は陰イオン系界面活性剤及び/又は両性及び/又は双性イオン系及び/又は半極性非イオン系の界面活性剤から選択されてもよい。該界面活性剤は典型的に洗浄用配合物の重量で約0.1%から、約1%から又は敢えて約5%から、そして該洗浄用混合物の重量で約99.9%まで、約80%まで、約35%まで又は敢えて約30%まで、のレベルで存在する。
該配合物は洗浄性能及び/又は織物保護の利点を提供する1つ以上の洗剤酵素を有してもよい。適当な酵素の例は、ヘミセルラーゼ、パーオキシダーゼ、プロテアーゼ、他のセルラーゼ、他のキシラナーゼ、リパーゼ、フォスフォリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノロキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タナーゼ、ペントザナーゼ、マラナーゼ、[ベータ]グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ及びアミラーゼ又はそれらの混合物を含むがそれらに限定されない。典型的組み合わせは、アミラーゼと連携した、プロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ及び/又はセルラーゼの様な酵素の混合物を含む。
オプションでは、酵素安定剤も又洗浄成分の中に含まれてもよい。この点で、洗剤で使用するための酵素は、例えば、配合物内へのカルシウム及びマグネシウムイオンの水溶性ソースの組み入れによる様な種々の技術により安定化されてもよい。
該配合物は1つ以上の漂白剤化合物と付随賦活剤を有してもよい。この様な漂白剤化合物の例は、過酸化水素を含む過酸化化合物、過硼酸塩、過炭酸塩、過燐酸塩、過珪酸塩、及びモノ過硫酸塩(例えば、過硼酸ナトリウムテトラ水和物及び過炭酸ナトリウム)の様な無機ペルオキシ塩、そして過酢酸、モノペルオキシフタール酸、ジペルオキシドデカン二酸、N,N’−テレフタロイルジ(6−アミノペロキシカプロン酸)、N,N’−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸及びアミドペルオキシ酸の様な有機ペルオキシ酸を含むがそれらに限定されない。漂白賦活剤はテトラアセチルエチレンジアミンの様なカルボン酸エステル及びノンアノイロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムを含むがそれらに限定されない。
適当なビルダーが該配合物内に含まれ、これらはポリ燐酸のアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウムの塩、珪酸のアルカリ金属塩、炭酸のアルカリアース及びアルカリ金属の塩、珪酸アルミニウム塩、ポリカルボン酸塩化合物、エーテルヒドロキシポリカルボン酸塩、無水マレイン酸とエチレン又はビニルメチルエーテル、1,3,5−トリハイドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、そしてカルボキシメチル−オキシ琥珀酸とのコーポリマー、メリット酸、琥珀酸、オキシジ琥珀酸、ポリマレイン酸
、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチロキシ琥珀酸の様な、ポリカルボン酸塩のみならず、エチレンジアミンテトラ酢酸及びニトリロトリ酢酸の様な、ポリ酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩そしてそれらの溶解可能な塩、を含むがそれらに限定されない。
該配合物は又オプションで1つ以上の銅、鉄及び/又はマンガンキレート化剤及び/又は1つ以上の染料移行防止剤を含んでもよい。
適当なポリマー染料移行防止剤はポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキサイドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾル、ポリビニルオキザゾリドンとポリビニルイミダゾルとのコーポリマー又はそれらの混合物を含むが、それらに限定されない。
オプションでは、該洗剤配合物は又分散剤を含んでもよい。適当な水溶性有機材料は、中でポリカルボン酸が2つ以下の炭素原子により相互から分離された少なくとも2つのカルボキシル基を有するホモポリマー又はコーポリマー酸又はそれらの塩である。
前記再付着防止添加剤はそれらの作用が物理化学的であり、例えば、ポリエチレングリコール、ポリアクリレートそしてカルボキシメチルセルローズの様な材料を有する。
オプションで、該配合物は又香料を含んでもよい。適当な香料は一般にアルコール、ケトン、アルデヒド、エステル、エーテル及びニトリルアルケン、そしてそれらの混合物を含んでもよい多成分有機化学配合物である。残留芳香を提供するのに充分な実質を呈する商業的に入手可能な化合物はガラクソライド(Galaxolide){1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチルシクロペンタ(g)−2−ベンゾピラン}、ライラル(Lyral){3−及び4−(4−ハイドロキシ−4−メチル−ペンチル)シクロヘキセン−1−カルボクスアルデヒド}そしてアンブロクサン(Ambroxan){(3aR,5aS,9aS,9bR)−3a,6,6,9a−テトラメチル−2,4,5,5a,7,8,9,9b−オクタヒドロ−1H−ベンゾ[e][1]ベンゾフラン}を含む。商業的に入手可能な完全に配合された香料の1例はシムライズ(登録商標)アーゲー(Symrise(R)AG)により供給されるアムールジャポネ(Amour Japonais)である。
適当な光学的増白剤は幾つかの有機化学的分類に入るが、それらの中で最も有名なものはスチルベン誘導体であるが、他の適当な分類はベンゾクサゾル、ベンジミダゾル、1,3−ジフェニル−2ピラゾリン、クマリン、1,3,5−トリアジン−2−ylsそしてナフタリミデスを含む。この様な化合物の例は、4,4’−bis[[6−アニリノ−4(メチルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−yl]アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、4,4’−bis[[6−アニリノ−4−[(2−ヒロドキシエチル)メチルアミノ]−1,3,5−トリアジン−2−yl]アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、二ナトリム塩、4,4’−Bis[[2−アニリノ−4−[bis(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−6−yl]アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、二ナトリウム塩、4,4’−bis[(4,6−ジアニリノ−1,3,5−トリアジン−2−yl)アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、二ナトリウム塩、7−ジエチルアミノ−4−メチルクマリン、4,4’−Bis[(2−アニリノ−4−モルフォリノ−1,3,5−トリアジン−6−yl)アミノ]−2,2’−スチルベンジスルホン酸、二ナトリウム塩、そして2,5−bis(ベンゾクサゾル−2−yl)チオフエンを含むがそれらに限定されない。
前記薬剤は単独か又は何等かの望ましい組み合わせで使われてもよく、そしてそれらの効果を最大化するために洗浄サイクル中の適当な段階に該洗浄システムに追加されてもよ
い。
しかしながら、如何なる場合でも、本発明の方法が少なくとも1つの追加の洗浄剤の存在下で行われる時は、満足する洗浄性能を達成するために必要な前記洗浄剤の量は従来技術の方法で要する量から著しく減じられる。
固体パーティキュレート洗浄材料の基材に対する比は一般に、重量比で0.1:1から10:1の範囲、好ましくは重量比で0.5:1から5:1の領域にあり、特に愛顧すべき結果は重量比で1:1から3:1の間の比で、特に重量比で2:1付近で達成された。かくして、例えば、織物5gの洗浄用に、オプションでは界面活性剤でコートされた10gのポリマー粒子が本発明の1実施例で使われた。固体パーティキュレート洗浄材料の基材に対する比は、洗濯サイクルを通して実質的に一定レベルに保持された。
本発明の方法は小規模か大規模か何れかのバッチ式の処理で使われ、家庭用及び産業用の両洗浄過程で応用される。
前に述べた様に、本発明の方法は紡織繊維の洗浄に特に応用される。しかしながら、この様な洗浄システムで使われる条件は、編織布の従来の濡れた洗浄に典型的に適用されるものから著しく低められた温度の使用を可能にして、結果として著しく環境保護的で経済的な利点を提供する。かくして、洗濯サイクル用の典型的な手順及び条件は、織物が、実質的にシールされたシステム内で、例えば、5と120分の間の持続時間で、5と95℃の間の温度で、本発明の方法で略処理されることを要する。その後、過程全体の濯ぎ及びビーヅ分離段階の完了用に追加の時間を要するので、サイクル全体の合計持続時間は1時間の範囲内であるのが典型的である。
該円柱状ケージからのシール用手段の除去後固体パーティキュレート材料の除去のサイクルはオプションでは室温で行ってもよく、最適の結果は2と30分の間、好ましくは5と20分の間サイクルタイムで達成されることが確立された。
得られた結果は編織布を用いた従来の湿式(又は乾式)洗浄手順を行う時観察された結果と非常に類似している。本発明の方法により処理された織物で達成された洗浄及び汚染除去の程度は非常に良好と見られ、特に屹立した結果は、除去が難しい場合が多い疎水性汚染及び水性の汚染とよごれに関して達成された。本発明の方法のエネルギー要求量、使用合計水容積、及び洗剤消費量は全て、従来の水性洗濯手順の使用に付随するレベルよりも全て著しく少なく、コスト及び環境上の利点の意味で著しい利点を再び提供する。
加えて、ポリマー粒子の再利用が可能なことが示され、同じ固体パーティキュレート洗浄材料での多数回の洗濯の動作を可能にする。繰り返し洗浄手順のためのこの仕方の粒子の再使用は、著しい経済的利点を提供し、多数回洗濯後の満足すべき結果の達成は、性能の幾らかの劣化が結果的に観察されることが一般的に存在するとは言え、該手順の一体化部分としてのパーティキュレート洗浄材料の連続洗浄に依存する本処理の性質のお陰である。
ここに提供される図を参照すると、図1では本発明の装置が見られ、該装置は、中に設置された、パーフォレートされたドラム(5)の形の回転可能に設置された円柱状ケージを有する第1上部室と、前記円柱状ケージの下に配置され拡大したサンプ(2)を有する第2下部室と、を備えるハウジング手段(1)を具備する。加えて該装置は、典型的にワイヤメッシュの形の、フィルター材料(10a)を有するビーヅ分離容器(10)内に供給するビーヅ及び水ライザーパイプ(9)と、固定ドラム入り口(14)内に設置されたビーヅ配送管(13)内に供給するビーヅレリースゲート弁(12)と、を第1再循環手
段として有する。該第1再循環手段はビーヅポンプ(7)により駆動される。追加の再循環手段は戻り水パイプ(11)を有しており、該パイプは重力の影響下で水を該分離容器(19)からサンプ(2)まで戻らせる。該装置は又装填用ドア(16)として示されるアクセス手段を有し、該ドアを通して洗浄用材料がドラム(5)内に装填されてもよい。固定ドラム入り口(14)内に配置された冷水供給ポート(15)と、洗剤ポート(17)と、の形で多数配送手段が提供され、追加の洗浄剤がポート(15)を通して最も簡便に導入される。該回転可能に設置された円柱状ケージ(5)の円柱状側壁の内面はリフター(6)の形の多数の隔てられた細長い突起を有し、該突起は空気増幅器(6a)を有しており、該増幅器は空圧式に駆動され、空気流を該ドラム(5)内に循環させ、該固体パーティキュレート洗浄材料の洗濯負荷からの分離を助ける。前記ドラムの外面は取り外し可能なスキン(5a)の形の取り外し可能なシール用手段を装備されており、該スキンはハウジングアパーチャー(19)を介して該ケージ(5)に付けられたり、或いは該ケージから取り外されてもよい。ポリマービーヅ(3)を有する固体パーティキュレート洗浄材料は最初に拡大サンプ(2)内に存在するが、該サンプは水ポンプ(8)、水再循環パイプ(8a)、ヒーターパッド(4)(該サンプの外面に固定された)そして該洗浄材料の望ましい温度への効率的かつ均一な加熱が達成されることを保証するための温度プローブ(18)を装備している。代わりの実施例では、代わりの、又は追加の加熱手段としてヒーターロッドが該サンプ(2)内に含まれてもよい。
図2(a)には、該ハウジングアパーチャー(19)のより明らかな図が提供されるが、該アパーチャーは該シール用手段(5a)の取り付け及び取り外しを可能にするために該ドラム(5)の外面へのアクセスを提供する、一方図2(b)は該ドラム(5)の外面に完全に取り付けられたシール用手段(5a)を画いている。
図3(a)は第1再循環システムの部分を図解しており、ビーヅ(3)の形の固体パーティキュレート洗浄材料はビーヅ分離容器(10)からビーヅ配送管(13)を通り、回転可能に設置された円柱状ドラム(5)内へ進んでおり、図3(b)は第1再循環システムの他の部分を示しており、ビーヅ(3)と水を有する固体パーティキュレート洗浄材料はビーヅポンプ(7)により被加熱サンプ(2)からビーヅ及び水ライザーパイプ(9)を通りビーヅ分離容器(10)へ駆動され、該容器から、被分離水は重力の影響下で、戻り水パイプ(11)を経由して該サンプへ戻る。回転可能に設置された円柱状ドラム(5)を駆動する責任がある該装置の主モーター(20)も画かれている。
図4(a)−(f)はシール用手段(5a)を該回転可能に設置された円柱状ケージ(5)に手動で取り付ける過程に含まれる諸段階を示しており、最初にスキン(5a)の先導エッジが該ドラムの方へ延ばされ、次いで該ドラムと係合する。その後、該ドラムは回転し、該スキンを該ドラムの表面上へ引き、そして該スキンが好ましくはフック及び/又はタイバー及び/又は引っ張りクリップにより適所に保持されるよう、該スキンの随伴エッジが該ドラムの表面と係合するまで回転を続ける。
図5(a)−(f)は該シール用手段(5a)が該回転可能に設置された円柱状ケージ(5)から手動で取り外される過程に含まれる諸段階を図解するが、該スキンの随伴エッジが最初に該ドラムから解放され、巻き戻し機構と係合するが、そこで該スキンは、該スキンの先導エッジがドラムから解放される時まで、ドラムが回転するので該スキンはスプール上に捲き戻され、そして次いで該ドラムを離れて完全に引き込められる。
かくして、動作時、拡大サンプ(2)は、その中味と一緒に、該サンプ(2)の外面に取り付けられたヒーターパッド(4)により加熱される。ビーズポンプ(7)はビーズ(3)及び水をライザーパイプ(9)を通してビーズ分離容器(10)へ汲み上げるが、該ビーズ(3)は該容器(10)内へ一時的に保持され、一方流出した水は戻りパイプ(1
1)を経由して該サンプへ戻る。該容器(10)内の堅いフィルター材料(10a)はビーズと共に運ばれた水を該ビーズの集まり内から逃げさせ、一方ゲート弁(12)は該ビーズ(3)を容器(10)内に保持する。かくして水は容器(10)から流出し、サンプ(2)へ戻る。弁(12)が開くと、ビーズは弁(12)を通過し、ビーズ配送管(13)を下へ、そして固定ドラム入り口(14)を通り、ドラム(5)内へ進む。冷水及び追加洗浄剤が固定ドラム入り口(14)内に配置された冷水供給ポート(15)経由でドラム(5)の中味に追加されてもよい。洗濯負荷は開き可能な装填用ドア(16)を通してドラム(5)内へ置かれ、洗剤はサンプ(2)内のポート(17)経由又は冷水供給ポート(15)経由で該システムに追加される。該システム温度はサンプ(2)内に設置された温度プローブ(18)を介してモニターされ、一方‘水’ポンプ(8)はパイプ(8a)を経由して該サンプ付近の水を循環させる。
従って、該システムはポリマービーズを洗濯負荷に付加し、洗濯サイクルを行い、次いで、一旦該洗濯サイクルが完了すると、該洗濯負荷から該ビーズを分離する、手段を提供する。洗濯にポリマービーズを付加し、取り外す過程は、ドラムの面内のパーフォレーションをシールする柔軟なスキン(5a)として図解される、柔軟なシール用手段の使用に依存する。適所に該スキンを有して、該ドラムの外面はシールされ、該洗濯過程中、洗濯ビーズ及び洗濯水は該ドラム内に保持される。しかしながら、該スキンが取り外されると、該ドラムの外面のパーフォレーションは該ポリマービーズが該ドラムの内部から通り過ぎて、該サンプへ戻ることを可能にする。該過程は1つの完全な洗濯サイクルを説明することにより簡便に図解される。
かくして、該スキン(5a)は該機械ハウジング(19)内のアパーチャーを通してドラム(5)に取り付けられ、それにより該ドラムをシールする。正しい比を達成するために必要な水の追加と一緒にポリマービーズ(3)はサンプヒーターパッド(4)によりサンプ(2)内の動作温度に加熱され、該水は均一なバルク温度が達成されることを保証するために水ポンプ(8)を使ってビーズを通して再循環される。一旦必要な動作温度が達成されると、洗濯負荷がドラム(5)内に置かれ、装填用ドア(16)が閉じられる。暖かい洗濯水とビーズ(3)が導入される時、何等かの汚染(卵の様な)が織物上に焼き付けられないことを保証するために、最初は、冷水と何等かの追加の洗浄剤が、冷水供給ポート(15)を経由して洗濯負荷に付加される。洗濯負荷は、冷水が負荷内で均一に分散し、布を充分濡らすよう、穏やかに攪拌される。
動作温度がサンプ内のビーズ及び水により到達されたことを一旦温度プローブ(18)が示すと、ビーズポンプ(7)はビーズ(3)及び水の混合物をビーズ分離容器(10)まで汲み上げる。過剰な水が該サンプ(2)へ戻るよう流出させられ、次いで弁(12)は開かれ、ビーズがビーズ配送管(13)を経由してドラム(5)内へ解放される。この動作は必要量のビーズ(3)がドラム(5)へ配送されるまで多数回繰り返される。オプションで、追加の洗浄剤がビーズ追加過程を介して該装置に追加されてもよい。
該システムは次いで、ドラムが20rpmと60rpmの間で、1方向に数回転、次いで反対方向に同じ数の回転をする標準的洗濯機と同様な仕方の洗濯サイクルを行う。このシーケンスは60分まで繰り返される。この洗濯サイクルが完了すると、該機械は該機械ハウジング内のアパーチャー(19)を介した該ドラムからのスキン(5a)の除去を可能にするために一時停止する。
該スキン(5a)が取り外されると、ドラムは最早シールされていないので、ビーズ(3)は最早ドラム(5)内に保持されず、ドラムパーフォレーションを通って、外のサンプ内へ落下するのは自由である。今度は、ビーズ(3)がドラム(5)内のパーフォレーションを通って落下し、サンプ(2)へ戻ることを促進するために、一連のゆっくりした
速度の回転と逆回転が行われる。織物片間に捉えられたビーズを解放するために、ドラム(5)はもっと速く回転されてもよく、それにより織物をドラム内面に向かって外方へ投げる。この作用は又織物からの過剰液体の除去を助ける。ドラム(5)の回転が再びゆっくりになると、布片はドラムの内面か離れて落下し、ドラムキャビテイ内に再配向され、かくして布片間に捉えられたビーズを解放するのを助ける。ゆっくりした速度の‘転がし’回転の連続は繰り返される。このシーケンス全体は、事実上全部のビーズ(3)がドラム(5)内から除去されるまで多数回繰り返される。このビーズ分離シーケンス中の何れかの点に於いても、ビーヅ除去を助けるよう布をばらばらにして波立ちを引き起こすために、空気がリフター(6)内の空気増幅器(6a)を通してドラム内に吹き込まれてもよい。洗濯負荷は次いで装填用ドア(16)を経由してドラム(5)から除去されてもよい。
別のオプションの過程で、洗濯サイクルに続いて洗濯負荷は水で濯がれる。オプションでは、スキン除去に続くこの濯ぎ動作及びビーズ除去動作はより高いケージ回転速度で行われてもよい。
更に進んだオプション段階では、ドラムからのそれらの除去とサンプへの転送に続いて、ビーズは、界面活性剤の様な洗浄剤の存在下又は欠如状態で、クラン水で該サンプをざぶ洗いすることにより洗浄されてもよい。代わりに、ビーズの洗浄は洗濯負荷の除去に続いてドラム内で該ビーズだけを洗濯することにより行われてもよい。
本発明はここで、本発明の範囲を限定する何等かの仕方ではないが、下記の例と付随する図解を参照して更に図解される。

例1
織った綿布{194g/m、英国、ブラドフォード、ホェーレイ(Whaleys, Bradford, U.K.)}が下記説明の方法に従って、コーヒー、口紅、ボールペン、トマトケチャップ、靴墨、草、真空塵、カレーソース及び赤ワインで汚染された。
(i)コーヒー
10gのモリソン(登録商標)フルロースト(Morrisons(R) Full Roast)コーヒー粉末が50ml蒸留水中に70℃で溶解された。続いて該溶液の1cm分が、5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内で合成スポンジを使って該布に付けられ;該汚染布は次いで周囲温度(23℃)で乾燥され、その後該布は4日間の暗所内貯蔵により、使用前に古くされた。
(ii)口紅
レブロン(登録商標)スーパーラストラス(Revlon(R) Super Lustrous)口紅{カッパーフロストシェード(copper frost shade)}が5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内を均一にカバーするよう合成スポンジを使って該布に付けられた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
(iii)ボールペン
黒のペーパーメート(登録商標)フレックスグリップウルトラ(Paper Mate(R) Flex Grip Ultra)ボールペンが5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内で該布を均一にカバーするよう使われた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
(iv)トマトケチャップ
ハインツ(登録商標)(Heinz(R))トマトケチャップが5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内を均一にカバーするよう合成スポンジを使って該布に付けられた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
(v)靴墨
キーウィー(登録商標)(Kiwi(R))黒靴墨が5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内に均一にカバーするよう合成スポンジを使って該布に付けられた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
(vi)草
草がエムジー7(MG7)(国家植生分類)源から手動で集められた。10gの該草は鋏でぶつぎりにされ、電子式ブレンダーを使い200mlの水道水でブレンドされた。該混合物は次いで金属シーブを使い濾過され、該濾過液が汚染媒体として使われた。これは、5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内を均一にカバーするよう合成スポンジを使って該布に付けられた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
(vii)真空塵
真空塵は一般家庭用真空バッグから手動で集められた。25gの真空塵は100mlの水道水と混合され、該混合物は該布を汚染するため使われた。これは5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内を均一にカバーするよう合成スポンジを使って該布に付けられた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
(viii)カレーソース
モリソン(登録商標)(Morrisons(R))固有ブランドのカレーソースが5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内を均一にカバーするよう合成スポンジを使って該布に付けられた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
(ix)赤ワイン
モリソン(登録商標)で購入した“スペイン赤ワイン”が5cm直径円形プラスチックテンプレートの制限内を均一にカバーするよう合成スポンジを使って該布に付けられた。該布は次いでコーヒー用に詳述した手順に従い古くされた。
汚染(i)−(ix)の各々は、標準汚染セットを構成するために、図6で示すパターンで綿布の1つの(36cm×30cm)の切れ端に付けられた。
洗浄試行は表1に表明される試行用及び条件比較用のセットを使って行われた。該試行用は本発明の方法によりここで前に規定された好ましい装置{“ゼロス−スキン着用(Xeros-Skin On)”XP1}の使用を含み、一方、洗浄比較用は標準的家庭用洗濯機{ベコ(登録商標)(BEKO(R))ダブリューエム5120ダブリュー、XP2}を使って行われた。両方の場合(XP1及びXP2)標準の汚染セットは洗濯負荷1kg当たり1つで付加され、そして洗濯負荷1kg当たり10g/kgのシミュレートした皮脂グリース汚染も含浸済み綿布として組み込まれた{ダブリューエフケー(WFK)}。この布は、この様なカラー及びカフスグリースが主な汚染である家庭用洗濯環境をより良くシミュレートするため使われる(全体汚染負荷の約80%を構成)。皮脂は皮膚の皮脂腺から得られた。該XP1過程は24kgの綿布洗濯負荷、28.8リッターの洗濯水(すなわち、1.2l/kg洗濯負荷)そして96kgのインビスタテーエム(INVISTATM)1101ポリエステルビーズ(すなわち、4.0kg/kg洗濯負荷)で企てられた。シールしたドラム内で洗濯が完了した後、該シールは除かれ、洗浄過程を終えるために濯ぎサイクルが使われた。使用洗剤はXP1及びXP2の両方用で洗濯負荷のkg当たり3.7gのユニレバーパーシルスモールアンドマイテイ(登録商標)(Unilever Persil Small & Mighty(R)
)生物学的液体であった。テストパラメーターは表1に要約される。
Figure 0005753184
家庭用の比較用(XP2)は、ベコWM5120Wが5kg機械としての定格を有するが、4kg洗濯負荷で行われた。これは欧州家庭用市場では広く受け入れられる平均洗濯負荷規模であり、翻ってそれはこの比較をより厳密なものとする。ドラム内の増加した不足量はより多くの機械的作用とより良い洗濯性能に帰着する。XP2はより高い洗濯温度(40℃)で、そしてより多くの水消費(14.0 l/kg)で運転されたことは注目されるべきであり、加えて、XP2のサイクルタイムは本発明の過程に於けるより可成り長かった。全てのこれらのパラメーターは該機械(40℃、綿)について選ばれたサイクルの関数であり、それらは該比較の厳密さを増した。
達成された洗浄レベルはカラー測定を使ってアセスされた。サンプルの反射率値は、UV成分は含まれ、光沢成分は除かれた光源D65下で、10°標準オブザーバーを使い、パーソナルコンピュータにインタフエースされたデータカラースペクトラフラッシエスエフ600(Datacolor Spectraflash SF600)分光測光器を使って測定され、3cmの視認用アパーチャーが使われた。一枚厚さの布を用いて測定が行われた。各場合にCIE Lカラー座標が取られ、これらの結果は図7及び8で表明されるが、より高い値がより良い洗浄性能を示す。XP1のXP2との比較は、本発明の装置で行われた洗浄過程が、真空塵、カレーソース、草、トマトケチャップ、ボールペン及びコーヒー汚染の除去について同等性能(1L単位内の)を、そして靴墨汚染についてはより優れた性能(1L単位差より高い)を与えることを示す。本発明の装置を使う過程は口紅及び赤ワイン汚染については家庭向け比較用程良くはない。しかしながら、全体として、XP1は、図8に示す様に、全部の9つの汚染からの結果が平均されると、XP2と同等の洗浄性能を示した。XP2で必要な洗濯温度の上昇のみならず、XP2の洗濯負荷のkg当たりの増加した水消費と実質的に長いサイクルタイム(表1参照)にも拘わらず、この結果が達成されたのである。
例2
例1からのXP1洗濯テストが繰り返され、ベコWM5120Wでの周囲温度比較用洗濯(XP3)と比べられた。該ベコWM5120W機械は周囲温度洗濯サイクルを有せず、従って再び40℃綿サイクルが選ばれたが、周囲温度洗濯が行われるよう該機械のヒーターは非動作にされた。セットされた汚染と皮脂布追加の意味でXP3用には例1と同じ洗濯負荷構成が使われた。しかしながら、この比較用に、使われた洗剤量は表2に表明される様に著しく増やされた。皮脂布がここで調べられたが、それはこれらの皮脂布が低い洗濯温度(<40℃)での洗浄が難しいことが知られており、この様なグリース除去が洗濯産業の重要目標であるからである。これらの布はそれらの未洗濯状態ではカラーがダークグレー状態でスタートする(図6参照)。
Figure 0005753184
達成された洗浄レベルはやはりカラー測定を使ってアセスされた。サンプルの反射率値は、UV成分は含まれ、光沢成分は除かれた光源D65下で、10°標準オブザーバーを使い、パーソナルコンピュータにインタフエースされたデータカラースペクトラフラッシエスエフ600分光測光器を使って測定され、3cmの視認用アパーチャーが使われた。一枚厚さの布を用いて測定が行われた。波長の関数として測定された反射率は図9に示すカラー強さ値(K/S)を決めるため使われた。従って、この場合、より低い値はより良い洗浄を示す。XP1のXP3との比較は、本発明の装置で行われた過程が400−700nmの可視波長範囲に亘り、より優れた性能を与え、すなわち皮脂汚染は本発明の過程によってより良く洗浄されることを示す。XP3での洗剤量の増加のみならず、洗濯負荷のkg当たりの増加した水消費及び実質的により長いサイクルタイムにも拘わらずこれが達成されるのである(表2参照)。
本明細書の説明及び請求項を通して、用語“具備する”及び“含む”とそれらの変型は“含むが、それらに限定しない”ことを意味し、該用語は他の半分、追加分、部品、完全体又は過程を排除するよう(そして排除しないよう)意図されてない。本明細書の説明と請求項を通して、単数事項は文脈が他の様に要求してないならば、複数事項を含む。特に、不定冠詞が使用される場合、文脈が他の様に要求しないなら、本明細書は単数のみならず、複数も考慮していると理解されるべきである。
本発明の特定の側面、実施例又は例に関連して説明される特徴、完全体、特性、化合物、化学的半分又はグループは、それと両立しない場合を除けば、ここで説明される何等かの他の側面、実施例又は例に適用可能であると理解されるべきである。本明細書(何等かの附属する請求項、要約及び図面を含めて)で開示される全ての特徴、及び/又は開示される何等かの方法又は過程の全ステップは、この様な特徴及び/又はステップの少なくとも幾つかが相互に排他的である組み合わせを除けば、どんな組み合わせに組み合わされてもよい。本発明は何れかの前記実施例の詳細に拘束されない。本発明は、本明細書(何等かの附属請求項、要約及び図面を含め)で開示された特徴のどんな新規の1つ、又はどんな新規の組み合わせにも、又はその様に開示されたどんな方法又は過程のステップの何れの新規な1つ、又は何れの新規の組み合わせにも、拡張される。
読者の注意は本出願に連携して本明細書と同時に、又は本明細書の前に出願された、そして本明細書と共に公の点検に開かれた、全ての文献及び文書に向けられるが、全てのこの様な文献と文書の内容は引用によりここに組み入れられる。

Claims (19)

  1. (a)ハウジング手段であって、
    (i)中に回転可能に設置された円柱状ケージを有する第1上部室と、そして
    (ii)前記円柱状ケージの下に配置された第2下部室と、を備える該ハウジング手段と、
    (b)少なくとも1つの再循環手段と、
    (c)アクセス手段と、
    (d)多数の配送手段と、そして
    (e)シール用手段と、を具備しており、
    前記シール用手段は、前記回転可能に設置された円柱状ケージの円柱状側壁の外面に取り外し可能に取り付けられ、前記ケージの内部からの流体及び固体粒状物質の進入又は外出を防止するよう適合されており、
    前記回転可能に設置された円柱状ケージが該ケージの円柱状側壁に複数の穿孔を有し、該穿孔により、前記シール用手段が無い場合に、流体、微粒粉体及び個別の粒状物質の進入及び外出を可能にさせる、
    汚れた基材の洗浄に使用する装置。
  2. 実質的に密閉された系を提供することができるように、前記アクセス手段が閉鎖可能である請求項1記載の装置。
  3. 前記穿孔が2から25mmの直径を有する請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記回転可能に設置された円柱状ケージの回転が駆動手段の使用によりもたらされ、前記駆動手段の動作が制御手段によりもたらされる請求項1から3の何れか1つに記載の装置。
  5. 循環手段を具備しており、前記回転可能に設置された円柱状ケージの円柱状側壁の該内面が前記内面に垂直に固定された多数の隔てられた細長い突起を備えた該循環手段を有する請求項1から4の何れか1つに記載の装置。
  6. 空気ジェットを有する追加攪拌手段を具備する請求項1から5の何れか1つに記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つの再循環手段が、洗浄動作での再使用のために、前記固体粒状物質の前記下部室から前記回転可能に設置された円柱状ケージへの再循環を実現し、前記第2室と前記回転可能に設置された円柱状ケージを接続する管路を有する請求項1から6の何れか1つに記載の装置。
  8. 前記管路が水から前記固体粒状物質を分離するための分離手段を具備している請求項7に記載の装置。
  9. 前記管路が前記固体粒状物質の前記円柱状ケージ内への進入を制御するよう適合された制御手段を備えており、前記制御手段が該円柱状ケージの内部に接続されたフィーダー手段内に配置された弁を有している請求項7又は8に記載の装置。
  10. 第2再循環手段を具備しており、前記第2再循環手段が前記分離手段により分離された水の前記下部室への戻りを可能にする請求項1から9の何れか1つに記載の装置。
  11. 前記ハウジング手段が前記円柱状ケージの該外面へのアクセスを提供する開口部を有する請求項1から10の何れか1つに記載の装置。
  12. 前記シール用手段が
    (a)固定手段により前記回転可能に設置された円柱状ケージの該円柱状側壁の該外面に取り外し可能に取り付けられた柔軟なポリマーシート材料、又は、
    (b)前記円柱状ケージの該内面又は外面に、スライド可能な態様で又は蝶番付け機構を介する態様で取り付けられ、前記穿孔を覆う第1位置から、前記穿孔が前記円柱状ケージへの及び前記円柱状ケージからの物質の進入及び外出を可能にするよう開かれる第2位置へ、動かされるカバーの、
    何れかを有する請求項1から11の何れか1つに記載の装置。
  13. 汚れた基材を洗浄する方法であって、前記方法が固体粒状洗浄物質と洗濯水とを有する配合物での該基材の処理過程を具備しており、該固体粒状洗浄物質が複数のポリマー粒子からなり、該方法が請求項1から12の何れか1つに記載の装置で行われる方法。
  14. よごれた基材を洗浄する方法であって、
    (a)本発明の第1の側面による装置の回転可能に設置された円柱状ケージの外面にシール用手段を取り付ける過程と、
    (b)固体粒状洗浄物質と洗濯水を前記装置の第2下部室内に導入する過程と、
    (c)前記固体粒状洗浄物質と水を攪拌し、加熱する過程と、
    (d)少なくとも1つのよごれた基材をアクセス手段を介して前記回転可能に設置された円柱状ケージ内に装填する過程と、
    (e)実質的に密閉された系を提供するよう該アクセス手段を閉じる過程と、
    (f)前記回転可能に設置された円柱状ケージ内に再循環手段を介して前記固体粒状洗浄物質と水を導入する過程と、
    (g)該装置を第1(洗濯)サイクル用に動作させる過程であって、前記回転可能に設置された円柱状ケージが回転させられる、該過程と
    (h)前記シール用手段を前記回転可能に設置された円柱状ケージの外面から取り除く過程と、
    (i)該装置を第2サイクル用に動作させる過程であって、流体及び固体粒状洗浄物質が前記回転可能に設置された円柱状ケージ内の穿孔を通り前記第2下部室内へ落下させられる、該過程と、
    (j)過程(a)、(c)及び(f)から(i)を必要なだけ繰り返す過程と、そして、
    (k)該装置から洗浄された該少なくとも1つの基材を取り出す過程と、を具備する該洗浄する方法。
  15. 前記固体粒状洗浄物質が、複数回の洗濯用に再使用される請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記固体粒状洗浄物質が、清浄な水を用いた樋流し法による前記下部室内の洗浄動作に供されるか又は前記回転可能に設置された円柱状ケージ内の洗浄動作に供される請求項15に記載の方法。
  17. 前記少なくとも1つのよごれた基材が少なくとも1つの紡織繊維の衣服から成る請求項13から16の何れか1つに記載の方法。
  18. 前記ポリマー粒子がポリアミド、ポリエステル、ポリアルケン又はポリウレタン又はそれらのコーポリマーの粒子から成る請求項13から17の何れか1つに記載の方法。
  19. 少なくとも1つの追加の洗浄添加剤が使われる請求項13から18の何れか1つに記載の方法。
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