JP5752276B2 - 駆動装置一体型回転電機 - Google Patents

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Description

この発明は、回転電機とこの回転電機に電力を供給して駆動する駆動装置とを一体に固定した駆動装置一体型回転電機に関するものである。
従来の駆動装置一体型回転電機に於いては、駆動装置に於ける3相インバータ部が1組であり、この3相インバータ部が回転電機の軸心の周りに偏在して配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4200885号公報
特許文献1に示された従来の駆動装置一体型回転電機に於いては、3相インバータ部の配置が、3相インバータ部が発生する熱を放熱させる放熱部としての回転電機のヒートマスに対して偏って配置されており、放熱部としての回転電機のヒートマスを有効に使用しておらず、回転電機のヒートマスが大きいにもかかわらず駆動装置に対しては少ない発熱量しか許容出来ず、回転電機に通電する電流容量を増大させ、回転電機の出力の増大を図ることが困難であるという課題があった。
この発明は、従来の駆動装置一体型回転電機に於ける前述のような課題を解決するためになされたもので、回転電機に通電する電流容量の増大を可能とし、回転電機の出力の増大を図り得る駆動装置一体型回転電機を提供することを目的とする。
この発明による駆動装置同軸一体型回転電機は、
回転電機とこの回転電機に電力を供給して駆動する駆動装置とを一体に固定した駆動装置一体型回転電機であって、
前記駆動装置は、前記回転電機の固定子巻線に電力を供給し得る第1のインバータ部と第2のインバータ部とを備え、
前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部は、前記回転電機の軸心に対して線対称に配置されて前記回転電機のフレームに当接されたヒートシンク部に装着され、
前記ヒートシンク部は、少なくとも前記第1のインバータ部に対応する部位のヒートマスと前記第2のインバータ部に対応する部位のヒートマスとが略同一となるように構成され
前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部の双方を動作させたときに前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部に通電する夫々の駆動電流の値は、前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部とのうちの一方のみを動作させたときに前記ヒートシンク部と前記フレームとの放熱性から許容される電流の値に等しくなるように設定されている、
ことを特徴とするものである。
この発明の駆動装置一体型回転電機によれば、インバータ部の放熱を分散し、インバータ部が装着されたヒートシンク部のヒートマスを有効に活用することにより、駆動電流を向上して、出力を向上させた駆動装置一体型回転電機を得ることができる。
この発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機の軸方向断面図である。 この発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機に於ける、回転電機と駆動装置との接続部を示す平面図である。 この発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機の回路図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機の軸方向断面図である。図2は、この発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機に於ける、回転電機と駆動装置との接続部を示す平面図である。図1及び図2に於いて、駆動装置一体型回転電機1に於ける回転電機2は、ブラシレスタイプの永久磁石型同期電動機であって、電磁鋼板を積層して形成された固定子鉄心3には樹脂製のインシュレータ4を介して3相の2組の固定子巻線である第1及び第2の固定子巻線5a、5bが巻回されている。第1及び第2の固定子巻線5a、5bは、樹脂製のターミナルホルダ6に収められた巻線ターミナル7によって、夫々の組がΔ結線されている。
尚、前述の第1及び第2の固定子巻線は、Y結線としても良い。又、固定子巻線は、3相の1組の固定子巻線であっても良いが、以下の説明では、固定子巻線が第1及び第2の2組の固定子巻線を備えている場合について説明する。
巻線ターミナル7には、駆動装置8に電気的に接続するためのモータターミナル9a、9bが各組毎に取り付けられている。第1及び第2のモータターミナル9a、9bは、夫々3相分を1組として、回転電機2の軸心Xの延びる方向に対して線対称となる位置で軸方向に延出されて配置されている。固定子鉄心3は、アルミニウム製のフレーム10に嵌入され、回転電機2の固定子11を構成している。フレーム10の一端部(フロント側端部)には底部101が設けられている。底部101の中央部には、回転子12の一端を支持するためのフロントベアリング13を収納するフロントベアリングボックス部14が形成されている。
フレーム10の底部101は、他の機構部としての減速機構(図示せず)に嵌合するためのインロー部102が設けられており、減速機構に対する取り付け部15を構成している。回転子12のシャフト16の外周部には、界磁磁束を発生させる永久磁石17が取り付けられている。又、シャフト16のフロント側端部には、減速機構と連結するためのカップリングであるボス18が取り付けられている。
フレーム10の他方の端部は開口しており、その開口部は駆動装置8のヒートシンク部19の一端に連結されている。ヒートシンク部19は、アルミニウム合金のダイキャスト成形品によって形成されており、その他端が駆動装置8のカバー23に接合されている。リアホルダー20は、フレーム10の開口部内に嵌入され、その中央部には回転子12の一端を支持するためのリアベアリング21を収納するリアベアリングボックス部22が形成されている。前述の第1及び第2のモータターミナル9a、9bは、回転電機の軸心Xの延びる方向に対して線対称に配置され、図2に良く示されているように、リアホルダー20を貫通している。
駆動装置8は、マイクロコンピュータ24及び第1及び第2のFET駆動回路25a、25bが搭載されたガラスエポキシ製の制御基板26と、パワーMOSFET等のパワー素子が搭載され3相分を1組とした2組のインバータ部27a、27bを有している。以下、インバータ部27aを第1のインバータ部、インバータ部27bを第2のインバータ部と称する。制御基板26と、第1及び第2のインバータ部27a、27bとの間には、リードフレーム28が設けられている。
リードフレーム28は、第1及び第2のインバータ部27a、27bに電力を供給する銅製のターミナル(図示せず)と、第1及び第2のインバータ部27a、27bとコンデンサ(図示せず)及びコイル(図示せず)を接続する銅製のターミナル(図示せず)とを樹脂にインサート成形して一体的に形成されている。又、リードフレーム28には、コネクタ部(図示せず)と制御基板26、及び第1及び第2のインバータ部27a、27bとを接続する銅製のターミナル(図示せず)も一体にインサート成型されている。
第1の及び第2のインバータ部27a、27bは、ヒートシンク部19に設けられた第1の突起部29a、及び第2の突起部29bに夫々密着するように実装され、パワー素子の発熱をヒートシンク部19に伝熱するように構成されている。第1及び第2の突起部29a、29bは回転電機2の軸心Xの延びる方向に延出するように形成されている。第1及び第2のインバータ部27a、27bは、回転電機2の軸心Xに対して線対称となる位置に配置されている。
更に、第1及び第2のインバータ部27a、27bには、第1及び第2のインバータ部信号ターミナル30a、30b、及び第1及び第2のインバータ部モータターミナル31a、31bが夫々設けられている。第1及び第2のインバータ部信号ターミナル30a、30bは、制御基板26に接続され、第1及び第2のインバータ部モータターミナル31a、31bは、ヒートシンク部19を貫通して突出した第1及び第2のモータターミナル9a、9bに接続されている。
図3は、この発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機の回路図である。図3に於いて、回転電機2は、前述のように、ブラシレスタイプのモータであり、三相Δ結線された2組の電機子巻線である第1の固定子巻線5a、及び第2の固定子巻線5bを備えている。第1のインバータ部27aは、6個の電界効果型トランジスタ(以下,FETと称する)から成る第1のスイッチング素子Saと、3個の第1のシャント抵抗Raと、3個の第1の平滑コンデンサCaとにより構成されている。第2のインバータ部27bは、6個のFETからなる第2のスイッチング素子Sbと、3個の第2のシャント抵抗Rbと、3個の第2の平滑コンデンサCbとにより構成されている。
第1のインバータ部27aと第2のインバータ部27bの正極側端子は、相互に接続されてチョークコイルCLを介して直流電源であるバッテリーBATの正極側に接続され、負極側端子は、第1及び第2のシャント抵抗Ra、Rbを介してグランドレベルGNDに接続されている。又、第1のインバータ部27aの交流側出力端子は、第1の固定子巻線5aの夫々の端子に接続され、第1の固定子巻線5aに3相交流電力を供給する。第2のインバータ部27bの交流側出力端子は、第2の固定子巻線5bの夫々の端子に接続され、第2の固定子巻線5bに3相交流電力を供給する。
第1のFET駆動回路25aは、マイクロコンピュータ24からの指令に基づいて、第1のインバータ部27aの各第1のスイッチング素子Saのゲートに与える制御信号を制御して第1のインバータ部27aを駆動する。第2のFET駆動回路25bは、マイクロコンピュータ24からの指令に基づいて、第2のインバータ部27bの各第2のスイッチング素子Sbのゲートに与える制御信号を制御して第2のインバータ部27bを駆動する。
回転電機2は、第1及び第2の固定子巻線5a、5bの双方、若しくは一方、が付勢されることにより回転子12が回転する。
尚、固定子巻線を1組とした場合は、第1のインバータ部27aと第2のインバータ部27bとを必要に応じて切り替え、何れか一方を動作させて固定子巻線を駆動するようにし、又は、第1のインバータ部27aと第2のインバータ部27bとを同時に動作させて固定子巻線を駆動するようにすることができる。
次に、第1及び第2のインバータ部27a、27bが発生する熱の放熱作用について説明する。図1に於いて、ヒートシンク部19は、第1及び第2のインバータ部27a、27bの夫々に対応してそれ等の直下に存在する夫々の部位の体積に基づくヒートマスが、略同等となるように構成されている。そして、第1及び第2のインバータ部27a、27bから夫々直下のヒートシンク部19の部位を介してフレーム10へ熱伝導される熱伝達経路は、略同等となるように構成されている。従って、第1及び第2のインバータ部27a、27bの夫々の発熱は、略同等に分散されて放熱される。
いま、第1及び第2のインバータ部27a、27bに通電する夫々の駆動電流の設定値をIw、一方のインバータ部のみを単独で使用した際に、ヒートシンク部19のヒートマス、ヒートシンク部19及びフレーム10への放熱性から許容される電流値をIs、第1及び第2のインバータ部27a、27bの内部抵抗をRiとすると、下記の式(1)を略満足するように夫々の値が設定されている。

Iw×Ri×2=Is×Ri ・・・・・ 式(1)
周知のように、電流の2乗に抵抗値を乗じた値は損失を示しているので、前述の式(1)は、第1及び第2のインバータ部27a、27bのうちの一方を単独で動作させた際の損失(=発熱)と、第1及び第2のインバータ部27a、27bの双方を動作させた際の損失(=発熱)が等しいことを表している。このように、一方のインバータ部を単独で使用した場合の損失と両方のインバータ部を使用した場合の損失が等しくなるのは、ヒートシンク部19のヒートマスと、ヒートシンク部19及びフレーム10への放熱性とから許容される発熱量が、一方のインバータ部を単独で使用する場合と、両方のインバータ部を使用する場合とで略同一となるように構成されているためである。換言すれば、第1のインバータ部27aと第2のインバータ部27bとを同時に動作させるとき、双方のインバータ部のうちの一方のみを動作させたときの損失と同等の損失となる電流が、双方のインバータ部に通電される。
前述の式(1)式の左辺をIwに変形すると、下記の式(2)式となり、IwはIsの1/√2倍となることが分かる。

Iw=Is/√2 ・・・・・・・・・・・ 式(2)

ここで、インバータ部は2個存在するので、全電流は[1/√2×2=2/√2]となる。即ち、一方のインバータ部を単独で使用した際の電流値Isの√2倍の電流を流せることになり、その分モータの出力を向上させることができる。
又、第1及び第2のインバータ部27a、27bからの熱伝達経路は、回転電機2の軸心Xの延びる方向に対して略平行となっており、熱伝達経路が短く、放熱性が良好なものとなる。更に、前述の熱伝達経路が回転電機2の軸心Xの延びる方向に対して略平行となっていることにより、第1及び第2のインバータ部27a、27bの熱が駆動装置8の内部に放熱されることが少なくなり、駆動装置8の内部の温度上昇を抑制することができる。
更に、第1及び第2のインバータ部27a、27bの放熱面、及び、ヒートシンク部19のインバータ実装面は、回転電機2の軸心Xの延びる方向に対して垂直方向となるように構成されており、熱伝達経路が短く、放熱性が良好なものとなる。又、前述の構成により、第1及び第2のインバータ部27a、27bの熱が駆動装置8の内部に放熱されることが少なくなり、駆動装置8の内部の温度上昇を抑制することができる。
3相を1組として2組巻回されている第1及び第2の固定子巻線5a、5bは、前述したように、夫々第1及び第2のインバータ部27a、27bに別々に接続されており、独立した回路を構成している。このため、2つのインバータ部の間の相互作用がなく、2つのインバータ部の間のアンバランスが抑制され、発熱が均一化される。
第1及び第2の固定子巻線5a、5bの夫々に対応する第1及び第2のモータターミナル9a、9bは、回転電機2の軸心Xの延びる方向に対して線対称に配置されている。換言すれば、第1の固定子巻線5aと第1のインバータ部27aとの接続部と、第2の固定子巻線5bと第2のインバータ部27bとの接続部とは、回転電機の軸心Xの延びる方向に対して線対称に配置されている。このため、第1及び第2のモータターミナル9a、9bと、第1及び第2の固定子巻線5a、5bは、電気的、熱的にも略線対称な配置となっており、第1及び第2のモータターミナル9a、9bと、第1及び第2の固定子巻線5a、5b、及び第1及び第2のインバータ部27a、27bの放熱が分散されると共に、2つのインバータの間のアンバランスが抑制され、発熱が均一化する。
リードフレーム28には、回転電機2の第1及び第2の固定子巻線5a、5bに流れる電流のリップルを吸収する前述の第1及び第2の平滑コンデンサCa、Cbが収納されており、ターミナル(図示せず)を介して対応する第1及び第2のインバータ部27a、27bに接続されている。又、リードフレーム28にはノイズを吸収する前述のチョークコイルCLも収納されており、ターミナル(図示せず)を介してコネクタ部(図示せず)に接続されている。コネクタ部には電源コネクタおよび信号コネクタが設けられている。
以上のように構成されたこの発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機に於いては、3相インバータを2組とし、各インバータ部はモータの軸に対して線対称にヒートシンク部に実装されており、ヒートシンク部に於ける各インバータ部に対応する部位の体積即ちヒートマスは略同等であり、且つインバータ部からヒートシンク部へ、そしてヒートシンク部からフレームへと熱伝導する熱伝達経路が略同等となるように構成されているので、夫々のインバータ部の放熱性が略同等となり、インバータ部の放熱が分散され、アンバランスが抑制され発熱が均一化すると共に、駆動装置内部の温度上昇が抑制され、ひいては駆動電流を向上することができ、回転電機の出力を向上させることができる。
又、この発明の実施の形態1による駆動装置同軸一体型回転電機に於いては、他の機構部としての減速機構等への取り付け部15、回転電機2、駆動装置8の順で、同軸上に一体的に構成されているので、駆動装置の熱が回転電機に伝達しやすく、駆動装置の放熱性が向上し、ひいては駆動電流を向上することができ、回転電機の出力が向上すると共に、装置を小型化することができる。
実施の形態2.
前述の実施の形態1では、取り付け部15、回転電機2、駆動装置8の順で、同軸上に一体的に構成されていたが、この発明の実施の形態2による駆動装置は、取り付け部15、駆動装置8、回転電機2の順で、同軸上に一体的に構成するようにしたものである。
このように構成されたこの発明の実施の形態2による駆動装置同軸一体型回転電機によれば、駆動装置の熱が取り付け部を通して減速機構等の相手側機器に伝達しやすく、駆動装置の放熱性が向上し、ひいては駆動電流を向上することができ、回転電機の出力が向上すると共に、装置を小型化することができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3による駆動装置同軸一体型回転電機は、前述の実施の形態1又は実施の形態2による駆動装置同軸一体型回転電機を、電動パワーステアリングシステムに適用したものである。この場合、回転電機は、電動パワーステアリング装置に於けるアシストトルクを発生させる電動機として用いられる。
実施の形態3による駆動装置同軸一体型回転電機においては、回転電機の出力が向上すると共に、装置を小型化できるので、電動パワーステアリングシステムが軽量になり、ひいては車両の軽量化が図れるため、車両の燃費が向上し、二酸化炭素の排出量を削減できる効果がある。
尚、この発明は、その発明の範囲内に於いて、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明による駆動装置一体型回転電機は、例えば、車両の電動パワーステアリングシステムの分野等、回転電機の出力を利用するあらゆる分野に利用することができる。
1 駆動装置同軸一体型回転電機、2 回転電機、3 固定子鉄心、4 インシュレータ、5a 第1の固定子巻線、5b 第2の固定子巻線、6 ターミナルホルダ、7 巻線ターミナル、8 駆動装置、9a 第1のモータターミナル、9b 第2のモータターミナル、10 フレーム、11 固定子、12 回転子、13 フロントベアリング、14 フロントベアリングボックス部、15 取り付け部、16 シャフト、17 永久磁石、18 ボス、19 ヒートシンク部、20 リアホルダー、21 リアベアリング、22 リアベアリングボックス部、23 カバー、24 マイクロコンピュータ、25a 第1のFET駆動回路、25b 第2のFET駆動回路、26 制御基板、27a 第1のインバータ部、27b 第2のインバータ部、28 リードフレーム、29a 第1の突起部、29b 第2の突起部、30a 第1のインバータ部信号ターミナル、30b 第2のインバータ部信号ターミナル、31a 第1のインバータ部モータターミナル、31b 第2のインバータ部モータターミナル、Ra 第1のシャント抵抗、Rb 第2のシャント抵抗、Sa 第1のスイッチング素子、Sb 第2のスイッチング素子、Ca 第1の平滑コンデンサ、Cb 第2の平滑コンデンサ、CL チョークコイル、BAT バッテリー、GND グランドレベル

Claims (9)

  1. 回転電機とこの回転電機に電力を供給して駆動する駆動装置とを一体に固定した駆動装置一体型回転電機であって、
    前記駆動装置は、前記回転電機の固定子巻線に電力を供給し得る第1のインバータ部と第2のインバータ部とを備え、
    前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部は、前記回転電機の軸心に対して線対称に配置されて前記回転電機のフレームに当接されたヒートシンク部に装着され、
    前記ヒートシンク部は、少なくとも前記第1のインバータ部に対応する部位のヒートマスと前記第2のインバータ部に対応する部位のヒートマスとが略同一となるように構成され
    前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部の双方を動作させたときに前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部に通電する夫々の駆動電流の値は、前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部とのうちの一方のみを動作させたときに前記ヒートシンク部と前記フレームとの放熱性から許容される電流の値に等しくなるように設定されている、
    ことを特徴とする駆動装置一体型回転電機。
  2. 前記双方のインバータ部に通電する夫々の電流値は、前記一方のインバータ部にのみ通電する際の電流値の1/√2倍である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置一体型回転電機。
  3. 前記第1のインバータ部から前記ヒートシンク部を経由する熱伝導経路と、前記第2のインバータ部から前記ヒートシンク部を経由する熱伝導経路とは、前記回転電機の軸心に対して線対称であり、かつ前記軸心の延びる方向に略平行である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置一体型回転電機。
  4. 前記第1のインバータ部と前記第2のインバータ部の夫々の放熱面と、前記ヒートシンク部に於ける前記夫々のインバータ部を装着している部位の面とは、前記回転電機の軸心の延びる方向に対して垂直方向に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の駆動装置一体型回転電機。
  5. 前記固定子巻線は、第1の固定子巻線と第2の固定子巻線とから構成され、
    前記第1の固定子巻線は、前記第1のインバータ部に接続され、
    前記第2の固定子巻線は、前記第2のインバータ部に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のうちの何れか一項に記載の駆動装置一体型回転電機。
  6. 前記第1の固定子巻線と前記第1のインバータ部との接続部と、前記第2の固定子巻線と前記第2のインバータ部との接続部とは、前記回転電機の軸心に対して線対称に配置されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の駆動装置一体型回転電機。
  7. 他の機構部に取り付けられる取り付け部を備え、
    前記取り付け部と前記回転電機と前記駆動装置とは、前記取り付け部、前記回転電機、前記駆動装置の順に一体に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載の駆動装置一体型回転電機。
  8. 他の機構部に取り付けられる取り付け部を備え、
    前記取り付け部と前記回転電機と前記駆動装置とは、前記取り付け部、前記駆動装置、前記回転電機、の順に一体に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載の駆動装置一体型回転電機。
  9. 前記回転電機は、電動パワーステアリング装置に於けるアシストトルクを発生させる電動機である、
    ことを特徴とする請求項1から8のうちの何れか一項に記載の駆動装置一体型回転電機。
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