JP5750234B2 - 音出力装置、音出力プログラム - Google Patents
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例えば、特許文献1に記載された音楽ゲーム装置では、曲の演奏進行に従って、1又は複数の音符もしくは音楽記号に対応する表示物を伴ったキャラクタがディスプレイに表示される。プレーヤーは、例えばディスプレイに表示されたキャラクタが示す音符に対応する音高を、楽器型等のコントローラによって入力する。音楽ゲーム装置は、プレイヤーの演奏操作に応じて発生される演奏情報(音高)と、キャラクタに付属する音符もしくは音楽記号との関連性を判定し、判定結果に応じてゲームイベントを制御する。こうすることにより、プレイヤーはキャラクタに付属する音符もしくは音楽記号をゲーム形式で楽しく学習することができるようになる。
図1は、本実施形態における音出力装置が実現されるゲーム装置の構成を示すブロック図である。本実施形態におけるゲーム装置は、例えば携帯型に構成されているゲーム専用機とし、図1に示すように、CPU10には、バスを介して、RAM11、GPU12,13、表示コントローラ16、ディスプレイ17,18、インタフェースユニット19、コネクタ23、及び通信ユニット26が接続される。
ボタン群22は、ユーザからの指示を入力するためのもので、例えば十字ボタン、スタートボタン、セレクトボタン、Aボタン、Bボタン、Xボタン、Yボタン、電源ボタン、Lボタン、及びRボタンを含んでいる。
メモリデバイス24は、例えば音出力プログラムを記憶するROMと、バックアップデータを書き換え可能に記憶するRAMが搭載されている。メモリデバイス24のRAMには、プログラムの他にも、適宜、CPU10がプログラムを実行する際に参照されるデータ等(発音キャラクタ設定テーブル、コードキャラクタ設定テーブル、グループ構造体データ、コードキャラクタ構造体データ等)が記憶される。
本実施形態における音出力装置では、音色を表す発音キャラクタと、出力する音のコードを表すコードキャラクタとを表示し、この表示された発音キャラクタとコードキャラクタとを組み合わせる操作、例えばキャラクタの表示位置を重ね合わせるようなドラッグアンドドロップによる操作が行われることにより、発音キャラクタとコードキャラクタとの組合せに応じた音、すなわち発音キャラクタに対応する音色による、コードキャラクタに対応するコードの音を生成して出力することができる。発音キャラクタは、複数の種類が存在し、それぞれに対して音色と最大同時発音数が設定されている。また、コードキャラクタは、複数の種類が存在し、それぞれに対して、和音構成音数、最大同時発音数、分散パターン(アルペジオによる発音パターン)等が設定されている。
図2は、発音キャラクタの一例を示す図である。
図2(a)に示す発音キャラクタ名「歌手」に対しては、音色として人の音声が設定されている。また、アイドリング時(音声を出力していない通常表示時)の表示形態と、発音時の表示形態がそれぞれ設定されている。
図3に示すように、各発音キャラクタには、キャラクタIDが設定されている。発音キャラクタ設定テーブルでは、キャラクタIDと対応付けて、発音キャラクタ名、発音キャラクタを表示するための画像データ(アイドリング時、発音時)、発音時に出力する音の音声データ、最大同時発音数を示すデータとが設定されている。発音キャラクタ設定テーブルに設定された各データには、キャラクタIDを使ってアクセスすることができる。
例えば、図4に示す各コードキャラクタネームに対しては、出力する音としてコード(和音)が設定されている。図4(a)に示すコードキャラクタネーム「C」には、音符にコード「C」が付加されたコードキャラクタの表示形態が設定されている。同様にして、例えば図4(b)(c)に示す他のコードキャラクタのそれぞれに対して、コードとコードキャラクタの表示形態が設定されている(コードキャラクタネーム「Dm7」「G」の例を示す)。図4では八分音符を表すコードキャラクタのみを示しているが、二分音符や四分音符など、他の表示形態によるコードキャラクタについても設定されているものとする。
図5に示すように、各コードには、コードIDが設定されている。コードキャラクタ設定テーブルでは、コードIDと対応付けて、和音構成音数、最大同時発音数、単位、ルート、構成音、分散パターンの各データが設定されている。コードキャラクタ設定テーブルに設定された各データには、コードIDを使ってアクセスすることができる。
図7は、発音キャラクタの組合せの一例を示している。本実施形態における音声出力装置では、図7(a)に示すように、ディスプレイに表示された発音キャラクタを、例えばペン20aなどのポインティングデバイスの操作によって、任意の位置にドラッグさせることができる。
図10(a)に示すように、1つの発音キャラクタにコードキャラクタが組み合わされた場合、1人の声ではコードCの和音構成音数「3」による3重和音が発音できないため、1人用のアルペジオ(分散パターン)により発音するように発音フレーズを生成する。
本実施形態における音声出力装置では、フレーズ発音中であっても、発音キャラクタのグループ化やグループ解除を行うことが可能とする。そして、グループ化/グループ解除によってグループ化された発音キャラクタの数が変更された場合に、その変更されたタイミングに合わせてリアルタイムで発音フレーズを変化させる。
CPU10は、音出力プログラムに基づく音出力処理によって、例えば1つ以上の発音キャラクタをディスプレイにおいて表示させる。CPU10は、ディスプレイに発音キャラクタを表示(配置)させると、各発音キャラクタに対するグループ構造体データを生成して管理する。
CPU10は、発音キャラクタと同様に、音出力プログラムに基づく音出力処理によって、例えば複数のコードキャラクタをディスプレイにおいて表示させる。CPU10は、ディスプレイにコードキャラクタを表示(配置)させると、各コードキャラクタに対するコードキャラクタ構造体データを生成して管理する。
図14は、音出力プログラムに基づいて実行される音出力処理を示すフローチャート、図15は、音出力処理中のコードキャラクタのドロップからフレーズ音の発音終了までの発音処理を示すフローチャートである。
図16に示すゲーム画面の下部には、楽曲に対応するコードの並びに応じた複数のコードキャラクタ40を表示するための「コード枠」が設けられている。図16に示す例では、「コード枠」内に、現在再生中となっているコードキャラクタを含めた4小節分のコードキャラクタが表示されている。「コード枠」内のコードキャラクタは、カーソル49を用いてドラッグして、「コード枠」外に表示されたアイドリング状態の発音キャラクタ43,44,45にドロップすることができる。
CPU10は、発音キャラクタにドロップされたコードキャラクタの「コードID」を使って、コードキャラクタ設定テーブルから該当するコードキャラクタ設定を取り出す(ステップB1)。
図17に示すように、複数の発音キャラクタ62,63,64,65と共に、複数のコードキャラクタ66,67,68をランダムに表示させ、任意にユーザによるドラッグアンドドロップ操作を可能とする。表示される発音キャラクタやコードキャラクタの数夜種類は、時間経過に伴って変化させることができる。複数の発音キャラクタ62,63,64,65には異なる種類のものが含まれており、コードキャラクタをドラッグアンドドロップさせる前にグループ化させておき、発音時の発音フレーズや音色などを予め設定しておくことができる。
Claims (5)
- 音色を表す複数の発音キャラクタを、ユーザ操作により入力された指示に応じて移動されるように画面に表示する発音キャラクタ表示手段と、
出力する音のコードを表すコードキャラクタを、ユーザ操作により入力された指示に応じて移動されるように、前記発音キャラクタと共に前記画面に表示するコードキャラクタ表示手段と、
ユーザ操作により入力された指示に応じて、前記発音キャラクタの表示位置を移動させて、複数の発音キャラクタの表示位置を重ね合わせることでグループ化するグループ化手段と、
ユーザ操作により入力された指示に応じて、前記コードキャラクタを前記発音キャラクタの表示位置に移動させて、前記発音キャラクタと前記コードキャラクタとの組み合わせを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記発音キャラクタと前記コードキャラクタとの組合せに応じて、前記発音キャラクタに対応する音色による、前記コードキャラクタに対応するコードの音を生成し、前記グループ化手段によってグループ化された前記複数の発音キャラクタと前記コードキャラクタとが組み合わされた場合、前記複数の発音キャラクタのそれぞれに対して決められた最大同時発音数の合計に応じた発音フレーズによる音を生成する音生成手段と、
前記音生成手段により生成された音を発音させる発音手段とを具備したことを特徴とする音出力装置。 - 前記音生成手段は、前記最大同時発音数の合計が前記コードキャラクタに対応するコードの和音構成音数以上でない場合に、前記グループ化手段によりグループ化された前記発音キャラクタの数に応じた分散パターンによる音を生成することを特徴とする請求項1記載の音出力装置。
- 前記音生成手段は、前記発音手段により発音されている間に、グループ化された前記複数の発音キャラクタの組合せを変更する指示がユーザ操作により入力された場合に、変更後の各グループの発音キャラクタにそれぞれ対応する音を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の音出力装置。
- 前記発音キャラクタ表示手段は、複数の前記発音キャラクタを前記画面に表示し、
前記コードキャラクタ表示手段は、予め決められた順番で複数の前記コードキャラクタを前記画面に表示し、
前記音生成手段は、前記コードキャラクタ表示手段により表示される前記コードキャラクタの順番に応じて、前記コードキャラクタのそれぞれと前記発音キャラクタとの組合せに応じた音を生成することを特徴とする請求項1記載の音出力装置。 - コンピュータを、
音色を表す複数の発音キャラクタを、ユーザ操作により入力された指示に応じて移動されるように画面に表示する発音キャラクタ表示手段と、
出力する音のコードを表すコードキャラクタを、ユーザ操作により入力された指示に応じて移動されるように、前記発音キャラクタと共に前記画面に表示するコードキャラクタ表示手段と、
ユーザ操作により入力された指示に応じて、前記発音キャラクタの表示位置を移動させて、複数の発音キャラクタの表示位置を重ね合わせることでグループ化するグループ化手段と、
ユーザ操作により入力された指示に応じて、前記コードキャラクタを前記発音キャラクタの表示位置に移動させて、前記発音キャラクタと前記コードキャラクタとの組み合わせを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記発音キャラクタと前記コードキャラクタとの組合せに応じて、前記発音キャラクタに対応する音色による、前記コードキャラクタに対応するコードの音を生成し、前記グループ化手段によってグループ化された前記複数の発音キャラクタと前記コードキャラクタとが組み合わされた場合、前記複数の発音キャラクタのそれぞれに対して決められた最大同時発音数の合計に応じた発音フレーズによる音を生成する音生成手段と、
前記音生成手段により生成された音を発音させる発音手段として機能させるための音出力プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010097237A JP5750234B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 音出力装置、音出力プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010097237A JP5750234B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 音出力装置、音出力プログラム |
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JP2011227307A JP2011227307A (ja) | 2011-11-10 |
JP5750234B2 true JP5750234B2 (ja) | 2015-07-15 |
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ID=45042699
Family Applications (1)
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JP2010097237A Active JP5750234B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 音出力装置、音出力プログラム |
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