JP5749786B2 - 熱交換器 - Google Patents

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本開示は、高圧ガスを冷却する熱交換器に関し、例えば、水素ガスを燃料とする車両に供給される水素を冷却する熱交換器に係る。
例えば、水素充填装置用の熱交換器として、特許文献1には、水素充填装置に高圧水素を供給する水素供給路と、水素供給路の内部に設けられて水素供給路に沿って延びて水素と略同圧力の冷媒が通流する冷媒供給路とを有して二重管構造を形成する水素用熱交換器が開示されている。
一方、文献2には、コンパクトな構成にて熱交換を効率的に行うことができるものとしてマイクロチャンネル型熱交換器が記載されている。このマイクロチャンネル型熱交換器は、熱交換器内を流通する流体の流路をマイクロチャンネルで構成されている。
特開2011−80495号 特開2009−79781号
しかしながら、本発明者らは、鋭意検討の結果、例えば文献1の水素充填装置用の熱交換器のように高圧流体を取り扱う熱交換器では、文献2のようなマイクロチャンネル型熱交換器を用いると応力集中の問題が生じうることを見出した。これは、マイクロチャンネルの形成時に、ハーフエッチング溝がされた金属板同士をハーフエッチング溝同士が対向するように積層して、対向配置された一対のハーフエッチング溝同士によって水素供給流路を形成する場合、金属板の積層時に金属板の位置がずれると、この位置ずれが原因となって、比較的に高圧の水素が流れる水素供給流路に応力集中が生じるためである。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも幾つかの実施形態は、コンパクト化を図るとともに、金属板の積層時に金属板の置ずれに起因した応力集中の抑制が可能なマイクロチャンネル熱交換器及びこの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の幾つかの実施形態に係わるマイクロチャンネル熱交換器は、
複数の金属板によって構成される積層体と、
前記積層体内に形成され、低圧流体を流すための低圧マイクロチャンネルと、
前記積層体内に形成され、前記低圧流体よりも高圧であり該低圧流体と熱交換される高圧流体を流すための高圧マイクロチャンネルと、を備え、
前記高圧マイクロチャンネルは、前記複数の金属板のうち対向配置された金属板のペアのうち一方の金属板に形成されたハーフエッチング溝と、前記ペアの他方の金属板のフラット面とで形成され、
一方、前記低圧マイクロチャンネルは、前記複数の金属板のうち対向配置された金属板の他のペアのうち一方の金属板に形成された第1ハーフエッチング溝と、前記他のペアのうち他方の金属板に形成された第2ハーフエッチング溝とを合わせて形成される合わせ構造を有しているように構成される事を要旨とする。
そして第1の実施形態においては、前記高圧マイクロチャンネルのハーフエッチング溝の開口側端に接する接線と前記フラット面とのなす角度が鈍角であるのがよい。
又第2の実施形態においては前記高圧マイクロチャンネルは、前記低圧マイクロチャンネルに沿って延び、
前記積層体内にはブラインを通流するブラインマイクロチャンネルが設けられ、
前記ブラインマイクロチャンネルは、前記低圧マイクロチャンネルと前記高圧マイクロチャンネルとの間に配置され、
前記ブラインマイクロチャンネル、前記低圧マイクロチャンネル、前記高圧マイクロチャンネルは前記金属板の厚さ方向に同一平面上に配置されているのがよい。
上記マイクロチャンネル熱交換器によれば、高圧マイクロチャンネルはハーフエッチ溝と平坦面で形成されているので、金属板の対向配置時に位置ずれが起きても、高圧マイクロチャンネルの断面形状は変わらないので、位置ずれが応力集中の直接の原因にはならない。一方、低圧マイクロチャンネルは、比較的低圧の流体が流れるため、金属板の位置ずれに起因した応力集中が多少発生したとしても、局所的に集中した応力の大きさは許容範囲に収まるのが通常である。そこで、低圧マイクロチャンネルについては、合わせ溝構造にし、圧力損失の低減を図り、低圧マイクロチャンネルにおける低圧流体の流量を増大させて、熱交換の効率を上昇させることができる。また、高圧及び低圧の流路は共にマイクロチャンネルであるので、積層体を小型化することができる。よって、マイクロチャンネル熱交換器のコンパクト化の実現ができる。
幾つかの実施形態では、
前記ハーフエッチング溝は、断面視において半円形状に形成され、
前記高圧マイクロチャンネルは、半円形状をした前記ハーフエッチング溝の開口側を前記フラット面で覆うようにして形成されている。
この場合、ハーフエッチング溝の断面は、半円形状に形成されるので、断面形状に起因した応力集中が発生したとしても、局所的に集中した応力の大きさは許容範囲に収めることができる。
幾つかの実施形態では、
ハーフエッチング溝の開口側端に接する接線とフラット面とのなす角度は鈍角であるように構成される。
この場合、ハーフエッチング溝の開口側端に接する接線とフラット面とのなす角度が鈍角であるので、ハーフエッチング溝の開口側端がフラット面に接触する部分において高圧マイクロチャンネルの断面形状の急激な変化を防止することができる。よって、応力集中が発生しにくい高圧マイクロチャンネルを備えるマイクロチャンネル熱交換器を実現できる。
幾つかの実施形態では、
前記第1ハーフエッチング溝と前記第2ハーフエッチング溝は、断面視において共に半円形状に形成され、
前記低圧マイクロチャンネルは、半円形状をした前記前記第1ハーフエッチング溝の開口側と、半円形状をした前記第2ハーフエッチング溝の開口側を接合して、断面が円形状に形成されている。
この場合、低圧マイクロチャンネルは、第1ハーフエッチング溝と第2ハーフエッチング溝とを合わせて断面が円形状に形成されているので、低圧マイクロチャンネルの断面積を高圧マイクロチャンネルよりも大きくすることができる。よって、低圧マイクロチャンネルの圧力損失を低減することができる。
幾つかの実施形態では、前記高圧マイクロチャンネルは、前記低圧マイクロチャンネルに沿って延び、
前記積層体内にはブラインを通流するブラインマイクロチャンネルが設けられ、
前記ブラインマイクロチャンネルは、前記低圧マイクロチャンネルと前記高圧マイクロチャンネルとの間に配置され、
前記ブラインマイクロチャンネル、前記低圧マイクロチャンネル、前記高圧マイクロチャンネルは前記金属板の厚さ方向に同一平面上に配置されているように構成される。
この場合、ブラインマイクロチャンネル、低圧マイクロチャンネル、高圧マイクロチャンネルは金属板の厚さ方向に同一平面上に配置されているので、高圧マイクロチャンネルを通流する高圧流体の冷却効率をより高めることができる。
幾つかの実施形態では、
前記複数の金属板は、
表面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に前記低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第1ハーフエッチング溝が設けられた第1金属板と、
表面に前記低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第2ハーフエッチング溝が設けられ、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第2金属板と、
表面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に前記高圧マイクロチャンネルの一部を形成するハーフエッチング溝が設けられた第3金属板と、
表面にフラット面が形成され、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第4金属板と、を含み、
前記第1金属板及び前記第2金属板は、前記第1金属板の裏面に前記第2金属板の表面が当接するとともに前記第1ハーフエッチング溝と前記第1ハーフエッチング溝により前記低圧マイクロチャンネルが形成されるように配置され、
前記第2金属板及び前記第3金属板は、前記第2金属板の裏面に前記第3金属板の表面が当接するとともに前記第2ブライン溝と前記第1ブライン溝により前記ブラインマイクロチャンネルが形成されるように配置され、
前記第3金属板及び前記第4金属板は、前記第3金属板の裏面に前記第4金属板の表面が当接するとともに前記ハーフエッチング溝と前記フラット面により前記高圧マイクロチャンネルが形成されるように配置されている。
この場合、金属板を第1金属板、第2金属板、第3金属板、第4金属板で構成され、これらの金属板を積層することで、低圧マイクロチャンネル、ブラインマイクロチャンネル、高圧マイクロチャンネルが形成されるので、小型化したマイクロチャンネル熱交換器の実現が可能である。
幾つかの実施形態では、
マイクロチャンネル熱交換器の製造方法は、
表面にブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第1ハーフエッチング溝が設けられた第1金属板の裏面に、表面に前記低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第2ハーフエッチング溝が設けられ、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第2金属板の表面を接合させて、前記第1金属板と前記第2金属板との間に低圧マイクロチャンネルを形成する第1工程と、
前記第2金属板の裏面に、表面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に前記高圧マイクロチャンネルの一部を形成するハーフエッチング溝が設けられた第3金属板の表面を接合させて、前記第2金属板と前記第3金属板との間にブラインマイクロチャンネルを形成する第2工程と、
前記第3金属板の裏面に、表面にフラット面が形成され、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第4金属板の表面を接合させて、前記第3金属板と前記第4金属板との間に高圧マイクロチャンネルを形成する第3工程と、を備える。
この場合には、第1工程と第2工程と第3工程を実施することで、低圧マイクロチャンネル、ブラインマイクロチャンネル、高圧マイクロチャンネルが形成されるので、小型化したマイクロチャンネル熱交換器の実現が可能である。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態によれば、コンパクト化を図るとともに、金属板の積層時に金属板の置ずれに起因した応力集中の抑制が可能なマイクロチャンネル熱交換器及びこの製造方法を提供することができる。
熱交換器を内蔵する燃料充填装置が設置された水素ステーションの概略構成図である。 同図(a)は熱交換器の正面視における内部構造図であり、同図(b)は熱交換器の側面図である。 図2(a)のII−II矢視に相当する熱交換器の部分断面図である。 同図(a)は4種類のエッチング板の内部構造を説明するための概略図であり、同図(b)は積層体の分解斜視図である。 同図(a)は種類一つ目のエッチング板の平面図であり、同図(b)はこのエッチング板の裏面図であり、同図(c)は同図(a)のV−V矢視に相当するこのエッチング板の部分断面図である。 同図(a)は種類二つ目のエッチング板の平面図であり、同図(b)はこのエッチング板の裏面図であり、同図(c)は同図(a)のVI−VI矢視に相当するこのエッチング板の部分断面図である。 同図(a)は種類三つ目のエッチング板の平面図であり、同図(b)はこのエッチング板の裏面図であり、同図(c)は同図(a)のVII−VII矢視に相当するこのエッチング板の部分断面図である。 同図(a)は種類四つ目のエッチング板の平面図であり、同図(b)はこのエッチング板の裏面図であり、同図(c)は同図(a)のVIII−VIII矢視に相当するこのエッチング板の部分断面図である。 同図(a)は種類一つ目の端板の平面図であり、同図(b)はこの端板の側面図である。 同図(a)は種類二つ目の端板の平面図であり、同図(b)は同図(a)のX−X矢視に相当するこの端板の断面図である。 同図(a)は種類三つ目の端板の平面図であり、同図(b)は同図(a)のXI−XI矢視に相当するこの端板の断面図である。 他の実施形態に係わる高圧ガス流路の断面図である。
以下、添付図面に従って本発明の熱交換器の実施形態について説明する。本実施形態は、燃料補給時に水素自動車が移動する水素ステーションに設置された燃料充填装置に設けられる熱交換器を例にして以下説明する。先ず、熱交換器を説明する前に、水素ステーションについて概説する。なお、この実施形態に記載されている構成部品の材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
水素ステーション1は、ガソリンスタンドと同様に道路等に隣接して設けられ、水素自動車3に水素を充填させるための設備である。水素ステーション1は、図1(概略構成図)に示すように、水素製造装置5によって製造された水素を貯蔵する貯蔵タンク7と、貯蔵タンク7から供給された水素を圧縮して高圧化する圧縮機9と、圧縮機9によって高圧化された水素を貯蔵する蓄圧器11と、蓄圧器11に貯蔵されている高圧の水素を取り出して水素自動車3の燃料タンク3aに充填させるための水素充填装置13とを有して構成される。
蓄圧器11は、複数のボンベ12(図1では2つ)からなり、このボンベ12のバルブを順次切り替えることにより、必要とされる量の水素を連続的に取り出すことができる。このボンベ12内の高圧の水素は、水素充填装置13を介して、水素自動車3に搭載の燃料タンク3aに充填される。水素充填装置13は、水素ステーション1に設置されている。
水素充填装置13はノズル体13aを備え、このノズル体13aを水素自動車3の充填口に差し込むことにより燃料タンク3aに高圧の水素を充填することができる。
次に、水素充填装置13に設けられた熱交換器20について図2〜図12を参照しながら説明する。熱交換器20は、図2(a)(内部構造図)及び図2(b)(側面図)に示すように、冷媒ガス(例えば、CO2)、ブライン、高圧ガス(例えば、H2)を通流する低圧マイクロチャンネル23、ブラインマイクロチャネル25、高圧マイクロチャンネル27が形成された積層体21を有している。
積層体21の幅方向両側の側面には、低圧マイクロチャンネル23の冷媒入口側ヘッダー23a及び冷媒出口側ヘッダー23bが設けられている。また、積層体21内の下部には、高圧マイクロチャンネル27の高圧ガス入口側ヘッダー27aが複数(図1(a)では2つ)設けられ、積層体21内の上部には、高圧マイクロチャンネル27の高圧ガス出口側ヘッダー27bが複数(図1(a)では2つ)設けられている。
また、積層体21の両側面にはブラインマイクロチャネル25のブライン入口側ヘッダー25a及びブライン出口側ヘッダー25bが設けられている。
幾つかの実施形態では、積層体21は、図3(部分断面図)に示すように、複数の金属板30を積層して形成されている。複数の金属板30は、肉厚の薄い(例えば、1.5mm)ステンレス鋼からなり、平面視において全て同じ大きさの長方形状に形成されている。各金属板30は、一方の金属板30の裏面と他方の金属板30の表面とを拡散接合によって接続されて、一体化されている。金属板30には、表面と裏面の少なくともいずれかにハーフエッチングによって形成された溝が設けられている。この溝の大きさや溝の延びる方向の相違から、金属板30には、図4(a)及び図4(b)に示すように、4種類の第1金属板31、35、39、43と、積層体21の両端部に配置される3種類の端板47、51、55とが設けられている。なお、図4(a)及び図4(b)において、実線が金属板30の表面側に形成された流路を示し、破線が金属板の裏面に形成された流路を示している。
次に、4種類の第1金属板31、35、39、43と、3種類の端板47、51、55について説明する。第1金属板31は、図5(a)(平面図)、図5(b)(裏面図)、図5(c)(部分断面図)に示すように、表面31aにブラインマイクロチャネル25の一部を構成する第1ブライン溝32が形成され、裏面31bに低圧マイクロチャンネル23となる第1ハーフエッチング溝33が形成されている。第1ブライン溝32は、ハーフエッチングによって断面視において半円状に形成されている(図5(c)参照)。半円状の第1ブライン溝32の直径は、例えば、φ0.2mmである。第1ブライン溝32は、図5(a)に示すように、第1金属板31の上部の短手方向の左端から右側へ直線状に延びて向きを下方へ変え、第1金属板31の長手方向の上側から下側へ直線状に延びて向きを短手方向右側へ変え、短手方向右側へ延びている。
第1ブライン溝32は、第1金属板31の表面31aに所定のピッチ(例えば、1.8mm)を有して複数(例えば、50個)設けられている。これら複数の第1ブライン溝32の左側端部は、これら第1ブライン溝32に交差する方向に延びる連通溝32aに合流している。連通溝32aの左側端部は第1金属板31の左端に延びている。また、複数の第1ブライン溝32の右側端部もこれらの溝に交差する方向に延びる連通溝32bに合流し、連通溝32bの右側端は第1金属板31の他方側端に延びている。
第1ハーフエッチング溝33は、図5(c)に示すように、ハーフエッチングによって断面視において半円状に形成されている。半円状の第1ハーフエッチング溝33の直径は、例えば、φ0.75mmである。第1ハーフエッチング溝33は、図5(b)に示すように、第1金属板31の短手方向の左端から右端側へ直線状に延びて向きを下方へ変え、第1金属板31の長手方向の上側から下側へ直線状に延びて向きを右側へ変え、右側端に延びている。
この第1ハーフエッチング溝33は、第1金属板31の裏面31bに所定のピッチ(例えば、1.8mm)を有して複数(例えば、50個)設けられている。これら複数の第1ハーフエッチング溝33の左端の全ては第1金属板31の左端に延びている。また、複数の第1ハーフエッチング溝33の右端の全ても第1金属板31の右端に延びている。
第1ブライン溝32と第1ハーフエッチング溝33は、第1金属板31を挟むようにして互いに対向するように同一平面上に配置されている(図5(c)参照)。第1金属板31の4隅には、同一内径を有した円形の孔部34が設けられている。これらの孔部34は、高圧マイクロチャンネル27を通流する高圧ガス(例えば、水素)が合流する高圧ガス入口側ヘッダー27a及び高圧ガス出口側ヘッダー27bを形成する(図2(b)参照)。
第2金属板35は、図6(a)(平面図)、図6(b)(裏面図)、図6(c)(部分断面図)に示すように、表面35aに低圧マイクロチャンネル23の一部を構成する第2ハーフエッチング溝36が形成され、裏面35bにブラインマイクロチャネル25の一部を構成する第2ブライン溝37が形成されている。この第2ハーフエッチング溝36は、前述した第1金属板31に形成された第1ハーフエッチング溝33と略同様であるので、第1ハーフエッチング溝33と相違する点についてのみ説明する。第2ハーフエッチング溝36は、第2金属板35の短手方向の左端から右端側へ直線状に延びて向きを上方へ変え、第2金属板35の長手方向の下側から上側へ直線状に延びて向きを右側へ変え、第2金属板35の短手方向右端に延びている。
第2ブライン溝37は、前述した第1金属板31に形成された第1ブライン溝32と略同様であるので、第1ブライン溝32と相違する点のみについて説明する。第2ブライン溝37は、第2金属板35の下側の短手方向左端から右側へ直線状に延びて向きを上方へ変え、第2金属板35の長手方向の下側から上側へ直線状に延びて向きを右側へ変え、第2金属板35の短手方向右側へ延びている。
これら複数の第2ブライン溝37の左端部は、これらの溝に交差する方向に延びる連通溝37aに合流し、連通溝37aの左端は第2金属板35の左端に延びている。また、複数の第2ブライン溝37の右側端部もこれらの流路に交差する方向に延びる連通溝37bに合流し、連通溝37bの右端は第2金属板35の右端に延びている。
第2ブライン溝37と第2ハーフエッチング溝36は、第2金属板35を挟むようにして互いに対向するように同一平面上に配置されている(図6(c)参照)。第2金属板35の4隅には、同一内径を有した円形の孔部34が設けられている。これらの孔部34の大きさや位置は、前述した第1金属板31に設けられた孔部34と同様なので、説明は省略する。
第3金属板39は、図7(a)(平面図)、図7(b)(裏面図)、図7(c)(部分断面図)に示すように、表面39aにブラインマイクロチャネル25の一部を形成する第1ブライン溝40が形成され、裏面39bに高圧マイクロチャンネル27の一部を構成するハーフエッチング溝41が設けられている。第1ブライン溝40は、第1金属板31に形成された第1ブライン溝32と同一であるので、説明は省略する。
第3金属板39に形成されたハーフエッチング溝41は、上端が第3金属板39の左側上部に設けられた後述する孔部34に連通して下側が第3金属板39の短手方向右側に延びるに従って下側へ傾斜して直線状に延びて向きを下方へ変え、第3金属板39の長手方向上側から下側へ直線状に延びて向きを左側へ変え、第3金属板39の短手方向左側に延びるに従って下側へ傾斜して、第3金属板39の左側下部に設けられた後述する孔部34に連通するハーフエッチング溝左41Lと、上端が第3金属板39の右側上部に設けられた後述する孔部34に連通して下側が第3金属板39の短手方向左側に延びるに従って下側へ傾斜して直線状に延びて向きを下方へ変え、第3金属板39の長手方向上側から下側へ直線状に延びて向きを右側へ変え、第3金属板39の短手方向右側に延びるに従って下側へ傾斜して、第3金属板39の右側下部に設けられた後述する孔部34に連通するハーフエッチング溝右41Rとを含む。
ハーフエッチング溝左41L及びハーフエッチング溝右41Rは、ハーフエッチングによって断面視において半円状に形成されている。半円状のハーフエッチング溝左41L及びハーフエッチング溝右41Rの各直径は、例えば、φ0.5mmである。ハーフエッチング溝左41L及びハーフエッチング溝右41Rは、第3金属板39の裏面39bに所定のピッチ(例えば、1.8mm)を有して複数(例えば、各25個)設けられている。
ハーフエッチング溝左41L及びハーフエッチング溝右41Rは、第3金属板39を挟むようにして互いに対向するように同一平面上に配置されている(図7(c)参照)。第3金属板39の4隅には、同一内径を有した円形の孔部34が設けられている。これらの孔部34の大きさや位置は、前述した第1金属板31に設けられた孔部34と同様なので、説明は省略する。
第4金属板43は、図8(a)(平面図)、図8(b)(裏面図)、図8(c)(部分断面図)に示すように、表面43aが平面状に形成されたフラット面44を有し、裏面43bにブラインマイクロチャネル25の一部を構成する第2ブライン溝45が形成されている。この第2ブライン溝45は、第2金属板35に形成された第2ブライン溝37と同一であるので、説明は省略する。
また、第4金属板43の4隅には、互いに同一内径を有した円形の孔部34が設けられている。これらの孔部34は、前述した第1金属板31、35、39に設けられた孔部と同様であるので、その説明は省略する。
幾つかの実施形態において、端板47は、図9(a)(平面図)、図9(b)(側面図)に示すように、その表面47a及び裏面47bは平面状のフラット面48として形成されている。端板47の表面47aの下部には、高圧ガス入口側ヘッダー27a(図2(b)参照)に連通する流入穴部50が設けられ、端板47の表面47aの上部には、高圧ガス出口側ヘッダー27bに連通する流出穴部49が設けられている。
幾つかの実施形態において、端板51は、図10(a)(平面図)、図10(b)(断面図)に示すように、その表面51a及び裏面51bに平面状のフラット面52を形成している。端板51の裏面51bの4隅には、高圧ガス入口側ヘッダー27a及び高圧ガス出口側ヘッダー27bの一方側(左側)の端部を構成する半球状の凹部53が形成されている。4つの凹部53の大きさや位置は、前述した第1金属板31に設けられた4つの孔部34と同様であるので、その説明は省略する。凹部53の底部には、端板51の表面51a側へ延びて貫通する貫通孔54が設けられている。この貫通孔54は高圧ガス入口側ヘッダー27a及び高圧ガス出口側ヘッダー27bの内径(例えば、φ50mm)と比較して小径(例えば、φ3.2mm)に形成されて、絞りとして機能する。
幾つかの実施形態において、端板55は、図11(a)(平面図)、図11(b)(断面図)に示すように、その表面55a及び裏面55bに平面状のフラット面56を形成している。端板55の表面55aの4隅には、高圧ガス入口側ヘッダー27a及び高圧ガス出口側ヘッダー27bの他方側(右側)の端部を構成する半球状の凹部57が形成されている。4つの凹部57の大きさや位置は、前述した第1金属板31に設けられた4つの孔部34と同様であるので、その説明は省略する。
このように構成された4種類の第1金属板31、35、39、43と3種類の端板47、51、55は、図4(b)に示すように、端板47の裏面47b上に端板51の表面51aが接触するように積層され、端板51の裏面51b上に第1金属板31の表面31aが接触するように積層され、第1金属板31の裏面31b上に第2金属板35の表面35aが接触するように積層され、第2金属板35の裏面35b上に第3金属板39の表面39aが接触するように積層され、第3金属板39の裏面39b上に第4金属板43の表面43aが接触するように積層される。そして、これらの第1金属板31、35、39、43は、前述した積層方法と同様の方法で積層が複数回(例えば、37回)繰り返された後に、第4金属板43の裏面43b上に第1金属板31の表面31aが接触するように積層され、第1金属板31の裏面31b上に第2金属板35の表面35aが接触するように積層され、第2金属板35の裏面35b上に端板55の表面55aが接触するように積層される。そして、これらの第1金属板31、35、39、43と端板47、51、55同士が拡散接合によって接合される。
従って、積層体21には、図3(図2(a)のII−II矢視断面図)に示すように、第1金属板31の第1ハーフエッチング溝33と第2金属板35の第2ハーフエッチング溝36とを合わせた合わせ構造であって断面が円形状の低圧マイクロチャンネル23が形成されている。また、積層体21には、第2金属板35の第2ブライン溝37と第3金属板39の第1ブライン溝40とを合わせた合わせ構造であって断面が円形状のブラインマイクロチャネル25が形成されている。
また、積層体21には、第3金属板39のハーフエッチング溝41と第4金属板43のフラット面44とで形成される断面が半円形状の高圧マイクロチャンネル27が形成されている。さらに、積層体21には、第4金属板43の第2ブライン溝45と第1金属板31の第1ブライン溝32とを合わせて形成される合わせ構造であって断面が円形状のブラインマイクロチャネル25が形成されている。そして、積層体21には、第1金属板31に第2金属板35を積層して低圧マイクロチャンネル23が形成される。さらに、同様にして、積層体21には、積層方向に沿って、低圧マイクロチャンネル23、ブラインマイクロチャネル25、高圧マイクロチャンネル27、ブラインマイクロチャネル25の順に各流路が形成されている。
ここで、高圧マイクロチャンネル27には、高圧(例えば、約80MPa)のガス(例えば、水素)が通流する。また、高圧マイクロチャンネル27は、ハーフエッチング溝41にフラット面44が対向して形成されるので、金属板30同士の重ね合わせの位置がずれても高圧マイクロチャンネル27の断面形状は常に一定の半円状になる。このため、高圧マイクロチャンネル27は、金属板30同士の位置ずれに起因する応力集中を未然に防止することができる。
一方、低圧マイクロチャンネル23は、前述したように、第1金属板31に形成された断面半円形状の第1ハーフエッチング溝33と、第2金属板35に形成された断面半円形状の第2ハーフエッチング溝36とが重ね合わせて断面円形状に形成されている。このため、第1金属板31と第2金属板35との重ね合わせ時に位置ずれが生じると、低圧マイクロチャンネル23の断面形状は非円形状になり、金属板30同士の位置ずれに起因する応力集中を招き易くなる。しかしながら、低圧マイクロチャンネル23を流れる冷媒ガス(例えば、CO2)の圧力は、高圧ガスの圧力よりも小さい(例えば、約1MPa)。このため、金属板30同士に位置ずれが生じても、この位置ずれに起因する応力集中は発生しない。
また、低圧マイクロチャンネル23の半径(例えば、φ0.75mm)は、高圧マイクロチャンネル27の内径(例えば、φ0.5mm)よりも大きく、また低圧マイクロチャンネル23の断面形状は円形であるのに対し、高圧マイクロチャンネル27の断面形状は半円形である。このため、低圧マイクロチャンネル23の断面積は高圧マイクロチャンネル27の断面積よりも大きい。さらに、低圧マイクロチャンネル23は高圧マイクロチャンネル27に沿って延びるとともに、高圧マイクロチャンネル27に対して金属板30の二枚分の厚さ(例えば、約3.0mm)の位置に近接して配置されている。このため、高圧マイクロチャンネル27を流れる高圧ガスの熱は、二枚の金属板30を伝わって低圧マイクロチャンネル23を流れる冷媒ガスに吸収される。よって、高圧ガスを効果的に冷却することができる。
さらに、本実施形態では、高圧マイクロチャンネル27と低圧マイクロチャンネル23との間に、ブラインマイクロチャネル25が設けられている。このため、高圧マイクロチャンネル27を流れる高圧ガスの熱は、二枚の金属板30を伝わる途中でブラインマイクロチャネル25を流れるブラインによって吸収され、さらに低圧マイクロチャンネル23を流れる冷媒ガスに吸収される。よって、高圧ガスをより効果的に冷却することができる。
なお、前述した実施形態では、高圧マイクロチャンネル27の断面が半円状に形成された場合を示したが、図12(断面図)に示すように、ハーフエッチング溝41の開口側端に接する接線Lとフラット面44とのなす角度θが鈍角になるように、高圧マイクロチャンネル27の断面を形成してもよい。この場合には、第3金属板39にハーフエッチングによって半円よりも大きく円よりも小さいハーフエッチング溝41'を形成する。
このように、高圧マイクロチャンネル27の断面形状が、接線Lとフラット面44とのなす角度θが鈍角になるように構成することで、ハーフエッチング溝41'の開口側端の周辺における断面形状の急激な変化を抑えることができる。このため、断面形状の急激な変化に起因した応力集中を緩和することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。例えば、上述した各種実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1 水素ステーション
3 水素自動車
5 水素製造装置
7 貯蔵タンク
9 圧縮機
11 蓄圧機
12 ボンベ
13 水素充填装置
13a ノズル体
20 熱交換器
21 積層体
23 低圧マイクロチャンネル
23a 冷媒入口側ヘッダー
23b 冷媒出口側ヘッダー
25 ブラインマイクロチャンネル
25a ブライン入口側ヘッダー
25b ブライン出口側ヘッダー
27 高圧マイクロチャンネル
27a 高圧ガス入口側ヘッダー
27b 高圧ガス出口側ヘッダー
30 金属板
31、35,39、43 第1金属板、第2金属板、第3金属板、第4金属板
31a、35a、39a、43a、47a、51a、55a 表面
31b、35b、39b、43b、47b、51b、55b 裏面
32、40 第1ブライン溝
32a、32b,37a、37b 連通溝
36 第1ハーフエッチング溝
37、45 第2ブライン溝
41 ハーフエッチング溝
44、48 フラット面
47、51、55 端板
49、50 流入穴部
53、57 凹部
L 接線

Claims (8)

  1. 複数の金属板によって構成される積層体と、
    前記積層体内に形成され、低圧流体を流すための低圧マイクロチャンネルと、
    前記積層体内に形成され、前記低圧流体よりも高圧であり該低圧流体と熱交換される高圧流体を流すための高圧マイクロチャンネルと、を備え、
    前記高圧マイクロチャンネルは、前記複数の金属板のうち対向配置された金属板のペアのうち一方の金属板に形成されたハーフエッチング溝と、前記ペアの他方の金属板のフラット面とで形成されるとともに、前記ハーフエッチング溝の開口側端に接する接線と前記フラット面とのなす角度は鈍角であり、
    一方、前記低圧マイクロチャンネルは、前記複数の金属板のうち対向配置された金属板の他のペアのうち一方の金属板に形成された第1ハーフエッチング溝と、前記他のペアのうち他方の金属板に形成された第2ハーフエッチング溝とを合わせて形成される合わせ構造を有する
    ことを特徴とするマイクロチャンネル熱交換器。
  2. 複数の金属板によって構成される積層体と、
    前記積層体内に形成され、低圧流体を流すための低圧マイクロチャンネルと、
    前記積層体内に形成され、前記低圧流体よりも高圧であり該低圧流体と熱交換される高圧流体を流すための高圧マイクロチャンネルと、を備え、
    前記高圧マイクロチャンネルは、前記複数の金属板のうち対向配置された金属板のペアのうち一方の金属板に形成されたハーフエッチング溝と、前記ペアの他方の金属板のフラット面とで形成され、
    前記低圧マイクロチャンネルは、前記複数の金属板のうち対向配置された金属板の他のペアのうち一方の金属板に形成された第1ハーフエッチング溝と、前記他のペアのうち他方の金属板に形成された第2ハーフエッチング溝とを合わせて形成される合わせ構造を有し、
    前記高圧マイクロチャンネルは、前記低圧マイクロチャンネルに沿って延び、
    前記積層体内にはブラインを通流するブラインマイクロチャンネルが設けられ、
    前記ブラインマイクロチャンネルは、前記低圧マイクロチャンネルと前記高圧マイクロチャンネルとの間に配置され、
    前記ブラインマイクロチャンネル、前記低圧マイクロチャンネル、前記高圧マイクロチャンネルは前記金属板の厚さ方向に同一平面上に配置されている
    ことを特徴とするマイクロチャンネル熱交換器。
  3. 前記ハーフエッチング溝は、断面視において半円形状に形成され、
    前記高圧マイクロチャンネルは、半円形状をした前記ハーフエッチング溝の開口側を前記フラット面で覆うようにして形成されている
    ことを特徴とする請求項1若しくは2に記載のマイクロチャンネル熱交換器。
  4. 前記第1ハーフエッチング溝と前記第2ハーフエッチング溝は、断面視において共に半円形状に形成され、
    前記低圧マイクロチャンネルは、半円形状をした前記前記第1ハーフエッチング溝の開口側と、半円形状をした前記第2ハーフエッチング溝の開口側を接合して、断面が円形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1若しくは2に記載のマイクロチャンネル熱交換器。
  5. 前記低圧マイクロチャンネルの断面積は、前記高圧マイクロチャンネルの断面積よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマイクロチャンネル熱交換器。
  6. 前記複数の金属板は、
    表面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に前記低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第1ハーフエッチング溝が設けられた第1金属板と、
    表面に前記低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第2ハーフエッチング溝が設けられ、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第2金属板と、
    表面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に前記高圧マイクロチャンネルの一部を形成するハーフエッチング溝が設けられた第3金属板と、
    表面にフラット面が形成され、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第4金属板と、を含む
    ことを特徴とする請求項に記載のマイクロチャンネル熱交換器。
  7. 前記第1金属板及び前記第2金属板は、前記第1金属板の裏面に前記第2金属板の表面が当接するとともに前記第1ハーフエッチング溝と前記第1ハーフエッチング溝により前記低圧マイクロチャンネルが形成されるように配置され、
    前記第2金属板及び前記第3金属板は、前記第2金属板の裏面に前記第3金属板の表面が当接するとともに前記第2ブライン溝と前記第1ブライン溝により前記ブラインマイクロチャンネルが形成されるように配置され、
    前記第3金属板及び前記第4金属板は、前記第3金属板の裏面に前記第4金属板の表面が当接するとともに前記ハーフエッチング溝と前記フラット面により前記高圧マイクロチャンネルが形成されるように配置されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のマイクロチャンネル熱交換器。
  8. 表面にブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第1ハーフエッチング溝が設けられた第1金属板の裏面に、表面に前記低圧マイクロチャンネルの一部を形成する第2ハーフエッチング溝が設けられ、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第2金属板の表面を接合させて、前記第1金属板と前記第2金属板との間に低圧マイクロチャンネルを形成する第1工程と、
    前記第2金属板の裏面に、表面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第1ブライン溝が設けられ、裏面に前記高圧マイクロチャンネルの一部を形成するハーフエッチング溝が設けられた第3金属板の表面を接合させて、前記第2金属板と前記第3金属板との間にブラインマイクロチャンネルを形成する第2工程と、
    前記第3金属板の裏面に、表面にフラット面が形成され、裏面に前記ブラインマイクロチャンネルの一部を形成する第2ブライン溝が設けられた第4金属板の表面を接合させて、前記第3金属板と前記第4金属板との間に高圧マイクロチャンネルを形成する第3工程と、を備える
    ことを特徴とするマイクロチャンネル熱交換器の製造方法。
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