JP5749309B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、メッセージ共有システム、および、制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、メッセージ共有システム、および、制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能なサービスを提供する情報処理装置等に関するものである。
家庭用電気機械器具(以下「家電機器」と略記する)は日常的に使用されることが通常であるため、単なるモノとして扱われがちである。例えば、洗濯機は衣類の洗濯に必要な労力を軽減する道具に過ぎず、冷蔵庫は食品を冷やすための箱に過ぎないとみなされている。日常的に使用される家電機器が単なるモノに過ぎなければ、ユーザは常用する家電機器に愛着を持ち得ず、単調な作業になりがちな家事に退屈を感じかねない。そこで、家電機器を便利に楽しく使うための工夫が行われている。例えば、家電機器に人間と会話可能な機能を搭載し、当該家電機器が愛嬌のあるキャラクタとしてユーザと会話することにより、日常に彩りを与える試みが行われている。
上記試みにおいて用いられる技術に関連する従来の技術として、例えば、下記の特許文献1には、ユーザの行動が変化したタイミングに応じて、その変化に即した行動ログメッセージを自動的に投稿する投稿装置が開示されている。また、下記の特許文献2には、緊急性の高いメッセージが電子掲示板に登録された場合に、それを関係ユーザに素早く通知する電子掲示板情報通知装置が開示されている。
特開2012−181659号公報(2012年9月20日公開) 特開2007−018323号公報(2007年1月25日公開)
上記の特許文献1に記載の上記投稿装置のように、投稿サーバにおいて提供されるサービスにおいて行動ログメッセージをユーザにすべて提示した場合、当該ユーザは当該メッセージを煩わしく感じる場合がある。すなわち、ユーザに提示する情報の量が多すぎる場合、ユーザビリティが損なわれるおそれが考えられる。また、この場合、上記の特許文献2に記載の電子掲示板情報通知装置のように緊急性の高いメッセージをユーザに提示しても、当該ユーザは当該メッセージを見落とすおそれも考えられる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数ユーザでメッセージを共有可能なサービスにおいて、ユーザに提示するメッセージの数を当該メッセージの内容に応じて抑制することにより、上記サービスのユーザビリティを改善可能な情報処理装置等を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能なサービスを提供する情報処理装置であって、前記メッセージを少なくとも1つの通信装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記メッセージは、ユーザが前記サービスに投稿した他のメッセージに対する応答か否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記応答であると判定された場合であって、当該取得されたメッセージが属するカテゴリが、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定されたカテゴリと一致する場合に、当該取得されたメッセージを当該サービスにおいて共有する共有手段とを備えている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能なサービスを提供する情報処理装置の制御方法であって、前記メッセージを少なくとも1つの通信装置から取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得した前記メッセージは、ユーザが前記サービスに投稿した他のメッセージに対する応答か否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記応答であると判定した場合であって、当該取得したメッセージが属するカテゴリが、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定されたカテゴリと一致する場合に、当該取得したメッセージを当該サービスにおいて共有する共有ステップとを含んでいる。
本発明の一態様によれば、情報処理装置および当該情報処理装置の制御方法は、複数ユーザでメッセージを共有可能なサービスにおいて、ユーザに提示するメッセージの数を当該メッセージの内容に応じて抑制することができる。したがって、上記情報処理装置等は、上記サービスのユーザビリティを改善できるという効果を奏する。また、上記情報処理装置等は、重要度・緊急性の高いメッセージをユーザに提示した場合に、当該ユーザが当該メッセージを見落とすおそれを低減できるという効果も奏する。
本発明の第1の実施の形態に係る家族伝言板サーバの要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る家族伝言板システムの概要を示す概略図である。 家族伝言板において、ユーザとロボット掃除機との間で行われるコミュニケーションの一例を、スマートフォンが表示する様子を表した模式図である。 上記ロボット掃除機において、予め対応付けられたカテゴリおよび重要度の一例を示す重要度表である。 上記ロボット掃除機または家庭内機器に設定される「性格」の一例を示す表である。 上記家族伝言板システムにおいて実行される処理の一例を示すフローチャートである。 カテゴリよりもメッセージを細分化して分類する小カテゴリの一例を示す表である。 本発明の第3の実施の形態に係るロボット掃除機または家庭内機器が複数台ある場合に用いられる小カテゴリの一例を示す表であり、(a)は、上記ロボット掃除機が2台ある場合、(b)は、上記ロボット掃除機と空調装置とが1台ずつある場合の例を表す。 本発明の第4の実施の形態に係るロボット掃除機または家庭内機器に設定される「性格」の異なる一例を示す表である。 小カテゴリに対して、重要度だけでなく、当該小カテゴリに応じた制御がさらに対応付けられる一例を示す表である。 2種類の性格の組み合わせに対して、重要度およびその他の制御が対応付けられた一例を示す表である。
〔実施形態1〕
図1〜図6に基づいて、本発明の第1の実施の形態(実施形態1)を説明する。
(家族伝言板システム400の概要)
図2は、家族伝言板システム400の概要を示す概略図である。家族伝言板システム(メッセージ共有システム)400は、予め登録されたユーザ(図2に示される例では、お父さん、お母さん、および、子供)の間でメッセージを共有可能な家族伝言板(いわゆるソーシャル・ネットワーク・サービス)を提供するシステムである。家族伝言板システム400は、スマートフォン100a、100b、100c(以下「ユーザ端末」と総称する)、エージェントサーバ200a、家族伝言板サーバ200b、ホームサーバ200c、ロボット掃除機300a、および、家庭内に配置された機器(以下「家庭内機器」と称する)を含む。
家族伝言板システム400において、ユーザは、それぞれが所持するユーザ端末を用いて上記家族伝言板にアクセスし、メッセージまたは画像を投稿したり、当該メッセージまたは画像を閲覧したりすることができる。また、当該メッセージまたは画像や、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の状態などに応じて、当該ロボット掃除機300aまたは家庭内機器が、上記家族伝言板にメッセージまたは画像を投稿できる。さらに、ユーザは、家族伝言板システム400を介して、上記ロボット掃除機300aまたは家庭内機器に指示を与えることによって、当該ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の動作を制御できる。
エージェントサーバ200aは、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器を擬人化したエージェントを含むサーバである。当該エージェントは、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の状態(例えば、ロボット掃除機300aのダストボックスに溜まっているゴミの量など)、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器が取得した情報(例えば、空調装置300cが計測した室温など)、および、ユーザが投稿したメッセージまたは画像に応じて、家族伝言板に投稿するメッセージ(ロボット掃除機300aまたは家庭内機器を擬人化したキャラクタとして生成されるもの)を家族伝言板サーバ200bに送信する。なお、図2に示される例では、エージェントサーバ200aは、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器に搭載されたセンサによって取得されたセンシングデータ、家庭内機器の動作ログ、および、家庭内機器が撮影した写真を、ホームサーバ200cから受信しているが、受信可能な情報はこれらの例に限られない。
家族伝言板サーバ(情報処理装置)200bは、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能な家族伝言板(サービス)を提供するサーバである。すなわち、家族伝言板サーバ200bは、ユーザ端末からメッセージや画像の投稿を受け付けるとともに、エージェントサーバ200aから受信したメッセージまたは画像を当該家族伝言板に投稿する(書き込む)。これにより、ユーザは、家族伝言板においてロボット掃除機300aおよび家庭内機器とのコミュニケーションを疑似体験できる(図3参照)。また、家族伝言板サーバ200bは、ユーザ端末から受け付けたメッセージまたは画像に応じた指示を、エージェントサーバ200aを介してホームサーバ200cに送信することにより、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の動作を制御する。さらに、家族伝言板サーバ200bは、ユーザ端末に対する家族伝言板の表示画面の提示、および、投稿の管理等の、家族伝言板に関する処理全般を行う。
ホームサーバ200cは、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器と、エージェントサーバ200aとの間の情報の送受信を統括して制御する。具体的には、ホームサーバ200cは、エージェントサーバ200aから受信した指示情報(操作指示)にしたがって、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の動作を制御する。また、ホームサーバ200cは、ロボット掃除機300aから取得した情報、および、家庭内機器から取得した情報を、エージェントサーバ200aに送信する。なお、ホームサーバ200cには、上記ロボット掃除機300aが通信可能に無線接続されており、上記家庭内機器が通信可能にさらに無線または有線接続されている。図2は、家庭内機器がテレビ300b、空調装置300c、照明装置300d、および、録画装置300eである一例を示すが、家庭内機器の種類および数は上記機器に限定されない。
スマートフォン(ユーザ端末)100a、スマートフォン(ユーザ端末)100b、および、スマートフォン(ユーザ端末)100cは、家族伝言板の閲覧、家族掲示板へのメッセージの投稿、および、ロボット掃除機300aおよび家庭内機器への操作指示を行う(家族伝言板を利用可能にする)ための携帯型の情報端末である。ここで、スマートフォン100a、100b、100cと同等の機能は、携帯電話、パーソナルコンピュータ、タブレット型端末などでも実現できることに注意する。すなわち、必要な情報を入出力可能な機器でありさえすれば、端末はスマートフォンでなくともよい。
ロボット掃除機(通信装置)300aは、家庭内の掃除を行う自走式の掃除機である。上記ロボット掃除機300aは、掃除のための機能の他にも、動作ログの記憶機能、充電残量の検出および出力機能、画像撮影機能、音声認識機能、音声出力機能等を備えている。さらに、ロボット掃除機300aは、家庭内機器に制御信号を送信し、当該家庭内機器を操作する機能も有している。
空調装置(通信装置)300cは冷暖房等の空調を行う装置(いわゆるエアコン)である。空調装置300cは温度センサを備えており、検出した室温をホームサーバ200cに送信できる。照明装置(通信装置)300dはLED等の光源を備えた照明装置である。ホームサーバ200cの制御によって、照明装置300dは点灯および消灯され得る。テレビ(通信装置)300bはテレビジョン受像機であり、録画装置(通信装置)300eはテレビ300bが受信した放送番組を録画する装置である。これらの機器も、ホームサーバ200cの制御によって制御され得る。なお、家族伝言板に関与する家庭内機器が存在しない場合のように、ホームサーバ200cによる統括的な制御が必要ない場合、ホームサーバ200cを設けず、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器がエージェントサーバ200aと情報を送受信する構成としてもよい。
(家族伝言板サーバ200bの概要)
図3は、家族伝言板において、ユーザとロボット掃除機300aとの間で行われるコミュニケーションの一例を、スマートフォン100aが表示する様子を表した模式図である。図3に示されるように、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器(300b〜300e)を擬人化したキャラクタとしてエージェントサーバ200aが送信するメッセージ1は、(1)ロボット掃除機300aまたは家庭内機器(図3においては、エアコンである空調装置300c)が自発的に投稿するメッセージ1aと、(2)ユーザが家族伝言板に投稿した他のメッセージ1cに対する応答として、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器が投稿するメッセージ1bとに分類される。
家族伝言板サーバ200bは、ロボット掃除機300a(当該ロボット掃除機300aを擬人化したエージェントを含むエージェントサーバ200a)から上記メッセージ1を取得した場合、当該メッセージ1が上記メッセージ1aであるか、上記メッセージ1bであるかを判定する。上記メッセージ1bであると判定される場合、家族伝言板サーバ200bは、当該メッセージ1bが属するカテゴリ4に対応付けられた重要度5と、上記ロボット掃除機300aによって投稿されたメッセージ1bが受け付けられる頻度を表す性格6との関係に応じて、当該メッセージ1bを家族伝言板に投稿する(家族伝言板において共有する)。なお、以下では、ロボット掃除機300aから取得された後、上記メッセージ1aであるか上記メッセージ1bであるかが判定される前のメッセージを、「メッセージ1」と称する。
図4は、ロボット掃除機300aにおいて、予め対応付けられたカテゴリ4および重要度5の一例を示す重要度表である。ここで、カテゴリ4は、所定の基準にしたがって上記メッセージ1aおよび上記メッセージ1bを分類するラベルである。上記カテゴリ4には、例えば、「エラー情報」(ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の状態を示す状態情報を含むメッセージが分類されるカテゴリ)や、「外部取得情報」(天気予報、渋滞情報、鉄道情報など、外部サーバから取得可能な情報であって、当該ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の周辺の状況を示す情報を、周辺情報として含むメッセージが分類されるカテゴリ)などが含まれる。なお、図4に例示される重要度表において、上記メッセージ1bは「家族が投稿したメッセージに返信するメッセージ情報」のカテゴリ4に分類される。
また、重要度(第1の指標)5は、メッセージ1bを家族伝言板において共有可能とすることによりユーザに提示することが、どの程度重要であるかを、複数に区切られた段階のそれぞれを示す識別子によって評価した指標であり、図4に示されるように、上記重要度5の上記識別子が上記カテゴリ4のそれぞれに対応付けられている。上記重要度5は、アルファベットを用いた識別子によって各段階が示される指標であってもよいし(例えば、「A」、「B」、または、「C」の3段階でよい)、数字を用いた識別子によって各段階が示される指標であってもよい(例えば、「1」〜「5」の5段階でよい)。
図5は、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器のそれぞれに設定可能な性格の一例を示す表である。ここで、性格(第2の指標)6は、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器によって家族伝言板に投稿されたメッセージ1bがユーザに提示される頻度を表す指標である。図5に示されるように、ロボット掃除機300aに「おしゃべり」な性格が設定されていてもよいし、「寡黙」な性格が設定されていてもよい。
図4および図5を参照して説明した「カテゴリ」、「重要度」、および、「性格」の定義に基づいて、家族伝言板サーバ200bを再度概説する。例えば、ロボット掃除機300aが「寡黙」な性格に設定されている場合に、当該ロボット掃除機300aからメッセージ1を取得し、当該メッセージ1がメッセージ1bに該当すると判定されるとき、家族伝言板サーバ200bは、当該メッセージ1bが属するカテゴリ4の重要度5と、当該ロボット掃除機300aの「寡黙」な性格6との関係に応じて、当該メッセージ1bを家族伝言板に投稿する。すなわち、家族伝言板サーバ200bは、上記重要度5が「A」(ロボット掃除機300aの性格6がどのように設定されていても、必ずユーザに提示しなければならない程度に重要であることを示す識別子)に設定されたカテゴリ4に属するメッセージ1bのみを、家族伝言板に投稿する。
言い換えれば、上記メッセージ1bを家族伝言板に投稿するか否かを判定するための閾値として、上記性格6が機能する。ロボット掃除機300aまたは家庭内機器によって家族伝言板に投稿されるメッセージの数が多すぎると考えるユーザは、上記性格6を調整することによって、上記メッセージの数を抑制できる。例えば、図5に例示される表においては、「おしゃべり」、「ふつう」、「寡黙」の順に閾値が厳しくなり、重要度5の高いカテゴリ4に属するメッセージ1bのみが、家族伝言板に投稿されるようになる。
したがって、家族伝言板サーバ200bは、家族伝言板のユーザビリティを改善できる。また、家族伝言板サーバ200bは、重要度・緊急性の高いメッセージをユーザに提示した場合に、当該ユーザが当該メッセージを見落とすおそれを低減できる。さらに、単なる閾値を用いるのではなく、親しみやすいキャラクタとして擬人化された機器にふさわしい指標(性格6)を用いるため、家族伝言板サーバ200bは、ロボット掃除機300aおよび家庭内機器に対するユーザの親密度を高めることができる。
(家族伝言板サーバ200bの構成)
図1は、家族伝言板サーバ200bの要部構成を示すブロック図である。図1に示されるように、家族伝言板サーバ200bは、通信制御部20(受信部21、送信部22)、制御部10(メッセージ取得部11、メッセージ投稿条件判定部12、指標判定部13、ログ情報分析部14、メッセージ生成部15)、および、記憶部30(メッセージ記憶部31、ログ情報記憶部32、指標記憶部33、メッセージ挙動記憶部34)を備えている。
通信制御部20は、所定の通信方式にしたがう通信網を介して外部と通信する。外部の機器との通信を実現する本質的な機能が備わってさえいればよく、通信回線、通信方式、または、通信媒体などは限定されない。通信制御部20は、例えばイーサネット(登録商標)アダプタなどの機器で構成できる。また、通信制御部20は、例えばIEEE802.11無線通信、Bluetooth(登録商標)などの通信方式や通信媒体を利用できる。通信制御部20は、受信部21と送信部22とを含む。
受信部21は、上記所定の通信方式にしたがう通信網を介して外部と通信することによって、メッセージ1および描画要求3(家族伝言板の表示画面の提示を要求するために、ユーザ端末が家族伝言板サーバ200bに送信する情報)を受信する。受信部21は、受信したメッセージ1および描画要求3をメッセージ取得部11に出力する。
送信部22は、メッセージ生成部15から表示情報7が入力された場合、上記所定の通信方式にしたがう通信網を介して外部と通信することによって、ユーザ端末に当該表示情報7を送信する。
制御部10は、家族伝言板サーバ200bの各種の機能を統括的に制御する。制御部10は、メッセージ取得部11、メッセージ投稿条件判定部12、指標判定部13、ログ情報分析部14、および、メッセージ生成部15を含む。
メッセージ取得部(取得手段)11は、エージェントサーバ200a(すなわち、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器300b〜300eを擬人化したエージェント)からメッセージ1を取得する。すなわち、受信部21からメッセージ1が入力された場合、メッセージ取得部11は、当該メッセージ1をメッセージ投稿条件判定部12に出力する。また、受信部21から描画要求3が入力された場合、メッセージ取得部11は、当該描画要求3をメッセージ生成部15に出力する。
メッセージ投稿条件判定部(判定手段)12は、メッセージ取得部11によって取得されたメッセージ1が、家族伝言板にユーザが投稿した他のメッセージ1cに対する応答としてのメッセージ1bか否かを判定する。上記メッセージ1が、ユーザが家族伝言板に投稿した他のメッセージ1cに対する応答としてのメッセージ1bであると判定される場合、メッセージ投稿条件判定部12は、当該メッセージ1bが属するカテゴリ4を特定し、当該カテゴリ4を指標判定部13に出力する。なお、上記メッセージ1が、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器によって自発的に送信されたメッセージ1aであると判定される場合も、メッセージ投稿条件判定部12は、当該メッセージ1bが属するカテゴリ4を特定し、当該カテゴリ4を指標判定部13に出力してもよい。
指標判定部13は、メッセージ投稿条件判定部12から上記カテゴリ4が入力された場合、指標記憶部33から重要度表(図4参照)を読み出し、当該重要度表において上記カテゴリ4に対応する重要度5をメッセージ投稿条件判定部12に出力する。例えば、メッセージ投稿条件判定部12から入力されたカテゴリ4が「家族が投稿したメッセージに返信するメッセージ情報」であった場合、指標判定部13は「B」という重要度5を上記メッセージ投稿条件判定部12に出力する。そして、指標判定部13から上記重要度5が入力された場合、メッセージ投稿条件判定部12は、当該重要度5と上記性格6との関係に応じて、当該取得されたメッセージ1bを投稿するか否か(共有可能にするか否か)を判定する。
例えば、ロボット掃除機300aが「おしゃべり」な性格に設定されている場合、メッセージ投稿条件判定部12は、上記重要度5が「C」以上(A、B、または、C)に設定されたカテゴリ4に属するメッセージ1bを、家族伝言板において共有可能にすると判定する。あるいは、テレビ300bが「寡黙」な性格に設定されている場合、メッセージ投稿条件判定部12は、上記重要度5が「A」に設定されたカテゴリ4に属するメッセージ1bのみを、家族伝言板において共有可能にすると判定する。これは、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器にカテゴリが予め設定されており、当該カテゴリとメッセージ1bが属するカテゴリ4とが一致する場合、メッセージ投稿条件判定部12は、家族伝言板において共有可能にすると判定するとも言える。メッセージ1bを共有可能にすると判定した場合、メッセージ投稿条件判定部12は、当該メッセージ1bをメッセージ生成部15に出力する。
なお、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器によって家族伝言板に投稿されたメッセージがユーザに提示される所定の条件を、性格6がさらに表してもよい。例えば、上記性格6は、「22:00〜翌7:00まで(夜間)は、重要度5が『A』に設定されたカテゴリ4に属するメッセージ1bのみを、家族伝言板において共有可能にする」という条件をさらに表す場合がある。前述したように、ロボット掃除機300aが「おしゃべり」な性格に設定されている場合、メッセージ投稿条件判定部12は、上記重要度5が「C」以上に設定されたカテゴリ4に属するメッセージ1bを、家族伝言板において共有可能にすると判定する。しかし、上記に例示したような所定の条件を上記性格6がさらに表す場合、メッセージ投稿条件判定部12は、当該所定の条件を満たすか否かをさらに判定し、満たすと判定した場合のみ、メッセージ1bをメッセージ生成部15に出力する。
これにより、家族伝言板サーバ200bは、例えば予め設定された時間帯に応じて、取得されたメッセージ1bを投稿するか否かを判定することができる。したがって、家族伝言板サーバ200bは、ユーザに提示するメッセージの数を当該メッセージの内容だけでなく、上記所定の条件にも応じて抑制することができるため、家族伝言板のユーザビリティをさらに改善できる。
ログ情報分析部14は、ログ情報記憶部32からログ情報(ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の動作を時系列に記録したもの)を読み出し、当該ログ情報にエラー情報が含まれるか否かを分析する。エラー情報が含まれる場合、ログ情報分析部14は、当該エラー情報を指標判定部13およびメッセージ生成部15に出力する。
メッセージ生成部(共有手段)15は、メッセージ1bが属するカテゴリ4に対応付けられた重要度5と性格6との関係に応じて、家族伝言板において当該メッセージ1bを共有する。具体的には、メッセージ投稿条件判定部12からメッセージ1b(当該メッセージ投稿条件判定部12によって共有すると判定されたもの)が入力された場合、メッセージ生成部15は、メッセージ記憶部31から過去に投稿されたメッセージを所定の数だけ読み出す。そして、メッセージ生成部15は、当該過去のメッセージと上記メッセージ1bとに基づいて、家族伝言板を表示させるための表示情報7を生成し、送信部22を介して当該表示情報7をユーザ端末に送信する。
これにより、メッセージ生成部15は、家族伝言板において上記状態情報または周辺情報をユーザに提示できる。同様に、メッセージ取得部11から描画要求3が入力された場合、メッセージ生成部15は、上記過去のメッセージに基づいて、家族伝言板を表示させるための表示情報7を生成し、送信部22を介して当該表示情報7をユーザ端末に送信する。
記憶部30は、例えば、ハードディスク、SSD(silicon state drive)、半導体メモリ、DVDなどで構成される記憶機器(記憶媒体)である。記憶部30は、メッセージ記憶部31、ログ情報記憶部32、指標記憶部33、および、メッセージ挙動記憶部34を含む。これらはそれぞれ独立した記憶機器であってもよいし、記憶部30に割り当てられた所定の記憶領域であってもよい。
(家族伝言板システム400において実行される処理)
図6は、家族伝言板システム400において実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、カッコ書きの「〜ステップ」は、家族伝言板サーバ200bの制御方法の各ステップを表す。
ロボット掃除機300a(または家庭内機器)からメッセージ1が送信され(ステップ1、以下「S1」のように略記する)、受信部21が当該メッセージ1を受信すると(S2)、メッセージ取得部11は当該メッセージ1を取得する(S3、取得ステップ)。メッセージ投稿条件判定部12は、当該メッセージ1が、家族伝言板においてユーザが共有可能にした他のメッセージ1cに対する応答としてのメッセージ1bか否かを判定する(S4、判定ステップ)。
S4において、上記応答としてのメッセージ1bである(メッセージ1aでない)と判定する場合(S4においてYES)、メッセージ投稿条件判定部12は、メッセージ1bが属するカテゴリ4に対応付けられた重要度5と、上記ロボット掃除機300aが家族伝言板においてメッセージ1bを共有する頻度を表す性格6との関係に応じて、当該メッセージ1bを投稿するか否かを判定する(S5)。
S5において、投稿すると判定する場合(S5においてYES)、メッセージ生成部15は、上記メッセージ1bを含む家族伝言板を表示させるための表示情報7を生成する(S6、共有ステップ)。送信部22は、当該表示情報7をスマートフォン100aに送信する(S7)。当該スマートフォン100aは、当該表示情報7を受信し(S8)、当該表示情報7に基づいて家族伝言板の画面を表示する(S9)。
なお、上記フローチャートのS4において、上記応答としてのメッセージ1bでない(メッセージ1aである)と判定する場合(S4においてNO)、S5の判定処理を経ずにS6以降の処理が実行されるが、S4においてNOと判定される場合もS5の判定処理を実行してもよい。
〔実施形態2〕
図7に基づいて、本発明の第2の実施の形態(実施形態2)を説明する。本実施の形態では、実施形態1に追加される構成や、実施形態1の構成とは異なる構成のみについて説明する。すなわち、実施形態1で記載された構成等は、実施形態2にもすべて含まれ得る。また、実施形態1で記載した用語の定義も、実施形態2において同じである。なお、上記は実施形態2に限らず、実施形態3〜7においても同様である。
図7は、カテゴリ4よりもメッセージを細分化して分類する小カテゴリ(カテゴリ)4aの一例を示す表である。図7に示されるように、カテゴリ4のそれぞれは小カテゴリ4aに分割されてよい。例えば、「エラー情報」のカテゴリ4は、「重大なエラー」、「家電機器の機能に関するエラー」、および、「軽微なエラー」などの小カテゴリ4aに分割され得る。また、「家族が投稿したメッセージに返信するメッセージ情報」のカテゴリ4は、「お父さんからのメッセージに返信」、および、「お母さんからのメッセージに返信」などの小カテゴリ4aに分割され得る。
そして、小カテゴリ4aは、重要度5がそれぞれ対応付けられている。例えば、「重大なエラー」は「A」(ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の性格6がどのように設定されていても、必ずユーザに提示する)の重要度5に対応付けられ、「軽微なエラー」は「C」(ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の性格6が「おしゃべり」に設定されていない限り、ユーザには提示されない)の重要度5に対応付けられてよい。また、「お父さんからのメッセージに返信」は「B」の重要度5に対応付けられ、「お母さんからのメッセージに返信」は「A」の重要度5に対応付けられてよい。
具体的には、「本体の基板が異常に熱くなっています!」というメッセージは、「エラー情報」のカテゴリ4の中でも「重大なエラー」(重要度5は「A」)の小カテゴリ4aに分類される。したがって、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の性格6がどのように設定されていても、家族伝言板サーバ200b(メッセージ生成部15)は、上記メッセージを必ずユーザに提示する。または、「充電がそろそろ無くなります」というメッセージは、「エラー情報」のカテゴリ4の中でも「軽微なエラー」(重要度5は「C」)の小カテゴリ4aに分類される。したがって、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器の性格6が「おしゃべり」に設定されていない限り、家族伝言板サーバ200b(メッセージ生成部15)は、上記メッセージをユーザに提示しない。なお、「天気情報を活用したメッセージ」という小カテゴリ4aには、例えば「今日の天気は晴れです。布団を干したらどう?」などのメッセージが分類される。
このように、それぞれの小カテゴリ4aに分類されるメッセージに対して、より細やかに重要度5が設定され得る。したがって、家族伝言板サーバ200bは、より効果的にユーザビリティを改善できる。
〔実施形態3〕
図8に基づいて、本発明の第3の実施の形態(実施形態3)を説明する。図8は、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器が複数台ある場合に用いられる小カテゴリ4aの一例を示す表であり、(a)は、ロボット掃除機300aが2台ある場合、(b)は、ロボット掃除機300aと空調装置300cとが1台ずつある場合の例を表す。
図8の(a)に示されるように、ロボット掃除機300aが2台ある場合、それぞれのロボット掃除機300aにおいて、同一の小カテゴリ4aにそれぞれ対応付けられる重要度5は、互いに異なっていてもよい。ここで、一方のロボット掃除機300aにおいては、「お父さんからのメッセージに返信」および「お母さんからのメッセージに返信」の小カテゴリ4aに対して、重要度5が対応付けられていない。この場合、当該ロボット掃除機300aにどのような性格6が設定されていても、当該ロボット掃除機300aは、上記小カテゴリ4aに属するメッセージを家族伝言板に投稿しなくともよい。
図8の(b)に示されるように、ロボット掃除機300aと空調装置300cとが1台ずつある場合も、同一の小カテゴリ4aにそれぞれ対応付けられる重要度5は、互いに異なっていてもよい。
すなわち、複数のロボット掃除機300aまたは家庭内機器は、カテゴリ4(または小カテゴリ4a)と重要度5との対応付けを、それぞれが独立して保持できる。したがって、家族伝言板サーバ200bは、より効果的にユーザビリティを改善できる。
〔実施形態4〕
図9に基づいて、本発明の第4の実施の形態(実施形態4)を説明する。図9は、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器に設定される「性格」の異なる一例を示す表である。図9に示されるように、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器に対して、性格6だけでなく、当該性格6に応じた制御がそれぞれ設定されてよい。例えば、性格6を「おしゃべり」に設定されたロボット掃除機300aは、メッセージ1bが属するカテゴリ4に対応付けられた重要度5が「A」、「B」、または、「C」である場合、家族伝言板において赤色の文字で表示されるように、当該メッセージ1bを投稿する。
すなわち、家族伝言板サーバ200b(メッセージ生成部15)は、メッセージ1bをユーザに提示する態様(例えば、当該メッセージ1bの色など)を、性格6に応じて変化させて、当該メッセージ1bを共有できる。これにより、家族伝言板サーバ200bは、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器にそれぞれ異なる性格6が設定されていることをユーザに意識させることができる。
〔実施形態5〕
図10に基づいて、本発明の第5の実施の形態(実施形態5)を説明する。図10は、小カテゴリ4aに対して、重要度5だけでなく、当該小カテゴリ4aに応じた制御がさらに対応付けられる一例を示す表である。なお、図10に示される表において、重要度5は、1〜5の数字によって5段階に区切られていることに注意する。
図10に示されるように、メッセージ1bは、小カテゴリ4aに対応付けられた制御にしたがって家族伝言板に投稿されてよい。例えば、「1」の重要度5を対応付けられた「重大なエラー」の小カテゴリ4aに属するメッセージ1bは、家族伝言板において赤色の文字で表示されるように、当該メッセージ1bは投稿される。あるいは「4」の重要度5を対応付けられた「天気予報」の小カテゴリ4aに属するメッセージ1bは、家族伝言板において橙色の文字で表示されるように、当該メッセージ1bは投稿される。
このように、家族伝言板サーバ200bは、小カテゴリ4aに応じた制御を行うことができるため、より効果的にユーザビリティを改善できる。
〔実施形態6〕
図11に基づいて、本発明の第6の実施の形態(実施形態6)を説明する。図11は、2種類の性格6の組み合わせに対して、重要度5およびその他の制御が対応付けられた一例を示す表である。図11に示されるように、例えば、「おしゃべり」、「ふつう」、「寡黙」に分類される性格6だけでなく、「情熱的」、「クール」、「暗い」に分類される他の性格6も存在し、上記2種類の性格6の任意の組み合わせに応じて、家族伝言板にメッセージ1bを投稿する頻度およびその他の制御が設定される。
これにより、家族伝言板サーバ200bは、ロボット掃除機300aまたは家庭内機器に応じて、より詳細に性格6の設定が可能となるため、より効果的にユーザビリティを改善できる。
〔実施形態7〕
家族伝言板サーバ200bの制御ブロック(特に、制御部10)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、家族伝言板サーバ200bは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラム(制御プログラム)の命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置は、メッセージ(1)の投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能なサービスを提供する情報処理装置(家族伝言板サーバ200b)であって、前記メッセージを少なくとも1つの通信装置(ロボット掃除機300a、テレビ300b、空調装置300c、照明装置300d、録画装置300e)から取得する取得手段(メッセージ取得部11)と、前記取得手段によって取得された前記メッセージは、ユーザが前記サービスに投稿した他のメッセージ(1c)に対する応答か否かを判定する判定手段(メッセージ投稿条件判定部12)と、前記判定手段によって前記応答であると判定された場合であって、当該取得されたメッセージ(1b)が属するカテゴリ(4)が、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定されたカテゴリと一致する場合に、当該取得されたメッセージを当該サービスにおいて共有する共有手段(メッセージ生成部15)とを備えている。
上記構成によれば、上記情報処理装置は、複数ユーザでメッセージを共有可能なサービスにおいて、上記通信装置からメッセージを取得する。そして、当該メッセージがユーザによって投稿された他のメッセージに対する応答である場合であって、当該取得されたメッセージが属するカテゴリと、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定されたカテゴリとが一致する場合、上記情報処理装置は、上記メッセージを上記サービスにおいてユーザに提示すべき情報と判断し、当該サービスにおいて当該メッセージを共有する。
これにより、ユーザに提示すべきでない情報を含むメッセージは、上記サービスにおいて共有されないため、上記情報処理装置は、上記サービスにおいて、ユーザに提示するメッセージの数を当該メッセージの内容(すなわち、当該メッセージが属するカテゴリ)に応じて抑制できる。したがって、上記情報処理装置は、当該サービスのユーザビリティを改善できる。また、上記情報処理装置は、重要度・緊急性の高いメッセージをユーザに提示した場合、当該ユーザが当該メッセージを見落とすおそれを低減できる。
また、本発明の態様2に係る情報処理装置では、上記態様1において、前記共有手段は、前記判定手段によって前記応答でないと判定された場合であって、前記取得手段によって取得されたメッセージが属するカテゴリが、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定されたカテゴリと一致する場合に、当該取得されたメッセージを共有してよい。
上記構成によれば、ユーザに提示すべきでない情報を含むメッセージは、上記サービスにおいて共有されないため、上記情報処理装置は、上記サービスにおいて、ユーザに提示するメッセージの数を当該メッセージの内容に応じて、より効果的に抑制できる。したがって、上記情報処理装置は、当該サービスのユーザビリティを改善できる。
また、本発明の態様3に係る情報処理装置では、上記態様1または態様2において、前記共有手段は、前記取得手段によって取得された前記メッセージが属するカテゴリに対応付けられた第1の指標(重要度5)と、前記少なくとも1つの通信装置によって前記サービスに投稿されたメッセージがユーザに提示される頻度を表す第2の指標(性格6)との関係に応じて、当該取得されたメッセージを共有してよい。
上記構成によれば、複数ユーザでメッセージを共有可能なサービスにおいて、上記通信装置からメッセージを取得した場合であって、当該メッセージがユーザによって投稿された他のメッセージに対する応答でない場合、上記情報処理装置は、上記第1の指標と上記第2の指標との関係に応じて、当該メッセージを共有する。例えば、上記第1の指標によって表される値が、上記第2の指標によって表される閾値を超えていた場合、上記情報処理装置は、上記メッセージを上記サービスにおいてユーザに提示すべき情報と判断し、当該サービスにおいて当該メッセージを共有する。
これにより、ユーザに提示すべきでない情報を含むメッセージは、上記サービスにおいて共有されないため、上記情報処理装置は、上記サービスにおいて、ユーザに提示するメッセージの数を当該メッセージの内容(すなわち、上記第1の指標および第2の指標)に応じて抑制することができる。したがって、上記情報処理装置は、当該サービスのユーザビリティを改善できる。また、上記情報処理装置は、重要度・緊急性の高いメッセージをユーザに提示した場合に、当該ユーザが当該メッセージを見落とすおそれを低減できる。
また、本発明の態様4に係る情報処理装置では、上記態様3において、前記第2の指標は、前記少なくとも1つの通信装置によって前記サービスに投稿されたメッセージが、前記ユーザに提示される所定の条件をさらに表し、前記共有手段は、前記所定の条件が満たされる場合、前記取得手段によって取得された前記メッセージを前記サービスにおいて共有してよい。
上記構成によれば、上記メッセージがユーザに提示される所定の条件を、上記第2の指標がさらに表す。そして、当該所定の条件が満たされる場合、当該メッセージが共有される。これにより、上記情報処理装置は、上記所定の条件に応じて上記メッセージの数を抑制することができるため、上記サービスのユーザビリティをさらに改善できる。
また、本発明の態様5に係る情報処理装置では、上記態様3または態様4において、前記共有手段は、前記取得手段によって取得された前記メッセージを前記ユーザに提示する態様を、前記第2の指標に応じて変化させて、当該メッセージを共有してよい。
上記構成によれば、上記情報処理装置は、上記メッセージをユーザに提示する態様を、上記第2の指標に応じて変化させて、当該メッセージを共有できる。例えば、上記情報処理装置は、上記メッセージが赤色の文字でユーザに提示されるように、上記態様を変化させることができる。したがって、上記情報処理装置は、ユーザに対して当該メッセージを意識させることができる。
また、本発明の態様6に係る情報処理装置では、上記態様1から態様5のいずれか1つの態様において、前記取得手段は、前記少なくとも1つの通信装置の状態を示す状態情報、または、当該通信装置の周辺の状況を示す周辺情報を少なくとも含むメッセージを取得し、前記共有手段は、前記取得手段によって取得された前記メッセージを前記サービスにおいて共有することによって、前記状態情報または前記周辺情報を前記ユーザに提示してよい。
上記構成によれば、上記情報処理装置は、厳選された情報(状態情報または周辺情報)を含むメッセージのみをユーザに提示できる。したがって、上記情報処理装置は、上記サービスのユーザビリティを、より効果的に改善できる。
また、本発明の態様7に係るメッセージ共有システム(家族伝言板システム400)は、上記態様1から態様6のいずれか1つの態様に係る情報処理装置と、前記情報処理装置において提供されるサービスであって、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザでメッセージを共有可能なサービスにおいて、所定のメッセージを共有するために、当該メッセージを前記情報処理装置に送信する少なくとも1つの通信装置と、それぞれのユーザに前記サービスを利用可能にするユーザ端末(スマートフォン100a、100b、100c)とを含んでよい。
したがって、上記メッセージ共有システムは、上記態様1から態様6のいずれか1つの態様に係る情報処理装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の態様8に係る情報処理装置の制御方法は、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能なサービスを提供する情報処理装置の制御方法であって、前記メッセージを少なくとも1つの通信装置から取得する取得ステップ(S3)と、前記取得ステップにおいて取得した前記メッセージは、ユーザが前記サービスに投稿した他のメッセージに対する応答か否かを判定する判定ステップ(S4)と、前記判定ステップにおいて前記応答であると判定した場合であって、当該取得したメッセージが属するカテゴリが、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定されたカテゴリと一致する場合に、当該取得したメッセージを当該サービスにおいて共有する共有ステップ(S6)とを含む。
したがって、上記情報処理装置の制御方法は、上記態様1に係る情報処理装置と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る情報処理装置はコンピュータによって実現されてもよく、この場合、コンピュータを上記情報処理装置が備えた各手段として動作させることにより、上記情報処理装置をコンピュータにおいて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。本発明は上述したそれぞれの実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成できる。
本発明は、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザでメッセージを共有可能なサービスを提供する装置に広く適用することができる。
1 メッセージ
1a メッセージ
1b メッセージ
1c 他のメッセージ
4 カテゴリ
4a 小カテゴリ(カテゴリ)
5 重要度(第1の指標)
6 性格(第2の指標)
11 メッセージ取得部(取得手段)
12 メッセージ投稿条件判定部(判定手段)
15 メッセージ生成部(共有手段)
100a スマートフォン(ユーザ端末)
100b スマートフォン(ユーザ端末)
100c スマートフォン(ユーザ端末)
200b 家族伝言板サーバ(情報処理装置)
300a ロボット掃除機(通信装置)
300b テレビ(通信装置)
300c 空調装置(通信装置)
300d 照明装置(通信装置)
300e 録画装置(通信装置)
400 家族伝言板システム(メッセージ共有システム)

Claims (8)

  1. メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能なサービスを提供する情報処理装置であって、
    前記メッセージを少なくとも1つの通信装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得されたメッセージの重要度が、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定された、前記少なくとも1つの通信装置を主体として投稿可能なメッセージの重要度に含まれる場合に、当該取得されたメッセージを当該サービスにおいて共有する共有手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得手段によって取得された前記メッセージは、ユーザが前記サービスに投稿した他のメッセージに対する応答か否かを判定する判定手段を備え、
    前記共有手段は、前記判定手段によって前記応答であると判定された場合であって、前記取得手段によって取得されたメッセージの重要度が、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定された、前記少なくとも1つの通信装置を主体として投稿可能なメッセージの重要度に含まれる場合に、当該取得されたメッセージを共有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記少なくとも1つの通信装置には、性格が対応付けられており、該性格には、当該通信装置を主体として投稿可能なメッセージの重要度に加え、メッセージの共有が可能な時間を示す時間条件が含まれており、
    前記共有手段は、前記取得手段によって取得されたメッセージの重要度が、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定された、前記少なくとも1つの通信装置を主体として投稿可能なメッセージの重要度に含まれるとともに、上記時間条件を満たした場合、当該取得されたメッセージを前記当該サービスにおいて共有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記共有手段は、前記取得手段によって取得された前記メッセージを前記ユーザに提示する態様を、前記少なくとも1つの通信装置を主体として投稿可能なメッセージの重要度に応じて変化させて、当該メッセージを共有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得手段は、前記少なくとも1つの通信装置の状態を示す状態情報、または、当該通信装置の周辺の状況を示す周辺情報を少なくとも含むメッセージを取得し、
    前記共有手段は、前記取得手段によって取得された前記メッセージを前記サービスにおいて共有することによって、前記状態情報または前記周辺情報を前記ユーザに提示することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置において提供されるサービスであって、メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザでメッセージを共有可能なサービスにおいて、所定のメッセージを共有するために、当該メッセージを前記情報処理装置に送信する少なくとも1つの通信装置と、
    それぞれのユーザに前記サービスを利用可能にするユーザ端末とを含むことを特徴とするメッセージ共有システム。
  7. メッセージの投稿を受け付けることによって、複数ユーザで当該メッセージを共有可能なサービスを提供する情報処理装置の制御方法であって、
    前記メッセージを少なくとも1つの通信装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得したメッセージの重要度が、前記少なくとも1つの通信装置に対して予め設定された、前記少なくとも1つの通信装置を主体として投稿可能なメッセージの重要度に含まれる場合に、当該取得したメッセージを当該サービスにおいて共有する共有ステップとを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
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