JP5748713B2 - シートベルト装置 - Google Patents
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Description
(1) リクライニング式シートのシートバックに取り付けられ、必要時にシートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、
前記リクライニング式シートのシートバックとシートクッションの連結部に配置され、前記シートバックが車両前後方向に傾動する時の傾き角度を検出し、当該傾き角度を前記シートベルトリトラクタに伝えるためのケーブルを有するケーブル進退機構と、
を備えるシートベルト装置であって、
前記ケーブル進退機構は、
前記シートバックの前記傾き角度に対応する距離を、前記ケーブルの長さ方向に、前記ケーブルが前進または後進するものであり、
前記シートベルトリトラクタが、
前記シートバックに固定されるリトラクタフレームと、
前記リトラクタフレームにより支持され、前記シートベルトを巻き取るためのスピンドルと、
前記リトラクタフレームに取り付けられ、車両前後方向における加速度を検出する加速度センサと、
該加速度センサによって検出される車両前後方向の加速度に応じて、シートベルトの引き出し動作をロックするロック機構と、
前記加速度センサのセンサ基準面を水平に保つ姿勢制御機構と、を有し、
前記ケーブル進退機構と前記姿勢制御機構の少なくとも一方は、前記ケーブルが巻き掛けられるプーリを備え、
前記プーリは、
該プーリの回転中心と外周面との中間部に形成された孔部と、
該孔部から前記外周面に向けて連続的に延び、前記プーリの板厚方向の一方の側面に形成された連結溝部と、
該連結溝部から繋がって、前記外周面に形成されるケーブル巻き付け溝と、
を有し、
前記連結溝部の延出方向に直交する断面において、前記孔部の断面積は、前記連結溝部の断面積より大きく、
前記孔部は、前記プーリの板厚方向に貫通しており、前記ケーブルの端部に設けられたエンドブロックを係止し、
前記孔部には、前記プーリの一方の側面側に設けられ、前記プーリの一方の側面側から見て、前記孔部に配置された前記エンドブロックの反ケーブル側端部とオーバーラップする浮き防止部が形成されることを特徴とするシートベルト装置。
(2) 前記エンドブロックは略円柱状に形成され、
前記孔部は、前記浮き防止部のケーブル寄り側面によって、前記プーリの一方の側面側の開口部が部分的に構成されており、
前記開口部は、前記エンドブロックの外径形状よりも大きく形成され、
前記ケーブル寄り側面は、前記連結溝部の延出方向と直交する前記孔部の幅方向の中間部から側方に向かって徐々に前記連結溝部に近づくように形成されることを特徴とする(1)に記載のシートベルト装置。
(3) 前記エンドブロックのケーブル側端面が当接する前記孔部の当接面は、前記プーリの回転中心と該当接面の幅方向中間部を通る仮想線に対して傾斜しており、
前記当接面の幅方向中間部から該当接面と直交して前記プーリの外周面まで延びる第1の線分は、前記当接面の幅方向中間部から前記仮想線と直交して前記プーリの外周面まで延びる第2の線分よりも長いことを特徴とする(1)または(2)に記載のシートベルト装置。
(4) 前記プーリは前記姿勢制御機構に設けられており、
前記姿勢制御機構は、前記プーリをケーブルの巻き取り方向に回転付勢するばねをさらに有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のシートベルト装置。
図1(a)〜(c)に示すように、シートベルト装置10は、リクライニング式シート15のシートバック16に取り付けられ、必要時にシートベルト19を巻き取るシートベルトリトラクタ11と、リクライニング式シート15のシートバック16とシートクッション17の連結部18に配置され、シートバック16の傾き角度に応じた距離だけケーブル13を進退させることで、シートバック16の傾動動作をケーブル13を介してシートベルトリトラクタ11に伝えるケーブル進退機構80と、を備え、車両内の乗員をリクライニング式シート15に対して拘束する。通常、ケーブル13は、後述する外装チューブにより覆われており、外装チューブの両端がシートベルトリトラクタ11とケーブル進退機構80のケーシング等に固定され、内部に収容されたケーブル13が、外装チューブに対してスムーズにスライドできるように構成されている。
図11はシートバックの傾き角度ごとのシートベルトリトラクタとケーブル進退機構の状態を示す図で、(a)は後ろ倒し15°のときの状態、(b)は後ろ倒し95°のときの状態、(c)は前倒し75°のときの状態をそれぞれ示す側面図である。
11 シートベルトリトラクタ
13 ケーブル
13a エンドブロック
15 リクライニング式シート
16 シートバック
18 シートバックとシートクッションの連結部
19 シートベルト
21 リトラクタフレーム
22 スピンドル
24 ロック機構
30 加速度センサ
31 センサカバー
32 センサハウジング
32h スリット(回転伝達機構)
33 慣性体支持面(センサ基準面)
35 ボール(慣性体)
36 第1センサレバー(作動部材)
37 第2センサレバー(作動部材)
70 姿勢制御機構
73 プーリ(第1プーリ)
73b ケーブル巻き付け溝
73c 孔部
73d 連結溝部
73e 抜け防止部
73f 開口部
74 アジャストギヤ(回転部材)
74c ピン
75 トーションスプリング
76 回転伝達機構
80 ケーブル進退機構
85 プーリ(第2プーリ)
85d ケーブル巻き付け溝
S1 センサ基準線
L1 揺動軸
L2 回動軸
Claims (4)
- リクライニング式シートのシートバックに取り付けられ、必要時にシートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、
前記リクライニング式シートのシートバックとシートクッションの連結部に配置され、前記シートバックが車両前後方向に傾動する時の傾き角度を検出し、当該傾き角度を前記シートベルトリトラクタに伝えるためのケーブルを有するケーブル進退機構と、
を備えるシートベルト装置であって、
前記ケーブル進退機構は、
前記シートバックの前記傾き角度に対応する距離を、前記ケーブルの長さ方向に、前記ケーブルが前進または後進するものであり、
前記シートベルトリトラクタが、
前記シートバックに固定されるリトラクタフレームと、
前記リトラクタフレームにより支持され、前記シートベルトを巻き取るためのスピンドルと、
前記リトラクタフレームに取り付けられ、車両前後方向における加速度を検出する加速度センサと、
該加速度センサによって検出される車両前後方向の加速度に応じて、シートベルトの引き出し動作をロックするロック機構と、
前記加速度センサのセンサ基準面を水平に保つ姿勢制御機構と、を有し、
前記ケーブル進退機構と前記姿勢制御機構の少なくとも一方は、前記ケーブルが巻き掛けられるプーリを備え、
前記プーリは、
該プーリの回転中心と外周面との中間部に形成された孔部と、
該孔部から前記外周面に向けて連続的に延び、前記プーリの板厚方向の一方の側面に形成された連結溝部と、
該連結溝部から繋がって、前記外周面に形成されるケーブル巻き付け溝と、
を有し、
前記連結溝部の延出方向に直交する断面において、前記孔部の断面積は、前記連結溝部の断面積より大きく、
前記孔部は、前記プーリの板厚方向に貫通しており、前記ケーブルの端部に設けられたエンドブロックを係止し、
前記孔部には、前記プーリの一方の側面側に設けられ、前記プーリの一方の側面側から見て、前記孔部に配置された前記エンドブロックの反ケーブル側端部とオーバーラップする浮き防止部が形成されることを特徴とするシートベルト装置。 - 前記エンドブロックは略円柱状に形成され、
前記孔部は、前記浮き防止部のケーブル寄り側面によって、前記プーリの一方の側面側の開口部が部分的に構成されており、
前記開口部は、前記エンドブロックの外径形状よりも大きく形成され、
前記ケーブル寄り側面は、前記連結溝部の延出方向と直交する前記孔部の幅方向の中間部から側方に向かって徐々に前記連結溝部に近づくように形成されることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。 - 前記エンドブロックのケーブル側端面が当接する前記孔部の当接面は、前記プーリの回転中心と該当接面の幅方向中間部を通る仮想線に対して傾斜しており、
前記当接面の幅方向中間部から該当接面と直交して前記プーリの外周面まで延びる第1の線分は、前記当接面の幅方向中間部から前記仮想線と直交して前記プーリの外周面まで延びる第2の線分よりも長いことを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト装置。 - 前記プーリは前記姿勢制御機構に設けられており、
前記姿勢制御機構は、前記プーリをケーブルの巻き取り方向に回転付勢するばねをさらに有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
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