JP5745984B2 - 水切りの取付構造 - Google Patents
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Description
外壁1と、この外壁1に固定されている外装材7と、この外装材7と前記外壁1との間に設けられている外断熱材4とを備えた外断熱構造の開口部における水切り30a、31aの取付構造において、
前記水切り30a、31aは、前記外壁1に固定される固定部30a1、31a1と、この固定部30a1、31a1より下方に延びる水切り本体30a2、31a2とを有し、
前記開口部の上方において、前記外壁1と前記外装材7間に前記外断熱材4が設けられていない空間43aがあり、この空間43aに面している前記外壁1の表面に前記水切り30a、31aの固定部30a1、31a1が固定され、
前記空間43aに前記水切り本体30a2、31a2が面しており、
前記外壁1に、前記水切り本体30a2、31a2と対向して、前記空間43aを挟んでふかし材2bが水平方向に設けられ、
前記開口部の上に設けられている前記水切り30a、31aの水切り本体30a2、31a2の上方に、前記ふかし材2bが設けられ、このふかし材2bの上面に前記外断熱材4が当接しているとともに、
前記開口部の下方において、前記外壁1と前記外装材7間に前記外断熱材4が設けられていない空間43bがあり、この空間43bに面している前記外壁1の表面に前記水切り30b、31bの固定部30b1、31b1が固定され、
前記開口部の下に設けられている前記水切り30b、31bの水切り本体30b2、31b2の下方に、前記ふかし材2bが設けられ、このふかし材2bの下面に前記外断熱材4が当接しており、
かつ前記開口部の下に設けられている前記水切り30b、31bの水切り本体30b2、31b2の下方に、外側に傾斜する水勾配31を有する桁材2cが前記空間43bと面して設けられている
ことを特徴とする。
始めに、図4および図5を参照して、本発明に係る水切りの取り付け構造が適用される外断熱構造について説明する。
図4は住宅等の建物の外断熱構造を示し、図5は図4の外壁1を構成する壁パネル1Aの構造を示す。なお、本実施の形態において、外壁1は、壁パネル1Aと、開口部の上方に用いられる壁パネル1A1と、開口部の下方に用いられる壁パネル1A2とから構成される。図4(a)および図4(b)において符号10は建物の基礎を示す。この基礎10の上に換気台輪11が設けられ、換気台輪11の上に床パネル12と半土台13が設けられ、これら床パネル12と半土台13の上に壁パネル1Aが設けられている。ここで、床パネル12と半土台13とは接着剤等で接合されている。
図5に示すように、前記壁パネル1Aは、縦框材21,21と横框材22,22とが矩形状に組み立てられるとともに、この矩形枠の内部に補強芯材23が縦横に組まれて枠体が形成され、さらにこの枠体内にグラスウール等の断熱材(図示せず)が充填された状態で枠体の表裏面に合板等の面材25,25が貼設されたものである。
基礎10には、アンカーボルト(図示せず)がその上端部を基礎10から突出させて埋め込まれ、このアンカーボルトが換気台輪11と、床パネル12と半土台13の接合部と、壁パネル1A下部の横框材22を挿通し、ナット(図示せず)と螺合され、ナットがアンカーボルトに締め付けられることにより、壁パネル1Aが基礎10に固定されている。壁パネル1Aの縦框材21、横框材22、補強芯材23は壁パネル1Aを構成する構造材である。
次に、図1を参照して、本発明に係る水切りの取り付け構造の一例について説明する。まず、外壁1と、この外壁1に固定されている外装材7と、この外装材7と前記外壁1との間に設けられている外断熱材4とを備えた外断熱構造の開口部における水切り30a、30bの取付構造について説明する。この開口部を形成する上下の壁パネル1A1、1A2の横框材22に、固定用ビス8bによりサッシ支持枠50が取付けられている。このサッシ支持枠50は、腰窓用のサッシ支持枠であり、外壁1の外方に突出して取付けられ、サッシ51を支持している。水切り30a、30bがサッシ支持枠50の上下にそれぞれ設けられている。なお、壁パネル1A1、1A2は、壁パネル1Aと基本構造は同じであり、壁パネル1Aと縦方向および横方向の長さが異なっている。
一方、前記空間43aに面する壁パネル1A1の下端部表面には、サッシ支持枠50の上端部が前記延設部分30a13の内側に配置されて固定されている。これによって、サッシ支持枠50の上端部と固定部30a1とが干渉するのを防止している。
また、固定部30b1は、外壁1に固定される固定部分30b11と、この固定部分30b11の上端から外方に延びる水平部分30b12と、この水平部分30b12の外方の端部から上方に外壁1の上端位置近傍まで延設する延設部分30b13とから構成されている。
一方、前記空間43bに面する壁パネル1A2の上端部表面には、サッシ支持枠50の下端部が前記延設部分30b13の内側に配置されて固定されている。これによって、サッシ支持枠50の下端部と固定部30b1とが干渉するのを防止している。
次に、図2を参照して、外壁1と、この外壁1に固定されている外装材7と、この外装材7と前記外壁1との間に設けられている外断熱材4とを備えた外断熱構造の開口部における水切り30a、30cの取付構造について説明する。この開口部を形成する上の壁パネル1A1の横框材22に、固定用ビス8bによりサッシ支持枠50aが取付けられ、前記開口部を形成する下の床パネル12の端部および半土台13に、固定用ビス8bによりサッシ支持枠50aが取付けられている。このサッシ支持枠50aは、掃き出し用のサッシ支持枠であり、外壁1の外方に突出して取付けられ、サッシ51aを支持している。水切り30a、30cがサッシ支持枠50aの上下にそれぞれ設けられている。ここで、開口部上方の水切り30aの取り付け構造は、図1で説明した取り付け構造と同じであるため、同じ部材には同じ符号を付して、説明を省略する。
次に、図3を参照して、外壁1と、この外壁1に固定されている外装材7と、この外装材7と前記外壁1との間に設けられている外断熱材4とを備えた外断熱構造の開口部における水切り31a、31bの取付構造について説明する。この開口部を形成する上の壁パネル1A1の横框材22に、固定用ビス8bによりサッシ支持枠50が取付けられ、前記開口部を形成する下の壁パネル1A2の横框材22に、固定用ビス8bによりサッシ支持枠50が取付けられている。このサッシ支持枠50は、腰窓用のサッシ支持枠であり、外壁1の外方に突出して取付けられ、サッシ51を支持している。水切り31a、31bがサッシ支持枠50の上下にそれぞれ設けられている。ここで、図1に示す水切り30bと比べて、水切り31bの固定部31b1および水切り本体31b2の形状が異なっている。その他、開口部下方の水切り31bの取り付け構造は、図1で説明した取り付け構造と同じであるため、同じ部材には同じ符号を付して、説明を省略する。なお、水切り31bは、ブラインドシャッター60と別体または一体として設けることができる。
2a、2b ふかし材
2c 桁材
4 外断熱材
7 外装材
30a、30b、31a、31b 水切り
31 水勾配
43a、43b 空間
Claims (1)
- 外壁と、この外壁に固定されている外装材と、この外装材と前記外壁との間に設けられている外断熱材とを備えた外断熱構造の開口部における水切りの取付構造において、
前記水切りは、前記外壁に固定される固定部と、この固定部より下方に延びる水切り本体とを有し、
前記開口部の上方において、前記外壁と前記外装材間に前記外断熱材が設けられていない空間があり、この空間に面している前記外壁の表面に前記水切りの固定部が固定され、
前記空間に前記水切り本体が面しており、
前記外壁に、前記水切り本体と対向して、前記空間を挟んでふかし材が水平方向に設けられ、
前記開口部の上に設けられている前記水切りの水切り本体の上方に、前記ふかし材が設けられ、このふかし材の上面に前記外断熱材が当接しているとともに、
前記開口部の下方において、前記外壁と前記外装材間に前記外断熱材が設けられていない空間があり、この空間に面している前記外壁の表面に前記水切りの固定部が固定され、
前記開口部の下に設けられている前記水切りの水切り本体の下方に、前記ふかし材が設けられ、このふかし材の下面に前記外断熱材が当接しており、
かつ前記開口部の下に設けられている前記水切りの水切り本体の下方に、外側に傾斜する水勾配を有する桁材が前記空間と面して設けられている
ことを特徴とする水切りの取付構造。
Priority Applications (1)
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JP2011210574A JP5745984B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 水切りの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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