JP5742897B2 - 帯電部材の製造方法、ストレーニング処理方法、及びストレーニング処理装置 - Google Patents
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Description
未加硫ゴム材料及び無機粒子を少なくとも含む未加硫ゴム組成物をストレーニング処理する工程であって、目開き0.04mm以上0.18mm以下の第1金網と、線径0.16mm以上であり、目開き0.30mm以下の第2金網と、前記第2金網に接して配置されたブレーカープレートとを前記未加硫ゴム組成物の通過方向の上流側から下流側に向かってこの順で有するストレーナーに、前記未加硫ゴム組成物を通過させてストレーニング処理する工程と、
導電性支持体上に、前記ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物の加硫物で構成された導電性弾性層を形成する工程と、
を有し、
前記ストレーニング処理する工程が、前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子の質量比を前記ストレーニング処理する工程の前後で変化させない工程である帯電部材の製造方法。
前記ストレーニング処理する工程前に、少なくとも前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子を密閉式混練機により混練して、前記未加硫ゴム組成物を得る工程を有する請求項1に記載の帯電部材の製造方法。
前記ストレーニング処理する工程において、前記ストレーナーに前記未加硫ゴム組成物を通過させる処理を2回以上実施する請求項1又は2に記載の帯電部材の製造方法。
押出機により、未加硫ゴム材料及び無機粒子を含む被ストレーニング処理物を押出して、目開き0.04mm以上0.18mm以下の第1金網と、線径0.16mm以上であり、目開き0.30mm以下の第2金網と、前記第2金網に接して配置されたブレーカープレートとを被ストレーニング処理物の通過方向の上流側から下流側に向かってこの順で有するストレーナーに通過させ、
且つ、前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子の質量比を前記ストレーナー通過の前後で変化させないストレーニング処理方法。
前記押出機が、ギアポンプを備える押出機である請求項4に記載のストレーニング処理方法。
目開き0.04mm以上0.18mm以下の第1金網と、線径0.16mm以上であり、目開き0.30mm以下の第2金網と、前記第2金網に接して配置されたブレーカープレートとを被ストレーニング処理物の通過方向の上流側から下流側に向かってこの順で有するストレーナーと、未加硫ゴム材料及び無機粒子を含む被ストレーニング処理物を前記ストレーナーに通過させるために押出す押出機と、を備え、
前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子の質量比を前記ストレーナー通過の前後で変化させないストレーニング処理装置。
前記押出機が、ギアポンプを備える押出機である請求項6に記載のストレーニング処理装置。
請求項2に係る発明によれば、少なくとも未加硫ゴム材料及び無機粒子を開放式混練機で混練する場合に比べ、導電性弾性層の無機粒子の分散性を高めた帯電部材の製造方法が提供される。
請求項3に係る発明によれば、ストレーナーに未加硫ゴム組成物を通過させる処理を1回実施する場合に比べ、導電性弾性層の無機粒子の分散性を高めたゴムロールの製造方法が提供される。
請求項5に係る発明によれば、押出機としてスクリューポンプを適用した場合に比べ、被ストレーニング処理物の発熱を抑えるストレーニング処理方法が提供される。
請求項7に係る発明によれば、押出機としてスクリューポンプを適用した場合に比べ、被ストレーニング処理物の発熱を抑えるストレーニング処理装置が提供される。
そして、ストレーニング処理する工程は、目開き0.04mm以上0.18mm以下の第1金網と、線径0.16mm以上の第2金網と、前記第2金網に接して配置されたブレーカープレートとを前記未加硫ゴム組成物の通過方向の上流側から下流側に向かってこの順で有するストレーナーに、未加硫ゴム組成物を通過させてストレーニング処理する工程である。
ただし、本実施形態では、第2金網の目開きは0.30mm以下とする。また、ストレーニング処理する工程は、未加硫ゴム材料及び無機粒子の質量比をストレーニング処理する工程の前後で変化させない工程とする。
加圧ニーダー、バンバリーミキサー等の密閉式混練機は、混合槽内に長翼、短翼を有する二本のローターと未加硫ゴム材料を加圧しながら混合槽に押し込み混合させる混練機である。混合は、主に混合槽の内壁とローターの長翼、短翼の先端とのせん断力によって混合分散させるが、ギャップ間は広く、無機粒子の分散及び無機粒子の凝集塊の粉砕が十分に行われていないのが現状である。また、オープンロール等の開放式混練機についても、ロール間ギャップに制限があり、無機粒子の分散及び無機粒子の凝集塊の粉砕が十分に行われていないのが現状である。
なお、帯電部材は、ロールに限られず、他の周知の形状(例えば、ベルト、ブレード等)であってもよい。
ストレーニング処理する工程は、未加硫ゴム材料及び無機粒子を少なくとも含む未加硫ゴム組成物をストレーニング処理する工程である。
第3金網113は、平織りの編地で構成させることがよい。第1金網111は目開きが細かく、線径が太い方が好ましく、曲折角度が大きいため線径を太くし易い綾織りの方が好ましい。また、ブレーカープレート108と接触している第2金網112は、ブレーカープレートの穴に向かった反りの影響を最も受けるため、曲折角度が大きい綾織りの方が反りによる疲労の影響を受け難い。そして、第3金網113は第2金網112の反りの影響を緩和できればよく、開口率が低いと押圧力が高くなってしまうため、同一メッシュにおいて開口率の低い平織りが好ましい。
第3金網113の目開きは、第2金網112の目開きと同じ、又はそれ以上とすることがよい。第3金網113の線径は、第1金網111の線径と同じ、又はそれ以上とすることがよい。
第4金網114は、平織りの編地で構成させることがよい。第4金網114では最も加わる未加硫ゴム組成物のねじれ等の押圧力の変動を抑制できればよいため、第4金網114よりも未加硫ゴム組成物の通過方向(図5中、矢印R方向)の下流側の金網を均一に抑えつつ、第4金網114での押圧力増加を抑制したいため、同一メッシュにおいて開口率の低い平織りが好ましい。
第4金網114の目開きは、第2金網112の目開き以上とすることがよい。第4金網114の線径は、第1金網111の線径以上とすることがよい。
・第1金網111: 目開き0.04mm以上0.18mm以下(好ましくは0.045mm以上0.10mm以下、より好ましくは0.06mm以上0.09mm以下)であり、線径0.03mm以上0.30mm以下(好ましくは0.04mm以上0.15mm以下、より好ましくは0.04mm以上0.08mm以下)であり、ステンレス製で綾織りの編地で構成した金網
・第2金網112: 目開き0.30mm以下(好ましくは0.26mm以下、より好ましくは0.17mm以下)であり、線径0.16mm以上(好ましくは0.18mm以上、より好ましくは0.25mm以上)であり、ステンレス製で綾織りの編地で構成した金網
・第3金網113: 目開き0.33mm以下(好ましくは0.22mm以下、より好ましくは0.19mm以下)であり、線径0.12mm以上(好ましくは0.18mm以上、より好ましくは0.21mm以上)であり、ステンレス製で平織りの編地で構成した金網
・第4金網114: 目開き0.12mm以上0.30mm以下であり、線径0.18mm以上1.35mm以下であり、ステンレス製で平織りの編地で構成した金網
ストレーニング処理する工程において、未加硫ゴム組成物は、未加硫ゴム材料と、無機粒子と、必要に応じて、その他の添加剤と、を含む。
未加硫ゴム材料には、ゴムのみならず、エラストマーも含まれる材料である。未加硫ゴムとしては、例えば、少なくとも化学構造中に二重結合を有し、加硫反応によりは架橋してゴム材料となるものが挙げられる。
ゴム材料として具体的には、例えば、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、エピクロロヒドリンゴム、ブチルゴム、ポリウレタン、シリコーンゴム、フッ素ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロロヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロロヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合ゴム(EPDM)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、天然ゴム等、及びこれらを混合したゴムが挙げられる。
これらのゴム材料の中でも、ポリウレタン、EPDM、エピクロロヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロロヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、NBR、及びこれらを混合したゴムがよい。
なお、加硫後のゴム材料は、発泡したものであっても無発泡のものであってもよい。
無機粒子は、無機導電剤及び無機充填剤から選択される少なくとも1種が挙げられる。
無機充填剤の含有量は、特に制限はないが、例えば、ゴム材料100質量部に対して、1質量部以上80質量部以下であることが望ましく、10質量部以上50質量部以下であることがより望ましい。
金属化合物としては、例えば、周期律表第2族元素(アルカリ土類金属)の酸化物、水酸化物、炭酸塩、カルボン酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩、亜リン酸塩、周期律表第4族元素の酸化物、塩基性炭酸塩、塩基性カルボン酸塩、塩基性亜リン酸塩、三塩基性硫酸塩等が挙げられ、具体的には、酸化マグネシム、水酸化マグネシウム、水酸化バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、フタル酸カルシウム、亜リン酸カルシウム、亜鉛華、酸化錫、ステアリン酸錫、塩基性亜りん酸錫等が挙げられる。これらの金属化合物は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
受酸剤の含有量は、特に制限はないが、例えば、ゴム材料100質量部に対して、0.5質量部以上20.0質量部以下であることが望ましく、3.0質量部以上10.0質量部以下であることがより望ましい。
その他の添加剤としては、他の導電剤(例えばイオン導電剤)、軟化剤、可塑剤、加硫剤、加硫促進剤、酸化防止剤、界面活性剤、カップリング剤等の周知の添加剤が挙げられる。
弾性層を形成する工程は、支持体上に、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物の加硫物で構成された弾性層を形成する工程である。弾性層を形成する工程では、例えば、未加硫ゴム組成物を押出成形により支持体上に層状(円筒状)に成形した後、常圧下で加硫して形成する。
表面層を形成する工程は、例えば、表面層形成用塗布液を弾性層上に塗布し、その塗膜を加熱して表面層を形成する工程である。なお、表面層は、必要に応じて形成する。
ここで、共重合ナイロンは、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、の内のいずれか1種又は複数種を重合単位として含むものであって、この共重合体に含まれる他の重合単位としては、6ナイロン、66ナイロン等が挙げられる。
樹脂としては、上記弾性層に配合されるゴム材料を適用してもよい。
(未加硫ゴム組成物の作製)
下記組成の混合物を2.5Lのニーダーで混練り、未加硫ゴム組成物を得た。未加硫ゴム組成物の100℃のムーニー粘度ML1+4は51であった。
・ゴム材 100質量部
(エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム Hydrin T3106:日本ゼオン社製)
・導電剤(カーボンブラック アサヒサーマル:旭カーボン社製) 20質量部
・導電剤(ケッチェンブラックEC:ライオン社製) 2質量部
・イオン導電剤 1質量部
(ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド、商品名「BTEAC」ライオンアクゾ社製)
・加硫剤 1.5質量部
(有機硫黄 4,4'-ジチオジモルホリン バルノックR:大内新興化学工業社製)
・加硫促進剤 1.5質量部
(ジ-2-ベンゾチアゾリルジスルフィド ノクセラーDM−P:大内新興化学工業社製)
・加硫促進剤 1.8質量部
(テトラエチルチウラムジスルフィド ノクセラーTET−G:大内新興化学工業社製)
・加硫促進助剤(酸化亜鉛 酸化亜鉛1種:正同化学工業社製) 3質量部
・ステアリン酸 1.0質量部
・重質炭酸カルシウム 40質量部
次に、得られた未加硫ゴム組成物に対して、ストレーニング処理を3回行った。ストレーニング処理は、図3に示すストレーニング処理装置を使用した。ストレーナーの金網は、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置し、さらに当該金網のうち最下流側の金網(本例では金網B)と接触して下記構成のブレーカープレートを配置したストレーナーを使用した。また、ダイスの温度は70℃、フィーダーからギアポンプへ供給される未加硫ゴム組成物の温度は50℃、ストレーナーを未加硫ゴム組成物が通過する速度は100kg/hに設定した。
・金網A: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・ブレーカープレート: 未加硫ゴム組成物に接触する部分が直径80mmで、直径5mmの穴が151個配置
ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いて、次のように弾性ロールを作製した。
5μmの厚さの無電解ニッケルメッキ後6価クロム酸を施した直径8mmのSUM23Lから成る導電性支持体を用意し、シリンダー内径60mm、L/D20の1軸ゴム押出し機を用いてスクリュー回転25rpmで未加硫ゴム組成物を押出すとともに、同時に導電性支持体を連続的にクロスヘッドに通過させることにより、導電性支持体上にゴム組成物を層状に被覆した。押出機の温度条件設定は、シリンダー部、スクリュー部、ヘッド部、ダイ部のいずれとも80℃とした。導電性支持体に被覆した未加硫ゴム組成物を、空気加熱炉により160℃で60分間加硫した。これにより導電性支持体上に、弾性層が形成された直径12mmの弾性ロールを得た。
−分散度−
JIS K6262圧縮永久歪試験用の大型試験片金型を用いて、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物をプレス成形し、評価サンプルを得た。
次に、プレス成形により得られた評価サンプルの断面をナイフで切り出し、分散度測定機により平均分散度を測定した。分散度測定装置は、カーボンブラック分散度判別測定機(分散くん、ダイハン社製)を用いた。
得られた弾性ロールの弾性層の表面を外観検査した。外観検査は、目視にて行い、下記評価基準で評価した。
G1:0.1mm以上0.3mm以下の無機粒子の凝集塊が、3個以下。0.3mm以上の無機粒子の凝集塊はなし。
G2:0.1mm以上0.3mm以下の無機粒子の凝集塊が、10個以下。0.3mm以上の無機粒子の凝集塊はなし。
G3:0.1mm以上0.3mm以下の無機粒子の凝集塊が、10個以上。0.3mm以上の無機粒子の凝集塊はなし。
G4:0.3mm以上の無機粒子の凝集塊が、1個以上10個以下。
G5:0.3mm以上の無機粒子の凝集塊が、10個以上。
未加硫ゴム組成物をストレーニング処理するとき、ストレーニング装置から吐出する未加硫ゴム組成物の吐出圧力を計測し、その変化を調べた。具体的には、未加硫ゴム組成物の通過方向(流動方向)に対して、ブレーカ―プレートおよび金網の直前に圧力センサーを取り付け圧力をモニターして、ストレーニング装置から吐出する未加硫ゴム組成物の吐出圧力の変化を調べた。
未加硫ゴム組成物をストレーニング処理した後、ストレーニング装置からストレーナを取り出し、ストレーナーの各金網を観察し、その状態を調べて、金網の破損の有無を調べた。
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #100綾織(目開き:0.13mm、線径:0.12mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #150綾織(目開き:0.089mm、線径:0.08mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #250綾織(目開き:0.062mm、線径:0.04mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #300綾織(目開き:0.045mm、線径:0.04mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #100綾織(目開き:0.13mm、線径:0.12mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #80綾織(目開き:0.14mm、線径:0.17mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #80綾織(目開き:0.14mm、線径:0.17mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #300綾織(目開き:0.045mm、線径:0.04mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #80綾織(目開き:0.14mm、線径:0.17mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #50綾織(目開き:0.26mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #100綾織(目開き:0.13mm、線径:0.12mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #50綾織(目開き:0.26mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #50綾織(目開き:0.26mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #250綾織(目開き:0.062mm、線径:0.04mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #50綾織(目開き:0.26mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #300綾織(目開き:0.045mm、線径:0.04mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #50綾織(目開き:0.26mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #100綾織(目開き:0.13mm、線径:0.12mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #150綾織(目開き:0.089mm、線径:0.08mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #250綾織(目開き:0.062mm、線径:0.04mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #300綾織(目開き:0.045mm、線径:0.04mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B、C及びDをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #16平織(目開き:1.34mm、線径:0.25mm、材質:SUS304)
・金網B: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網C: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網D: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用し、ストレーニング処理の回数を1回に変更した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #150綾織(目開き:0.089mm、線径:0.08mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーニング処理の回数を2回に変更した以外は、実施例22と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーニング処理の回数を3回に変更した以外は、実施例22と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーニング処理の回数を4回に変更した以外は、実施例22と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーニング処理の回数を5回に変更した以外は、実施例22と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用し、ストレーニング処理の回数を1回に変更した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60平織(目開き:0.21mm、線径:0.21mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーニング処理の回数を2回に変更した以外は、実施例27と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーニング処理の回数を3回に変更した以外は、実施例27と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーニング処理の回数を4回に変更した以外は、実施例27と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーニング処理の回数を5回に変更した以外は、実施例27と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B及びCをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B、C及びDをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #40平織(目開き:1.34mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:平織りの編地)
・金網B: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網D: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A、B、C及びDをこの順に配置した金網を使用した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #40綾織(目開き:1.34mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #200綾織(目開き:0.069mm、線径:0.06mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網C: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網D: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用し、ストレーニング処理の回数を1回に変更した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #400綾織(目開き:0.034mm、線径:0.03mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網: #60綾織(目開き:0.17mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用し、ストレーニング処理の回数を1回に変更した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #50綾織(目開き:0.26mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #50綾織(目開き:0.26mm、線径:0.25mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
ストレーナーの金網として、未加硫ゴム組成物の通過方向上流側から下流側に向かって、下記構成の金網A及びBをこの順に配置した金網を使用し、ストレーニング処理の回数を1回に変更した以外は、実施例1と同様にして、未加硫ゴム組成物のストレーニング処理を行った。そして、ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
−ストレーナーの金網の構成−
・金網A: #80綾織(目開き:0.14mm、線径:0.17mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
・金網B: #100綾織(目開き:0.13mm、線径:0.12mm、材質:SUS304、編地:綾織りの編地)
未加硫ゴム組成物に対して、ストレーニング処理を行わず、ニーダーによる混練後、オープンロールによる混練を行った以外は、実施例1にして、未加硫ゴム組成物を得た。そして、オープンロールによる混練を行った未加硫ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ゴムロールを作製し、評価した。
なお、実施例1〜14においては、金網Aが第1金網に該当し、金網Bが第2金網に該当する。実施例15〜20、及び実施例21〜32においては、金網Aが第1金網に該当し、金網Bが第3金網に該当し、金網Cが第2金網に該当する。実施例21、実施例33〜34においては、金網Aが第4金網に該当し、金網Bが第1金網に該当し、金網Cが第3金網に該当し、金網Dが第2金網に該当する。
、107 金網、108 ブレーカープレート、111 第1金網、112 第2金網、113 第3金網、114 第4金網
Claims (7)
- 未加硫ゴム材料及び無機粒子を少なくとも含む未加硫ゴム組成物をストレーニング処理する工程であって、目開き0.04mm以上0.18mm以下の第1金網と、線径0.16mm以上であり、目開き0.30mm以下の第2金網と、前記第2金網に接して配置されたブレーカープレートとを前記未加硫ゴム組成物の通過方向の上流側から下流側に向かってこの順で有するストレーナーに、前記未加硫ゴム組成物を通過させてストレーニング処理する工程と、
導電性支持体上に、前記ストレーニング処理後の未加硫ゴム組成物の加硫物で構成された導電性弾性層を形成する工程と、
を有し、
前記ストレーニング処理する工程が、前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子の質量比を前記ストレーニング処理する工程の前後で変化させない工程である帯電部材の製造方法。 - 前記ストレーニング処理する工程前に、少なくとも前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子を密閉式混練機により混練して、前記未加硫ゴム組成物を得る工程を有する請求項1に記載の帯電部材の製造方法。
- 前記ストレーニング処理する工程において、前記ストレーナーに前記未加硫ゴム組成物を通過させる処理を2回以上実施する請求項1又は2に記載の帯電部材の製造方法。
- 押出機により、未加硫ゴム材料及び無機粒子を含む被ストレーニング処理物を押出して、目開き0.04mm以上0.18mm以下の第1金網と、線径0.16mm以上であり、目開き0.30mm以下の第2金網と、前記第2金網に接して配置されたブレーカープレートとを被ストレーニング処理物の通過方向の上流側から下流側に向かってこの順で有するストレーナーに通過させ、
且つ、前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子の質量比を前記ストレーナー通過の前後で変化させないストレーニング処理方法。 - 前記押出機が、ギアポンプを備える押出機である請求項4に記載のストレーニング処理方法。
- 目開き0.04mm以上0.18mm以下の第1金網と、線径0.16mm以上であり、目開き0.30mm以下の第2金網と、前記第2金網に接して配置されたブレーカープレートとを被ストレーニング処理物の通過方向の上流側から下流側に向かってこの順で有するストレーナーと、未加硫ゴム材料及び無機粒子を含む被ストレーニング処理物を前記ストレーナーに通過させるために押出す押出機と、を備え、
前記未加硫ゴム材料及び前記無機粒子の質量比を前記ストレーナー通過の前後で変化させないストレーニング処理装置。 - 前記押出機が、ギアポンプを備える押出機である請求項6に記載のストレーニング処理装置。
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