JP5742656B2 - グロメット - Google Patents
グロメット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5742656B2 JP5742656B2 JP2011229683A JP2011229683A JP5742656B2 JP 5742656 B2 JP5742656 B2 JP 5742656B2 JP 2011229683 A JP2011229683 A JP 2011229683A JP 2011229683 A JP2011229683 A JP 2011229683A JP 5742656 B2 JP5742656 B2 JP 5742656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- hard
- annular
- soft
- hard collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
(1)第1の構成要素は、弾性材料からなる筒状の部分であり、外周面に板状の支持体における貫通孔の縁部が嵌め入れられる環状のくびれ部が形成された軟質筒部である。
(2)第2の構成要素は、前記弾性材料よりも硬い材料からなり前記軟質筒部の周囲を囲むとともに前記軟質筒部から外側へ張り出した環状かつ板状の部分であり、内縁部が前記軟質筒部における前記くびれ部よりも前記軟質筒部の軸心方向の第一の側寄りの部分に固定され、内縁部と外縁部との間の中間部において前記軟質筒部の周囲を囲む環状の稜線をなす曲がり部から外縁部にかけて前記軸心方向の第二の側へ傾斜する傾斜板部が形成された硬質鍔部である。この硬質鍔部の前記曲がり部が前記第二の側の面において形成する環状の窪みは埋められていない。
(3)第3の構成要素は、前記軟質筒部と一体に形成された前記弾性材料からなる環状の部分であり、内縁部全体が前記軟質筒部の外周面と連なり、前記硬質鍔部における前記第一の側の全領域及び前記硬質鍔部の外縁部を覆って形成され、前記硬質鍔部の外縁部から前記第二の側へ起立した環状の起立部が形成された軟質被覆部である。
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係るグロメット1の概略構成について説明する。グロメット1は、主として弾性材料により構成され、ワイヤハーネスが通される筒状の部材であり、自動車のボディなどの板状の支持体における貫通孔が形成された部分に取り付けられる。なお、図1(a)はグロメット1の正面図、図2(b)はグロメット1の側面図、図2(c)はグロメット1の背面図である。
筒状基部10は、不図示のワイヤハーネスが通される貫通孔14を形成する筒状の部材である。筒状基部10において、筒状の被水側基部11及び筒状の防水側基部12は、くびれ部13の両側各々に連なって形成されている。本実施形態においては、被水側基部11及び防水側基部12は、それぞれ一部に蛇腹構造を有している。
止水部20は、筒状基部10の周囲を囲むとともに筒状基部10から外側へ張り出した環状の部分である。止水部20は、支持体9の貫通孔91の縁部92とワイヤハーネスが通される筒状基部10との間の隙間を塞ぐ。グロメット1が支持体9に取り付けられた状態において、止水部20は、被水側基部11と同様に、くびれ部13よりも被水側に位置する。
止水部20を構成する硬質鍔部材22は、筒状基部10の周囲を囲むとともに筒状基部10から外側へ張り出した環状かつ板状の部材である。硬質鍔部材22の内縁部221は、筒状基部10におけるくびれ部13よりも軸心方向Ctの被水側寄り(X軸正方向側寄り)の部分に固定されている。以下の説明において、筒状基部10における、波板状鍔部材21の内縁部211が固定された部分のことを固定部110と称する。
止水部20を構成する軟質被覆部21は、筒状基部10と一体に形成された弾性材料からなる環状の部分である。軟質被覆部21は、内縁部全体が筒状基部10の外周面と連なって形成されている。
グロメット1において、硬質鍔部22及び軟質被覆部21は、支持体9の貫通孔91の縁部92とワイヤハーネスが通される筒状基部10との間の隙間を塞ぐ止水部である。ここで、硬質鍔部22は止水部の骨格として機能し、軟質被覆部21は、止水部における外皮及び支持体9に密接するリップ部として機能する。
次に、図5を参照しつつグロメット1に適用可能な第1応用例に係る硬質鍔部材22Aについて説明する。図5は、グロメット1に適用可能な第1応用例に係る硬質鍔部材22Aの斜視図である。
次に、図6及び図7を参照しつつグロメット1に適用可能な第2応用例に係る硬質鍔部材22Bについて説明する。図6は、グロメット1に適用可能な第2応用例に係る硬質鍔部材22Bの斜視図である。また、図7は、硬質鍔部材22Bの断面図である。
グロメット1の硬質鍔部材22が、硬質鍔部材22Aが備える複数のスリット2241と、硬質鍔部材22Bが備える環状の溝2251との両方を備えることも考えられる。また、各図に示された例において、筒状基部10及び止水部20の断面の輪郭形状は円形である。しかしながら、筒状基部10及び止水部20の断面の輪郭形状が、楕円形又は多角形などの他の形状であることも考えられる。
9 支持体
10 筒状基部
11 被水側基部
12 防水側基部
13 くびれ部
14 貫通孔
20 止水部
21 軟質被覆部
22,22A,22B 硬質鍔部材
91 支持体の貫通孔
92 貫通孔の縁部
110 固定部
111 鍔内側部
211 外皮部
212 起立部
221 硬質鍔部材の内縁部
222 硬質鍔部材の外縁部
223 硬質鍔部材の平板部
224 硬質鍔部材の傾斜板部
225 硬質鍔部材の曲がり部
226 窪み
2241 スリット
2251 溝
Claims (4)
- 弾性材料からなる筒状の部分であり、外周面に板状の支持体における貫通孔の縁部が嵌め入れられる環状のくびれ部が形成された軟質筒部と、
前記弾性材料よりも硬い材料からなり前記軟質筒部の周囲を囲むとともに前記軟質筒部から外側へ張り出した環状かつ板状の部分であり、内縁部が前記軟質筒部における前記くびれ部よりも前記軟質筒部の軸心方向の第一の側寄りの部分に固定され、内縁部と外縁部との間の中間部において前記軟質筒部の周囲を囲む環状の稜線をなす曲がり部から外縁部にかけて前記軸心方向の第二の側へ傾斜する傾斜板部が形成された硬質鍔部と、
前記軟質筒部と一体に形成された前記弾性材料からなる環状の部分であり、内縁部全体が前記軟質筒部の外周面と連なり、前記硬質鍔部における前記第一の側の全領域及び前記硬質鍔部の外縁部を覆って形成され、前記硬質鍔部の外縁部から前記第二の側へ起立した環状の起立部が形成された軟質被覆部と、を備え、
前記硬質鍔部の前記曲がり部が前記第二の側の面において形成する環状の窪みは埋められていないことを特徴とするグロメット。 - 前記硬質鍔部における前記軟質筒部に固定された環状の内縁部は、前記軸心方向に沿って前記第二の側へ起立して形成されている、請求項1に記載のグロメット。
- 前記硬質鍔部の前記傾斜板部に、外縁部から内側へ切れ込む複数のスリットが形成されている、請求項1又は請求項2に記載のグロメット。
- 前記硬質鍔部の前記曲がり部における前記第二の側の面に、前記軟質筒部の周囲を囲む環状の溝が形成されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載のグロメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011229683A JP5742656B2 (ja) | 2011-10-19 | 2011-10-19 | グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011229683A JP5742656B2 (ja) | 2011-10-19 | 2011-10-19 | グロメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013090476A JP2013090476A (ja) | 2013-05-13 |
JP5742656B2 true JP5742656B2 (ja) | 2015-07-01 |
Family
ID=48533875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011229683A Expired - Fee Related JP5742656B2 (ja) | 2011-10-19 | 2011-10-19 | グロメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5742656B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0310576Y2 (ja) * | 1986-12-16 | 1991-03-15 | ||
JPH0614333Y2 (ja) * | 1987-01-30 | 1994-04-13 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
JP2003032858A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-31 | Yazaki Corp | グロメット |
JP5365568B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2013-12-11 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス用のグロメット |
-
2011
- 2011-10-19 JP JP2011229683A patent/JP5742656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013090476A (ja) | 2013-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2144327A1 (en) | Vehicle roof mount antenna | |
JP2015086640A5 (ja) | ||
JP2016208246A (ja) | 車両用ルーフアンテナ | |
JP5747778B2 (ja) | グロメット | |
JP5742656B2 (ja) | グロメット | |
JP2012159143A (ja) | 防水クリップ | |
KR20070058015A (ko) | 캐리어 부재의 오목부를 덮는 장치 | |
WO2008102464A1 (ja) | ワイヤハーネス部品および該ワイヤハーネス部品が取り付けられたワイヤハーネスの配索構造 | |
JP4751863B2 (ja) | 自動車のカウルボックス構造 | |
JP6654895B2 (ja) | 風呂蓋および浴槽装置 | |
JP3819992B2 (ja) | マンホール用足掛装置 | |
US20120328833A1 (en) | Double-face Antiskid Mat | |
JP2011052810A (ja) | 樹脂製クリップ | |
JP5407682B2 (ja) | 車体外装部品の取付シール構造 | |
JP5375566B2 (ja) | 整流覆 | |
JP2014135845A (ja) | グロメット | |
JP2013096430A (ja) | バンプストッパ | |
JP5489321B2 (ja) | フェンダプロテクタ | |
JP2007118669A (ja) | 自動車用ウィンドモール | |
JP4003477B2 (ja) | 車両用アンダースポイラー | |
JP7256484B2 (ja) | グロメット | |
JP2005306173A (ja) | 遮音性シート及びその固定方法 | |
JP3572912B2 (ja) | 車両用ルーフモール | |
CN117284064A (zh) | 车辆前挡风玻璃卡条 | |
JP2010179722A (ja) | ウェザーストリップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150420 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5742656 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |