JP5741761B2 - 機器管理装置、機器管理システム、プログラムおよび機器管理方法 - Google Patents

機器管理装置、機器管理システム、プログラムおよび機器管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、機器管理装置、機器管理システムおよび機器管理方法に関する。
従来から、ネットワーク上の画像形成装置等の機器の情報を監視し、監視結果をレポートとして報告するというサービスは各社から提供されている。
例えば、特許文献1には、ネットワークに通信可能に接続された個々の装置の中の被監視装置にアクセスするために、装置によってサポートされる少なくとも1つの通信プロトコルを用いて、外部情報格納部にアクセスし、装置にアクセスするための情報を取得し、外部情報格納部から取得した、装置にアクセスするための情報を内部格納テーブルに格納し、複数の通信プロトコルの中から通信プロトコルを選択し、及び選択した通信プロトコル及び内部格納テーブルに格納した情報を用いて装置にアクセスする技術が開示されている。
また、特許文献2には、ベンダー名及び/または製品モデル名が異なる場合に、一様なベンダー名及び/または製品モデル名を取得することを目的とした、HTTPによるネットワーク上の被監視デバイス関連情報の取得方法が開示されている。
しかしながら、このような従来技術では、オフィス内の様々な機器から情報を取得しているが、単に情報を蓄積して報告しているだけであり、異なる種類の機器からの情報を取得して、取得した情報を組み合わせる等して、種々のサービスを提供することが望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の機器から使用状況を取得して種々のサービスを提供することができる機器管理装置、機器管理システムおよび機器管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる機器管理装置は、第1の機器および第2の機器とネットワークで接続された機器管理装置であって、前記第1の機器における使用状況を示す、第1の項目を含む第1の使用状況データを前記第1の機器から受信し、前記第2の機器における使用状況を示す、前記第1の項目を含まず第2の項目を含む第2の使用状況データを前記第2の機器から受信し、受信した前記第1の使用状況データと前記第2の使用状況データとを記憶装置に保存する収集部と、前記記憶装置に保存された前記第2の使用状況データに含まれる前記第2の項目の値を、前記第1の項目の値に換算する換算部と、前記第1の使用状況データ、および、換算された前記第2の使用状況データに基づいて、ユーザに報告するための報告データを生成する生成部と、を備え、前記第1の項目は、用紙出力枚数である
また、本発明にかかる機器管理システムは、第1の機器と、第2の機器と、前記第1の機器および前記第2の機器とネットワークで接続された機器管理装置とを備えた機器管理システムであって、前記第1の機器は、前記第1の機器における使用状況を示す、第1の項目を含む第1の使用状況データを前記機器管理装置に送信し、前記第2の機器は、前記第2の機器における使用状況を示す、前記第1の項目を含まず第2の項目を含む第2の使用状況データを前記機器管理装置に送信し、前記機器管理装置は、前記第1の機器から前記第1の使用状況データを受信し、前記第2の機器から前記第2の使用状況データを受信し、受信した前記第1の使用状況データと前記第2の使用状況データとを記憶装置に保存する収集部と、前記記憶装置に保存された前記第2の使用状況データに含まれる前記第2の項目の値を、前記第1の項目の値に換算する換算部と、前記第1の使用状況データ、および、換算された前記第2の使用状況データに基づいて、ユーザに報告するための報告データを生成する生成部と、を備え、前記第1の項目は、用紙出力枚数である
また、本発明にかかる機器管理方法は、第1の機器および第2の機器とネットワークで接続された機器管理装置で実行される機器管理方法であって、前記第1の機器における使用状況を示す、第1の項目を含む第1の使用状況データを前記第1の機器から受信し、前記第2の機器における使用状況を示す、前記第1の項目を含まず第2の項目を含む第2の使用状況データを前記第2の機器から受信し、受信した前記第1の使用状況データと前記第2の使用状況データとを記憶装置に保存し、前記記憶装置に保存された前記第2の使用状況データに含まれる前記第2の項目の値を、前記第1の項目の値に換算し、前記第1の使用状況データ、および、換算された前記第2の使用状況データに基づいて、ユーザに報告するための報告データを生成する、ことを含み、前記第1の項目は、用紙出力枚数である
本発明によれば、複数の機器から使用状況を取得して種々のサービスを提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1の機器管理システムのネットワーク構成および機器管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、機器管理DBの一例を示す説明図である。 図3は、複合機の使用状況データの一例を示す説明図である。 図4は、プロジェクタの使用状況データの一例を示す説明図である。 図5は、実施の形態1の会議情報入力画面の一例を示す説明図である。 図6は、実施の形態1の機器管理処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、共通データ変換処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態1の会議情報、用紙削減枚数、用紙削減効果の一例を示す説明図である。 図9は、実施の形態1のレポートの一例を示す説明図である。 図10は、実施の形態2の機器管理システムのネットワーク構成および機器管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図11は、TV会議端末、メディアボードの使用状況データの一例を示す図である。 図12は、実施の形態2の会議履歴データの一例を示す図である。 図13は、実施の形態2の会議情報入力画面の一例を示す説明図である。 図14は、相手先のTV会議端末、メディアボードの共通データの算出を説明するための図である。 図15は、実施の形態2の機器管理処理の手順を示すフローチャートである。 図16は、実施の形態2で生成されたレポートの表示例を示す説明図である。 図17は、拠点間コストデータの一例を示す図である。 図18は、実施の形態3におけるコスト削減効果の算出を説明するための図である。 図19は、実施の形態3の提供データ算出処理の手順を示すフローチャートである。 図20は、実施の形態3で生成されたレポートの表示例を示す説明図である。 図21は、変形例の使用状況データの一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、機器管理装置、機器管理システムおよび機器管理方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の機器管理システムのネットワーク構成および機器管理装置の機能的構成を示すブロック図である。本実施の形態の機器管理システムは、図1に示すように、複合機200やプロジェクタ300等の複数の機器と、機器管理装置100とがインターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続された構成となっている。機器管理装置100に接続される複数の機器には、本実施の形態では上述の複合機200とプロジェクタ300のように、種類の異なる機器が含まれる。
ここで、複合機200は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能の少なくともいずれか2つの機能を搭載した画像形成装置であり、本実施の形態では、プリンタ機能を少なくとも搭載している。プロジェクタ300は、画像を投影するための画像表示装置である。
なお、本実施の形態では、複数の機器として、複合機200、プロジェクタ300を例にあげているが、これらに限定されるものではない。例えば、複写機、スキャナ、プリンタ装置、ファクシミリ装置等の複合機以外の画像形成装置やその他の情報機器(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の携帯端末、ビデオ会議システム等)などを複数の機器としてもよい。
複合機200、プロジェクタ300を含む複数の機器のそれぞれは、各機器の使用状況を示す使用状況データを、所定のタイミングで機器管理装置100に送信する。ここで、所定のタイミングとは、一定期間(例えば、1日、1週、1月)ごと、機器管理装置100からの要求をうけたタイミング、もしくは、電源オン時、会議開催時、所定の動作を実行するごと、等種々のタイミングがあげられるが、これらに限定されるものではない。
機器管理装置100は、ネットワークに接続された複数の機器を管理する情報処理装置である。機器管理装置100は、図1に示すように、入力部101と、表示部107と、レポート生成部102と、提供データ算出部103と、共通データ取得部104と、収集部105と、通信インタフェイス106(以下、「通信I/F106」という。)とを主に備えている。
また、機器管理装置100は、記憶装置150に接続されている。記憶装置150は、ハードディスクドライブ装置(HDD)やメモリ等の記憶媒体である。この記憶装置150は、機器管理装置100の一部として構成する他、機器管理装置100とは別の装置として構成してもよい。記憶装置150には、機器管理データベース151(以下、「機器管理DB151」という。)と、使用状況データ152が記憶される。
機器管理DB151は、ネットワークに接続された機器を管理するためのデータベースである。図2は、機器管理DB151の一例を示す説明図である。図2に示すように、機器管理DB151は、各機器の機種名、機番、機器を所有する部門名が対応付けて登録されている。部門名は、使用状況データなどを部門ごとに集計する際に参照される。
図1に戻り、使用状況データ152は、各機器から受信した、各機器での使用状況を示すデータである。この使用状況データ152は、機器毎に異なる情報が含まれる。図3は、複合機200の使用状況データ152aの一例を示す説明図である。複合機200の使用状況データ152aには、図3に示すように、機種名、機番、モデル、設置部門、対象月等の管理項目の他、消費電力量、CO2排出量、用紙出力枚数等の項目が登録されている。ここで、用紙出力枚数が、複合機200に固有の項目となる。
図4は、プロジェクタ300の使用状況データ152bの一例を示す説明図である。プロジェクタ300の使用状況データ152bは、図4に示すように、機種名、機番、モデル、設置部門、対象月等の管理項目の他、使用時間、消費電力量、CO2排出量、CO2削減量等の項目が登録されている。本実施の形態では、使用時間、CO2削減量がプロジェクタ300に固有の項目となっている。このように、各機器の使用状況データには、その機器の使用状況を表す固有の項目が含まれている。複合機、プロジェクタ以外の機器では、例えば、携帯端末やビデオ会議システムであれば通信時間、パーソナルコンピュータであれば使用時間等を挙げることができる。
図1に戻り、通信I/F106は、ネットワークボードなどの通信デバイスである。表示部107は、ディスプレイ装置等の表示デバイスである。
収集部105は、複合機200、プロジェクタ300等の複数の機器のそれぞれから、上述した使用状況データ152を通信I/F106を介して受信して収集し、収集した使用状況データ152を、記憶装置150に保存する。
入力部101は、ユーザから、ユーザの機器の利用環境に関するデータ(第2データ)として会議に関する会議情報の入力を受け付ける。ここで、本実施の形態では、会議情報として、1回当たりの会議時間、会議の平均参加人数、資料1部当たりの用紙枚数を用いているが、これらに限定されるものではない。
本実施の形態では、機器管理装置100は、会議情報入力画面を表示部107に表示し、かかる会議情報入力画面からユーザに会議情報を入力させ、入力部101は、入力された会議情報を受け付ける。
図5は、実施の形態1の会議情報入力画面の一例を示す説明図である。図5に示すように、会議情報入力画面から、1回当たりの会議時間、会議の平均参加人数、資料1部当たりの用紙枚数という会議情報の入力が可能となっている。
図1に戻り、共通データ取得部104は、記憶装置150に保存された、複数の機器のそれぞれの使用状況データから、複数の機器に共通の共通データを取得する。
本実施の形態では、共通データは、複数の機器のうち、特定の機器としての複合機200の使用状況データに含まれる用紙出力枚数(第1データに相当)を用いる。このため、共通データ取得部104は、複合機200の使用状況データ152aの用紙出力枚数を共通データとすることで共通データを取得する。また、共通データ取得部104は、複合機200以外の複数の機器のそれぞれの使用状況データを、会議情報に基づいて、用紙出力枚数に換算することによって、共通データを取得する。すなわち、換算した値が共通データとなる。本実施の形態では、プロジェクタ300の使用状況データ152bの使用時間(トータル時間等)を用紙出力枚数(共通データ)に換算し、換算した値を共通データとする。ここで、本実施の形態では、使用時間から換算して取得した共通データとしての用紙出力枚数を、用紙削減枚数と呼ぶ。
従って、複合機200の使用状況データ152aには、少なくとも用紙出力枚数が含まれていればよく、また、プロジェクタ300の使用状況データ152bには少なくとも使用時間が含まれていればよい。
提供データ算出部103は、共通データである用紙出力枚数および用紙削減枚数と、会議情報とを用いて、ユーザに提供するための提供データを算出する。本実施の形態では、提供データ算出部103は、提供データとして、機器を利用することによる削減効果を示すデータ、特に、用紙の削減効果に関するデータを算出する。レポート生成部102は、提供データを用いて報告データであるレポートを生成する。
次に、以上のように構成された本実施の形態による機器管理処理について説明する。図6は、本実施の形態の機器管理処理の手順を示すフローチャートである。まず、収集部105は、所定のタイミングで、複合機200、プロジェクタ300を含む複数の機器から、使用状況データ152を受信(取得)して収集する(ステップS11)。
次に、機器管理装置100は、図5に示す会議情報入力画面を表示部107に表示して、入力部101はユーザから会議情報の入力を受け付けて、会議情報(1回当たりの会議時間、会議の平均参加人数、資料1部当たりの用紙枚数)を取得する(ステップS12)。そして、共通データ取得部104は、複合機200以外のプロジェクタ300等の使用状況データから共通データを取得する(ステップS13)。
ここで、ステップS13の共通データ取得処理の詳細について説明する。図7は、共通データ取得処理の手順を示すフローチャートである。図7では、共通データとして用紙出力枚数(用紙削減枚数)を用いる場合について説明する。従って、図7では、複合機200の使用状況データ152aの用紙出力枚数をそのまま共通データとして取得し、プロジェクタ300の使用状況データ152bの使用時間から共通データとしての用紙出力枚数(用紙削減枚数)を取得することを例にあげて説明するが、これに限定されるものではない。
共通データ取得部104は、まず、複合機200の使用状況データ152aを記憶装置150から読み出し、使用状況データ152aの用紙出力枚数を共通データとする(ステップS31)。次に、共通データ取得部104は、プロジェクタ300の使用状況データ152bを記憶装置150から読み出し、使用状況データ152bからプロジェクタ利用時間の合計時間(プロジェクタトータル時間)を算出する(ステップS32)。
具体的には、全部門合計でのレポートを生成する場合には、共通データ取得部104は、複合機200の使用状況データ152aの用紙出力枚数の出力枚数(試算値)の合計の欄の値を取得して共通データとするとともに、プロジェクタ300の使用状況データ152bの使用時間の中のトータルの合計時間を取得してプロジェクタトータル時間とする。部門ごとのレポートを生成する場合には、共通データ取得部104は、複合機200の使用状況データ152aの用紙出力枚数の出力枚数(試算値)を部門ごとに集計するとともに、プロジェクタ300の使用状況データ152bの使用時間の中のトータルの項目の時間を、部門ごとに集計してプロジェクタトータル時間とする。機種ごとのレポートを生成する場合には、共通データ取得部104は、複合機200の使用状況データ152aの用紙出力枚数の出力枚数(試算値)を機種ごとに集計するとともに、プロジェクタ300の使用状況データ152bの使用時間の中のトータルの項目の時間を、機種ごとに集計してプロジェクタトータル時間とする。
次に、共通データ取得部104は、ステップS12で取得した会議情報の1回当たりの会議時間と、ステップS31で算出したプロジェクタトータル時間とから、会議数を算出する(ステップS33)。具体的には、共通データ取得部104は、次の(1)式により、会議数を算出する。
会議数=(プロジェクタトータル時間)/(1回当たりの会議時間)・・・(1)
次に、共通データ取得部104は、ステップS12で取得した会議情報の平均参加人数および資料1部当たりの用紙枚数から、1回の会議での用紙出力枚数を算出する(ステップS34)。具体的には、共通データ取得部104は、次の(2)式により、1回の会議での用紙出力枚数を算出する。
1回の会議での用紙出力枚数=(平均参加人数)/(資料1部当たりの用紙枚数)
・・・(2)
次に、共通データ取得部104は、プロジェクタによる用紙削減枚数を算出し、これを共通データとする(ステップS35)。具体的には、共通データ取得部104は、次の(3)式により、プロジェクタによる用紙削減枚数を算出する。
プロジェクタによる用紙削減枚=(会議数)×(1回の会議での用紙出力枚数)
・・・(3)
図6に戻り、このように、共通データの取得が終了したら、提供データ算出部103は、共通データとしての、複合機200の用紙出力枚数(ステップS31で決定)およびプロジェクタ300の用紙削減枚数(ステップS35で算出)から、用紙削減効果を算出する(ステップS14)。具体的には、提供データ算出部103は、プロジェクタの用紙削減枚数の複合機200の用紙出力枚数に対する割合(%)を、用紙削減効果として算出する。
そして、レポート生成部102は、会議情報と、複合機200の用紙出力枚数と、プロジェクタによる用紙削減枚数と、用紙削減効果とからレポートを生成し(ステップS15)、生成されたレポートを表示部107に表示したり、ネットワークを介して各機器に送信したり、所定のメールアドレス宛に送信する等して出力する(ステップS16)。なお、例えばエクセルファイルにおけるマクロのように、計算を実行できる機能をレポートに含ませておいてもよい。具体的には、出力されたレポートにおいて会議情報を入力、変更可能に構成し、会議情報が更新された場合に、更新された会議情報に基づいて、レポート中に含まれるマクロ等の計算実行機能により図7の計算を実行し、算出された値で用紙削減効果等のレポート中の項目を更新するようにしてもよい。このようにすれば、出力されたレポートを受け取ったユーザが、自己の実態に沿った会議情報を入力することができ、実態に沿った用紙削減効果等の情報を得ることができる。
図8は、会議情報、用紙削減枚数、用紙削減効果の一例を示す説明図である。図8の用紙削減枚数、用紙削減効果は、図3に示す複合機200の使用状況データ、図4に示すプロジェクタ300の使用状況データを用い、図8上段の値の会議情報が入力された場合の算出結果の例である。
また、図9は、ステップS15で生成されたレポートの一例を示す説明図である。図9では、図8に示す算出結果を用い、かつCO2排出量および削減量の情報も記録している。すなわち、図9に示すように、CO2削減量に関する情報を削減効果として求めてレポートで報告するように構成してもよい。
このように本実施の形態では、複数の機器のそれぞれの使用状況データから、複数の機器に共通の共通データに変換して、共通データに基づいて、ユーザに提供するための提供データを算出し、この提供データを用いてレポートを生成して出力しているので、複数の機器から使用状況を取得して種々のサービスを提供することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、機器として複合機やプロジェクタを用いていたが、この実施の形態2では、さらにクラウド等ネットワークを介して使用する機器であるTV会議端末やメディアボードを機器として用いている。
図10は、実施の形態2の機器管理システムのネットワーク構成および機器管理装置の機能的構成を示すブロック図である。本実施の形態の機器管理システムは、図10に示すように、複合機200やプロジェクタ300、TV会議端末400、メディアボード500等の複数の機器と、機器管理装置1100とがインターネットやLAN等のネットワークに接続された構成となっている。機器管理装置1100に接続される複数の機器には、本実施の形態では上述の複合機200、プロジェクタ300、TV会議端末400、メディアボード500のように、種類の異なる機器が含まれる。ここで、複合機200、プロジェクタについては、実施の形態1と同様である。
TV会議端末400、メディアボード500は、クラウド等ネットワークを介して使用するネットワーク機器に相当する。TV会議端末400は、ネットワークを介して他の拠点のTV会議端末400との間で、映像および音声でテレビ会議を実現するための端末である。メディアボード500は、ネットワークを介して他のメディアボード500との間で情報を共有する装置であり、例えば、自己のメディアボード500に記入した内容が、ネットワークを介して他のメディアボード500にも表示される。TV会議端末400およびメディアボード500は、他の拠点のTV会議端末400およびメディアボード500の利用者との会議で使用される。
本実施の形態においても、複数の機器として、複合機200、プロジェクタ300、TV会議端末400、メディアボード500を例にあげているが、これらに限定されるものではなく、他の画像形成装置やその他の情報機器(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の携帯端末等)などを複数の機器としてもよい。
複合機200、プロジェクタ300、TV会議端末400、メディアボード500を含む複数の機器のそれぞれは、各機器の使用状況を示す使用状況データを、実施の形態1と同様の所定のタイミングで機器管理装置1100に送信する。ここで、所定のタイミングとは、一定期間(例えば、1日、1週、1月)ごと、機器管理装置100からの要求をうけたタイミング、もしくは、電源オン時、会議開催時、所定の動作を実行するごと、等種々のタイミングがあげられるが、これらに限定されるものではない。
また、TV会議端末400およびメディアボード500では、TV会議端末400およびメディアボード500の利用者が参加した会議の履歴である会議履歴データを生成し、自己の記憶部に保存する。TV会議端末400およびメディアボード500は、会議の開催ごと、すなわち、TV会議端末400若しくはメディアボード500の使用ごとに、にデータを会議履歴データに追加していく。そして、TV会議端末400およびメディアボード500は、所定のタイミングで会議履歴データを機器管理装置1100に送信する。会議履歴データを送信するタイミングも、一定期間(例えば、1日、1週、1月)ごと、機器管理装置100からの要求をうけたタイミング、もしくは、電源オン時、会議開催時、所定の動作を実行するごと、等種々のタイミングがあげられるが、これらに限定されるものではない。
機器管理装置1100には,アプリケーションサーバ1000がネットワークで接続されている。このアプリケーションサーバ1000は、TV会議端末400によるTV会議のためのサーバ、およびメディアボード500によるデータ共有のためのサーバである。
機器管理装置1100は、ネットワークに接続された複数の機器を管理する情報処理装置である。機器管理装置1100は、図10に示すように、入力部1101と、表示部107と、レポート生成部102と、提供データ算出部103と、共通データ取得部1104と、収集部1105と、通信I/F106とを主に備えている。ここで、表示部107、レポート生成部102、提供データ算出部103、通信I/F106の機能は実施の形態1と同様である。
また、機器管理装置1100は、実施の形態1と同様に、HDDやメモリ等の記憶媒体である記憶装置150に接続されている。この記憶装置150は、機器管理装置1100の一部として構成する他、機器管理装置1100とは別の装置として構成してもよい。記憶装置150には、機器管理DB151と、使用状況データ152と、会議履歴データ1153とが記憶される。機器管理DB151と、複合機200およびプロジェクタ300の使用状況データ152については実施の形態1と同様である。
図11は、TV会議端末400、メディアボード500の使用状況データの一例を示す図である。TV会議端末400、メディアボード500の使用状況データ152には、図11に示すように、機種名、端末ID、設置部門名、対象月、本人使用状況、消費電力、CO2排出量等の項目が登録されている。
図10に戻り、本実施の形態の記憶装置150には、さらに、会議履歴データ1153が記憶されている。会議履歴データ1153は、TV会議端末400、メディアボード500から受信したものである。
図12は、会議履歴データの一例を示す図である。会議履歴データは、図12に示すように、識別情報としての端末IDと、端末拠点と、会議への参加日時および退出日時、会議の利用時間、参加人数、会議の相手先拠点、拠点数、会議の相手先の端末のIDである相手先IDの項目が登録されている。
図10に戻り、収集部1105は、実施の形態1と同様の機能を有する他、さらに、TV会議端末400、メディアボード500のそれぞれから上記会議履歴データを受信し、受信した前記会議履歴データを記憶装置150に保存する。
入力部1101は、第2データとしての資料一部当たりに用紙枚数を、会議情報入力画面を介してユーザから入力する。すなわち、本実施の形態では、機器管理装置1100は、会議情報入力画面を表示部107に表示し、会議情報入力画面からユーザに、資料一部当たりに用紙枚数を入力させ、入力部1101は、入力された会議情報を受け付ける。
図13は、実施の形態2の会議情報入力画面の一例を示す説明図である。図13に示すように、会議情報入力画面から、資料1部当たりの用紙枚数という会議情報の入力が可能となっている。なお、本実施の形態では、実施の形態1のように、1回当たりの会議時間、会議の平均参加人数は会議情報入力画面から入力されるものではない。1回当たりの会議時間、会議の平均参加人数は、会議履歴データから共通データ取得部1104によって算出される。
図10に戻り、共通データ取得部1104は、入力部1101で入力を受け付けた1回当たりの会議時間と、会議履歴データの利用時間および参加人数とに基づいて、使用状況データから、共通データを取得する。本実施の形態でも、共通データは、用紙削減枚数とする。
本実施の形態の共通データ取得部1104は、実施の形態1と同様の手法で、用紙出力枚数を算出するが、この際、1回当たりの会議時間、平均参加人数を、会議履歴データの内容から求めて使用する。すなわち、共通データ取得部1104は、会議履歴データの利用時間から1回当たりの会議時間を求め、会議履歴データの参加人数から、平均参加人数を求める。そして、共通データ取得部1104は、実施の形態1と同様に、用紙削減枚数の算出を行う。
ここで、共通データ取得部1104は、会議の一方の側の共通データを取得する他、会議の相手先のTV会議端末400、メディアボード500の会議履歴データの参加人数も用いて、相手先のTV会議端末400、メディアボード500の共通データも取得することができる。すなわち、会議の相手先のTV会議端末400、メディアボード500の拠点での利用も含めることもできる。会議の相手先のTV会議端末400、メディアボード500の拠点での利用も含めるか否かは、予め、ユーザの入力等により設定しておけばよい。
図14は、相手先のTV会議端末400、メディアボード500の共通データの算出を説明するための図である。会議の相手先のTV会議端末400、メディアボード500の拠点での利用も含める場合には、共通データ取得部1104は、図14に示すように、会議履歴データのレコードのうち、自己の端末IDと同一のIDが、他の会議履歴データの相手先IDとして登録されているレコード(符号1301,1302のレコード)を検索する。すなわち、図14(a),(b)は、二つの拠点における会議履歴データを示している。そして、図14(a)の符号1301のレコードの端末IDが、他の会議履歴データである図14(b)の符号1302の相手先IDと同一となっており、その逆も成立する。すなわち、符号1301と1302が同一の会議の情報となる。このため、共通データ取得部1104は、当該レコード1301,1302に登録されているそれぞれ参加人数、利用時間を用いて、会議の双方の側の共通データを算出する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の機器管理処理について説明する。図15は、実施の形態2の機器管理処理の手順を示すフローチャートである。図15では、TV会議端末400、メディアボード500の使用状況データから、共通データとしての用紙出力枚数(用紙削減枚数)を取得することを例にあげて説明するが、これに限定されるものではない。
共通データ取得部1104は、まず、TV会議端末400、メディアボード500の使用状況データと会議履歴データを記憶装置150から読み出する(ステップS51)。そして、共通データ取得部1104は、会議情報入力画面を介してユーザから会議情報としての1回当たりの用紙出力枚数を入力する(ステップS52)。
次に、共通データ取得部1104は、共通データを算出する際に、会議の相手先のTV会議端末400、メディアボード500の拠点での利用も含めるか否かを、ユーザによる設定等により判断する(ステップS53)。
そして、会議の相手先のTV会議端末400、メディアボード500の拠点での利用も含めると判断された場合には(ステップS53:Yes)、共通データ取得部1104は、会議履歴データの行内の相手先IDをもとに、該当する端末IDの会議履歴データを記憶部150から取得し、取得した会議履歴データから同一会議の行(レコード)を抽出して、相手先拠点での参加人数を求める(ステップS54)。そして、共通データ取得部1104は、相手先の会議履歴データの参加人数を用いて相手先の用紙削減枚数を算出する(ステップS55)。
一方、ステップS53で、会議の相手先のTV会議端末400、メディアボード500の拠点での利用は含めないと判断された場合には(ステップS53:No)、共通データ取得部1104は、一つの会議履歴データの参加人数を用いて会議ごとの用紙削減枚数を算出する(ステップS56)。
次に、共通データ取得部1104は、会議ごとの用紙削減枚数を算出する(ステップS57)。以上のステップS53からS57までの処理は、会議履歴データの所定の期間内の全ての行(レコード)について繰り返し実行される。
次に、共通データ取得部1104は、所定の期間内に含まれる会議での用紙削減枚数にの合計を算出する(ステップS58)。
次に、提供データ算出部103は、同一期間での複合機200の用紙出力枚数と、上述の処理での計算結果の値から、用紙削減効果を算出する(ステップS59)。次に、レポート生成部102は、会議情報と複合機200の用紙出力枚数、TV会議端末400やメディアボード500による用紙削減枚数と、上述の処理で計算した用紙削減効果から、レポートを生成する(ステップS60)。そして、レポート生成部102は、生成したレポートを表示部107に出力する(ステップS61)。
図16は、実施の形態2で生成されたレポートの表示例を示す説明図である。図16の表示例では、資料1部当たりの用紙枚数は、ユーザの入力により可変である。ここにユーザが資料1部当たりの用紙枚数を入力した上で、再計算ボタンを押下すると、上述の処理が再度実行されて、用紙削減枚数が算出されて表示されることになる。
このように本実施の形態では、クラウド等ネットワークを介して使用する機器であるTV会議端末400やメディアボード500を機器として用い、会議の1回当たりの会議時間と平均参加人数を会議履歴データから求めてユーザからの入力を不要としているので、ユーザの労力を軽減しつつ、種々のサービスを提供することができる。
また、本実施の形態では、会議の相手先の用紙削減枚数等の共通データも算出しているので、より効果的に種々のサービスを提供することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、提供データとして会議の拠点間のコストから、利用時間によるコスト削減効果も算出してレポートで報告するものである。
実施の形態3の機器管理システムのネットワーク構成および機器管理装置1100の機能的構成については、実施の形態2と同様である。
本実施の形態では、機器管理装置100は、記憶装置150に、TV会議端末400やメディアボード500を用いて会議を開催する拠点間のコストを拠点間コストデータとして保存している。図17は、拠点間コストデータの一例を示す図である。図17の拠点間コストデータに示すように、拠点間の距離が大きいほど、高コストとなっている。
本実施の形態の提供データ算出部103は、会議履歴データの端末IDと他の会議履歴データの相手先IDが同一である場合における会議履歴データの拠点と他の会議履歴データの拠点の間のコストを、上記拠点間コストデータから求め、当該コストから利用時間によるコスト削減効果を提供データとして算出する。
図18は、実施の形態3におけるコスト削減効果の算出を説明するための図である。図18(a),(b)は、二つの拠点における会議履歴データを示している。そして、図18(a)の符号1701のレコードの端末IDが、他の会議履歴データである図18(b)の符号1702の相手先IDと同一となっており、その逆も成立する。すなわち、符号1701と1702が同一の会議の情報となる。
提供データ算出部103は、会議履歴データを参照して、各拠点の参加人数が相手先拠点に出かけた際のコストを、拠点間コストテーブルから会議ごとに算出する。そして、提供データ算出部103は、各会議それぞれでコストを算出し、月間などの単位でのコスト削減費用として求める。
例えば、図18の例では、提供データ算出部103は、図18(a)の拠点の会議履歴データから、図17の例の拠点間コストデータを参照して、次の(4)式のようにコストを算出する。
参加人数3人×片道コスト400円×2=2400円 ・・・(4)
また、提供データ算出部103は、図18(b)の拠点の会議履歴データから、図17の例の拠点間コストデータを参照して、次の(5)式のようにコストを算出する。
参加人数1人×片道コスト400円×2=800円 ・・・(5)
そして、提供データ算出部103は、(4)、(5)式を比較してコストの安い(5)式の算出結果である800円を、コスト削減効果として決定する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の機器管理装置1100による提供データ算出処理について説明する。図19は、実施の形態3の提供データ算出処理の手順を示すフローチャートである。
提供データ算出部103は、まず、TV会議端末400、メディアボード500の使用状況データと会議履歴データを記憶装置150から読み出する(ステップS81)。そして、提供データ算出部103は、会議情報入力画面を介してユーザから会議情報としての1回当たりの用紙出力枚数を入力する(ステップS82)。
そして、提供データ算出部103は、会議履歴データの行内の相手先IDをもとに、該当する端末IDの会議履歴データを記憶部150から取得し、取得した会議履歴データから同一会議の行を抽出して、相手先拠点での参加人数を求める(ステップS83)。そして、提供データ算出部103は、他の拠点のメンバーがその拠点に移動した際のコストを、拠点間コストデータを参照して算出する(ステップS84)。このコスト算出は、拠点ごとに繰り返し行われる。
次に、提供データ算出部103は、拠点ごとに算出したコストの中で、最も安いコストを、その会議におけるコスト削減効果として決定する(ステップS85)。
上記ステップS83からS85までの処理は、会議履歴データにおける期間内の全てに行(レコード)について繰り返し実行される。
次に、提供データ算出部103は、会議履歴データにおける期間内に含まれる会議で、コスト削減効果の合計を算出する(ステップS86)。
上記ステップS81からS86までの処理は、拠点で利用している端末(TV会議端末400またはメディアボード500)の数分だけ繰り返し実行される。
次に、提供データ算出部103は、拠点内の全ての端末(TV会議端末400またはメディアボード500)のコスト削減効果の合計を算出する(ステップS87)。次に、レポート生成部102は、拠点のコスト削減効果と、その詳細データとして、端末IDごとのコスト削減効果、会議ごとのコスト削減効果とからレポートを生成する(ステップS88)。そして、レポート生成部102は、生成したレポートを表示部107に出力する(ステップS89)。
図20は、実施の形態3で生成されたレポートの表示例を示す説明図である。図20の表示例に示すように、拠点のコスト削減効果、詳細データとして、端末IDごとのコスト削減効果、会議ごとのコスト削減効果が表示されている。
このように本実施の形態では、会議履歴データから、コスト削減効果を提供データとして求めてレポートで出力しているので、ユーザの利便性を向上させることができる。
(変形例)
上記実施の形態では、TV会議端末400やメディアボード500等のネットワーク利用機器の使用状況データや会議履歴データから、用紙削減枚数という複合機200の使用状況データの項目を共通データとして算出していた。
一方、TV会議端末400やメディアボード500等のネットワーク利用機器の使用状況データや会議履歴データと、プロジェクタ300の使用状況データとの共通データを取得する場合には、図21に示すように、消費電力量やCO2排出量を共通データとして比較すればよい。
上記実施の形態1〜3の機器管理装置100、1100は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上記実施の形態1〜3の機器管理装置100、1100で実行される機器管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上記実施の形態1〜3の機器管理装置100、1100で実行される機器管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施の形態1〜3の機器管理装置100、1100で実行される機器管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上記実施の形態1〜3の機器管理装置100、1100で実行される機器管理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上記実施の形態1〜3の機器管理装置100、1100で実行される機器管理プログラムは、上述した各部(入力部101,1101、レポート生成部102と、提供データ算出部103、共通データ取得部104,1104、収集部105,1105)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から機器管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、入力部101,1101、レポート生成部102と、提供データ算出部103、共通データ取得部104,1104、収集部105,1105が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本実施の形態では、共通データとして、複合機200の使用状況データ152aの用紙出力枚数を共通データとしているが、これは一例であり、これに限定されるものはなく、複数の機器で共通とすることが可能なデータであれば他の項目のデータを共通データとしてもよい。
また、本実施の形態では、複合機200の使用状況データ152aに含まれるデータを共通データとし、プロジェクタ300の使用状況データ152bの使用時間や他の機器の使用状況データを、複合機200の使用状況データ152aに含まれるデータに換算して共通データを取得していたが、これに限定されるものではない。例えば、複数の機器の使用状況データのいずれにも含まれないデータを共通データとして用い、複数の機器の使用状況データを、当該いずれにも含まれないデータに換算することにより、共通データを取得するように、共通データ取得部104を構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,1100 機器管理装置
101,1101 入力部
102 レポート生成部
103 提供データ算出部
104,1104 共通データ取得部
106 通信インタフェイス
150 記憶装置
151 機器管理データベース
152,152a,152b 使用状況データ
200 複合機
300 プロジェクタ
400 TV会議端末
500 メディアボード
1153 会議履歴データ
特開2005−108217号公報 特開2008−77649号公報

Claims (28)

  1. 第1の機器および第2の機器とネットワークで接続された機器管理装置であって、
    前記第1の機器における使用状況を示す、第1の項目を含む第1の使用状況データを前記第1の機器から受信し、前記第2の機器における使用状況を示す、前記第1の項目を含まず第2の項目を含む第2の使用状況データを前記第2の機器から受信し、受信した前記第1の使用状況データと前記第2の使用状況データとを記憶装置に保存する収集部と、
    前記記憶装置に保存された前記第2の使用状況データに含まれる前記第2の項目の値を、前記第1の項目の値に換算する換算部と、
    前記第1の使用状況データ、および、換算された前記第2の使用状況データに基づいて、ユーザに報告するための報告データを生成する生成部と、を備え、
    前記第1の項目は、用紙出力枚数である、
    器管理装置。
  2. 前記報告データを出力する出力部をさらに備える、
    請求項1に記載の機器管理装置。
  3. 前記出力部は、前記報告データをネットワークを介して送信する、
    請求項2に記載の機器管理装置。
  4. 前記出力部は、前記報告データを表示装置に表示する、
    請求項2に記載の機器管理装置。
  5. 前記換算部による換算に用いられるデータの入力を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記換算部は、前記入力部により入力された前記データに基づいて、前記第2の項目の値を前記第1の項目の値に換算する、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の機器管理装置。
  6. 前記第2の項目は、前記第2の機器の使用時間、および、前記第2の機器の使用に伴う二酸化炭素排出量のいずれかである、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の機器管理装置。
  7. 前記第2の機器は、前記第1の機器と種類が異なる、
    請求項1に記載の機器管理装置。
  8. 第1の機器と、第2の機器と、前記第1の機器および前記第2の機器とネットワークで接続された機器管理装置とを備えた機器管理システムであって、
    前記第1の機器は、前記第1の機器における使用状況を示す、第1の項目を含む第1の使用状況データを前記機器管理装置に送信し、
    前記第2の機器は、前記第2の機器における使用状況を示す、前記第1の項目を含まず第2の項目を含む第2の使用状況データを前記機器管理装置に送信し、
    前記機器管理装置は、
    前記第1の機器から前記第1の使用状況データを受信し、前記第2の機器から前記第2の使用状況データを受信し、受信した前記第1の使用状況データと前記第2の使用状況データとを記憶装置に保存する収集部と、
    前記記憶装置に保存された前記第2の使用状況データに含まれる前記第2の項目の値を、前記第1の項目の値に換算する換算部と、
    前記第1の使用状況データ、および、換算された前記第2の使用状況データに基づいて、ユーザに報告するための報告データを生成する生成部と、を備え、
    前記第1の項目は、用紙出力枚数である、
    機器管理システム。
  9. 前記機器管理装置は、前記報告データを出力する出力部をさらに備える、
    請求項8に記載の機器管理システム。
  10. 前記出力部は、前記報告データをネットワークを介して送信する、
    請求項9に記載の機器管理システム。
  11. 前記出力部は、前記報告データを表示装置に表示する、
    請求項9に記載の機器管理システム。
  12. 前記機器管理装置は、前記換算部による換算に用いられるデータの入力を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記換算部は、前記入力部により入力された前記データに基づいて、前記第2の項目の値を前記第1の項目の値に換算する、
    請求項8〜11のいずれか1つに記載の機器管理システム。
  13. 前記第2の項目は、前記第2の機器の使用時間、および、前記第2の機器の使用に伴う二酸化炭素排出量のいずれかである、
    請求項8〜12のいずれか1つに記載の機器管理システム。
  14. 前記第2の機器は、前記第1の機器と種類が異なる、
    請求項8に記載の機器管理システム。
  15. 第1の機器および第2の機器とネットワークで接続された機器管理装置を、
    前記第1の機器における使用状況を示す、第1の項目を含む第1の使用状況データを前記第1の機器から受信し、前記第2の機器における使用状況を示す、前記第1の項目を含まず第2の項目を含む第2の使用状況データを前記第2の機器から受信し、受信した前記第1の使用状況データと前記第2の使用状況データとを記憶装置に保存する収集部と、
    前記記憶装置に保存された前記第2の使用状況データに含まれる前記第2の項目の値を、前記第1の項目の値に換算する換算部と、
    前記第1の使用状況データ、および、換算された前記第2の使用状況データに基づいて、ユーザに報告するための報告データを生成する生成部、として機能させ、
    前記第1の項目は、用紙出力枚数である、
    ログラム。
  16. 前記機器管理装置を、さらに前記報告データを出力する出力部として機能させる、
    請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記出力部は、前記報告データをネットワークを介して送信する、
    請求項16に記載プログラム。
  18. 前記出力部は、前記報告データを表示装置に表示する、
    請求項16に記載プログラム。
  19. 前記機器管理装置を、さらに前記換算部による換算に用いられるデータの入力を受け付ける入力部として機能させ、
    前記換算部は、前記入力部により入力された前記データに基づいて、前記第2の項目の値を前記第1の項目の値に換算する、
    請求項15〜18のいずれか1つに記載のプログラム。
  20. 前記第2の項目は、前記第2の機器の使用時間、および、前記第2の機器の使用に伴う二酸化炭素排出量のいずれかである、
    請求項15〜19のいずれか1つに記載のプログラム。
  21. 前記第2の機器は、前記第1の機器と種類が異なる、
    請求項15に記載のプログラム。
  22. 第1の機器および第2の機器とネットワークで接続された機器管理装置で実行される機器管理方法であって、
    前記第1の機器における使用状況を示す、第1の項目を含む第1の使用状況データを前記第1の機器から受信し、
    前記第2の機器における使用状況を示す、前記第1の項目を含まず第2の項目を含む第2の使用状況データを前記第2の機器から受信し、
    受信した前記第1の使用状況データと前記第2の使用状況データとを記憶装置に保存し、
    前記記憶装置に保存された前記第2の使用状況データに含まれる前記第2の項目の値を、前記第1の項目の値に換算し、
    前記第1の使用状況データ、および、換算された前記第2の使用状況データに基づいて、ユーザに報告するための報告データを生成する、ことを含み、
    前記第1の項目は、用紙出力枚数である、
    器管理方法。
  23. 前記報告データを出力することをさらに含む、
    請求項22に記載の機器管理方法。
  24. 前記報告データをネットワークを介して送信する、
    請求項23に記載の機器管理方法。
  25. 前記報告データを表示装置に表示する、
    請求項23に記載の機器管理方法。
  26. 換算に用いられるデータの入力を受け付けることをさらに含み、
    入力された前記データに基づいて、前記第2の項目の値を前記第1の項目の値に換算する、
    請求項22〜25のいずれか1つに記載の機器管理方法。
  27. 前記第2の項目は、前記第2の機器の使用時間、および、前記第2の機器の使用に伴う二酸化炭素排出量のいずれかである、
    請求項22〜26のいずれか1つに記載の機器管理方法。
  28. 前記第2の機器は、前記第1の機器と種類が異なる、
    請求項22に記載の機器管理方法。
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