JP2009212744A - 二酸化炭素排出量管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進可能な二酸化炭素排出量管理システムを提供する。
【解決手段】CO2排出量管理サーバ5では、利用状況取得部71は、各画像形成装置3毎の利用状況を取得し、これを受けて推奨モード演算部75は、利用状況取得部71で取得した当該装置に係る利用状況と、推奨モードデータベース73の蓄積内容と、に基づいて、当該装置に係る推奨モードを演算する。また、評価結果取得部77は、各装置毎の推奨モードに係る評価結果を取得する。ここで、推奨モード更新部79は、評価結果取得部77で取得した評価結果を、推奨モードデータベース73の蓄積内容に反映させる更新を行う。このため、推奨モード演算部75における演算結果には、各装置毎の推奨モードに係る評価結果が反映されることになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進可能な二酸化炭素排出量管理システムに関する。
従来、コピー、ファクシミリ、スキャナ、並びに、プリンタ等の諸機能を併せ持つ、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)とも呼ばれる画像形成装置が提供されている。
かかるMFPにあっては、地球環境保全等の観点から、装置で消費される電力を測定し、これを二酸化炭素(以下、「CO2」と省略する場合がある。)排出量に換算して表示するようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
また、画像形成装置を使用することにより特定期間に消費される消費電力の値を得てCO2排出量に換算し、前記特定期間に消費される消耗品の消費量を得てCO2排出量を求め、上記各排出量を加算して、これを画像形成装置の特定期間のCO2排出量として出力するようにしたものも公知である(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1、2に係る従来技術では、画一的な基準に従って求められたCO2排出量低減のための推奨モードを単に提示するに止まる。このため、ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減のための推奨モードを、各ユーザに提供することはできない。
特開平11-331724号公報 特願2000−184374号公報
解決しようとする問題点は、従来技術では、ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進することはできない点である。
本発明は、ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進するための二酸化炭素排出量管理システムであって、1又は2以上の画像形成装置と、前記各画像形成装置の使用に係るCO2排出量を統括管理するCO2排出量管理サーバと、の間を、通信媒体を介して接続して構成され、前記CO2排出量管理サーバは、前記各画像形成装置の使用に係るCO2排出量削減のための推奨モードを、該当する画像形成装置宛に提供する機能を備えてなる二酸化炭素排出量管理システムであって、前記各画像形成装置は、当該装置の利用状況を収集する利用状況収集手段と、前記提供された推奨モードを当該装置の動作モードとして設定する動作モード設定手段と、前記動作モード設定手段で設定された推奨モードに係る評価結果を収集する評価結果収集手段と、を備える一方、前記CO2排出量管理サーバは、前記各画像形成装置毎の利用状況を取得する利用状況取得手段と、前記各画像形成装置の使用に係るCO2排出量削減のための推奨モードが、その利用状況に関係付けて蓄積される推奨モードデータベースと、前記利用状況取得手段で取得した当該装置に係る利用状況と、前記推奨モードデータベースの蓄積内容と、に基づいて、当該装置に係る推奨モードを演算する推奨モード演算手段と、前記各画像形成装置毎の推奨モードに係る評価結果を取得する評価結果取得手段と、前記評価結果取得手段で取得した評価結果を、前記推奨モードデータベースの蓄積内容に反映させる更新を行う推奨モード更新手段と、を備え、前記CO2排出量管理サーバは、前記各画像形成装置毎に個別の利用状況又は要求が反映された推奨モードを該当する各装置宛に提供する、ことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る二酸化炭素排出量管理システムにおいて、前記各画像形成装置では、利用状況収集手段は、当該装置の利用状況を収集し、動作モード設定手段は、前記提供された推奨モードを当該装置の動作モードとして設定し、評価結果収集手段は、前記動作モード設定手段で設定された推奨モードに係る評価結果を収集する。一方、前記CO2排出量管理サーバでは、利用状況取得手段は、前記各画像形成装置毎の利用状況を取得し、これを受けて推奨モード演算手段は、前記利用状況取得手段で取得した当該装置に係る利用状況と、前記推奨モードデータベースの蓄積内容と、に基づいて、当該装置に係る推奨モードを演算する。また、評価結果取得手段は、各画像形成装置毎の推奨モードに係る評価結果を取得する。ここで、推奨モード更新手段は、評価結果取得手段で取得した評価結果を、推奨モードデータベースの蓄積内容に反映させる更新を行う。このため、推奨モード演算手段における演算結果には、各画像形成装置毎の推奨モードに係る評価結果が反映されることになる。従って、CO2排出量管理サーバは、各画像形成装置毎に個別の利用状況又は要求が反映された推奨モードを該当する各装置宛に提供することが可能となる結果として、ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進可能なCO2排出量管理システムを得ることができる。
ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進可能なCO2排出量管理システムを得るといった目的を、各画像形成装置毎に個別の利用状況又は要求が反映された推奨モードを該当する各装置宛に提供可能なCO2排出量管理サーバにより実現した。
以下、本発明に係る二酸化炭素排出量管理システムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[二酸化炭素排出量管理システムの概略構成]
図1は、本発明実施例に係る二酸化炭素排出量管理システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明に係る二酸化炭素排出量管理システム1は、ユーザ側のオフィス等に設置される複数の画像形成装置3,3,3・・・と、同装置の製造メーカの管理下に置かれて、各画像形成装置3の使用に係るCO2排出量を統括管理するCO2排出量管理サーバ5と、の間を、公衆回線網(本発明の「通信媒体」に相当する。)7を介して接続して構成されている。なお、CO2排出量管理サーバ5は、各画像形成装置3の使用に係るCO2排出量削減のための推奨モードを、該当する画像形成装置3宛に提供する機能を備えている。
[CO2排出量管理サーバの概略構成]
本発明で重要な役割を果たすCO2排出量管理サーバ5は、図1に示すように、各画像形成装置3毎の利用状況を取得する利用状況取得部(本発明の「利用状況取得手段」に相当する。)71と、各画像形成装置3の使用に係るCO2排出量削減のための推奨モードが、その利用状況に関係付けて蓄積される推奨モードデータベース73と、利用状況取得部71で取得した当該装置に係る利用状況と、推奨モードデータベース73の蓄積内容と、に基づいて、当該装置に係る推奨モードを演算する推奨モード演算部(本発明の「推奨モード演算手段」に相当する。)75と、各画像形成装置3毎の推奨モードに係る評価結果を取得する(本発明の「評価結果取得手段」に相当する。)77と、評価結果取得部77で取得した評価結果を、推奨モードデータベース73の蓄積内容に反映させる更新を行う推奨モード更新部(本発明の「推奨モード更新手段」に相当する。)79と、を備えて構成されている。
[画像形成装置(デジタル複合機)の概略構成]
次に、本発明に係る画像処理装置3の一実施例として、デジタル複合機を例示して説明する。
図2は、デジタル複合機の概略構成を示すブロック図、図3は、同デジタル複合機における操作パネル部の外観図である。
本機3は、例えば、コピージョブ、Fax送信ジョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク送信(メール送信やデータ送信)ジョブを含む諸機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本機3は、原稿読取部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びに、ネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本機3全体の動作を統括制御する。
原稿読取部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子: Charge Coupled Device )センサ25を含む。原稿読取部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサ25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ送出する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、原稿読取部21で読み取られた画像データを、必要に応じて補正部33及び画像加工部35で処理し、処理後の画像データを画像メモリ37に記憶させ、或いは、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ送出する。補正部33は、原稿読取部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部(本発明の「画像形成手段」に相当する。)45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、原稿読取部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、図2及び図3に示すように、タッチパネル部53及び機能キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
本発明の表示手段として機能するタッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の設定画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数などを設定するための情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。また、タッチパネル部53は、複数ページにわたる原稿画像を含む電子文書を表示する際に用いられる。
機能キー部55は、画像形成処理に係る各種機能を選択する際にユーザによって操作される複数の機能キー、並びに、ショートカットキーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、又は、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に用いられる。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、原稿読取部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)63は、原稿読取部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、デジタル複合機、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCや外部サーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)を備えており、公衆回線網を介して接続されたCO2排出量管理サーバ5との間におけるデータ通信を制御する。
さて、ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進するために、本発明実施例に係るデジタル複合機3は、当該機3の利用状況を収集する利用状況収集部(本発明の「利用状況収集手段」に相当する。)81と、利用状況収集部81で収集した当該機3の利用状況を記憶する利用状況記憶部83と、CO2排出量管理サーバ5から提供された推奨モードを当該機3の動作モードとして設定する動作モード設定部(本発明の「動作モード設定手段」に相当する。)85と、動作モード設定部85で設定された推奨モードに係る評価結果を収集する評価結果収集部(本発明の「評価結果収集手段」に相当する。)87と、CO2排出量削減結果等をタッチパネル部53の表示画面上に表示させる制御を行う表示制御部89と、を備えて構成されている。
[二酸化炭素排出量管理システムの動作]
次に、本発明実施例に係る二酸化炭素排出量管理システムの動作について、図4を参照して説明する。図4は、本発明実施例に係る二酸化炭素排出量管理システムにおけるCO2排出量管理サーバの動作フローチャート図を示す。
前提として、本発明実施例に係るCO2排出量管理サーバ5は、複数の複合機3のCO2排出量削減に係る推奨モードを統括管理しているものとする。
図4に示すように、主制御部11は、複数の各複合機3毎の推奨モードに係る更新時期(例えば、1週毎、1月毎、半年毎、1年毎などの、複合機3の管理者において適宜変更可能な周期)の到来有無を常時監視している(ステップS11)。
ステップS11の監視の結果、推奨モードに係る更新時期が到来している複合機3が検知されたとき、利用状況取得部71は、通信網7等を介して、該当機3に係る利用状況を取得する。
次いで、評価結果取得部77は、該当機3の推奨モードに係る評価結果の存在有無を判定する(ステップS13)。ステップS13の判定の結果、評価結果が存在しない旨の判定が下されたとき、評価結果取得部77は、処理の流れをステップS15までジャンプさせる。一方、評価結果が存在する旨の判定が下されたとき、評価結果取得部77は、その評価結果を取得する。これを受けて推奨モード更新部79は、評価結果取得部77で取得した評価結果を、推奨モードデータベース73の蓄積内容に反映させる更新を行う(ステップS14)。具体的には、推奨モード更新部79は、例えば、「満足」に係る評価結果を受けたときは、現在の推奨モードデータベース73の蓄積内容をそのまま維持させる一方、「不満」に係る評価結果を受けたときは、その「不満」を解消することを考慮して、推奨モードデータベース73の蓄積内容を変更することを通じて、推奨モードの更新処理を行う。
次いで、推奨モード演算部75は、ステップS12で取得した該当機3に係る利用状況と、推奨モードデータベース73の蓄積内容と、に基づいて、該当機3に係る推奨モードを演算する(ステップS16)。具体的には、推奨モード演算部75は、ステップS12で周期的に取得した該当機3に係る利用状況から、同所定期間内において利用頻度が所定値を越える特徴期間(例えば、ユーザ毎に異なる閑散期と繁忙期が存在する場合に、繁忙期が該当する。)を抽出し、当該抽出した特徴期間と、推奨モードデータベース73の蓄積内容と、に基づいて、当該特徴期間での利用に係る肯定的な評価結果が得られることを考慮して、該当機3に係る推奨モードを演算する。
ここで、「所定期間内において利用頻度が所定値を越える特徴期間を抽出する」とは、例えば、所定期間が1週間であって、該当機3の利用状況として、土曜日の午後から日曜日の午前中に印刷ジョブが集中する状況が存在する場合に、この集中期間を、利用頻度が所定値を越える特徴期間として抽出することを意味する。また、例えば、所定期間が1月であって、該当機3の利用状況として、28日〜31日辺りの月末に印刷ジョブが集中する状況が存在する場合に、この集中期間を、利用頻度が所定値を越える特徴期間として抽出することを意味する。
さらに、「抽出した特徴期間と、推奨モードデータベース73の蓄積内容と、に基づいて、当該特徴期間での利用に係る肯定的な評価結果が得られることを考慮して、該当機3に係る推奨モードを演算する」とは、前記前者の例では、印刷ジョブが集中する土曜日の午後から日曜日の午前中までの特徴期間での利用に係る肯定的な評価結果が得られることを考慮して、月曜から金曜までの該当機3の利用機会を制限するように推奨モードを演算することを意味する。また、前記後者の例では、印刷ジョブが集中する28日〜31日辺りの月末の特徴期間での利用に係る肯定的な評価結果が得られることを考慮して、1日〜27日までの該当機3の利用機会を制限するように推奨モードを演算することを意味する。
そして、CO2排出量管理サーバ5は、各機毎に個別の利用状況又は要求が反映された推奨モードを該当機3宛に提供し(ステップS17)、全ての処理の流れを終了させる。
ステップS17でCO2排出量管理サーバ5から提供されてきた推奨モードを受けて、該当機3では、動作モード設定部85は、前記提供された推奨モードを該当機3の動作モードとして設定する。これにより、該当機3では、個別の利用状況又は要求が反映された推奨モードが設定された状態で、各種ジョブが利用に供されることとなる。また、該当機3では、その利用状況に基づいてCO2排出量削減結果が演算され、これを受けて表示制御部83は、その演算結果(CO2排出量削減結果)をタッチパネル部53に表示させる一方、画像形成部45は、その演算結果(CO2排出量削減結果)を印刷出力させる。
[本発明実施例の効果]
以上述べたように、本発明実施例に係るCO2排出量管理システム1によれば、CO2排出量管理サーバ5では、推奨モード更新部79は、評価結果取得部77で取得した評価結果を、推奨モードデータベース73の蓄積内容に反映させる更新を行う。このため、推奨モード演算部75における演算結果には、各複合機3毎の推奨モードに係る評価結果が反映されることになる。従って、CO2排出量管理サーバ5では、各複合機3毎に個別の利用状況又は要求が反映された推奨モードを該当機宛に提供することが可能となる結果として、ユーザ毎に個別の利用状況又は要求に沿ったCO2排出量削減を効果的に推進するとともに、ユーザサイドにおけるCO2排出量削減意識の向上を図ることができる。
また、CO2排出量管理サーバ5は、複数の複合機3の製造メーカの管理下に置かれていて、各複合機3毎の利用状況を取得するので、当該製造メーカでは、ユーザの許可を受けた上で、各ユーザ毎の利用状況の情報をもって、システム管理を行なうサービスを実施したり、次機種開発に向けた機能の改善、消費電力制御の改善などのマーケッティング情報として使用するなどといった、副次的な効果を期待することもできる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術的思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うCO2排出量管理システムもまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、例えば、本発明実施例において、通信媒体として公衆回線網7を例示するとともに、CO2排出量管理サーバ5を画像形成装置の製造メーカの管理下に置く態様を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、例えば、通信媒体としてLAN等の構内回線網を採用するとともに、CO2排出量管理サーバ5をユーザ側の管理下に置く態様を採用してもよいことはいうまでもない。
本発明実施例に係る二酸化炭素排出量管理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明実施例に係る二酸化炭素排出量管理システムの構成要素であるデジタル複合機の概略構成を示すブロック図である。 同デジタル複合機における操作パネル部の外観図である。 本発明実施例に係る二酸化炭素排出量管理システムにおけるCO2排出量管理サーバの動作フローチャート図である。
符号の説明
1 二酸化炭素排出量管理システム
3 デジタル複合機(画像形成装置)
5 CO2排出量管理サーバ
7 公衆回線網(通信媒体)
11 主制御部
45 画像形成部(画像形成手段)
53 タッチパネル部(表示手段)
71 利用状況取得部(利用状況取得手段)
73 推奨モードデータベース
75 推奨モード演算部(推奨モード演算手段)
77 評価結果取得部(評価結果取得手段)
79 推奨モード更新部(推奨モード更新手段)
81 利用状況収集部(利用状況収集手段)
83 利用状況記憶部
85 動作モード設定部(動作モード設定手段)
87 評価結果収集部(評価結果収集手段)
89 表示制御部

Claims (3)

  1. 1又は2以上の画像形成装置と、前記各画像形成装置の使用に係る二酸化炭素(以下、「CO2」と省略する場合がある。)排出量を統括管理するCO2排出量管理サーバと、の間を、通信媒体を介して接続して構成され、
    前記CO2排出量管理サーバは、前記各画像形成装置の使用に係るCO2排出量削減のための推奨モードを、該当する画像形成装置宛に提供する機能を備えてなる二酸化炭素排出量管理システムであって、
    前記各画像形成装置は、
    当該装置の利用状況を収集する利用状況収集手段と、
    前記提供された推奨モードを当該装置の動作モードとして設定する動作モード設定手段と、
    前記動作モード設定手段で設定された推奨モードに係る評価結果を収集する評価結果収集手段と、
    を備える一方、
    前記CO2排出量管理サーバは、
    前記各画像形成装置毎の利用状況を取得する利用状況取得手段と、
    前記各画像形成装置の使用に係るCO2排出量削減のための推奨モードが、その利用状況に関係付けて蓄積される推奨モードデータベースと、
    前記利用状況取得手段で取得した当該装置に係る利用状況と、前記推奨モードデータベースの蓄積内容と、に基づいて、当該装置に係る推奨モードを演算する推奨モード演算手段と、
    前記各画像形成装置毎の推奨モードに係る評価結果を取得する評価結果取得手段と、
    前記評価結果取得手段で取得した評価結果を、前記推奨モードデータベースの蓄積内容に反映させる更新を行う推奨モード更新手段と、
    を備え、
    前記CO2排出量管理サーバは、前記各画像形成装置毎に個別の利用状況又は要求が反映された推奨モードを該当する各装置宛に提供する、
    ことを特徴とする二酸化炭素排出量管理システム。
  2. 請求項1記載の二酸化炭素排出量管理システムであって、
    前記CO2排出量管理サーバでは、
    前記利用状況取得手段は、
    前記各画像形成装置毎の利用状況を、所定期間をおいて周期的に取得し、
    前記推奨モード演算手段は、
    前記利用状況取得手段で周期的に取得した当該装置に係る利用状況から、前記所定期間内において利用頻度が所定値を越える特徴期間を抽出し、当該抽出した特徴期間と、前記推奨モードデータベースの蓄積内容と、に基づいて、当該特徴期間での利用に係る肯定的な評価結果が得られることを考慮して、当該装置に係る推奨モードを演算する、
    ことを特徴とする二酸化炭素排出量管理システム。
  3. 請求項1又は2記載の二酸化炭素排出量管理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    当該装置に係るCO2排出量削減結果を提示するための表示手段又は画像形成手段のうち少なくとも何れか一方を備え、
    前記CO2排出量削減結果を表示及び/又は印刷出力する、
    ことを特徴とする二酸化炭素排出量管理システム。
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