JP5741446B2 - 利用可能帯域計測方法、利用可能帯域計測システム、端末装置及びプログラム - Google Patents

利用可能帯域計測方法、利用可能帯域計測システム、端末装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークにおける通信経路の利用可能帯域を計測するための技術に関する。
一般に、IPネットワークで利用可能な帯域(以下、利用可能帯域という。)とは、IPネットワークの物理帯域から、IPネットワークに流れている他のトラヒック(以下、クロストラヒックという。)を引いた空き帯域のことを示す。例えば、物理帯域が100Mbpsで、クロストラヒックが30Mbpsの場合には、利用可能帯域は、100Mbps−30Mbps=70Mbpsである。
従来より、この利用可能帯域の計測技術に関して、種々の提案がなされている。例えば、非特許文献1では、送信側端末から、固定サイズの複数の計測パケット列を1つのまとまりとして受信側端末に送信し、受信側端末において各計測パケットの受信間隔の変化を検出することで、利用可能帯域を計測する方法が提案されている。この技術では、送信側端末から計測パケット列を送信する際に、各計測パケットの送信間隔を指数関数的に減少させる。このようにすることで、当該計測パケット列において、計測パケットの送信レートが指数関数的に増加する。
ここで、計測パケットがネットワークを通過する際に、計測パケット間にクラストラヒックのパケットが挟まると、計測パケットの送信レートがネットワークの利用可能帯域を超えることがある。計測パケットの送信レートが利用可能帯域を超えると、受信側端末での計測パケットの受信間隔が、送信側端末での送信間隔に対して増加する。非特許文献1に係る技術では、この性質を利用し、受信側端末において、計測パケットの受信間隔が送信側端末での送信間隔と比較して増加し始める箇所を検出し、計測パケットのパケットサイズをその箇所における送信間隔で除算することで、利用可能帯域を計算する。
また、特許文献1には、送信側端末から、固定サイズで送信間隔が等間隔の計測パケット列を受信側端末に送信する動作を複数回繰り返すことで、利用可能帯域を探索する方法が提案されている。特許文献1に係る技術では、受信側端末において、受信間隔が増加傾向であると判断された場合には、送信側端末から送信間隔を指数関数的に減少させた計測パケット列を受信側端末に送信する。これとは逆に、受信側端末において、受信間隔が減少傾向であると判断された場合には、送信側端末から送信間隔を指数関数的に増加させた計測パケット列を受信側端末に送信する。特許文献1に係る技術では、このような動作を繰り返し行い、二分探索を行うことで、利用可能帯域を探索する。
特許第4153510号公報
Vinay J. Ribeiro, Rudolf H. Riedi, Richard G.Baraniuk, Jiri Navratil and Les Cottrell, "pathChirp: Efficient Available Bandwidth Estima tion for Network Paths,"in Proc of Passive and Active Measurement Workshop 2003.
ところで、近年のIPネットワークでは、全二重の通信が一般的となっており、通信経路が同一であっても、通信方向に応じて利用可能帯域が異なるのが通常である。例えば、端末Aと端末Bとが通信をする場合、端末Aから端末Bへの方向の利用可能帯域が50Mbpsであり、端末Bから端末Aへの方向の利用可能帯域が60Mbpsであるという場合がある。
この点に関し、上記の特許文献1及び非特許文献1に提案の技術では、1台の端末から別の端末への片方向の利用可能帯域の計測しか考慮していないといえる。したがって、上記従来の技術では、フルメッシュ接続された複数端末間の通信経路毎に双方向の利用帯域を短時間で正確に計測することは困難である。
上記の問題点を、端末A〜Dの4台の端末がフルメッシュ接続されており、端末Aが全ての計測結果を取得する場合を例にして説明する。この場合、各端末間の通信経路の合計は、6本である。したがって、双方向まで考慮すると、利用可能帯域の計測対象経路は、全体で、6×2=12本となる。この場合、各通信経路毎の双方向の利用可能帯域を、特許文献1や非特許文献1の提案技術を用いて計測する方法には、各通信経路の各方向の利用可能帯域を逐一直列的に計測する方法と、各通信経路の各方向の利用可能帯域を同時並列的に計測する方法との2つが考えられる。
図10は、各通信経路における双方向の利用可能帯域を逐一直列的に計測する例を示している。先ず、ステップ401では、端末Aは、端末Bに対して計測パケット列を送信する。ステップ402では、端末Bは、端末Aから送信された計測パケット列の受信状況から利用可能帯域を計算し、その計算結果、即ち、利用可能帯域の計測結果を端末Aに送信する。これにより、端末Aは、端末Aから端末Bへの方向の利用可能帯域を取得できる。
端末Aは、端末Bから計測結果を受け取ると、端末Bに対して、端末Cに計測パケット列を送信する旨の指示を行う。ステップ403では、端末Bは、端末Aからの指示に従って、端末Cへ計測パケット列を送信する。ステップ404では、端末Cは、端末Bから送信された計測パケット列の受信状況から利用可能帯域を計算し、計算結果(計測結果)を端末Aに送信する。これにより、端末Aは、端末Bから端末Cに至る通信経路の利用可能帯域を取得できる。また、端末Aは、端末Cから計測結果を受け取ると、端末Cに対して、端末Dに計測パケット列を送信する旨の指示を行う。
以降、同様に、各端末は、端末Aからの指示に基づいて、他の端末に計測パケット列を送信し、また、他の端末から送信された計測パケット列の受信状況から利用可能帯域の計測を行い、その計測結果を端末Aに送信する(ステップ405〜422)。このようにして、端末Aは、全通信経路における双方向の利用可能帯域を取得できる。
図11は、各通信経路における双方向の利用可能帯域を同時並列的に計測する例を示している。端末Aは、端末B〜Dのそれぞれに、各端末が接続している全ての端末に対して計測パケット列を同時に送信する旨を指示する(ステップ451)。端末A〜Dは、それぞれ、接続している全ての端末に対して計測パケット列を同時に送信する(ステップ452)。そして、端末A〜Dは、それぞれ、他の端末から受信した計測パケット列の受信状況に基づいて、各通信経路の利用可能帯域を計算する。その後、端末B〜Dは、各通信経路における利用可能帯域の計測結果を端末Aに送信する(ステップ453)。
上記において、利用可能帯域を逐一直列的に計測する場合、端末Aが全通信経路の双方向の利用可能帯域を取得できるまでに多数のステップを経る必要がある。このため、利用可能帯域の計測を短時間で行うことができない。一方、利用可能帯域を同時並列的に計測する場合は、ステップ数が少なく、短時間で利用可能帯域の計測を終えることができる。しかし、ある端末から複数の端末へ同時に計測パケット列が送信されたり、あるいは、複数の端末からある端末へ同時に計測パケット列が送信されると、複数の計測パケット列が衝突して干渉し、計測パケット列を構成する各計測パケット間の間隔が広がるおそれがある。
例えば、図11で、端末Aに着目すると、ステップ452で端末Aから端末B〜Dに向けて同時に送信された計測パケット列が、端末Aに直接接続されたネットワークケーブルを同時に通過する際に、干渉が発生する。また、端末B〜Dから端末Aに同時に送信された3つの計測パケット列が、端末Aに直接接続されたネットワークケーブルに同時に流入して干渉が発生する。その結果、本当はネットワークが混雑していない場合でも、受信側端末において計測パケットの受信間隔の広がりが観測され、利用可能帯域を誤って少なめに計算し、正確に計測することができない可能性がある。
双方向通信システムでは、複数の通信経路毎に、双方向の利用可能帯域を正確に計測することが重要である。特に、複数の端末間をIPネットワーク上でフルメッシュ接続してIP電話会議等のリアルタイムな双方向コミュニケーションを行うシステムでは、双方向の利用可能帯域を短時間で正確に計測することが求められる。複数端末間の通信経路毎に双方向の利用可能帯域を短時間で正確に計測することができれば、例えば、1本の音声や映像が消費する帯域が既知の固定値であるとすると、何台までの端末がIP電話会議やIPテレビ会議に参加できるかを、短い待ち時間で正確に計算することができる。
しかしながら、上記説明したように、利用可能帯域を短時間で計測するということと、正確に計測するということとの間には、トレードオフの関係がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、複数端末間の双方向の利用可能帯域を短時間且つ正確に計測可能な利用可能帯域計測方法等を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る利用可能帯域計測方法は、
ネットワークを介して相互に接続された複数の端末装置のそれぞれに対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を指示するステップと、
前記順序に従って、前記複数の端末装置のそれぞれから前記送信先の端末装置へ計測パケット列を送信するステップと、
前記送信先の端末装置における前記計測パケット列の受信状況に基づいて、計測パケット列の送信元から送信先までの経路の利用可能帯域を計算するステップと、を有し、
前記順序を指示するステップでは、前記複数の端末装置のそれぞれに対して、当該端末装置を除く他の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストを含む計測順番情報を通知し、
全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されている、ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る利用可能帯域計測システムは、
ネットワークを介して相互に接続されたマスタ端末装置と複数のスレーブ端末装置とを備え、
前記マスタ端末装置は、
前記スレーブ端末装置に対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を示す計測順番情報を通知する計測順番指示手段と、
当該マスタ端末装置用に設定された前記計測順番情報に基づいて、前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する第1の計測順番解釈手段と、
前記第1の計測順番解釈手段が解釈した順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する第1の計測パケット送信手段と、
他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から当該マスタ端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する第1の利用可能帯域計算手段と、を備え、
各計測順番情報には、前記送信先の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストが含まれ、全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されており、
前記スレーブ端末装置は、
前記マスタ端末装置から通知された前記計測順番情報に基づいて、当該スレーブ端末装置が前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する第2の計測順番解釈手段と、
前記第2の計測順番解釈手段が決定した順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する第2の計測パケット送信手段と、
他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から当該スレーブ端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する第2の利用可能帯域計算手段と、を備える、ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る端末装置は、
ネットワークを介して相互に接続された他の端末装置に対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を示す計測順番情報を通知する計測順番指示手段と、
自端末装置用に設定された前記計測順番情報に基づいて、前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する計測順番解釈手段と、
前記計測順番解釈手段が解釈した順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する計測パケット送信手段と、
他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から自端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する利用可能帯域計算手段と、を備え、
各計測順番情報には、前記送信先の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストが含まれ、全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されている、ことを特徴とする。
本発明の第の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
ネットワークを介して相互に接続された他の端末装置に対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を示す計測順番情報を通知する処理と、
自端末装置用に設定された前記計測順番情報に基づいて、前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する処理と、
前記解釈された順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する処理と、
他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から自端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する処理と、を実行させ、
各計測順番情報には、前記送信先の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストが含まれ、全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数端末間の双方向の利用可能帯域を短時間且つ正確に計測することができる。
本発明の利用可能帯域計測方法の概要を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る利用可能帯域計測システムの全体構成を示す図である。 図2に示す利用可能帯域計測システムを構成する各端末の機能構成を示すブロック図である。 計測順番情報の構成を示す図である。 端末A〜端末Dそれぞれに対応する計測順番情報の内容を示す図である。 計測結果情報の構成を示す図である。 マスタ端末の処理手順を示すフローチャートである。 スレーブ端末の処理手順を示すフローチャートである。 端末数が3台〜6台のときの計測パケット列の送受信及び計測結果の送受信の様子を示す図である。 各通信経路における双方向の利用可能帯域を逐一直列的に計測する方法について説明するための図である。 各通信経路における双方向の利用可能帯域を同時並列的に計測する方法について説明するための図である。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の概要を説明する。図1は、本発明の利用可能帯域計測方法の概要を示すフローチャートである。本発明の方法では、まず、ネットワークを介して相互に接続された複数の端末のそれぞれに対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末の順序が指示される(ステップS101)。次いで、複数の端末のそれぞれにおいて、指示された順序に従って、送信先の端末へ計測パケット列が送信される(ステップS102)。そして、送信先の端末における計測パケット列の受信状況に基づいて、計測パケット列の送信元から送信先までの経路における利用可能帯域が計算される(ステップS103)。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る利用可能帯域計測システムの構成を示す図である。図2に示すように、この利用可能帯域計測システムは、一のマスタ端末(端末A101)と、複数のスレーブ端末(端末B102、端末C103及び端末D104)と、から構成され、これらは、ネットワーク105を介して相互に接続されている。なお、ネットワーク105には、端末A101端末B102、端末C103及び端末D104以外の図示しない端末が接続されていてもよく、それら図示しない端末間でクロストラヒックが流れていてもよい。
マスタ端末として機能する端末A101は、各スレーブ端末(端末B102、端末C103及び端末D104)に対して、利用可能帯域を計測するための計測パケット列の送信順序を指示すると共に、各スレーブ端末で計測された利用可能帯域を収集する。各スレーブ端末は、各端末(マスタ端末及び自端末以外の全スレーブ端末)に対して、マスタ端末から指示された順序で計測パケット列を送信する。また、各スレーブ端末は、他の端末との通信経路における利用可能帯域の計測結果をマスタ端末に送信する。なお、本実施形態では、スレーブ端末を3台としているが、スレーブ端末は4台以上であってもよい。
端末A101、端末B102、端末C103及び端末D104としては、それぞれ、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話、スマートフォン、固定電話、街頭マルチメディア端末、車載端末、ネットワーク接続機能付きテレビ、ネットワーク接続機能付きセットトップボックス、ゲーム機、ネットワーク接続機能付きプリンタ、又は、ネットワーク接続機能付きスキャナ等が例示できる。あるいは、端末A101、端末B102、端末C103及び端末D104は、外部と情報をやり取りする機能を備えたその他の類似装置であってもよい。
図3は、各端末の機能構成を示すブロック図である。端末A101は、計測順番指示部A110と、計測順番解釈部A111と、計測パケット送信部A112と、利用可能帯域計算部A113と、送受信部A114と、計測データ記憶部A115と、を備える。端末B102は、計測順番指示部B110と、計測順番解釈部B111と、計測パケット送信部B112と、利用可能帯域計算部B113と、送受信部B114と、計測データ記憶部B115と、を備える。端末C103は、計測順番指示部C110と、計測順番解釈部C111と、計測パケット送信部C112と、利用可能帯域計算部C113と、送受信部C114と、計測データ記憶部C115と、を備える。端末D104は、計測順番指示部D110と、計測順番解釈部D111と、計測パケット送信部D112と、利用可能帯域計算部D113と、送受信部D114と、計測データ記憶部D115と、を備える。
計測順番指示部A110は、各スレーブ端末(端末B102、端末C103及び端末D104)に対して、計測パケット列を送信すべき送信先の端末の順序を指示する。具体的には、計測順番指示部A110は、各スレーブ端末に、計測パケット列の送信順序が設定された計測受信端末リストを含む計測順番情報を送信することで、計測パケット列の送信先の端末の順序を通知する。また、計測順番指示部A110は、計測順番解釈部A111に自端末(即ち、端末A101)用の計測順番情報を供給する。計測順番情報の詳細は後述する。
計測順番解釈部A111(第1の計測順番解釈手段)は、計測順番指示部A110から供給された計測順番情報を解析し、端末A101が他の端末に計測パケット列を送信する順序を解釈する。
計測パケット送信部A112(第1の計測パケット送信手段)は、計測パケット列を他の端末へ送信する。計測パケットには、例えば、IP(Internet Protocol)パケット、UDP(User Dataram Protocol)パケット、RTP(Real-time Transport Protocol)パケット、TCP(Transmission Control Protocol)パケット等を用いることができる。なお、計測パケットは、これら以外のプロトコルのパケットであってもよい。
利用可能帯域計算部A113(第1の利用可能帯域計算手段)は、受信した他の端末からの計測パケット列を用いて、当該端末との間の通信経路の利用可能帯域を計算する。利用可能帯域の計算には、例えば、非特許文献1や特許文献1に記載されている方法を採用することができる。なお、利用可能帯域の計算方法に限定はなく、周知のあらゆる方法が採用可能である。
送受信部A114は、計測順番情報の送信、計測パケット列の送受信、利用可能帯域の計測結果についての情報(計測結果情報)の受信等を行う。計測データ記憶部A115は、計測順番情報や計測結果情報を記憶する。
端末B102、端末C103及び端末D104の各構成部の機能は、一部を除き、端末A101の各構成部の機能と同様である。なお、計測順番指示部(計測順番指示手段)は、マスタ端末である端末A101が備えていればよいため、スレーブ端末である端末B102、端末C103及び端末D104は、それぞれ、計測順番指示部B110、計測順番指示部C110及び計測順番指示部D110を必ずしも備えていなくてもよい。
端末B102、端末C103及び端末D104において、計測順番解釈部B111、計測順番解釈部C111及び計測順番解釈部D111は、それぞれ、受信した端末A101からの計測順番情報を解析し、自端末が他の端末に計測パケット列を送信する順序を解釈する。
図4は、計測順番情報120の構成を示す図である。図4に示すように、計測順番情報120には、指示受信端末ID121と、計測受信端末リストと、が含まれる。指示受信端末ID121は、当該計測順番情報120に従って計測パケット列を送信する端末の識別子を示す。計測受信端末リストには、計測パケット列を送信すべき相手の端末(計測受信端末)の識別子(計測受信端末ID122)が格納される。言い換えると、計測受信端末リストには、ネットワーク接続された複数の端末のうち、自端末を除く端末のIDが格納される。
計測受信端末リストにおける計測受信端末ID122の並び順は、計測パケット列の送信順序、つまり、当該端末(指示受信端末IDで示される端末)との通信経路における利用可能帯域を計測する端末の順序に対応する。例えば、計測受信端末リストのi番目(iは、ネットワーク接続された端末の数をNとして、N−1以下の自然数)に格納された計測受信端末ID122は、利用可能帯域の計測のために、i番目に計測パケット列を受信する端末のIDを表す。計測受信端末ID122には、端末のIPアドレス、MACアドレス、SIPアドレス、電話番号、ホスト名等を用いることができる。
図5は、端末A101、端末B102、端末C103及び端末D104それぞれに対応した4つの計測順番情報120を示す図である。マスタ端末である端末A101の計測データ記憶部A115には、端末A101、端末B102、端末C103及び端末D104に対応した4つの計測順番情報120が格納されている。即ち、計測データ記憶部A115には、端末A101のIDを指示受信端末ID121とする端末A101用の計測順番情報120、端末B102のIDを指示受信端末ID121とする端末B102用の計測順番情報120、端末C103のIDを指示受信端末ID121とする端末C103用の計測順番情報120、及び、端末D104のIDを指示受信端末ID121とする端末D104用の計測順番情報120の4つの計測順番情報120を記憶している。
上記4つの計測順番情報120の計測受信端末リストには、それぞれ3つの計測受信端末ID122が含まれている。即ち、各計測順番情報120において、計測受信端末ID122には、ネットワーク105に接続された4つの端末(端末A101、端末B102、端末C103及び端末D104)のうち、指示受信端末ID121で特定される端末以外の端末のIDが格納されている。
各計測順番情報120の計測受信端末リストにおける計測受信端末ID122の並び順は、複数の端末が、ある端末に対して同時に、即ち、同一のタイミングで計測パケット列を送信しないように、換言すると、ある端末が、複数の端末から同時に(同一のタイミングで)計測パケット列を受信しないように設定される。
本実施形態では、図5に示すように、端末A101用の計測順番情報120における計測受信端末ID122の並び順は、端末B102のID、端末D104のID、端末C103のIDの順である。また、端末B102用の計測順番情報120における計測受信端末ID122の並び順は、端末C103のID、端末A101のID、端末D104のIDの順である。また、端末C103用の計測順番情報120における計測受信端末ID122の並び順は、端末D104のID、端末B102のID、端末A101のIDの順である。そして、端末D104用の計測順番情報120における計測受信端末ID122の並び順は、端末A101のID、端末C103のID、端末B102のIDの順である。
各端末に対応した計測順番情報120における計測受信端末リストをこのように設定することで、複数の端末が、ある端末に対して同時に(同一のタイミングで)計測パケット列を送信しないようにすることができる。
図6は、計測結果情報130の構成を示す図である。計測結果情報130には、計測送信端末ID131と、計測受信端末ID132と、利用可能帯域133と、が含まれる。計測送信端末ID131は、計測パケット列の送信元の端末の識別子を示す。計測受信端末ID132は、計測パケット列の送信先の端末、即ち、計測パケット列を受信した端末の識別子を示す。利用可能帯域133は、計測送信端末ID131で特定される端末から、計測受信端末ID132で特定される端末への方向の利用可能帯域の測定結果を表している。
図7は、本実施形態の利用可能帯域計測システムにおいて、各通信経路の利用可能帯域を取得するためにマスタ端末(端末A101)が実行する処理(利用可能帯域収集処理)の手順を示すフローチャートである。この利用可能帯域収集処理は、所定のメモリに予め記憶されている利用可能帯域収集処理用のプログラムに則って実行される。ユーザにより、マスタ端末が備える図示しない操作入力部を介した所定の操作が行われると、上記プログラムが起動し、利用可能帯域収集処理が開始される。なお、このプログラムの起動タイミングは任意であり、例えば、所定の時間間隔で自動的に起動するようにしてもよい。
先ず、端末A101の計測順番指示部A110は、計測データ記憶部A115から、自端末用及び各スレーブ端末用の計測順番情報120(図4、図5参照)を読み出す(ステップS201)。即ち、計測順番指示部A110は、指示受信端末ID121として、端末A110、端末B102、端末C103及び端末D104のIDがそれぞれ格納された計測順番情報120を計測データ記憶部A115から読み出す。
計測順番指示部A110は、読み出した各スレーブ端末用の計測順番情報120を、送受信部A114を介して端末B102、端末C103及び端末D104に送信する(ステップS202)。また、計測順番指示部A110は、読み出した自端末用の計測順番情報120を計測順番解釈部A111に供給する。なお、計測順番指示部A110は、ネットワーク105に接続されたスレーブ端末の台数に応じて、各スレーブ端末用の計測順番情報120を動的に生成するという仕様にしてもよい。
各スレーブ端末に対して、計測順番情報120の送信が完了すると、計測順番解釈部A111は、計測順番指示部A110から供給された計測順番情報120から計測受信端末リストを抽出する。計測順番解釈部A111は、抽出した計測受信端末リストの先頭から順次、計測受信端末ID122を取り出し、計測パケット送信部A112に供給する。この際、計測順番解釈部A111は、計測順番情報120から取り出した計測受信端末ID122が判るように、当該計測順番情報120の内容を更新する。例えば、計測順番情報120に格納されている、当該取り出した計測受信端末ID122の最上位ビットを立てる(1にする)等する。
計測パケット送信部A112は、供給された計測受信端末ID122で特定される端末に対して、計測パケット列を送信する(ステップS203)。
送受信部A114が、他の端末からのデータを受信した場合(ステップS204;YES)、送受信部A114は、当該データを利用可能帯域計算部A113に供給する。利用可能帯域計算部A113は、供給されたデータの種別を判別する(ステップS205)。その結果、当該データが計測パケット列である場合(ステップS205;YES)、利用可能帯域計算部A113は、供給された計測パケット列を用いて、利用可能帯域を計算する(ステップS206)。利用可能帯域計算部A113は、この計算結果(計測結果)に基づいて、計測結果情報130(図6参照)を生成する(ステップS207)。この場合、計測結果情報130には、計測送信端末ID131として、計測パケット列の送信元の端末のIDが格納され、計測受信端末ID132として、当該端末(即ち、端末A101)のIDが格納され、利用可能帯域133として、利用可能帯域の計算結果が格納される。
そして、利用可能帯域計算部A113は、生成した計測結果情報130を計測データ記憶部A115に保存する(ステップS208)。
一方、受信したデータが計測パケット列でない、即ち、計測結果情報130である場合(ステップS205;NO)、利用可能帯域計算部A113は、当該計測結果情報130を計測データ記憶部A115に保存する(ステップS209)。
送受信部A114が、他の端末からのデータを受信していない場合(ステップS204;NO)、端末A101の処理は、ステップS210に移行する。
ステップS210では、計測順番解釈部A111は、計測受信端末リストで指定された全端末に対して、計測パケット列の送信が完了したか否かを判定する(ステップS210)。その結果、全端末に対して、計測パケット列の送信が完了していない場合(ステップS210;NO)、計測順番解釈部A111は、計測受信端末リストにおいて次に格納されている計測受信端末ID122を計測パケット送信部A112に供給する。そして、計測パケット送信部A112は、供給された計測受信端末ID122で特定される端末に対して、計測パケット列を送信する(ステップS203)。
一方、全端末に対して、計測パケット列の送信が完了した場合(ステップS210;YES)、利用可能帯域計算部A113は、全ての計測結果情報130を取得したか否か、即ち、全ての端末間の双方向の利用可能帯域を取得したか否かを判定する(ステップS211)。その結果、全ての計測結果情報130を取得していない場合(ステップS211;NO)、端末A101の処理は、ステップS204に移行する。一方、全ての計測結果情報130を取得した場合(ステップS211;YES)、端末A101は、本処理(利用可能帯域収集処理)を終了する。
続いて、上記の利用可能帯域収集処理の実行中における各スレーブ端末(端末B102、端末C103及び端末D104)の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、この動作は、各スレーブ端末で同様のため、以下の説明において、各構成部を参照する場合には、例えば、送受信部B114等と称するものとする。
各スレーブ端末において、電源がONされると、所定のメモリに予め記憶されている当該処理用のプログラムが起動する。以後、このプログラムに則って、以下のフローチャートで示される処理が繰り返し実行される。
送受信部B114等が、他の端末からのデータを受信した場合(ステップS301;YES)、送受信部B114等は、当該受信したデータの種別を判別する(ステップS302)。
その結果、当該データが計測順番情報120である場合(ステップS302;YES)、送受信部B114等は、当該計測順番情報120を計測順番解釈部B111等に供給すると共に、パケット送信フラグをONにする(ステップS303)。パケット送信フラグは、マスタ端末からの計測順番情報120の受信後、当該計測順番情報120の計測受信端末リストに指定された全端末に対して、計測パケット列の送信が完了するまでONに設定される変数である。パケット送信フラグは、上記のプログラムが起動すると、当該端末が備える図示しないRAM(Random Access Memory)等のメモリに展開され、当該メモリ上で管理される。
計測順番解釈部B111等(第2の計測順番解釈手段)は、送受信部B114等から供給された計測順番情報120から計測受信端末リストを抽出する。計測順番解釈部B111等は、抽出した計測受信端末リストの先頭から順次、計測受信端末ID122を取り出し、計測パケット送信部B112等に供給する。この際、計測順番解釈部B111等は、計測順番情報120から取り出した計測受信端末ID122が判るように、当該計測順番情報120の内容を更新する。例えば、計測順番情報120に格納されている、当該取り出した計測受信端末ID122の最上位ビットを立てる(1にする)等する。
計測パケット送信部B112等(第2の計測パケット送信手段)は、供給された計測受信端末ID122で特定される端末に対して、計測パケット列を送信する(ステップS304)。
一方、当該データが計測順番情報120でない場合、即ち、当該データが計測パケット列である場合(ステップS302;NO)、送受信部B114等は、当該計測パケット列を利用可能帯域計算部B113等に供給する
利用可能帯域計算部B113等(第2の利用可能帯域計算手段)は、供給された計測パケット列を用いて、利用可能帯域を計算する(ステップS305)。利用可能帯域計算部B113等は、この計算結果(計測結果)に基づいて、計測結果情報130(図6参照)を生成する(ステップS306)。この場合、計測結果情報130には、計測送信端末ID131として、計測パケット列の送信元の端末のIDが格納され、計測受信端末ID132として、当該端末(即ち、自端末)のIDが格納され、利用可能帯域133として、利用可能帯域の計算結果が格納される。
利用可能帯域計算部B113等は、生成した計測結果情報130を計測データ記憶部B115等に保存する(ステップS307)。その後、スレーブ端末の処理は、ステップS301に戻る。
ステップS304の処理後、計測順番解釈部B111等は、計測受信端末リストで指定された全端末に対して、計測パケット列の送信が完了したか否かを判定する(ステップS308)。その結果、全端末に対して、計測パケット列の送信が完了していない場合(ステップS308;NO)、スレーブ端末の処理は、ステップS301に戻る。一方、全端末に対して、計測パケット列の送信が完了した場合(ステップS308;YES)、計測順番解釈部B111等は、パケット送信フラグをOFFにする(ステップS309)。
利用可能帯域計算部B113等は、計測データ記憶部B115等に保存している計測結果情報130を送受信部B114等を介して、マスタ端末(端末A101)に送信する(ステップS310)。その後、スレーブ端末の処理は、ステップS301に戻る。なお、利用可能帯域計算部B113等は、計測結果情報130を1つずつマスタ端末に送信してもよいし、1つのデータにまとめて送信してもよい。
送受信部B114等が、他の端末からのデータを受信していない場合(ステップS301;NO)、送受信部B114等は、パケット送信フラグがONであるか否かを判定する(ステップS311)。パケット送信フラグがONの場合(ステップS311;YES)、スレーブ端末の処理は、ステップS304に移行する。この際、ステップS304では、計測順番解釈部B111等は、計測受信端末リストにおいて次に格納されている計測受信端末ID122を計測パケット送信部B112等に供給する。そして、計測パケット送信部B112等は、供給された計測受信端末ID122で特定される端末に対して、計測パケット列を送信する。一方、パケット送信フラグがOFFの場合(ステップS311;NO)、スレーブ端末の処理は、ステップS301に戻る。
以上のように、マスタ端末の処理(利用可能帯域収集処理)及び各スレーブ端末の処理によって、マスタ端末(端末A101)は、全通信経路における双方の利用可能帯域を取得することができる。
本発明では、ある端末(例えば、端末B102)が、当該端末用の計測順番情報120の計測受信端末リストで指定された順序で、他の端末に対して計測パケット列を送信しているときに、別の端末(例えば、端末C103)が、当該端末用の計測順番情報120の計測受信端末リストで指定された順序で、他の端末に対して計測パケット列を送信することができる。このため、利用可能帯域を逐一直列的に計測する方法(図10参照)に比べ、利用可能帯域の計測を短時間で行うことができる。
また、本発明では、所定の順序で計測パケットを他の端末に送信するので、各端末が、他の全ての端末に同時並列的に計測パケット列を送信する方法と比べ(図11参照)、利用可能帯域の計算を正確に行うことができる。つまり、本発明では、短時間な計測と正確な計測の間にあるトレードオフをバランスさせることができる。
特に、本実施形態の利用可能帯域計測システムでは、各端末は、予め設定された計測順番に従って、一の端末ずつ順次、計測パケット列を送信し、複数の端末に対して、同時に(同一のタイミングで)計測パケット列を送信しない。さらに、複数の端末が、ある端末に対して同時に(同一のタイミングで)計測パケット列を送信しない、換言すると、ある端末が、複数の端末から同時に計測パケット列を受信しないという条件を満たすように、各端末の計測順番が設定されている。各端末が、このように設定された計測順番に従い、他の端末に計測パケット列を送信することで、各端末が計測パケット列を同時並列的に送信しても、各端末で2以上の計測パケット列が衝突・干渉することがない。したがって、本実施形態の利用可能帯域計測システムによれば、フルメッシュ接続された複数端末間の通信経路毎に、双方向の利用可能帯域を短時間で正確に計測することができる。
また、本実施形態の利用可能帯域計測システムでは、各スレーブ端末は、計算した利用可能帯域の計測結果をマスタ端末に送信する。このようにすることで、複数端末の中のある1台の端末に、全ての計測結果を収集させることができる。
以上のことから、本実施形態の利用可能帯域計測システムは、複数の端末をフルメッシュで接続してIP電話会議やIPテレビ会議を行うシステムに適用することができる。本実施形態では、双方向の利用可能帯域を短時間で正確に計測可能であるため、1本の音声や映像が消費する帯域が既知の固定値であるとした場合、IP電話会議やIPテレビ会議を開始する際に、何台までの端末がIP電話会議やIPテレビ会議に参加できるかを、短い待ち時間で正確に計算することができる。
なお、上記実施形態では、端末の数が4台の場合を例に説明したが、端末の数は任意である。図9は、端末数が3台〜6台のときの計測パケット列の送受信及び計測結果の送受信の様子を示している。端末数が3台のとき、端末Aは、端末B及びCに対して、計測順番を指示する。また、端末Aは、計測順番に従って、端末Bに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Aから指示された計測順番に従い、端末Cに計測パケット列を送信する。端末Cは、端末Aから指示された計測順番に従い、端末Aに計測パケット列を送信する(ステップ61)。端末A〜端末Cは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
次いで、端末Aは、端末Cに計測パケット列を送信し、端末Bは端末Aに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Bに計測パケット列を送信する(ステップ62)。端末A〜端末Cは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。最後に、端末B及び端末Cは、それぞれ、自端末で計算した利用可能帯域の計測結果を、端末Aに送信する(ステップ63)。このようにして、端末Aは、端末数が3台の場合であっても、各端末間の通信経路毎に、双方向の利用可能帯域を把握することができる。
端末数が4台のとき、端末Aは、端末B〜端末Dに対して計測順番を指示する。また、端末Aは、計測順番に従って、先ず、1番目に端末である端末Bに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Cに計測パケット列を送信する。端末Cは、端末Dに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Aに計測パケット列を送信する(ステップ71)。端末A〜端末Dは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された2番目の端末である端末Dに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Aに計測パケット列を送信する。端末Cは、端末Bに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Cに計測パケット列を送信する(ステップ72)。端末A〜端末Dは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された3番目の端末である端末Cに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Dに計測パケット列を送信する。端末Cは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Bに計測パケット列を送信する(ステップ73)。端末A〜端末Dは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。最後に、端末B〜端末Dは、それぞれ、自端末で計算した利用可能帯域の計測結果を端末Aに送信する(ステップ74)。このようにして、端末Aは、端末数が4台の場合であっても、各端末間の通信経路毎に、双方向の利用可能帯域を把握することができる。
端末数が5台のとき、端末Aは、端末B〜端末Eに対して計測順番を指示する。端末Aは、計測順番に従って、先ず、1番目に端末である端末Bに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Cに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Dに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Eに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Aに計測パケット列を送信する(ステップ81)。端末A〜端末Eは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された2番目の端末である端末Eに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Bに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Cに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Dに計測パケット列を送信する(ステップ82)。端末A〜端末Eは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された3番目の端末である端末Cに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Dに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Eに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Bに計測パケット列を送信する(ステップ83)。端末A〜端末Eは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
そして、端末Aは、計測順番で指定された4番目の端末である端末Dに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Eに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Bに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Cに計測パケット列を送信する(ステップ84)。端末A〜端末Eは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。最後に、端末B〜端末Eは、それぞれ、自端末で計算した利用可能帯域の計測結果を、端末Aに送信する(ステップ85)。このようにして、端末Aは、端末数が5台の場合であっても、各端末間の通信経路毎に、双方向の利用可能帯域を把握することができる。
端末数が6台のとき、端末Aは、端末B〜端末Fに対して計測順番を指示する。端末Aは、計測順番に従って、先ず、1番目に端末である端末Bに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Cに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Dに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Eに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Fに計測パケット列を送信し、端末Fは、端末Aに計測パケット列を送信する(ステップ91)。端末A〜端末Fは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された2番目の端末である端末Fに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Bに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Cに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Dに計測パケット列を送信し、端末Fは端末Eに計測パケット列を送信する(ステップ92)。端末A〜端末Fは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された3番目の端末である端末Dに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Fに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Eに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Bに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Fは、端末Cに計測パケット列を送信する(ステップ93)。端末A〜端末Fは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された4番目の端末である端末Eに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Dに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Fに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Cに計測パケット列を送信し、端末Fは、端末Bに計測パケット列を送信する(ステップ94)。端末A〜端末Fは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
端末Aは、計測順番で指定された5番目の端末である端末Cに計測パケット列を送信する。端末Bは、端末Eに計測パケット列を送信し、端末Cは、端末Aに計測パケット列を送信し、端末Dは、端末Fに計測パケット列を送信し、端末Eは、端末Bに計測パケット列を送信し、端末Fは、端末Dに計測パケット列を送信する(ステップ95)。端末A〜端末Fは、それぞれ、受信した計測パケット列を用いて利用可能帯域を計算する。
最後に、端末B〜端末Fは、それぞれ、自端末で計算した利用可能帯域の計測結果を、端末Aに送信する(ステップ96)。端末Aは、このようにして、端末数が6台の場合であっても、各端末間の通信経路毎に、双方向の利用可能帯域を把握することができる。端末数が7台以上の場合も、上記の説明及び図9に示した内容に準じた順序で、計測パケット列を送信し、各通信経路の双方向の利用可能帯域を計算し、その計算結果をマスタ端末である端末Aに送信すればよい。
以上説明したように、端末数が何台であっても、各端末が送信する計測パケット列、及び、各端末が受信する計測パケット列に衝突・干渉が発生しない。このため、端末間の全通信経路における双方向の利用可能帯域を正確に計測できる。また、衝突・干渉が発生しない範囲で、各端末から計測パケット列を同時並列的に送信できるので、任意の端末の台数に対して、各端末間の通信経路毎に、双方向の利用可能帯域を短時間で計測することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、図7に示すマスタ端末の処理(利用可能帯域収集処理)において、マスタ端末から各スレーブ端末に対する計測順番情報120の送信と、マスタ端末から各スレーブ端末に対する計測パケット列の送信とを別々に行っているが、これらは同時に(同一のタイミングで)行ってもよい。つまり、マスタ端末は、各スレーブ端末に対して、計測順番情報120と計測パケット列とを同一のタイミングで送信してもよい。そうすることで、計測に要する時間の短縮を図ることができる。また、各端末以外の装置に計測順番指示部(計測順番指示手段)を設けてもよい。
また、各端末は、利用可能帯域計算部(利用可能帯域計算手段)を必ずしも備える必要はない。この場合、例えば、端末以外の装置に利用可能帯域計算部を設け、各端末から、利用可能帯域の計算に必要な情報を当該装置に送信し、当該装置から送信された利用可能帯域の計算結果を端末が受信する構成にしてもよい。
また、計測順番において、必ずしも、一の端末ずつ順次、計測パケット列を送信するように設定される必要はない。また、必ずしも、ある端末に対して複数の端末が同時に(同一のタイミングで)計測パケット列を送信しないという条件を満たすように設定される必要もない。例えば、端末数が多いときは(例えば、端末数が4以上のとき)、各端末が同時に送信する計測パケット列を2つとし、また、各端末が同時に受信する計測パケット列を2つとしてもよい。この場合においても、逐一直列的に計測パケット列を送信する方法に比べ、各通信経路の双方向の利用可能帯域の計算を短時間で行うことができる。また、全ての端末へ同時並列的に計測パケット列を送信する方法に比べて、利用可能帯域の計測を正確に行うことができる。
また、プログラムの適用により、既存の携帯情報端末等を本発明に係る端末装置として機能させることも可能である。即ち、上述したマスタ端末用のプログラムやスレーブ端末用のプログラムを既存の携帯情報端末等にインストールし、当該携帯情報端末等のCPU等が、かかるプログラムを実行することで、当該携帯情報端末等を本発明に係る端末装置として機能させることが可能となる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本出願は、2009年12月11日に出願された日本国特許出願特願2009−281291に基づく。本明細書中に、その明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照して取り込むものとする。
101〜104 端末A〜D
105 ネットワーク
A110〜D110 計測順番指示部A〜D
A111〜D111 計測順番解釈部A〜D
A112〜D112 計測パケット送信部A〜D
A113〜D113 利用可能帯域計算部A〜D
A114〜D114 送受信部A〜D
A115〜D115 計測データ記憶部A〜D
120 計測順番情報
121 指示受信端末ID
122 計測受信端末ID
130 計測結果情報
131 計測送信端末ID
132 計測受信端末ID
133 利用可能帯域

Claims (9)

  1. ネットワークを介して相互に接続された複数の端末装置のそれぞれに対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を指示するステップと、
    前記順序に従って、前記複数の端末装置のそれぞれから前記送信先の端末装置へ計測パケット列を送信するステップと、
    前記送信先の端末装置における前記計測パケット列の受信状況に基づいて、計測パケット列の送信元から送信先までの経路の利用可能帯域を計算するステップと、を有し、
    前記順序を指示するステップでは、前記複数の端末装置のそれぞれに対して、当該端末装置を除く他の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストを含む計測順番情報を通知し、
    全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されている、
    ことを特徴とする利用可能帯域計測方法。
  2. 前記計測パケット列を送信するステップでは、前記複数の端末装置は、並列的に前記計測パケット列を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の利用可能帯域計測方法。
  3. 前記計測パケット列を送信するステップでは、各端末装置は、前記通知された計測順番情報の先頭側から、未処理の端末装置の識別子を1つずつ取り出し、該取り出した端末装置の識別子で特定される端末装置に前記計測パケット列を送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の利用可能帯域計測方法。
  4. 前記複数の端末装置のうちの一つがマスタ端末装置で残りがスレーブ端末装置であり、前記順序を指示するステップでは、前記マスタ端末装置は、前記スレーブ端末装置に対して、各スレーブ端末装置に対応する前記計測順番情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の利用可能帯域計測方法。
  5. 前記スレーブ端末装置が、前記計算した利用可能帯域を前記マスタ端末装置に送信するステップを更に有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の利用可能帯域計測方法。
  6. 前記マスタ端末装置は、前記スレーブ端末装置に対して、前記計測順番情報と前記計測パケット列とを同一のタイミングで送信する、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の利用可能帯域計測方法。
  7. ネットワークを介して相互に接続されたマスタ端末装置と複数のスレーブ端末装置とを備え、
    前記マスタ端末装置は、
    前記スレーブ端末装置に対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を示す計測順番情報を通知する計測順番指示手段と、
    当該マスタ端末装置用に設定された前記計測順番情報に基づいて、前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する第1の計測順番解釈手段と、
    前記第1の計測順番解釈手段が解釈した順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する第1の計測パケット送信手段と、
    他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から当該マスタ端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する第1の利用可能帯域計算手段と、を備え、
    各計測順番情報には、前記送信先の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストが含まれ、全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されており、
    前記スレーブ端末装置は、
    前記マスタ端末装置から通知された前記計測順番情報に基づいて、当該スレーブ端末装置が前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する第2の計測順番解釈手段と、
    前記第2の計測順番解釈手段が決定した順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する第2の計測パケット送信手段と、
    他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から当該スレーブ端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する第2の利用可能帯域計算手段と、を備える、
    ことを特徴とする利用可能帯域計測システム。
  8. ネットワークを介して相互に接続された他の端末装置に対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を示す計測順番情報を通知する計測順番指示手段と、
    自端末装置用に設定された前記計測順番情報に基づいて、前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する計測順番解釈手段と、
    前記計測順番解釈手段が解釈した順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する計測パケット送信手段と、
    他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から自端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する利用可能帯域計算手段と、を備え、
    各計測順番情報には、前記送信先の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストが含まれ、全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されている、
    ことを特徴とする端末装置。
  9. コンピュータに、
    ネットワークを介して相互に接続された他の端末装置に対し、計測パケット列を送信すべき送信先の端末装置の順序を示す計測順番情報を通知する処理と、
    自端末装置用に設定された前記計測順番情報に基づいて、前記送信先の端末装置へ前記計測パケット列を送信する順序を解釈する処理と、
    前記解釈された順序で、前記送信先の端末装置に前記計測パケット列を送信する処理と、
    他の端末装置から受信した前記計測パケット列を用いて、当該他の端末装置から自端末装置までの経路の利用可能帯域を計算する処理と、を実行させ、
    各計測順番情報には、前記送信先の端末装置の識別子を前記順序に従って複数個並べたリストが含まれ、全ての計測順番情報の前記リストにおいて、同一の順序では、それぞれ異なる識別子が設定されている、
    ことを特徴とするプログラム。
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