JP5740446B2 - 太陽電池モジュールの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールの取付構造、詳しくは屋根への太陽電池モジュールの設置が容易な太陽電池モジュールの取付構造に関する。
近年、地球環境に配慮したクリーンエネルギーである太陽光を利用して発電を行い、二酸化炭素(CO2 )の排出量を減らそうとするエコの意識が世の中で高まっている。そのため、自宅の屋根の屋根材の上に太陽光で発電する太陽電池モジュールを設置し、調理、給湯、空調などのシステムをすべて電気でまかなう住宅が年々増加している。
そして、自宅の屋根の屋根材の上に太陽電池モジュールを設置する方法としては、特許文献1に示すように、屋根材であるスレート瓦の上に軒先取付け金具や中間取付金具を複数設置し、これらの取付金具によって支持しながら太陽電池モジュールを設置する取付け具が開示されている。
特開2011−163060号公報
しかし、上記の取付け具は、屋根に設置するスレート瓦の働き幅やその上に設置する太陽電池モジュールの大きさに合わせて形成されているため、働き幅が異なる屋根材や大きさの異なる太陽電池モジュールには使用できないという不都合もあった。
また、従来の太陽電池モジュールの取付け具は、金属製の屋根材に取付け孔を設けてネジ等により太陽電池モジュールの取付け具を屋根材に固定し、太陽電池モジュールを設置する構造であるため、雨水により屋根材の取付け孔の周辺及びネジ等が腐食し、更には取付け孔からの雨水の浸入による雨漏りや屋根下地の腐食が生じていた。また、従来の太陽電池モジュールの取付け具は構造が複雑で部品数も多いため、太陽電池モジュールの設置に多くの時間を要していた。
そこで本発明は、上記のような従来の欠点を解消するものであって、構造が簡単であるとともに太陽電池モジュールの設置が容易で、横葺き屋根材の働き幅の長さに対応して太陽電池モジュールを設置することができるとともに、太陽電池モジュールの大きさにも対応して横葺き屋根材の上に設置でき、更には太陽電池モジュールの設置後も横葺き屋根材等の腐食や雨漏りを防止することができる取付構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、載置面及び係止部を有する架台と、止め具と、スライド孔及び固定孔を有するロングスライドベース及びショートスライドベースのうちのいずれか一方または双方とによって屋根に葺かれた横葺き屋根材上に太陽電池モジュールを設置するための取付構造であって、前記スライド孔及び前記固定孔は前記ロングスライドベース及び前記ショートスライドベースの長手方向に延びる長孔であり、前記スライド孔が形成された平面が前記固定孔が形成された平面よりも上方に位置しており、前記架台の前記係止部を前記横葺き屋根材のハゼ部に係止しつつ前記架台を屋根下地に固定して前記架台を前記横葺き屋根材上に設置し、前記スライド孔に前記止め具が固定された前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースの返し部を前記横葺き屋根材の係止部に係止するとともに前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースを前記架台の前記載置面に載置して前記固定孔を介して前記架台に固定することで前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースを屋根の軒棟方向に固定し、前記止め具によって前記太陽電池モジュールを前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースに固定することを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、前記止め具を前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースに固定するために前記止め具に形成された長孔が、前記止め具の長さ方向に延びる長孔であることを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、前記ロングスライドベース及び前記ショートスライドベースのレール部の幅よりも長い長軸を有する平面視略楕円形状のフランジ部が設けられたフランジナットとネジによって、前記止め具を前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースの前記レール部の平面に形成された前記スライド孔に固定することを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明は、前記スライド孔が、前記フランジナットを挿入可能な拡幅部を有することを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、前記止め具が、前記太陽電池モジュールを前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースに固定するための係止部を有し、該係止部の裏面が弾性体で形成された保護部材で覆われていることを特徴とする。
上記より、請求項1及び請求項2に係る発明によれば、構造が簡単であるとともに横葺き屋根材上に連続して太陽電池モジュールを容易に設置することができるため、作業者の屋根上での作業時間を短縮でき作業者の安全を図ることができる。また、横葺き屋根材に取付け孔等を設けずに屋根に横葺き屋根材を固定しつつ葺き上げることができるため、太陽電池モジュールの設置後も雨水による横葺き屋根材の腐食を防止できるとともに雨漏りも防止することができる。
また、構造や使用する部材を変更することなく太陽電池モジュールの大きさに対応して横葺き屋根材上に太陽電池モジュールを設置することができるとともに、横葺き屋根材の働き幅の長さに対応して太陽電池モジュールを設置することができる。
また、請求項3及び請求項4に係る発明によれば、ロングスライドベースまたはショートスライドベースへの止め具の固定が容易になるため、太陽電池モジュールの設置時間が短縮でき上記と同様に作業者の安全を図ることができる。
また、請求項5に係る発明によれば、係止部の裏面に保護部材を設けたことで、設置する太陽電池モジュールと保護部材が密着するため、がたつくことが無く安定した太陽電池モジュールの設置が可能となる。
本発明の取付構造に使用する架台の斜視図である。 本発明の取付構造に使用する端部止め具の斜視図である。 本発明の取付構造に使用する中間止め具の斜視図である。 本発明の取付構造に使用する架台、端部止め具、中間止め具及びロングスライドベースの設置態様を示す斜視図である。 本発明の取付構造に使用するショートスライドベースの斜視図である。 本発明の取付構造によって太陽電池モジュールを設置した状態を示す縦断面図である。 図6に示すIの部分拡大図である。 図6に示すIIの部分拡大図である。 図6に示すIIIの部分拡大図である。 本発明の取付構造によって太陽電池モジュールを設置した状態を示す外観斜視図である。
以下、本発明を図1ないし図10に従って詳細に説明する。尚、以下で本発明に係る実施形態を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明に係る太陽電池モジュールの取付構造(以下「取付構造」という)1は、屋根101の屋根下地102である野地板102aや防水シート102bの上に葺かれた薄い金属板等で形成された横葺き屋根材(以下「屋根材」という)103の上に、架台2、ロングスライドベース3、ショートスライドベース62、端部止め具4及び中間止め具5を介して太陽電池モジュール(以下「PVモジュール」という)6を設置する構造である。
PVモジュール6は、一般に使用されている単結晶シリコン系のPVモジュールや多結晶シリコン系のPVモジュールである。そして、このPVモジュール6は、縦方向の一対の短辺8及び横方向の一対の長辺9を有する平面視略長方形状であって、薄板状に形成されたものである。また、表面10側には太陽電池セルが配置され、裏面11側には電極ボックスが配置されるとともに、その電極ボックスから他のPVモジュール6と電気的に接続するための端子ケーブルが伸びている(図示せず)。
2は、野地板102aと防水シート102bによって形成される屋根下地102上に葺かれた屋根材103に設置する架台である。この架台2は、図1に示すように、横長略長方形状の薄い金属製の平板を折り曲げて形成されている。架台2の長手方向Aの前方A1には、以下で詳述するロングスライドベース3を載置して固定するための載置面12を有する突出部13が上方へ向けて凸状に形成されている。また、載置面12は平面であるとともに、その中央にはロングスライドベース3を固定するためのネジ孔14が設けられている。
また、架台2の長手方向Aの中央には屋根材103のハゼ部104に被せて係止させるための係止部15が設けられている。この係止部15は、上方へ向けて断面略S字状に折り曲げられているとともに、架台2の後方A2にかけて下降傾斜する傾斜面16が形成されている。また、架台2の後方A2には平らな固定面18が設けられ、その固定面18には架台2を屋根下地102上に固定するためのネジ孔19が三つ設けられている。
上記構造により、図6及び図8に示すように、屋根下地102上に設置された屋根材103のハゼ部104に架台2の係止部15を被せて係止させながら屋根下地102上に架台2の固定面18を載置し、ネジ孔19を介してネジ20等により架台2を屋根下地102上に固定することができる。
このように架台2を屋根下地102上に固定することで、屋根材103のハゼ部104及びその周辺が架台2により上から押さえつけられるため、屋根材103も屋根下地102上に固定することが可能となる。そのため、屋根材103の腐食の原因となるネジ孔等を設けずに屋根材103を屋根下地102上に葺き上げることができる。
また、架台2の係止部15は、図6及び図8に示すように、その架台2を設置した屋根材103の上段に設置する屋根材103の係止部105が被せられるとともに、その係止部105と係止する。そのため、屋根材103を普段の場合と同様に葺き上げることが可能であり、PVモジュール6の設置後も屋根101の防水性を保つことができる。
3は、屋根材103に設置された架台2の載置面12に載置し固定するためのロングスライドベースである。このロングスライドベース3は、全長が約460mm、幅が70mm程度であり、図4に示すように、薄い金属製の平板を折り曲げて形成されている。また、ロングスライドベース3には、左右に断面略コの字状の細長いレール部21が平行に設けられている。
また、左右のレール部21の上面には平らなスライド面22が設けられ、そのスライド面22には二つのスライド孔23a,23bが形成されている。これらのスライド孔23a,23bは、以下で詳述するPVモジュール6を支持し固定する端部止め具4や中間止め具5を固定するとともに、端部止め具4や中間止め具5がレール部21のスライド面22上を長手方向Bにスライド可能とするための孔である。
また、端部止め具4や中間止め具5がレール部21のスライド面22上のほぼ全域に亘って移動可能とすべく、幅が狭くて細長いスライド孔23a,23bが左右のレール部21のスライド面22の長手方向B(ロングスライドベース3の長手方向B)に延び、そのスライド面22のほぼ全長に亘って形成されている。具体的には、スライド孔23aはスライド面22の前方B1の端部付近から真ん中付近にかけて形成され、スライド孔23bはスライド面22の後方B2の端部付近から真ん中付近にかけて形成されている。
また、スライド孔23a,23bは、幅の広い略正方形状の拡幅部24を有するため、全体の形状がかなづち状であり、スライド孔23aでは拡幅部24がスライド面22の前方B1の端部付近に、スライド孔23bでは拡幅部24がスライド面22の後方B2の端部付近に形成されている。
上記構造により、端部止め具4や中間止め具5の固定する位置を、ロングスライドベース3のレール部21のスライド面22上で長手方向Bに変更可能であるため、PVモジュール6の大きさに対応させながらPVモジュール6をロングスライドベース3に固定することができる。
また、スライド孔23a,23bを拡幅部24を有するかなづち状としたことで、以下で詳述するようにロングスライドベース3への端部止め具4及び中間止め具5の固定が容易になり、作業者の屋根上での作業時間を短縮できるため作業者の安全を図ることができる。
尚、本実施形態に係る取付構造1で使用するロングスライドベース3のスライド孔23a,23bの拡幅部24は略正方形状であるが、ある一定の幅があれば円形状や多角形状であってもよい。また、拡幅部24の位置は、スライド面22の前方B1の端部付近や後方B2の端部付近に形成されているが、それ以外の場所に形成されていてもよい。
但し、以下で詳述するロングスライドベース3への端部止め具4及び中間止め具5の固定作業を容易にするため、左右のレール部21のスライド面22に形成されたスライド孔23aのそれぞれの拡幅部24の位置、及びスライド孔23bのそれぞれの拡幅部24の位置は揃えることが望ましい。
また、スライド孔23a,23bはスライド面22の中央でつながり、一つのスライド孔として形成されていてもよい。
ロングスライドベース3の左右のレール部21の前方B1の先端部には、屋根材103の係止部105に被せて係止させるための返し部25が設けられている。この返し部25は、レール部21のスライド面22の先端部から垂下するとともに後方B2へ向けて水平に折り曲げられ側面視略L字状に形成されている。
また、左右のレール部21,21の間には、お互いのレール部21を連結する連結板26が設けられている。この連結板26は平らであり、その中央やや前方B1寄りの位置及び後方B1の端部付近の位置にそれぞれ横長略楕円形状の固定孔28が形成されている。この固定孔28は連結板26の長手方向Bに延びるように形成されているため、ロングスライドベース3の架台2への固定が可能となっている。
具体的には、図4に示すように、二つの架台2を一列に並べ、突出部13の載置面12にロングスライドベース3の連結板26を載置し、連結板26の固定孔28から架台2の突出部13のネジ孔14が見えるようにロングスライドベース3の位置を調整する。そして、ロングスライドベース3の固定孔28に座金30を介してボルト29を挿通し、架台2のネジ孔14に螺合することで、架台2にロングスライドベース3を固定することができる。
また、固定孔28はロングスライドベース3の長手方向Bに延びるように形成されているため、架台2の位置の変化に対応可能となっている。つまり、図6に示すように、第一段目(最も軒側)のPVモジュール6−1を設置する第一段目(最も軒側)の屋根材103−1の係止部105−1とその屋根材103−1のハゼ部104−1に設置した架台2との間隔、及び第一段目の屋根材103−1のハゼ部104−1に設置した架台2と第二段目(第一段目の上段)の屋根材103−2のハゼ部104−2に設置した架台2との間隔は、屋根材103の働き幅の長さによって変化するが、本発明に係る取付構造1によれば、その変化に対応して架台2にロングスライドベース3を固定することができ、ひいてはPVモジュール6の設置が可能となる。
4は、略長方形状の薄い金属製の平板を折り曲げて形成された端部止め具であって、一番軒側または一番棟側に設置されたロングスライドベース3またはショートスライドベース62にPVモジュール6を固定するための部材である。そしてその端部止め具4は、図2に示すように、階段状に折り曲げられており、第一垂直面部31、第一平面部32、第二垂直面部33、第二平面部34を有する。また、折り曲げの角度は、全ての角度が90度になるように形成されている。
また、第一平面部32には、端部止め具4の長さ方向C2に延びる横長略楕円形状の長孔35が形成されている。この長孔35は、PVモジュール6を支持する端部止め具4をロングスライドベース3またはショートスライドベース62に固定するとともに、端部止め具4がロングスライドベース3のスライド面22上またはショートスライドベース62のスライド面64上を長手方向B,bにスライド可能とするための孔である。そのため、ロングスライドベース3に形成された二つのスライド孔23a(23b)の間隔及び以下に詳述するショートスライドベース62に形成された二つのスライド孔65a(65b)の間隔と同じ間隔を端部止め具4の幅方向C1に空けて二つの長孔35が第一平面部32の両端付近に形成されている。
よって、PVモジュール6の短辺8の長さに対応させながら端部止め具4をロングスライドベース3またはショートスライドベース62に固定することができるため、大きさの異なる多くの種類のPVモジュール6を屋根材103上に設置することができる。
ここで、端部止め具4のロングスライドベース3への具体的な固定方法を説明すると、図4に示すように、まず事前に端部止め具4の二つの長孔35に座金39を介してネジ36を挿通し、そのネジ36に楕円形状のフランジ部38aを有するフランジナット38を緩く螺合させておく。
このように緩く螺合させた状態とするのは、端部止め具4の第一平面部32の裏面40とフランジナット38のフランジ部38aとの間隔を広くしておくことで、以下に詳述するロングスライドベース3のスライド孔23a,23bにフランジナット38をくぐらせる作業を容易にするためである。
次に、ロングスライドベース3のスライド面22の前方B1側に形成されたスライド孔23aに端部止め具4に連結されたフランジナット38をくぐらせる作業を行う。まず、端部止め具4の第一垂直面部31をロングスライドベース3の返し部25と同じ側に向けて平行にしつつ、ロングスライドベース3の前方B1の端部付近のスライド面22と端部止め具4の第一平面部32の裏面40とを対峙させる。
そして、端部止め具4の第一平面部32とフランジナット38のフランジ部38aの間隔をできるだけ広く保ち、左右のスライド面22のスライド孔23aの拡幅部24にフランジナット38を同時にくぐらせる。
このとき、略正方形状の拡幅部24の一辺は、フランジナット38のフランジ部38aの短軸の長さよりも長いが長軸の長さよりも短く設定されている。そのため、まずフランジ部38aの長軸をロングスライドベース3のレール部21の長手方向Bに向け、次に拡幅部24に対してフランジ部38aを傾斜させてフランジ部38aの長軸方向の端部から拡幅部24に挿入する。そして、ネジ36をネジ孔23aの後方B2へスライドさせることで、フランジ部38a(フランジナット38)を拡幅部24に完全にくぐらせることができる。
フランジナット38をくぐらせた後は、端部止め具4がロングスライドベース3のスライド面22上をスライド可能な状態となる。具体的には、端部止め具4の第一垂直面部31がロングスライドベース3の返し部25と当接した状態から、端部止め具4の長孔35の第二垂直面部33側の端部とロングスライドベース3のスライド孔23aの前方B1の端部とによってネジ36が挟まれる状態となるまで、端部止め具4をスライドさせることができる。
そして、端部止め具4をロングスライドベース3のスライド面22上の所望の位置まで移動させ、ネジ36をきつく締めて端部止め具4の第一平面部32とフランジナット38のフランジ部38aでスライド面22をしっかりと挟み込むことで、ロングスライドベース3に端部止め具4を固定する。
尚、フランジナット38に螺合したネジ36をきつく締めるときに、ネジ36を回すとフランジナット38も同じ方向に回転しようとするが、フランジナット38のフランジ部38aの長軸の長さがロングスライドベース3のレール部21の幅Wよりも長いため、フランジナット38の回転がレール部21の側面部41によって遮られる。そのため、ネジ36を回すだけでネジ36をきつく締めることが可能となっている。
また、スライド孔23aの拡幅部24の位置でネジ36をきつく締める場合であっても、端部止め具4の第一平面部32とフランジナット38のフランジ部38aとの間に、略正方形状の拡幅部24の周辺のスライド面22をもぐり込ませて挟むことが可能であるため、問題なくロングスライドベース3に端部止め具4を固定することができる。
上記のように、フランジ部38aを有するフランジナット38をスライド孔23aに挿入することができるとともに、ネジ36を回すだけでネジ36をきつく締めることができる構造であるため、ロングスライドベース3への端部止め具4の設置及び固定が容易になり、従来のPVモジュール6の取付構造よりも容易にPVモジュール6を屋根材103上に設置することができる。また、作業者の屋根上での作業時間を短縮できるため、作業者の安全を図ることができる。
また、上記のようにロングスライドベース3に端部止め具4を固定することで、図6及び図7に示すように、レール部21のスライド面22と、端部止め具4の第二垂直面部33及び第二平面部34により形成される係止部42とによって、PVモジュール6の長辺9の縁部9aを挿入するための係止溝43が形成される。
また、図2に示すように、第二垂直面部33と第二平面部34により形成される係止部42の裏面44には、そのほぼ全面を覆うようにゴム等の弾性体で形成された保護部材45が設けられている。そのため、PVモジュール6を傷つけることなく支持するとともにロングスライドベース3に設置し固定することができる。また、保護部材45は弾性を有するため、PVモジュール6の長辺9の縁部9aを係止溝43の奥まで挿入した場合には、保護部材45がPVモジュール6の長辺9の縁部9aと当接し変形して密着するため、がたつくことが無く安定した固定が可能となる。
尚、端部止め具4の強度を保つため、第二平面部34から第二垂直面部33及び第一平面部32を通って第一垂直面部31へ延びる突出部46が設けられている。この突出部46は、断面略半楕円形状であって上方へ向けて突出し、二本の長孔35内側に設けられている。
5は略長方形状の薄い金属製の平板を折り曲げて作成された中間止め具であって、屋根材103上に設置されたロングスライドベース3またはショートスライドベース62にPVモジュール6を固定するための部材である。
そしてその中間止め具5は、図3に示すように、真ん中が窪んだ形に折り曲げられている。具体的には、第一平面部48の両端には第一平面部48に対して垂直に延びる垂直面部49がそれぞれ設けられ、その両垂直面部49,49の上端から第一平面部48に対して水平に外側に向けて延びる第二平面部50がそれぞれ設けられており、左右対称に形成されている。また、全ての角部の角度が90度になるように形成されている。
また、第一平面部48には、中間止め具5の長さ方向D2に延びる横長略楕円形状の長孔51が形成されている。この長孔51は、PVモジュール6を支持する中間止め具5をロングスライドベース3またはショートスライドベース62に固定するとともに、中間止め具5がロングスライドベース3のスライド面22またはショートスライドベース62のスライド面64上を長手方向B,bにスライド可能とするための孔である。そのため、ロングスライドベース3に形成された二つのスライド孔23a(23b)の間隔及び以下に詳述するショートスライドベース62に形成された二つのスライド孔65a(65b)の間隔と同じ間隔を中間止め具5の幅方向D1に空けて二つの長孔35が第一平面部48の両端付近に形成されている。
よって、PVモジュール6の短辺8の長さに対応させながら中間止め具5をロングスライドベース3またはショートスライドベース62に固定することができるため、大きさの異なる多くの種類のPVモジュール6を屋根材103上に設置することができる。
ここで、中間止め具5のロングスライドベース3への具体的な固定方法を説明すると、端部止め具4の場合と同様に、まず事前に中間止め具5の二つの長孔51に座金39を介してネジ36を挿通し、そのネジ36に楕円形状のフランジ部38aを有するフランジナット38を緩く螺合させておく。
次に、ロングスライドベース3のスライド面22の後方B2側に形成されたスライド孔23bに、中間止め具5に連結されたフランジナット38をくぐらせる作業を行う。まず、ロングスライドベース3の後方B2の端部付近のスライド面22と中間止め具5の第一平面部48の裏面52とを対峙させつつ、中間止め具5の長さ方向D2をロングスライドベース3の長手方向Bと同じ方向に向ける。
そして、中間止め具5の第一平面部48とフランジナット38のフランジ部38aの間隔をできるだけ広く保ち、左右のスライド面22スライド孔23bの拡幅部24にフランジナット38を同時にくぐらせる。
このとき、上記端部止め具4をロングスライドベース3に固定する場合と同様に、フランジ部38aの長軸をロングスライドベース3のレール部21の長手方向Bに向け、拡幅部24に対してフランジ部38aを傾斜させてフランジ部38aの長軸方向の端部から拡幅部24に挿入する。そして、ネジ36をネジ孔23bの前方B1へスライドさせることで、フランジ部38a(フランジナット38)を拡幅部24に完全にくぐらせることができる。
フランジナット38をくぐらせた後は、中間止め具5がロングスライドベース3のスライド面22上をスライド可能な状態となる。具体的には、スライド面22の後方B2の端部付近から中央付近まで中間止め具5をスライドさせることができる。
そして、中間止め具5をロングスライドベース3のスライド面22上の所望の位置まで移動させ、ネジ36をきつく締めて中間止め具5の第一平面部48とフランジナット38のフランジ部38aでスライド面22をしっかりと挟み込むことで、ロングスライドベース3に中間止め具5を固定する。
尚、フランジナット38に螺合したネジ36をきつく締めるときに、ネジ36を回すだけでネジ36をきつく締めることができる点、及びスライド孔23bの拡幅部24の位置であってもロングスライドベース3に中間止め具5を固定することができる点は、上記端部止め具4をロングスライドベース3に固定する場合と同様である。
上記のように、フランジ部38aを有するフランジナット38をスライド孔23bに挿入することができるとともに、ネジ36を回すだけでネジ36をきつく締めることができる構造であるため、ロングスライドベース3への中間止め具5の設置及び固定が容易になり、従来のPVモジュール6の取付構造よりも容易にPVモジュール6を屋根材103上に設置することができる。また、作業者の屋根上での作業時間を短縮できるため、作業者の安全を図ることができる。
また、上記のようにロングスライドベース3に中間止め具5を固定することで、図6及び図9に示すように、レール部21のスライド面22と、中間止め具5の垂直面部49及び第二平面部50により形成される係止部53とによって、PVモジュール6の長辺9の縁部9aを挿入するための二つの係止溝54a,54bが形成される。
また、図3に示すように、垂直面部49と第二平面部50により形成される二つの係止部53の裏面55には、端部止め具4の場合と同様に、そのほぼ全面を覆うようにゴム等の弾性体で形成された保護部材56が設けられている。そのため、PVモジュール6を傷つけることなく支持するとともにロングスライドベース3に設置し固定することができる。また、保護部材56は弾性を有するため、PVモジュール6の長辺9の縁部9aを係止溝54a,54bの奥まで挿入した場合には、保護部材56がPVモジュール6の長辺9の縁部9aと当接し変形して密着するため、がたつくことが無く安定した固定が可能となる。
尚、中間止め具5の強度を保つため、一方の第二平面部50から垂直面部49、第一平面部48及び垂直面部49を通って他方の第二平面部50へ延びる突出部58が設けられている。この突出部58は、断面略半楕円形状であって上方へ向けて突出し、二本の長孔51の内側に設けられている。
62はショートスライドベース62であり、上記のロングスライドベース3と同様に、屋根材103に設置された架台2の載置面12に載置し固定するための部材である。このショートスライドベース62は、上記のロングスライドベース3と基本的な形状はほぼ同様である。
具体的には、図5に示すように、ショートスライドベース62も薄い金属製の平板を折り曲げて形成されており、左右に断面略コの字状の細長いレール部63が平行に設けられている。このショートスライドベース62は、全長が約240mm程度であり、ロングスライドベース3の約半分の長さである。また、幅は70mm程度であり、ロングスライドベース3と同じである。
また、左右のレール部63の上面には平らなスライド面64が設けられ、そのスライド面64には二つのスライド孔65a,65bが形成されている。これらのスライド孔65a,65bは、PVモジュール6を支持する端部止め具4や中間止め具5を固定するとともに、端部止め具4や中間止め具5がレール部63のスライド面64上を長手方向bにスライド可能とするための孔である。そして、スライド孔65aまたはスライド孔65bのどちらかを使用することによって、端部止め具4や中間止め具5をショートスライドベース62に固定する。
また、端部止め具4や中間止め具5が、レール部63のスライド面64上を移動可能とすべく、幅が狭くて細長いスライド孔65a,65bが左右のレール部63のスライド面64の長手方向b(ショートスライドベース62の長手方向b)に延びるように形成されている。具体的には、スライド孔65aはスライド面64のほぼ中央付近に形成され、スライド孔65bはスライド面64の中央からやや後方b2寄りの位置に形成されており、これら二つのスライド孔65a,65bは近接して形成されている。
また、スライド孔65a,65bは、幅の広い略正方形状の拡幅部66を有するため、全体の形状がかなづち状であり、スライド孔65aではその拡径部66がスライド孔65aの前方b1の端部に、スライド孔65bでは拡径部66がスライド孔65bの後方b2の端部に形成されている。
上記構造により、端部止め具4や中間止め具5の固定する位置を、ショートスライドベース62のレール部63のスライド面64上で長手方向bに変更可能であるため、PVモジュール6の大きさに対応させながらPVモジュール6をショートスライドベース62に固定することができる。
また、スライド孔65a,65bを拡幅部66を有するかなづち状としたことで、以下で詳述するようにショートスライドベース62への端部止め具4や中間止め具5の固定が容易になり、作業者の屋根上での作業時間を短縮できるため、作業者の安全を図ることができる。
尚、本実施形態に係る取付構造1で使用するショートスライドベース62のスライド孔65a,65bの拡幅部66は略正方形状であるが、ある一定の幅があれば円形や多角形であってもよい。また、拡幅部66の位置は、スライド孔65の前方b1の端部や後方b2の端部に形成されているが、それ以外の場所に形成されていてもよい。
但し、上記のロングスライドベース3の場合と同様に、ショートスライドベース62への端部止め具4や中間止め具5の固定を容易にするため、左右のレール部63のスライド面64に形成されたスライド孔65aのそれぞれの拡幅部66の位置、及びスライド孔65bのそれぞれの拡幅部66の位置は揃えることが望ましい。
また、スライド孔65a,65bはスライド面64の中央付近でつながり、一つのスライド孔として形成されていてもよい。また、ロングスライドベース3のように、端部止め具4や中間止め具5がレール部63のスライド面64上の全域に亘って移動可能とすべく、スライド面64のほぼ全長に亘って延びるスライド孔65a,65bが形成されていてもよい。
ショートスライドベース62の左右のレール部63の前方b1の先端部には、屋根材103の係止部105に被せて係止させるための返し部68が設けられている。この返し部68は、レール部63のスライド面64の先端部から垂下するとともに後方b2へ向けて水平に折り曲げられ側面視略L字状に形成されている。
また、左右のレール部63,63の間には、お互いのレール部63を連結する連結板69が設けられている。この連結板69は平らであり、その後方b2の端部付近に横長略楕円形状の固定孔70が形成されている。この固定孔70は連結板69の長手方向bに伸びるように形成されているため、ショートスライドベース62の架台2への固定が可能となっている。
具体的には、図6に示すように、架台2の突出部13の載置面12にショートスライドベース62の連結板69を載置し、連結板69の固定孔70から架台2の突出部13のネジ孔14が見えるようにショートスライドベース62の位置を調整する。そして、ショートスライドベース62の固定孔70に座金30を介してボルト29を挿通し、架台2のネジ孔14に螺合することで、架台2にショートライドベース62を固定することができる。
また、固定孔70はショートスライドベース62の長手方向bに延びるように形成されているため、架台2の位置の変化に対応可能となっている。つまり、図6に示すように、第二段目(第一段目の上段)のPVモジュール6−2を設置する第四段目の屋根材103−4の係止部105−4とその屋根材103−4のハゼ部104−4に設置した架台2との間隔は、屋根材103の働き幅の長さによって変化するが、本発明に係る取付構造1によれば、その変化に対応してショートスライドベース62を架台2に固定することができ、ひいてはPVモジュール6の設置が可能となる。
尚、上記のようにショートスライドベース62の各構成要素ついては、ロングスライドベース3の各構成要素とほぼ同じであるため、端部止め具4や中間止め具5のショートスライドべース62への固定方法も、上記の端部止め具4や中間止め具5のロングスライドベース3への固定方法とほぼ同様である。
ここでは、中間止め具5のショートスライドベース62への具体的な固定方法を説明すると、まず事前に中間止め具5の二つの長孔51に座金39を介してネジ36を挿通し、そのネジ36に楕円形のフランジ部38aを有するフランジナット38を緩く螺合させておく。
次に、ショートスライドベース62のスライド面64の後方b2側に形成されたスライド孔65bに、中間止め具5に連結されたフランジナット38をくぐらせる作業を行う。まず、ショートスライドベース62の後方b2の端部付近のスライド面64と中間止め具5の第一平面部48の裏面52とを対峙させつつ、中間止め具5の長さ方向D2をショートスライドベース62の長手方向bと同じ方向に向ける。
そして、中間止め具5の第一平面部48とフランジナット38のフランジ部38aの間隔をできるだけ広く保ち、左右のスライド面64スライド孔65bの拡幅部66にフランジナット38を同時にくぐらせる。
このとき、略正方形状の拡幅部66の一辺は、フランジナット38のフランジ部38aの短軸の長さよりも長いが長軸の長さよりも短く設定されている。そのため、上記端部止め具4をロングスライドベース3に固定する場合と同様に、フランジ部38aの長軸をショートスライドベース62のレール部63の長手方向bに向け、拡幅部66に対してフランジ部38aを傾斜させてフランジ部38aの長軸方向の端部から拡幅部66に挿入する。そして、ネジ36をネジ孔65bの前方b1へスライドさせることで、フランジ部38a(フランジナット38)を拡幅部66に完全にくぐらせることができる。
フランジナット38をくぐらせた後は、中間止め具5がショートスライドベース62のスライド面64上をスライド可能な状態となる。具体的には、スライド面64の後方b2の端部付近から中央付近まで中間止め具5をスライドさせることができる。
そして、中間止め具5をショートスライドベース62のスライド面64の所望の位置まで移動させ、ネジ36をきつく締めて中間止め具5の第一平面部48とフランジナット38のフランジ部38aでスライド面64をしっかりと挟み込むことで、ショートスライドベース62に中間止め具5を固定する。
尚、フランジナット38に螺合したネジ36をきつく締めるときに、ネジ36を回すとフランジナット38も同じ方向に回転しようとするが、フランジナット38のフランジ部38aの長軸の長さがショートスライドベース62のレール部63の幅wよりも長いため、フランジナット38の回転がレール部63の側面部72によって遮られる。そのため、ネジ36を回すだけでネジ36をきつく締めることが可能となっている。
また、スライド孔65bの拡幅部66の位置でネジ36をきつく締める場合であっても、中間止め具5の第一平面部48とフランジナット38のフランジ部38aとの間に、略正方形状の拡幅部66の周辺のスライド面64をもぐり込ませて挟むことが可能であるため、問題なくショートスライドベース62に中間止め具5を固定することができる。
上記のように、フランジ部38aを有するフランジナット38をスライド孔65bに挿入することができるとともに、ネジ36を回すだけでネジ36をきつく締めることができる構造であるため、ショートスライドベース62への中間止め具5の設置及び固定が容易になり、従来のPVモジュール6の取付構造よりも容易にPVモジュール6を屋根材103上に設置することができる。また、作業者の屋根上での作業時間を短縮できるため、作業者の安全を図ることができる。
また、上記のようにショートスライドベース62に中間止め具5を固定することで、図6に示すように、レール部63のスライド面64と、中間止め具5の垂直面部49及び第二平面部50により形成される係止部53とによって、PVモジュール6の長辺9の縁部9aを挿入するための係止溝71a,71bが形成される。
次に、本発明に係る取付構造1の施工手順について、図4、図6ないし図10に基づいて説明する。まず、ロングスライドベース3を用いて屋根材103上に第一段目(最も軒側)のPVモジュール6−1を設置する。その設置は、第一段目(PVモジュール6を設置する最も軒側)の屋根材103−1及び第二段目(第一段目の上段)の屋根材103−2の設置と同時に行う。
まず、第一段目の屋根材103−1を屋根101の桁行方向Eに葺く。その後、図6及び図8に示すように、第一段目のPVモジュール6−1を設置する屋根材103−1のハゼ部104−1に架台2の係止部15を被せて係止させながら架台2を設置する。そして、ネジ孔19を介してネジ20により架台2を屋根下地102上に固定する。このようにして、図10に示すように、屋根101の桁行方向Eに複数の架台2を設置する。
次に、第一段目の屋根材103−1の上段に第二段目の屋根材103ー2を屋根101の桁行方向Eに葺く。このとき、第一段目の屋根材103−1のハゼ部104−1に設置した架台2の係止部15は、図6及び図8に示すように、第二段目の屋根材103−2の係止部105ー2が被せられるとともにに、その係止部105−2と係止する。
そして、第二段目の屋根材103−2のハゼ部104−2にも架台2の係止部15を被せて係止させながら複数の架台2を設置する。このとき、第二段目の屋根材103−2のハゼ部104−2に設置する架台2が、第一段目の屋根材103−1のハゼ部104−1に設置した架台2と屋根101の軒棟方向(傾斜方向)Fになるべく一列に並ぶように設置し、ネジ孔19を介してネジ20により架台2を屋根下地102上に固定する。
次に、ロングスライドベース3を架台2に固定する。具体的には、図4及び図6に示すように、軒棟方向Fに一列に並んだ二つの架台2の突出部13の載置面12上にロングスライドベース3の連結板26を載置し、架台2の突出部13のネジ孔14とロングスライドベース3の固定孔28の位置を合わせ、座金30を介して固定孔28にボルト29を挿通し、ボルト29をネジ孔14に螺合することで固定する。このとき、図6及び図7に示すように、第一段目の屋根材103−1の係止部105−1に、ロングスライドベース3の返し部25を被せて係止させながら載置する。
そして、上記のように端部止め具4の二つの長孔35に座金39を介してネジ36を挿通し、そのネジ36にフランジナット38を緩く螺合した端部止め具4を、設置したロングスライドベース3の数だけ用意する。そして、全てのロングスライドベース3における左右のスライド面22の前方B1側に形成されたスライド孔23aの拡幅部24に、端部止め具4に連結されたフランジナット38をくぐらせる作業を行う。
そして、図6及び図7に示すように、端部止め具4の第一垂直面部31がロングスライドベース3の返し部25に当接する位置まで移動させネジ36をきつく締めることで、第一平面部32とフランジナット38のフランジ部38aでロングスライドベース3のスライド面22をしっかりと挟み込み固定する。こうして、全てのロングスライドベース3に端部止め具4を固定する。
次に、二つのロングスライドベース3の前方B1に固定された端部止め具4の係止部42とスライド面22によって形成されている係止溝43に第一段目のPVモジュール6−1の下段の長辺9の縁部9aを挿入して支持させる。このとき、縁部9aが端部止め具4の係止部42の裏面44に設けられた保護部材45に当接するように奥まで挿入する。そして、第一段目のPVモジュール6−1を二つのロングスライドベース3の左右のスライド面22上に載置する。
次に、上記のように中間止め具5の二つの長孔51に座金39を介してネジ36を挿通し、そのネジ36にフランジナット38を緩く螺合した中間止め具5を、設置したロングスライドベース3の数だけ用意する。そして、全てのロングスライドベース3における左右のスライド面22の後方B2側に形成されたスライド孔23bの拡幅部24に、中間止め具5に連結されたフランジナット38をくぐらせる作業を行う。
そして、二つの中間止め具5をスライド面22の前方B1にスライドさせて、図6及び図9に示すように、第一段目のPVモジュール6−1の上段の長辺9の縁部9aを中間止め具5の係止部53とスライド面22によって形成されている係止溝54aに挿入して支持させる。このとき、縁部9aが中間止め具5の係止部53裏面55に設けられた保護部材56に当接するように奥まで挿入する。
そして、中間止め具5のネジ36をきつく締めることで第一平面部48とフランジナット38のフランジ部38aでスライド面22をしっかりと挟み込み固定する。こうして、全てのロングスライドベース3に中間止め具5を固定することで、ロングスライドベース3に第一段目のPVモジュール6−1を固定することができ、第一段目のPVモジュール6−1の屋根材103−1,103−2上への設置が終了する。
尚、本実施形態では、図10に示すように、第一段目のPVモジュール6−1の上下段の長辺9の縁部9aを二つの端部止め具4及び中間止め具5で固定しているが、三つ以上の端部止め具4及び中間止め具5で固定するようにしてもよい。
次に、ショートスライドベース62を用いて屋根材103上に第二段目(第一段目の上段)のPVモジュール6−2を設置する。その設置は、第三段目の屋根材103−3及び第四段目の屋根材103−4の設置と同時に行う。
まず、第三段目の屋根材103−3及び第四段目の屋根材103−4を屋根101の桁行方向Eに葺く。このとき、第二段目の屋根材103−2のハゼ部104−2に設置した架台2の係止部15は、図6及び図9に示すように、第三段目の屋根材103−3の係止部105−3が被せられるとともに、その係止部105−3と係止する。
その後、第四段目の屋根材103−4のハゼ部104−4に、架台2の係止部15を被せて係止させながら架台2を設置する。そして、ネジ孔19を介してネジ20により架台2を屋根下地102上に固定する。このようにして、図10に示すように、屋根101の桁行方向Eに複数の架台2を設置する。
このとき、第四段目の屋根材103−4のハゼ部104−4に設置する架台2が、第一段目の屋根材103−1のハゼ部104−1や第二段目の屋根材103−2のハゼ部104−2に設置した架台2と屋根101の軒棟方向(傾斜方向)Fになるべく一列に並ぶように設置する。
次に、ショートスライドベース62を架台2に固定する。具体的には、図6に示すように、架台2の突出部13の載置面12上にショートスライドベース62の連結板69を載置し、架台2の突出部13のネジ孔14とショートスライドベース62の固定孔70の位置を合わせ、座金30を介して固定孔70にボルト29を挿通し、ボルト29をネジ孔14に螺合することで固定する。このとき、第四段目の屋根材103−4の係止部105−4に、ショートスライドベース62の返し部68を被せて係止させながら載置する。
そして、上記のように中間止め具5の二つの長孔51に座金39を介してネジ36を挿入し、そのネジ36にフランジナット38を緩く螺合した中間止め具5を、設置したショートスライドベース62の数だけ用意する。そして、全てのショートスライドベース62における左右のスライド面64の後方b2側に形成されたスライド孔65bの拡幅部66に、中間止め具5に連結されたフランジナット38をくぐらせる作業を行う。
そして、図6及び図9に示すように、既に設置された二つのロングスライドベース3のスライド孔23bに固定されている中間止め具5の係止部53とスライド面22によって形成されている係止溝54bに、第二段目のPVモジュール6−2の下段の長辺9の縁部9aを挿入して支持させる。このとき、縁部9aが中間止め具5の保護部材56に当接するように奧まで挿入する。そして、第二段目のPVモジュール6−2を二つのロングスライドベース3の左右のスライド面22上及び二つのショートスライドベース62の左右のスライド面64上に載置する。
そして、ショートスライドベース62のスライド孔65bに設置した二つの中間止め具5をスライド面64の前方b1にスライドさせて、図6に示すように、第二段目のPVモジュール6−2の上段の長辺9の縁部9aを中間止め具5とスライド面64によって形成されている係止溝71aに挿入して支持させる。このとき、縁部9aが中間止め具5の係止部53の保護部材56に当接するように奥まで挿入する。
そして、中間止め具5のネジ36をきつく締めることで第一平面部48とフランジナット38のフランジ部38aでスライド面64をしっかりと挟み込み固定する。こうして、全てのショートスライドベース62に中間止め具5を固定することで、ロングスライドベース3及びショートスライドベース62に第二段目のPVモジュール6−2を固定することができ、第二段目のPVモジュール6−2の屋根材103−3,103−4上への設置が終了する。尚、本実施形態では、図10に示すように、第二段目のPVモジュール6−2の上段の長辺9の縁部9aを二つの中間止め具5で固定しているが、三つ以上の中間止め具5で固定するようにしてもよい。
もし、第二段目のPVモジュール6−2の上段の長辺9の縁部9aの位置が、ショートスライドベース62のスライド孔65bに設置した中間止め具5の支持可能範囲内に無い場合、つまり第二段目のPVモジュール6−2の上段の長辺9の縁部9aの位置がショートスライドベース62のスライド面64の前方b1すぎてスライド孔65bに設置した中間止め具5の係止部53とスライド面64によって形成されている係止溝71aで支持できない場合には、スライド孔65bから中間止め具5を外してスライド孔65aに設置し直し、再度ショートスライドベース62の中間止め具5をスライド面64の前方b1にスライドさせて、第二段目のPVモジュール6−2の上段の長辺9の縁部9aを係止溝71aに挿入する作業を行う。
尚、ショートスライドベース62を用いて屋根材103上に第三段目以降のPVモジュール6を設置する場合には、上記のように屋根材103を屋根101の桁行方向Eに葺きながら架台2を設置する。そして、ショートスライドベース62をその架台2に固定し、そのショートスライドベース62のスライド孔65a,65bのいずれかに端部止め具4または中間止め具5を設置する。
そして、既に設置されている下段に位置するロングスライドベース3に固定された中間止め具5の係止部53とスライド面22によって形成される係止溝54b、またはショートスライドベース62に固定された中間止め具5の係止部53とスライド面64によって形成される係止溝71bに、PVモジュール6の下段の長辺9の縁部9aを挿入して支持させるとともに、新たに設置するショートスライドベース62に固定される端部止め具4の係止部42または中間止め具5の係止部53とスライド面64によって形成される係止溝にPVモジュール6の上段の長辺9の縁部9aを挿入して支持させる。そして、ショートスライドベース62に端部止め具4または中間止め具5を固定することでPVモジュール6の屋根材103上への設置が終了する。
一方、本実施形態のようにショートスライドベース62を用いてではなくロングスライドベース3を用いて屋根材103上に第二段目以降のPVモジュール6を設置する場合には、以下のような手順で作業を行う。まず、上記のように屋根材103を屋根101の桁行方向Eに葺きながら架台2を設置する。そして、ロングスライドベース3を架台2に固定し、そのスライド孔23a,23bのいずれかに端部止め具4または中間止め具5を設置する。
そして、既に設置されている下段に位置するロングスライドベース3に固定された中間止め具5の係止部53とスライド面22によって形成される係止溝54b、またはショートスライドベース62に固定された中間止め具5の係止部53とスライド面64によって形成される係止溝71bに、PVモジュール6の下段の長辺9の縁部9aを挿入して支持させるとともに、新たに設置するロングスライドベース3に固定される端部止め具4の係止部42または中間止め具5の係止部53とスライド面64によって形成される係止溝43,54aにPVモジュール6の上段の長辺9の縁部9aを挿入して支持させる。そして、ロングスライドベース3に端部止め具4または中間止め具5を固定することでPVモジュール6の屋根材103上への設置が終了する。
尚、上記のように、PVモジュール6を屋根101の軒棟方向Fに連続して設置する場合には、屋根材103の働き幅やPVモジュール6の大きさ等を考慮して、上記ロングスライドベース3を用いた設置方法とショートスライドベース62を用いた設置方法のどちらが適しているかを適宜選択して施工する。また、本実施形態では、一番軒側にロングスライドベース3を設置して屋根材103上に第一段目(最も軒側)のPVモジュール6−1を設置しているが、一番軒側にショートスライドベース62を設置して屋根材103上に第一段目のPVモジュール6−1を設置してもよい。
1 取付構造 43 係止溝
2 架台 44 裏面
3 ロングスライドベース 45 保護部材
4 端部止め具 46 突出部
5 中間止め具 48 第一平面部
6 PVモジュール 49 垂直面部
12 載置面 50 第二平面部
13 突出部 51 長孔
14 ネジ孔 52 裏面
15 係止部 53 係止部
16 傾斜面 54 係止溝
18 固定面 55 裏面
19 ネジ孔 56 保護部材
20 ネジ 58 突出部
21 レール部 62 ショートスライドベース
22 スライド面 63 レール部
23 スライド孔 64 スライド面
24 拡幅部 65 スライド孔
25 返し部 66 拡幅部
26 連結板 68 返し部
28 固定孔 69 連結板
29 ボルト 70 固定孔
30 座金 71 係止溝
31 第一垂直面部 72 側面部
32 第一平面部 101 屋根
33 第二垂直面部 102 屋根下地
34 第二平面部 103 横葺き屋根材
35 長孔 104 ハゼ部
36 ネジ 105 係止部
38 フランジナット
39 座金
40 裏面
41 側面部
42 係止部

Claims (5)

  1. 載置面及び係止部を有する架台と、止め具と、スライド孔及び固定孔を有するロングスライドベース及びショートスライドベースのうちのいずれか一方または双方とによって屋根に葺かれた横葺き屋根材上に太陽電池モジュールを設置するための取付構造であって、前記スライド孔及び前記固定孔は前記ロングスライドベース及び前記ショートスライドベースの長手方向に延びる長孔であり、前記スライド孔が形成された平面が前記固定孔が形成された平面よりも上方に位置しており、前記架台の前記係止部を前記横葺き屋根材のハゼ部に係止しつつ前記架台を屋根下地に固定して前記架台を前記横葺き屋根材上に設置し、前記スライド孔に前記止め具が固定された前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースの返し部を前記横葺き屋根材の係止部に係止するとともに前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースを前記架台の前記載置面に載置して前記固定孔を介して前記架台に固定することで前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースを屋根の軒棟方向に固定し、前記止め具によって前記太陽電池モジュールを前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースに固定することを特徴とする太陽電池モジュールの取付構造。
  2. 前記止め具前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースに固定するために前記止め具に形成された長孔が、前記止め具の長さ方向に延びる長孔であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの取付構造。
  3. 前記ロングスライドベース及び前記ショートスライドベースのレール部の幅よりも長い長軸を有する平面視略楕円形状のフランジ部が設けられたフランジナットとネジによって、前記止め具を前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースの前記レール部の平面に形成された前記スライド孔に固定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュールの取付構造。
  4. 前記スライド孔が、前記フランジナットを挿入可能な拡幅部を有することを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュールの取付構造。
  5. 前記止め具が、前記太陽電池モジュールを前記ロングスライドベースまたは前記ショートスライドベースに固定するための係止部を有し、該係止部の裏面が弾性体で形成された保護部材で覆われていることを特徴とする請求項1ないし請求項までのいずれか1項に記載の太陽電池モジュールの取付構造。
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