JP5740171B2 - コネクタおよびコネクタの製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1にかかるコネクタ1の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示したコネクタ1の取付面11c側から視た平面図である。図3は、図1に示したコネクタ1の取付面11c側から視た斜視図である。図4は、図2に示したコネクタ1のA−A線断面図である。図5は、図4に示した第一の雄端子20、第二の雄端子30、および配置規制部材50の拡大斜視図である。
本発明の実施の形態1にかかるコネクタ1は、取り付け先となる図示しないケーシング等の外表面に取り付けられる。このコネクタ1は、図示しないケーシング内の相手コネクタ、およびケーシング外の相手コネクタを電気的に接続させる中継端子として機能するものである。
ハウジング10は、絶縁性の樹脂からなり、コネクタ1の取り付け先への取付面11cを形成された基部11、および取付面11cに対して傾斜された傾斜壁12aを有してなる筒状の筒状部12を有してなる。
端子保持部11aは、第一の雄端子20および第二の雄端子30が固定保持される部分である。
フランジ部11bは、端子保持部11aの端部外周面に沿って突出されてなる。このフランジ部11bは、取付面11cが形成されてなる。
取付面11cは、上述した図示しないケーシングにハウジング10が取り付けられる際、図示しないケーシング側の取付面に接触される面である。
また、フランジ部11bの4隅にはボルト挿入孔11dが形成されている。このボルト挿入孔11dには、金属カラー11eが嵌め込まれている。
ハウジング10は、フランジ部11bのボルト挿入孔11dに挿通された図示しないボルトを介して図示しないケーシングに固定される。
第二の雄端子30は、端子保持部11aに埋設される部分の短手方向の端部に1つの溝32aが形成されてなる第二の溝部32を有してなる。より具体的には、第二の溝部32は、第二の雄端子30と第一の雄端子20と屈曲方向を揃えて並べた場合に、短手方向で第一の溝部22と同じ側の端部に形成されてなる。
第一の嵌合部51は、棒状部材がコの字状に屈曲して形成された部分であり、向かい合う一対の突出棒状部51aのそれぞれが第一の溝部22の各溝22aと嵌合するようになっている。
連結部53は、第一の嵌合部51に繋がる棒状部分であり、第二の嵌合部52は、連結部53の一部であり、棒状部分が第二の溝部32の溝32aと嵌合するようになっている。
なお、この発明の実施の形態1にかかるコネクタ1の製造方法では、第一の金型41、第二の金型42および第三の金型43によって形成されたキャビティ―内にハウジング10の材料となる絶縁性の樹脂が充填される。
次に、図10を用いて本発明の実施の形態1のコネクタ1の変形例1について説明する。図10は、本発明の実施の形態1のコネクタ1の変形例1のコネクタ2の断面を示した断面図である。図11は、図10に示した第一の雄端子21および第二の雄端子31の拡大斜視図である。
この変形例1のコネクタ2は、板状の第一の雄端子20および第二の雄端子30に代わって第一の雄端子21および第二の雄端子31を有してなる。第一の雄端子21および第二の雄端子31は、第一の雄端子20および第二の雄端子30と同様に、長手方向の断面がくの字状に屈曲され、傾斜壁12aに平行に形成された傾斜領域部21a,31aと、取付面11cに直交して形成された直交領域部21b,31bと、を有してなる。
これら第一の雄端子21および第二の雄端子31は、板状部21c,31cと棒状部21d,31dとを有してなる点で第一の雄端子20および第二の雄端子30と異なる。なお、その他の構成は実施の形態1と同様であり、実施の形態1と同一構成部分には同一符号を付している。
棒状部21d,31dは、図示しない相手コネクタに接続される部分である。この棒状部21d,31dは、板状部21c,31cの長手方向の両端から突出して形成されてなる。
次に、図12を用いて本発明の実施の形態1のコネクタ1の変形例2について説明する。図12は、本発明の実施の形態1のコネクタ1の変形例2のコネクタ3を示した図である。
この変形例2のコネクタ3は、ハウジング10に代わってハウジング70を有してなる。なお、その他の構成は実施の形態1と同様であり、実施の形態1と同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図13を用いて本発明の実施の形態1のコネクタ1の変形例3について説明する。図13は、本発明の実施の形態1のコネクタ1の変形例3の第一の雄端子25、第二の雄端子30および配置規制部材60を示した図である。
この変形例3のコネクタは、第一の雄端子20に代わって第一の雄端子25を有し、配置規制部材50に代わって配置規制部材60を有してなる。なお、その他の構成は実施の形態1と同様であり、実施の形態1と同一構成部分には同一符号を付している。
配置規制部材60は、突出棒状部51aのそれぞれが第一の溝部22の各溝522aと嵌合されるようになっている。
次に、図14および図15を用いて本発明の実施の形態2のコネクタ4について説明する。図14は、本発明の実施の形態2のコネクタ4の断面図である。図15は、図14に示した第一の雄端子23、第二の雄端子33および配置規制部材50の拡大斜視図である。
本発明の実施の形態2にかかるコネクタ4は、実施の形態1に示した第一の雄端子20および第二の雄端子30に代わって、第一の雄端子23および第二の雄端子33を有してなる。なお、その他の構成は実施の形態1と同様であり、実施の形態1と同一構成部分には同一符号を付している。
第二の雄端子33は、第二の溝部32に代わって第二の貫通孔部34を有してなる点で第二の雄端子30と異なる。この第二の雄端子34は、第一の雄端子23と屈曲方向を揃えて並べた場合に、端子保持部11aに埋設されてなり、かつ第一の貫通孔部24の貫通孔24aの数と異なる数の貫通孔34aを有してなる。この第二の貫通孔部34は、1箇所の貫通孔34aを有してなる。
また、第二の嵌合部52の棒状部分が、第二の貫通孔部34の貫通孔34aに挿通される。すなわち、第二の嵌合部52の棒状部分が、第二の挿通部55として機能している。
この変形例のコネクタは、第一の雄端子20に代わって第一の雄端子27を有し、第二の雄端子33に代わって第二の雄端子37を有してなる。なお、その他の構成は実施の形態2と同様であり、実施の形態2と同一構成部分には同一符号を付している。
第二の雄端子37は、貫通孔34aが第二の雄端子27の短手方向のほぼ中心位置に形成されてなる。
10、70 ハウジング
11 基部
11a 端子保持部
11b フランジ部
11c 取付面
11d ボルト挿入孔
11e 金属カラー
11g 端面
12 筒状部
12a 傾斜壁
12b 嵌合凹部
12c 底面
12d 壁
12e 端部内面
20、21、23、25、27 第一の雄端子
22、26 第一の溝部
22a、32a 溝
21c、31c 板状部
21d、31d 棒状部
20a、30a、21a、31a 傾斜領域部
20b、30b、21b、31b 直交領域部
24 第一の貫通孔部
24a、34a 貫通孔
30、31、33、37 第二の雄端子
32 第二の溝部
34 第二の貫通孔部
41 第一の金型
41b 端子セット穴
42 第二の金型
43 第三の金型
43a 挿通部
50、60 配置規制部材
51 第一の嵌合部
51a 突出棒状部
52 第二の嵌合部
53 連結部
54 第一の挿通部
55 第二の挿通部
N 法線
R 鋭角
Claims (3)
- 当該コネクタの取り付け先への取付面が形成された基部および前記基部側の端部内面が前記取付面の法線に対して鋭角で傾斜された傾斜壁を有してなる筒状部を備え、絶縁性の材料からなるハウジングと、
インサート成形によって該ハウジングと一体的に設けられ、両端を揃えて前記基部に固定された第一の雄端子および第二の雄端子と、
前記第一の雄端子と前記第二の雄端子との並び位置を規制する配置規制部材と、
を有し、前記第一の雄端子および前記第二の雄端子の揃えられた両端のそれぞれに相手コネクタが接続されるコネクタであって、
前記第一の雄端子および前記第二の雄端子は、
長手方向の断面がくの字状に屈曲され、前記傾斜壁の内面に平行に形成された傾斜領域部と、前記取付面に直交して形成された直交領域部と、
を有してなり、
前記第一の雄端子は、
前記第二の雄端子に比して長手方向で短く形成され、かつ前記第二の雄端子に比して前記傾斜壁の近傍に配置され、かつ前記基部に埋設される部分の短手方向の端部に1または複数の溝が形成されてなる第一の溝部を有してなり、
前記第二の雄端子は、
前記基部に埋設される部分の短手方向の端部に前記第一の溝部の溝と異なる数の溝が形成されてなる第二の溝部を有してなり、
前記配置規制部材は、
絶縁性の材料からなり、
前記第一の溝部の溝に嵌合される第一の嵌合部と、
第二の溝部の溝に嵌合される第二の嵌合部と、
前記第一の嵌合部と前記第二の嵌合部とを連結する連結部と
を有し、前記基部に埋設されてなることを特徴とするコネクタ。 - 前記配置規制部材は、
前記ハウジングと同一の材料からなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 当該コネクタの取り付け先への取付面が形成された基部および前記基部側の端部内面が前記取付面の法線に対して鋭角で傾斜された傾斜壁を有してなる筒状部を備え、絶縁性の材料からなるハウジングと、
インサート成形によって該ハウジングと一体的に設けられ、両端を揃えて前記基部に固定された第一の雄端子および第二の雄端子と、
前記第一の雄端子と前記第二の雄端子との並び位置を規制する配置規制部材と、
を有し、
前記第一の雄端子および前記第二の雄端子は、
長手方向の断面がくの字状に屈曲され、前記傾斜壁の内面に平行に形成された傾斜領域部と、前記取付面に直交して形成された直交領域部と、
を有してなり、
前記第一の雄端子は、
前記第二の雄端子に比して長手方向で短く形成され、かつ前記第二の雄端子に比して前記傾斜壁の近傍に配置され、かつ前記基部に埋設される部分に1または複数の溝が形成されてなる第一の溝部を有してなり、
前記第二の雄端子は、
前記基部に埋設される部分に前記第一の溝部の溝と異なる数の溝が形成されてなる第二の溝部を有してなり、
前記配置規制部材は、
絶縁性の材料からなり、前記第一の溝部の溝に嵌合される第一の嵌合部と、第二の溝部の溝に嵌合される第二の嵌合部と、を有してなり、
前記第一の雄端子および前記第二の雄端子の揃えられた両端のそれぞれに相手コネクタが接続されるコネクタの製造方法であって、
前記第一の雄端子および前記第二の雄端子が金型にセットされる場合、前記第一の雄端子および前記第二の雄端子の各溝と、前記第一の嵌合部および前記第二の嵌合部とを嵌合させて金型にセットする端子セットステップを含むことを特徴とするコネクタの製造方法。
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