JP5737160B2 - 燃料タンク構造 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク構造に関する。
自動車の燃料タンクでは、いわゆる鞍型タンク等、燃料を収容する収容部を複数備えたものがある。たとえば特許文献1には、燃料タンクのメインタンクに設けたフュエルセンダとサブタンクに設けたフュエルセンダとの合成抵抗値から、燃料残量平均値を得るようにした構造が記載されている。
しかし、このように複数の収容部を有する燃料タンクにおいて、それぞれの収容部にセンサを設ける構造では、収容部の数と同数のセンサが必要になる。
特開平11−326011号公報
本発明は上記事実を考慮し、複数の収容部を有する燃料タンクにおいて、収容部よりも少ない数のセンサで燃料タンクの燃料量を知ることが可能な燃料タンク構造を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、燃料を収容可能な少なくとも2つの収容部を備えた燃料タンクと、前記収容部の間を連通し重力により収容部の間の液位差を解消するように燃料を移動させるための燃料移動配管と、前記燃料移動配管で連通された2つの前記収容部のいずれか一方にのみ設けられ燃料の液位を検知する液位センサと、前記液位センサによって検知された液位の変化量を用いて、前記燃料移動配管で連通された前記収容部の間の液位差を推定する推定手段と、を有する。
この燃料タンク構造では、燃料タンクが少なくとも2つの収容部を備えており、これらの収容部に燃料を収容することができる。
収容部の間は、燃料移動配管により連通されている。燃料に作用した重力により、収容部の間の液位差を解消するように燃料移動配管を通じて燃料が移動する。すなわち、高い液位の収容部から、低い液位の収容部へと、燃料移動配管を通じて燃料が移動し、これらの収容部の液位は同一液位に近づく(十分な時間経過等により条件が整えば液位差が解消される)。
燃料移動配管で連通された2つの収容部のいずれか一方のみには、液位センサが設けられており、燃料の液位を検知できる。収容部では、燃料移動配管を通じて燃料が移動し同一液位に近づくので、それぞれの収容部に液位センサを設けなくても、すなわち、収容部の一方にみの設けた液位センサで、燃料タンク全体での燃料量を知ることができる。
燃料移動配管で連通された収容部の間の液位差を解消するように燃料移動配管を通じて燃料が移動するため、このときの液位の変化量を液位センサで検知し、推定手段では、燃料移動配管で連通された収容部の間の液位差を推定する。そして、液位センサで検知した収容部の液位と、この液位差とから、燃料タンク全体の燃料量を知ることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記燃料移動配管が、サイフォンの原理により燃料を前記収容部の間で移動させるサイフォン配管である。
燃料移動配管としてサイフォン配管を用いることで、サイフォンの原理により、簡単な構造で燃料を収容部間で移動させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記変化量として前記液位の変化速度を用いて前記液位差を推定する。
燃料移動配管で連通された収容部における燃料の移動速度は、液位差に応じて異なり、収容部における液位の変化速度も異なる。この液位の変化速度を用いることで、推定手段では、燃料移動配管で連通された収容部の間の液位差を推定できる。すなわち、推定手段では、燃料移動配管で連通された複数の収容部の液位が同一になるのを待つことなく、燃料タンク全体の燃料量を知ることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、前記推定手段が、前記変化速度と前記液位差とを対応付ける対応マップを備えている。
推定手段による液位差の推定方法は特に限定されないが、液位の変化速度と液位差とを対応付ける対応マップを用いることで、複雑な推定プロセスを経ることなく、液位の変化速度から液位差を推定できる。
請求項5に記載の発明では、燃料を収容可能な少なくとも2つの収容部を備えた燃料タンクと、前記収容部の間を連通し重力により収容部の間の液位差を解消するように燃料を移動させるための燃料移動配管と、前記燃料移動配管で連通された2つの前記収容部のいずれか一方にのみ設けられ燃料の液位を検知する液位センサと、前記液位センサによって検知された液位の変化量を用いて、前記燃料移動配管で連通された前記収容部の燃料量を推定する推定手段と、を有する。
この燃料タンク構造では、燃料タンクが少なくとも2つの収容部を備えており、これらの収容部に燃料を収容することができる。
収容部の間は、燃料移動配管により連通されている。燃料に作用した重力により、収容部の間の液位差を解消するように燃料移動配管を通じて燃料が移動する。すなわち、高い液位の収容部から、低い液位の収容部へと、燃料移動配管を通じて燃料が移動し、これらの収容部の液位は同一液位に近づく(十分な時間経過等により条件が整えば液位差が解消される)。
燃料移動配管で連通された2つの収容部のいずれか一方のみには、液位センサが設けられており、燃料の液位を検知できる。収容部では、燃料移動配管を通じて燃料が移動し同一液位に近づくので、それぞれの収容部に液位センサを設けなくても、すなわち、収容部の一方にみの設けた液位センサで、燃料タンク全体での燃料量を知ることができる。
燃料移動配管で連通された収容部の間の液位差を解消するように燃料移動配管を通じて燃料が移動するため、このときの液位の変化量を液位センサで検知し、推定手段では、燃料移動配管で連通された収容部の燃料量を知ることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明において、前記燃料移動配管が、サイフォンの原理により燃料を前記収容部の間で移動させるサイフォン配管である。
燃料移動配管としてサイフォン配管を用いることで、サイフォンの原理により、簡単な構造で燃料を収容部間で移動させることができる。
請求項7に記載の発明では、請求項5又は請求項6に記載の発明において、前記変化量として前記液位の変化速度を用いて前記燃料量を推定する。
燃料移動配管で連通された収容部における燃料の移動速度は、液位差に応じて異なり、収容部における液位の変化速度も異なる。この液位の変化速度を用いることで、推定手段では、燃料移動配管で連通された収容部の燃料量を推定できる。すなわち、推定手段では、燃料移動配管で連通された複数の収容部の液位が同一になるのを待つことなく、燃料タンク全体の燃料量を知ることができる。
なお、ここでいう燃料量の「推定」には、燃料量を直接的に推定する場合のほかに、燃料量を推定するための特定の量(たとえば、燃料移動配管で連通された収容部のそれぞれの液位)等も含む。
請求項8に記載の発明では、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の発明において、前記液位センサが、前記収容部で上下方向に沿って延在され燃料の接触範囲に応じて静電容量が変化する静電容量センサである。
すなわち、液位センサの具体的構造は特に限定されないが、静電容量センサを用いることで、簡単な構成で収容部の液位を検知することが可能になる。
請求項9に記載の発明では、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記液位センサが、1つの前記収容部に複数設けられている。
1つの収容部に複数の液位センサが設けられているので、燃料液面が傾斜した場合には、液位センサごとに異なった液位を検知する。すなわち、燃料傾斜時においても、より正確な燃料量を検知したり、燃料量の判定を停止したりすることが可能となる。
本発明は上記構成としたので、複数の収容部を有する燃料タンクにおいて、収容部よりも少ない数のセンサで燃料タンクの燃料量を知ることが可能となる。
本発明の第1実施形態の燃料タンク構造を示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンク構造において燃料量の判定を行うためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態の燃料タンク構造を液位が山部より高い状態で示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンク構造を液位差が生じている状態で示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンク構造において液位の時間変化の一例を定性的に示すグラフである。 本発明の第1実施形態の燃料タンク構造において液位変化速度と液位差との関係の一例を示す液位平衡特性マップである。 本発明の第1実施形態の燃料タンク構造を液位が平衡になった状態で示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態の燃料タンク構造を示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態の燃料タンク構造において燃料量の判定を行うためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態の燃料タンク構造を液面が傾斜した状態で示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態の燃料タンク構造を液位差が生じている状態で示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態の燃料タンク構造においてエタノール濃度の時間変化の一例を定性的に示すグラフである。 本発明の第2実施形態の燃料タンク構造においてエタノールの濃度変化速度と濃度差との関係の一例を示す濃度平衡特性マップである。
図1には、本発明の第1実施形態の燃料タンク構造12の概略構成が示されている。この燃料タンク構造12は、燃料が収容される燃料タンク14を有している。本実施形態の燃料タンク14は中空の箱状に形成されているが、底壁14Sの中央部分からは上方に向けて膨出する山部14Mが形成されており、内部が主室14A及び副室14Bに区画された構造(いわゆる鞍型タンク)となっている。主室14A及び副室14Bはいずれも、本発明の収容部の例である。
燃料タンク14の上壁14Uの角部近傍には、インレット配管20が接続されている。このインレット配管20を通じて、燃料GSを燃料タンク14内に給油できる。第1実施形態では、主室14A側にインレット配管20が設けられており、主に主室14Aに給油できる。特に、本実施形態では、燃料GSの一部が、後述するサブカップ24内に直接的に流入するように、インレット配管20の位置が決められている。ただし、インレット配管20の位置は、給油された燃料GSがサブカップ24に直接的に流入しないような位置であってもよい。
主室14Aでは、燃料タンク14の上壁14Uの略中央に挿入口16が形成されている。挿入口16からは、燃料ポンプモジュール22を挿入することができる。燃料ポンプモジュール22は、燃料タンク14内の燃料を図示しないエンジンに送出することができる。挿入口16は、燃料タンク14の外側から蓋部材18で閉塞される。
これに対し、副室14Bには、底壁14Sに沿って燃料フィルタ46が配置されている。後述するように、燃料フィルタ46には、移送配管50の他端50Bが接続されている。
主室14Aに備えられた燃料ポンプモジュール22は、上面が開放された略円筒状のサブカップ24を有している。
本実施形態では、燃料タンク14として、底壁14Sと上壁14Uとが互いに接近又は離間することで、燃料タンク14の容積を可変とした構造としている。そして、図1に示すように、蓋部材18から下方に延出された1又は複数本(本実施形態では2本)のガイド棒34が、サブカップ24に設けられたガイド筒36に挿入されることで、底壁14Sと上壁14Uとが上記したように接近又は離間した場合でも、サブカップ24の位置及び姿勢が安定的に維持されるようにしている。
さらに、本実施形態では、ガイド棒34には圧縮コイルスプリング38が装着されている。圧縮コイルスプリング38は、蓋部材18に対しガイド筒36を下方に付勢しており、この付勢力は、サブカップ24に作用する。これにより、サブカップ24の底壁24Bが、燃料タンク14の底壁14Sに接触した状態を確実に維持できるようにしている。ただし、本発明では、燃料タンク14として底壁14Sと上壁14Uとが接近又は離間する構造とされている必要はなく、この場合には、上記したガイド棒34、ガイド筒36及び圧縮コイルスプリング38等は省略可能である。
サブカップ24内には主室14A内の燃料GSの一部を貯留可能である。したがって、主室14A(燃料タンク14)に対し燃料GSが傾斜し偏在したときであっても、サブカップ24内に所定量の燃料GSが貯留された状態が維持される。
サブカップ24内には、燃料ポンプ40が備えられている。燃料ポンプ40の下部には、燃料を吸引可能な燃料吸引口42が設けられている。燃料ポンプ40を駆動することで、サブカップ24内の燃料を、燃料吸引口42から吸引する。そして、燃料送出配管44を通じて、サブカップ24内の燃料を図示しないエンジンに向けて送り出すことができる。
燃料ポンプ40の燃料吸引口42には、燃料フィルタ46が装着されている。燃料フィルタ46は、網目状の部材によって袋状に形成されており、その内部に、燃料吸引口42が位置している。燃料フィルタ46は、サブカップ24内の燃料GSを燃料吸引口42から吸引するときに、燃料中の異物を除去する作用を有している。
サブカップ24内には、ジェットポンプ48が備えられている。ジェットポンプ48には、移送配管50の一端50Aが接続されている。
ジェットポンプ48には、燃料ポンプ40によって外部に送出される燃料の一部が導入されるようになっている。そして、この導入燃料により内部に生じた負圧を利用して、副室14Bの燃料フィルタ46内から燃料GSを吸引し、移送配管50を通じてサブカップ24内に燃料を送り込む作用を有している。
主室14Aと副室14Bとは、サイフォン配管52によって連通されている。サイフォン配管52は、偏平な逆U字状に形成され、燃料タンク14内に配置されている。サイフォン配管52の一端52Aは、主室14Aの底壁14Sの近傍に位置し、他端52Bは副室14Bの底壁14Sの近傍に位置している。サイフォン配管52は、サイフォンの原理により、主室14Aの液位FL−Aと副室14Bの液位FL−Bとに液位差DLに差が生じている場合(図4参照)に、燃料GSに作用した重力で高位側から低位側へと燃料GSを移動させる作用を有している。
主室14A内には、第1液位センサ26が備えられている。第1液位センサ26は、樹脂フィルム等の絶縁体によって、全体として長尺状に形成されたベース28を有している。ベース28の表面には複数の電極30がベース28の長手方向にそって一定間隔で配置されている。複数の電極30は、燃料と接している部分と接していない部分とで、静電容量の値が異なる。この静電容量の値の違いを用いて、第1液位センサ26における燃料の接触範囲の広狭に応じた信号を出力できる。
第1液位センサ26の上端部には、端子が設けられている。端子はセンサ回路32と電気的に接続されており、燃料の接触範囲の広狭に応じた上記信号が、センサ回路32に送られる。
本実施形態では、第1液位センサ26の下端26Bは、主室14Aにおける底壁14Sの近傍に位置している。第1液位センサ26の上端26Tは、燃料タンク14に設定される満タン液位FFよりも高い位置とされている。なお、満タン液位FFは、山部14Mよりも高い位置に設定されている。したがって、第1液位センサ26の上端26Tは、必然的に山部14Mよりも高い位置にある。
次に、本実施形態の燃料タンク構造12の作用、特に燃料タンク14内の燃料量を判定するための方法を説明する。
本実施形態の燃料タンク構造12では、図2に示すフローにしたがって、燃料タンク14内の燃料量が判定される。
まず、ステップS102では、第1液位センサ26の静電容量の検出値に基づいて、液位FLを検知する。
次に、ステップS104において、液位FLが、燃料タンク14の山部14Mの頂点(高さH1)を超えているか否かを判断する。すなわち、図3に示すように、燃料タンク14内において、燃料GSの液位FLが山部14Mの頂点よりも高い範囲Aにあるときは、主室14Aと副室14Bとで液位FLが等しい。したがって、液位FLが山部14Mを超えていると判断した場合は、ステップS106において、第1液位センサ26の検知液位に基づいて、燃料タンク14内の燃料量を判定する。
ステップS104において、液位FLが燃料タンク14の山部14Mの頂点を超えていない(燃料GSの液位FLが山部14Mの頂点よりも低い範囲Bにある)と判断した場合は、ステップS108に移行し、第1液位センサ26での検知液位に時間変化があるか否かを判断する。
すなわち、本実施形態の燃料タンク構造12では、主室14Aと副室14Bとを連通するサイフォン配管52を有しているので、図4に示すように、主室14Aの液位FL−Aと副室14Bの液位FL−Bとに液位差DLが生じている場合には、高位側から低位側(図4の例では主室14Aから副室14B)へ燃料GSが移動し、第1液位センサ26で検知した液位FL−Aに時間的な変化が生じる。
そこで、センサ回路32は、液位FL−Aの液位変化速度VLを検出する。たとえば、図5に示すように、主室14Aの液位FL−Aは、時間Tの関数になっており、時間経過と共に、主室14Aの液位FL−Aは二点鎖線で示す平衡液位に漸近する(FL−A及びFL−Bはいずれも平衡液位に等しくなる)。そして、特定の2つの時点(図5の例ではT1及びT2)での液位FL−A1、FL−A2を検知することで、液位変化速度VLが近似的に求められる。
本実施形態の燃料タンク構造12では、センサ回路32が、図5に示す液位平衡特性マップを有している。この液位平衡特性マップは、X軸(横軸)に液位変化速度(単位時間当りの液位変化)、Y軸(縦軸)に液位差がとられており、このX−Y平面上に、液位差DLと液位変化速度VLとの関係を示す曲線RL−1(図5の例では直線)が設定されている。すなわち、液位差DLは、液位変化速度VLの関数になっていると考えられるため、液位変化速度VLから、液位差DLの推定値を求めることができる。
ステップS108において、液位変化があると判断した場合には、ステップS110に移行し、図5の液位平衡特性マップを用いて液位差DLを推定する。さらに、ステップS112では、ステップS102で検知した主室14Aにおける液位FL−Aと、ステップS110で推定した液位差DLとから、副室14Bでの液位FL−Bを知ることができるので、これらから、燃料タンク14の全体での燃料量を判定する。
なお、図7に示すように、主室14Aの液位FL−Aと副室14Bの液位FL−Bとで、液位差DLが生じていない場合もある。特に、本実施形態のように主室14Aと副室14Bとをサイフォン配管52で連通した構成では、液位差DLが生じていた状態から十分な時間が経過すると、サイフォン配管52による燃料GSの移送により液位差が無くなる。そして、液位差が無くなると、サイフォン配管52を通じた燃料GSの移送も生じないため、第1液位センサ26で検知した液位FL−Aにも時間変化が生じなくなる。
したがって、ステップS108において、液位FL−Aの時間変化がないと判断した場合には、ステップS106に移行し、第1液位センサ26の検知液位に基づいて、燃料タンク14内の燃料量を判定できる。
このように、本実施形態の燃料タンク構造12では、主室14Aと副室14Bとをサイフォン配管52で連通し燃料GSの移送を可能にしているので、主室14Aのみに第1液位センサ26を設けた構成で、燃料タンク14全体の燃料量を知ることが可能である。
図8には、本発明の第2実施形態の燃料タンク構造72が示されている。第2実施形態において、第1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第2実施形態の燃料タンク構造72では、インレット配管20が、副室14B側で上壁14Uに設けられている。また、第2実施形態の燃料タンク構造72では、第1実施形態の燃料タンク構造12に対し、さらに、第2液位センサ76及び燃料リファレンスセンサ78が設けられている。
第2液位センサ76及び燃料リファレンスセンサ78は、第1液位センサ26と同様に、絶縁体で形成されたベース28と、このベース28の表面に設けられた複数の電極30を有している。
第2液位センサ76は、主室14Aにおいて、第1液位センサ26とは異なる位置で、上下方向に延在するよう配置されている。そして、第2液位センサ76における燃料の接触範囲の広狭に応じた信号を、センサ回路32へ出力できる。
これに対し、燃料リファレンスセンサ78は、主室14Aにおいて、底壁14Sの近傍で底壁14Sに沿って配置されており、主室14A内の燃料GSの量が少ない状態でも、燃料リファレンスセンサ78の全体が燃料GSに浸漬する。そして、燃料の性状(たとえば、燃料GSとして、ガソリンの他にエタノールが用いられている場合のエタノール濃度)等に応じて、異なる静電容量の値となる。この静電容量に対応した信号をセンサ回路32へ出力する。
このように、第2実施形態の燃料タンク構造72では、第1実施形態の燃料タンク構造12に対し、第2液位センサ76及び燃料リファレンスセンサ78が設けられているが、これ以外は同一の構成とされている。
第2実施形態の燃料タンク構造72では、図9に示すフローにしたがって、燃料タンク14内の燃料量が判定される。
すなわち、まずステップ202において、第1液位センサ26の静電容量の検出値に基づいて液位FL−Aを検知し、ステップS204において、液位FL−Aが、燃料タンク14の山部14Mの頂点を超えていると判断した場合は、ステップS206において、第1液位センサ26の検知液位に基づいて、燃料タンク14内の燃料量を判定する。
ステップS204において、液位FLが燃料タンク14の山部14Mの頂点を超えていないと判断した場合は、ステップS208に移行し、第2液位センサ76での検出値に基づいて液位FL−A’を検知する。
ステップS210では、第1液位センサ26で検知した液位FL−Aと、第2液位センサ76で検知した液位FL−A’との液位差DL’が、あらかじめ設定された所定値(閾値BL)の範囲内であるか否かを判断する。すなわち、図10に示すように、液面が燃料タンク14に対し傾斜していると、第1液位センサ26で検知した液位FL−Aと、第2液位センサ76で検知した液位FL−A’とが異なった値となる。ステップS210において、液位差DLが閾値BLを超えていると判断した場合は、液面の傾斜角θが大きくなっていると考えられる。この場合、本実施形態では、ステップS202に戻り、第1液位センサ26の静電容量の検出値に基づいて液位FL−Aを検知する。なお、閾値BLは、たとえば、上記した傾斜角θが、車両に設けられた燃料残量計の表示に対し影響する角度から決定される。
ステップS210において、液位差DLが閾値BLの範囲内であると判断した場合には、ステップS212に移行し、第1液位センサ26で検知した液位FL−Aに時間変化があるか否かを判断する。第2実施形態の燃料タンク構造72においても、第1実施形態の燃料タンク構造12と同様に、センサ回路32が、たとえば図6に示したものと同様の液位平衡特性マップを有している。ステップS212において、液位FL−Aに時間変化があると判断した場合は、ステップS214で、液位平衡特性マップを用いて主室14Aと副室14Bとの液位差DLを推定する。ステップS216では、ステップS202で検知した主室14Aにおける液位FL−Aと、ステップS214で推定した液位差DLとから、燃料タンク14の全体での燃料量を判定する。
主室14Aと副室14Bとで、液位に差が生じていない場合は、ステップS212において、液位FL−Aの時間変化がないと判断されるので、ステップS206に移行し、第1液位センサ26で検知した液位FL−Aに基づいて、燃料タンク14内の燃料量を判定できる。
このように、第2実施形態の燃料タンク構造72では、主室14Aに、2つの液位センサ(第1液位センサ26及び第2液位センサ76)を配置しているので、液面の傾斜角θに応じた適切な燃料量判定を行うことが可能である。
なお、上記では、ステップS210において、液位差DL’が閾値BLを超えたと判断した場合に、ステップS202に戻って第1液位センサ26による液位検知を行っているが、たとえば、液位差DL(傾斜角θ)に応じた燃料量の補正値をセンサ回路32に記憶させておき、燃料タンク14の全体での燃料量を補正して求める(ステップS202には戻らない)ようにしてもよい。
第2実施形態の燃料タンク構造72では、さらに、燃料リファレンスセンサ78を有している。上記では、燃料リファレンスセンサ78で検知された静電容量の値を用いていないが、以下に示すように、燃料リファレンスセンサ78で検知された静電容量を用いて、燃料タンク14内の燃料量だけでなく燃料濃度を判定し、燃料タンク14内の燃料がエンジンで燃料されたときの熱量を得ることも可能である。
第2実施形態の燃料タンク構造72では、副室14B側にインレット配管20がもうけられている。図11に示すように、副室14B側にインレット配管20から給油されることで、主室14Aと副室14Bとで液位差DLがある場合を考える。燃料GSはサイフォン配管52を通じて高位側から低位側へ移送されるので、図12に示すように、主室14A内の燃料のエタノール濃度も時間的に変化する。
センサ回路32では、エタノール濃度の変化速度(単位時間当りのエタノール濃度の変化)を検知する。すなわち、特定の2つの時点(図12の例ではT3及びT4)でのエタノール濃度を検知することで、エタノール濃度の変化速度が近似的に求められる。
センサ回路32は、あらかじめ図13に示す濃度平衡特性マップを有している。濃度平衡特性マップは、X軸(横軸)に濃度変化速度(単位時間当りのエタノール濃度変化)、Y軸(縦軸)に濃度差がとられており、このX−Y平面上に、濃度差と濃度変化速度との関係を示す曲線RL−2(図13の例では曲線であるが、図6の液位平衡特性マップと同様に直線の場合もある)が設定されている。この濃度推定マップを用いることで、濃度変化速度から、燃料GSが混合した状態でのエタノール濃度の推定値が得られる。
そして、この濃度推定マップにより、燃料タンク14全体でのエタノール濃度を推定できる。さらに、推定されたエタノール濃度と、燃料タンク14内の燃料量とから、燃料タンク14内の燃料GSをエンジンで燃料させたときの総発熱量(エネルギー量)を知ることが可能となる。
なお、第2実施形態の燃料タンク構造72では、燃料リファレンスセンサ78によって、燃料GSに水分等の燃料以外の異物が混入した場合には、燃料リファレンスセンサ78の静電容量の値が大きく変化することがある。すなわち、燃料タンク14内に異物が混入したことを、燃料リファレンスセンサ78の検知データから知ることも可能になる。
上記各実施形態では、第1液位センサ26において液位の変化を検知したときに、液位変化速度を基に燃料タンク14での燃料量を推定するようにしているが、十分な時間が経過した後には、サイフォン配管52を通じた燃料移送により、主室14Aと副室14Bとで液位は等しくなる。したがって、液位変化速度を用いた燃料量の推定を行うことなく、主室14Aと副室14Bとで液位FLが等しくなるのを待って、第1液位センサ26で液位FLを検知し、これを用いて燃料タンク14内の燃料量を知るようにしてもよい。上記各実施形態では、このように液位FLが等しくなる前に燃料タンク14内の燃料量を知ることが可能である。
また、燃料タンク14内では、特定の条件下(たとえば、エンジンの高出力が要求されてスロットル開度が短時間で大きくなっている場合)では、主室14A(燃料ポンプモジュール22が備えられた収容室)の燃料が短時間で消費され、主室14Aの液位FLも短時間で下がることがある。この場合には、燃料タンク14内の燃料量の推定を一時的に停止してもよい。あるいは、主室14A内での急激な液位低下に対する補正用のテーブルをセンサ回路32が備える構成とし、第1液位センサ26で得られた液位を補正して燃料タンク14の燃料量を得るようにしてもよい。
上記各実施形態では、第1液位センサ26によって検知された液位の変化速度から、主室14Aと副室14Bとの液位差DLを一旦求めているが、この液位差DLを求めることなく、たとえば副室14Bの液位FL−Bを求めてもよい。これにより、主室14の液位FL−Aと服す津14Bの液位FL−Bの双方が得られたことになるので、これらから燃料量を判定するようにしてもよい。
さらに、主室14Aと副室14Bとの液位差DLを求めるにあたって、上記では液位の変化速度を用いているが、これに代えて、たとえば、液位の変化量を用いて(液位変化の加速度を求めたり、液位の変化量と液位差DLとを対応づけるマップをあらかじめ用意しこのマップのデータを用いたりすること等によって)液位差DLを求めることも可能である。
上記各実施形態において、本発明の液位センサとして、燃料GSの接触・被接触による静電容量の違いを利用した静電容量センサを用いているが、液位センサは、静電容量センサに限定されない。たとえば、燃料GSの液面にフロートを浮遊させるタイプの液位センサであってもよい。さらには、レーザ光や超音波等を用いて燃料GSの有無あるいは液面高さを検知するセンサであってもよい。上記実施形態のように、液位センサとして静電容量センサを用いると、燃料GSの液位(液面高さ)の検知が簡単かつ低コストな構造で実現できる。
ただし、燃料リファレンスセンサ78については、全範囲(燃料タンク14の底壁14Sに沿った範囲)で燃料GSに浸漬されている必要があるため、静電容量センサを用いると、燃料GSに浸漬された状態を簡単かつ低コストな構造で実現できる。また、静電容量センサは、検出の精度や応答性も高いので、本発明の燃料リファレンスセンサ78として、好ましく適用できる。
第2実施形態のように、静電容量の違いを利用した複数のセンサ(第1液位センサ26、第2液位センサ76、燃料リファレンスセンサ78)を有する構成では、これらのセンサを一体化することで、部品点数を少なくしてもよい。たとえば、複数のセンサでベース28を共通化し、このベース28の所定位置に第1液位センサ26、第2液位センサ76や燃料リファレンスセンサ78が構成されるように電極30を設ければよい。この構造では、ベース28を特定の位置で折り曲げることで、主室14A内の所望の位置に、第1液位センサ26、第2液位センサ76及び燃料リファレンスセンサ78を配置できる。
本発明の燃料タンクとしては、要するに複数(少なくとも2つ)の収容部を有していればよく、上記した鞍型タンクに限定されない。たとえば、2つ収容部が独立して設けられ、これら2つの収容部の間にサイフォン配管が配置されて、サイフォンの原理により燃料の移送が可能な構成でもよい。
本発明の燃料移動配管としても、上記したサイフォン配管に限定されず、燃料移動配管の全体が燃料タンク14内に配置されている(納まっている)必要もない。たとえば、略直線状に形成されて収容部どうしを略水平に連通する配管や、U字状に形成されて収容部を連通する配管であっても、収容部の液位差を解消するように燃料が収容部間を移動する。いずれの構成においても、燃料移動配管で連通された収容部の燃料を、重力によって、液位差を解消する方向に移動させることが可能である。特に、サイフォン配管を用いると、サイフォンの原理により、上記した燃料移動を生じさせることが可能である。また、いわゆる鞍型タンクにおいては、サイフォン配管の形状(略逆U字状)から、燃料タンク内にサイフォン配管(燃料移動配管)を収容することが可能になる。
本発明の収容部としても、3つ以上であってもよい。3つ以上の収容部を有する構成では、少なくとも2つの収容部を燃料移動配管で連通すれば、これらの収容部のいずれか1つに設けられた液位センサを用いて、燃料量を判定することが可能である。もちろん、すべての収容部が燃料移動配管で連通された構成としてもよい。
12 燃料タンク構造
14 燃料タンク
14A 主室(収容部)
14B 副室(収容部)
26 第1液位センサ(上下静電容量センサ)
32 センサ回路(推定手段)
52 サイフォン配管(燃料移動手段)
52A 一端
52B 他端
72 燃料タンク構造
76 第2液位センサ
78 燃料リファレンスセンサ
GS 燃料

Claims (9)

  1. 燃料を収容可能な少なくとも2つの収容部を備えた燃料タンクと、
    前記収容部の間を連通し重力により収容部の間の液位差を解消するように燃料を移動させるための燃料移動配管と、
    前記燃料移動配管で連通された2つの前記収容部のいずれか一方にのみ設けられ燃料の液位を検知する液位センサと、
    前記液位センサによって検知された液位の変化量を用いて、前記燃料移動配管で連通された前記収容部の間の液位差を推定する推定手段と、
    を有する燃料タンク構造。
  2. 前記燃料移動配管が、サイフォンの原理により燃料を前記収容部の間で移動させるサイフォン配管である請求項1に記載の燃料タンク構造。
  3. 前記変化量として前記液位の変化速度を用いて前記液位差を推定する請求項1又は請求項2に記載の燃料タンク構造。
  4. 前記推定手段が、前記変化速度と前記液位差とを対応付ける対応マップを備えている請求項3に記載の燃料タンク構造。
  5. 燃料を収容可能な少なくとも2つの収容部を備えた燃料タンクと、
    前記収容部の間を連通し重力により収容部の間の液位差を解消するように燃料を移動させるための燃料移動配管と、
    前記燃料移動配管で連通された2つの前記収容部のいずれか一方にのみ設けられ燃料の液位を検知する液位センサと、
    前記液位センサによって検知された液位の変化量を用いて、前記燃料移動配管で連通された前記収容部の燃料量を推定する推定手段と、
    を有する燃料タンク構造
  6. 前記燃料移動配管が、サイフォンの原理により燃料を前記収容部の間で移動させるサイフォン配管である請求項5に記載の燃料タンク構造。
  7. 前記変化量として前記液位の変化速度を用いて前記燃料量を推定する請求項5又は請求項6に記載の燃料タンク構造。
  8. 前記液位センサが、前記収容部で上下方向に沿って延在され燃料の接触範囲に応じて静電容量が変化する静電容量センサである請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の燃料タンク構造。
  9. 前記液位センサが、1つの前記収容部に複数設けられている請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の燃料タンク構造。
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