JP5732971B2 - 紫外線照射装置 - Google Patents
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Description
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1の実施形態に係る紫外線照射装置の構成を例示する模式図である。
図1に表したように、実施形態に係る紫外線照射装置110は、保持部10と、光源ヘッド20hと、駆動部20dと、測定部30と、制御部40と、を備える。
例えば、光源ヘッド20hが固定されており、駆動部20dは、保持部10をZ軸、X軸及びY軸に沿って移動させる。
例えば、駆動部20dは、保持部10をX軸に沿って移動させ、光源ヘッド20hをZ軸及びY軸に沿って移動させる。
例えば、駆動部20dは、保持部10をZ軸及びY軸に沿って移動させ、光源ヘッド20hをX軸に沿って移動させる。
このように、駆動部20dにより、光源ヘッド20hと保持部10との相対的な位置が変更される。すなわち、駆動部20dにより、光源ヘッド20hと被処理体50(樹脂55)との相対的な位置が変更される。
すなわち、図3(a)は、模式的側面図であり、図3(b)は模式的平面図である。
図3(a)に表したように、光源ヘッド20hには、筐体25aが設けられる。筐体25aには例えばアルミニウムが用いられる。筐体25aの内部において、筐体25aの保持部10に対向する部分に光源基板21が設けられる。光源基板21の保持部10に対向する面に複数の光源20(図3(a)では図示しない)が設けられる。
図4には、実施形態に係る紫外線照射装置110と参考例の紫外線照射装置119との特性が例示されている。この例では、光源20として紫外線LEDが用いられている。図4の横軸は、動作の時間T(時間:hours)である。横軸は、時間Tを対数で表示している。縦軸は、紫外線の相対強度RIである。相対強度RIは、初期状態の紫外線の強度を100%とした相対値である。参考例の紫外線照射装置119においては、光源20と樹脂55との距離が一定である。すなわち、紫外線照射装置119における光の相対強度RIは、紫外線LEDの紫外線の強度の動作時間依存性を示していることに相当する。
図5(a)〜図5(c)は、第1の実施形態に係る紫外線照射装置の動作を例示する模式図である。
すなわち、図5(a)、図5(b)及び図5(c)は、第1状態ST1、第3状態ST3及び第2状態ST2における動作をそれぞれ例示している。
図6(a)〜図6(c)は、第2の実施形態に係る紫外線照射装置の構成及び動作を例示する模式図である。
図6(c)に表したように、実施形態に係る紫外線照射装置111は、広がり角制御部28aをさらに備える。広がり角制御部28aは、光源20から放射される紫外線の広がりの角度を変更する。
図7(a)に表したように、光源20から放射される紫外線は一定の広がりの角度を有する。第1状態ST1のときは、光源20と樹脂55との間のZ軸に沿う距離は第1距離h1であり、距離が長い。このため、被処理体50の位置においては、紫外線のエネルギーは、面内で比較的均一である。
図8は、第3の実施形態に係る紫外線照射装置の構成を例示する模式的側面図である。 図8は、第3の実施形態に係る紫外線照射装置112の光源ヘッド20hの構成を例示している。
この例では、紫外線ピッチ制御部26は、複数の光源20のピッチを変更する。
これらの図は、紫外線ピッチ制御部26及び複数の光源20の動作をZ軸に沿ってみたときの平面図である。図9(a)及び図9(c)は、紫外線ピッチ制御部26の状態を例示している。図9(b)及び図9(d)は、複数の光源20の状態を例示している。図9(a)及び図9(b)は、第1状態ST1(例えば初期状態)の状態を例示している。図9(c)及び図9(d)は、第2状態ST2(例えば10,000時間後)の状態を例示している。
このような動作は、制御部40の制御により紫外線ピッチ制御部26により実施される。
測定部30により測定された光源20から放射された紫外線の強度が第1値(例えば第1状態ST1のときの相対強度RIであり例えば100%)のときは、制御部40は、紫外線ピッチ制御部26に、複数の光源20どうしの距離(例えばX軸及びY軸の少なくともいずれかに沿った距離)を第1ピッチに設定させる。
そして、強度が上記の第1値よりも低い第2値(例えば第2状態ST2のときの相対強度RIであり例えば75%)のときは、制御部40は、紫外線ピッチ制御部26に、複数の光源20どうしの距離を、第1ピッチよりも小さい第2ピッチに設定させる。
実施形態によれば、例えば、光源20の強度が低下した場合においても、紫外線の照射エネルギーが維持される。これにより、例えば、光源20の実質的な寿命を延ばすことができる。また、被処理体50の特性がより向上する。
図10(a)及び図10(b)は、第4の実施形態に係る紫外線照射装置の構成及び動作を例示する模式的平面図である。
これらの図は、複数の光源20の状態をZ軸に沿ってみたときの平面図である。
本実施形態に係る紫外線照射装置113においても、紫外線ピッチ制御部26が設けられる。この例では、紫外線ピッチ制御部26は、複数の光源20のうちの一部から放射される紫外線の強度を他から放射される紫外線の強度と異ならせる。例えば、紫外線ピッチ制御部26は、複数の光源20のそれぞれの放射/非放射を制御する。非放射状態における紫外線の強度は、放射状態における紫外線の強度よりも相対的に低い。非放射状態において、弱い紫外線が放射されていても良い。
第5の実施形態は、紫外線に対して反応性を有する樹脂55を含む被処理体50の樹脂55に、紫外線を照射する方法に関する。
本紫外線照射方法においては、紫外線を放射する複数の光源20から放出される紫外線の強度を測定する。
そして、被処理体50の樹脂55に紫外線を照射する。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
Claims (2)
- 紫外線に対して反応性を有する樹脂を含む被処理体を保持する保持部と、
前記保持部に対向し、前記樹脂に前記紫外線を照射する複数の光源を有する光源ヘッドと、
前記保持部及び前記光源ヘッドの少なくともいずれかを、前記光源ヘッドから前記保持部に向かう第1軸と、前記第1軸に対して垂直な複数の軸と、に沿って相対的に移動させる駆動部と、
前記複数の光源から放射される前記紫外線の強度を測定する測定部と、
前記複数の光源が前記紫外線を前記樹脂に照射する際に、前記駆動部に、
前記測定部により測定された前記光源から放射された前記紫外線の前記強度が第1値のときは、前記複数の光源と前記樹脂との間の前記第1軸に沿う距離を第1距離に設定させ、
前記強度が前記第1値よりも低い第2値のときは、前記複数の光源と前記樹脂との間の前記第1軸に沿う前記距離を、第1距離よりも短い第2距離に設定させる制御部と、
前記強度が前記第2値のときの前記紫外線の広がりの角度を、前記強度が前記第1値のときの前記紫外線の広がりの角度よりも大きくする広がり角制御部と、
を備えたことを特徴とする紫外線照射装置。 - 前記強度が前記第2値のときの、前記複数の光源から放射された直後の前記紫外線の前記第1軸に対して垂直な平面内における強度変動のピッチを、前記強度が前記第1値のときの、前記複数の光源から放射された直後の前記紫外線の前記平面内における強度変動のピッチよりも小さくする紫外線ピッチ制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
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