JP5732959B2 - ストレージ装置及びストレージシステム - Google Patents

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Description

開示の技術は、複数のディスクドライブを搭載するストレージ装置、及び複数のストレージ装置を搭載するストレージシステムに関する。
複数のハードディスクドライブ(HDD)と各HDDに対する制御を行うディスク制御装置を搭載するストレージ装置(DE:Drive Enclosure)が知られている。また、このようなストレージ装置を複数台積載したストレージシステムであるRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)装置が知られている。
HDDは、磁性体を塗布または蒸着した金属の記憶媒体(「プラッタ」という)を一定の間隔で複数枚積層した構造の記憶媒体駆動装置である。この積層されたプラッタをスピンドルモータ(SPM)で高速に回転させてヘッドをプラッタに近接させて、HDDは、プラッタに対してデータの読み書きを行う。
また、ヘッドは、ヘッドアームの先端に搭載され、ボイスコイルモータ(VCM)によって、プラッタのインナ及びアウタに移動して、プラッタ上の目的のトラック上の位置に位置付けられる。
このように、HDDは、スピンドルモータ(SPM)及びボイスコイルモータ(VCM)を利用して構成されるので、これらの駆動によって振動が発生する。それゆえ、このようなHDDを複数台搭載しているDEは各HDDの振動を受けて大きな振動を発生する。
従って、ストレージシステムは、このようなDEを筐体内の収納棚に複数台配置しており、各DEで発生した振動が収納棚に伝搬して、DE間で共振を引き起こすことがある。この振動や共振が各DEに伝搬することで、各DEに搭載されたHDD内のヘッドが振動する。その為、プラッタ上の目的のトラックに正しく位置付けすることが出来なくなり、データの読み出し又は書き込みにおいてアクセスエラーが発生する場合がある。
近年、HDDは大容量化と高速化が望まれ、開発が急速に進められ、その構造は複雑化している。大容量化の手法として、HDD内のプラッタの枚数を増やすことが挙げられる。また、高速化の手法として、プラッタの回転速度の高速化、ヘッドのシーク速度の高速化等が挙げられる。
また、HDDの構造上、プラッタ上の目的のトラックに応じて、ヘッドのヨー角が変化する。さらに、プラッタ毎にヘッドが設けられており、プラッタの枚数、ヘッドの本数や搭載位置が機種毎に異なる。このように、HDDは複数の構造的な要素および制御的な要素が絡みあって構成されており、HDDが動作時に起こす振動をシミュレートすることは容易ではない。
さらに、複数のHDDが搭載されるDEの場合、HDDの台数に応じて振動に関するパラメータが増えることになる。従って、DE内のHDDのアクセス動作時の振動をシミュレートすることは極めて難しい。
そこで、経験則により、DEの筐体の板金の厚みを調整したり、HDDをDEに搭載するためのケースの素材を変更したりすることで、DEの振動を起こりにくくしている。しかしながら、前述したHDDの大容量化及び高速化によって、予期しない振動や共振が発生する可能性が高まっており、DE内のHDDのアクセス動作が正常に行えなくなる可能性が考えられる。
特開2003−228956号公報 特開平02−134793号公報
開示の技術は、ディスクドライブの各種アクセスによって発生するストレージ装置の振動やストレージ装置間の共振の拡大を防止することを可能にするストレージ装置及びストレージシステムを提供することを目的とする。
開示の技術の一側面によると、筐体と、筐体内に隣接して配置され、回転する記憶媒体に対してヘッドを目的の位置に位置付けてデータのライト及びリードを実行する複数のディスクドライブを備えたストレージ装置において、筐体に設けられ、振動を検出する振動検出センサと、振動検出センサが検出した振動に基づいて、振動検出センサによって検出された振動の周期より短い振動を発生させる動作を、複数のディスクドライブの中から選択されたディスクドライブに対して実行させるディスク制御装置とを備えてなる。
開示の技術の他の側面によると、筐体と、筐体内に隣接して配置された複数のストレージ装置と、複数のストレージ装置それぞれに設けられ、回転する記憶媒体に対してヘッドを目的の位置に位置付けてデータのライト及びリードを実行する複数のディスクドライブと、複数のストレージ装置それぞれに設けられ、各ストレージ装置において発生する振動を検出する振動検出センサと、振動検出センサが検出した振動に基づいて、振動検出センサによって検出された振動の周期より短い振動を発生させる動作を、複数のストレージ装置の中から選択されたストレージ装置に対して実行させる制御装置と、を備えてなる。
開示のストレージ装置及びストレージステムは、ディスクドライブの各種アクセスによって発生するストレージ装置の振動やストレージ装置間の共振の拡大を防止することを可能にする。
ゆえに、開示のストレージ装置及びストレージステムは、振動や共振を抑制することにより、ディスクドライブの記録/再生エラーを防止して、ストレージ装置及びストレージステムのアクセスエラーを防止することを可能にする。従って、開示のストレージ装置及びストレージステムは、信頼性の高い記録再生を実現することができる。
図1は、ストレージ装置の外観図及び筐体内部を説明するための図である。 図2は、ストレージ装置のブロック図である。 図3は、ストレージ装置の振動状況を説明するための図である。 図4は、第1の実施形態の振動低減制御を説明するためのフロー図である。 図5は、ストレージシステムの構成を説明するための図である。 図6は、ストレージシステムのブロック図である。 図7は、第2の実施形態の振動低減制御を説明するためのフロー図である。 図8は、動作状態管理テーブルを示す図である。 図9は、振動源の推定方法を説明するための図(その1)である。 図10は、振動源の推定方法を説明するための図(その2)である。 図11は、ポイントによる振動源の推定方法を説明するための図である。 図12は、振動低減方法を説明するための図である。 図13は、アクセスパターンの変更方法を説明するための図である。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。図1(A)、(B)は、ストレージ装置の外観図及び筐体内部を説明するための図である。図1(A)、(B)において、ストレージ装置10は、筐体10eを備える。筐体10eの上面10u及び左右両側の側面10sに振動検出センサ15が設けられている。
振動検出センサ15として、振動量を振動加速度に比例した電気信号として取り出すことができる加速度センサを使用する。また、加速度センサとして、振動の発生源であるヘッドやプラッタの駆動に対応した振動を検出する1軸センサや、xyz軸方向の振動を検出する3軸センサを使用することができる。
図1(A)に示すように、筐体10eのフロント部10fのスロット13には、複数のドライブ12が配置されている。ドライブ12は、オペレータによって交換が可能であり、スロット13の内部に配置された回路基板18のコネクタと各ドライブ12のコネクタを接続することによりストレージ装置10に装着される。
また、図1(B)に示すように、筐体内部には、回路基板18に接続された2台のディスク制御装置16−1、16−2及び2台の電源装置17−1、17−2が配置されている。
複数のドライブ12は、ハードディスクドライブ(HDD)またはHDDの代わりに用いられるディスクドライブとして知られているソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)である。そして、これらは隣接して並列配置されている。
図2は、ストレージ装置のブロック図である。ストレージ装置10には、外部システムやストレージ制御装置等に接続されるインタフェース(I/F)部19や各種回路が設けられる。ディスク制御装置(#1)16−1は、CPU16aとメモリ16b等が設けられている。また、ディスク制御装置(#1)16−2も、同様に、CPU16cとメモリ16d等が設けられている。
メモリ16b、16dは、CPU16a、16cが使用する各種プログラムを格納する。また、ストレージ装置の振動を監視し、振動低減制御を実行するための振動監視/低減制御プログラムもメモリ16bまたは/及び16dに格納される。
また、複数のドライブ12は、2つのRAIDグループであるディスクドライブ群(#1)12g−1とディスクドライブ群(#2)12g−2に分けられ、各ディスク制御装置16−1、16−2及び電源装置17−1、17−2の配下に割り当てられている。
従って、各ディスク制御装置16−1、16−2は、インタフェース(I/F)19を通じて受信した各種コマンドに応答して、それぞれのディスクドライブ群に属する複数のHDDを制御する。
3つの振動検出センサ15は2台もしくは一方のディスク制御装置16−1、16−2に振動検出結果を出力する。この振動検出結果を受信してディスク制御装置は、振動監視/低減制御プログラムにより、振動状況を監視し、必要に応じて振動低減制御を実行する。このようなストレージ装置を複数台組合せることにより、ストレージシステムが構成される。
図3は、ストレージ装置の振動状況を説明するための図である。図3は、縦軸が振動値Aを示し、横軸が時間Tを示す。振動が無い状態を0とする。図3に示すように、3カ所の振動検出センサ15が検出した振動は、時間経過とともに変動する。このような振動が伝搬し、ストレージ装置内のドライブ間やストレージシステム内のストレージ装置間で共振が発生すると、急激に振動が拡大する。
このような状態で、ストレージ装置の運用を継続すると、HDD内のヘッドが振動し、データの読み出しが失敗するリードエラーやデータの書込みが失敗するライトエラーなどのアクセスエラーを生じる可能性が高まる。従って、振動低減制御を開始する制御開始閾値をアクセスエラーが生じ易くなる振動閾値より十分小さい値、例えば50%に予め設定しておく。これにより、アクセスエラーが生じ易くなる振動が発生する前に振動低減制御を開始することができ、振動の拡大を防止することができる。
図4は、第1の実施形態の振動低減制御を説明するためのフロー図である。ストレージ装置10の振動を振動検出センサ15で検出し、2台もしくは一方のディスク制御装置16−1、16−2に振動検出結果を出力する。ディスク制御装置は、振動検出センサ15からの出力を受信して、振動状況を一定の時間間隔で監視する(S101)。
ディスク制御装置は、振動が制御開始閾値を超えていなければ、引き続き振動状況を監視する(S102、No)。ディスク制御装置は、振動検出センサ15で検出された振動が制御開始閾値を超えていれば(S102、Yes)、振動低減制御を開始する。
そして、複数のHDDの中から、コマンド処理を実行していないコマンド待機中で、ヘッドがアクセスしていない(アクセス無しの)HDDを選択する。例えば、スペアディスクドライブ(スペアHDD)がストレージ装置10に設定されている場合、ディスク制御装置はスペアHDD12sを選択する。スペアHDDは、HDDの故障時に故障したHDDの代替として用いられるHDDである。そして、指示対象のHDDとしてスペアHDD12sに振動低減動作を実行させる(S103)。
従って、ストレージ装置10は、コマンド待機中のHDDやスペアHDDを使用してコマンド処理中のHDDの動作を停止させることなく、振動低減動作を実行させることができる。
ストレージ装置10の振動検出センサ15によって検出された振動値が縮小し、振動低減が確認されると(S104、Yes)、ディスク制御装置は、アクセスエラーの危険性が低下したと判断して、振動低減動作を終了する(S106)。そして、S101に戻って、ディスク制御装置は振動状況を一定の時間間隔で監視する。
振動が低減されていなければ(S104、No)、ディスク制御装置は振動低減動作のアクセスパターンを変更して、振動低減が確認されるまで振動低減動作を継続する(S105)。なお、振動低減動作の詳細は後述する。
このように、ストレージ装置10は、アクセスエラーが生じ易くなる振動が発生する前に振動低減制御を開始して、ストレージ装置10内の他のHDDへの振動の拡大を防止することができる。
図5は、ストレージシステムの構成を説明するための図である。本実施の形態において、4台のストレージ装置と1台のストレージ制御装置を備えるストレージシステムを例として説明する。ストレージシステム100は、複数段の収納棚を有する筐体102を備える。筐体102の各収納棚に、ストレージ制御装置20及び複数のストレージ装置(DE#01〜DE#04)30、40、50、60が搭載されている。1段目に搭載されたストレージ制御装置(CE:Control Enclosure)20は、ストレージシステム100の全体を制御するものである。
2段目に搭載されたストレージ装置(DE#01)30は、複数のHDDを含むディスクドライブ301〜326を搭載する。3段目に搭載されたストレージ装置(DE#02)40は、複数のHDDを含むディスクドライブ401〜426を搭載する。4段目に搭載されたストレージ装置(DE#03)50は、複数のHDDを含むディスクドライブ501〜526を搭載する。5段目に搭載されたストレージ装置(DE#04)60は、複数のHDDの代わりに、複数のソリッドステートドライブ(SSD)601〜626を搭載する。
SSDは、プラッタの代わりに、記憶媒体としてフラッシュメモリ等の半導体メモリを使用したものである。ゆえに、HDDのように、モータやヘッドアームなどの機構部品を備えていないので、振動が発生しない。なお、ストレージ装置30、40、50、60は、図1(A)、(B)で示したストレージ装置10と同様の構成であり、図示及び説明は省略する。
図6は、ストレージシステムのブロック図である。ストレージシステム100において、ストレージ制御装置20は、ストレージシステム100の全体を制御するためのプロセッサ(CPU)22及びメモリ(RAM)23、インタフェース部21を備える。インタフェース部21は、図示しない外部のサーバ等のホストシステムに接続されるチャネルインタフェースと、各ストレージ装置に接続されるディスクインタフェースを備える。
ストレージ制御装置20のCPU22は、ホストシステムからのコマンドを受信して、各ストレージ装置30、40、50、60に対して、データの書込みを実行させるためのライトコマンドやデータの読み出しを実行させるためのリードコマンドを発行する。
また、CPU22は、振動監視/低減制御プログラムにより、各ストレージ装置30、40、50、60の動作状態を監視し、振動低減制御を実行する振動監視/低減制御モジュールとしても機能する。
メモリ23は、CPU22が使用する振動監視/低減制御プログラムや各種プログラムを格納するとともに、収集した各ストレージ装置30、40、50、60のアクセス状況と振動状況を動作状態管理テーブルに格納する。動作状態管理テーブルの詳細については後述する。
各ストレージ装置30、40、50には、ディスク制御装置(#1)32、42、52及びディスク制御装置(#2)33、43、53、複数のHDDがグループ化されたディスクドライブ群(#1)34、44、54及びディスクドライブ群(#2)35、45、55が設けられる。なお、図6では省略して示すが、各ストレージ装置30、40、50、60には、各2台の電源装置や各種回路等も備えている。
各ディスク制御装置(#1)32、42、52は、それぞれのディスクドライブ群(#1)34、44、54に属する複数のHDDを制御する。また、ディスク制御装置(#2)33、43、53は、それぞれのディスクドライブ群(#2)35、45、55に属する複数のHDDを制御する。なお、ストレージ装置30、40、50のディスクドライブ群には、HDDに代わってSSDが一部のスロットに装着されていても良い。
ストレージ装置60の全てのスロットには、SSDのみが装着されている。ストレージ装置60は、複数のSSDがグループ化されたディスクドライブ群(#1)64及びディスクドライブ群(#2)65が設けられる。そして、ディスク制御装置(#1)62及びディスク制御装置(#2)63は、ディスクドライブ群(#1)64及びディスクドライブ群(#2)65に属する複数のSSDを制御する。
また、各ストレージ装置30、40、50、60の筐体には、図1(A)に示したものと同様に、上面及び左右の側面にそれぞれ振動検出センサ36、46、56、66が設けられており、各ストレージ装置30、40、50、60の振動を検出する。
加速度センサとして、後述するストレージシステムへの積載方向に応じた方向の振動を検出する1軸センサや、xyz軸方向の振動を検出する3軸センサを使用することができる。本実施の形態では、上下に積載している為、上下方向の振動を検出する1軸センサを使用しても良い。横方向に並列して積載している場合は、横方向の振動を検出する1軸センサを使用しても良い。
なお、ストレージ装置60は、搭載されたディスクドライブが全てSSDであるので、ストレージ装置60自体から振動を発生することは無い。また、オペレータにより、ストレージ装置60のドライブの入れ換えが行われ、HDDが装着された場合はストレージ装置60自体から振動を発生する場合がある。従って、ストレージ装置60にも、振動検出センサ66が設けられる。
また、各振動検出センサ36、46、56、66が検出した振動検出結果はストレージ制御装置20のCPU22に送信される。従って、ストレージ制御装置20のCPU22は、振動監視/低減制御プログラムにより、全ストレージ装置30、40、50、60の振動発生状況を集約して常に監視して、必要に応じて振動低減制御を実行することができる。
なお、振動低減制御を開始する制御開始閾値をアクセスエラーが生じ易くなる振動閾値より十分小さい値、例えば50%に予め設定しておく。これにより、アクセスエラーが生じ易くなる振動が発生する前に振動低減制御を開始することができ、振動の拡大を防止することができる。
図7は、第2の実施形態の振動低減制御を説明するためのフロー図である。振動検出センサ36、46、56、66は、各ストレージ装置(DE#01〜DE#04)30、40、50、60の振動を検出し、ストレージ制御装置20に振動検出結果を出力する。
ストレージ制御装置20のCPU22は、振動検出センサ36、46、56、66からの出力を受信して、振動状況を一定の時間間隔で監視する(S201)。各DE#01〜DE#04のアクセス状況と振動状況を動作状態管理テーブル75に登録する。なお、動作状態管理テーブル75は、ストレージ制御装置20のメモリ23に格納されている。
ストレージ制御装置20のCPU22は、振動が制御開始閾値を超えていなければ、引き続き振動状況を監視する(S202、No)。ストレージ制御装置20のCPU22は、DE#01〜DE#04の中のいずれかのDE(x)の振動が制御開始閾値を超えていれば(S202、Yes)、振動低減制御を開始する。
CPU22は、各DE#01〜DE#04の動作状態管理テーブル75を参照する。そして、CPU22は、各DE#01〜DE#04のアクセス状況の解析を開始する(S203)。CPU22は、DE(x)のアクセス状況と検出された振動に相関があるか否かを判定する。
CPU22は相関有りと判定した場合(S204、Yes)、DE(x)に振動低減動作実行させる。CPU22は、DE(x)に装着されたHDDの中から、コマンド処理を実行していないコマンド待機中で、ヘッドがアクセスしていない(アクセス無しの)HDDを選択する。
例えば、スペアディスクドライブ(スペアHDD)がDE(x)に設定されている場合には、CPU22は、ディスク制御装置32または33に指示して、スペアHDDを選択する。そして、指示対象のHDDとしてスペアHDDに振動低減動作を実行させる(S205)。従って、CPU22は、コマンド待機中のHDDやスペアHDDを使用してコマンド処理中のHDDの動作を停止させることなく、振動低減動作を実行させることができる。
CPU22は相関無しと判定した場合(S204、No)、動作状態管理テーブル75を参照して、DE(x)に近接するDE(x−1)とDE(x+1)のアクセス状況とDE(x)の振動との相関を解析する(S207)。
そして、CPU22は、相関が認められたDEに対して指示して、指示対象のDEにおけるスペアHDDに振動低減動作を実行させる(S208)。なお、DE(x−1)とDE(x+1)の中に、搭載されたディスクドライブが全てSSDであるDEがあれば、CPU22はそのDEは振動低減動作の指示対象外と判定する。
このようにして、DE(x)の振動検出センサによって検出された振動値が縮小し、振動低減が確認されると(S206、Yes)、CPU22は、アクセスエラーの危険性が低下したと判断して、指示対象のDEの振動低減動作を終了する(S210)。そして、S201に戻って、CPU22は、振動状況を一定の時間間隔で監視する。
DE(x)の振動が低減されていない場合は(S206、No)、CPU22は、指示対象のDEにおけるスペアディスクドライブに振動低減動作のアクセスパターンを変更して、振動低減が確認されるまで振動低減動作を継続する(S209)。なお、振動低減動作の詳細は後述する。
図8は、各ストレージ装置の動作状態管理テーブルを示す図である。図9(A)〜(C)は、振動源の推定方法を説明するための図(その1)である。動作状態管理テーブル75には、各DE#01〜DE#03のアクセス状況と振動状況を動作状態管理テーブル75が登録されている。なお、本実施の形態において、DE#04は搭載されたディスクドライブが全てSSDであるので、監視対象から除外する。
図8において、横軸は時間を示し、縦軸はアクセス状況と振動状況を示す。DE#02において、時刻0:10:15、及び時刻0:10:20のタイミングで、上面及び左右の振動検出センサの振動値が0.5以上となっている。
DE#02の各振動値が制御開始閾値(アクセスエラーが生じ易くなる振動閾値の50%)である0.5以上である為、CPU22は、振動低減制御を開始する。CPU22は、DE#02のアクセス状況と検出された振動に相関があるか否かを判定する。DE#02の振動値が0.5以上の時のアクセス状況はアクセス無し(no accsess)となっている。
従って、図9(A)に示すように、制御開始閾値を超えた振動検出中のDE#02はアクセス無しの為、CPU22は振動との相関無しと判定し、DE#02は振動源では無いと推定する。続いて、図9(B)に示すように、CPU22はDE#02に上下に近接するDE#01とDE#03のアクセス状況とDE#02の振動との相関を解析する。
DE#01は、時刻0:10:15、及び時刻0:10:20のタイミングにおいて、スロット7のディスクドライブにおいてリード(Read)コマンド処理を実行中である。DE#03は、時刻0:10:15、及び時刻0:10:20のタイミングにおいて、アクセス無し(no accsess)の為、CPU22は、DE#03を振動との相関無しと判定し、DE#03は振動源では無いと推定する。従って、CPU22は、アクセス実行中のDE#01を振動源として推定する。
図9(C)に示すように、CPU22はDE#01に対して振動低減処理を指示して実行させる。DE#01のディスク制御装置32または/及び33はスペアディスクドライブ325または/及び326に対して、振動低減処理を実行させる。
振動低減処理を実行しても振動が低減されない場合は、CPU22は、振動低減動作のアクセスパターンを変更して、振動低減が確認されるまでDE#01に振動低減動作を継続させる。その後、DE#02の振動値が縮小し、振動低減が確認されると、CPU22は、アクセスエラーの危険性が低下したと判断して、DE#01の振動低減動作を終了する。
なお、DE#01の振動低減動作を実行しても振動が低減されない場合は、振動中のDE#02に対して振動低減動作を実行させても良い。その場合は、DE#02のディスク制御装置42または/及び43はスペアディスクドライブ425または/及び426に対して、振動低減処理を実行させる。
図10(A)〜(C)は、振動源の推定方法を説明するための図(その2)である。図9(A)〜(C)は、制御開始閾値を超えた振動を検出したDEが1台の場合を例に説明したが、図10(A)〜(C)は、複数台の場合を説明する。
図10(A)に示すように、DE#02とDE#03の振動検出センサ36及び46は制御開始閾値を超えた振動を検出している。CPU22は、動作状態管理テーブル75を参照して、DE#02とDE#03のアクセス状況を判定する。CPU22がDE#02がアクセス有り、DE#03がアクセス無しと判定した場合は、CPU22はDE#02を振動源と推定する。そして、図10(C)に示すように、CPU22はDE#02を指示対象のDEと判断し、振動低減動作の実行を指示する。
図10(B)に示すように、DE#02とDE#03の振動検出センサ36及び46は制御開始閾値を超えた振動を検出している。CPU22は、動作状態管理テーブル75を参照して、DE#02とDE#03のアクセス状況を判定する。CPU22がDE#02とDE#03が共にアクセス有りと判定した場合は、CPU22はポイントにより振動源を推定する。
CPU22はポイントにより最も大きな振動を発生している振動源のDEを推定し、指示対象のDEに振動低減動作の実行を指示する。そして、図10(C)に示すように、CPU22は後述するポイント計算によりDE#02を指示対象のDEと判断し、振動低減動作の実行を指示する。
このようにして、CPU22は振動源のDEを推定し、推定した指示対象のDEに振動低減動作を実行させることができる。そして、振動低減処理を実行しても振動が低減されない場合は、CPU22は、振動低減動作のアクセスパターンを変更して、振動低減が確認されるまで推定した指示対象のDEに振動低減動作を継続させる。
その後、DE#02及びDE#03の振動値が縮小し、振動低減が確認されると、CPU22は、アクセスエラーの危険性が低下したと判断して、指示対象のDEの振動低減動作を終了する。
図11(A)、(B)は、ポイントによる振動源の推定方法を説明するための図である。複数のDEで制御開始閾値を超えた振動を検出し、かつそれぞれのDEにアクセスが確認される場合、振動源を推定することができない。そこで、各DE#01〜#04に搭載されるディスクドライブの種別とアクセス数を利用する。
HDDにはプラッタを回転する回転数が異なる機種がある。例えば、15000rpm、10000rpm、7200rpmの回転数の機種がある。また、フラッシュメモリ等の半導体メモリを使用したSSDは、プラッタを回転する回転機構やヘッドアームなどの機構部品を備えていない。従って、回転数が大きいHDDが振動に与える影響が大きいと取り決め、ドライブ種別に対応してポイント制を導入する。
図11(A)のテーブル81は、ドライブ種別毎のポイント数を示す。15000rpmの場合1ポイント、10000rpmの場合0.7ポイント、7200rpmの場合0.5ポイントとする。SSDの場合は、機構部品を備えていない為振動を発生しないとして、0ポイントとする。なお、ポイント数はHDDの仕様や振動の状況に応じて適宜変更することができる。
図10(B)で説明したように、DE#02及びDE#03が共にアクセス有りと判定した場合において、CPU22は動作状況管理テーブルを使用してDE#02及びDE#03のアクセス状況を確認する。例えば、DE#02において5台のディスクドライブへのアクセスが有り、DE#03において3台のドライブへのアクセスが有ったとする。CPU22はアクセス数とドライブ種別を照合し、ポイントの合計数を計算する。
図11(B)のテーブル82は、DE#02とDE#03のポイントの合計数を示す。テーブル82によれば、DE#02は2台の7200rpm、3台のSSDに対してアクセスがある。DE#03は3台の15000rpmに対してアクセスがある。従って、DE#02においてポイント数の合計が5、DE#03においてポイント数の合計が3である。
従って、CPU22は、DE#02を最も大きな振動を発生している振動発生源として推定する。そして、図10(C)で説明したように、DE#02を指示対象のDEとして振動低減動作を実行させる。このようにして、ストレージ制御装置20は、振動低減動作を実行させる指示対象のストレージ装置(DE)を容易に推定することができる。また、振動源となっているストレージ装置に対して、振動低減処理を実行することにより、効率的に振動を低減させることができる。
図12は、振動低減方法を説明するための図である。図12において、振動低減処理で発生させる振動は、振動検出センサによって検出された振動波形71に対して、振幅が十分小さく、周期が十分短い振動波形92を有するものである。
振動波形92の振幅は、例えば、振動波形71の振幅に対して1/10〜1/4倍である。振動波形92の周期は、例えば、振動波形71の周期に対して4〜10倍である。この振動波形92を振動波形71に合成することによって、振動低減処理後の振動波形93にする。
従って、振動波形71の振幅を+側と−側の制御開始閾値の範囲内に収めることにより、アクセスエラーが生じ易くなる振動閾値よりも十分小さくすることができる。ゆえに、HDDのアクセスエラーの発生を防止することができる。
また、振動波形92を指示対象のHDDに発生させる方法の一例として、指示対象のHDDのヘッドアームの駆動制御が挙げられる。ストレージ制御装置やディスク制御装置は、指示対象のHDDに対して、所定のコマンドを発行することで、指示対象のHDDに対してヘッドアームの駆動を実行させることができる。
所定のコマンドとしては、プラッタに予め記録されているダミーデータの読み出しを指示するリードコマンドや、プラッタのインナからアウタに移動させるシークを指示するシークコマンドを利用することができる。
また、ダミーデータを利用する場合は、振動低減制御に対応してプラッタの数カ所にダミーデータを予め記録しておく。ダミーデータが記録されているプラッタ上のアドレス(LBA:論理ブロックアドレス)を予めメモリに格納しておく。そして、ストレージ制御装置やディスク制御装置は、このアドレスを指定したコマンドを指示対象のHDDに発行すれば良い。なお、ストレージ装置やストレージシステムの仕様に対応して、その他のコマンドや記録済のデータに対するリードコマンドを利用することもできる。
図13は、アクセスパターンの変更方法を説明するための図である。HDDのヘッドアームの駆動動作を制御することで、振動低減動作のアクセスパターンを変更するができる。図13のテーブル96に示すように、検出された振動が制御開始閾値を超えた場合は、短周期の1/4周期のヘッドアームの移動を繰り返すことで、振動低減動作を試みる。
振動が低減されなければ、中周期の1/2周期のヘッドアームの移動を繰り返す。さらに、振動が低減されなければ、長周期のフルシークのヘッドアームの移動を繰り返す。従って、ストレージ制御装置やディスク制御装置は、指示対象のHDDに対して、このような動作を指示するリードコマンドまたはシークコマンドを発行すれば良い。
つまり、ヘッドを位置付けるプラッタ上のアドレス(LBA:論理ブロックアドレス)を予めメモリに格納しておき、ストレージ制御装置やディスク制御装置がこのアドレスを指定したコマンドを指示対象のHDDに発行すれば良い。
従って、本実施形態のストレージ装置やストレージシステムは、全ての振動パターンをシュミーレートしてストレージ装置やストレージシステムを構造設計しなくても、能動的な制振制御を行うことができる。また、未知なる振動モードが発生しても、振動をアクセスエラーが発生しない程度に抑えることができ、安定したデータ転送を行うことができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。矛盾のない限りにおいて、複数の実施の形態を組み合わせても構わない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
10 ストレージ装置
10e 筐体
12 ドライブ
13 スロット
15 振動検出センサ
16−1 ディスク制御装置#1
16−2 ディスク制御装置#2
17−1 電源装置#1
17−2 電源装置#2
18 回路基板
19 インタフェース部
20 ストレージ制御装置(CE)
21 インタフェース部
23 メモリ(RAM)
30 ストレージ装置(DE#01)
40 ストレージ装置(DE#02)
50 ストレージ装置(DE#03)
60 ストレージ装置(DE#04)
22 プロセッサ(CPU)
32、42、52、62 ディスク制御装置#1
33、43、53,63 ディスク制御装置#2
34、44、54、64 ディスクドライブ群#1
35、45、55、65 ディスクドライブ群#2
36、46、56、66 振動検出センサ
100 ストレージシステム
301〜326 ドライブ
401〜426 ドライブ
501〜526 ドライブ
601〜626 SSD

Claims (8)

  1. 筐体と、前記筐体内に隣接して配置され、回転する記憶媒体に対してヘッドを目的の位置に位置付けてデータのライト及びリードを実行する複数のディスクドライブを備えたストレージ装置において、
    前記筐体に設けられ、振動を検出する振動検出センサと、
    前記振動検出センサが検出した振動に基づいて、前記振動検出センサによって検出された前記振動の周期より短い振動を発生させる動作を、前記複数のディスクドライブの中から選択されたディスクドライブに対して実行させるディスク制御装置と、
    を備えてなることを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記複数のディスクドライブは、ディスクドライブの故障時に故障したディスクドライブの代替として用いられるスペアディスクドライブを含み、
    前記ディスク制御装置は、前記スペアディスクドライブを選択して前記動作を実行させることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  3. 前記振動の周期より短い振動を発生させる動作は、予め定められたアクセスパターンを有するリード動作またはシーク動作であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストレージ装置。
  4. 筐体と、
    前記筐体内に隣接して配置された複数のストレージ装置と、
    前記複数のストレージ装置それぞれに設けられ、回転する記憶媒体に対してヘッドを目的の位置に位置付けてデータのライト及びリードを実行する複数のディスクドライブと、
    前記複数のストレージ装置それぞれに設けられ、各ストレージ装置において発生する振動を検出する振動検出センサと、
    前記振動検出センサが検出した振動に基づいて、前記振動検出センサによって検出された前記振動の周期より短い振動を発生させる動作を、前記複数のストレージ装置の中から選択されたストレージ装置に対して実行させる制御装置と、
    を備えてなることを特徴とするストレージシステム。
  5. 前記制御装置は、前記振動検出センサが検出した振動が予め定められた閾値を超えた場合に、前記振動が検出されたストレージ装置及び該ストレージ装置に近接するストレージ装置のそれぞれのディスクドライブのアクセス状況と前記検出された振動との相関を解析することで、前記動作の実行を指示するストレージ装置を選択することを特徴とする請求項4に記載のストレージシステム。
  6. 前記制御装置は、前記振動が検出されたストレージ装置が複数ある場合、それぞれのストレージ装置のディスクドライブに対するアクセス数とディスクドライブの種別に基づいて、前記動作を指示するストレージ装置を選択することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のストレージシステム。
  7. 各ストレージ装置の前記複数のディスクドライブは、ディスクドライブの故障時に故障したディスクドライブの代替として用いられるスペアディスクドライブを含み、
    前記制御装置は、前記動作を指示するストレージ装置の前記スペアディスクドライブを選択して前記動作を実行させることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載のストレージシステム。
  8. 前記振動の周期より短い振動を発生させる動作は、予め定められたアクセスパターンを有するリード動作またはシーク動作であることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか一項に記載のストレージシステム。
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