JP5732166B1 - 椅子の背もたれ部構造 - Google Patents
椅子の背もたれ部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5732166B1 JP5732166B1 JP2014129554A JP2014129554A JP5732166B1 JP 5732166 B1 JP5732166 B1 JP 5732166B1 JP 2014129554 A JP2014129554 A JP 2014129554A JP 2014129554 A JP2014129554 A JP 2014129554A JP 5732166 B1 JP5732166 B1 JP 5732166B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- chair
- forming member
- covering
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
Description
この場合、遊技場では、互いに隣接する遊技機の間隔が非常に狭いことから、椅子の間隔も狭く、また遊技機の下部前方には幅の狭いテーブルが設けられているのみであり遊技者の身の回りの小物等を置くスペースがない。
その結果、遊技者は、特に、雨天時等においては、遊技時に、持参した傘(特に、長い傘)や杖、新聞、雑誌、タバコ、ライター等の身の回り品の置き場所に困り、遊技に集中できない場合もある。
請求項4記載の発明にあっては、収納部形成部材は、上記左側係合部、上記右側係合部、及び上記下側係合部の爪部材を介して上記背もたれ部の係合穴部に着脱可能に係合固定される。
従って、切欠部内に、長い傘や杖等の細長い物品を上方開口部から差し入れて収納する場合には、上記ガイド片が物品に当接して収納をガイドする。
その結果、本発明に係る椅子の背もたれ部構造が、遊技場の椅子に適用された場合には遊技場に来店した遊技者は、所持品である本、タバコ、ライター等の小物は上記収納部へ収納すると共に、長い傘や杖も同様に収納部へ収納することができるため、遊技者は遊技機の前に座った状態で所持品を効率よく整理することができ、遊技に集中することができる。
また、本発明にあっては、椅子の背もたれ部の背面部を利用し、背面部と湾曲した板状の収納部形成部材との間の空隙により収納部を形成するように構成されていることから、椅子と収納部を形成する収納部形成部材との間にデザイン的な一体感があり、従来の技術とは異なり、外観品質に優れた椅子の背もたれ部構造を提供することができる。
また、収納部形成部材は、背板部、左側被覆部、右側被覆部及び下部被覆部により構成され、背もたれ部の背面側の下半部を被覆して配置されると共に、上記左側被覆部及び右側被覆部には、夫々、膨出部が設けられていることから、膨出部は、左右一対の、長い傘や杖等の長尺物収納部を形成し、この長尺物収納部に、収納部の上方開口部から長い傘や杖等を収納できる。
また、合成樹脂により軽量に形成することができるため、収納部形成部材の搬送作業、遊技場における取付作業を容易に行うことができると共に、合成樹脂一体成型であることから、デザイン性に富む形状の収納部形成部材を生産コストを低減させつつ大量に供給することができる。
図1は本発明に係る椅子の背もたれ部構造が適用された椅子を示す斜視図である。実施形態に係る椅子の背もたれ部構造を適用した椅子300は、例えば、パチスロ機、パチンコ機等が設置された遊技場に配置される。椅子300は、椅子本体100に収納部形成部材200が着脱自在に取付けられている。
上記収納部形成部材200は厚さ方向に湾曲した板状に形成され、上記収納部形成部材200の上縁部と上記背もたれ部の背面部との間は全面的に開口して上方開口部Dを形成していると共に、上記収納部形成部材200の下縁部と上記背もたれ部140の背面部142との間は部分的に開口して下方開口部Eを形成し、上記上方開口部Dと上記下方開口部Eとの間に、上方開口部D及び下方開口部Eを貫通した状態で所定の長さ寸法を有する物品を収納しうるように構成されている。
座部110は、図示していない合成樹脂製の座部本体部の上部にクッション材を取付けて構成され、脚部120に対して水平面で回転可能に配置されている。脚部120は、金属製筒状部材であり、座部110のフレーム部に固定される。脚部120の先端部には円盤状基部130が固定され椅子の設置面である遊技場の床に設置固定される。
図3に示すように、背もたれ部140は、全体として大型に形成され、上端部側の着座者の肩が当接する部位Aが最も幅広に形成されると成されると共に、着座者の腰に当たる部位Cに至るに従って幅狭になるように、上方から下方にかけてなだらかなラウンド形状となる幅方向輪郭部を形成し、下端部は座部110を背面側から完全に後方から被覆する位置にまで延設されている。
図4は収納部形成部材を示す斜視図である。収納部形成部材200は、背板部210と、背板部210の幅方向左端部から裏面方向に折曲して延設された左側被覆部220と、背板部210の幅方向右端部から裏面方向に折曲して延設された右側被覆部230と、背板部210から下方へ延設された下側被覆部240とを有しており、全体として合成樹脂で一体に形成され、厚さ方向に湾曲した板状の部材である。
上記左側被覆部220及び右側被覆部230は、背板部210及び下側被覆部240
全体の長さ寸法の略半分の長さに形成されている。また、左側被覆部220と右側被覆部230との間の幅寸法は、図1に示す、背もたれ部141の使用者の肩が当接する部位Aの幅寸法と略同一に形成されると共に、左側被覆部220及び右側被覆部230は下方に至るに従って幅狭に絞られて形成され、背もたれ部140の、腰が当たる部位Cの形状に適合する輪郭形状に形成されている。
下側被覆部240は、収納部形成部材200が背もたれ部140に取付けられた状態で、収納部Pの底部を形成する。なお、左側爪部221、222、右側爪部231、232及び下側爪部241、242の形状、個数は、必要に応じて変更できる。すなわち、収納部形成部材200を背面部142に取外し可能に配置できる限り、左側固定穴部151、152、右側固定穴部161、162、下側固定穴部171、172と共に変更できる。
また、例えば、図6は収納部形成部材を取付けて形成した物品収納部に長い傘を収納した状態を示す椅子の斜視図、図7は収納部形成部材を取付けて形成した形物品収納部にPOP板を収納した状態を示す椅子の斜視図である。
図6に示すように、左側被覆部220及び右側被覆部230には、夫々、膨出部233が形成されていると共に、収納部形成部材200で形成した収納部Pの底部には、下方開口部Eが形成されている。このため、膨出部233は、左右一対の、長い傘や杖等の長尺物収納部234を形成することから、この長尺物収納部234に、収納部Pの上方開口部Dから長い傘Uや杖等を収納できる。
110:座部
120:脚部
130:円盤状基部
140:背もたれ部
141:背もたれ面部
142:背面部
142L:左側縁部
142R:右端縁部
143:背もたれフレーム
144:クッション材
151、152:左側固定穴部
161、162:右側固定穴部
171、172:下側固定穴部
200:収納部形成部材
210:背板部
220:左側被覆部
221、222:左側爪部
230:右側被覆部
231、232:右側爪部
233:膨出部
234:長尺物収納部
240:下側被覆部
241、242:下側爪部
243:ガイド片
244:底部
251、252:切欠部
300:椅子
A:肩が当接する部位
B:POP板
C:腰が当接する部位
D:上方開口部
E:下方開口部
P:収納部
U:長い傘
Claims (6)
- 椅子の背もたれ部の背面部には収納部形成部材が固定され、上記収納部形成部材と上記背面部との間の空隙により形成される収納部内に物品を収納でき、遊技場に設置される椅子の背もたれ部構造であって、
上記収納部形成部材は厚さ方向に湾曲した板状に形成され、上記収納部形成部材の上縁部と上記背もたれ部の背面部との間は全面的に開口して上方開口部を形成していると共に、上記収納部形成部材の下縁部と上記背もたれ部の背面部との間は部分的に開口して下方開口部を形成し、上記上方開口部と上記下方開口部との間に、上方開口部及び下方開口部を貫通した状態で所定の長さ寸法を有する物品を収納しうるように構成され、
上記収納部形成部材は、上記背もたれ部の下半部を被覆するように配置され、上記背もたれ部の背面部との間に所定間隔を置いて上記背もたれ部を被覆する背板部と、上記背板部の左側端部及び右側端部から上記背面部側に向けて延設され、上記背もたれ部の左側端部及び右側端部を被覆する左側被覆部及び右側被覆部と、上記背板部から下方へ延設されて上記背もたれ部の下部を被覆する下部被覆部とを有し、
上記左側被覆部及び右側被覆部には、夫々、長尺物収納部を形成しうる膨出部が設けられていることを特徴とする椅子の背もたれ部構造。 - 上記背もたれ部は、上記背もたれ部の背面部の左側縁部及び右側縁部に形成され、上記収納部形成部材を着脱可能に固定できる左側固定部及び右側固定部と、上記左側固定部及び上記右側固定部よりも下側に形成された下側固定部とを備え、上記左側被覆部及び右側被覆部は、上記左側固定部及び上記右側固定部に取外し可能に固定できる左側係合部及び右側係合部を有すると共に、上記下部被覆部は上記下側固定部に取外し可能に固定できる下側係合部とを備えることを特徴とする請求項1記載の椅子の背もたれ部構造。
- 上記収納部形成部材は、上記背もたれ部に固定された場合に背面方向に突起部を形成することのない形状で合成樹脂により一体に形成されることを特徴とする請求項2に記載の椅子の背もたれ部構造。
- 上記右側固定部、上記左側固定部、及び下側固定部は、上記背もたれ部の背面部に開設された係合穴部を備え、上記左側係合部、上記右側係合部、及び上記下側係合部は、上記左側固定部、上記右側固定部、及び上記下側固定部の係合穴部にはめ込まれる爪部材をそれぞれ備えていることを特徴とする請求項2記載の椅子の背もたれ部構造。
- 上記左側被覆部及び右側被覆部の下端部と下部被覆部との間の少なくとも一方には上記下方開口部を形成する切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の椅子の背もたれ部構造。
- 上記切欠部には、上記左側被覆部及び右側被覆部の少なくとも一方から延設されたガイド片が垂下して設けられていることを特徴とする請求項5記載の椅子の背もたれ部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014129554A JP5732166B1 (ja) | 2014-06-24 | 2014-06-24 | 椅子の背もたれ部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014129554A JP5732166B1 (ja) | 2014-06-24 | 2014-06-24 | 椅子の背もたれ部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5732166B1 true JP5732166B1 (ja) | 2015-06-10 |
JP2016007342A JP2016007342A (ja) | 2016-01-18 |
Family
ID=53486864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014129554A Active JP5732166B1 (ja) | 2014-06-24 | 2014-06-24 | 椅子の背もたれ部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5732166B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6940954B2 (ja) * | 2017-02-13 | 2021-09-29 | コイト電工株式会社 | バックシェル及びバックシェル付きシート |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076549U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | 株式会社タチエス | 車両用シ−トのポケツト |
JPH0687089U (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-20 | 豊田合成株式会社 | 自動車用収納箱 |
JPH09271408A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Tachio Watanabe | 携帯電話機ケース |
JPH11238A (ja) * | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両用シートの付属ポケット |
JP2002199925A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯プリンタ収納ケース |
-
2014
- 2014-06-24 JP JP2014129554A patent/JP5732166B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076549U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | 株式会社タチエス | 車両用シ−トのポケツト |
JPH0687089U (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-20 | 豊田合成株式会社 | 自動車用収納箱 |
JPH09271408A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Tachio Watanabe | 携帯電話機ケース |
JPH11238A (ja) * | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両用シートの付属ポケット |
JP2002199925A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯プリンタ収納ケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016007342A (ja) | 2016-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7841658B1 (en) | Airline chair cover system | |
US7340813B2 (en) | Chair upholstered with sports jersey | |
USD834339S1 (en) | Padded stool with storage | |
RU2013131760A (ru) | Подушка для поездок с боковым и задним опорным стержнем и плоской и тонкой спинкой | |
US20060032359A1 (en) | Stand for a musical instrument | |
JP5732166B1 (ja) | 椅子の背もたれ部構造 | |
USD582707S1 (en) | Seat back | |
JP4046393B2 (ja) | 椅子 | |
US20120061340A1 (en) | Trousers rack | |
JP2016013218A (ja) | 椅子構造 | |
JP3104290U (ja) | 椅子カバー | |
JP2002136388A (ja) | 椅子の背凭れ構造 | |
KR101045319B1 (ko) | 의자용 착탈식 수납함 | |
JP6915221B2 (ja) | 遊技島、仕切り板の取付方法 | |
JP5748888B1 (ja) | 椅子及び椅子の座部 | |
JP3183643U (ja) | 荷物吊下具 | |
JP6121685B2 (ja) | 椅子 | |
JP2010110637A (ja) | 椅子及び背カバー | |
JP2017192552A (ja) | 備忘機能を備えた収納家具 | |
US11849888B2 (en) | Bathroom tissue holder assembly | |
JP2005103022A (ja) | 椅子 | |
JP3139739U (ja) | 表示用具 | |
JP6595802B2 (ja) | 収納家具 | |
JP3151820U (ja) | 傘用収納具 | |
JP2017051584A (ja) | 下部仕切り板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5732166 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |