JP5732032B2 - 部材取付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、車両用サスペンション機構に使用される筒状バンプストッパ(バンプストップとも呼ばれる)の上部に、車体側に接続される保持金具を取付けるもののように、発泡樹脂成形体又は発泡ゴム成形体からなる筒状弾性部材の上部に、その内径が前記筒状弾性部材の上部の外径よりも小さい凹部が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具を取付ける部材取付装置に関する。
従来、図7に示すようなバンプストッパ10は、車両用サスペンション機能に用いられる、中空で発泡樹脂成形体又は発泡ゴム成形体からなる弾性体であり、その上部11には車体側に接続される金属製の保持金具(アッパーマウント)20が取付けられ、下部12は自由端になっている。そして、バンプストッパ10を上下に貫通する貫通穴13にシリンダー31から延びるピストンロッド32が挿入され、これを通して伝わる路面からの衝撃を緩衝するようになっている。
また、バンプストッパ10には、シリンダー31及びピストンロッド32を外側から囲み、埃や雨水が入り込むことを防止するダストカバー40が取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−174590号公報
ここで、図8,図9に示すように、バンプストッパ10の上部11において最大の外径Tは通常、64mmであるのに対して、それか差し込まれる保持金具20に形成された凹部21の内径Sは59mmでありバンプストッパ10の上部11の外径Tよりも小さいため、保持金具20の凹部21にバンプストッパ10の上部11を圧入させて取付けることは容易ではない。
そこで、従来は、前工程で、例えばアルミニウム製の保持金具20に熱処理を施したものを、バンプストッパ10の上端11に接触させることで弾力性を有するバンプストッパ10の上部11を軟らかくしつつ強い力で押し付けることにより保持金具20の凹部21に強制的に圧入させる方法が行われていた。
しかしながら、従来の方法は、手作業で圧入させるものであったため、バンプストッパ10の上部11の中心から延びる軸に対して保持金具20の進入方向が僅かでもずれると1回の押し付けによって保持金具20の凹部21にバンプストッパ10の上部11を圧入させることは困難であった。また、1回の押し付けの失敗により2回、3回というように押し付け回数が増えるとバンプストッパ10の上部11が必要以上に変形して取付けた後に保持金具20からバンプストッパ10が抜け落ちるといった問題もあった。また、抜け落ちないように接着剤で固定することもあるが、その分、作業工程が増えるとともにコスト高にもなってしまう。
さらに熱処理によって保持金具20を暖め、その熱を利用してバンプストッパ10の上部11を変形させて圧入させる方法は、季節によって熱伝達が異なるため、冬には特に取付けが困難であった。また、実際に取付けが完了したとしても圧入の量(深さ)にもバラツキがあり安定性に欠ける場合があった。
このように、保持金具20に形成された凹部21にバンプストッパ10の上部11を圧入させる場合のように、発泡樹脂成形体又は発泡ゴム成形体からなる筒状弾性部材の上部に、その内径が前記筒状弾性部材の上部の外径よりも小さい凹部が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具を安定した状態で取付ける方法が求められていた。
そこで、本発明の目的とするところは、筒状弾性部材の上部に金属製の保持金具を自動的に取付けることのできる部材取付装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の部材取付装置は、車両用サスペンション機構に使用される緩衝用の発泡樹脂成形体(ウレタンのものも含まれる)又は発泡ゴム成形体からなる筒状バンプストッパ(10)の上部(11)に、車体側に接続されその内径(S)が前記パンプストッパ(10)の上部(11)の外径(T)よりも小さい凹部(21)が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具(20)を取付ける装置であって、
前記バンプストッパ(10)をベース面(101)に立てた状態でセットする固定部材(110)と、
縦断面が略矩形状でその内径(Q)が前記保持金具(20)の凹部(21)の内径(S)と略同一のリング部を縦方向に半分に分割してなり、開放部側が前記パンプストッパ(10)の上部(11)に当接する一組の半割片(120)と、
前記一組の半割片(120)を前記ベース面(101)に平行に互いに接離自在に移動可能で、接近させた状態では前記一組の半割片(120)を前記パンプストッパ(10)の上部(11)に押し付け、前記パンプストッパ(10)の上部(11)の外径を前記保持金具(20)に形成された凹部(21)の内径(S)と略同一にするように圧縮する圧縮部材(130)と、
前記圧縮部材(130)によって前記パンプストッパ(10)の上部(11)の外径(T)を前記保持金具(20)に形成された凹部(21)の内径(S)と略同一にするように圧縮するときに押し付けられた前記一組の半割片(120)を少なくともその位置でそれぞれ下方に移動自在に支持する半割片支持部材(140)と、
前記保持金具(20)の凹部(21)を形成する円筒状側壁(22)の開放端(23)を下方に突出した状態で前記保持金具(20)を、前記バンプストッパ(10)の真上で支持する保持金具支持部材(150)と、
前記保持金具支持部材(150)を下方に移動自在に案内するガイド部材(160)と、
前記保持金具(20)を上方から下方に向けて押し付け、前記円筒状側壁(22)の開放端(23)を、前記圧縮部材(130)を介して圧縮した状態の前記一組の半割片(120)の上面に押し当てることにより、前記パンプストッパ(10)の上部(11)に対する前記一組の半割片(120)の押し付け位置を下降させるとともに、前記パンプストッパ(10)の上部(11)を前記保持金具(20)に形成された凹部(21)内に圧入させる押圧部材(170)を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記バンプストッパ(10)の外周面に形成された環状凹溝(15)に嵌め込まれ、前記バンプストッパ(10)を安定的に支持する嵌合支持部材(180)をさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、前記圧縮部材(130)によって前記一組の半割片(120)が前記パンプストッパ(10)の上部(11)に押し付けられるときに、前記嵌合支持部材(180)は、同じく前記圧縮部材(130)によって前記バンプストッパ(10)に形成された環状凹溝(15)に嵌め込まれることを特徴とする。
また、本発明は、前記固定部材(110)は、前記ベース面(101)に立設されるとともに、前記バンプストッパ(10)の中心軸に沿って上下に形成された貫通孔(13)に下方から挿入して前記バンプストッパ(10)を位置決めする位置決めバー部材(112)を有することを特徴とする。
また、本発明の部材取付装置は、発泡樹脂成形体(ウレタンのものも含まれる)又は発泡ゴム成形体からなる筒状弾性部材(10)の上部(11)に、その内径(S)が前記筒状弾性部材(10)の上部の外径(T)よりも小さい凹部(21)が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具(20)を取付ける装置であって、
前記弾性部材(10)をベース面(101)に立てた状態でセットする固定部材(110)と、
縦断面が略矩形状でその内径(Q)が前記保持金具(20)の凹部(21)の内径(S)と略同一のリング部を縦方向に半分に分割してなり、開放部側が前記弾性部材(10)の上部に当接する一組の半割片(120)と、
前記一組の半割片(120)を前記ベース面(101)に平行に互いに接離自在に移動可能で、接近させた状態では前記一組の半割片(120)を前記弾性部材(10)の上部(11)に押し付け、前記弾性部材(10)の上部(11)の外径(T)を前記保持金具(20)に形成された凹部(21)の内径(S)と略同一にするように圧縮する圧縮部材(130)と、
前記圧縮部材(130)によって前記弾性部材(10)の上部(11)の外径(T)を前記保持金具(20)に形成された凹部(21)の内径(S)と略同一にするように圧縮するときに押し付けられた前記一組の半割片(120)を少なくともその位置でそれぞれ下方に移動自在に支持する半割片支持部材(140)と、
前記保持金具(20)の凹部(21)を形成する円筒状側壁(22)の開放端(23)を下方に突出した状態で前記保持金具(20)を、前記弾性部材(10)の真上で支持する保持金具支持部材(150)と、
前記保持金具支持部材(150)を下方に移動自在に案内するガイド部材(160)と、
前記保持金具(20)を上方から下方に向けて押し付け、前記円筒状側壁(22)の開放端(23)を、前記圧縮部材(130)を介して圧縮した状態の前記一組の半割片(120)の上面に押し当てることにより、前記弾性部材(10)の上部(11)に対する前記一組の半割片(120)の押し付け位置を下降させるとともに、前記弾性部材(10)の上部(11)を前記保持金具(20)に形成された凹部(21)内に圧入させる押圧部材(170)を備えることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の部材取付装置によれば、固定部材によってベース面上にセットされたバンプストッパなどの発泡樹脂成形体(ウレタンのものも含まれる)又は発泡ゴム成形体からなる筒状弾性部材の真上で、金属製の保持金具が保持金具支持部材によって支持され、その保持金具支持部材はガイド部材によって下方に移動自在に案内される構造であるので、保持金具の上下に延びる中心軸を、セットされた弾性部材の上下に延びる中心軸に一致させた状態で保持金具を弾性部材まで下降させることができる。
これにより、従来例で示したような手作業の場合と比較して位置決めを正確に実施することができる。
また、一組の半割片は保持金具の内径と略同一のリング部を半分に分割したものであり、圧縮部材によって一組の半割片を接近させて弾性部材の上部に押し付けるだけで、弾性部材の上部の外径は保持金具に形成された凹部の内径と略同一にされるので、弾性部材の上部の圧縮変形を常に一定にすることができる。
さらに、半割片支持部材によって一組の半割片は、弾性部材の上部に押し付けられた位置でそれぞれ下方に移動自在に支持されているので、押圧部材によって保持金具が上方から下方に向けて押し付けられてその保持金具の円筒状側壁の開放端が一組の半割片の上面に押し当てられると、弾性部材の上部に対して一組の半割片の押し付け位置が下降し、弾性部材の上部は圧縮変形から元の状態に戻る直前の状態で保持金具の凹部内に自動的に差し込まれる。そして、保持金具の凹部内に差し込まれると、弾性部材の上部は圧縮変形から元の状態に戻り保持金具の凹部を内側から外側に向って押し付けるように作用するので、弾性部材に対して保持金具は強固に取付けられ容易に抜け落ちることもない。
このようにして、弾性部材の上部は保持金具の凹部に自動的にしかも簡単に圧入されるので、従来例で示したように、圧入の失敗を何回も繰り返すこともなく、1回で行うことができる。また、そのとき、弾性部材に熱を伝えるために保持金具を事前に熱処理する必要はないし、圧入の量(深さ)も一定であるので、従来例のようにバラツキが生じることはなく、安定性に優れている。
また、本発明によれば、弾性部材がバンプストッパの場合、その外周面に形成された環状凹溝に嵌め込まれ、バンプストッパを安定的に支持する嵌合支持部材をさらに有するので、バンプストッパはベース面上に一層安定した状態でセットされる。
また、本発明によれば、圧縮部材によって一組の半割片がパンプストッパの上部に押し付けられるときに、嵌合支持部材は、同じく圧縮部材によってバンプストッパに形成された環状凹溝に嵌め込まれるので、バンプストッパは上下から安定した状態で支持される。
さらに、本発明によれば、固定部材は、ベース面に立設されるとともに、バンプストッパの中心軸に沿って上下に形成された貫通孔に下方から挿入してバンプストッパを位置決めする位置決めバー部材を有するので、バンプストッパを位置決めが容易である。
本発明の部材取付装置のように、保持金具を上方から下方に向けて押し付け、円筒状側壁の開放端を、一組の半割片の上面に押し当てることにより、パンプストッパなどの弾性部材の上部に対する一組の半割片の押し付け位置を下降させるとともに、弾性部材の上部を保持金具に形成された凹部内に圧入させる技術は、特許文献1には一切記載されていない。
本発明の実施形態に係る部材取付装置の構成概要を示す斜視図である。 図1を開放した状態を示す斜視図である。 図1を開放した別の状態を示す拡大斜視図である。 図1に示す部材取付装置にバンプストッパと保持金具をセットした状態を示す斜視図である。 図4を開放した状態を示す斜視図である。 図4に示す部材取付装置にセットされた保持金具をバンプストッパに押圧した状態を示す斜視図である。 図6を開放した状態を示す斜視図である。 バンプストッパの使用状態を示す斜視図である。 図8に示すバンプストッパを上方からみた斜視図である。 図8に示す保持金具を下方からみた斜視図である。
図面を参照して本発明の実施形態に係る部材取付装置100について説明する。なお、図面においては、左右方向をX方向,それに直交する前後方向をY方向,X方向及びY方向に直交して上下に延びる方向をZ方向としている。また、従来例で説明したものと同じものには同じ符号を付した。
この部材取付装置100は、図7乃至図9に示すように、車両用サスペンション機構に使用される緩衝用の発泡樹脂成形体(ウレタンのものも含まれる)又は発泡ゴム成形体からなる筒状バンプストッパ10の上部11に、車体側に接続されその内径(59mm)Sがパンプストッパ10の上部11の外径(64mm)Tよりも小さい凹部21が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具20を取付けるものである。より具体的には、パンプストッパ10の上部11を保持金具20に形成された凹部21内に圧入し、パンプストッパ10の上部11の膨張を利用して接着剤を使用することなく両者を結合するものである。なお、ここではパンプストッパ10の下部12には、シリンダー31及びピストンロッド32を外側から囲むダストカバー40が予め取付けられていて、ダストカバー40と一体化されたパンプストッパ10の上部11に保持金具20を手作業ではなく専用の装置によって自動的に取付けるものである。なお、バンプストッパ10の外周には、上下方向に複数(ここでは6個)の環状凹溝15が形成されている。また、保持金具20の凹部21を形成する円筒状側壁22の開放端23は下方に突出している。
本発明の実施形態に係る部材取付装置100は、図1乃至図3に示すように、バンプストッパ10をベース面101に対して固定する固定部材110と、パンプストッパ10の上部11に左右方向(X方向)から当接する一組の半割片120(120A,120B)と、一組の半割片120を移動させてパンプストッパ10の上部11を圧縮する圧縮部材130(130A,130B)と、一組の半割片120をそれぞれ下方(Z方向)に移動自在に支持する半割片支持部材140(140A,140B)と、保持金具20を支持する保持金具支持部材150と保持金具支持部材150を下方に移動自在に案内するガイド部材160と、保持金具20を上方から下方に向けて押し付ける押圧部材170を備えている。また、省略することも可能であるが、本実施形態では、バンプストッパ10をさらに安定的に支持するために嵌合支持部材180を備えている。
次に各構成部材について具体的に説明する。
固定部材110は、図3に示すように、ベース面101から垂直に立てられた円筒部111とその円筒部111の中心から垂直方向(Z方向)に延びる棒状の位置決めバー部材112からなり、パンプストッパ10の下部12に取付けられたダストカバー40の下部を円筒部111に上から差し込むとともに、バンプストッパ10の中心軸に沿って上下に形成された貫通孔13に位置決めバー部材112を下方から挿入してバンプストッパ10を位置決めするようにして、バンプストッパ10をベース面101に立てた状態でセットする。なお、図2では円筒部111の記載を省略している。
また、固定部材110は、バンプストッパ10をベース面101に立てた状態でセットすることができるものであればよいので構成が特に限定されるものではないが、本実施形態の円筒部111では、その円筒部111を外側から取り囲むようにダストカバー40を上から被せるだけでよいのでセットが簡単である。また、発泡樹脂成形体又は発泡ゴム成形体からなるバンプストッパ10は弾性体であるが、内部に位置決めバー部材112を貫通させることにより、バンプストッパ10の位置決めが一層容易となる。また、ここでは、バンプストッパ10付きのダストカバー40を固定するものであったが、ダストカバー40から独立した状態のバンプストッパ10を固定するようにしてもよい。
一組の半割片120(120A,120B)は、縦断面が略矩形状でその内径Qが保持金具20の内径Sと略同一のリング部を縦方向に半分に分割してなるもので、位置決めバー部材112に相対向する開放部側がパンプストッパ10の上部11に左右方向(X方向)から当接する。また、一組の半割片120は、上下方向に一定の厚みがあり、ここでは図5に示すように、その厚みVをベース面101にセットしたダストカバー40から上方に露出したパンプストッパ10の高さWの略1/3程度に設定している。
なお、一組の半割片120は両者をあわせたときに、その内径Qを保持金具20の内径Sと略同一にするリング状になるものであればよいので上面の形状は特に限定されるものではない。
圧縮部材130(130A,130B)は、一組の半割片120をベース面101に平行に互いに左右方向(X方向)に接離自在に移動可能で、接近させた状態では一組の半割片120をパンプストッパ10の上部11に押し付け、パンプストッパ10の上部11の外径Tを保持金具20に形成された凹部21の内径Sと略同一にするように圧縮させる。圧縮部材130は、一組の半割片120のうち、左側の半割片120Aを接離自在とするようにベース面101において左側に配置された圧縮部材130Aと、右側の半割片120Bを接離自在とするようにベース面101において右側に配置された圧縮部材130Bからなり、両圧縮部材130A,130Bは、図3に示すように、ベース面101上で左右方向(X方向)に延びるように設けられた2本のガイドバー133,134間にそれぞれ載置され、ガイドバー133,134に沿って左右方向(X方向)に移動するようになっている。
なお、圧縮部材130(130A,130B)の駆動はそれらの外側にそれぞれ設けられたエアーシリンダー135(135A,135B)であり圧縮部材130(130A,130B)に先端が接続されたピストンロッド136(136A,136B)が伸縮することによって圧縮部材130(130A,130B)はガイドバー133,134上を移動する。また、ここでは、圧縮部材130を半割片120に対応させて設けるように半割片120と同様に一組の圧縮部材130(130A,130B)としたが、圧縮部材130を一つの装置で構成するようにしてもよい。
半割片支持部材140(140A,140B)は、上端が一組の半割片120に接続されるとともに下端が圧縮部材130に接続されたバネ部材であり、一組の半割片120を下方(Z方向)に移動自在に支持する。
ここでは、半割片120Aは2つの半割片支持部材140Aで下方から支持され、半割片120Aと2つの半割片支持部材140Aは圧縮部材130A側に設けられ、半割片120Bも2つの半割片支持部材140Bで下方から支持され、半割片120Bと2つの半割片支持部材140Bは圧縮部材130B側に設けられている。
なお、半割片支持部材140(140A,140B)は、圧縮部材130によってパンプストッパ10の上部11の外径を保持金具20に形成された凹部21の内径Sと略同一にするように圧縮するときに押し付けられた一組の半割片120を少なくともその位置でそれぞれ下方に移動自在に支持するものであればよいので、必ずしも圧縮部材130側に設けられる必要はない。また、半割片支持部材140(140A,140B)としてバネ部材を採用した例を示したが、一組の半割片120を下方に移動自在に支持する構造のものであればよい。
保持金具支持部材150は、位置決めバー部材112の上下に延びる中心軸から同一距離分、離れた位置でしかも同じ高さで前後方向(Y方向)に延びる2つの部材からなり、それぞれ、保持金具20の上面に形成されたウイング部24,25に形成された穴24a,25aに嵌め込まれる突起151が上向きに形成されている。
そして、保持金具20の凹部21を形成する円筒状側壁22の開放端23を下方に突出した状態で保持金具20を、バンプストッパ10の真上で、保持金具20の上下に延びる中心軸を、セットされたバンプストッパ10の上下に延びる中心軸に一致させた状態で支持する。
ガイド部材160は、ベース面101から垂直に立てられ、位置決めバー部材112側となる内側に上下方向に延びるガイドレール161が設けられた2つの部材からなり、ガイドレール161に保持金具支持部材150を上下方向に移動自在に案内するように装着している。
押圧部材170は、保持金具支持部材150の上面よりも上方に設けられた中実円柱で、その中心軸を、位置決めバー部材112の上下に延びる中心軸に一致させた状態で上方から支持され、保持金具支持部材150に支持された保持金具20だけに当接して保持金具20を上方から下方に向けて押し下げることができる。
これにより、押圧部材170は、保持金具20の凹部21を形成する円筒状側壁22の開放端23を、圧縮部材130を介して圧縮した状態の一組の半割片120の上面に押し当てることにより、パンプストッパ10の上部11に対する一組の半割片120の押し付け位置を下降させるとともに、パンプストッパ10の上部11を保持金具20に形成された凹部21内に圧入させることができるようになっている。
なお、押圧部材170の駆動はその上側に設けられた押圧用エアーシリンダー175であり押圧部材170に先端が接続された押圧用ピストンロッド176が伸縮することによって押圧部材170は下降あるいは上昇する。
嵌合支持部材180は、一組の半割片120と同様に2分割され、それぞれ圧縮部材130A,130B上で、半割片120A,120Bの下方に設けられている。嵌合支持部材180の上部には、嵌合部181が形成され、ベース面101上にセットされたバンプストッパ10の外周面に形成された上方(ここでは最上位)の環状凹溝15に嵌め込まれるとともに、嵌合支持部材180の下部はバンプストッパ10の下部外周に当接してバンプストッパ10を安定的に支持する。
なお、嵌合部181は、圧縮部材130によって一組の半割片120がパンプストッパ10の上部11に押し付けられるときに同時にバンプストッパ10の環状凹溝15に押し付けられるようにして嵌め込まれるものであるが、圧縮部材130A,130B上ではなく、ベース面101上に設け、ベース面101上にセットされたバンプストッパ10の環状凹溝15に嵌め込まれるようにしてもよい。
以上のように構成された部材取付装置によって、バンプストッパ10の上部11に保持金具20が次に示すような準備工程,圧縮工程,圧入工程の順に従って取付けられる。
(1)準備工程
まず、準備工程では、バンプストッパ10をベース面101に立てた状態でセットするとともに、保持金具20の凹部21を形成する円筒状側壁22の開放端23を下方に突出した状態で保持金具20を、バンプストッパ10の真上で下方に移動自在に支持されるようにセットする。このとき、圧縮部材130A,130Bは、互いに離間した状態である。
つまり、バンプストッパ10をその下部12に接続されたダストカバー40をベース面101に設けられた円筒部111に上から差し込むとともに、バンプストッパ10の中心軸に沿って上下に形成された貫通孔13に位置決めバー部材112を下方から挿入してバンプストッパ10を位置決めする。
また、保持金具20については、保持金具支持部材150の突起151に、保持金具20のウイング部24,25に形成された穴24a,25aを合わせて上方から嵌め込む。
これにより、保持金具20は、その上下に延びる中心軸を、ベース面101上にセットされたバンプストッパ10の上下に延びる中心軸に一致させた状態で真上にセットされる。
(2)圧縮工程、
次に、圧縮工程では、互いに離間していた圧縮部材130A,130Bを接近するように駆動することで、ベース面101に立てられたパンプストッパ10に対して、一組の半割片120を互いに接近させてパンプストッパ10の上部11に押し付け、パンプストッパ10の上部の外径Tを保持金具20に形成された凹部21の内径Sと略同一にするように強制的に圧縮する(図4及び図5に示す状態)。
このとき、バンプストッパ10の環状凹溝15に嵌め込まれた嵌合支持部材180の嵌合部181及び、バンプストッパ10の下部外周に当接した嵌合支持部材180の下部のバンプストッパ10に対する押圧力は高まり、バンプストッパ10はその上下から一層安定した状態で支持される。
(3)圧入工程、
そして、圧入工程では、押圧部材170を下降させて保持金具20に押し当てさらに保持金具20を上方から下方に向けて押し付け、保持金具20に形成された開放端23を、一組の半割片120の上面に押し当てることにより、パンプストッパ10の上部11に対する一組の半割片120の押し付け位置を下降させるとともに、パンプストッパ10の上部11を保持金具20に形成された凹部21内に圧入させる(図6及び図7に示す状態)。
すなわち、パンプストッパ10の上部11に対する一組の半割片120の押し付け位置を下降すると、パンプストッパ10の上部11は圧縮変形から元の状態に戻る直前の状態で保持金具20の凹部21内に自動的に差し込まれる。そして、保持金具20の凹部21内にパンプストッパ10の上部11が差し込まれると、そのパンプストッパ10上部11は圧縮変形から元の状態に戻り保持金具20の凹部21を内側から外側に向って押し付け、これにより、パンプストッパ10に対して保持金具20は一回で強固に取付けられる。
その後は、押圧部材170を上昇させて保持金具20から離間させるとともに、圧縮部材130A,130Bを互いに離間させると、保持金具20付きのパンプストッパ10が得られる。
このようにして、パンプストッパ10の上部11は保持金具20の凹部21に自動的にしかも簡単に圧入されるので、従来例で示したように、圧入の失敗を何回も繰り返すこともなく、1回で行うことができる。また、そのとき、パンプストッパ10に熱を伝えるために保持金具20を事前に熱処理する必要はないし、圧入の量(深さ)も一定であるので、従来例のようにバラツキが生じることはなく、安定性に優れている。
なお、本発明の実施形態では、車両用サスペンション機構に使用される緩衝用の発泡樹脂成形体(ウレタンのものも含まれる)又は発泡ゴム成形体からなる筒状バンプストッパ10の上部11に、その内径(59mm)Sがパンプストッパ10の上部11の外径(64mm)Tよりも小さい凹部21が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具20を取付けるものを例にして部材取付装置及び部材取付方法について説明したが、発泡樹脂成形体(ウレタンのものも含まれる)又は発泡ゴム成形体からなる筒状弾性部材の上部に、その内径が筒状弾性部材の上部の外径よりも小さい凹部が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具を取付ける装置及び方法としても適用しうる。
圧縮部材130及び押圧部材170を駆動するものとしてエアーシリンダー135や押圧用エアーシリンダー175を使用したが、これにかえて油圧式のシリンダーを使用して駆動したり、モータを使用して駆動したりしてもよい。
10 バンプストッパ
11 上部
12 下部
13 貫通穴
15 環状凹溝
20 保持金具
21 凹部
22 円筒状側壁
23 開放端
24 ウイング部
24a 穴
25 ウイング部
25a 穴
31 シリンダー
32 ピストンロッド
40 ダストカバー
100 部材取付装置
101 ベース面
110 固定部材
111 円筒部
112 位置決めバー部材
120(120A,120B) 半割片
130(130A,130B) 圧縮部材
133 ガイドバー
134 ガイドバー
135 エアーシリンダー
136 ピストンロッド
140(140A,140B) 半割片支持部材
150(150A,150B) 保持金具支持部材
151 突起
160(160A,160B) ガイド部材
161 ガイドレール
170 押圧部材
175 押圧用エアーシリンダー
176 押圧用ピストンロッド
180 嵌合支持部材
181 嵌合部

Claims (5)

  1. 車両用サスペンション機構に使用される緩衝用の発泡樹脂成形体又は発泡ゴム成形体からなる筒状バンプストッパの上部に、車体側に接続されその内径が前記パンプストッパの上部の外径よりも小さい凹部が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具を取付ける装置であって、
    前記バンプストッパをベース面に立てた状態でセットする固定部材と、
    縦断面が略矩形状でその内径が前記保持金具の凹部の内径と略同一のリング部を縦方向に半分に分割してなり、開放部側が前記パンプストッパの上部に当接する一組の半割片と、
    前記一組の半割片を前記ベース面に平行に互いに接離自在に移動可能で、接近させた状態では前記一組の半割片を前記パンプストッパの上部に押し付け、前記パンプストッパの上部の外径を前記保持金具に形成された凹部の内径と略同一にするように圧縮する圧縮部材と、
    前記圧縮部材によって前記パンプストッパの上部の外径を前記保持金具に形成された凹部の内径と略同一にするように圧縮するときに押し付けられた前記一組の半割片を少なくともその位置でそれぞれ下方に移動自在に支持する半割片支持部材と、
    前記保持金具の凹部を形成する円筒状側壁の開放端を下方に突出した状態で前記保持金具を、前記バンプストッパの真上で支持する保持金具支持部材と、
    前記保持金具支持部材を下方に移動自在に案内するガイド部材と、
    前記保持金具を上方から下方に向けて押し付け、前記円筒状側壁の開放端を、前記圧縮部材を介して圧縮した状態の前記一組の半割片の上面に押し当てることにより、前記パンプストッパの上部に対する前記一組の半割片の押し付け位置を下降させるとともに、前記パンプストッパの上部を前記保持金具に形成された凹部内に圧入させる押圧部材を備えることを特徴とする部材取付装置。
  2. 前記バンプストッパの外周面に形成された環状凹溝に嵌め込まれ、前記バンプストッパを安定的に支持する嵌合支持部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の部材取付装置。
  3. 前記圧縮部材によって前記一組の半割片が前記パンプストッパの上部に押し付けられるときに、前記嵌合支持部材は、同じく前記圧縮部材によって前記バンプストッパに形成された環状凹溝に嵌め込まれることを特徴とする請求項2に記載の部材取付装置。
  4. 前記固定部材は、前記ベース面に立設されるとともに、前記バンプストッパの中心軸に沿って上下に形成された貫通孔に下方から挿入して前記バンプストッパを位置決めする位置決めバー部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の部材取付装置。
  5. 発泡樹脂成形体又は発泡ゴム成形体からなる筒状弾性部材の上部に、その内径が前記筒状弾性部材の上部の外径よりも小さい凹部が開放部を下向きにして形成された金属製の保持金具を取付ける装置であって、
    前記弾性部材をベース面に立てた状態でセットする固定部材と、
    縦断面が略矩形状でその内径が前記保持金具の凹部の内径と略同一のリング部を縦方向に半分に分割してなり、開放部側が前記弾性部材の上部に当接する一組の半割片と、
    前記一組の半割片を前記ベース面に平行に互いに接離自在に移動可能で、接近させた状態では前記一組の半割片を前記弾性部材の上部に押し付け、前記弾性部材の上部の外径を前記保持金具に形成された凹部の内径と略同一にするように圧縮する圧縮部材と、
    前記圧縮部材によって前記弾性部材の上部の外径を前記保持金具に形成された凹部の内径と略同一にするように圧縮するときに押し付けられた前記一組の半割片を少なくともその位置でそれぞれ下方に移動自在に支持する半割片支持部材と、
    前記保持金具の凹部を形成する円筒状側壁の開放端を下方に突出した状態で前記保持金具を、前記弾性部材の真上で支持する保持金具支持部材と、
    前記保持金具支持部材を下方に移動自在に案内するガイド部材と、
    前記保持金具を上方から下方に向けて押し付け、前記円筒状側壁の開放端を、前記圧縮部材を介して圧縮した状態の前記一組の半割片の上面に押し当てることにより、前記弾性部材の上部に対する前記一組の半割片の押し付け位置を下降させるとともに、前記弾性部材の上部を前記保持金具に形成された凹部内に圧入させる押圧部材を備えることを特徴とする部材取付装置。
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