JP5731154B2 - V形エンジン - Google Patents

V形エンジン Download PDF

Info

Publication number
JP5731154B2
JP5731154B2 JP2010212895A JP2010212895A JP5731154B2 JP 5731154 B2 JP5731154 B2 JP 5731154B2 JP 2010212895 A JP2010212895 A JP 2010212895A JP 2010212895 A JP2010212895 A JP 2010212895A JP 5731154 B2 JP5731154 B2 JP 5731154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
fuel injection
drive shaft
injection pump
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010212895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012067672A (ja
Inventor
日比野 光宏
光宏 日比野
賢 廣谷
賢 廣谷
良輔 岡本
良輔 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2010212895A priority Critical patent/JP5731154B2/ja
Publication of JP2012067672A publication Critical patent/JP2012067672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5731154B2 publication Critical patent/JP5731154B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、燃料噴射ポンプを備えるV形エンジンに関する。
従来、燃料噴射ポンプを備えるV形エンジンにおいては、第一燃料噴射ポンプ及び第一駆動軸と、第二燃料噴射ポンプ及び第二駆動軸とが、クランク軸を挟んで第一シリンダ列側と第二シリンダ列側とに振り分けられ、クランク軸直交方向に並べて配置される(例えば、特許文献1参照)。これら第一及び第二燃料噴射ポンプのカム軸のうち、第一燃料噴射ポンプのカム軸には、第一軸継手を介して第一駆動軸の動力が伝達されるとともに、第二燃料噴射ポンプのカム軸には、第二軸継手を介して第二駆動軸の動力が伝達される。
ところで、このようなV形エンジンでは、燃料噴射ポンプの構造上の制約から、第一及び第二燃料噴射ポンプのうち一方を他方に対してクランク軸の軸方向にオフセットして配置する場合がある。例えば、第一燃料噴射ポンプを第二燃料噴射ポンプに対してクランク軸の軸方向にて第一駆動軸から遠ざかる側にオフセットして配置する場合、第一駆動軸の軸長は、第二駆動軸の軸長よりも長くなる。
特開平2−286816号公報
しかしながら、この場合、軸長の長い第一駆動軸は、軸長の短い第二駆動軸よりも、動力伝達によるねじり振動振幅(以下単に「ねじり振動振幅」という。)が大きくなる。従って、第一及び第二駆動軸が高速で回転すると、ねじり振動振幅が大きい第一駆動軸が振動により破損する場合がある、という問題があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、駆動軸の破損を防止することができるV形エンジンを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、クランク軸を中心にV形に配置される第一及び第二シリンダ列と、該第一及び第二シリンダ列に燃料を圧送する第一及び第二プランジャと、該第一及び第二プランジャを往復動させる第一及び第二カム軸と、を有する第一及び第二燃料噴射ポンプと、前記第一及び第二カム軸に第一及び第二軸継手を介して動力を伝達する第一及び第二駆動軸と、を備え、前記第一燃料噴射ポンプ及び第一駆動軸と、前記第二燃料噴射ポンプ及び第二駆動軸とは、前記クランク軸を挟んで、前記第一シリンダ列側と前記第二シリンダ列側とに振り分けられ、前記クランク軸直交方向に並べて配置され、前記第一燃料噴射ポンプは、前記第二燃料噴射ポンプに対して、前記クランク軸の軸方向にて前記第一駆動軸から遠ざかる側に、オフセットして配置されるV形エンジンにおいて、前記第一及び第二駆動軸は、互いに同一の軸長を有し、前記第一軸継手は、前記第二軸継手よりも長い軸長を有し、前記第一軸継手の回転慣性質量は、前記第二軸継手の回転慣性質量よりも小さいものである。
請求項2においては、前記第一軸継手は、その軸心回りに中空部が形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、第一駆動軸のねじり振動振幅が、第二駆動軸のねじり振動振幅と同程度に抑制される。従って、第一駆動軸の破損を防止することができる。
また、第一軸継手の回転慣性力による第一駆動軸のねじれが、第二軸継手の回転慣性力による第二駆動軸のねじれと同程度又はそれ以下に抑制される。従って、第一駆動軸の破損を確実に防止することができる。
請求項2においては、第一軸継手の回転慣性質量が小さくなることにより、第一駆動軸が振動し難くなる。従って、第一駆動軸の破損をさらに確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るV形エンジンを示す斜視図。 本発明の一実施形態に係るV形エンジンを示す平面図。 V形エンジンの上部を示す正面断面図。 燃料噴射ポンプユニットを示す側面図。 燃料噴射ポンプユニットを示す平面図。 燃料噴射ポンプユニットを示す側面一部断面図。 燃料噴射ポンプユニットを示す平面一部断面図。 図5におけるA−A位置での端面図。 クランク軸から駆動軸までの動力伝達経路を示す正面図。 取付台を示す側面図。 取付台を示す平面図。 取付台を示す正面図。 (a)燃料噴射ポンプ及び駆動軸が取付台に取り付けられた状態を示す側面図。(b)燃料噴射ポンプユニットがシリンダブロックに取り付けられた状態を示す側面図。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づき説明する。
先ず、本発明の一実施形態に係るV形エンジン1の全体構成について、図1から図3により説明する。なお、図1の矢印Fで示す方向を「前方」、矢印Uで示す方向を「上方」、矢印Lで示す方向を「左方」として、以下に述べる各部材の位置や方向等を説明する。
図1及び図2に示すように、V形エンジン1は、V形12気筒エンジンであり、エンジン主体部2と、給気通路3・3と、排気通路4・4と、燃料噴射ポンプユニット5と、を備える。
図3に示すように、エンジン主体部2は、シリンダブロック21を備え、シリンダブロック21内には、クランク軸26が前後方向に架設される。クランク軸26は、シリンダブロック21に回転可能に軸支される。また、シリンダブロック21には、正面視にてV形に配置されるシリンダ列22・22が形成されるとともに、シリンダブロック21の上面にてシリンダ列22・22の左右間には、燃料噴射ポンプユニット5が取り付けられる取付面211が形成される。燃料噴射ポンプユニット5は、シリンダ列22・22間に形成されるVバンク空間内に配置される。
シリンダ列22は、六つのシリンダ23を備え、シリンダ23内には、ピストン24が摺動可能に設けられる。ピストン24は、コネクティングロッド25によってクランク軸26と連結されており、ピストン24の摺動運動がコネクティングロッド25によってクランク軸26の回転運動に変換される。また、シリンダブロック21には、ピストン24と対向するようにシリンダヘッド27が取り付けられとともに、シリンダヘッド27とピストン24とシリンダ23とで、燃焼室212が形成される。シリンダヘッド27には、燃料噴射ノズル28が取り付けられ、燃料噴射ノズル28の噴射口281が燃焼室212内に配置される。
図1及び図2に戻って、給気通路3は、エアクリーナ31と、コンプレッサ32と、給気マニホールド33と、を備えており、給入された空気がエアクリーナ31によって濾過され、濾過された空気がコンプレッサ32によって加圧され、加圧された空気が給気マニホールド33によって燃焼室212に分配される。
コンプレッサ32は、図示しないコンプレッサホイールを備え、このコンプレッサホイールは、後述する排気タービン42と連結される。これにより、排気タービン42が排気のエネルギーによって回転すると、排気タービン42と連動して前記コンプレッサホイールが回転し、濾過された空気が加圧される。
排気通路4は、排気マニホールド41と、排気タービン42と、を備えており、燃焼室212からの排気が排気マニホールド41によって集合され、集合された排気のエネルギーによって排気タービン42が回転する。
次に、燃料噴射ポンプユニット5について、図4から図13により説明する。
図4から図7に示すように、燃料噴射ポンプユニット5は、燃料噴射ポンプ6L・6Rと、駆動軸7L・7Rと、取付台8と、を備える。
なお、燃料噴射ポンプ6L・6Rは、略同一構造であるため、以下では、燃料噴射ポンプ6L・6Rのうち燃料噴射ポンプ6Lについて説明し、燃料噴射ポンプ6Rについては必要に応じて説明する。また、駆動軸7L・7Rは、略同一構造であるため、以下では、駆動軸7L・7Rのうち駆動軸7Lについて説明し、駆動軸7Rについては必要に応じて説明する。
燃料噴射ポンプ6L・6Rは、クランク軸26(図3参照)を挟んで左右に振り分けられ、左右方向に並べて配置される。燃料噴射ポンプ6L・6Rのうち左方の燃料噴射ポンプ6Lは、右方の燃料噴射ポンプ6Rに対して後方にオフセットして配置される。
燃料噴射ポンプ6Lは、六つのプランジャ61・61・・・と、カム軸62と、を備え、カム軸62によってプランジャ61・61・・・が往復動され、プランジャ61・61・・・によって燃料が圧送される。なお、プランジャ61によって圧送された燃料は、燃料噴射ノズル28の噴射口281から燃焼室212内に噴射される(図3参照)。
カム軸62は、ポンプハウジング63内に前後方向に架設され、ポンプハウジング63に回転可能に軸支されるとともに、その前端部がポンプハウジング63の前面から前方に突出する。ポンプハウジング63の左右両側面には、それぞれ3つの取付脚631・631・・・が設けられ、取付脚631には、ボルト64が挿入される図示しないボルト孔が形成される。
また、カム軸62・62の前方にて、これと同一軸心上には、駆動軸7L・7Rが配置される。駆動軸7L・7R及びカム軸62・62のうち、左方の駆動軸7Lとカム軸62とは、左方のカップリング10及び軸継手11によって接続されるとともに、右方の駆動軸7Rとカム軸62とは、右方のカップリング10及び軸継手12によって接続される。
駆動軸7L・7Rの軸長は、互いに同一のL1である。なお、駆動軸7L・7Rの軸径も互いに同一である。駆動軸7Lは、駆動軸ケース71内に前後方向に架設され、軸受72・72を介して駆動軸ケース71に回転可能に軸支されるとともに、その前端部が駆動軸ケース71の前面から前方に突出し、その後端部が駆動軸ケース71の後面から後方に突出する。駆動軸ケース71の外周には、ボルト711・711・・・が挿入されるボルト孔712・712・・・が形成される。また、駆動軸7Lの前端部には、駆動軸ギヤ73が設けられる。
カップリング10は、駆動軸7Lに取り付けられる駆動軸取付部101と、軸継手11・12に取り付けられる軸継手取付部102と、を備え、駆動軸取付部101と軸継手取付部102とが、ボルト103によって接続される。駆動軸取付部101には、駆動軸7Lの後端部が挿入される軸孔101Aが形成される。軸継手取付部102・102のうち左方の軸継手取付部102には、軸継手11がボルト13によって取り付けられるとともに、右方の軸継手取付部102には、軸継手12がボルト13によって取り付けられる。
軸継手11は、カップリング取付部111と、カム軸取付部112と、を備える。カップリング取付部111には、左方のカップリング10がボルト13によって取り付けられる。カム軸取付部112には、左方のカム軸62前端部が挿入される軸孔113が形成される。なお、左方のカム軸62前端部は、軸孔113に挿入されてナット65によって固定される。
軸継手12は、カップリング取付部121と、カム軸取付部122と、を備える。カップリング取付部121には、右方のカップリング10がボルト13によって取り付けられる。カム軸取付部122には、右方のカム軸62前端部が挿入される軸孔123が形成される。なお、右方のカム軸62前端部は、軸孔123に挿入されてナット65によって固定される。
軸継手11の軸長は、L2であるとともに、軸継手12の軸長は、L3である。軸継手11の軸長L2は、軸継手12の軸長L3よりも長い。具体的には、軸継手11の軸長L2は、左方の燃料噴射ポンプ6Lが右方の燃料噴射ポンプ6Rに対して後方にオフセットして配置される分だけ、軸継手12の軸長L3よりも長い。
図8に示すように、軸継手11は、その軸心回りに中空部114が形成されるとともに、軸継手12は、その軸心回りに中空部124が形成される。中空部114の体積は、中空部124の体積よりも大きい。中空部114・124は、いずれも正面視にて円形状に形成される。中空部114の径は、D2であるとともに、中空部124の径は、D3である。中空部114の径D2は、中空部124の径D3よりも大きい。
軸継手11・12は、互いに同一の質量である。つまり、中空部114の体積を中空部124の体積よりも大きくすることにより、軸継手11の質量と軸継手12の質量とが、同一となる。また、軸継手11の回転慣性質量は、軸継手12の回転慣性質量よりも小さい。つまり、軸継手11・12は、互いに同一の質量であるが、軸継手11の回転中心から質点までの距離が、軸継手12の回転中心から質点までの距離よりも短いため、軸継手11の回転慣性質量が軸継手12の回転慣性質量よりも小さくなる。なお、軸継手11・12は、いずれも鋳鉄、炭素鋼等の金属よりなる。
図9に示すように、クランク軸26から駆動軸7L・7Rまでの間には、駆動軸ギヤ73・73を含むギヤ列が設けられる。このギヤ列は、クランク軸ギヤ261、第一伝達軸入力ギヤ141、第一伝達軸出力ギヤ142、中間軸ギヤ151、第二伝達軸入力ギヤ161、第二伝達軸出力ギヤ162及び駆動軸ギヤ73・73で構成され、ギヤケース9に収納される。
前記ギヤ列のうちクランク軸ギヤ261は、クランク軸26の前端部に設けられ、第一伝達軸14に設けられる第一伝達軸入力ギヤ141と噛み合う。また、第一伝達軸14には、第一伝達軸入力ギヤ141の他、第一伝達軸出力ギヤ142が設けられる。
第一伝達軸出力ギヤ142は、中間軸15に設けられる中間軸ギヤ151と噛み合う。中間軸ギヤ151は、第一伝達軸出力ギヤ142の他、第二伝達軸16に設けられる第二伝達軸入力ギヤ161と噛み合う。また、第二伝達軸16には、第二伝達軸入力ギヤ161の他、駆動軸ギヤ73・73と噛み合う第二伝達軸出力ギヤ162が設けられる。
このような構成により、クランク軸26の動力は、クランク軸26からクランク軸ギヤ261、第一伝達軸入力ギヤ141、第一伝達軸14、第一伝達軸出力ギヤ142、中間軸ギヤ151、第二伝達軸入力ギヤ161、第二伝達軸16、第二伝達軸出力ギヤ162、駆動軸ギヤ73・73を順に経て、駆動軸7L・7Rに伝達される。なお、クランク軸26、第一伝達軸14、中間軸15、第二伝達軸16、及び駆動軸7L・7Rの回転方向は、それぞれ矢印に示す通りである。
図10から図12に示すように、取付台8は、燃料噴射ポンプ取付部81と、駆動軸ケース取付部82と、を備える。
燃料噴射ポンプ取付部81は、台状の部材であり、燃料噴射ポンプ取付部81の上面には、燃料噴射ポンプ6L・6Rが載置される載置部811・811が左右方向に並べて設けられる。燃料噴射ポンプ取付部81には、ボルト84・84・・・(図4参照)が挿入されるボルト孔83・83・・・が形成される。ボルト孔83・83・・・は、燃料噴射ポンプ取付部81の外縁に沿って配置される。なお、シリンダブロック21の取付面211(図3参照)には、取付台8のボルト孔83・83・・・と一致してボルト84・84・・・が挿入される、図示しないボルト孔が形成される。
載置部811には、六つのボルト孔811A・811A・・・が形成される。ボルト孔811Aは、ポンプハウジング63の取付脚631のボルト孔と一致してボルト64が挿入される。なお、載置部811・811のうち左方の載置部811は、左方の燃料噴射ポンプ6Lが右方の燃料噴射ポンプ6Rに対して後方にオフセットして配置される分だけ、右方の載置部811に対して後方にオフセットして配置される。
駆動軸ケース取付部82は、燃料噴射ポンプ取付部81の前端部に立設され、ギヤケース9の後部に接続される(図4参照)。つまり、駆動軸ケース取付部82は、ギヤケース9の一部を成す。また、駆動軸ケース取付部82には、駆動軸ケース71・71が嵌合される嵌合孔821・821が左右方向に並べて形成される。
嵌合孔821は、駆動軸ケース71の断面形状に合わせて正面視にて円形状に形成される。なお、嵌合孔821の周囲には、駆動軸ケース71のボルト孔712・712・・・と一致してボルト711・711・・・が挿入される、図示しないボルト孔が形成される。
以上のような構成により、図13(a)に示すように、燃料噴射ポンプ6L・6Rがボルト64によって、燃料噴射ポンプ取付部81に取り付けられるとともに、駆動軸ケース71がボルト711によって、駆動軸ケース取付部82に取り付けられる。そして、左方の駆動軸7Lとカム軸62とが、左方のカップリング10及び軸継手11によって接続されるとともに、右方の駆動軸7Rとカム軸62とが、右方のカップリング10及び軸継手12によって接続される。こうして、燃料噴射ポンプ6L・6R及び駆動軸7L・7Rが取付台8に取り付けられて燃料噴射ポンプユニット5が構成される。そして、図13(b)に示すように、燃料噴射ポンプユニット5がボルト84によってシリンダブロック21の取付面211に取り付けられる。
以上のように、V形エンジン1は、クランク軸26を中心にV形に配置されるシリンダ列22・22と、シリンダ列22・22に燃料を圧送するプランジャ61・61・・・と、プランジャ61・61・・・を往復動させるカム軸62・62と、を有する燃料噴射ポンプ6L・6Rと、カム軸62・62に軸継手11・12を介して動力を伝達する駆動軸7L・7Rと、を備え、燃料噴射ポンプ6L及び駆動軸7Lと、燃料噴射ポンプ6R及び駆動軸7Rとは、クランク軸26を挟んで左方のシリンダ列22側と右方のシリンダ列22側とに振り分けられ、クランク軸26直交方向に並べて配置され、左方の燃料噴射ポンプ6Lは、右方の燃料噴射ポンプ6Rに対してクランク軸26の軸方向にて左方の駆動軸7Lから遠ざかる側にオフセットして配置されるV形エンジン1において、駆動軸7L・7Rは、互いに同一の軸長L1を有し、軸継手11は、軸継手12よりも長い軸長L2を有するものである。
このような構成により、左方の駆動軸7Lのねじり振動振幅が、右方の駆動軸7Rのねじり振動振幅と同程度に抑制される。従って、左方の駆動軸7Lの破損を防止することができる。
そして、軸継手11の回転慣性質量は、軸継手12の回転慣性質量よりも小さいものである。
このような構成により、軸継手11の回転慣性力による左方の駆動軸7Lのねじれが、軸継手12の回転慣性力による右方の駆動軸7Rのねじれと同程度又はそれ以下に抑制される。従って、左方の駆動軸7Lの破損を防止することができる。
また、軸継手11は、その軸心回りに中空部114が形成されるものである。
このような構成により、軸継手11の回転慣性質量が小さくなることにより、左方の駆動軸7Lが振動し難くなる。従って、左方の駆動軸7Lの破損をさらに確実に防止することができる。
1 V形エンジン
6L 燃料噴射ポンプ(第一燃料噴射ポンプ)
6R 燃料噴射ポンプ(第二燃料噴射ポンプ)
7L 駆動軸(第一駆動軸)
7R 駆動軸(第二駆動軸)
11 軸継手(第一軸継手)
12 軸継手(第二軸継手)
22 シリンダ列
26 クランク軸
61 プランジャ
62 カム軸
114 中空部
L1 軸長
L2 軸長

Claims (2)

  1. クランク軸を中心にV形に配置される第一及び第二シリンダ列と、該第一及び第二シリンダ列に燃料を圧送する第一及び第二プランジャと、該第一及び第二プランジャを往復動させる第一及び第二カム軸と、を有する第一及び第二燃料噴射ポンプと、前記第一及び第二カム軸に第一及び第二軸継手を介して動力を伝達する第一及び第二駆動軸と、を備え、
    前記第一燃料噴射ポンプ及び第一駆動軸と、前記第二燃料噴射ポンプ及び第二駆動軸とは、前記クランク軸を挟んで、前記第一シリンダ列側と前記第二シリンダ列側とに振り分けられ、前記クランク軸直交方向に並べて配置され、前記第一燃料噴射ポンプは、前記第二燃料噴射ポンプに対して、前記クランク軸の軸方向にて前記第一駆動軸から遠ざかる側に、オフセットして配置されるV形エンジンにおいて、
    前記第一及び第二駆動軸は、互いに同一の軸長を有し、
    前記第一軸継手は、前記第二軸継手よりも長い軸長を有し、
    前記第一軸継手の回転慣性質量は、前記第二軸継手の回転慣性質量よりも小さい
    ことを特徴とするV形エンジン。
  2. 請求項1記載のV形エンジンにおいて、前記第一軸継手は、その軸心回りに中空部が形成されることを特徴とするV形エンジン。
JP2010212895A 2010-09-22 2010-09-22 V形エンジン Active JP5731154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010212895A JP5731154B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 V形エンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010212895A JP5731154B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 V形エンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012067672A JP2012067672A (ja) 2012-04-05
JP5731154B2 true JP5731154B2 (ja) 2015-06-10

Family

ID=46165222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010212895A Active JP5731154B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 V形エンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5731154B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2858824A (en) * 1956-06-18 1958-11-04 Continental Motors Corp Fuel injection pump mounting
JPS619157Y2 (ja) * 1980-10-13 1986-03-22
JP2657396B2 (ja) * 1988-05-25 1997-09-24 ヤンマーディーゼル株式会社 内燃機関の燃料噴射ポンプ装置
JP2661466B2 (ja) * 1992-06-25 1997-10-08 いすゞ自動車株式会社 燃料噴射ポンプの振動防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012067672A (ja) 2012-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4975357B2 (ja) カム軸により回転駆動される補機を備える内燃機関
US8468995B2 (en) Compact second order balance shaft arrangement with low inertia driven shaft
JP2008051064A (ja) 組立カムシャフト
WO2009118992A1 (ja) エンジンのバランサ装置
JP2014122678A (ja) トランスミッションの潤滑構造
JP6332776B2 (ja) エンジン
JP6429116B2 (ja) V型エンジン
JP5731154B2 (ja) V形エンジン
EP2599987B1 (en) Crankcase of internal combustion engine
US6745730B2 (en) Odd-cylinder v-type internal combustion engine
JP5731153B2 (ja) V形エンジン及びv形エンジンの製造方法
JP4628161B2 (ja) 車両搭載エンジンの吸気装置
JP2010112256A (ja) 内燃機関
US7219646B2 (en) In-line multicylinder combustion engine
JP2015140758A (ja) エンジン補機の取付構造
JP6492643B2 (ja) V型エンジン
JP2013199859A (ja) 燃料噴射ポンプ
JP2015055242A (ja) Ohvエンジン
JP2005248966A (ja) 自動二輪車の二次バランサ支持構造
US9638100B2 (en) Engine
JP2017180102A (ja) パワーユニット
EP1626200A1 (en) Engine vibration reduction system
CN201934187U (zh) 多缸内摆线机构内燃机的辅助输出轴布置形式
CN201078283Y (zh) 通用汽油机
CN105626339A (zh) 柴油发动机喷油泵传动装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5731154

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350