JP5729181B2 - インバータ装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、誘導加熱装置10には、直流電源11と、インバータ回路20と、誘導加熱回路30と、制御部40とが備わっている。そして、誘導加熱装置10は、直流電源11によって駆動されるようになっている。直流電源11は、商用交流を整流平滑して直流電源としたものである。
図3に示すモード(1)では、スイッチング素子tr4のみがオンされた状態である。このモード(1)の状態にされるのは、例えば、図4に示す時刻t1や時刻t9である。モード(1)の状態では、誘導加熱回路30には、コイルLからコンデンサCの方向にインバータ出力電流Iが流れている。
図3に示すモード(2)では、スイッチング素子tr1とスイッチング素子tr4がオンされた状態である。すなわち、モード(1)から(2)に移行する際に、スイッチング素子tr1がオンされる。このモード(2)への移行は、例えば、図4に示す時刻t2に行われる。
このとき、モード(2)に移行する直前のモード(1)において、図3に示すように、電流はスイッチング素子tr1には流れず、並列に接続された(又は内蔵された)ダイオードに流れている。そのため、モード(2)へ移行する際、スイッチング素子tr1は、コレクタ電流Ic=0の状態でオンされるため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電流Iに急激な変化が生じることなくサージ電流の発生を抑制することができる。
図3に示すモード(3)では、スイッチング素子tr4のみがオンされた状態である。すなわち、モード(2)から(3)に移行する際に、スイッチング素子tr1がオフされる。このモード(3)への移行は、、例えば、図4に示す時刻t4に行われる。
このとき、モード(3)に移行する直前のモード(2)では、スイッチング素子tr1には電圧が印加されていない。そのため、モード(2)から(3)へ移行する際、スイッチング素子tr1は、コレクタ・エミッタ間電圧Vce=0の状態でオフされるため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電圧Vに急激な変化が生じることなくサージ電圧の発生を抑制することができる。
図3に示すモード(4)では、スイッチング素子tr2のみがオンされた状態である。すなわち、モード(3)から(4)に移行する際に、スイッチング素子tr2のオンと、スイッチング素子tr4のオフが同時に行われる。このモード(4)への移行は、例えば、図4に示す時刻t5に行われる。
このとき、スイッチング素子tr2には電流が流れておらず、スイッチング素子tr2は、コレクタ電流Ic=0の状態でオンされるため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電流に急激な変化が生じることなくサージ電流の発生を抑制することができる。また、スイッチング素子tr4には電圧が印加されていないため、スイッチング素子tr4は、コレクタ・エミッタ間電圧Vce=0の状態でオフされるため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電圧Vに急激な変化が生じることなくサージ電圧の発生を抑制することができる。
図3に示すモード(5)では、スイッチング素子tr2とスイッチング素子tr3がオンされた状態である。すなわち、モード(4)から(5)に移行する際に、スイッチング素子tr3がオンされる。このモード(4)への移行は、例えば、図4に示す時刻t6に行われる。
このとき、モード(5)に移行する直前のモード(4)において、電流はスイッチング素子tr3には流れていないため、モード(5)へ移行する際、スイッチング素子tr3は、コレクタ電流Ic=0の状態でオンされる。そのため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電流Iに急激な変化が生じることなくサージ電流の発生を抑制することができる。
図3に示すモード(6)では、スイッチング素子tr2のみがオンされた状態である。すなわち、モード(5)から(6)に移行する際に、スイッチング素子tr3がオフされる。このモード(6)への移行は、例えば、図4に示す時刻t8に行われる。
このとき、モード(6)に移行する直前のモード(5)では、スイッチング素子tr3には電圧が印加されていない。そのため、モード(6)へ移行する際、スイッチング素子tr3は、コレクタ・エミッタ間電圧Vce=0の状態でオフされるため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電圧Vに急激な変化が生じることなくサージ電圧の発生を抑制することができる。
このとき、スイッチング素子tr4には電流が流れておらず、スイッチング素子tr4は、コレクタ電流Ic=0の状態でオンされるため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電流に急激な変化が生じることなくサージ電流の発生を抑制することができる。また、スイッチング素子tr2には電圧が印加されていないため、スイッチング素子tr2は、コレクタ・エミッタ間電圧Vce=0の状態でオフされるため、スイッチングノイズやスイッチング損失が生じない。すなわち、インバータ出力電圧Vに急激な変化が生じることなくサージ電圧の発生を抑制することができる。
11 直流電源
20 インバータ回路
30 誘導加熱回路
40 制御部
C コンデンサ
I インバータ出力電流
L コイル
V インバータ出力電圧
tr1〜4 スイッチング素子
Claims (2)
- 直列接続され相互にオン・オフする第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、直列接続され相互にオン・オフする第3スイッチング素子及び第4スイッチング素子とが並列接続されたインバータ回路と、
前記インバータ回路に接続された直流電源と、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の接合点と前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子の接合点との間に接続されたリアクタ及びコンデンサの直列共振回路と、
前記直列共振回路を流れるインバータ出力電流が、前記インバータ回路から出力されるインバータ出力電圧に対して、所定の位相だけ遅れるように前記インバータ出力電流と前記インバータ出力電圧の位相差を制御するとともに、前記第1〜第4スイッチング素子のオン・オフ制御を行う制御部と、を有するインバータ装置において、
前記制御部は、前記第1スイッチング素子をオフしてから前記第3スイッチング素子をオンするまでに、前記第2スイッチング素子のオンと前記第4スイッチング素子のオフを同時に行う、又は前記第3スイッチング素子をオフしてから前記第1スイッチング素子をオンするまでに、前記第2スイッチング素子のオフと前記第4スイッチング素子のオンを同時に行う
ことを特徴とするインバータ装置。 - 請求項1に記載するインバータ装置において、
前記制御部は、前記第2スイッチング素子のオンと前記第4スイッチング素子のオフを同時に行った後に前記第3スイッチング素子をオンした状態、及び前記第2スイッチング素子のオフと前記第4スイッチング素子のオンを同時に行った後に前記第1スイッチング素子をオンした状態で、前記インバータ出力電流の流れる方向が逆になるように前記位相差を制御する
ことを特徴とするインバータ装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011150776A JP5729181B2 (ja) | 2011-07-07 | 2011-07-07 | インバータ装置 |
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Family Applications (1)
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- 2011-07-07 JP JP2011150776A patent/JP5729181B2/ja active Active
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