JP5728965B2 - 導体およびインバータ装置 - Google Patents

導体およびインバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5728965B2
JP5728965B2 JP2011009596A JP2011009596A JP5728965B2 JP 5728965 B2 JP5728965 B2 JP 5728965B2 JP 2011009596 A JP2011009596 A JP 2011009596A JP 2011009596 A JP2011009596 A JP 2011009596A JP 5728965 B2 JP5728965 B2 JP 5728965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
terminal connection
connection portion
insulating
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011009596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012152052A (ja
Inventor
裕加 山本
裕加 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2011009596A priority Critical patent/JP5728965B2/ja
Publication of JP2012152052A publication Critical patent/JP2012152052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5728965B2 publication Critical patent/JP5728965B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、第1、第2の2枚の導体の間に絶縁シートを挟んで積層した導体および導体を使用してコンデンサと半導体スイッチング素子を接続したインバータ装置に関する。
図6に示すように、インバータ装置1として、電解コンデンサ2とIGBT等の半導体スイッチング素子3を導体4で接続したものが知られている。
導体4は、陽極導体としての第1の導体5上に絶縁シート6を介して陰極導体としての第2の導体7を積層することにより構成されている。
第1の導体5は、電解コンデンサ2の陽極端子2aに接続される第1の端子接続部8を一側部に備えている。また、第2の導体7は、電解コンデンサ2の陰極端子2bに接続される第2の端子接続部9を一側部に備えている。
絶縁シート6は、第1の端子接続部8を挿入する第1の端子接続部受け孔10を備えているとともに、第2の導体7は、第1の端子接続部受け孔10と連通する第2の端子接続部受け孔11を備えている。
そして、第1の導体5、絶縁シート6、第2の導体7を積層すると、図7に示すように、第1の端子接続部8の頂部が第2の端子接続部受け孔11の中心から外部に臨む。
第1の端子接続部8と第2の導体7の接触を避けるためには、第2の端子接続部受け孔11の直径を大きくし、第1の端子接続部8と第2の導体7の絶縁距離を十分に確保しなければならない。
しかし、第2の端子接続部受け孔11を大きくすると、第2の導体7の断面積が減少するとともに、第1の導体5と第2の導体7が沿う面積も減少してしまうという問題点がある。
そこで、上記問題点を解消するために、図8に示すように、絶縁シート6と別体のキャップ状の絶縁突起12を使用し、該絶縁突起12を第2の端子接続部受け孔11内に挿入して、該第1の端子接続部8と第2の導体7の間に絶縁突起12を介在させ、第1の端子接続部8と第2の導体7の絶縁を確実なものにすることにより前記第2の導体7の端子接続部受け孔11の直径をより小さくして、第2の導体7の断面積が減少するのを防ぐとともに、第1の導体5と第2の導体7が沿う面積も減少するのを防ぐという方法も開発されている。
図9に拡大して示すように、絶縁突起12は、先端を閉塞した円筒部12aとフランジ部12bを備えていて、円筒部12aを第2の端子接続部受け孔11内に挿入し、フランジ部12bを第2の導体7の内面に押し当てることにより第2の導体7に組みつけられる。そして、円筒部12a内に第1の端子接続部8が挿入される。
なお、第1の導体5は、第1の端子接続部8と反対側の側部に半導体スイッチング素子3の端子3aに接続される第3の端子接続部13を備えている。また、第2の導体7は、第2の端子接続部9と反対側の側部に半導体スイッチング素子3の端子3bに接続される第4の端子接続部14を備えている。
特開2005−65414号公報 特開平9−117126号公報
ところで、前記絶縁突起12を使用する方法は、第1の端子接続部8と第2の導体7の間に絶縁突起12を介在させ、第1の端子接続部8と第2の導体7を確実に絶縁するので、第2の端子接続部受け孔11の直径をより小さくすることができ、したがって、第2の導体7の断面積の減少を防ぐことができるとともに、第1の導体5と第2の導体7が沿う面積が減少するのを防ぐことができるという利点がある反面、絶縁突起12を絶縁シート6と独立別個に形成していたため、次に述べるような問題点があった。
(1)絶縁シート6と別体の絶縁突起12が必要となるため部品点数が増えてコストが高くなる。
(2)絶縁突起12を組み付けるのに手間が掛かり、組立作業効率が悪くなる。
本発明は、絶縁シートに絶縁突起を加工することにより、前記問題点を解決したものである。
請求項1の発明は、第1の端子接続部を設けた第1の導体上に絶縁シートを介して第2の導体を重ね合わせ、前記第1の端子接続部を前記第2の導体に設けた端子接続部受け孔に挿入して前記第1の端子接続部を前記第2の導体の表面に臨ませるとともに、前記第1の端子接続部と前記第2の導体の間を、前記端子接続部受け孔に挿入した絶縁突起で絶縁した導体において、前記絶縁突起が、前記絶縁シートと一体に形成され
前記第1の端子接続部の周囲において、前記絶縁シートと前記第2の導体とを隙間なく沿わせた
請求項2の発明は、請求項1の導体において、前記絶縁突起を、前記絶縁シートにエンボス加工を施すことにより形成した。
請求項3の発明は、コンデンサと半導体スイッチング素子を導体によって接続したインバータ装置において、
前記導体は、第1の端子接続部を設けた第1の導体上に絶縁シートを介して第2の導体を重ね合わせ、前記第1の端子接続部を前記第2の導体に設けた端子接続部受け孔に挿入して前記第1の端子接続部を前記第2の導体の表面に臨ませるとともに、前記第1の端子接続部と前記第2の導体の間を、前記端子接続部受け孔に挿入した絶縁突起で絶縁した導体であって、
前記絶縁突起が、前記絶縁シートと一体に形成され
前記第1の端子接続部の周囲において、前記絶縁シートと前記第2の導体とを隙間なく沿わせた。
本発明の導体およびインバータ装置には、次に述べるような効果がある。
(1)絶縁シートと一体に絶縁突起を形成したので、従来の絶縁シートと別体の絶縁突起を使用するものに較べて、部品点数を削減することができる。
(2)絶縁突起を絶縁シートに一体に形成したので、従来の絶縁シートと別体の絶縁突起を使用する場合のような絶縁シートへの絶縁突起の組み付け等が不要となり、導体の組立作業効率を向上させることができる。
(3)エンボス加工により絶縁シートに絶縁突起を容易に形成することができる。
導体を使用したインバータ装置の分解斜視図。 図1のA部の拡大図。 図2のA−A断面図。 導体の使用状態を示す斜視図。 図4のA−A断面図。 従来例の分解斜視図。 従来例の導体の使用状態を示す斜視図。 他の従来例の分解斜視図。 図8のA部の拡大図。
以下、本発明の実施例を図1〜図5を参照して説明する。なお、従来例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。図1は、インバータ装置1を示し、導体4を分解した状態で示す斜視図である。
図6〜図9に示す従来例との主たる相違点は、絶縁シート6と一体に絶縁突起12を形成した点にある。絶縁突起12は、絶縁シート6にエンボス加工を施すことによりドーム状に形成されている。絶縁突起12は、根元部に対して先端部がやや縮径する錐形に形成されている。
第1の端子接続部8、第2の端子接続部9、第3の端子接続部13、第4の端子接続部14は、ボルト状に形成されていて、第1の導体5または第2の導体7に回転可能に取り付けられている。
第1の端子接続部8は、電解コンデンサ2の陽極端子2aに螺合されて第1の導体5と電解コンデンサ2の陽極端子2aを接続し、第3の端子接続部13は半導体スイッチング素子3の端子3aに螺合されて第1の導体5と半導体スイッチング素子3を接続する。
また、第2の端子接続部9は、電解コンデンサ2の陰極端子2bに螺合されて第2の導体7と電解コンデンサ2の陰極端子2bを接続し、第4の端子接続部14は半導体スイッチング素子3の端子3bに螺合されて第2の導体7と半導体スイッチング素子3を接続する。
次に、導体4の組付け方法の一例について説明する。先ず、第1の端子接続部8を電解コンデンサ2の陽極端子2aに螺合して、第1の導体5と電解コンデンサ2の陽極端子2aを接続するとともに、第3の端子接続部13を半導体スイッチング素子3の端子3aに螺合して、第1の導体5と半導体スイッチング素子3を接続する。これにより第1の導体5は、電解コンデンサ2および半導体スイッチング素子3に組みつけられた状態になる。
次に、絶縁シート6を絶縁突起12が第1の端子接続部8を覆いかぶすように配置し、その上に第2の導体7を配置する。次に、第2の端子接続部9を電解コンデンサ2の陰極端子2bに螺合して、第2の導体7と電解コンデンサ2の陰極端子2bを接続するとともに、第4の端子接続部14を半導体スイッチング素子3の端子3bに螺合して、第2の導体7と半導体スイッチング素子3を接続する。
第2の端子接続部9および第4の端子接続部14の締め付けることにより、第1の導体5と第2の導体7の間で絶縁シート6が挟着されて導体4が構成されるとともに、該導体4は、電解コンデンサ2および半導体スイッチング素子3に組み付けられ、かつ電解コンデンサ2と半導体スイッチング素子3は、導体4によって接続された状態になる。したがって、導体4の形成と、導体4による電解コンデンサ2と半導体スイッチング素子3の接続を同時に行うことができる。
実施例では、導体4で3個のコンデンサ2を並列に接続する場合を示したが、コンデンサ2の個数は問わない。
1…インバータ装置
2…電解コンデンサ
3…半導体スイッチング素子
4…導体
5…第1の導体
6…絶縁シート
7…第2の導体
8…第1の端子接続部
9…第2の端子接続部
10…第1の端子接続部受け孔
11…第2の端子接続部受け孔
12…絶縁突起
13…第3の端子接続部
14…第4の端子接続部

Claims (3)

  1. 第1の端子接続部を設けた第1の導体上に絶縁シートを介して第2の導体を重ね合わせ、前記第1の端子接続部を前記第2の導体に設けた端子接続部受け孔に挿入して前記第1の端子接続部を前記第2の導体の表面に臨ませるとともに、前記第1の端子接続部と前記第2の導体の間を、前記端子接続部受け孔に挿入した絶縁突起で絶縁した導体において、
    前記絶縁突起は、前記絶縁シートと一体に形成され、
    前記第1の端子接続部の周囲において、前記絶縁シートと前記第2の導体とが隙間なく沿うことを特徴とする導体。
  2. 前記絶縁突起は、前記絶縁シートにエンボス加工を施すことにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の導体。
  3. コンデンサと半導体スイッチング素子を導体によって接続したインバータ装置において、
    前記導体は、第1の端子接続部を設けた第1の導体上に絶縁シートを介して第2の導体を重ね合わせ、前記第1の端子接続部を前記第2の導体に設けた端子接続部受け孔に挿入して前記第1の端子接続部を前記第2の導体の表面に臨ませるとともに、前記第1の端子接続部と前記第2の導体の間を、前記端子接続部受け孔に挿入した絶縁突起で絶縁した導体であって、
    前記絶縁突起は、前記絶縁シートと一体に形成され、
    前記第1の端子接続部の周囲において、前記絶縁シートと前記第2の導体とが隙間なく沿うことを特徴とするインバータ装置。
JP2011009596A 2011-01-20 2011-01-20 導体およびインバータ装置 Active JP5728965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011009596A JP5728965B2 (ja) 2011-01-20 2011-01-20 導体およびインバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011009596A JP5728965B2 (ja) 2011-01-20 2011-01-20 導体およびインバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012152052A JP2012152052A (ja) 2012-08-09
JP5728965B2 true JP5728965B2 (ja) 2015-06-03

Family

ID=46793766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011009596A Active JP5728965B2 (ja) 2011-01-20 2011-01-20 導体およびインバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5728965B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3975653B2 (ja) * 2000-06-12 2007-09-12 松下電工株式会社 放電灯点灯装置
JP2005065414A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd インバータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012152052A (ja) 2012-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101141379B1 (ko) 에너지 저장 모듈
JP5539910B2 (ja) 二次電池
JP5945904B2 (ja) 蓄電素子の製造方法
JP5897918B2 (ja) コンデンサ
JP2012151098A (ja) 蓄電素子
JP6044640B2 (ja) 蓄電装置
KR101118188B1 (ko) 고전력 슈퍼 커패시터
JP2011155138A (ja) コンデンサ
JP2008109074A (ja) 電解コンデンサ
JP6125657B2 (ja) 半導体アセンブリ
JP2007258414A (ja) 電気二重層コンデンサ
JP5029293B2 (ja) ケース入りコンデンサ
JP5900538B2 (ja) 蓄電装置
WO2014041987A1 (ja) 蓄電装置
JP5728965B2 (ja) 導体およびインバータ装置
JP2014102898A (ja) 蓄電装置
JP4432580B2 (ja) コンデンサ
JP2012119505A (ja) 蓄電デバイス
WO2017163570A1 (ja) 電解コンデンサ
JP5994554B2 (ja) 蓄電装置及び蓄電モジュール
WO2014038203A1 (ja) 固体電解コンデンサ
KR102392624B1 (ko) 커패시터 조립 케이스
JP6561866B2 (ja) 積層型電池
CN215418513U (zh) 单电池
JP2015022886A (ja) 蓄電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141224

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150323

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5728965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150