JP5728441B2 - 果実包装容器 - Google Patents

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本発明は、例えば、1/12にカットしたスイカ、メロン、カボチャ、瓜等の果実を包装するための果実包装容器に関する。
昨今、所定の形状(大きさ)にカットされた果実が、透明の包装容器に収容されて、店頭に陳列されるようになっている。この包装容器によって、傷つきやすい果肉のカット面(カットされて外部に露出した果肉の切断面)を保護できるとともに、鮮度を保持できるようになっている。さらに、外観も良好で、消費者が買い求めやすくなっている。
従来のこの種の果実包装容器(以下、単に包装容器という場合がある。)としては、例えば、果肉が半月状にカットされる一方、両端部に向かうにしたがって先細りするように、かつ、両端部に向かうにしたがって上向きに湾曲するように、果皮が円弧面状にカットされるスイカ(果実)を、果皮を底にして収容できるものが知られている(特許文献1参照)。
該果実包装容器は、一方の容器本体と、該一方の容器本体に対して内嵌合する他方の容器本体と、両容器本体を回転自在に連結する軸部とを備えている。
両容器本体は、略同一形状であり、半月状の側壁部と、両端部が先細りした円弧面状の底壁部と、側壁部および底壁部によって形成される、カットされたスイカの収容部とを備えている。そして、一方の容器本体の側壁部が、カットされた一方の果肉を覆うとともに、一方の容器本体の底壁部が果皮を覆う。そして、他方の容器本体の側壁部が、カットされた他方の果肉を覆うとともに、他方の容器本体の底壁部が、一方の底壁部を覆うようになっている。
軸部は、両容器本体の側壁部の直線部位に沿って配置されている。そして、軸部によって、両容器本体が、回転自在に連結されて、内嵌合するように構成されている。
実公平3−15512号公報
しかしながら、従来の前記果実包装容器の場合、両端部に向かうにしたがって先細りするように、かつ、両端部に向かうにしたがって上向きに湾曲するように、底壁部が形成されているので、包装容器全体としての安定性が悪く、トラックなどで運搬された際、運搬時の振動によって、包装容器とともに、収容されている果実も振動し、果肉が包装容器の側壁に衝突して損傷する可能性があるという問題がある。
ここで、包装容器の中央部に平板を設けて、包装容器の安定性を確保することはできるが、収容されている果実の果皮が円弧面状にカットされていることから、振動の影響を受けやすいことには変わりがなく、上述した問題は解消されることはない。
そこで、本発明は、上記問題を鑑み、カットされた果実を安定した状態で運搬できて、運搬時の振動があっても、果肉の包装容器の側壁への衝突による、果肉の損傷を防止できる果実包装容器を提供することを目的とする。
本発明に係る果実包装容器は、容器本体と、該容器本体の上面開口部の周縁部に内嵌合する蓋体とを備え、容器本体と蓋体とで形成される空間に、果皮の付いた状態で該果皮の先端部が先細りし、基端部が先端部よりも幅広となるようにカットされる果実を、果皮を底にした状態で収容する果実包装容器において、前記容器本体は、前記果皮を収容する収容部が形成され、該収容部は、前記果皮の先端部を突き上げるように当接する第1当接部と、前記果皮の基端部の両側部に当接する一対の第2当接部とが形成され、第1当接部は、先細りした前記果皮の先端部の幅方向に沿って面状又は突条に形成され、一対の第2当接部は、前記先端部よりも幅広の基端部の幅方向に沿って形成された一対の凸部であることを特徴とする。
かかる構成によれば、所定形状にカットされた果実の果皮の一方の端部が第1当接部に当接して突き上げられることで、果実の荷重が他方の端部側にかかるようになる。この状態で、果実の他方の端部が一対の第2当接部に当接するので、第1当接部と一方の第2当接部、および、第1当接部と他方の第2当接部で支持されるようになる。すなわち、所定形状にカットされた果実の果皮は、円弧面状になっているので、不安定な状態になっている。この果皮を、第1当接部および一対の第2当接部で支持することで、カットされた果実全体を安定した状態で支持することができる。したがって、運搬時に振動があっても、カットされた果実は安定した状態で支持されているので、振動によって、果肉が容器の側壁に衝突して損傷することがない。
また、本発明によれば、前記収容部は、前記果実のカット面に応じて複数の側壁部が形成され、前記蓋体は、前記果実の果肉のカット面に沿うように、複数の側壁部が形成され、前記蓋体の各側壁部は、前記収容部の各側壁部よりも外側に位置するような構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、蓋体の各側壁部は、前記収容部の各側壁部よりも外側に位置するので、激しい振動があっても、カットされた果肉が、蓋体の各側壁部に衝突することが確実に回避されるようになる。
以上説明したように、本発明によれば、カットされた果実を安定した状態で運搬できて、運搬時の振動があっても、果肉の側壁への衝突による、果肉の損傷を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る果実包装容器を示す平面図。 容器本体の平面図。 容器本体の側面図。 容器本体の背面図。 蓋体の側面図。 蓋体の正面図。 図1の果実包装容器に収容される果実を包装する食品包装用フィルムの形状を示す平面図。
本発明に係る果実包装容器の一実施形態について図1〜図7を参照しつつ説明する。なお、図1および図2は、図面の下側を容器本体の前側、図面の上側を容器本体の後側、図面の左右を容器本体の左右とする。図3は、図面の上側を容器本体の前側、図面の下側を容器本体の後側とする。図5は、図面の下側を容器本体の前側、図面の上側を容器本体の後側とする。また、果実包装容器に収容される果実としては、1/12カットされたスイカ、具体的には、三角錐状に果肉がカットされ、かつ、船底状に果皮がカットされたスイカとする(以下、単に、果実またはスイカという場合もある)。ここでいう、果肉が三角錐状にカットされるとは、1つの頂点から互いに異なる方向に延出される3つの線分の間に扇形状の果肉のカット面が形成されることをいう。また、果皮が船底状にカットされるとは、先端部に向かうにしたがって細く(平面視二等片三角形状)なるように、かつ、先端部に向かうにしたがって上方に湾曲するようにカットされることをいう。なお、略球体形状の果実をカットするので、カットされた果皮の表面は、円弧面状となっている。
本実施形態に係る果実包装容器(以下、単に容器という場合がある。)1は、図1に示すように、透明の容器本体2と、該容器本体2の上面開口部2aの周縁部に内嵌合する透明の蓋体3とを備えている。容器本体2及び蓋体3を透明としている理由は、内部に収容されるスイカAを容器本体2および蓋体3を通して外観視しやすいためである。換言すれば、内部に収容される果実(本実施形態ではスイカA)を消費者の目に引きやすくすると共に、きれいに見せるためである。なお、容器本体2および蓋体3、プラスチックシート(合成樹脂製シート)を絞り加工によって形成されている。プラスチックとしては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、あるいはポリスチレン(PS)などの材質が用いられる。また、容器本体2および蓋体3の各コーナー部は、角をとって丸みが付けられている。
容器本体2は、図2に示すように、大きく分けると、下方に窪んで、カットされたスイカAの果皮A0を収容する収容部20と、該収容部20の外周に沿って設けられる外周部21とを備えている。
以下、容器本体2を構成する収容部20、外周部21の順に詳細に説明する。
容器本体2の収容部20は、図2および図3に示すように、スイカAの果皮A0の先端部A02を突き上げるように当接する第1当接部200と、幅広の前記果皮A0の基端部A01の両側部に当接する一対の第2当接部201,201と、収容部20の基端部20aおよび両側部にU字形状に形成される、スイカAのドリップを溜めるための溝状の貯留部202とを備えている。
収容部20は、図2および図3に示すように、スイカAの果皮A0の形状に対応している。具体的には、該収容部20は、先端部20bに向かうにしたがって細くなり、かつ、先端部20bに向かうにしたがって上方に湾曲する形状になっている。このため、収容部20の先端部20bには、突条体203が形成されている。該突条体203の両側部(湾曲部位)には、スイカAの先細りした果皮A0の先端部A02が振動によって位置ずれしないように、具体的には、果皮A0の先端部A02の両側部近傍に沿うように、凸状の一対の位置規制体2030,2030が形成されている。そして、収容部20の深さHは、図3および図4に示すように、スイカAの果皮A0を収容できる高さになっており、収容部20にスイカAの果皮A0を収容した際は、スイカAの果肉A1が容器本体2の上面開口部2aから外部に臨出するようになっている。
第1当接部200は、図2および図4に示すように、収容部20の先端部20b(突条体203の湾曲面)に、幅方向に沿って面状に形成されている。そして、収容部20の基端部20aから先端部20bにかけての曲率が、スイカAの果皮A0の円弧面の曲率よりも小さくなっており、凹部201の第1当接部200が、スイカAの果皮A0に対して、該果皮A0の先端部A02を突き上げるように当接することになる。そうすることで、カットされたスイカA全体の荷重が、スイカAの基端部A01側にかかることになる(図3参照)。
第2当接部201,201は、図4に示すように、収容部20の基端部20aの中央に幅方向に沿って略M字形状に形成されている。そして、両側に緩やかに隆起した一対の凸部201,201が、第1当接部200によって突き上げられたスイカAの果皮A0の基端部A01の両側部に当接するようになる。そうすることで、果皮A0の基端部A01側にかかる荷重を第2当接部201,201で支持することができるようになり、カットされたスイカAを安定した状態で支持することができる。つまり、カットされたスイカAの果皮A0を、第1当接部200および第2当接部201,201によって支持することで、運搬時の振動があっても、安定した状態で支持できるようになる。
貯留部202は、図2に示すように、収容部20の基端部20aの幅方向に沿って形成される第1貯留部202aと、該第1貯留部202aの両側部から、収容部20の先端部20b側に向かって延出して形成される一対の第2貯留部202b,202bとを有している。また、第1貯留部202aおよび第2貯留部202b,202bの底部は、図3に示すように、平坦面に形成されており、容器本体2が安定した状態で陳列できるようになっている。そして、第1貯留部202aおよび第2貯留部202b,202bの全体を外観視しづらい構成にすることが好ましい。この理由としては、第1貯留部202aおよび第2貯留部202b,202bに溜まったドリップが外部から見えにくくすることで、消費者が、カットされたスイカAに対して不衛生さを感じることを回避するためである。
外周部21は、図2〜図4に示すように、第1鍔部210と、内環状部211と、第2鍔部212とを有している。第1鍔部210は、容器本体2の上面開口部2aの周縁部から外方に延びる(張り出す)、より詳しくは、傾斜することなく外方に延びるように形成されている。内環状部211は、第1鍔部210の周縁部から上方に延びるように形成されている。第2鍔部212は、内環状部211の周縁部から外方に延びる(張り出す)、より詳しくは、傾斜することなく外方に延びるように形成されている。また、第2鍔部212の収容部20の基端部20a側に外方に延びるように、三角形状の摘み片2120が形成されている(図2および図3参照)。そして、第1鍔部210と、内環状部211と、第2鍔部212とで嵌合凹部213が形成されている。
蓋体3は、図5および図6に示すように、大きく分けると、上方に膨らんで容器本体2の収容部20と共に、スイカAに対する収容部40を概略的に構成する蓋本体部30と、該蓋本体部30の外周に沿って設けられる外周部35とを備えている。
以下、蓋本体部30、外周部35の順に詳細に説明する。
蓋本体部30は、図1、図5および図6に示すように、上壁部31と、左右の両側壁部32,32と、前側壁部33と、後側壁部34とを備えている。
上壁部31は、図1に示すように、スイカAの果肉A1の頂部A10の上方に位置する水平部310と、果肉A1の上側の傾斜部A11の上方に沿うように位置する傾斜部311とを有している。すなわち、上壁部31は、スイカAの果肉A1の尖頭部(頂部A10および上側の傾斜部A11)に対して所定の間隔をもって位置しているので、運搬時の振動で、スイカAの果肉A1の尖頭部が上壁部31に衝突することがなく、該尖頭部が型くずれすることがない。カットされたスイカAのきれいな形状を維持できる。
左右の両側壁部32,32は、図5および図6に示すように、略台形状で、スイカAの両側のカット面の勾配よりも大きい勾配をもって傾斜している。
前側壁部33は、図5および図6に示すように、略直立した状態で形成されている。そして、前側壁部33は、スイカAの先端部A02に対して近接するように位置している。
後側壁部34は、等脚台形状で、図5に示すように、スイカAの果肉A1の後側のカット面の勾配よりも大きい勾配をもって傾斜している。そして、蓋体3の両側壁32,32、後側壁部34は、図4に示すように、容器本体2の収容部20の側壁部よりも外側に位置している。そうすることで、スイカAの果肉A1のカット面が、容器本体2の両側壁部32,32に衝突する可能性がより一層回避されるようになる。
外周部35は、図5および図6に示すように、第1鍔部350と、立上り部351と、第2鍔部352とを備えている。第1鍔部350は、蓋本体部30の左右の両側壁部32,32、前側壁部33、後側壁部34から外方に延びる(張り出す)、より詳しくは、傾斜することなく外方に延びるように形成されている。立上り部351は、第1鍔部350の周縁部から立ち上がって環状に形成されている。第2鍔部352は、立上り部351の周縁部から外方に延びる(張り出す)、より詳しくは、傾斜することなく外方に延出されるように形成されている。また、第2鍔部352の基端部側に外方に延びるように、略三角形状の摘み片3520が形成されている。この摘み片3520は、容器本体2の摘み片2120に重なるように形成されている(位置ずれするように形成されていてもよい)。そして、第1鍔部350と、立上り部351と、第2鍔部352とで、嵌合凸部353が構成されている。
そして、蓋本体部30の外周部35の嵌合凸部353が、容器本体2の嵌合凹部213に密接またはそれに近い状態で対峙する。そのため、蓋本体部30の嵌合凸部353は、容器本体2の嵌合凹部213に内嵌合する。この嵌合部の近傍(蓋本体部30の下部)において、蓋本体部30の側壁部32,32、前側壁部33、後壁部34は、容器本体2の収容部20の壁部よりも外側に位置することになる。これにより、激しい振動があっても、カットされたスイカAの果肉A1が、蓋本体部30の側壁部32,32、前側壁部33、後壁部34に衝突することが確実に回避されるようになる。また、蓋本体部30と容器本体2とが内嵌合することにより、蓋本体部30は、容器本体2に着脱自在に取り付けられる。しかも、内嵌合した時に、一旦狭められた状態から元の状態に復帰しようとする弾性力によって嵌合するようになり、充分な嵌合力が確保される。すなわち、外れにくい構造になっている。
このような容器本体2と蓋本体部30との嵌合構造は、所謂内嵌合タイプとなっている。この嵌合構造によって、内部に収容されるスイカAの新鮮さが保持されると共に、スイカAのドリップが外部に漏れ出ることがなくなる。すなわち、包装容器1の外面が漏れ出たドリップによってべたつくことがない。
つぎに本実施形態に係る果実包装容器の使用態様について説明する。まず、球体形状のスイカAを1/12カットし、図7に示す食品包装用フィルムFで、スイカAの果肉A1を保護するように包装する。具体的には、食品包装用フィルムFの斜線部分の領域F0を、スイカAの後側の果肉A1のカット面に当接しつつ、食品包装用フィルムFの両側部F1,F1を、スイカAの左右の果肉A1のカット面に当接する。そうすることで、果肉A1のカット面全体が食品包装用フィルムFで保護されるとともに、容器本体2へのドリップが少なくなる。
そして、容器本体2の上面開口部2aから蓋体3を取り外して、容器本体2の上面開口部2aからカットされたスイカAの果皮A0を底にした状態で挿入する。この際、図3に示すように、スイカAの果皮A0の先端部A02が、容器本体2の第1当接部200によって突き上げられ、スイカAの荷重が基端部A01側に係るようになる。一方、スイカAの基端部A01が、図4に示すように、容器本体2の一対の第2当接部201,201に当接されるので、スイカAの果皮A0が、幅方向において2点支持され、両側の前後方向において、それぞれ2点支持されることで、スイカA全体が安定した状態で収容されることになる。さらに、突条体203の両側部に形成された一対の位置規制体2030,2030によって、スイカAの先細りした果皮A0の先端部A02の両側が位置規制されるので、振動によってスイカAが容器1内部で位置ずれすることがない。
この状態で、容器本体2の嵌合凹部213に、蓋本3の嵌合凸部353を当接させ、嵌合凹部213と嵌合凸部353とを上下方向から複数箇所を適宜押圧すると、嵌合凹部213に、嵌合凸部353が嵌入するようになり、容器本体2の上面開口部2aが蓋体3によって閉塞される。
そして、容器本体2から蓋体3を取り外す場合は、互いの摘み片2120,3520を異なる方向に引っ張ると、嵌合凸部28と嵌合凹部213の嵌合が容易に解除されて、蓋体3が容器本体2から円滑に取り外すことができる。
また、複数の果実包装容器A,…を陳列した場合は、容器本体2および蓋体3が透明であることから、カットされたスイカAを外観視できるようになる。これによって、ひときわ消費者に対して目を引くようになり、消費者の購買意欲が掻き立てられるようになる。
このように、本実施形態の果実包装容器によれば、1/12カットされたスイカAの果皮A0の先端部A02が、第1当接部200に当接して突き上げられることで、スイカAの荷重が果皮A0の基端部A01側にかかるようになるため、該基端部A01が一対の第2当接部201,201に当接するようになり、カットされたスイカAが安定した状態で支持されるようになる。したがって、振動によって、スイカAの果肉が包装容器1の側壁32,32に衝突して損傷することがない。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した発明特定事項の範囲内において種々変更することができる。
例えば、前記実施形態の場合、第1当接部200を、収容部20の先端部20bに面状に形成して面接触するようにしたが、突条に形成して線接触するようにしてもよい。要は、スイカAの果皮A0の先端部A02を突き上げて、スイカAの荷重が基端部A01側にかかるようにすればよい。
また、前記実施形態の場合、果実包装容器Aに収容する果実として、スイカを収容したが、瓜、カボチャ、メロンなどをカットして収容するようにしてもよい。
1…果実包装容器、2…容器本体部、2a…上面開口部、3…蓋体、20…収容部、30…蓋本体部、31…上壁部、32…側壁部、33…前側壁部、34…後側壁部、200…第1当接部、201…第2当接部、A…スイカ、A0…果皮、A01…果皮の基端部、A02…果皮の先端部、A1…果肉

Claims (2)

  1. 容器本体と、該容器本体の上面開口部の周縁部に内嵌合する蓋体とを備え、容器本体と蓋体とで形成される空間に、果皮の付いた状態で該果皮の先端部が先細りし、基端部が先端部よりも幅広となるようにカットされる果実を、果皮を底にした状態で収容する果実包装容器において、
    前記容器本体は、前記果皮を収容する収容部が形成され、該収容部は、前記果皮の先端部を突き上げるように当接する第1当接部と、前記果皮の基端部の両側部に当接する一対の第2当接部とが形成され
    第1当接部は、先細りした前記果皮の先端部の幅方向に沿って面状又は突条に形成され、
    一対の第2当接部は、前記先端部よりも幅広の基端部の幅方向に沿って形成された一対の凸部であることを特徴とする果実包装容器。
  2. 前記収容部は、前記果実のカット面に応じて複数の側壁部が形成され、
    前記蓋体は、前記果実の果肉のカット面に沿うように、複数の側壁部が形成され、
    前記蓋体の各側壁部は、前記収容部の各側壁部よりも外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の果実包装容器。
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