JP3132850U - 鶏卵包装用容器 - Google Patents

鶏卵包装用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3132850U
JP3132850U JP2007002487U JP2007002487U JP3132850U JP 3132850 U JP3132850 U JP 3132850U JP 2007002487 U JP2007002487 U JP 2007002487U JP 2007002487 U JP2007002487 U JP 2007002487U JP 3132850 U JP3132850 U JP 3132850U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
recess
individual
egg
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007002487U
Other languages
English (en)
Inventor
守 加茂
Original Assignee
守 加茂
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 守 加茂 filed Critical 守 加茂
Priority to JP2007002487U priority Critical patent/JP3132850U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3132850U publication Critical patent/JP3132850U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

【課題】 成形金型の全面的な仕様変更を伴うことなく、容器内に収容した鶏卵の様子、殊に、賞味期限日表示ラベルに印刷された日付を外部から透視確認し易くした鶏卵包装用容器を提供すること。
【解決手段】 鶏卵の下半部を収容する個別凹部11を備えた容器本体1と、該個別凹部11に対応する箇所に、鶏卵の上部を個別に覆う個別凹部21が形成されている蓋体2とからなり、これらの両体1,2が個別に形成されているか、一側部でヒンジ部3を介して折り曲げ折り重ね自在に一体的に連結形成されている合成樹脂シート製の鶏卵包装用容器であって、蓋体2に形成された前記個別凹部21のそれぞれに、当該凹部21の底部に、同凹部21の最大部分の幅Bに比して、その約40%前後の広範囲を占める幅bを有する平坦面または僅かな曲面とした透明な内部透視窓22を形成してある構造としたもの。
【選択図】 図1

Description

本考案は、容器本体と蓋体とが別々に形成されているか、その一側部でヒンジ部を介して折り曲げ折り重ね自在に一体的に連結形成されている樹脂シート製の鶏卵包装用容器に関するものである。
従来から、この種の樹脂シート製の鶏卵包装用容器は、容器内に鶏卵を収納して市場に流通させる包装容器として広く一般に周知されている。
この種の鶏卵包装用容器には、大別すると、後記の特許文献1に見られるように、容器本体に形成してある鶏卵収容用の個別凹部に対応させて、蓋体にも鶏卵の上部を個別に覆う個別凹部を形成してあるものと、後記の特許文献2に見られるように、蓋体2には、このような個別の凹部を形成することなく、略平坦な天板面を備えた広い凹入部に形成してあるものとがある。これらのものも何れも一般に周知されている。
本考案は、前者の蓋体にも鶏卵を個別に覆う個別凹部を形成してある鶏卵包装用容器のみを考案の対象としたものである。
特開2000−203677号公報 特開2000−327059号公報
而して、鶏卵には、生産者がその賞味期限日を表示することになっていて、従来は、容器に貼付された生産者等の表示ラベルの一部に記載する方法がとられていたが、近年、この表示方法が変わり、賞味期限日を表示した小指大の小さなラベルを個々の鶏卵に貼付することに変わりつつあり、個々の鶏卵によって賞味期限日を確認することができるように表示する方法が採用されだしていて、次第に普及しつつある。
然るところ、本考案が考案の対象としている、蓋体に個別凹部を形成した容器にあっては、このような鶏卵の個々に賞味期限日表示ラベルを貼着した鶏卵にあっては、内部に収容させた鶏卵の表示日を透視し難いという課題のあることを確認するに至った。
そこで、本考案は、成形金型の全面的な仕様変更を伴うことなく、容器内に収容された鶏卵の様子、殊に、賞味期限日表示ラベルに印刷された日付を可能な限り外部から透視して確認し易くした鶏卵包装用容器を開発することができたので、ここに提供しようとするものである。
該目的を達成するために講じた本考案にかかる鶏卵包装用容器の構成は、鶏卵の下半部を収容する個別凹部11を備えた容器本体1と、該個別凹部11に対応する箇所に、鶏卵の上部を個別に覆う個別凹部21が形成されている蓋体2とからなり、これらの両体1,2が個別に形成されているか、一側部でヒンジ部3を介して折り曲げ折り重ね自在に一体的に連結形成されている合成樹脂シート製の鶏卵包装用容器であって、蓋体2に形成された前記個別凹部21のそれぞれに、当該凹部21の底部に、同凹部21の最大部分の幅Bに比して、その約40%前後の広範囲を占める幅bを有する平坦面または僅かな曲面とした透明な内部透視窓22を形成してある構造としたものである。
本考案は以上の構成としたものであって、殊に、蓋体に形成されている個別凹部のそれぞれの凹部の底部に、同凹部の最大部分の幅Bに比して、その約40%前後という広い範囲を占める幅bを有する平坦面または僅かな曲面に形成した透明な内部透視窓を形成してあるので、必ず鶏卵の最上部に貼着されているとは限らず、少し下側にずれて貼着されている小さなラベルの日付であっても、この広い透明な透視窓を通じて容易に確実に認識することができるという、従来の容器では困難であった日付確認が簡単にできる顕著な効果を有する。しかも、このような効果の期待できる容器を、成形金型を新作したり、大幅に改造する必要なく、小改造で形成できる利点もある。
本考案を実施するに当たっては、蓋体2の各個別凹部21のそれぞれの底部に形成してある透明な内部透視窓22の形状を真円形にするのが透視角度に制限がない点で最も好ましいが、真円のみに限定されるものではなく、真円に近い多角形や外周部を凹凸波形状に形成してあるもの等として実施してもよい。また、該透視窓22の曲面は、凹曲面としたものであっても凸曲面としたものであっても内部透視が容易にできる範囲の曲面としてあるものであればよい。
以下、本考案を実施例図面に基づいて説明する。図1乃至図13は本考案の実施例を説明する鶏卵包装用容器を示したもので、図1は容器全体の開蓋状態を示す拡大平面図、図2は同容器の開蓋状態の平面図、図3は図1の容器の正面図、図4は同背面図、図5は同右側面図、図6は同左側面図、図7は図2に示したA−A線矢視方向の切断端面図、図8は同B−B線矢視方向の切断端面図、図9は同C−C線矢視方向の切断端面図、図10は同D−D線矢視方向の切断端面図、図11は同E−E線矢視方向の切断端面図、図12は同F−F線矢視方向の切断端面図、図13は図2の容器の蓋体側から見た開蓋状態の斜視図である。
而して、該実施例に示した容器は、図1に拡大して示したように、同図において下方に示した容器本体1には、鶏卵収容用個別凹部11,11…を、前後(同図において上下)方向に2列、左右方向に5個、合計10個の鶏卵を個別に収容させる容器であって、同図1の上方に示した蓋体2の形状も、容器本体1の形状と同様に、閉蓋姿勢において、容器本体1における各個別凹部11とそれぞれ対応する部位に、前後(同図において上下)方向に2列、左右方向に5個、合計10個の鶏卵の上部を個別に覆う個別凹部21を形成してある。また、これらの容器本体1と蓋体2とは、その長手方向の一側部においてヒンジ部3を介して折り曲げ自在とし、蓋体2を容器本体1の上に折り重ねて使用するように一体的に連結成形してある容器である。
この容器本体1や蓋体2に形成してある鶏卵収容用の個別凹部11,21は、前後に2列、左右に2個、合計4個のみを形成してある容器や、前後に2列、左右に3個、合計6個形成してあるもの、前後に2列、左右に4個、合計8個、前後に2列、左右に6個、合計12個形成してある容器であったり、前後に3列、左右に5個、合計15個の凹部を形成してある容器等各種のものがあり、本考案にいう容器は、これらの何れの容器であってもよいことは言うまでもない。
鶏卵の包装は、賞味期限日を小さく印刷した小指大の小さなラベルを、上部近く部分に貼着してある鶏卵を、容器本体1の前記10個の各卵収容凹部11のそれぞれに、ラベル貼着部分を上にして個別に収容させた後、蓋体2を前記ヒンジ部3から容器本体1の上方に向かって折り曲げて容器本体1の上に折り重ねて鶏卵の上部を覆わせる。このようにした後容器本体1の遊端側のフランジ部13と蓋体2の遊端側のフランジ部23とをぴったりと重ね合わせて、その外端縁に、片面に接着剤を塗布した封緘用の接着テープの幅方向中間部分を当てつけながら、該テープを側面視横向きU字形に折り曲げて折り重ねとしつつ外側から包み込むようにして上下のフランジ部13,23に接着させて封緘する。このようにして封緘した後、段ボールケース等に入れて梱包し市場に出荷する。
而して、該実施例に示した蓋体2は、前記個別凹部21のそれぞれに、その凹部21の底部分に、同凹部21を形成する最大部分、図1に示した一つの凹部21が占める平面の幅B=隣接境界間の幅B又は隣接する二つの凹部のセンター間の幅B=に比して、その約40%の大きさを占める幅bを有する真円形の平坦面とした透明な内部透視窓22を形成してある。
より具体的に実施例図の蓋体2の実寸について例示すると、蓋体2の左右方向における5個の個別凹部21を形成する最外側間の長さLを240mm、個々の凹部21の幅Bを48mm、各凹部21の底部に形成した真円形の透明な内部透視窓22の幅bを19mm強としたものである。
ここに記載の各凹部21の底部に形成した内部透視窓22の大きさは、個々の凹部21の最大部分の幅Bに比してその約40%前後、数値的には±5〜6%程度の範囲内で実施されるのが好ましく、より狭い範囲でみれば±4%程度の範囲を占める大きさ(幅b)として実施されるのが好ましい。
この数値は必ずしもこの範囲でなければならないものではないが、例えば40%−6%よりも小さいものとした場合には、前記実施例に示した数値でみると16.3mmよりも小さくなって、賞味期限印刷ラベルの貼着位置が鶏卵の最上部からずれている場合には見にくくなり、40%+6%よりも大きいものとした場合には、同じく前記実施例に示した数値でみると22.0mmよりも大きいものとなるので、各凹部21の形状を直円筒に近い形状とするか、深さの浅い形状にしなければならないこととなり、直円筒に近い形状とした場合には、成形膨張度が大きくなって外部からの加重に対する変形強度が弱くなり、鶏卵の保護強度を弱めることとなり、深さの浅い形状にした場合には、鶏卵の上部が内部透視窓22と接触し外部からの加重を鶏卵自体で支えなければならなくなり、やはり鶏卵の保護が充分にはできなくなる。そのため、この内部透視窓22の大きさは前記のように凹部21の最大部分の幅Bに比して40%前後、±5〜6%程度の範囲内で実施するのが好ましい。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案にいうところの容器は、上記実施例図に示した容器の形状のみに限られるものではなく、例えば前記のように鶏卵6個用や8個用等に変更したり、各凹部11,21におけるリブの形状を適宜に変形させて実施することができるものである。
本考案にいう容器は、容器内に収容された個々の鶏卵に貼着された賞味期限の日付を外部から極めて容易に確認できるので、需用者に好感をもって迎えられるもの思われ、直ちに市場に受け入れられて普及すると期待されるものである。
容器全体の開蓋状態を示す拡大平面図。 同容器の開蓋状態の平面図。 図1の容器の正面図。 同背面図。 同右側面図。 同左側面図。 図2に示したA−A線矢視方向の切断端面図。 同B−B線矢視方向の切断端面図。 同C−C線矢視方向の切断端面図。 同D−D線矢視方向の切断端面図。 同E−E線矢視方向の切断端面図。 同F−F線矢視方向の切断端面図。 図2の容器の蓋体側から見た開蓋状態の斜視図。
符号の説明
1 容器本体
11,21 個別凹部
2 蓋体
22 内部透視窓
3 ヒンジ部
B 個別凹部の幅
b 内部透視窓の幅

Claims (1)

  1. 鶏卵の下半部を収容する個別凹部(11)を備えた容器本体(1)と、該個別凹部(11)に対応する箇所に、鶏卵の上部を個別に覆う個別凹部(21)が形成されている蓋体(2)とからなり、これらの両体(1,2)が個別に形成されているか、一側部でヒンジ部(3)を介して折り曲げ折り重ね自在に一体的に連結形成されている合成樹脂シート製の鶏卵包装用容器であって、蓋体(2)に形成された前記個別凹部(21)のそれぞれに、当該凹部(21)の底部に、同凹部(21)の最大部分の幅(B)に比して、その約40%前後の広範囲を占める幅(b)を有する平坦面または僅かな曲面とした透明な内部透視窓(22)を形成してある構造とした鶏卵包装用容器。
JP2007002487U 2007-04-09 2007-04-09 鶏卵包装用容器 Expired - Fee Related JP3132850U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002487U JP3132850U (ja) 2007-04-09 2007-04-09 鶏卵包装用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002487U JP3132850U (ja) 2007-04-09 2007-04-09 鶏卵包装用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3132850U true JP3132850U (ja) 2007-06-21

Family

ID=43283553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002487U Expired - Fee Related JP3132850U (ja) 2007-04-09 2007-04-09 鶏卵包装用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3132850U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3251973B1 (en) A method for manufacturing an egg package
ES2396478T3 (es) Paquete y método de empaquetado para productos de confitería
JP5618389B2 (ja) アイラッシュ包装体
CA2726520C (en) Cigarette package
JP5755887B2 (ja) 保護シート付コンパクト容器およびそれに用いられる保護シート
MXPA04010167A (es) Envase de exhibicion.
JP3132850U (ja) 鶏卵包装用容器
JP3133709U (ja) 鶏卵包装用容器
JP6038487B2 (ja) リフィル皿保護容器
US10029839B2 (en) Article including a bottle of cosmetic product and a pack
KR102214515B1 (ko) 화장품 포장 세트
EP2492215A1 (en) Egg package
JP6009763B2 (ja) 包装箱
CN102267585A (zh) 展示包装盒
JP5009098B2 (ja) 化粧料容器
JP4927402B2 (ja) コンパクト容器およびそれに用いる中皿保護容器
KR101765869B1 (ko) 디저트 제품 포장 패키지
JP6410653B2 (ja) 果実包装容器
JP5728441B2 (ja) 果実包装容器
KR200494981Y1 (ko) 상표지 개재가 가능한 난좌덮개
JP3179458U (ja) 包装容器カバー
JP4344937B2 (ja) 樹脂シート製鶏卵包装用容器
JP5676211B2 (ja) 包装用ケース及びケース組み立て用プラスチックシート
WO2012019859A1 (en) Smoking article container
JP3117686U (ja) 帽子ケース

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees