JP5726961B2 - 出稿先選定装置及び出稿先選定方法 - Google Patents

出稿先選定装置及び出稿先選定方法 Download PDF

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Description

本発明は、出稿先選定装置及び出稿先選定方法に係り、特に、複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先を、アンケート調査の結果に基づいて選定する出稿先選定装置及び出稿先選定方法に関する。
商品や企業を宣伝するための広告媒体として、テレビやラジオ等の放送メディア、新聞や雑誌等の紙メディアに加え、インターネットメディア等も利用されるようになっている。このように多種多様な広告媒体に対して、広告主は、費用対効果を最大限にすべく複数の広告媒体の出稿先を選定し、選定した広告媒体に限られた予算を投入することが重要となっている。
たとえば、特許文献1には、テレビ、ラジオ、WEB等の広告媒体に跨った出稿に応じて、広告媒体間での出稿のリソース配分を最適化するためのコンピュータシステムが開示されている。
このコンピュータシステムでは、広告効果データの調査結果に基づいて生成され、予算投下量に応じた認知率の情報を示す各広告媒体の想定関数と、広告媒体毎に観測された広告効果の重複に関する情報を示す各広告媒体の相関値と、から導き出される、複数広告媒体を跨った総広告効果に対応する最適化関数を記憶している。
コンピュータシステムは、広告主からの広告の総予算の入力を受け付けて、総予算を制約条件として最適化関数を演算し、各広告媒体に対する広告予算の最適配分を算定する。
この技術を利用することで、限られた広告予算において、広告主は、種々の広告媒体にどのように予算配分し出稿すれば、所望の広告効果が得られるのか推定することが可能となる。
特許5153926号公報
ところで、所定ターゲットに対してどの広告媒体の組み合わせが最もリーチを獲得できるかという広告媒体選定の考え方として、リーチマックスと呼ばれる分析手法が広く知られている。リーチとは、広告媒体のターゲットへの到達総数の指標値を示すものであり、広告媒体の組合せとは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、及びインターネット等のような広告媒体の種類を示すメディアの組合せと、雑誌で言えば雑誌の特定銘柄を示すビークルの組合せと、を含むものである。
このとき、費用対効果を配慮して広告効果を一層高めるためには、広告媒体が所定ターゲットへ到達する回数を増やした上でリーチを最大化するような広告媒体の組合せが望ましい。言い換えれば、広告媒体を組み合わせたときに、広告媒体のターゲットへの到達回数の指標値を示すフリークエンシーを所定値以上確保した上で、リーチを最大化できると良い。
しかしながら、特許文献1のようなコンピュータシステムでは、複数広告媒体を跨った総広告効果に対応する最適化関数を記憶しているものの、各広告媒体をそれぞれ組み合わせたときの広告効果を具体的に比較するための分析手法まで触れられていなかった。
特に、テレビ、ラジオ、WEBのようなメディアの組合せだけでなく、特定銘柄のビークルの組合せを最適化しようとした場合、個々の広告媒体の認知度等に応じてターゲットへの到達回数を示すフリークエンシーを適宜調整し、個別具体的に分析可能な手法が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先として、費用対効果を配慮した上で広告効果を一層高めることが可能な広告媒体の組合せを選定する出稿先選定装置及び出稿先選定方法を提供することにある。
特に、個々の広告媒体の認知度等に応じて所定ターゲットへの到達回数を適宜調整した上で、広告媒体の所定ターゲットへの到達総数を最大化することが可能な広告媒体の組合せを選定する技術を提供することにある。
前記課題は、本発明の出稿先選定装置によれば、複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先を、前記広告媒体のターゲットへの到達総数の指標値となるリーチを最大化するように選定する出稿先選定装置であって、前記出稿先となりうる各広告媒体と、該広告媒体の各所定ターゲットへの到達の有無との関係を示したターゲット到達結果データを記憶する記憶部と、前記ターゲット到達結果データを参照して各広告媒体毎の前記リーチを演算し、前記出稿先となりうる広告媒体から、単一広告媒体の前記リーチが最大値となる第1広告媒体を選定する第1選定部と、前記第1広告媒体の選定後、前記ターゲット到達結果データを参照して、前記出稿先となりうる広告媒体から、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときに、前記広告媒体のターゲットへの到達回数の指標値となるフリークエンシーが所定値N(Nは以上の自然数)以上となるターゲットの総数をそれぞれ演算し、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する第2選定部と、前記出稿先として、前記第1選定部及び前記第2選定部がそれぞれ選定した前記広告媒体の組合せを示した出稿先選定データを出力する出力部と、を備え、前記第2選定部は、下記(1)、(2)の条件を満たす第2広告媒体を少なくとも2つ以上、順に選定すること、により解決される。
(1)前記第1広告媒体と組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいない場合、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときの前記リーチの総和をそれぞれ演算し、組合せたときの前記リーチの総和が最大値となる第2広告媒体を選定すること。
(2)前記第2広告媒体を2つ以上選定するにあたって、前記第1広告媒体、及び既に選定した前記第2広告媒体と、これから選定する前記第2広告媒体とを組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる前記第2広告媒体を順に選定すること。
上記構成により、広告の出稿先となる広告媒体の組合せとして、まず、単一広告媒体のリーチが最大値となる第1広告媒体を選定し、次に、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を、上記(1)、(2)の条件を満たした上で少なくとも2つ以上、ひとつずつ順番に選定し、これら選定された第1広告媒体及び第2広告媒体の組合せを出力することが可能となる。
このような分析プログラムを備えた出稿先選定装置であれば、広告の出稿先となりうる複数の広告媒体から、フリークエンシーを所定回数以上確保した上でリーチを最大化するような広告媒体の組合せを選定することが可能となる。
すなわち、複数の広告媒体に出稿される広告の出稿先として、費用対効果を配慮した上で広告効果を一層高めることが可能な広告媒体の組合せを選定する出稿先選定装置を提供することができる。
特に、個々の広告媒体の認知度等に応じて所定ターゲットへの到達回数を示すフリークエンシーの値Nを適宜調整した上で、広告媒体の所定ターゲットへの到達総数を最大化することが可能な広告媒体の組合せを選定することができる。
このとき、前記出稿先選定装置は、アンケート調査の実施に用いる回答者専用端末とネットワークを介して接続されており、前記回答者専用端末に、前記出稿先となりうる広告媒体に関するアンケート質問データを送信すると共に、前記回答者専用端末から、前記アンケート質問データに基づいて作成され、所定ターゲットとなる回答者の回答がなされた個別回答データを受信する通信部と、回答者ID別に対応づけて作成され、前記個別回答データを集計した前記ターゲット到達結果データを作成する集計部と、を備えると良い。
上記構成により、広告媒体の所定ターゲットとなる回答者の回答がなされたアンケート調査の結果に基づいて広告の出稿先を選定することができるため、個々の広告媒体の認知度等に対応して広告媒体の組合せを選定できる。
具体的には、広告主が依頼する特定銘柄のビークルの組合せを最適化しようとした場合に、個々の広告媒体の認知度等に応じてフリークエンシーを適宜調整し、個別具体的に分析可能な手法が実現できる。
このとき、前記第2選定部は、前記(1)の条件に替えて下記(1)´の条件を満たす第2広告媒体を選定すると良い。
(1)´前記第1広告媒体と組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいない場合、次に、前記フリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットの総数が最大値となる前記第2広告媒体を選定し、前記フリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットがいない場合、さらに、組合せたときの前記リーチの総和が最大値となる前記第2広告媒体を選定すること。
上記構成により、例えば、第1広告媒体と第2広告媒体の候補とを組み合わせたときに、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいない場合にも、次に、フリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定することで、極力、フリークエンシーを所定回数以上確保した上でリーチを最大化するような広告媒体の組合せを選定できるようになる。
このとき、前記第2選定部は、下記(3)の条件を満たす第2広告媒体を選定すると良い。
(3)(1)の条件において前記第2広告媒体の候補が複数ある場合、該候補となる複数の広告媒体から、所定の第2広告媒体を選定すること。
上記構成により、第2広告媒体の選定方法がより明確となる。
このとき、前記第2選定部は、下記(4)の条件を満たす第2広告媒体を選定すると良い。
(4)前記第1広告媒体、及び既に選定した前記第2広告媒体と、これから選定する前記第2広告媒体とを組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が増加しなくなった時点で、前記第2広告媒体の選定を終了すること。
上記構成により、広告媒体を新たに選定しても、フリークエンシーが所定回数以上となるターゲット数を増やすことができなくなった時点で広告媒体の選定を終了することができ、費用対効果に配慮した広告媒体の選定が可能となる。
このとき、前記出稿先選定装置は、前記出稿先となる広告媒体の選定を要求する広告主端末とネットワークを介して接続されており、前記通信部は、前記広告主端末から、前記出稿先となりうる所定広告媒体に関する広告媒体候補データと、前記フリークエンシーの値Nの設定値に関するフリークエンシー設定データと、を受信し、前記第1選定部及び前記第2選定部は、前記広告媒体候補データと前記フリークエンシー設定データとを参照して、前記所定広告媒体と前記フリークエンシーの設定値Nとの制約条件のもとで、前記広告媒体の組合せを選定すると良い。
上記構成により、広告主から依頼された出稿先の限定候補から、フリークエンシーの値Nを設定した上でリーチが最大となる広告媒体の組合せを選定できるようになるため、広告主の要求事項に対応した個別具体的な分析手法を用いることができる。
このとき、前記通信部は、前記広告主端末から、前記広告媒体に出稿するための広告予算に関する広告予算データを受信し、前記記憶部は、前記出稿先となりうる各広告媒体と、該広告媒体の前記広告料金との関係を示した広告料金一覧データを記憶し、前記出力部は、前記広告予算データを参照して得られる広告予算と、前記広告料金一覧データを参照して算出される前記第1広告媒体及び前記第2広告媒体の合計となる合計広告料金とを、前記広告媒体の組合せと共に示した前記出稿先選定データを出力すると良い。
上記構成により、選定された広告媒体の組合せと共に、広告予算と合計広告料金とを同時に出力することができるため、例えば、合計広告料金が、依頼主の広告予算を超えていないか確認したり、選定された広告媒体の組合せに対して一部の広告媒体を削除又は追加したりする等、広告予算に見合った調整が可能となる。
また、複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先を、前記広告媒体のターゲットへの到達総数の指標値となるリーチを最大化するようにコンピュータが選定する出稿先選定方法であって、前記出稿先となりうる各広告媒体と、該広告媒体の各所定ターゲットへの到達の有無との関係を示したターゲット到達結果データを記憶する記憶部を備えた前記コンピュータが、前記ターゲット到達結果データを参照して各広告媒体毎の前記リーチを演算し、前記出稿先となりうる広告媒体から、単一広告媒体の前記リーチが最大値となる第1広告媒体を選定する第1選定処理と、前記ターゲット到達結果データを参照して、前記出稿先となりうる広告媒体から、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときに、前記広告媒体のターゲットへの到達回数の指標値となるフリークエンシーが所定値N(Nは2以上の自然数)以上となるターゲットの総数をそれぞれ演算し、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する第2選定処理と、前記出稿先として、前記第1選定処理及び前記第2選定処理においてそれぞれ選定された前記広告媒体の組合せを示す出稿先選定データを出力する出力処理と、を実行し、前記第2選定処理において、前記コンピュータは、下記(1)、(2)の条件の条件を満たす第2広告媒体を少なくとも2つ以上、順に選定選定する処理を実行する出稿先選定方法も実現可能である。
(1)前記第1広告媒体と組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいない場合、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体との組み合わせたときの前記リーチの総和をそれぞれ演算し、組合せたときの前記リーチの総和が最大値となるような第2広告媒体を選定すること。
(2)前記第2広告媒体を2つ以上選定するにあたって、前記第1広告媒体、及び既に選定した前記第2広告媒体と、これから選定する前記第2広告媒体とを組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる前記第2広告媒体を順に選定すること。
上記構成により、複数の広告媒体に出稿される広告の出稿先として、費用対効果を配慮した上で広告効果を一層高めることが可能な広告媒体の組合せを選定する出稿先選定方法及び出稿先選定プログラムを提供することができる。
本発明の出稿先選定装置及び出稿先選定方法によれば、複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先として、費用対効果を配慮した上で広告効果を一層高めることが可能な広告媒体の組合せを選定することができる。
特に、個々の広告媒体の認知度等に応じて所定ターゲットへの到達回数を適宜調整した上で、広告媒体の所定ターゲットへの到達総数を最大化することが可能な広告媒体の組合せを選定することができる。
本実施形態に係る出稿先選定装置を含むシステム全体の構成図である。 出稿先選定装置のハード構成図である。 出稿先選定装置のソフト構成図である。 アンケート質問データの一例を示す図である(その1)。 アンケート質問データの一例を示す図である(その2)。 ターゲット到達結果データの一例を示す図である。 広告料金一覧データの一例を示す図である。 本実施形態に係る出稿先選定方法の処理の一例を示すフロー図である。 図8の出稿先選定方法のうち、広告媒体の組合せ選定の処理を示す詳細フロー図である。 ターゲット到達結果データの一例を示す図である。 広告媒体の組合せ選定において計算手順を説明する図である(その1)。 広告媒体の組合せ選定において計算手順を説明する図である(その2)。 出稿先選定データの一例を示す図である。 図9の広告媒体の組合せ選定の処理を示す詳細フロー図の変形例である。
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明する。
本実施形態は、複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先を、リーチが最大値となるように選定する出稿先選定装置であって、所定ターゲットとなる回答者からのアンケート調査結果に基づいて、フリークエンシーを所定値以上確保した上でリーチを最大化する広告媒体の組合せを選定することを特徴とする出稿先選定装置の発明に関するものである。
なお、広告の出稿先となる広告媒体は、テレビ、ラジオ等の放送メディア、新聞、雑誌等の紙メディア、交通、街、道路等の交通メディア、インターネット等のネットメディアのように広告媒体の種類を示すメディアと、雑誌で言えば雑誌の特定銘柄を示すビークルと、を含むものである。
また、リーチとは、広告媒体のターゲットへの到達総数の指標値を示すものであり、フリークエンシーとは、2つ以上の広告媒体を組み合わせたときに広告媒体のターゲットへの到達回数(接触回数)の指標値を示すものである。
本実施形態の出稿先選定装置1を含む出稿先選定システムS全体の構成を図1に示す。
出稿先選定システムSは、調査・分析会社が管理する出稿先選定装置1と、出稿先選定装置1とネットワークを介して接続され、アンケート調査の実施に用いる回答者専用端末10と、出稿先選定装置1とネットワークを介して接続され、出稿先となる広告媒体の選定を要求する広告主端末20と、から主に構成されている。
出稿先選定装置1は、複数の回答者専用端末10とデータ通信を行い、出稿先となりうる広告媒体に関するアンケート質問データを送信すると共に、アンケート質問データに基づいて作成され、所定ターゲットとなる回答者の回答がなされた個別回答データを受信することができる。
出稿先選定装置1は、一方で広告主端末20とデータ通信を行い、出稿先の候補となる所定広告媒体に関する広告媒体候補データと、フリークエンシーの値N(Nは2以上の自然数)の設定値に関するフリークエンシー設定データと、広告媒体に出稿するための広告予算に関する広告予算データとを受信すると共に、これら広告媒体候補データ及びフリークエンシー設定データに基づいて選定された広告媒体の組合せを示す出稿先選定データを送信することができる。
出稿先選定装置1のハード構成を図2に示す。
出稿先選定装置1は、データの演算・制御処理装置としてのCPUと、記憶装置としてのROM、RAM、及びHDDと、ホームネットワーク又はインターネットを通じてデータの送受信を行う通信用インタフェースとを備えたコンピュータである。
また、出稿先選定装置1は、所定の書式で表示される文字又は画像の情報を出力表示する出力装置及び表示装置と、CPUに所定の指令を入力するときユーザ入力操作される入力装置と、外付けハードディスク等の記憶媒体装置とを備えている。
なお、回答者専用端末10及び広告主端末20についても同様のハード構成を備えたコンピュータである。
出稿先選定装置1のROM、HDD、及び記憶媒体装置には、コンピュータとして必要な機能を果たすメインプログラムに加えて、出稿先選定プログラムが記憶されており、これらプログラムがCPUによって実行されることにより、出稿先選定装置1の機能が発揮されることになる。
出稿先選定装置1のソフト構成を図3に示す。
出稿先選定装置1は、機能面から説明すると、各種プログラム及び各種データを記憶する記憶部2と、回答者専用端末10及び広告主端末20とそれぞれデータ通信を行う通信部3と、回答者専用端末10から受信した個別回答データを集計する集計部4と、出稿先となる広告媒体を選定する選定部5と、選定部5が選定した広告媒体の組合せを示す出稿先選定データを出力する出力部6、とを主な構成要素として備えている。これらは、CPU、ROM、RAM、HDD、通信用インタフェース、及び各種プログラム等によって構成されている。詳細は後述する。
回答者専用端末10は、アンケート調査の回答者が利用するデータ通信端末であって、回答者がデータ通信端末を操作して出稿先選定装置1にアクセスできる。
なお、回答者専用端末10にはタブレット端末を利用することが望ましいが、これに限定されることなく、PC、PDA等の無線端末及び有線端末を利用しても良い。
回答者専用端末10は、アンケート調査の回答を実施するためのプログラムを記憶しており、図1に示すように、インターネットを通じて出稿先選定装置1からアンケート質問データを受信し、表示画面11上にアンケート質問データの内容を表示することができる。
具体的には、回答者専用端末10の表示画面11上に、アンケート質問データの内容として、図4(a)に示す回答者IDを入力する画面と、図4(b)及び図5(a)に示す回答者の年齢、性別を確認する画面と、図5(b)に示すアンケート質問画面とが表示されることになる。
なお、本実施形態では、所定ターゲットの対象として第2新東京市50km圏に居住する20〜60代の男女を例にして、また、出稿先となりうる複数の広告媒体の対象として雑誌の特定銘柄を示す週刊誌A、週刊誌B、週刊誌C、週刊誌D、週刊誌E及び週刊誌Fを例にして説明する。
回答者専用端末10は、表示画面11上に表示されるアンケート質問データの内容に対して回答者が不図示の入力部を操作して回答を終えた後、不図示の個別回答データを生成し、生成された個別回答データを出稿先選定装置1に送信することができる。
個別回答データは、回答者IDに対して年齢、性別、アンケート質問事項の回答がそれぞれ対応付けられたデータテーブルであって回答者専用端末10に保存されるものであり、回答者の入力操作終了後又は所定のタイミングで出稿先選定装置1に送信される。
出稿先選定装置1では、通信部3が回答者専用端末10から個別回答データを受信後、集計部4が回答者ID別に対応付けて複数の個別回答データを集計し、図6に示すように、出稿先となりうる週刊誌A乃至週刊誌F(各広告媒体)と、広告媒体の各所定ターゲットへの到達の有無との関係を示したターゲット到達結果データを生成する構成となっている。
ターゲット到達結果データは、各回答者IDに対して年齢、性別、及び週刊誌A乃至週刊誌Fの閲覧の有無の回答結果がそれぞれ対応付けられたデータテーブルであって、出稿先選定装置1の記憶部2に保存されるものである。
ターゲット到達結果データには、図6に示すように、アンケート調査の期間、分析地区、及びターゲットの対象を示す内容が含まれており、また、各週刊誌毎にターゲットへの到達総数を示すリーチが集計された内容が含まれている。
ターゲット到達総数を示すリーチは、該当する週刊誌を閲読している回答者の合計数である。具体的には、アンケート調査で週刊誌Aを閲読していると回答した回答者の総数は、300人中98人となる。
なお、本実施形態では、ターゲット到達結果データの内容のうち、週刊誌A乃至週刊誌Fの閲覧有無の回答結果を確認することで、広告媒体の各所定ターゲットへの到達の有無の結果を確認するものとしている。
広告主端末20は、広告の出稿先となる広告媒体の選定を要求するデータ通信端末であって、広告主がデータ通信端末を操作して出稿先選定装置1にアクセスできる。
広告主端末20は、データ通信端末として必要な機能を果たすメインプログラムを記憶しており、広告媒体候補データと、フリークエンシー設定データと、広告予算データとを生成した上で、インターネットを通じて出稿先選定装置1に送信することができる。
広告媒体候補データは、出稿先の候補となる所定広告媒体を示すデータであり、フリークエンシー設定データは、フリークエンシーの設定値Nを示すデータである。これら所定広告媒体及びフリークエンシーの設定値Nが、出稿先選定装置1の選定部5が広告媒体の組合せを選定する際の制約条件となる。
なお、広告媒体候補データには、出稿先候補となる所定広告媒体の内容のほか、広告のターゲットの対象となる年齢、性別、及び居住地区等の内容が含まれていても良い。
広告予算データは、出稿先となる広告媒体に広告を出稿するための広告予算を示すデータである。これらデータについては、図示を省略する。
出稿先選定装置1では、通信部3が広告主端末20から広告媒体候補データ、広告予算データ及びフリークエンシー設定データを受信後、これらデータを記憶部2に保存する構成となっている。
記憶部2には、図3に示すように、あらかじめ出稿先となりうる各広告媒体と、広告媒体の広告料金との関係を示した広告料金一覧データが記憶されており、選定された広告媒体の組合せに出稿するための合計広告料金と、依頼主の広告予算とを比較することができるようになる。
広告料金一覧データは、図7に示すように、各媒体IDに対してメディア名、ビークル名、及び広告料金がそれぞれ対応付けられたデータテーブルであって、具体的には、媒体ID301に割り当てられた週刊誌Aの広告料金が185万円であることが示されている。
広告主端末20は、出稿先選定装置1に広告媒体候補データ、フリークエンシー設定データ、及び広告予算データを送信して所定期間経過した後、出稿先選定装置1から出稿先選定データを受信する。
出稿先選定データは、出稿先の候補となる所定広告媒体及びフリークエンシーの設定値Nの制約条件のもとで、選定部5によって選定された広告媒体の組合せを示すデータであって、出力部6が出力するデータである。
出稿先選定データには、選定された広告媒体の組合せを示す内容のほか、合計広告料金及び広告料金予算を示す内容が含まれている。詳細は後述する。
<出稿先選定方法>
次に、出稿先選定装置1で実行される出稿先選定プログラムの処理について、図8に基づいて説明する。
図8は、本実施形態に係る出稿先選定プログラムの処理のうち、コンピュータに相当する出稿先選定装置1が、回答者専用端末10から受信した個別回答データを集計し、フリークエンシーを所定値以上確保した上でリーチを最大化する広告媒体の組合せを選定し、この広告媒体の組合せを示す出稿先選定データを広告主端末20へ出力する処理を実行するフローチャートである。
本実施形態に係る出稿先選定プログラムは、記憶部2を備えた出稿先選定装置1の機能的な構成要素として上述した通信部3と、集計部4と、第1選定部5a及び第2選定部5bを有する選定部5と、出力部6とを実現させるために各種プログラムを集約させたユーティリティプログラムであって、出稿先選定装置1のCPUがこの出稿先選定プログラムを実行する。
図8に示す出稿先選定プロセスでは、まず、出稿先選定装置1の通信部3が、広告主端末20から各種データを受信するステップ(ST01)から始まる。
各種データとは、広告媒体候補データ、フリークエンシー設定データ、及び広告予算データであって、これらデータは全て記憶部2に記憶される。
具体例を挙げて説明すると、例えば、広告主が、広告媒体候補データの内容として週刊誌A乃至週刊誌Fを候補として提案し、フリークエンシー設定データの内容として設定値3を提案し、広告予算データの内容として700万円の広告予算を提案したとする。このとき、広告主の提案内容を示す各種データが、広告主端末20から出稿先選定装置1へ送信されることになる。
次に、ステップST02で、出稿先選定装置1の通信部3が、回答者専用端末10にアンケート質問データを送信する。
詳細に説明すると、出稿先選定装置1の不図示のデータ生成部が、受信した広告媒体候補データを参照して、ターゲットとなる回答者の年齢、性別、居住地区等を確認する内容を含めたアンケート質問データを生成する。生成されたアンケート質問データは記憶部2に記憶される。
具体例で説明すると、図4及び図5に示す質問内容を含むアンケート質問データが、出稿先選定装置1から回答者専用端末10へ送信されることになる。
回答者専用端末10では、受信したアンケート質問データの内容に基づいて、所定ターゲットとなる回答者の回答がなされた個別回答データが生成される。
詳細に説明すると、回答者専用端末10は、表示画面上に表示されるアンケート質問データの内容に対して回答者が不図示の入力部を操作して回答を終えた後、個別回答データを生成し、生成された個別回答データを出稿先選定装置1に送信する。
次に、ステップST03で、出稿先選定装置1の集計部4が、回答者ID別に対応付けて複数の個別回答データを集計する。
詳細に説明すると、通信部3が回答者専用端末10から個別回答データを受信後、集計部4が個別回答データを集計し、出稿先となりうる各広告媒体と、広告媒体の各所定ターゲットへの到達の有無との関係を示したターゲット到達結果データを生成する。
具体例で説明すると、集計部4によって、図10に示すように、各回答者ID001〜010に対して年齢、性別、及び週刊誌A乃至週刊誌Fの閲覧の有無の回答結果がそれぞれ対応付けられたターゲット到達結果データが生成される。
次に、ステップST04で、出稿先選定装置1の選定部5が、ターゲット到達結果データを参照して出稿先となる広告媒体の組合せを選定する。
詳細は後述するが、選定部5は、第1選定部5aと第2選定部5bとから構成される。
第1選定部5aは、ターゲット到達結果データを参照して各広告媒体毎のリーチを演算し、出稿先の候補となる広告媒体から、単一広告媒体のリーチが最大値となる第1広告媒体を選定する。
第2選定部5bは、ターゲット到達結果データを参照して、出稿先の候補となる広告媒体から、第1広告媒体と第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときに、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数をそれぞれ演算し、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する。
最後に、ステップST05で、出稿先選定装置1の出力部6が、出稿先として選定部5が選定した広告媒体の組合せを示す出稿先選定データを出力する。
詳細に説明すると、出稿先選定装置1の不図示のデータ生成部が、出稿先として選定部5が選定した広告媒体の組合せを示す出稿先選定データを生成する。生成された出稿先選定データは記憶部2に記憶される。出力部6は、記憶部2に記憶された出稿先選定データを広告主端末20へ出力する。
出稿先選定データには、図13に示すように、選定された広告媒体の組合せを示す内容のほか、合計広告料金及び広告料金予算を示す内容が含まれている。
上記ステップST01からステップST05を経て図8のプロセスを終了する。
次に、出稿先選定プログラムの処理のうち、広告媒体の組合せ選定(ST04)の処理について、図9に基づいて詳細に説明する。
図9は、出稿先選定装置1の選定部5が、フリークエンシーを所定値以上確保した上でリーチを最大化する広告媒体の組合せを選定する処理を実行するための詳細フローチャートである。
具体例として、フリークエンシーを設定値3とした図10に示す事案を説明する。
図9に示す出稿先選定プロセスでは、まず、第1選定部5aが、ターゲット到達結果データを参照して、出稿先の候補となる広告媒体から、単一広告媒体のリーチが最大値となる第1広告媒体を選定するステップ(ST04−1)から始まる。
具体例で説明すると、図10に示すターゲット到達結果データを参照したとき、出稿先の候補となる週刊誌A乃至週刊誌Fから、図11(a)の計算手順例に示すように、各週刊誌単一のリーチが最大値7人となる週刊誌Dが第1広告媒体として選定されることになる。
次に、ステップST04−2で、第2選定部5bが、出稿先の候補となる広告媒体から、既に選定した広告媒体の数は所定値N−1となったか判定する。Yesの場合はステップ(ST04−4)に進み、Noの場合はステップ(ST04−3)に進む。
具体例で説明すると、図11(b)に示すように、フリークエンシーを設定値3とした条件において、既に選定した広告媒体の数は2つとなったか判定する。本具体例においては、既に選定した広告媒体の数は週刊誌Dの1つであることが分かる。
次に、既に選定した広告媒体の数が所定値N−1となっていないと判定された場合、ステップST04−3で、第2選定部5bが、第1広告媒体と組み合わせたときにリーチの総和が最大値となる第2広告媒体を選定する。
ST04−3で、第2選定部5bが第2広告媒体を選定した後は、再びステップST04−2に戻る。
具体例で説明すると、図11(b)に示すように、週刊誌Dと週刊誌Dを除いた広告媒体とを組み合わせたときにリーチの総和が最大値12人となる週刊誌Aが第2広告媒体として選定されることになる。
なお、第2広告媒体を少なくとも2つ以上選定する場合には、第1広告媒体及び既に選定した第2広告媒体と、これから選定する第2広告媒体とを組み合わせたときに、リーチの総和が最大値となる次の第2広告媒体を選定する。以下同様である。
次に、既に選定した広告媒体の数が所定値N−1となっていると判定された場合、ステップST04−4で、第2選定部5bが、第1広告媒体と第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときに、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの有無を判定する。Yesの場合はステップ(ST04−5)に進み、Noの場合はステップ(ST04−6)に進む。
具体例で説明すると、図11(b)に示すように、週刊誌D及び週刊誌Aと、週刊誌D及び週刊誌Aを除いた広告媒体とを組み合わせたときにフリークエンシーが設定値3以上となるターゲットの有無を判定する。
具体例で説明すると、図12(a)に示すように、フリークエンシーが設定値3以上となるターゲットがいないことが分かる。
次に、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットが現れると判定された場合、ステップST04−5で、第2選定部5bが、該当するターゲットの総数をそれぞれ演算し、該当するターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する。
一方、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいないと判定された場合、ステップST04−6で、第2選定部5bが、次に、第1広告媒体と組み合わせたときにフリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットの有無を判定する。Yesの場合はステップ(ST04−7)に進み、Noの場合はステップ(ST04−8)に進む。
具体例で説明すると、図12(a)に示すように、フリークエンシーが設定値3以上となるターゲットがいないと判定されたため、次に、週刊誌D及び週刊誌Aと組み合わせたときにフリークエンシーが設定値2以上となるターゲットの有無を判定する。本具体例においては、フリークエンシーが設定値2以上となるターゲットが現れることが分かる。
次に、フリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットが現れると判定された場合、ステップST04−7で、第2選定部5bが、該当するターゲットの総数をそれぞれ演算し、該当するターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する。
一方、フリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットがいないと判定された場合、ステップST04−8で、第2選定部5bが、次に、第1広告媒体と組み合わせたときにリーチの総和が最大値となる第2広告媒体の候補が複数いるか否か判定する。Yesの場合はステップ(ST04−9)に進み、Noの場合はステップ(ST04−10)に進む。
具体例で説明すると、図12(a)に示すように、フリークエンシーが設定値2以上となるターゲットが現れると判定されたため、週刊誌D及び週刊誌Aと組み合わせたときにフリークエンシーが設定値2以上となるターゲットの総数を演算し、該当するターゲットの総数が最大値7人となる週刊誌Eが選定されることになる。
次に、第1広告媒体と組み合わせたときのリーチが最大値となる第2広告媒体の候補が複数いると判定された場合、ステップST04−9で、第2選定部5bが、該当する候補から、所定の第2広告媒体を選定する。
所定の第2広告媒体を選定する方法としては、該当する候補の中で、例えば、媒体IDが小さい番号の広告媒体を選定したり、広告料金が安い広告媒体を選定したりする等、適宜条件を設定することができる。
一方、第1広告媒体と組み合わせたときのリーチが最大値となる第2広告媒体の候補が複数いないと判定された場合、ステップST04−10で、第2選定部5bが、組合せのリーチが最大値となる第2広告媒体を選定する。
上記ステップST04−5で、第2選定部5bが、第1広告媒体と組み合わせたときにフリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定した後、図9のプロセスを終了する。
一方、ステップST04−7、ST04−9、及びST04−10で、第2選定部5bが第2広告媒体を選定した後は、再びステップST04−4に戻り、次の第2広告媒体を選定する。
すなわち、第2選定部5bは、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットが現れるまで第2広告媒体を順に選定していき、最後に、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定した後、図9のプロセスを終了することになる。
具体例で説明すると、図12(b)に示すように、第2選定部5bは、週刊誌D、週刊誌A、及び週刊誌Eを選定後、再びステップST04−4に戻り、さらに組み合わせたときにフリークエンシーが設定値3以上となるターゲットが現れることを判定し、該当するターゲットの総数を演算し、フリークエンシーが設定値3以上となるターゲットの総数が最大値2人となる週刊誌Bを選定して終了することになる。
広告媒体の組合せ選定(ST04)の処理後、選定部5が選定した広告媒体の組合せを示す出稿先選定データが、出力部6によって出力される。
出稿先選定データには、図13に示すように、出稿先の対象として選定された広告媒体の組合せ、この広告媒体の組合せにおける累積ターゲット到達率、フリークエンシーN回以上累積到達率、合計広告料金、及び依頼主が提案する広告料金予算の内容が含まれる。
累積ターゲット到達率とは、組み合わせた広告媒体の所定ターゲットへの到達割合を示した値であって、%単位で表示されるものである。
フリークエンシーN回以上累積到達率とは、組み合わせた広告媒体の、フリークエンシーが所定値N回以上となる所定ターゲットへの到達割合を示した値であって、%単位で表示されるものである。
具体的には、本事例においては、広告媒体の組合せとして週刊誌D、週刊誌A、週刊誌E、週刊誌Bが順に選定され、累積ターゲット到達率100%、フリークエンシーN回以上累積到達率20%、合計広告料金615万円、広告料金予算700万円であることが分かる。
上記の出稿先選定プログラムの処理フローにより、出稿先選定装置1が、広告の出稿先となりうる複数の広告媒体から、フリークエンシーを所定回数確保した上でリーチを最大化するような広告媒体の組合せを選定することが可能となる。
特に、個々の広告媒体の認知度等に応じて所定ターゲットへの到達回数を示すフリークエンシーの値Nを適宜調整した上で、広告媒体の所定ターゲットへの到達総数を最大化することが可能な広告媒体の組合せを選定できる。
次に、図9に示す出稿先選定プロセスの変形例を図14に基づいて説明する。
図14のフローチャートは、図9と比較してステップST04−5の処理のみが異なり、代わりにステップST04−5―1とST04−5−2との処理を行う。
以下、上記ステップST04−5―1及びST04−5−2のみ説明し、それ以外は説明を省略する。
ステップST04−5−1では、第2選定部5bが、該当するターゲットの総数をそれぞれ演算し、該当するターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する。
次に、ステップST04−5−2では、第2選定部5bが、第1広告媒体(既に選定した広告媒体)と、第1広告媒体を除いた残り全ての広告媒体(これから選定される残り全ての広告媒体)とを組み合わせたときに、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が増加するか否か判定する。Yesの場合は再びステップST04−4に戻り、Noの場合は図14のプロセスを終了する。
すなわち、第2選定部5bは、選定候補となる残り全ての広告媒体を組み合わせたとき、フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が増加しなくなった時点で、新たな広告媒体の選定を終了し、図14のプロセスを終了する。
具体例で説明すると、図14に示す出稿先選定プロセスの場合、第2選定部5bは、週刊誌D、週刊誌A、週刊誌E、週刊誌Bを順に選定した後、さらに、残りの週刊誌C、週刊誌Fの組合せを考えて、フリークエンシーが所定値3以上となるターゲットの総数が増加する余地があれば順に選定していき、一方で該当ターゲットの総数が増加する余地がなければ選定を終了する。
上記の変形例によれば、出稿先選定装置1が、フリークエンシーを所定回数以上確保した上でリーチを最大化するような広告媒体の組合せを選定することが可能となる。
また、広告媒体を新たに選定しても、フリークエンシーが所定回数以上となるターゲット数を増やすことができなくなった時点で広告媒体の選定を終了することができ、費用対効果に配慮した広告媒体の選定が可能となる。
上記実施形態では、図10に示すように、出稿先となりうる広告媒体として雑誌の特定銘柄を示す週刊誌A乃至週刊誌Fを対象に説明したが、これに限定されることなく、他のメディア、ビークルを対象としても良い。
すなわち、テレビ、ラジオ等の放送メディア、新聞、雑誌等の紙メディア、交通、街、道路等の交通メディア、インターネット等のネットメディアを対象としても良い。
また、テレビで言えば特定銘柄を示すテレビ番組を対象として、どのテレビ番組を広告の出稿先とするか選定しても良いし、交通で言えば駅構内を対象として、どの駅を広告の出稿先とするか選定しても良い。
上記実施形態において、出稿先選定装置1は、広告主端末20から広告媒体候補データ、フリークエンシー設定データ、及び広告予算データを受信する構成となっているが、これに限定されることなく適宜変更可能である。
例えば、広告主端末20から受信するデータを広告予算データのみとしても良いし、これらデータを全て受信しなくても良い。この場合、出稿先選定装置1が、任意の広告媒体候補の内容を示すデータ、広告媒体毎に任意で設定されたフリークエンシー設定値の内容を示すデータを予め記憶していると良い。
上記実施形態において、出稿先選定装置1は、回答者専用端末10にアンケート質問データを送信すると共に、回答者専用端末10から個別回答データを受信する構成となっているが、適宜変更可能である。
例えば、回答者専用端末10とのデータ通信を不要とし、出稿先選定装置1が、任意の出稿先となりうる各広告媒体と、広告媒体の認知度との関係を示すデータを予め記憶している構成にしても良い。
上記実施形態において、図9に示す広告媒体の組合せ選定(ST04)の処理を適宜変更しても良い。
例えば、ステップST04−6とST04−7を省略して、ステップST04−4でNoと判定された後はステップST04−8に直接進むように処理を変更して簡略化させても良い。
また、ステップST04−6とST04−8の間に別のステップを追加しても良い。具体的には、別ステップとして、第2選定部5bが、第1広告媒体と組み合わせたときにフリークエンシーが所定値N−2以上となるターゲットの有無を判定する。Yesの場合は次の別ステップに進み、Noの場合はステップ(ST04−8)に進む。次の別ステップとして、第2選定部5bが、該当するターゲットの総数をそれぞれ演算し、該当するターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する。そして、再びステップST04−4に戻る。
上記のような別ステップを追加することで、広告媒体を順次選定していく際に最終的にフリークエンシーが所定値N以上となるターゲットを極力確保し易くなる。
上記実施形態において、各ステップのうち、第2広告媒体の候補が複数いる場合、第2選定部5bは、該当する候補から所定の第2広告媒体を選定することとして良い。
所定の第2広告媒体を選定する方法としては、該当する候補の中で、例えば、媒体IDが小さい番号の広告媒体を選定したり、広告料金が安い広告媒体を選定したりする等、適宜条件を設定すれば良い。
上記実施形態において、第1選定部5aは、ターゲット到達結果データを参照して各広告媒体毎のリーチを演算し、単一広告媒体のリーチが最大値となる第1広告媒体を選定している。このとき図10に示すように、ターゲット到達結果データの内容に各広告媒体毎のリーチが既に含まれている場合には、第1選定部5aが、各広告媒体毎のリーチを演算することなく、ターゲット到達結果データを参照して直接第1広告媒体を選定しても良い。
本実施形態では、主として本発明に係る出稿先選定装置、出稿先選定方法及び出稿先選定プログラムに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、出稿先選定装置1で実行される出稿先選定プログラムの処理について、また、出稿先選定装置1の記憶部2が記憶するターゲット到達結果データ、及び出力部6が出力する出稿先選定データの構成、表示画面レイアウトについて、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
S 出稿先選定システム
1 出稿先選定装置
2 記憶部
3 通信部
4 集計部
5 選定部
5a 第1選定部
5b 第2選定部
6 出力部
10 回答者専用端末
11 表示画面
20 広告主端末

Claims (8)

  1. 複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先を、前記広告媒体のターゲットへの到達総数の指標値となるリーチを最大化するように選定する出稿先選定装置であって、
    前記出稿先となりうる各広告媒体と、該広告媒体の各所定ターゲットへの到達の有無との関係を示したターゲット到達結果データを記憶する記憶部と、
    前記ターゲット到達結果データを参照して各広告媒体毎の前記リーチを演算し、前記出稿先となりうる広告媒体から、単一広告媒体の前記リーチが最大値となる第1広告媒体を選定する第1選定部と、
    前記第1広告媒体の選定後、前記ターゲット到達結果データを参照して、前記出稿先となりうる広告媒体から、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときに、前記広告媒体のターゲットへの到達回数の指標値となるフリークエンシーが所定値N(Nは以上の自然数)以上となるターゲットの総数をそれぞれ演算し、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する第2選定部と、
    前記出稿先として、前記第1選定部及び前記第2選定部がそれぞれ選定した前記広告媒体の組合せを示した出稿先選定データを出力する出力部と、を備え、
    前記第2選定部は、下記(1)、(2)の条件を満たす第2広告媒体を少なくとも2つ以上、順に選定することを特徴とする出稿先選定装置。
    (1)前記第1広告媒体と組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいない場合、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときの前記リーチの総和をそれぞれ演算し、組合せたときの前記リーチの総和が最大値となる第2広告媒体を選定すること。
    (2)前記第2広告媒体を2つ以上選定するにあたって、前記第1広告媒体、及び既に選定した前記第2広告媒体と、これから選定する前記第2広告媒体とを組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる前記第2広告媒体を順に選定すること。
  2. 前記出稿先選定装置は、アンケート調査の実施に用いる回答者専用端末とネットワークを介して接続されており、
    前記回答者専用端末に、前記出稿先となりうる広告媒体に関するアンケート質問データを送信すると共に、
    前記回答者専用端末から、前記アンケート質問データに基づいて作成され、所定ターゲットとなる回答者の回答がなされた個別回答データを受信する通信部と、
    回答者ID別に対応づけて作成され、前記個別回答データを集計した前記ターゲット到達結果データを作成する集計部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の出稿先選定装置。
  3. 前記第2選定部は、前記(1)の条件に替えて下記(1)´の条件を満たす第2広告媒体を選定することを特徴とする請求項1又は2に記載の出稿先選定装置。
    (1)´前記第1広告媒体と組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいない場合、次に、前記フリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットの総数が最大値となる前記第2広告媒体を選定し、前記フリークエンシーが所定値N−1以上となるターゲットがいない場合、さらに、組合せたときの前記リーチの総和が最大値となる前記第2広告媒体を選定すること。
  4. 前記第2選定部は、下記(3)の条件を満たす第2広告媒体を選定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の出稿先選定装置。
    (3)(1)の条件において前記第2広告媒体の候補が複数ある場合、該候補となる複数の広告媒体から、所定の第2広告媒体を選定すること。
  5. 前記第2選定部は、下記(4)の条件を満たす第2広告媒体を選定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の出稿先選定装置。
    (4)前記第1広告媒体、及び既に選定した前記第2広告媒体と、これから選定する前記第2広告媒体とを組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が増加しなくなった時点で、前記第2広告媒体の選定を終了すること。
  6. 前記出稿先選定装置は、前記出稿先となる広告媒体の選定を要求する広告主端末とネットワークを介して接続されており、
    前記通信部は、前記広告主端末から、前記出稿先となりうる所定広告媒体に関する広告媒体候補データと、前記フリークエンシーの値Nの設定値に関するフリークエンシー設定データと、を受信し、
    前記第1選定部及び前記第2選定部は、前記広告媒体候補データと前記フリークエンシー設定データとを参照して、前記所定広告媒体と前記フリークエンシーの設定値Nとの制約条件のもとで、前記広告媒体の組合せを選定することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の出稿先選定装置。
  7. 前記通信部は、前記広告主端末から、前記広告媒体に出稿するための広告予算に関する広告予算データを受信し、
    前記記憶部は、前記出稿先となりうる各広告媒体と、該広告媒体の前記広告料金との関係を示した広告料金一覧データを記憶し、
    前記出力部は、前記広告予算データを参照して得られる広告予算と、前記広告料金一覧データを参照して算出される前記第1広告媒体及び前記第2広告媒体の合計となる合計広告料金とを、前記広告媒体の組合せと共に示した前記出稿先選定データを出力することを特徴とする請求項6に記載の出稿先選定装置。
  8. 複数の広告媒体にわたって出稿される広告の出稿先を、前記広告媒体のターゲットへの到達総数の指標値となるリーチを最大化するようにコンピュータが選定する出稿先選定方法であって、
    前記出稿先となりうる各広告媒体と、該広告媒体の各所定ターゲットへの到達の有無との関係を示したターゲット到達結果データを記憶する記憶部を備えた前記コンピュータが、
    前記ターゲット到達結果データを参照して各広告媒体毎の前記リーチを演算し、前記出稿先となりうる広告媒体から、単一広告媒体の前記リーチが最大値となる第1広告媒体を選定する第1選定処理と、
    前記ターゲット到達結果データを参照して、前記出稿先となりうる広告媒体から、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体とを組み合わせたときに、前記広告媒体のターゲットへの到達回数の指標値となるフリークエンシーが所定値N(Nは3以上の自然数)以上となるターゲットの総数をそれぞれ演算し、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる第2広告媒体を選定する第2選定処理と、
    前記出稿先として、前記第1選定ステップ及び前記第2選定ステップにおいてそれぞれ選定された前記広告媒体の組合せを示す出稿先選定データを出力する出力処理と、を実行し、
    前記第2選定処理において、前記コンピュータは、下記(1)、(2)の条件の条件を満たす第2広告媒体を少なくとも2つ以上、順に選定する処理を実行することを特徴とする出稿先選定方法。
    (1)前記第1広告媒体と組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットがいない場合、前記第1広告媒体と該第1広告媒体を除いた広告媒体との組み合わせたときの前記リーチの総和をそれぞれ演算し、組合せたときの前記リーチの総和が最大値となるような第2広告媒体を選定すること。
    (2)前記第2広告媒体を2つ以上選定するにあたって、前記第1広告媒体、及び既に選定した前記第2広告媒体と、これから選定する前記第2広告媒体とを組み合わせたときに、前記フリークエンシーが所定値N以上となるターゲットの総数が最大値となる前記第2広告媒体を順に選定すること。
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