JP5725423B2 - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP5725423B2
JP5725423B2 JP2012114641A JP2012114641A JP5725423B2 JP 5725423 B2 JP5725423 B2 JP 5725423B2 JP 2012114641 A JP2012114641 A JP 2012114641A JP 2012114641 A JP2012114641 A JP 2012114641A JP 5725423 B2 JP5725423 B2 JP 5725423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
voltage
control device
cell stack
curve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012114641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013243009A (ja
Inventor
真明 松末
真明 松末
耕太郎 池田
耕太郎 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012114641A priority Critical patent/JP5725423B2/ja
Publication of JP2013243009A publication Critical patent/JP2013243009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5725423B2 publication Critical patent/JP5725423B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、触媒活性化機能を有する燃料電池システムに関する。
燃料電池スタックは、燃料を電気化学プロセスによって酸化させることにより、酸化反応に伴って放出されるエネルギーを電気エネルギーに直接変換する発電システムである。燃料電池スタックは、水素イオンを選択的に輸送するための高分子電解質膜の両側面を多孔質材料から成る一対の電極によって挟持してなる膜−電極アセンブリを有する。一対の電極のそれぞれは、白金系の金属触媒を担持するカーボン粉末を主成分とし、高分子電解質膜に接する触媒層と、触媒層の表面に形成され、通気性と電子導電性とを併せ持つガス拡散層とを有する。
この種の燃料電池システムでは、セル電圧が酸化電圧(約0.7V〜1.0V)になる運転領域で電池運転を継続すると、触媒層の白金触媒表面への酸化皮膜形成により、白金触媒の有効面積が減少し、触媒層の性能ひいては発電性能が低下することがある。特許文献1には、カソード電位を還元電圧(例えば0.6V以下)まで引き下げることにより、白金触媒表面から酸化皮膜を除去して発電性能を回復する処理(以下、リフレッシュ処理)を燃料電池から出力を取り出しつつ実施する技術について言及されている。
特開2009−64681号公報
特許文献1に開示の技術では、リフレッシュ処理の実施によって燃料電池の出力が変動するため、負荷に対して燃料電池と並列に接続された蓄電池へ余剰電力を供給(充電)する等し、燃料電池の出力を安定させる必要がある。
しかしながら、蓄電池の残容量が多い場合には、余剰電力を当該蓄電池に充電することができないため、リフレッシュ処理を実施することができなくなる、という不都合が生じ得る。
そこで、本発明は、触媒層の性能回復処理を蓄電装置の残容量に依存せずに実施することが可能な燃料電池システムを提供することを課題とする。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池システムは、
触媒層を有する電極が高分子電解質膜の両面に配置されてなる膜−電極アセンブリを含む燃料電池と、
負荷に対して前記燃料電池と並列接続されて前記負荷への放電及び前記燃料電池からの充電が可能な蓄電装置と、
前記燃料電池に要求される要求出力電力に基づいて当該燃料電池の運転ポイントを制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記燃料電池の出力電圧を所定電圧まで低下させることによって前記触媒層の性能回復処理を実施可能であると共に、当該性能回復処理を実施する場合に、前記要求出力電力を満たす複数の前記運転ポイントのうち出力電圧がより低い方の運転ポイントを選択するものである。
この構成では、性能回復処理が必要となった場合には、燃料電池に要求される要求出力電力に対応する運転ポイントのうち、より出力電圧が低い方、言い換えれば、より出力電流が高い方、つまり、通常制御領域に属さない運転ポイントでの制御が敢えて選択されることになるが、燃料電池の出力電力の安定化が図られるので、蓄電装置の残容量に依存することなく、性能回復処理の効果を得ることが可能となる。
上記構成において、前記制御装置は、前記性能回復処理を実施する場合に、前記燃料電池の電流電圧特性を示すIV曲線上において前記運転ポイントを低電圧側にシフトさせるように構成されていてもよい。
上記構成において、前記制御装置は、前記性能回復処理を実施する場合に、前記燃料電池の電流電圧特性を低下させる方向に変更し、変更後のIV曲線上において低電圧側の運転ポイントを選択するように構成されていてもよい。
また、上記構成において、前記制御装置は、前記性能回復処理を実施する場合に、前記燃料電池の電流電圧特性を向上させる方向に変更し、変更後のIV曲線上において低電圧側の運転ポイントを選択するように構成されていてもよい。
上記構成において、前記制御装置は、前記燃料電池の温度を調整する、或いは、前記燃料電池への燃料ガス又は/及び酸化ガスの供給量又は/及び供給圧を調整することにより、前記電流電圧特性を変更するように構成されていてもよい。
本発明によれば、触媒層の性能回復処理を蓄電装置の残容量に依存せずに実施することのできる燃料電池システムの提供が可能となる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。 燃料電池スタックを構成するセルの分解斜視図である。 燃料電池システムの運転時に実施するリフレッシュ処理の一例を示すフローチャートである。 燃料電池スタックのI−P曲線上における運転ポイントの変更を説明する図である。 燃料電池スタックのI−V曲線上における運転ポイントの変更を説明する図である。 燃料電池スタックのV−P曲線上における運転ポイントの変更を説明する図である。 燃料電池システムの運転時に実施するリフレッシュ処理の他の例を示すフローチャートである。 燃料電池スタックのI−V特性変更後のI−V曲線上における運転ポイントの変更を説明する図である。 燃料電池スタックのI−V特性変更後のV−P曲線上における運転ポイントの変更を説明する図である。 燃料電池スタックのI−V特性変更後のI−V曲線上における運転ポイントの変更を説明する図である。 燃料電池スタックのI−V特性変更後のV−P曲線上における運転ポイントの変更を説明する図である。
以下、各図を参照しながら本発明に係わる実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる燃料電池システム10のシステム構成を示している。
燃料電池システム10は、燃料電池車両に搭載される車載電源システムとして機能するものであり、反応ガス(燃料ガス、酸化ガス)の供給を受けて発電する燃料電池スタック20と、酸化ガスとしての空気を燃料電池スタック20に供給するための酸化ガス供給系30と、燃料ガスとしての水素ガスを燃料電池スタック20に供給するための燃料ガス供給系40と、冷媒としての冷却水を燃料電池スタック20に供給するための冷媒供給系70と、電力の充放電を制御するための電力系50と、システム全体を統括制御するコントローラ60とを備えている。
燃料電池スタック20は、多数のセルを直列に積層してなる固体高分子電解質型セルスタックである。燃料電池スタック20では、アノード極において(1)式の酸化反応が生じ、カソード極において(2)式の還元反応が生じる。燃料電池スタック20全体としては(3)式の起電反応が生じる。
2 → 2H++2e- …(1)
(1/2)O2+2H++2e- → H2O …(2)
2+(1/2)O2 → H2O …(3)
図2は、燃料電池スタック20を構成するセル21の分解斜視図である。
セル21は、高分子電解質膜22と、アノード極23と、カソード極24と、セパレータ26,27とから構成されている。アノード極23及びカソード極24は、高分子電解質膜22を両側から挟んでサンドイッチ構造を成す拡散電極である。
ガス不透過の導電性部材から構成されるセパレータ26,27は、このサンドイッチ構造をさらに両側から挟みつつ、アノード極23及びカソード極24との間にそれぞれ燃料ガス及び酸化ガスの流路を形成する。セパレータ26には、断面凹状のリブ26aが形成されている。
リブ26aにアノード極23が当接することで、リブ26aの開口部は閉塞され、燃料ガス流路が形成される。セパレータ27には、断面凹状のリブ27aが形成されている。リブ27aにカソード極24が当接することで、リブ27aの開口部は閉塞され、酸化ガス流路が形成される。
アノード極23は、白金系の金属触媒(Pt,Pt−Fe,Pt−Cr,Pt−Ni,Pt−Ruなど)を担持するカーボン粉末を主成分とし、高分子電解質膜22に接する触媒層23aと、触媒層23aの表面に形成され、通気性と電子導電性とを併せ持つガス拡散層23bとを有する。同様に、カソード極24は、触媒層24aとガス拡散層24bとを有する。
より詳細には、触媒層23a,24aは、白金、又は白金と他の金属からなる合金を担持したカーボン粉を適当な有機溶媒に分散させ、電解質溶液を適量添加してペースト化し、高分子電解質膜22上にスクリーン印刷したものである。ガス拡散層23b、24bは、炭素繊維から成る糸で織成したカーボンクロス、カーボンペーパー、又はカーボンフェルトにより形成されている。
高分子電解質膜22は、固体高分子材料、例えば、フッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、湿潤状態で良好な電気伝導性を発揮する。高分子電解質膜22、アノード極23、及びカソード極24によって膜−電極アセンブリ25が形成される。
図1に戻り、燃料電池スタック20には、燃料電池スタック20の出力電圧(FC電圧)を検出するための電圧センサ57、出力電流(FC電流)を検出するための電流センサ58が取り付けられている。
酸化ガス供給系30は、燃料電池スタック20のカソード極に供給される酸化ガスが流れる酸化ガス通路33と、燃料電池スタック20から排出される酸化オフガスが流れる酸化オフガス通路34とを有している。酸化ガス通路33には、フィルタ31を介して大気中から酸化ガスを取り込むエアコンプレッサ32と、エアコンプレッサ32により加圧される酸化ガスを加湿するための加湿器35と、燃料電池スタック20への酸化ガス供給を遮断するための遮断弁A1とが設けられている。
酸化オフガス通路34には、燃料電池スタック20からの酸化オフガス排出を遮断するための遮断弁A2と、酸化ガス供給圧を調整するための背圧調整弁A3と、酸化ガス(ドライガス)と酸化オフガス(ウェットガス)との間で水分交換するための加湿器35とが設けられている。
燃料ガス供給系40は、燃料ガス供給源41と、燃料ガス供給源41から燃料電池スタック20のアノード極に供給される燃料ガスが流れる燃料ガス通路43と、燃料電池スタック20から排出される燃料オフガスを燃料ガス通路43に帰還させるための循環通路44と、循環通路44内の燃料オフガスを燃料ガス通路43に圧送する循環ポンプ45と、循環通路44に分岐接続される排気排水通路46とを有している。
燃料ガス供給源41は、例えば、高圧水素タンクや水素吸蔵合金などで構成され、高圧(例えば、35MPa乃至70MPa)の水素ガスを貯留する。遮断弁H1を開くと、燃料ガス供給源41から燃料ガス通路43に燃料ガスが流出する。燃料ガスは、レギュレータH2やインジェクタ42により、例えば、200kPa程度まで減圧されて、燃料電池スタック20に供給される。
循環通路44には、燃料電池スタック20からの燃料オフガス排出を遮断するための遮断弁H4と、循環通路44から分岐する排気排水通路46とが接続されている。排気排水通路46には、排気排水弁H5が配設されている。排気排水弁H5は、コントローラ60からの指令によって作動することにより、循環通路44内の不純物を含む燃料オフガスと水分とを外部に排出(パージ)する。
排気排水弁H5を介して排出される燃料オフガスは、酸化オフガス通路34を流れる酸化オフガスと混合され、希釈器(図示せず)によって希釈される。循環ポンプ45は、循環系内の燃料オフガスをモータ駆動により燃料電池スタック20に循環供給する。
冷媒供給系70は、燃料電池スタック20の冷却水出入口に接続されて冷却水を循環させる冷却路71を備えている。冷却路71には、冷却水を加圧して循環させるポンプC1、冷却水の保有熱を外部に放熱するラジエータC2、ラジエータC2をバイパスさせるバイパス路72、及び燃料電池スタック20から排出された冷却水の流通先を切り替える三方弁C4が設けられている。ラジエータC2には、モータによって回転駆動される冷却ファンC3が設けられている。
電力系50は、DC/DCコンバータ51、バッテリ(蓄電装置)52、トラクションインバータ53、トラクションモータ54、及び補機類55を備えている。DC/DCコンバータ51は、バッテリ52から供給される直流電圧を昇圧してトラクションインバータ53に出力する機能と、燃料電池スタック20が発電した直流電力、又は回生制動によりトラクションモータ54が回収した回生電力を降圧してバッテリ52に充電する機能とを有する。
バッテリ52は、余剰電力の貯蔵源、回生制動時の回生エネルギー貯蔵源、燃料電池車両の加速又は減速に伴う負荷変動時のエネルギーバッファとして機能する。バッテリ52としては、例えば、ニッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素蓄電池、リチウム二次電池等の二次電池が好適である。バッテリ52には、その残容量であるSOC(State of charge)を検出するためのSOCセンサが取り付けられている。
トラクションインバータ53は、例えば、パルス幅変調方式で駆動されるPWMインバータであり、コントローラ60からの制御指令に従って、燃料電池スタック20又はバッテリ52から出力される直流電圧を三相交流電圧に変換して、トラクションモータ54の回転トルクを制御する。トラクションモータ54は、例えば、三相交流モータであり、燃料電池車両の動力源を構成する。
補機類55は、燃料電池システム10内の各部に配置されている各モータ(例えば、ポンプ類などの動力源)や、これらのモータを駆動するためのインバータ類、更には各種の車載補機類(例えば、エアコンプレッサ、インジェクタ、冷却水循環ポンプ、ラジエータなど)を総称するものである。
コントローラ60は、CPU、ROM、RAM、及び入出力インタフェースを備えるコンピュータシステムであり、燃料電池システム10の各部を制御する。例えば、コントローラ60は、イグニッションスイッチから出力される起動信号IGを受信すると、燃料電池システム10の運転を開始し、アクセルセンサから出力されるアクセル開度信号ACCや、車速センサから出力される車速信号VCなどを基に、システム全体の要求電力を求める。システム全体の要求電力は、車両走行電力と補機電力との合計値である。
補機電力には、車載補機類(加湿器、エアコンプレッサ、水素ポンプ、及び冷却水循環ポンプ等)で消費される電力、車両走行に必要な装置(変速機、車輪制御装置、操舵装置、及び懸架装置等)で消費される電力、乗員空間内に配設される装置(空調装置、照明器具、及びオーディオ等)で消費される電力などが含まれる。
コントローラ60は、燃料電池スタック20とバッテリ52とのそれぞれの出力電力の配分を決定し、燃料電池スタック20の発電量が目標電力に一致するように、酸化ガス供給系30及び燃料ガス供給系40を制御するとともに、DC/DCコンバータ51を制御して、燃料電池スタック20の出力電圧を調整することにより、燃料電池スタック20の運転ポイント(出力電圧、出力電流)を制御する。
燃料電池スタック20では、上述の(1)式に示すように、アノード極23で生成された水素イオンが電解質膜22を透過してカソード極24に移動し、カソード極24に移動した水素イオンは、上述の(2)式に示すように、カソード極24に供給されている酸化ガス中の酸素と電気化学反応を起こし、酸素の還元反応を生じさせる。その結果、触媒層24aの白金触媒表面を酸化皮膜が覆って有効面積が減少し、発電効率(出力特性)が低下する。
そこで、コントローラ60は、所定の実施タイミングにおいて、セル電圧を還元電圧(リフレッシュ電圧)まで所定時間(リフレッシュ時間)引き下げることによって、酸化皮膜を還元し、触媒表面から酸化皮膜を取り除くリフレッシュ処理を実施する。
より詳細には各セルの電圧、即ち、燃料電池スタック20の出力電圧を所定時間降下させることによって、出力電流を増加させ、触媒層24aにおける電気化学反応を酸化反応領域から還元反応領域に遷移させて触媒活性を回復させるものである。
このように、リフレッシュ処理は、燃料電池スタック20の発電効率低下の抑制に不可欠なものである。しかしながら、リフレッシュ処理の実施によって燃料電池スタック20の出力は変動するものであるところ、バッテリ52の残容量が多い場合には、余剰電力を当該バッテリ52に充電することができないため、リフレッシュ処理を実施することができなくなる場合も起こり得る。
本発明は、リフレッシュ処理の実施が必要と判断された場合には、燃料電池スタック20に要求されている出力電力をそのまま保持しながら、当該出力電力が等しい複数の運転ポイントのうち、より出力電圧が低い方の運転ポイントにおける出力電圧を目標電圧に設定することで、バッテリ52の残容量に依存しないリフレッシュ処理の実施を可能にしたものである。
<第1の制御形態とその変形例>
次に、燃料電池システム10の負荷運転中における一制御例について、図3のフローチャート及び図4乃至図6のマップを参照しながら説明する。
負荷運転とは、アクセル開度や車速などを基に燃料電池スタック20の発電指令値を算出して運転制御し、車両走行に要する電力やシステム運用上必要な電力を燃料電池スタック20による発電電力のみによって又は燃料電池スタック20による発電電力とバッテリ52からの電力とによって賄う運転のことをいい、発電効率の高い高負荷領域(発電要求が所定値以上となる運転領域)で実施されるものである。
上記負荷運転中、コントローラ60は、所定の制御周期でリフレッシュ処理の要否判定を行なう(図3のステップS1)。このステップS1では、例えば、前回実施したリフレッシュ処理からの経過時間(横軸)と、燃料電池スタック20の発電電流(縦軸)と、酸化皮膜の総量及び内訳(後述するI型酸化皮膜、II型酸化皮膜)との関係を示すマップ(不図示)を参照して判定が行なわれる。
なお、この不図示のマップの他、後述する図4−6及び図8−11のマップは、実験やシミュレーション結果に基づき作成されたものであり、コントローラ60内のメモリに記憶されているものとする。
コントローラ60は、図3のステップS1の判定結果が「No」である場合、つまり、リフレッシュ処理が不要である場合には、ステップS3の処理をスキップし、メインルーチンに処理を戻す。
すると、コントローラ60は、例えば図4に示すマップ(I−P曲線)を参照し、燃料電池スタック20に要求される出力電力P1を満たす運転ポイントA(I1,P1),B(I2,P1)のうち、燃費向上の観点から通常選択される通常制御領域に属する運転ポイントA、具体的には、より出力電流Iが低い方の運転ポイントA(I1,P1)における出力電圧を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
一方、ステップS1の判定結果が「Yes」である場合、つまり、リフレッシュ処理が必要である場合には、コントローラ60は、例えば図4に示すマップを参照し、燃料電池スタック20に要求される出力電力P1を満たす運転ポイントA(I1,P1),B(I2,P1)のうち、通常制御領域に属さない運転ポイントB、具体的には、より出力電流Iが高い方の運転ポイントB(I2,P1)における出力電圧を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する(ステップS3)。
この目標電圧は、例えば図5に示すマップ(I−V曲線)を参照して求めることができる。そして、このI−V曲線からも明らかなとおり、出力電力P1が等しい複数の運転ポイントA,Bが存在する場合において、より出力電流Iが高い方の運転ポイントBにおける出力電圧V2は、通常制御領域に属する運転ポイントAにおける出力電圧V1よりも低い。
そして、この出力電圧V2は、記述の還元電圧(リフレッシュ電圧)よりも低い電圧である。よって、通常制御領域に属さない運転ポイントBでの出力制御により、リフレッシュ効果が得られることになる。
コントローラ60は、この運転ポイントBでの制御を所定のリフレッシュ時間だけ継続した後、通常制御領域での制御に戻す。つまり、コントローラ60は、燃料電池スタック20に要求される出力電力に対応する運転ポイントのうち、より出力電流が低い方の運転ポイントにおける出力電圧を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
以上のとおり、本実施形態では、リフレッシュ処理が必要となった場合には、燃料電池スタック20に要求される出力電力に対応する運転ポイントのうち、通常制御領域に属さない運転ポイントを敢えて選択してリフレッシュ処理を行なうようにしている。これにより、燃料電池スタック20の出力電力の安定化が図られるので、バッテリ25の残容量に依存することなく、リフレッシュ処理を実施し且つその効果を得ることが可能となる。
なお、上記実施形態において、コントローラ60は、図4及び図5に示すマップ(I−P曲線、I−V曲線)を参照する例について説明したが、本発明はかかる例に限定されるものではない。例えば、図6に示すマップ(V−P曲線)を持っている場合には、当該マップを参照して燃料電池スタック20に要求される出力電力P1を満たす運転ポイントA(V1,P1),B(V2,P1)のうち、通常制御領域に属さない運転ポイントB(V2,P1)における出力電圧V2を目標電圧Vに設定してDC/DCコンバータ51を制御してもよい。
<第2の制御形態とその変形例>
次に、燃料電池システム10の負荷運転中における他の制御例について、図7のフローチャート及び図8及び図9のマップを参照しながら説明する。
上記負荷運転中、コントローラ60は、所定の制御周期でリフレッシュ処理の要否判定を行なう(図7のステップS11)。このステップS11で実施される判定処理は、図3における上記ステップS1で実施される判定処理と同様であるから、ここでの説明は省略する。
コントローラ60は、ステップS11の判定結果が「No」である場合、つまり、リフレッシュ処理が不要である場合には、ステップS13,S15の処理をスキップし、メインルーチンに処理を戻す。すると、コントローラ60は、通常制御領域に属する運転ポイントAにおける出力電圧を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
一方、ステップS11の判定結果が「Yes」である場合、つまり、リフレッシュ処理が必要である場合には、コントローラ60は、各セル21のI−V特性を変更するための処理を実施する(ステップS13)。具体的には、例えば図8に示すように、実線で表示されたI−V曲線から破線で表示されたI−V曲線となるようにI−V特性を低下させる方向に変更する。
かかるI−V特性の変更は、例えば冷却水温度、冷却水循環量、燃料ガス供給量、酸化ガス供給量、燃料ガス供給圧、又は酸化ガス供給圧を変更することにより実現可能である。具体的には、ポンプC1又は/及び冷却ファンC3の回転数を変更する、循環ポンプ45又は/及びエアコンプレッサ32の回転数を変更する等により実現可能であるが、これらの例示に限定されるものではない。
ステップS13の処理を実施すると、図8におけるI−V曲線が実線のものから破線のものへと変化するので、コントローラ60は、参照するマップを実線で示すI−V曲線に対応するものから破線で示すI−V曲線に対応するものに変更する。
さらに、コントローラ60は、燃料電池スタック20の運転ポイントとして、変更後のI−V曲線上における運転ポイントのうち、変更前のI−V曲線上の運転ポイントA(I1,V1)及びB(I2,V2)と同じ出力電力P1を満たす運転ポイントであって、出力電流I3がI1<I3<I2且つ出力電圧V3がV2<V3<V1を満たす運転ポイントC(I3,V3)を選択し、当該運転ポイントCにおける出力電圧V3を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
図8の破線で示すI−V曲線からも明らかなとおり、出力電力P1が等しい複数の運転ポイントA,B,Cが存在する場合において、運転ポイントCにおける出力電圧V3は、通常制御領域に属する運転ポイントAにおける出力電圧V1よりも低く、記述の還元電圧(リフレッシュ電圧)よりも低い電圧である。
よって、通常制御領域に属さない運転ポイントCでの出力制御により、リフレッシュ効果が得られることになる。
コントローラ60は、この運転ポイントCでの制御を所定のリフレッシュ時間だけ継続した後、通常制御領域での制御に戻す。つまり、コントローラ60は、燃料電池スタック20に要求される出力電力に対応する運転ポイントのうち、より出力電流が低い方の運転ポイントにおける出力電圧を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
以上のとおり、本実施形態では、リフレッシュ処理が必要となった場合には、セル21のI−V特性を敢えて低下させるように変更したうえで、燃料電池スタック20に要求される出力電力に対応する運転ポイントのうち、変更後のI−V曲線上で燃料電池スタック20に要求される出力電力と同じ運転ポイントにてリフレッシュ処理を行なうようにしている。
これにより、燃料電池スタック20の出力電力の安定化が図られるので、バッテリ25の残容量に依存することなく、リフレッシュ処理を実施し且つその効果を得ることが可能となる。しかも、運転ポイントC(I3,V3)は、図8からも明らかなように、I−V特性を変更する前のI−V曲線上に乗っている運転ポイントB(I2,V2)よりも出力電流I3が低いため、燃費の向上を図ることが可能である。
さらに、運転ポイントC(I3,V3)は、運転ポイントB(I2,V2)よりも出力電圧V3が高いため、運転ポイントA(I1,V1)から運転ポイントC(I3,V3)へ変更した場合の電圧変動幅ΔVAC(=V1−V3)は、運転ポイントA(I1,V1)から運転ポイントB(I2,V2)へ変更した場合の電圧変動幅ΔVAB(=V1−V2)よりも小さくなる。これにより、リフレッシュ処理時における電圧変動幅が減り、セル21の劣化を抑制することが可能となる。
なお、上記実施形態において、コントローラ60は、図8に示すマップ(I−V曲線)を参照する例について説明したが、本発明はかかる例に限定されるものではない。例えば、図9に示すようなV−P曲線のマップを持っている場合には、I−V特性変更後のV−P曲線(破線)のマップを参照して燃料電池スタック20に要求される出力電力P1を満たす運転ポイントのうち、通常制御領域に属さない運転ポイントC(V3,P1)における出力電圧V3を目標電圧Vに設定してDC/DCコンバータ51を制御してもよい。
<第3の制御形態とその変形例>
次に、燃料電池システム10の負荷運転中における他の制御例について、図7のフローチャートを援用しつつ、図10及び図11のマップを参照しながら説明する。
上記負荷運転中、コントローラ60は、所定の制御周期でリフレッシュ処理の要否判定を行なう(図7のステップS11)。このステップS11で実施される判定処理は、図3における上記ステップS1で実施される判定処理と同様であるから、ここでの説明は省略する。
コントローラ60は、ステップS11の判定結果が「No」である場合、つまり、リフレッシュ処理が不要である場合には、ステップS13,S15の処理をスキップし、メインルーチンに処理を戻す。すると、コントローラ60は、通常制御領域に属する運転ポイントXにおける出力電圧を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
一方、ステップS11の判定結果が「Yes」である場合、つまり、リフレッシュ処理が必要である場合には、コントローラ60は、各セル21のI−V特性を変更するための処理を実施する(ステップS13)。具体的には、例えば図10に示すように、実線で表示されたI−V曲線から破線で表示されたI−V曲線となるようにI−V特性を向上させる方向に変更する。
かかるI−V特性の変更は、例えば冷却水温度、冷却水循環量、燃料ガス供給量、酸化ガス供給量、燃料ガス供給圧、又は酸化ガス供給圧を変更することにより実現可能である。具体的には、ポンプC1又は/及び冷却ファンC3の回転数を変更する、循環ポンプ45又は/及びエアコンプレッサ32の回転数を変更する等により実現可能であるが、これらの例示に限定されるものではない。
ステップS13の処理を実施すると、図10におけるI−V曲線が実線のものから破線のものへと変化するので、コントローラ60は、参照するマップを実線で示すI−V曲線に対応するものから破線で示すI−V曲線に対応するものに変更する。
さらに、コントローラ60は、燃料電池スタック20の運転ポイントとして、変更後のI−V曲線上における運転ポイントのうち、変更前のI−V曲線上の運転ポイントX(I1,V1)と同じ出力電力P1を満たす運転ポイントY(I2,V2),Z(I3,V3)であって、出力電流I3がI2<I1<I3且つ出力電圧V3がV3<V1<V2を満たす運転ポイントZ(I3,V3)を選択し、当該運転ポイントZにおける出力電圧V3を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
図10の破線で示すI−V曲線からも明らかなとおり、出力電力P1が等しい複数の運転ポイントX,Y,Zが存在する場合において、運転ポイントZにおける出力電圧V3は、I−V特性を変更する前及び変更した後の各通常制御領域に属する運転ポイントX,Yにおける出力電圧V1,V2よりも低く、記述の還元電圧(リフレッシュ電圧)よりも低い電圧である。
よって、通常制御領域に属さない運転ポイントZでの出力制御により、リフレッシュ効果が得られることになる。
コントローラ60は、この運転ポイントZでの制御を所定のリフレッシュ時間だけ継続した後、通常制御領域での制御に戻す。つまり、コントローラ60は、燃料電池スタック20に要求される出力電力に対応する運転ポイントのうち、より出力電流が低い方の運転ポイントにおける出力電圧を目標電圧に設定してDC/DCコンバータ51を制御する。
以上のとおり、本実施形態では、リフレッシュ処理が必要となった場合には、セル21のI−V特性を向上させるように変更したうえで、燃料電池スタック20に要求される出力電力に対応する運転ポイントのうち、変更後のI−V曲線上で燃料電池スタック20に要求される出力電力と同じ運転ポイント、且つ、より出力電圧が低い方の運転ポイントにてリフレッシュ処理を行なうようにしている。
これにより、燃料電池スタック20の出力電力の安定化が図られるので、バッテリ25の残容量に依存することなく、リフレッシュ処理を実施し且つその効果を得ることが可能となる。しかも、運転ポイントZ(I3,V3)は、図10からも明らかなように、I−V特性を変更する前のI−V曲線上に乗っている運転ポイントX(I1,V1)よりも出力電流I3が高いものの出力電圧V3は低いため、より大きなリフレッシュ効果が得られることになり、総合的には大幅な性能の向上を図ることが可能となる。
このとき、I−V特性変更前の運転ポイントX(I1,V1)と、I−V特性変更後の運転ポイントZ(I3,V3)との間には、ΔVXZ(=V1−V3)に相当する分だけの電圧差があるため、その差分だけリフレッシュ処理時の電圧変動幅がI−V特性変更後では増加してしまうが、記述のとおり、より大きなリフレッシュ効果が得られることにより、総合的には大幅な性能の向上を図ることが可能となる。
なお、上記実施形態において、コントローラ60は、図10に示すマップ(I−V曲線)を参照する例について説明したが、本発明はかかる例に限定されるものではない。例えば、図11に示すようなV−P曲線のマップを持っている場合には、I−V特性変更後のV−P曲線(破線)のマップを参照して燃料電池スタック20に要求される出力電力P1を満たす運転ポイントのうち、通常制御領域に属さない運転ポイントZ(V3,P1)における出力電圧V3を目標電圧Vに設定してDC/DCコンバータ51を制御してもよい。
上述の各実施形態では、燃料電池システム10を車載電源システムとして利用する形態を例示したが、燃料電池システム10の利用形態は、この例に限られるものではない。例えば、燃料電池システム10を燃料電池車両以外の移動体(ロボット、船舶、航空機等)の電力源として搭載してもよい。また、本実施形態に係わる燃料電池システム10を住宅やビル等の発電設備(定置用発電システム)として用いてもよい。
11 燃料電池システム
12 燃料電池
24a 触媒層
25 膜−電極アセンブリ
52 バッテリ(蓄電装置)
60 コントローラ(制御装置)

Claims (3)

  1. 触媒層を有する電極が高分子電解質膜の両面に配置されてなる膜−電極アセンブリを含む燃料電池と、
    負荷に対して前記燃料電池と並列接続されて前記負荷への放電及び前記燃料電池からの充電が可能な蓄電装置と、
    前記燃料電池に要求される要求出力電力に基づいて当該燃料電池の運転ポイントを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記燃料電池の出力電圧を所定電圧まで低下させることによって前記触媒層の性能回復処理を実施可能であると共に、当該性能回復処理を実施する場合に、前記要求出力電力を満たす複数の前記運転ポイントのうち出力電圧がより低い方の運転ポイントを選択し、
    前記制御装置は、前記性能回復処理を実施する場合に、前記燃料電池の電流電圧特性を低下させる方向に変更し、変更後のIV曲線上において低電圧側の運転ポイントを選択する、燃料電池システム。
  2. 触媒層を有する電極が高分子電解質膜の両面に配置されてなる膜−電極アセンブリを含む燃料電池と、
    負荷に対して前記燃料電池と並列接続されて前記負荷への放電及び前記燃料電池からの充電が可能な蓄電装置と、
    前記燃料電池に要求される要求出力電力に基づいて当該燃料電池の運転ポイントを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記燃料電池の出力電圧を所定電圧まで低下させることによって前記触媒層の性能回復処理を実施可能であると共に、当該性能回復処理を実施する場合に、前記要求出力電力を満たす複数の前記運転ポイントのうち出力電圧がより低い方の運転ポイントを選択し、
    前記制御装置は、前記性能回復処理を実施する場合に、前記燃料電池の電流電圧特性を向上させる方向に変更し、変更後のIV曲線上において低電圧側の運転ポイントを選択する、燃料電池システム。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記制御装置は、前記燃料電池の温度を調整する、或いは、前記燃料電池への燃料ガス又は/及び酸化ガスの供給量又は/及び供給圧を調整することにより、前記電流電圧特性を変更する、燃料電池システム。
JP2012114641A 2012-05-18 2012-05-18 燃料電池システム Expired - Fee Related JP5725423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012114641A JP5725423B2 (ja) 2012-05-18 2012-05-18 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012114641A JP5725423B2 (ja) 2012-05-18 2012-05-18 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013243009A JP2013243009A (ja) 2013-12-05
JP5725423B2 true JP5725423B2 (ja) 2015-05-27

Family

ID=49843709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012114641A Expired - Fee Related JP5725423B2 (ja) 2012-05-18 2012-05-18 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5725423B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6508161B2 (ja) * 2016-10-18 2019-05-08 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6597566B2 (ja) 2016-11-21 2019-10-30 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP7119918B2 (ja) * 2018-11-05 2022-08-17 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5347253B2 (ja) * 2007-09-06 2013-11-20 日産自動車株式会社 燃料電池の起動方法、燃料電池の起動装置およびその起動装置を搭載した車両
WO2010143247A1 (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システムおよびその電力制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013243009A (ja) 2013-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5023374B2 (ja) 燃料電池システム
JP4591721B2 (ja) 燃料電池システム
JP5007665B2 (ja) 燃料電池システム
JP4461398B2 (ja) 燃料電池システム
JP4492824B2 (ja) 燃料電池システム
JP4821662B2 (ja) 燃料電池システム
JP5850133B2 (ja) 燃料電池システム
WO2013128610A1 (ja) 燃料電池システム
JP6465307B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP5892241B2 (ja) 燃料電池システム
US20120070756A1 (en) Fuel cell system and method of controlling fuel cell system
JP2013232361A (ja) 燃料電池システム
JP5850136B2 (ja) 燃料電池システム
JP2013258038A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP5725423B2 (ja) 燃料電池システム
JP5765672B2 (ja) 燃料電池システム
JP2017188358A (ja) 水素欠乏判断方法及び水素欠乏判断装置
JP5773278B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP5229523B2 (ja) 燃料電池システム
JP6202343B2 (ja) 燃料電池及び移動体
JPWO2013128610A1 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150319

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5725423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees