JP5229523B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
図1は本実施形態に係わる燃料電池システム10のシステム構成を示す。
燃料電池システム10は、燃料電池車両に搭載される車載電源システムとして機能するものであり、反応ガス(燃料ガス、酸化ガス)の供給を受けて発電する燃料電池スタック20と、酸化ガスとしての空気を燃料電池スタック20に供給するための酸化ガス供給系30と、燃料ガスとしての水素ガスを燃料電池スタック20に供給するための燃料ガス供給系40と、電力の充放電を制御するための電力系50と、燃料電池スタック20を冷却するための冷却系60と、システム全体を制御するコントローラ(ECU)70とを備えている。
(1/2)O2+2H++2e- → H2O …(2)
H2+(1/2)O2 → H2O …(3)
セル21は、電解質膜22と、アノード極23と、カソード極24と、セパレータ26,27とから構成されている。アノード極23及びカソード極24は、電解質膜22を両側から挟んでサンドイッチ構造を成す拡散電極である。ガス不透過の導電性部材から構成されるセパレータ26,27は、このサンドイッチ構造をさらに両側から挟みつつ、アノード極23及びカソード極24との間にそれぞれ燃料ガス及び酸化ガスの流路を形成する。セパレータ26には、断面凹状のリブ26aが形成されている。リブ26aにアノード極23が当接することで、リブ26aの開口部は閉塞され、燃料ガス流路が形成される。セパレータ27には、断面凹状のリブ27aが形成されている。リブ27aにカソード極24が当接することで、リブ27aの開口部は閉塞され、酸化ガス流路が形成される。
燃料電池スタック20は、理想燃料電池28とキャパシタ29とが並列接続されてなる回路構成を有している。理想燃料電池28は、上述のC−V特性を有しない仮想的な燃料電池をモデル化したものであり、電気特性上、可変電源と等価な振る舞いをする。キャパシタ29は、上記界面に形成される電気二重層の電気的な振る舞いを容量素子としてモデル化したものである。外部負荷56は電力系50をモデル化したものである。理想燃料電池28から流れ出す電流をIfc、理想燃料電池28の出力電圧(燃料電池スタック20の出力電圧)をVfc、キャパシタ29に流れ込む電流をIc、燃料電池スタック20から外部負荷56に流れ出す電流をIs、キャパシタ29の容量をC、時間をtとすると、以下に示す(4)〜(5)式が成立する。
Ic=C・ΔVfc/Δt …(5)
通常運転時には、発電効率を高めるため、運転ポイント(出力電流Ifc、出力電圧Vfc)は、I−V特性曲線(電流対電圧特性曲線)200上の何れかの運転ポイント(例えば、OP2)に設定される。一方、低効率運転時には、発電効率を低下させて熱損失を高めるので、運転ポイントは、I−V特性曲線200よりも低い電圧値を有する運転ポイント(例えば、OP1)に設定される。低効率運転では、出力電圧VfcはV1に固定されるので、エアコンプレッサ32から燃料電池スタック20に供給されるエア流量を制御することにより、出力電流Ifcを調整し、運転負荷(例えば、アクセル開度)に応じた発電制御を実施する。
図5は電圧降下処理時の燃料電池スタック20の電圧指令値V_refを算出するための機能ブロック図を示している。これらの各機能は、コントローラ70の演算機能により実現されるものである。
電圧降下曲線400は、電圧降下処理時の電圧フィルタ値V_fltの時間変化を示しており、時刻t0〜時刻t1の期間、及び時刻t2〜時刻t3の期間は、主としてキャパシタ29からの放電による急激な電圧降下を示し、時刻t1〜時刻t2の期間は、主として燃料電池スタック20内部に残留する酸化ガスの発電による緩やかな電圧降下を示している。このグラフに示すように、時刻t1において電圧降下に対する電流特性が変化するポイントAが存在することが理解できる。
同図において、電流フィルタ値500は、電圧降下処理時の電流フィルタ値I_fltの時間変化を示しており、目標電流600は、電圧降下処理時の目標電流I_regの時間変化を示している。電圧降下処理を始めた直後では、電流フィルタ値500と目標電流600との偏差は大きく、電流フィルタ値500は、目標電流600になかなか追従することができない。そして、時間経過に伴い両者の偏差は次第に小さくなり、時刻t1では、電流フィルタ値500は、目標電流600に一致する。ここで、符号800は、時刻t0〜時刻t1の期間に電流フィルタ値500と目標電流600との偏差を時間積分した定常偏差を示しており、時刻t1の時点における積分項Iに等しい。
Claims (3)
- 燃料電池と、
前記燃料電池の目標電流と実測電流との偏差に比例ゲインを乗じてなる比例項と、前記偏差を時間積分し更に積分ゲインを乗じてなる積分項とを加算して得られる電圧偏差を基に電圧フィードバック制御により、前記燃料電池の出力電圧を目標電圧まで降下させるフィードバック制御手段と、を備え、
前記フィードバック制御手段は、前記燃料電池内部に寄生的に形成されている容量成分からの放電による電圧降下から前記燃料電池内部に存在する酸化ガスと前記燃料電池内部に供給された燃料ガスとを用いて前記燃料電池が発電したことによる電圧降下に変化するポイントで前記積分項をゼロクリアする、燃料電池システム。 - 燃料電池と、
前記燃料電池の目標電流と実測電流との偏差に比例ゲインを乗じてなる比例項と、前記偏差を時間積分し更に積分ゲインを乗じてなる積分項とを加算して得られる電圧偏差を基に電圧フィードバック制御により、前記燃料電池の出力電圧を目標電圧まで降下させるフィードバック制御手段と、を備え、
前記フィードバック制御手段は、前記燃料電池の実測電流が目標電流に一致するポイントで前記積分項をゼロクリアする、燃料電池システム。 - 燃料電池と、
前記燃料電池の目標電流と実測電流との偏差に比例ゲインを乗じてなる比例項と、前記偏差を時間積分し更に積分ゲインを乗じてなる積分項とを加算して得られる電圧偏差を基に電圧フィードバック制御により、前記燃料電池の出力電圧を目標電圧まで降下させるフィードバック制御手段と、を備え、
前記フィードバック制御手段は、前記燃料電池の出力電圧の時間微分が、前記燃料電池に寄生的に形成されている容量成分からの放電により電圧降下したときの前記燃料電池の出力電圧の時間微分よりも大きな値である所定の閾値以上となるポイントで前記積分項をゼロクリアする、燃料電池システム。
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