JP5724728B2 - 遊技機用回路基板の支持構造 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に示される遊技機では、回転するドラム(可動物)の内部に、ドラムを内側から照射するLED基板(回路基板)を配置するにあたり、このLED基板を片持ち固定している。
以下、やむを得ず回路基板を片持ち固定する具体例について、図9を参照して説明する。
この図に示される遊技機用回路基板の支持構造には、可動物100と、回路基板110と、固定部120とが含まれている。
可動物100は、回転する中空状の円筒部材であり、軸方向の両端部にはそれぞれ軸部101、102が突設され、これらの軸部101、102を固定部120側の軸受部121、122で回転自在に支持している。
また、可動物100の一端部には、後述する基板保持部材111を挿通可能な挿通口103が形成され、他端部には、可動物100を回転駆動させるギヤなどの駆動部104が設けられている。
特に、図9に示すように、長尺な回路基板110を片持ち固定すると、固定部120に固定されていない他端部が大きく揺れて、基板本体や基板上の実装部品に悪い影響を与える可能性があるだけでなく、揺れによって回路基板110が可動物100に接触し、ノイズや異音を発生させるおそれがある。
すなわち、本発明の遊技機用回路基板の支持構造は、片持ち固定される遊技機用回路基板の支持構造であって、中空状の可動物と、前記可動物の内部に配置される回路基板を含む回路装置と、前記可動物に形成される開口であって、前記回路装置の一端部を挿通可能な挿通口と、前記挿通口を介して前記可動物から突出させた前記回路装置の一端部を固定する固定部と、前記可動物の外面側に設けられ、前記可動物を回転駆動させる駆動部と、前記可動物における前記駆動部の内面側であって、前記回路装置の他端部と近接する近接部と、前記回路装置の前記他端部に装着された基板装着部材と、前記近接部の前記回路装置側であって前記可動物が回転駆動される際の回転軸に対応する位置に形成された第1の凹部に嵌めこまれた第1の磁性体と、前記基板装着部材の前記近接部側に形成された第2の凹部に嵌め込まれた第2の磁性体とから構成され、前記回路装置の他端部を前記第1及び第2の磁性体の間の磁力で支持する磁力支持手段とを備えることを特徴とする。
このようにすると、片持ち固定される回路基板でありながら、固定部に固定することができない回路装置の他端部を磁力で支持可能とし、回路基板の揺れを抑制することができる。しかも、磁力による支持は、接触状態に限らず、非接触状態での支持も可能であるため、回路装置と可動物の接触によるノイズや異音の発生も防止することができる。
図1は、本発明の遊技機の実施態様を示す概略図であって、パチンコ機の機枠に組み込まれる遊技盤10を示した正面図である。
図2に示すように、本実施形態の可動物20は、可動物20を回転させるモータ30や、可動物20の内部に配置される回路基板40とともに固定部50に組み付けられてユニットを構成し、このユニット状態で遊技機に取り付けられるようになっている。以下、本発明の要部である可動物20、回路基板40及び後述する磁力支持手段60について、図2〜図8を参照しつつ順次説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る遊技機用回路基板及び一部を切り欠いた可動物の正面図である。図4は、本発明の実施形態に係る遊技機用回路基板及び一部を切り欠いた可動物の斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係る可動物の一部を切り欠いた斜視図であり、回路基板40を外した状態のものである。図6は、本発明の実施形態に係る可動物の一部を切り欠いた斜視図であり、その内部に基板装着部材を配置した図である。
図2〜図6に示すように、本実施形態の可動物20は、回転動作する中空状の円筒部材であり、円筒部21と、右側壁部22と、左側壁部23と、駆動部24と、近接部25とを備えて構成されている。
また、図4〜図6に示すように、右側壁部22の中心部(軸部22aの内側領域)には、回路基板40の一端部を挿通可能な挿通口22bが形成されている。
本実施形態の回路基板40は、可動物200の内部に配置されるLED基板であり、プリント基板からなる基板本体41と、基板本体41の左端部(他端部)に装着される基板装着部材42とを備えて構成されている。なお、基板装着部材42の構成は後述する磁力支持手段60の説明において詳述する。
回路基板40の右端部は、図9に示すように、基板保持部材を介して固定部50に固定することも可能である。つまり、本発明の回路装置は、回路基板40と、基板保持部材とを含むものであってもよいし、回路基板40のみによって構成されていてもよい。本実施形態では、図7及び図8に示すように、回路装置は、回路基板40により構成され、基板本体41の右端部41aを可動物20の外部に延出して固定部50に直接固定するとともに、右端部41aに設けたコネクタ43にハーネス(図示せず)を接続するようにしている。このようにすると、基板保持部材が不要になるので、部品点数を削減することができる。しかも、可動物20の内部にハーネスを引き込む必要がなくなるので、挿通口22bを可及的に小さくし、可動物20の小径化が可能になる。
図3に示したように、本発明の実施形態に係る磁力支持手段60は、回路基板40の左端部を磁力によって非接触または接触状態で支持することを可能にするものであり、たとえば回路基板40の左端部に設けられる磁石61と、近接部25に設けられる磁石62との組み合わせ、または回路基板40の左端部に設けられる磁石61と、近接部25に設けられる強磁性体(図示せず)との組み合わせ、または回路基板40の左端部に設けられる強磁性体(図示せず)と、近接部25に設けられる磁石62との組み合わせによって構成することができる。
Claims (1)
- 片持ち固定される遊技機用回路基板の支持構造であって、
中空状の可動物と、
前記可動物の内部に配置される回路基板を含む回路装置と、
前記可動物に形成される開口であって、前記回路装置の一端部を挿通可能な挿通口と、
前記挿通口を介して前記可動物から突出させた前記回路装置の一端部を固定する固定部と、
前記可動物の外面側に設けられ、前記可動物を回転駆動させる駆動部と、
前記可動物における前記駆動部の内面側であって、前記回路装置の他端部と近接する近接部と、
前記回路装置の前記他端部に装着された基板装着部材と、
前記近接部の前記回路装置側であって前記可動物が回転駆動される際の回転軸に対応する位置に形成された第1の凹部に嵌めこまれた第1の磁性体と、前記基板装着部材の前記近接部側に形成された第2の凹部に嵌め込まれた第2の磁性体とから構成され、前記回路装置の他端部を前記第1及び第2の磁性体の間の磁力で支持する磁力支持手段とを備える
ことを特徴とする遊技機用回路基板の支持構造。
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