JP5722929B2 - レジスト剥離装置及びフレキシブルプリント配線板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブルプリント配線板基材からレジストを剥離するレジスト剥離装置、及び、フレキシブルプリント配線板の製造方法に関する。
特許文献1はレジスト剥離装置を開示している。このレジスト剥離装置は、ベルトコンベアと搬送ローラと邪魔板とで構成されるベルトコンベア終端部の搬送面上側で搬送方向に対して横方向となる剥離液の流れを作り、搬送面下側で搬送方向に略一致する剥離液の流れを作り、ベルコンベア出口でガイドレールに沿って下方向に落下する剥離液の流れを作る。このレジスト剥離装置は、前記の剥離液の流れによって、レジストを細かく粉砕することなく被処理物より剥離させることができる。剥離されたレジストはフィルターによって剥離液から分離され、分離された剥離液は剥離液タンクに戻される。
特許文献2は、ポリイミド等の有機絶縁フィルムに銅箔を張り合わせた銅張積層板からサブトラクティブ法で導体パターンを形成すること、不要となったエッチングレジストを剥離液に浸漬して除去する工程をロールツロール方式で行うことを開示している。
特許文献3は、TAB(Tape Automated Bonding)テープにおいて形成されるフライングリードの品質確保のための技術を開示している。フライングリードは、その求められる電気特性、剛性等の観点から、その形状が均一であることが望ましい。しかし、フライングリードはエッチングによって形成するので、その先端にはエッチャントが集中的に供給される傾向が有り、先細りになりやすい。TABテープは、リードのファインピッチ化が進み、この問題が無視出来なくなってきている。そこで、特許文献3記載の技術では、図5に示されるように、デバイスホール57の領域における絶縁フィルムの上でフライングリード52aの先端前方に金属箔のダミーパターン55を形成するとともに、デバイスホール57の領域に裏止めレジスト54を形成し、エッチャントによるフライングリード52aの先細りを防止している。
特開平11−204917号公報 特開2009−094191号公報 特開平11−186344号公報
特許文献3に記載のTABテープは、エッチングによってフライングリードを形成した後、例えば特許文献1,2記載の技術を用いて、リード部分のエッチングレジスト及びデバイスホールの裏止めレジストを除去する。しかし、これらの従来技術の構成では、エッチング後のフレキシブルプリント配線板基材を剥離液に浸漬してレジスト(エッチングレジスト及び裏止めレジスト)を溶解除去する際に、金属箔のダミーパターンが裏止めレジストから分離して剥離液中に単独で浮遊し、フライングリードに衝突してフライングリードを変形させたり、隣り合うフライングリードに跨って付着し電気的にショートさせたりする課題を有する。さらに、ダミーパターンが、剥離液中に沈殿し剥離液の循環性を低下させるという課題も存在する。
本発明は、このような課題を解決するものであり、裏止めレジストの溶解除去によってフレキシブルプリント配線板基材(以下「FPC基材」と略す)から剥離されたダミーパターンによって生じる不具合を防止することを目的とする。
本発明の第1の側面は、デバイスホールを有する絶縁フィルムの表面に金属箔を積層し、該金属箔の表面に導体パターンに対応するエッチングレジスト、裏面に前記デバイスホールを覆裏止めレジストとを有し、エッチング処理によって前記金属箔から形成されたフライングリード及びダミーパターンを前記デバイスホールの上部に備えたフレキシブルプリント配線板基材を第1搬送機構により剥離液の中に搬送させて前記エッチングレジスト及び前記裏止めレジストを溶解するレジスト剥離装置であって前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送ルートの下方に配置され、前記エッチングレジスト及び前記裏止めレジストの溶解によって前記フレキシブルプリント配線板基材から分離されて前記剥離液の中を沈降中の前記ダミーパターンを受け取って該ダミーパターンを前記剥離液槽の外部に搬送する無端環状のコンベアベルトを含む第2搬送機構備えることを特徴とする。
本発明の第2の側面は、フレキシブルプリント配線板の製造方法であって、デバイスホールを有する絶縁フィルムの表面に金属箔を積層し、該金属箔の表面に導体パターンに対応するエッチングレジスト裏面に前記デバイスホールを覆裏止めレジストとを有し、エッチング処理によって前記金属箔から形成されたフライングリード及びダミーパターンを前記デバイスホールの上部に備えたフレキシブルプリント配線板基材を形成する基材形成工程と、前記第1の側面に係るレジスト剥離装置を用いて前記エッチングレジスト及び前記裏止めレジストを溶解して前記ダミーパターンを前記フレキシブルプリント配線板基材から分離する分離工程と、剥離液の中を沈降する前記分離されたダミーパターンを前記レジスト剥離装置のコンベアベルトで受け取って、前記剥離液の外部に搬出する回収工程と、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、裏止めレジストの溶解除去によってフレキシブルプリント配線板基材から剥離されたダミーパターンによって生じる不具合を防止することができる。
レジスト剥離装置の一例を示す図である。 図1のレジスト剥離装置のA−A断面図である。 エッチングレジストが除去されたFPC基材の一例を示す図である。 FPC基材からレジスト、ダミーパターンが除去される様子を示す図である。 従来のFPC基材の一例を示す図である。
[フレキシブルプリント配線板基材]
フレキシブルプリント配線板基材(FPC基材)について説明する。フレキシブルプリント配線板を製造するために、長尺フィルム状のFPC基材5が使用される。FPC基材5は、予め所定位置にデバイスホール57が打ち抜き加工によって形成された絶縁フィルム51と、その表面側に金属箔層として銅箔を積層したフレキシブル銅張板を用いる。
更に本実施形態では図4の(a)に示されるようにエッチング法で残すべきパターンに対応して金属箔層を被膜するように形成したエッチングレジスト53と、裏面側にデバイスホール57を覆うように形成された裏止めレジスト54とを有している。このFPC基材5をエッチング処理して、被膜したエッチングレジスト53の作用によりフライングリード52aの先細りを防止するためのダミーパターン55とリード52とを金属箔層から形成した。
裏止めレジスト54は、デバイスホール57に突出するようにフライングリード52aを形成する際に、フライングリード52aの裏面がデバイスホール57を通してエッチングされることを防ぐために、マスキングとして施されるエッチャント耐性の樹脂である。FPC基材5の表面側に形成されるエッチングレジスト53および裏止めレジスト54は、剥離液10に可溶な樹脂である。金属箔層は、例えば銅箔のような導体材料で構成され、FPC基材5に導体パターンを形成するために使用される。図4の(a)は、エッチング処理がなされレジスト53,54の剥離処理がなされる前のFPC基材5の断面構造を示している。
[剥離処理でのダミーパターンの挙動]
エッチング処理をなされた後のFPC基材5は、次いで、レジスト53,54を剥離する剥離処理を受ける。FPC基材5は、剥離処理において、剥離液10の中に浸漬される。図4は、エッチング処理後のFPC基材5からエッチングレジスト53、裏止めレジスト54が剥離液10に溶解除去されて、ダミーパターン55を分離するまでの概略挙動を示している。図4の(b)では、FPC基材5の表層側のエッチングレジスト53が剥離液10により溶解してリード52やダミーパターン55の表面から除去されている。更に剥離処理が進むと、図4の(c)に示されるように、デバイスホール57内の裏止めレジスト54も溶解して、ダミーパターン55がFPC基材5から分離し、剥離液10の中を落下する。なお、本実施形態での裏止めレジスト54は、FPC基材5の表層側のエッチングレジスト53よりも剥離液10での溶解速度が遅いものを用いている。また、エッチングレジスト53及び裏止めレジスト54のいずれも、本実施形態の剥離液10により剥離するだけでなく、剥離液10に溶解するもので、溶解残渣が少なくないタイプを使用した。しかし、裏止めレジスト54としてエッチングレジスト53と同じものを使用する場合には、図4の(a)の状態から、(b)の状態を経由することなく、(c)の状態に至る。本実施形態において、剥離液10に対する裏止めレジスト54の溶解速度をエッチングレジスト53の溶解速度よりも遅くしたことで、ダミーパターン55を剥離液槽4の下流側部分でまとめて回収することができる。
[レジスト剥離装置の構成]
図1、2を用いてFPC基材5からレジスト53,54を剥離するレジスト剥離装置(以下、「剥離装置」と呼ぶ。)の構成について説明する。図1は、剥離装置1の内部をFPC基材5の搬送方向18に直交する方向から見た概略図であり、装置全体の概要を説明するための図である。図2は、図1のAA線の断面図であり、剥離液槽4の内部における剥離液10の供給、回収、流れとダミーパターン55を回収するコンベアベルト6の位置関係を示す。
剥離装置1には、FPC基材5の搬送方向18に沿ってダミーパターン回収部2、剥離液10のオーバーフロー回収部3、剥離液槽4がその順で一列に隣接して配置されている。本実施形態では、剥離液槽4、オーバーフロー回収部3およびダミーパターン回収部2は、ステンレス鋼を用いた槽構造として構成されている。
図示はしないが、FPC基材5の搬送方向18に沿う剥離装置1の上流側(図1で左側)には、FPC基材5に積層された金属箔を配線等の導体パターンにエッチングするエッチング装置が、更にその上流側にはロール状のFPC基材5を帯状に送り出す巻き出し部が配置されている。一方、剥離装置1の下流側には、水洗装置や乾燥装置を経由したFPC基材5をロール状に巻き取る巻取り部が配置されている。剥離装置1を含めてロールツロール法によるFPC基材5の搬送は巻取り部における巻取り駆動によって行われる。
帯状態のままで加工されるFPC基材5は、剥離装置1の中を複数の搬送ローラ11に支持されて搬送される。さらに剥離液槽4において搬送ローラ11で支持されるFPC基材5は、剥離液10が充填された剥離液槽4に浸漬され、さらに別の搬送ローラ11に支持されて剥離液10から出て下流側へと走行する。剥離液10中におけるFPC基材5の搬送ルートは、複数の押えローラ12で支持され、剥離液10の槽内循環流の力に耐えて搬送される経路である。搬送ローラ11と押えローラ12は、駆動力を持たないで自在に回転できるフリーローラである。更にこれらのローラの形状は、いずれもFPC基材5に形成されるフライングリード52a等の導体パターンを上側にして良好に搬送できる形状で対応している。ロールツロール法によるFPC基材5の巻取り部、搬送ローラ11、押えローラ12は、FPC基材5を搬送する第1搬送機構を構成している。
剥離装置1は、FPC基材5から表層側のエッチングレジスト53および裏止めレジスト54を溶解し、裏止めレジスト54上に形成されたダミーパターン55をFPC基材5から分離させた後、後述するように、剥離液10中からダミーパターン55を効率的に回収する。従って、本発明の剥離装置1は、FPC基材5から分離したダミーパターン55が剥離液10中を浮遊してフライングリード52aに接触したり付着したりしてFPC基材5の品質を損なう、または剥離液槽4の底に沈降して堆積することにより剥離液10の循環や抜取を損なう等の弊害が発生することを低減し、剥離装置1の円滑な運転を持続させる。
剥離液槽4の内部において、剥離液10中を走行するFPC基材5の上方に剥離液10を供給する複数の剥離液供給管22が搬送方向18と直交するように配置され、剥離液供給タンク(不図示)からの剥離液10がポンプPによって供給される。剥離液供給管22の液面7より下に位置する壁面には、下向きに多数の吐出口221が分散して設けてあり、剥離液供給タンクからの剥離液10を下方に向けて吐出する。剥離液供給管22と剥離液供給タンク(不図示)とは、剥離液10を供給する剥離液供給部を構成している。
コンベアベルト6の下方には剥離液10を回収する複数の剥離液回収管21が搬送方向18に沿うように配置されている。剥離液回収管21の上方の壁面には、剥離液10を吸引して回収するための小径からなる多数の吸引口211が複数列に分散して設けられており、剥離液槽4内の剥離液10を回収して剥離液供給タンクに戻す。剥離液供給タンクから常に新しい剥離液10が剥離液供給管22を介して供給されるので、剥離液10中の溶解レジスト分はほぼ一定に保たれる。剥離液10が剥離液槽4からオーバーフローする場合、オーバーフローした剥離液10はオーバーフロー回収部3で回収されることによって、剥離液10の液面7の高さは一定に保たれる。剥離液回収管21とオーバーフロー回収部3とは剥離液10を回収する剥離液回収部を構成している。
剥離液10は、剥離液供給管22からの下向きの吐出と剥離液回収管21による吸引回収の作用により、FPC基材5の上方から下方向に、更に、金属製ネットで構成されたコンベアベルト6の網目を上から下側に通過して剥離液回収管21に向かう流れ20を生じる。剥離液10の流れ20は、ダミーパターン55のFPC基材5からの分離の促進とコンベアベルト6への安定的な沈降を支援するように、乱流とならないように剥離液10の供給流量が制御される。図4を用いて説明したように、FPC基材5が搬送方向18に走行するにつれて、レジストの剥離処理は、エッチングレジスト53の溶解、裏止めレジスト54の溶解およびダミーパターン55の落下へと進行する。したがって、搬送方向18に直交して複数並んで設けた各々の剥離液供給管22からの供給流量は搬送方向の位置に依存して適量に制御される。本実施形態では、この剥離液10の流量制御を各剥離液供給管22に至る配管に設けた圧力計と手動バルブで行うことが出来る。同様に、各々の剥離液10の剥離液回収管21による回収流量の制御は、各剥離液回収管21に接続する配管に設けたバルブで独立して行うことができる。
剥離液槽4内に浸漬されたFPC基材5と剥離液回収管21との間には、落下してくるダミーパターン55を回収してダミーパターン回収部2に搬出するための金属製ネットからなる無端環状のコンベアベルト6が配置されている。この金属製ネットの網目を通り抜ける剥離液10の流れ20とともにダミーパターン55がコンベアベルト6の上面に保持される。コンベアベルト6は、剥離液10中に取り付けたベルト搬送ローラ14とダミーパターン回収部2に設けた駆動ローラ13との間を周回する金属製ネットからなる。コンベアベルト6、駆動ローラ13、ベルト搬送ローラ14、押えローラ(テンションローラ)15は、ダミーパターン55を受け取ってダミーパターン回収部2まで搬送する第2搬送機構を構成している。コンベアベルト6は、FPC基材5の側の上面がFPC基材5の搬送方向18とは逆方向に周回するように駆動される。すなわち、ダミーパターン55のコンベアベルト6による搬送方向は、FPC基材5の搬送方向18とは逆方向である。
ベルト搬送ローラ14は、FPC基材5が剥離液10中に浸漬されて搬送された後に再び液面7の上に飛び出す位置の下方の剥離液10中の位置に設けられている。またコンベアベルト6は、剥離液10中の所定の位置に設けられた押えローラ(テンションローラ)15によってテンションを付勢されて周回する。コンベアベルト6の上面は、図1に示すように、FPC基材5が剥離液10に浸漬し始める位置より上流側の位置で剥離液10の液面7から傾斜して立ち上って周回するように構成されている。したがって、落下してくるダミーパターン55を受け取る領域におけるコンベアベルト6の上面の搬送方向の長さLは、剥離液10中を走行するFPC基材5の搬送方向の長さと略同等以上を確保するようにした。
FPC基材5とその下方に位置するコンベアベルト6の上面までの間隔Mとコンベアベルト6の搬送方向18との直交方向の幅Wは、装置のコンパクト化と落下してくるダミーパターン55の回収性を考慮して決定される。本実施形態では、ダミーパターン55の落下中の飛散を少なくなるように間隔Mは短めに40〜50mmとし、剥離液10の流れ20はほぼ下向きの層流であることを前提にコンベアベルト6の幅WをFPC基材5の幅に間隔Mを加えた寸法とした。以上の長さLと幅Wを有するように構成されたコンベアベルト6を前述した流れ20を維持する条件で運転し、後述する図3のダミーパターン55の形状を有するエッチング処理したFPC基材5を本実施形態の剥離装置1で剥離処理し、ダミーパターン55のFPC基材5からの分離と落下するダミーパターン55の回収性について良好であることを確認した。
[ダミーパターンの構成]
図3を用いて、本実施形態において使用したエッチング処理後、さらにエッチングレジスト53が除去されたFPC基材5の平面視の構造を示し、ダミーパターン55とフライングリード52aやデバイスホール57との位置関係の概略を例示する。図3のB−B線での断面図が図4の(b)に対応している。エッチング処理でリード52が形成されると同様に、ダミーパターン55は、デバイスホール57の領域内に形成される。さらにダミーパターン55は、エッチング処理においてフライングリード52aの先端の先細りの防止に貢献する形状を有する。ダミーパターン55は、その後、剥離装置1においてエッチングレジスト53の溶解、続く裏止めレジスト54の溶解とともにFPC基材5から分離されるように設計されている。
ダミーパターン55は、以下のような機能を果たすために以下に示すような形状、構造をとることが求められる。
(1)フライングリード52aの先端の先細りを低減する:
・フライングリード52aの先端でエッチングが促進されないため若しくは先端形状の再現性を確保するために、ダミーパターン55は、フライングリード52aの先端から適正な間隔を取ってその先端を囲む形状であることがよい。適正な間隔には、並列する複数にリード52間の間隔とほぼ同じ寸法を設定しておくことによって、フライングリード52aの先端での集中的なエッチング作用を緩和し、先端の先細りを抑制し、先端以外のリード52の寸法精度と同程度にすることができる。
・先細りの低減を広い範囲で行うために、ダミーパターン55がデバイスホール57の広い領域を占めるようにすることが望まれる。
(2)ダミーパターン55の回収を容易にする:
・1つのデバイスホール57に形成されるダミーパターン55の数を少なく(例えば、1つと)して、回収すべきダミーパターン55のサイズを大きくする。特に、大きいサイズにすることは、剥離液10中でのダミーパターン55が小さい場合の回収漏れを防ぐ効果がある。
・ダミーパターン55は、図3に示されるように、その外縁を形成する連続する導体パターンの周縁部55aと、周縁部55aによって囲まれる内側の領域に複数の開口55cを形成するように内側の領域を分割する導体パターンの分割部55bとを含むように構成する。このように構成すると、ダミーパターン55には、複数の開口55cが形成されているので、ダミーパターン55がFPC基材5から分離されて剥離液10中を落下するときに、剥離液10の流れ20に対する抵抗が低下し、流れ20の乱流による影響を少なくして沈降することが出来る。また、図3に示されるように、複数の開口55cを行列状の格子状若しくは網の目状に形成すると、ダミーパターン55に開口55cが形成されていない場合に比して剛性が下がり柔軟性が向上する効果が大きくなることから、コンベアベルト6の凹凸に追従して密着し、コンベアベルト6からの離脱が抑止されて効率よく回収される。
・デバイスホール57の大半を占めるように形成されるダミーパターン55のサイズ(差渡し寸法)は、35mm幅を基準にするFPC基材5の場合、例えば、約5〜約27mm×約5〜約27mmである。ダミーパターン55の厚みは、金属箔が銅箔である場合、5〜50μmである。
(3)裏止めレジスト54を破損しない:
・ダミーパターン55を、開口55cを設けずにデバイスホール57のほぼ全面に亘る大きさに形成すると、ダミーパターン55を形成する金属箔の重さと剛性のために剥離処理前(エッチング処理中)に、ダミーパターン55が裏止めレジスト54を破損させてFPC基材5から分離する虞がある。したがって、ダミーパターン55に開口55cを設けることは、剥離液10の流れ20に対する抵抗を低減するのに加えて、裏止めレジスト54を破損しないようにダミーパターン55の軽量化と柔軟化を図るという効果が生じる。本実施形態では、ダミーパターン55の外縁を形成する周縁部55aの導体パターンと複数の開口55cを形成する格子状の分割部55bの導体パターンとの幅を0.2〜0.3mmとし、開口55cの径を0.8mm〜1.5mmとした。この形状のダミーパターン55は、ロールツロール法のスプレー式エッチング処理を行っても、剥離処理前に裏止めレジスト54を破損させてFPC基材5から分離するような不具合は発生しなかった。従って、上記のダミーパターン55を形成する方法が優れたフレキシブル配線板の製造方法であることが確認できる。
[コンベアベルトの構成]
本実施形態において用いた金属製のコンベアベルト6は、バランスネット型でラセンピッチが約3mm、ロッドピッチが約2.5mmの仕様とした。したがって、コンベアベルト6の網目の開口の最大差渡しは、ダミーパターン55の最小差渡し寸法より小さくして、ダミーパターン55を確実に回収するようにした。
本実施形態で、コンベアベルト6の走行速度は、約0.5m/分程度とした。コンベアベルト6の走行速度は、剥離液10中でコンベアベルト6の上面に落下して付着したダミーパターン55を飛散することなくダミーパターン回収部2に確実に搬送することを考慮して決定される。特に、剥離液10の液面7から立ち上るコンベアベルト6の部分において走行速度が0.7m/分を超える場合には、コンベアベルト6の上面に残る剥離液10の流れ落ちる作用等によってダミーパターン55も剥離液10中に流れ出すことが起こり得る。これらを回避し、出来るだけ早く且つ確実にダミーパターン55を搬送するようにコンベアベルト6の走行速度を選択した。
[その他の構成]
ダミーパターン55は、コンベアベルト6の上面に載せられて剥離液10の液面7から上がって液切りされつつダミーパターン回収部2まで搬送される。オーバーフロー回収部3において、コンベアベルト6上のダミーパターン55から剥離液10の残液を除くために水洗水をスプレーする機能を設けてもよい。ダミーパターン回収部2において、コンベアベルト6の上面の載っていたダミーパターン55は、駆動ローラ13を周回して下向きになったコンベアベルト6から重力または分離用ブラシ等のスクレイパー16の作用でその直下の回収かご17に落下する。ダミーパターン55がコンベアベルト6から離脱して回収かご17に落下する際、ダミーパターン55の外縁は、連続した周縁部55aで形成され、突起形状を極力持たないよう形状にしているからコンベアベルト6の金属製ネットの網目に引っかかることなく容易に外れる。なお、回収かご17は、適宜交換可能にした。
本実施形態のダミーパターン回収部2は、上記の如くダミーパターン55をコンベアベルト6から回収かご17に回収する機能と、エッチング処理されほぼ乾燥されたFPC基材5をロールツロール法で剥離液槽4まで搬送する機能との2つの機能を発揮する。本実施形態ではFPC基材5を搬送するパスラインの下方にコンベアベルト6の周回する部分や回収かご17を収納する構成とした。そのために、FPC基材5を搬送する搬送ローラ11の少なくとも一つは、コンベアベルト6の上方に配置して、ほぼ乾燥したFPC基材5をダミーパターン回収部2の内部の上方で搬送させる。剥離液10で濡れた状態のダミーパターン55を搬出するコンベアベルト6とダミーパターン55を回収する機構とをその下方に配置することで、FPC基材5の品質に影響することなく、ダミーパターン55の回収機能とFPC基材5の搬送機能との2つの機能を同じダミーパターン回収部2に持たせた。この結果、ダミーパターン55の回収機能を有する本発明の剥離装置1のコンパクト化を図ることができた。なお、図1に示される本実施形態では、ダミーパターン回収部2に加えてオーバーフロー回収部3内の上方にも搬送ローラ11を配置することによって、ダミーパターン回収部2及びオーバーフロー回収部3のスペースを有効活用している。
なお、オーバーフロー回収部3は、必ずしもダミーパターン回収部2と剥離液槽4との間に配置しなくてもよい。例えば、オーバーフロー回収部3をFPC基材5の搬送方向18に沿うラインから外れた位置に配置される態様は、本発明から外れるものではない。
以上の構成により、本発明の剥離装置1は、FPC基材5に形成されたレジスト53,54を除去するとともにダミーパターン55を効率的且つ連続的に回収できること、また、FPC基材5は、先細りのないフライングリード52aを形成できることが確認できた。
これまで、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
本発明は、FPC基材5に形成されたレジスト53,54の除去とダミーパターン55の回収とをともに効率よく行えるレジスト剥離装置、フレキシブルプリント配線板の製造方法を提供するものとして有用である。
1:レジスト剥離装置
2:ダミーパターン回収部
3:オーバーフロー回収部
4:剥離液槽
5:FPC基材
6:コンベアベルト
7:剥離液の液面
10:剥離液
11:搬送ローラ
12:押えローラ
13:駆動ローラ
14:ベルト搬送ローラ
15:押えローラ
16:スクレイパー
17:回収かご
18:FPC基材の搬送方向
20:剥離液の流れ
21:剥離液回収管
211:吸引口
22:剥離液供給管
221:吐出口
51:絶縁フィルム
52:リード
52a:フライングリード
52b:パターンリード
53:エッチングレジスト
54:裏止めレジスト
55:ダミーパターン
55a:周縁部
55b:分割部
55c:開口
57:デバイスホール

Claims (22)

  1. デバイスホールを有する絶縁フィルムの表面に金属箔を積層し、該金属箔の表面に導体パターンに対応するエッチングレジスト、裏面に前記デバイスホールを覆裏止めレジストとを有し、エッチング処理によって前記金属箔から形成されたフライングリード及びダミーパターンを前記デバイスホールの上部に備えたフレキシブルプリント配線板基材を第1搬送機構により剥離液の中に搬送させて前記エッチングレジスト及び前記裏止めレジストを溶解するレジスト剥離装置であって
    前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送ルートの下方に配置され、前記エッチングレジスト及び前記裏止めレジストの溶解によって前記フレキシブルプリント配線板基材から分離されて前記剥離液の中を沈降中の前記ダミーパターンを受け取って該ダミーパターンを前記剥離液外部に搬送する無端環状のコンベアベルトを含む第2搬送機構を備えることを特徴とするレジスト剥離装置。
  2. 前記コンベアベルトは、金属製ネットで構成される、ことを特徴とする請求項1に記載のレジスト剥離装置。
  3. 前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送方向に沿って前記剥離液槽の上流側に配置されたダミーパターン回収部をさらに備え、
    前記第2搬送機構は、前記剥離液槽の中で受け取った前記ダミーパターンを前記ダミーパターン回収部の側に搬送するように前記コンベアベルトを駆動する駆動ローラを含み、
    前記駆動ローラは前記ダミーパターン回収部に配置される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレジスト剥離装置。
  4. 前記第2搬送機構は、前記フレキシブルプリント配線板基材が前記剥離液に浸漬し始める位置より前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送方向に沿って上流側の位置で前記コンベアベルトが前記剥離液の液面から傾斜して立ち上って走行するように構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレジスト剥離装置。
  5. 前記第1搬送機構は、前記ダミーパターン回収部に配置された、前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送ローラを含む、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のレジスト剥離装置。
  6. 前記コンベアベルトの走行速度は0.5m/分以下である、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレジスト剥離装置。
  7. 前記コンベアベルトの幅は、前記剥離液中における前記コンベアベルトの上面と前記フレキシブルプリント配線板基材の下面との間隔に前記フレキシブルプリント配線板基材の幅を加えた大きさよりも大きく、かつ、前記コンベアベルトが前記剥離液中で前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送方向に沿って走行する長さは、前記フレキシブルプリント配線板基材の前記剥離液中に浸漬されている部分の長さ以上である、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレジスト剥離装置。
  8. 前記コンベアベルトの網目の開口の最大径は、ダミーパターンの最小径より小さい、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレジスト剥離装置。
  9. 前記剥離液槽内を搬送される前記フレキシブルプリント配線板基材に上方から前記剥離液を供給するように配置された剥離液供給部と、
    前記コンベアベルトの下方に配置され前記剥離液槽から前記剥離液を回収する剥離液回収部と、
    をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレジスト剥離装置。
  10. 前記剥離液供給部は、前記剥離液を下方に吐出する複数の吐出口をそれぞれ有し前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送方向に直交する方向に沿って配置された複数の剥離液供給管を含み、
    前記剥離液回収部は、前記剥離液を下方に吸引する複数の吸引口をそれぞれ有し前記フレキシブルプリント配線板基材の搬送方向に平行な方向に沿って配置された複数の剥離液回収管を含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載のレジスト剥離装置。
  11. 前記複数の剥離液供給管それぞれによる前記剥離液の供給流量及び前記複数の剥離液回収管それぞれによる前記剥離液の回収流量は、個別に制御可能である、ことを特徴とする請求項10に記載のレジスト剥離装置。
  12. 前記剥離液は、前記フレキシブルプリント配線板基材の上方から下方向に、更に前記網目を上から下側に通過して流れ、前記ダミーパターンの沈降を支援する、ことを特徴とする請求項8に記載のレジスト剥離装置。
  13. 前記駆動ローラの下方で前記コンベアベルトの前記駆動ローラとは逆側の面を擦るスクレイパーをさらに備える、ことを特徴とする請求項3乃至12のいずれか1項に記載のレジスト剥離装置。
  14. デバイスホールを有する絶縁フィルムの表面に金属箔を積層し、該金属箔の表面に導体パターンに対応するエッチングレジスト裏面に前記デバイスホールを覆裏止めレジストとを有し、エッチング処理によって前記金属箔から形成されたフライングリード及びダミーパターンを前記デバイスホールの上部に備えたフレキシブルプリント配線板基材を形成する基材形成工程と
    請求項1乃至13のいずれか1項に記載のレジスト剥離装置を用いて前記エッチングレジスト及び前記裏止めレジストを溶解して前記ダミーパターンを前記フレキシブルプリント配線板基材から分離する分離工程と、
    剥離液の中を沈降する前記分離されたダミーパターンを前記レジスト剥離装置のコンベアベルトで受け取って、前記剥離液の外部に搬出する回収工程と、
    を含む、ことを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
  15. 前記回収工程で、前記コンベアベルトは、前記分離されたダミーパターンを前記コンベアベルトの上面に保持し密着させて受け取る、ことを特徴とする請求項14に記載の製造方法。
  16. 前記分離工程では、前記フレキシブルプリント配線板基材が前記剥離液の中を水平に搬送され、
    前記回収工程は、前記フレキシブルプリント配線板基材から前記コンベアベルトへ向かう前記剥離液の流れで前記ダミーパターンの沈降を支援する工程を含む、ことを特徴とする請求項14又は15に記載の製造方法。
  17. 前記ダミーパターンは、連続する周縁部と、該周縁部によって囲まれる内側の領域に複数の開口を形成するように前記内側の領域を分割する分割部とを含む、ことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の製造方法。
  18. 前記フレキシブルプリント配線板基材は、前記デバイスホール毎に1つの前記ダミーパターンを有する、ことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の製造方法。
  19. 前記周縁部および前記分割部の幅は、0.2〜0.3mmであり、前記開口の径は0.8mm〜1.5mmである、ことを特徴とする請求項17に記載の製造方法。
  20. 前記周縁部は、前記フライングリードの先端を取り囲む、ことを特徴とする請求項17又は19のいずれか1項に記載の製造方法。
  21. 前記フライングリードの先端と前記周縁部との間の距離と、隣り合う前記フライングリード間の間隙とは、等しいことを特徴とする請求項17、19又は20に記載の製造方法。
  22. 前記複数の開口は行列状に配置されている、ことを特徴とする請求項17、19乃至21のいずれか1項に記載の製造方法。
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