JP5722485B2 - 情報処理システム、及びその制御方法、情報処理装置、及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
保存・管理することにより、大量の帳票から必要な帳票のみを検索することが簡単且つ高
速に可能となる。例えば、帳票データを検索する際に、電子帳票情報で検索したい領域(
検索対象領域)を指定し、その検索対象領域に合致する条件を入力した上で所望の帳票デ
ータを検索する電子帳票システムが提案されている(特許文献1参照)。
帳票が順次電子化された結果、特定の目的に必要な情報が複数の帳票データ間に重複して
保存されてしまう場合が起こる。そのため、複数の帳票データを突き合わせてチェックす
るような業務も増加している。例えば、銀行業務において、特定の顧客の住所と預金残高
を同時に電子帳票システムから検索するには、顧客台帳と普通預金残高情報という2つの
帳票データを検索する必要がある。
合、通常の検索よりも検索対象となる帳票データが多くなってしまうため、検索に時間を
要してしまい、業務が滞るという問題がある。
データがクライアント端末に送信され、クライアント端末が受信したテキストデータを基
に電子帳票を生成している。この電子帳票は、テキストデータのテキストファイルと、そ
のテキストデータをどの位置に配置するのかといった位置ファイルと、帳票におけるフォ
ーム(罫線や図)などの位置を定めるフォームファイルといった複数のファイルを用いて
構成されている。
選択された検索対象領域から、位置ファイルを参照し、その検索対象領域にあるテキスト
データからテキストファイルを取得し、取得したテキストファイルから検索するといった
処理を行わなければならない。そのため、検索機能を有するアプリケーション(例えば、
Microsoft社製の「MSOffice」)とは異なり、検索に時間がかかるとい
う問題がある。
対象領域を設定し、検索を実行しなければならず、検索に手間がかかってしまう。そこで
、管理者がよく検索する検索対象領域を予め設定しておき、検索するユーザがこの検索対
象領域を利用して検索するようにしてもよいが、検索するユーザが、管理者が意図しない
帳票から検索をかけようとした場合には、この管理者が設定した検索対象領域を用いるこ
とができず、検索するユーザが帳票上で検索対象領域を設定しなければならない。
には、帳票の項目が異なっていることが多く、例えば、顧客名でも帳票のオーバレイ上で
は、「氏名」、「顧客氏名」、「顧客名」等の様々な名称が見出し名となっている。この
場合、管理者が検索対象領域を設定する時期も異なるため、本来、検索対象領域は1つの
グループで管理され、検索する際にはこのグループに対して同じ検索が行われなければな
らないにも関わらず、検索対象領域を設定する時期の違いや見出し名が異なることにより
、管理者が検索対象領域を以前設定した検索対象領域とは別領域として設定してしまうと
いう問題がある。例えば、同じ種別の内容が記載される項目にも関わらず、「コウザバン
ゴウ」、「バンゴウ」、「No」といったように名称が異なる場合がある。その結果、設
定された領域は別領域として管理され、複数の帳票を検索するときには、それぞれの帳票
毎に、または設定されている検索対象領域毎に、それぞれ検索条件を設定しなければなら
ず、煩雑な作業が発生してしまう。
なければならず、検索する際の負荷が高い。
易くすることができる。
以下、単に「帳票」と称す)のデータ(以下、「帳票データ」または「帳票ファイル」と
称す)を記憶、管理し、ネットワーク103を介してクライアントPC101,102に
対して、帳票ファイルの閲覧や検索等のサービスを提供する。
報処理装置である。クライアントPC101,102は、ネットワーク103を介して帳
票サーバ100に通信可能に構成され、帳票サーバ100に対して帳票ファイルの検索要
求や検索結果の閲覧等が可能である。
インターネット等で構成される。なお、ネットワーク103に接続される各種装置につい
ては、図示例に限らず、用途や目的に応じて様々な装置が接続されていてもよい。
ある。
デバイスを統括的に制御するとともに、各種プログラムを実行することで様々な機能を実
現する。RAM202は、CPU201の主メモリであり、ワークエリア、一時退避領域
等として機能する。ROM203或いは外部メモリ211には、CPU201の制御プロ
グラムであるオペレーティングシステム(OS)や、帳票サーバ100において様々な機
能を実現するためのプログラム212が記憶されている。CPU201は、これらのプロ
グラムを必要に応じてRAM202にロードして実行する。プログラム212の実行時に
用いられる帳票ファイル213およびインデックスファイル214は、外部メモリ211
に格納されている。これらについての詳細な説明は後述する。DB(データベース)21
5には、図24に示すインデックス領域管理情報マスタ2400や図23に示すグループ
インデックス情報マスタ2300が記憶されている。これらについては後述する。
からの操作入力を制御する。表示コントローラ206は、表示部210の表示を制御する
。表示部210は、例えば、CRTや液晶ディスプレイ等で構成される。
ン、ユーザファイル、編集ファイルを記憶する外部メモリ211へのアクセスを制御する
。加えて、サーバ或いは各クライアントPCの各種機能を実現するための各種テーブル、
パラメータが記憶されている。外部メモリ211は、ハードディスク(HD)やフレキシ
ブルディスク(FD)、磁気テープドライブ等で構成される。
トPC等の外部機器との通信を制御する。
有するので、その説明は省略する。なお、インデックスファイル214、DB215につ
いては保持されていない。帳票ファイル213については、クライアントPCが、表示す
るために必要な部分のみを帳票サーバ100から受信するので、クライアントPC101
,102が予め保持することない。クライアントPC101,102は、帳票ファイル2
13を表示するためのクライアントモジュールを保持し、帳票サーバ100内のプログラ
ム212とは異なるプログラムを保持する。また、クライアントPC101,102では
、帳票ファイル213の表示若しくは任意の帳票ファイル213に対する検索条件の指定
等が可能である。
制御部3402と、検索部3403と、通信制御部3404とを有する。
う。また、帳票データ記憶制御部3401は、クライアントPC101,102からの要
求に応じて、帳票ファイル213の読み出しを行い、通信制御部3404を介してクライ
アントPC101,102へ送信する。通信制御部3404は、ネットワーク103上の
クライアントPC101,102との通信を制御し、帳票ファイル213の送信以外に各
種データの送受信のための制御を行う。
ンデックスファイル214の読み出し、書き込みの制御を行う。また、領域情報記憶制御
部3402は、クライアントPC101,102からインデックスファイル214の作成
指示がなされると、インデックス領域管理情報とインデックスファイル214を作成する
。そして、作成したインデックス領域管理情報を外部メモリ211(またはDB215)
に、作成したインデックスファイル214を外部メモリ211にそれぞれ記憶させる。
を用いた帳票検索の指示があった場合、当該指示に従って検索を実行する。具体的には、
検索部3403は、クライアントPC101,102から検索条件を取得し、この取得し
た検索条件の対象領域設定欄1301に従って領域情報記憶制御部3402が読み出した
インデックスファイル214から、取得した検索条件(種別、条件、比較)に一致する文
字列の検索を行う。検索条件は、図17に示す対象領域設定欄(インデックス名、グルー
プインデックス名、仮想インデックス名)1301、種別設定欄1302、条件設定欄1
303、比較設定欄1304で設定されたものである。検索された結果は、通信制御部3
404により、検索の指示を出したクライアントPCへ送信される。
いる。帳票制御プログラムが実行されることで、帳票データ記憶制御部3401、領域情
報記憶制御部3402、検索部3403、および通信制御部3404の各機能が実現され
る。
る。なお、クライアントPC101と102は同一の構成であることから、以下の説明で
はクライアントPC101について説明する。
情報取得部3407と、領域分類部3408と、検索制御部3409とを備える。通信制
御部3405は、ネットワーク103を介して帳票サーバ100との通信を制御する。ま
た、通信制御部3405は、帳票サーバ100から帳票ファイル213を受信して表示制
御部3406へ渡す。
述する画面表示の制御を行う。表示制御部3406は、例えば、図14に示す複数帳票検
索画面500上で帳票ファイルを指定可能にすべく表示を制御する。
3のインデックス領域管理情報を、通信制御部3405により帳票サーバ100内のイン
デックス領域管理情報マスタ2400から取得する。領域識別情報取得部3407は、通
信制御部3405を介して帳票サーバ100から取得したインデックス領域管理情報から
インデックス名を取得する。
により、複数帳票検索画面500で指定された帳票ファイル213のうち複数の帳票ファ
イル213に設定されたインデックス領域の名称と、複数帳票検索画面500で指定され
た帳票ファイル213のうち1つの帳票ファイル213にしか設定されていないインデッ
クス領域の名称とに分類される。分類されたインデックス名は、図17に示すように、表
示制御部3406により対象領域設定欄1301にインデックスリスト1305として表
示される。
件(種別、条件、比較)が入力され、検索実行がなされると、検索制御部3409は、検
索条件情報を生成し、通信制御部3405を介して帳票サーバ100へ検索の実行指示を
行う。検索条件情報とは、図17に示す検索条件表示欄502の対象領域設定欄1301
、種別設定欄1302、条件設定欄1303、比較設定欄1304で設定または入力され
た情報である。
る。例えば、Active−Xが帳票サーバ100からクライアントPCにダウンロード
され、実行される。
ーバ100からクライアントPCにダウンロードされ、クライアントPC上のブラウザに
より帳票ファイル213が表示される。また、インデックスを用いた検索を行うための各
種表示制御をActive−Xを用いて制御するように構成しているが、これに限定され
ない。例えば、ブラウザを用いることなく、クライアントサーバ型のシステムで構成して
もよい。この場合、クライアントPC側に、帳票ファイル213を表示、検索することが
できる独自のプログラムを予めインストールさせて実現させることも可能である。また、
検索部3403をクライントPC側に機能を持たせることも可能である。
れている。帳票表示制御プログラムが実行されることで、通信制御部3405、表示制御
部3406、領域識別情報取得部3407、領域分類部3408、および検索制御部34
09の各機能が実現される。この帳票表示制御プログラムは、クライアントPC101内
の外部メモリに記憶されたブラウザ(インターネット閲覧プログラム)で制御可能なプロ
グラム(HTMLを含む)であっても、独自に組まれたプログラムであってもよい。
3301と、帳票に含まれる文字に関する帳票テキストデータ3302と、帳票における
行ピッチや文字のフォントなどを定める帳票レイアウト定義情報3303と、帳票におい
て帳票テキストデータの配置を定める帳票テキスト配置情報3304とで構成されている
。
図示の4つの情報ファイルから表示用の帳票データを生成し、その帳票データをダウンロ
ードした後にハードディスクに一時保存し、ワークメモリに読み込んだ後にディスプレイ
に帳票として表示する。なお、例えば、クライアントサーバ型のシステムである場合には
、4つの情報ファイルを帳票サーバ100からダウンロードし、クライアントPC101
で表示用の帳票データを生成して、ディスプレイに帳票として表示するように構成しても
よい。帳票レイアウト定義情報3303には、帳票レイアウトに関する情報が含まれてお
り、この情報から帳票の各行の高さが定義される。
複数のページを含有している。帳票サーバ100は、複数の帳票ファイル213のうちの
同じ種類のものをグループ化して管理しており、それぞれの帳票ファイル213はそのグ
ループの中の世代と呼ばれる。例えば、営業日報のように、日時が異なる同じ種類の帳票
が世代として管理される。
ル302とで構成されている。これら2つのファイルが帳票上の1つの領域のデータを持
っている。インデックスファイル214は、帳票ファイル213からユーザが指定した領
域に関するデータと当該データの位置(座標)とを抜き出して蓄えられたファイルであり
、帳票ファイル213の検索処理専用のファイルである。なお、インデックスファイル2
14と帳票ファイル213は後述する図7を用いて関連付けされている。
領域管理情報における矩形座標欄に指定される領域)の中から抜き出された文字列がキー
文字列301aとして保存されている。また、キーファイル301には、開始レコード位
置301bと終了レコード位置301cが保存されている。レコード位置とは、キーファ
イル301とリンクしている位置ファイル302のレコード番号を示している。
標)と終了位置(座標)がレコードとして保存されている。データは、キー文字列の昇順
にソートされている。
ータが昇順にソートされ、キーファイル301のキー文字列301aに格納されている。
また、開始レコード位置301b、終了レコード位置301cに格納されているレコード
番号により、位置ファイルの対応するレコード位置に保存されている位置情報に日付デー
タが存在していることがわかる。例えば、検索処理によって「20000105」(20
00年1月5日)と一致するデータを検索する場合、キーファイル301のキー文字列3
01aを走査し、データの存在を確認することができる。そして、当該レコードに格納さ
れている開始レコード位置301b、終了レコード位置301cより、位置ファイルの対
応するレコード番号3の位置情報により、帳票の1ページ目の座標120から130の範
囲に、また、レコード番号4の位置情報により、帳票の2ページ目の座標50から60の
範囲に「20000105」が存在すると判定できる。
0の範囲、65から75の範囲、80から90の範囲の3つに存在することになる。
イルから生成された表示用の帳票データをクライアントPCのディスプレイ上で、例えば
、管理者により領域(図22(a)に示す画面上で指定された検索対象領域)を設定させ
る。この管理者により設定された領域の位置情報を帳票サーバ100へ送信することで、
帳票ファイル213に含まれる帳票テキスト配置情報3304や帳票テキストデータ33
02、帳票レイアウト定義情報3303を利用して、設定された領域内にある文字列を抽
出する。具体的には、クライアントPC101は、帳票テキスト配置情報3304から帳
票テキストデータ3302が帳票イメージ上のどの座標位置に配置されているのかを取得
し、テキストデータの配置座標とインデックス領域の位置情報の相対関係を基に、位置情
報で特定される行およびその行の有効範囲に含まれる文字列を抽出する。この抽出された
文字列と、その文字列が電子帳票上でどの位置にあるかという座標位置から、図6に示す
キーファイル301と位置ファイル302が生成される。このキーファイル301とイン
デックスの位置ファイル302がインデックスファイル214となる。
13にインデックス領域管理情報の設定をする必要がある。設定されたインデックス領域
管理情報に基づいて、インデックスファイル214が作成される。インデックスファイル
214が作成されるタイミングは、インデックス領域管理情報が設定された帳票ファイル
に新たな世代の帳票ファイルが登録されるタイミングである。また、インデックスファイ
ル214が存在しない帳票ファイル213に対して、インデックス検索を行うようにする
ことが必要になった場合には、この帳票ファイルに管理者の操作に応じてインデックス領
域が設定され、この設定されたインデックス領域のインデックス領域管理情報が登録(記
憶)されたタイミングでインデックスファイル214を作成することも可能である。
矩形座標を用いて、登録された新たな世代の帳票のインデックスファイル214が生成さ
れる。インデックスファイル214が作成されると、他の世代の帳票のインデックス領域
管理情報が外部メモリ211(DB215でも可)に複製され、複製されたインデックス
領域管理情報の世代IDが新たな世代として登録された帳票の世代IDに書き換えられる
。
クス領域管理情報の生成は、上述の方法に限ることはない。例えば、新たな世代の帳票が
登録されると、他の世代で記憶されているインデックス領域管理情報が外部メモリ211
(DB215でも可)に複製され、複製されたインデックス領域管理情報の世代IDが、
今回新たな世代として登録された帳票の世代IDに書き換えられる。その書き換えられた
インデックス領域管理情報に従って、インデックスファイル214が作成される。
ための領域(インデックス領域)を指定し、そのインデックス領域に対する設定を行う流
れを図22(a)、図22(b)を参照して説明する。
ている帳票ファイル213を図22(a)に示すようにクライアントPC上に表示させ、
表示された帳票ファイル213上にインデックス領域を指定することで作成される。管理
者は、マウスやキーボードなどの入力部209を用いて、表示された帳票ファイル213
上の文字列等が配置されるインデックス領域を指定する。インデックス領域が指定される
と、図22(b)に示すインデックス矩形(インデックス領域)情報(インデックス領域
管理情報)の設定ダイアログ1002が表示される。インデックス領域管理情報は、図7
に示すように、インデックスファイル214を管理するための情報であって、インデック
スファイル214と共に作成され、例えば、インデックスID等によりインデックスファ
イル214と紐付けがなされている。
文字、日付の3種類の種別(種別情報)1004が選択可能である。日付が選択された場
合は、日付表現形式1005も指定することができる。インデックス名入力領域1003
に入力される名称は、管理者がインデックス領域を指定した後、当該領域に任意に与える
名称である。なお、複数の帳票ファイル213をグループ化した際につけたグループイン
デックスの名称もインデックス名として保持される。
て、設定ダイアログ1002に対して、インデックス名として「取扱日付」という任意の
文字列(文字列情報)がインデックス名入力領域1003に入力され、種別として「日付
」がチェックボックス1004に設定されている。また、種別が日付であるので、日付表
示形式として「YY/MM/DD」がドロップダウンリストにより設定されている。
域管理情報が外部メモリ211等に保存される。
世代毎に付与される識別用のIDである。本実施の形態では、同一種類の帳票で内容が異
なるものを世代として管理することが可能である。例えば、1月の月報と2月の月報を別
世代(別の世代IDで管理)で管理し、帳票は同一帳票(同じ帳票IDで管理)でする。
なお、本実施の形態では、世代IDが異なっている帳票であっても、同一の帳票IDであ
れば、全ての世代の帳票にインデックス領域管理情報を記憶しているため、図26で世代
IDは不図示である。
インデックスIDはインデックスファイル214を生成する際に帳票サーバ100で付与
される。インデックス名は、管理者により任意に指定される名称である。矩形座標(検索
位置)には、座標情報(X座標、y座標、)・高さ・幅が記憶される。矩形種別(属性情
報)には、矩形の種別が記憶される。本実施形態においては、「文字」、「数値」、「日
付」の3種類である。日付表現形式は、yy|mm|dd|yymm|mmdd|yym
mdd|mmddyyのいずれかの形式をとる。
15に登録される。
トである。
る場合、まずクライアントPC101と帳票サーバ100との間でインデックス情報(検
索情報)の取得処理が行われる(ステップS101)。インデックス情報は、帳票検索に
必要な情報であって、帳票サーバ100内のDB215で保存管理されている図24に示
すインデックス領域管理情報マスタ2400から、クライアントPC上で選択された帳票
に応じて取得される情報である。インデックス情報取得処理の詳細については後述する。
象領域設定欄1301が押下されると、インデックス領域表示処理により図17に示すよ
うにインデックスリスト1305(領域一覧)が表示される(ステップS103)。イン
デックス領域表示処理により、検索対象となる複数種類の帳票に対応するインデックスリ
スト1305がプルダウン表示され、選択されたインデックスに基づき検索処理を実施す
ることが可能となる。インデックス領域表示処理の詳細については後述する。
択された後、ユーザによりマウスの右ボタンがクリックされた場合、図19に示すメニュ
ー画面が表示され、ステップS105メニュー選択処理に遷移する。またマウスの左ボタ
ンをクリックした場合、ステップS108に進む。
)を選択した場合、ステップS106で新規グループインデックスの追加処理を行う。例
えばインデックス名の「バンゴウ」と「No」と「コウザバンゴウ」が同じ内容で、同一
インデックスとして複数検索処理を実施したい場合、ステップS106の新規グループイ
ンデックスの処理となる。またインデックスが存在しない帳票を検索対象として追加する
場合は、ステップS107の検索対象帳票の追加処理(仮想インデックス作成処理)を行
う。例えば口座番号に対応するインデックスは存在しないが、複数帳票検索として、帳票
内の口座番号のエリアを検索する場合、この処理を実行する。
、ステップS107の検索対象帳票の追加処理(仮想インデックス作成処理)を行う。こ
の処理はステップS105のメニュー選択(図19のメニュー画面1900)より遷移さ
れる。
8が押下された場合には、クライアントPC101と帳票サーバ100との間で検索実行
処理を行う(ステップS109)。なお、ステップS109の検索実行処理については、
ステップS103以降で、検索条件がセットされた後に行う必要があるが、内部処理で制
御するのではなく、ユーザ操作により実行するものとする。
条件は、検索条件指定欄504における対象領域設定欄1301を選択することにより、
検索対象のインデックスを選択すると、インデックス名に対応する検索種別が表示される
。
て存在する。条件設定欄1303には、実際に検索する値を入力する。入力はセルに直接
入力をしても、一度ダイアログが表示され、ダイアログから入力してもいいものとする。
リスト1306に表示される条件は、検索種別が文字・数値によりことなり、文字の場合
“含む”“を含まない”“で始まる”“で終わる”“と一致する”“と一致しない”とい
う比較条件が表示される。数値の場合、“と等しい”・”以上”・“以下”・“より大き
い”・“より小さい”・“と異なる”という比較条件が表示され、日付の場合、“と同じ
日付”・“以降の日付”・“以前の日付”・“より後の日付”・“より前の日付”・“と
異なる日付”という比較条件が表示される。
プS102で検索実行ボタン押下)、クライアントPC101は、ステップS109の検
索実行処理を行う。例として、図26に示す仮想インデックス付加後にインデックス情報
バッファ(インデックス情報を記憶するために確保されたRAM上の領域)に格納された
情報2600より“口座番号”を今回の検索の対象となるインデックスとする。この場合
、仮想インデックス付加後にインデックス情報バッファに格納された情報より今回の検索
の対象となるインデックスのインデックス情報を取得する。例えば、口座番号の場合、取
得されたインデックス情報は、図27に示す検索対象領域選択後の情報2700となる。
ーチャートである。
00を表示部に表示する。画面表示には、例えば、クライアントPC101が備えるブラ
ウザを用いて行われるが、これに限定されるものではない。
備える。選択帳票リスト表示欄501には、帳票ID表示欄505、帳票名表示欄506
、ディレクトリ表示欄507が配置されている。検索条件表示欄502には、検索条件指
定欄504として、対象領域設定欄1301、種別設定欄1302、条件設定欄1303
、および比較設定欄1304が配置されている。
帳票選択画面600が表示される。帳票選択画面600上のID欄601には、ディレク
トリID、帳票IDが表示される。名称欄602には、ディレクトリ名、帳票名が表示さ
れる。
の脇のアイコンにより行う。帳票用のアイコン604は、ディレクトリ用のアイコン60
3とは異なるデザインである。
複数帳票検索画面500上の帳票ID表示欄505に表示される。帳票名表示欄506に
は、帳票用のアイコン604の名称606が表示される。複数帳票検索画面500上のデ
ィレクトリ表示欄507には、名称表示欄605に表示されている名称を用いてディレク
トリが表示される。
帳票が選択されると、図16のように帳票が追加され、一覧表示される。
に示すように、選択帳票リスト表示欄501に追加した帳票データが表示される。帳票選
択画面600で帳票データが選択され、選択帳票リスト表示欄501に帳票データが追加
されるたびに、追加された帳票データに対応する帳票IDがクライアントPC101から
帳票サーバ100に送信される。帳票サーバ100は、受信した帳票IDに対応するイン
デックス領域管理情報をDB215(内のインデックス領域管理情報マスタ2400)か
ら取得して、クライアントPC101へ送信する。このように、帳票データが選択された
後に、検索条件指定欄504の「対象領域」が押下されると、受信したインデックス領域
管理情報のインデックス名を取得して、図17に示すようにインデックス名をリスト表示
させる。
選択画面600の表示指示の送信(帳票選択画面600を表示するための表示情報の取得
要求)を行う。
表示指示を受信する。
ル213に基づいて、DB215から帳票一覧情報を取得する。
報からクライアントPC101で表示するための表示情報を生成する。
プS205で生成した表示情報の送信を行う。
表示情報の受信を行う。
情報を元に、例えば、ブラウザで帳票選択画面600を表示する。帳票選択画面600で
は、帳票データが階層構造で表示される。
索を実施する対象の帳票を選択すると(ステップS209)、選択された帳票が、クライ
アントPC101内のRAM上に設定された選択帳票バッファに図28に示す情報280
0として格納される。
ステップS209で選択された検索対象帳票の情報(例えば、帳票ID)を送信する。
検索対象帳票情報(帳票ID)を受信する。
検索対象帳票情報(帳票ID)と、DB215内のインデックス領域管理情報マスタ24
00より、検索対象帳票(帳票ID)に該当するインデックス情報を取得する(領域情報
取得)。また、取得したインデックス情報のインデックスIDと図23に示すグループイ
ンデックス情報マスタ2300とを比較して、一致するインデックスIDを持つレコード
がグループインデックス情報マスタ2300にあったら、そのレコードのグループIDを
取得する。取得したグループIDを持つレコードのグループインデックス情報(グループ
ID、グループインデックス名、インデックスID、インデックス名)を取得する。グル
ープインデックス情報は、インデックス領域をグループ化させた際に帳票サーバ100で
保持される情報であり、グループ化したインデックス領域のインデックス情報が記憶され
る。
ップS212で取得したインデックス情報とグループインデックス情報を送信する。
インデックス情報とグループインデックス情報を受信(領域情報取得)し、RAM上に設
定されたインデックス情報バッファに図25に示す情報2500として格納する。
された情報2500に基づいて、帳票選択画面600を表示する。その後、ユーザの操作
により再度帳票選択が可能になる。対象帳票を追加する場合(ステップS215でNO)
、ステップS209に戻る一方、帳票選択が終了した場合、クライアントPC101は、
帳票選択画面600から複数帳票検索画面500に表示を切り替えて、リターンする。
ローチャートである。
、RAM上のインデックス情報バッファに格納されている情報2500からインデックス
情報の読み込みを1レコードずつ行う。
ンデックス情報の存在確認を行い、バッファ内のインデックス情報がなくなった場合、本
処理を終了する。一方、そうでない場合は、ステップS303へ進む。
ップS301で読み込んだインデックス情報)にグループIDが存在するか否かの判断を
行い、グループIDが存在しない場合、ステップS307以降の処理を行う一方、グルー
プIDが存在している場合、ステップS304以降の処理を行う。
が存在していると判断され、その存在するグループIDが既に表示処理用の検索対象リス
ト(インデックスリスト1305)にセットされているか判断を行い、既に処理されてい
るグループID場合、特に処理を実行しないため、ステップS301に移り、インデック
ス情報バッファ内の次のインデックス情報の読み込みを行う。一方、まだ処理されていな
いグループIDの場合、ステップS305に移行する。
ス情報を参照し、グループIDに対応するグループインデックス名を取得する。
ープインデックス名を検索対象リスト(インデックスリスト)にセットする。セットは、
図29に示す表示用インデックスリスト情報2900に対して行われる。また、グループ
インデックスは共通インデックスとしての判断が行われるので、表示用インデックスリス
ト情報2900における共通インデックスフラグ(FLG)がONされる。共通インデッ
クスとは、複数帳票に存在するインデックスを示す。
理済のインデックス名か否かの判断を行い、まだ未処理のインデックス名の場合、ステッ
プS308へ移行する一方、既に処理済のインデックスの場合、ステップS309へ移行
する。
へセットする。この処理はグループインデックスでない通常インデックスのリストへのセ
ットの処理となる。
ス情報バッファに格納されている表示用インデックスリスト情報2900の共通インデッ
クスフラグ(FLG)をONにし、このインデックスが共通インデックスであることの判
断を行うものとする。2つ以上の帳票で共通のインデックス名をもつ場合に、フラグをO
Nとしたが、選択されている帳票全てに同じインデックス名を持つ場合にフラグをONと
するように構成してもよい。
は、インデックスリストの表示を実施する(ステップS310)。表示には、表示用イン
デックスリスト情報2900が使用される。表示用インデックスリスト情報2900は、
図18(b)でグループインデックスを作成している場合、インデクスリスト1202で
ある。共通インデックスのフラグがONの場合、通常に表示させるが(例えば、図18(
a)に示す901)、共通インデックスで無い場合、表示文字をグレーにさせる(例えば
、図18(a)に示す902)等、リスト上で共通インデックスと区別をつける。区別は
、表示文字列の色の変化以外に、フォントの種別により区別でも対応等、区別であればな
んでもいいものとする。これにより、ユーザはインデックスを確認せずに、共通のインデ
ックスか否かの識別を可能とし、ユーザ処理を軽減させるものとする。
示すフローチャートである。
、グルーピングしたい複数のインデックス名の選択を行う(複数領域選択)。選択された
後、マウスの右ボタンがクリックされることにより、クライアントPC101は、図19
に示すメニュー画面を表示部に表示する。
ス画面の表示を行う。
するインデックス名(例えば、「バンゴウ」、「No.」、「コウザバンゴウ」)の入力
を行い、OKボタンをクリックすると、クライアントPC101は、帳票サーバ100に
対して、グループインデックス情報(少なくとも、グループ化するインデックス名のイン
デックスIDとグループ化した際のグループインデックス名)を送信する。図示例では、
グループインデックス名として「口座番号」が入力されている。
ンデックス情報を受信し、DB215に新規グループ情報として登録する。このとき、帳
票サーバ100は、グループIDなど登録に必要な情報を生成するか、或いは図24に示
すインデックス領域管理情報マスタ2400を参照して、登録に必要な情報を取得する。
登録した際のグループインデックス情報を図23に示す。なお、図20に示すグループイ
ンデックス画面の“共通インデックスに設定”のチェックボックスにチェックされていた
場合、帳票サーバ100は、DB215(内の図23に示すグループインデックス情報)
に新規グループ情報の登録を行う。一方、“共通インデックスに設定”のチェックボック
スにチェックされていなかった場合、DB215に登録を行うことなく、ローカルエリア
内のみ実施する。
り入力されたインデックス名をインデックスリストから削除し、ステップS403で新規
に作成されたグループインデックス名をインデックスリストに追加する。例えば、図18
(b)に示すように、表示されたインデックスリスト1201がインデックスリスト12
02に切り替わる。インデックスリスト1202では、インデックスリスト1201上の
「コウザバンゴウ」、「バンゴウ」、「No.」が削除され、グループインデックス名「
口座番号」がインデックス名として追加されている。新規グループ領域追加の処理を実施
した場合は、図18(b)に示すように、インデックスリスト1201からインデックス
リスト1202に表示が切り替わる。なお、表示の切り替えは、ステップS103の処理
を再度実行されることによりなされる。
るために、表示用インデックスリスト情報2900からインデックス名を取得して表示処
理を実施する。
「No.」が、1つのグループインデックス名「口座番号」として扱うことが可能となる
。この結果、既存のインデックス情報を変更することなく、複数のインデックス情報を1
つのインデックス情報として取り扱うことができる。また、新たなインデックス情報の設
定を行うことなく、既存のインデックス情報を流用することが可能となり、ユーザの負担
を減らすことを可能となる。
)処理の詳細を示すフローチャートである。
に示すインデックス使用帳票の追加・削除画面2100を表示部に表示する。インデック
ス使用帳票の追加・削除画面2100は、図17に示す対象領域設定欄1301のインデ
ックスリスト1305から検索対象となるインデックス名が選択され、マウスの右ボタン
クリック操作により図19に示すメニュー画面1900が表示された後、インデックス使
用帳票の追加・削除欄1002が選択されると表示される。インデックス使用帳票の追加
・削除画面2100を表示する際、クライアントPC101は、ユーザにより選択された
インデックス名に対応する図25に示す情報2500をインデックス情報バッファから読
み取り、選択されたインデックス名が存在する帳票IDを取得する。そして、インデック
ス名が存在する帳票IDが使用帳票表示欄1401に表示される。一方、インデックス名
が存在しない帳票IDについては、未使用帳票表示欄1402に表示される。
ことでインデックスがどの帳票に存在するかを確認できるように構成したが、インデック
スリスト1305上でインデックスが存在する帳票数を表示させ、ユーザにとって、イン
デックスの変更をしやすくするように構成してもよい。この場合、インデックスごとにい
くつの帳票に使われているかをカウントし、このカウントされた数を表示用インデックス
リスト情報2900に保持することで実現可能である。この保持された数を対象領域設定
欄1301に表示されたインデックスリスト1305の各インデックス名の横に表示させ
る(例えば、「口座番号(4)」)。
1402で帳票の選択が行われ、矢印ボタン1403が押下されることにより、クライア
ントPC101は、検索対象帳票の追加・削除を行う。図21(a)に示すインデックス
使用帳票の追加・削除画面2100では、次へボタン1404がグレイアウトされ、選択
不可の状態であるが、矢印ボタン1403が押下されて検索対象帳票の追加・削除が発生
した場合、図21(b)に示すように、次へボタン1404が使用可能となる。次へボタ
ン1404がクリックされることにより検索対象の追加処理が行われる。
クス領域指定画面(検索対象領域を指定するための画面)を表示部に表示する。仮想イン
デックス領域指定画面には、追加された帳票のイメージが表示される。具体的には、図2
1(a)に示すインデックス使用帳票の追加・削除画面2100が表示され、未使用帳票
表示欄1402に表示されている帳票ID(図示例では、「ジュウタクローンヒョウ」)
が、左向きの矢印ボタン1403が押下されることで、使用帳票表示欄1401に追加さ
れる。このように、未使用帳票表示欄1402に表示された帳票IDが使用帳票表示欄1
401に追加された場合、次へボタン1404が押下されると、使用帳票表示欄1401
に追加された帳票ID(図示例では、「ジュウタクローンヒョウ」)をクライアントPC
101から帳票サーバ100に送信する。帳票サーバ100は、受信した帳票IDに従っ
て、帳票ファイル213を検索する。検索された結果、取得された帳票は、帳票サーバ1
00からクライアントPC101へ送信され、クライアントPC101の表示部に表示さ
れる。
域指定画面上の検索対象領域の指定を受け付ける(指定領域設定)。検索対象領域の指定
は、マウスをドラックした状態で範囲指定することにより検索対象領域が指定され、ドロ
ップすることにより範囲の指定が完了する。この指定された検索対象領域を仮想インデッ
クスとする。なお、仮想インデックスとは、インデックスファイル214を用いずに検索
対象領域の座標から図5の帳票ファイル213を参照して検索する領域であり、一時的に
設定される領域である。
対象領域を元に、検索対象領域の位置情報等を取得する。例えば、図22(a)の画面で
1001の領域と同じように、口座番号の領域が検索対象領域として指定されると、検索
対象領域を決定して、不図示の適応ボタンが押下されることにより、クライアントPC1
01内のRAM上のインデックス情報バッファに図26に示す情報2600が格納される
。情報2600には、検索フラグ項目が存在し、G=グループインデックス、N=通常イ
ンデックス(インデックスファイル214を用いた検索するためのフラグ)、I=仮想イ
ンデックス(インデックスファイル214を用いずに検索対象領域の座標から図5の帳票
ファイル213を参照して検索するためのフラグ)とフラグによりインデックスの内容を
判別させる。また、本処理によりインデックス情報バッファに格納する情報は、検索フラ
グ以外にインデックス名、帳票ID、検索位置である。インデックス名は他の帳票で使用
されているインデックス名(例えば、「口座番号」)を、帳票IDは現在表示している帳
票の帳票IDを、検索位置は指定された検索対象領域(仮想インデックス領域)の位置情
報(例えば、座標)を、検索種別は他の帳票で使用されている種別(例えば、「文字」)
を使用してインデックス情報バッファに格納される(指定領域設定)。
クス領域を作成し、複数帳票データの検索を可能にするので、ユーザにとって利便性が向
上する。なお、作成された仮想インデックス領域(その領域の情報含む)については、検
索が終了した後、ユーザがログアウトすると削除されるように構成されている。これによ
り、ユーザがログインしている間は、作成された仮想インデックス領域が残っているので
、際に、ユーザが再度仮想インデックス領域を設定することなく仮想インデックス領域が
設定された帳票データを検索することでき、検索作業の効率があがる。
である。
ータの帳票IDを、選択帳票情報バッファに格納された図28に示す情報2800から読
み込む。
ータの帳票IDに対する処理が全て終了したか否かを判定する。例えば、図28に示す情
報2800の帳票IDごとに、ステップS603以降の処理を行ったか否かを判定する。
選択された帳票IDに対する処理が全て終了した場合、検索は完了したものとしてリター
ンする。
ファから、検索対象として選択された帳票データの帳票IDに対応するインデックス情報
を取得する。
ータの帳票IDに対応するインデックス情報が取得できたか否かの判定を行う。具体的に
は、クライアントPC101のCPUは、図28に示す情報2800の帳票IDごとに、
図27に示す検索対象領域選択後の情報2700に同じ帳票IDが存在するかを判定する
。ステップS604の判定の結果、インデックス情報が存在しない場合、ステップS60
5へ進む一方、インデックス情報が存在する場合、ステップS606へ進む。
ータのインデックス情報が存在しない旨のメッセージを検索結果として表示部210に表
示し、次の帳票の検索を実施するため、ステップS601の処理に戻る。
ータのインデックス情報の種類の判定を行う。種類の判定は、検索対象領域選択後の情報
2700の検索フラグを用いて判断する。インデックス情報の種類が通常インデックス(
検索フラグN)の場合、ステップS607の処理に移る。インデックス情報の種類がグル
ープインデックス(検索フラグがG)の場合、ステップS608の処理に移る。インデッ
クス情報の種類が新たに追加された検索対象(仮想インデックス、つまり検索フラグがI
)の場合、ステップS609の処理に移る。例えば、図27に示す検索対象領域選択後の
情報2700の場合、インデックスIDがIDX0001,0006,0008の帳票デ
ータに対してステップS608の処理が実施され、帳票IDが「ジュウタクローンヒョウ
」の帳票データに対してステップS609の処理が実施される。
件にセットする。セットする内容は、インデックスID、帳票IDである。また、図8の
ステップS108で設定された検索条件(検索種別、検索値、比較情報)も検索条件にセ
ットされる(検索条件入力)。
ファより、インデックスIDおよび帳票IDを検索条件にセットする。なお、グループI
Dは表示用のため、検索条件にはセットされない。ステップS108で設定された検索条
件(検索種別、検索値、比較情報)も検索条件にセットされる(検索条件入力)。
件にセットせず、図8のステップS107で得られた図27に示す検索対象領域選択後の
情報2700の検索位置と帳票IDを検索条件にセットする(検索条件入力)。また、図
8のステップS108で設定された検索条件(検索種別、検索値、比較情報)も検索条件
にセットされる(検索条件入力)。
S608またはステップS609でセットされた検索条件を帳票サーバ100に送信する
(検索指示)。
検索条件の受信を行う。次に、ステップS612では、帳票サーバ100は、受信した検
索条件を元に検索処理を実行する。ステップS612では、検索条件が通常のインデック
ス情報またはグループインデックス情報である場合と、仮想インデックスである場合とで
は、実行される検索処理の内容が異なる。通常のインデックス情報およびグループインデ
ックス情報である場合は、受信した検索条件内のインデックスIDに基づいて、対応する
インデックスファイル214を取得し、このインデックスファイル内を検索種別、検索値
、比較情報で検索を行う。
した検索条件の帳票IDに従って、帳票ファイル213より対応する帳票ファイルを取得
する。帳票サーバ100は、取得した帳票ファイルの帳票テキスト配置情報3304から
帳票テキストデータ3302が帳票イメージ上のどの座標位置に配置されているのかを示
す情報を取得し、この帳票テキストデータ3302の配置座標と受信した検索条件の位置
情報の相対関係を基に、位置情報で特定される行およびその行の有効範囲に含まれる文字
列を抽出する。これにより、インデックス情報が設定されていない帳票に対してもインデ
ックス情報がある帳票と同じように検索が行える。つまり、インデックス情報のない帳票
についてもユーザにとってはインデックス情報があるかのように検索ができるので、従来
はインデックス情報がなければ管理者に作成依頼を行うか或いはインデックス情報がない
帳票については同時に検索できないという問題を生じさせることなく、検索が可能となる
。
の検索結果一覧をクライアントPC101に送信する。
検索結果一覧を受信する。
検索結果一覧の表示を行う。また、検索結果一覧で例えば3101をマウスで指定(例え
ばダブルクリック)すると、検索条件に一致した帳票のページをクライアントPC101
のディスプレイに表示させ、その表示したページで検索条件に一致した箇所のレコードを
他のレコードと識別可能に表示させる(例えば、ハイライト表示等)。クライアントPC
101は、検索結果一覧を表示した後、次の帳票の検索を実施するため、ステップS60
1の処理に移る。
数帳票の検索を可能とする。
索をし易くする。
した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、
記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW
、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プロ
グラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
れる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された
機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ま
れる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユ
ニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現する場合も含まれる。この場
合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、またはインターネッ
ト、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他
のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
101,102 クライアントPC
103 ネットワーク
201 CPU
202 RAM
211 外部メモリ
212 プログラム
213 帳票ファイル
214 インデックスファイル
215 DB
Claims (9)
- 複数の帳票データと、前記帳票データを検索するために設定される前記帳票データ上の検索範囲を示す検索領域と当該検索領域の名称を示す領域名とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶手段と、
前記領域名の選択を受け付ける領域名選択受付手段と、
前記記憶手段に記憶された帳票データのうち、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名が対応付けられていない帳票データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した帳票データであって一時的な検索領域を設定すべくユーザから選択を受け付けた帳票データに対して、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名に対応する検索領域の指定を受け付ける検索領域指定受付手段と、
前記検索領域指定受付手段で指定を受け付けた前記検索領域と、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名と、前記抽出手段で抽出した帳票データとを対応するよう一時的に検索領域を設定する設定手段と
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記領域名選択受付手段は、検索の対象とする検索領域を示す領域名の選択を更に受け付け、
前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名に対応する検索領域に対して検索をさせるための検索条件の入力を受け付ける検索条件入力手段と、
前記領域名選択受付手段で選択された前記記憶手段で記憶する前記領域名に対応する検索領域と、前記設定手段で一時的に設定された当該領域名に対応する検索領域とに対して、前記検索条件入力手段で入力を受け付けた前記検索条件で検索処理を行わせる検索手段と
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記情報処理システムは、
前記記憶手段に記憶された複数の帳票データの選択を受け付ける帳票データ選択受付手段を更に備え、
前記抽出手段は、前記帳票データ選択受付手段で選択を受け付けた前記帳票データのうち、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名が対応付けられていない帳票データを抽出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。 - ユーザからの情報処理システムのログアウトを受け付けるログアウト手段
を更に備え、
前記設定手段は、前記ログアウト手段でログアウトを受け付けた場合に、前記設定手段で一時的に設定された検索領域を削除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 複数の帳票データと、前記帳票データを検索するために設定される前記帳票データ上の検索範囲を示す検索領域と当該検索領域の名称を示す領域名とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶手段を備える情報処理装置を含む情報処理システムの制御方法であって、
前記領域名の選択を受け付ける領域名選択受付工程と、
前記記憶手段に記憶された帳票データのうち、前記領域名選択受付工程で選択を受け付けた領域名が対応付けられていない帳票データを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程で抽出した帳票データであって一時的な検索領域を設定すべくユーザから選択を受け付けた帳票データに対して、前記領域名選択受付工程で選択を受け付けた領域名に対応する検索領域の指定を受け付ける検索領域指定受付工程と、
前記検索領域指定受付工程で指定を受け付けた前記検索領域と、前記領域名選択受付工程で選択を受け付けた領域名と、前記抽出工程で抽出した帳票データとを対応するよう一時的に検索領域を設定する設定工程と
を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 複数の帳票データと、前記帳票データを検索するために設定される前記帳票データ上の検索範囲を示す検索領域と当該検索領域の名称を示す領域名とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶手段を備える情報処理装置を含む情報処理システムの制御方法をコンピュータに実行させるためプログラムであって、
前記情報処理システムを、
前記領域名の選択を受け付ける領域名選択受付手段と、
前記記憶手段に記憶された帳票データのうち、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名が対応付けられていない帳票データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した帳票データであって一時的な検索領域を設定すべくユーザから選択を受け付けた帳票データに対して、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名に対応する検索領域の指定を受け付ける検索領域指定受付手段と、
前記検索領域指定受付手段で指定を受け付けた前記検索領域と、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名と、前記抽出手段で抽出した帳票データとを対応するよう一時的に検索領域を設定する設定手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 複数の帳票データと、前記帳票データを検索するために設定される前記帳票データ上の検索範囲を示す検索領域と当該検索領域の名称を示す領域名とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶手段と、
前記領域名の選択を受け付ける領域名選択受付手段と、
前記記憶手段に記憶された帳票データのうち、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名が対応付けられていない帳票データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した帳票データであって一時的な検索領域を設定すべくユーザから選択を受け付けた帳票データに対して、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名に対応する検索領域の指定を受け付ける検索領域指定受付手段と、
前記検索領域指定受付手段で指定を受け付けた前記検索領域と、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名と、前記抽出手段で抽出した帳票データとを対応するよう一時的に検索領域を設定する設定手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 複数の帳票データと、前記帳票データを検索するために設定される前記帳票データ上の検索範囲を示す検索領域と当該検索領域の名称を示す領域名とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶手段を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記領域名の選択を受け付ける領域名選択受付工程と、
前記記憶手段に記憶された帳票データのうち、前記領域名選択受付工程で選択を受け付けた領域名が対応付けられていない帳票データを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程で抽出した帳票データであって一時的な検索領域を設定すべくユーザから選択を受け付けた帳票データに対して、前記領域名選択受付工程で選択を受け付けた領域名に対応する検索領域の指定を受け付ける検索領域指定受付工程と、
前記検索領域指定受付工程で指定を受け付けた前記検索領域と、前記領域名選択受付工程で選択を受け付けた領域名と、前記抽出工程で抽出した帳票データとを対応するよう一時的に検索領域を設定する設定工程と
を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 複数の帳票データと、前記帳票データを検索するために設定される前記帳票データ上の検索範囲を示す検索領域と当該検索領域の名称を示す領域名とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶手段を備える情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記領域名の選択を受け付ける領域名選択受付手段と、
前記記憶手段に記憶された帳票データのうち、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名が対応付けられていない帳票データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した帳票データであって一時的な検索領域を設定すべくユーザから選択を受け付けた帳票データに対して、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名に対応する検索領域の指定を受け付ける検索領域指定受付手段と、
前記検索領域指定受付手段で指定を受け付けた前記検索領域と、前記領域名選択受付手段で選択を受け付けた領域名と、前記抽出手段で抽出した帳票データとを対応するよう一時的に検索領域を設定する設定手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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