JP5720930B2 - 薬剤散布車 - Google Patents
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Description
前記走行に際し、旋回開始の走行判定に伴って旋回外側のブーム(9b)を低位散布のための作業位置から所定時間の傾動によって高位待避のための非作業位置に上昇させる自動上昇機能を備えるととともに、その適用を選択可能に構成し、
前記ブーム(9b)は、自動上昇動作の傾動時間を設定変更可能に構成し、あわせて前記自動上昇動作の際に手動操作具の操作信号によって下降動作に切替え可能に構成し、
前記走行に際し、旋回終了の走行判定に伴って旋回外側のブーム(9b)を高位待避のための非作業位置から所定時間の傾動によって低位散布のための記憶した作業位置に下降させる自動下降機能を備えるととともに、その適用を選択可能に構成し、
前記旋回終了は2回目の90度旋回の検出により判定する構成とし、
前記左右のブーム(9b,9b)を伸縮させる左右のブームの伸縮駆動部(11、11)を設け、
さらに旋回動作に入ると前記伸縮駆動部(11)を駆動させて旋回外側のブームを自動短縮し、旋回が終了すると、ブームを元の長さに自動伸長する構成としたことを特徴とする。
また、旋回終了は2回目の90度旋回の検出により判定し、旋回動作に入ると伸縮駆動部を駆動させて旋回外側のブームを自動短縮し、旋回が終了すると、ブームを元の長さに自動伸長する。
前記自動下降による下降動作の際に手動操作具の操作信号によって上昇動作に切替え可能に構成するとともに、
旋回外側のブームの前記自動昇降機能を、薬剤散布用のポンプ(13)が作動しているときのみ、作動させる構成とし、
旋回動作に入ったことを検出すると旋回外側のブーム(9b)の散布を中断し、旋回動作が終了したことを検出すると旋回外側のブーム(9b)の散布を再開するように構成したことを特徴とする。
また旋回外側のブームの前記自動昇降機能を、薬剤散布用のポンプが作動しているときのみ、作動させる構成にしたから、ポンプ非作動のときはブームは自動昇降しない。
また旋回動作に入ったことを検出すると旋回外側のブームの散布を中断し、旋回動作が終了したことを検出すると旋回外側のブームの散布を再開する。
また薬剤散布中に限って自動上昇乃至自動下降が行われるから、作動路上走行のようにポンプ非作動のときに、ブームが誤って自動上昇したり自動下降したりしない、という効果を奏する。
また旋回動作に入ったことを検出すると旋回外側のブームの散布を中断し、旋回動作が終了したことを検出すると旋回外側のブームの散布を再開するので、旋回の開始と終了の際の操作性を向上することができる。
図1は、本発明を適用した薬剤散布車の一例である乗用型防除機のブーム収納時の側面図(a)および平面図(b)である。
自動下降制御は、機体旋回の終了によって薬剤散布を再開する場合のブーム制御であり、2回の90°旋回による機体旋回の終了と連動してブーム9bを下降させる自動下降機能の適用をブーム設定部21に設けた自動下降設定部によって選択可能に構成する。
次に、ポンプ動作を条件とする自動昇降の制御について説明する。
ポンプ動作を条件とする自動昇降の制御については、そのフローチャートを図12に示すように、前記自動上昇のブーム制御と同様の旋回開始相当のステアリング判定に続き、ポンプの作動判定(S41a,S41b)を行い、ポンプがオンのときだけ上昇時間のセットによるブーム上昇の制御を構成することにより、薬剤散布中に限って自動上昇が行われることから、路上走行等におけるブームの誤動作を防止することができる。
次に、走行動作を条件とする自動昇降の制御について説明する。
走行動作を条件とする自動昇降の制御については、そのフローチャートを図13に示すように、前記自動上昇のブーム制御と同様の旋回開始相当のステアリング判定に続き、車速センサを読み込んで走行中かどうかの判定を行い(S42a,S42b)、走行中のときに限り上昇時間をセットして上昇出力する制御を構成することにより、停止時におけるステアリング操作によるブームの誤動作を防止することができ、ブーム下降についても、前記同様の旋回終了相当のステアリング判定に続き、車速センサを読み込んで走行中かどうかの判定を行い、走行中のときに限り下降時間をセットして下降出力する制御を構成することにより、停止時におけるステアリング操作によるブームの誤動作を防止することができる。
次に、手動介入時の対応制御について説明する。
ブームの自動上昇の際に手動で下降介入した場合の下降制御については、そのフローチャートを図14に示すように、前記同様の旋回終了相当のステアリング判定による自動下降の準備に続き、自動上昇における手動下降の記憶データに基づいて手動操作の判定を行い(S43a,S43b)、該当の場合は自動下降を行わず、非該当の場合に限り自動下降を行うように制御処理を構成することにより、旋回終了後のブームの下がりすぎを防止することができる。
次に、ブームの自動上昇における上昇角度の制御については、左右のブーム9b,9bに角度センサ27,27を設け、この左右の角度センサ27,27介して所定角度まで上昇制御することにより、確実に安定した状態にブームを上昇することがき、さらに、左右の上昇角度をそれぞれ設定可能に構成した上で、それぞれの設定角度まで上昇制御することにより、上昇角度位置を自由に決めることができるので、作業状況に対応して作業性を向上することができる。
次に、ブームの伸縮制御について説明すると、旋回動作に入ったことを検出したときに、旋回外側のブーム9bについて所定時間の短縮出力を行うことにより、手動操作を要することなく、ブーム9bが圃場の畦に当たらないように自動短縮させることができ、また、旋回動作が終了したことを検出したときに、旋回外側のブーム9bについて所定時間の伸長出力を行うことにより、手動操作を要することなく、ブーム9bを元の長さに自動伸長させることができるので、旋回の開始と終了の際の操作性を向上することができる。
次に、ブームの散布制御について説明すると、旋回動作に入ったことを検出したときに、旋回外側のブーム9bについての散布出力を中断することにより、手動操作を要することなく、周辺への無駄な散布を回避することができ、また、旋回動作が終了したことを検出したときに、旋回外側のブーム9bについて散布出力を再開することにより、手動操作を要することなく、ブームを元の散布状態に戻すことができるので、旋回の開始と終了の際の操作性を向上することができる。
6 運転席
9b ブーム
11 ブームの伸縮駆動部
12 昇降駆動部
13 薬剤散布用のポンプ
21 自動上昇設定部(ブーム設定部)
22 走行位置センサ(GPSセンサ(位置情報))
23 操舵角センサ
24 車速センサ
C コントローラ
Claims (2)
- 薬剤散布用の左右のブーム(9b,9b)それぞれを昇降可能に備えるとともに、走行位置センサ(22)によって走行する薬剤散布車において、
前記走行に際し、旋回開始の走行判定に伴って旋回外側のブーム(9b)を低位散布のための作業位置から所定時間の傾動によって高位待避のための非作業位置に上昇させる自動上昇機能を備えるととともに、その適用を選択可能に構成し、
前記ブーム(9b)は、自動上昇動作の傾動時間を設定変更可能に構成し、あわせて前記自動上昇動作の際に手動操作具の操作信号によって下降動作に切替え可能に構成し、
前記走行に際し、旋回終了の走行判定に伴って旋回外側のブーム(9b)を高位待避のための非作業位置から所定時間の傾動によって低位散布のための記憶した作業位置に下降させる自動下降機能を備えるととともに、その適用を選択可能に構成し、
前記旋回終了は2回目の90度旋回の検出により判定する構成とし、
前記左右のブーム(9b,9b)を伸縮させる左右のブームの伸縮駆動部(11、11)を設け、
さらに旋回動作に入ると前記伸縮駆動部(11)を駆動させて旋回外側のブームを自動短縮し、旋回が終了すると、ブームを元の長さに自動伸長する構成としたことを特徴とする薬剤散布車。 - 前記ブーム(9b)は、自動下降動作の傾動時間を設定変更可能に構成し、
前記自動下降による下降動作の際に手動操作具の操作信号によって上昇動作に切替え可能に構成するとともに、
旋回外側のブームの前記自動昇降機能を、薬剤散布用のポンプ(13)が作動しているときのみ、作動させる構成とし、
旋回動作に入ったことを検出すると旋回外側のブーム(9b)の散布を中断し、旋回動作が終了したことを検出すると旋回外側のブーム(9b)の散布を再開するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の薬剤散布車。
Priority Applications (1)
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JP2010284767A JP5720930B2 (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 薬剤散布車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010284767A JP5720930B2 (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 薬剤散布車 |
Publications (2)
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ID=46646661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010284767A Active JP5720930B2 (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 薬剤散布車 |
Country Status (1)
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