JP5717906B1 - 海苔移送システム及び移送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】海苔網から採取されて海苔作業船内の海苔収容槽に収容された海苔を、海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して陸上などの海苔作業船外に設置されている海苔処理施設へ移送する処理を、海苔の性状などによらず、スムーズに行うことを可能ならしめる移送システムと移送方法を提供する。【解決手段】海苔収容槽20とポンプ16との間の流路13,15あるいは、ポンプから海苔作業船外への流路17の中の少なくともどちらか一方に海苔粗切装置14が介装されている海苔移送システム。海苔収容槽とポンプとの間の流路あるいは、ポンプから海苔作業船外への流路の中の少なくともどちらか一方において海苔粗切装置による海苔の粗切り処理を行う海苔移送方法。【選択図】図1

Description

本発明は、海苔作業船に配備されている海苔収容槽に収容されている海苔網から採取した海苔を海苔作業船の外部へ移送するシステム及び方法に関する。
海苔の養殖は、海苔網を海苔養殖場の海面に展張し、当該海苔網に海苔を繁殖させて行われている。海苔網に繁殖した海苔は、刈り取られて、例えば、海苔作業船に備えられている海苔収容槽に収容される。この場合には、海苔作業船内の海苔収容槽から海苔作業船の外へ、例えば、陸上に設置されている海苔処理施設などへ、海苔収容槽に収容されている海苔網から採取した海苔をポンプを介して移送し、海苔処理施設で所定の処理が行われて乾燥海苔などの製品が製造される。
この際に使用される海苔作業船については、海苔養殖場において、海苔網の長手方向に進行する間に、海苔網を海苔作業船の上に掬い上げ、海苔網の下側をくぐりながら海苔の刈り取り作業を行い、刈り取った海苔を海苔作業船内の海苔収容槽に収容することのできる海苔作業船が種々提案されている(特許文献1、2、3、4)。
特開平10−150884号公報 特開平11−70号公報 特開2008−11742号公報 特開2012−40889号公報 実公昭49−1435号公報 特開平5−68514号公報
海苔網から刈り取りなどによって採取され、海苔作業船内の海苔収容槽に収容された海苔は、海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して陸上などの海苔作業船外に設置されている海苔処理施設へ移送される。
この際、海苔の性状が強い(コワイ)等々である場合などでは、ポンプを介した、海苔作業船内の海苔収容槽から海苔作業船外への海苔の移送をスムーズに行えないことがある。このようになると作業効率の観点から好ましくない。
そこで、この発明は、海苔網から刈り取りなどによって採取され、海苔作業船内の海苔収容槽に収容されている海苔を、海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して陸上などの海苔作業船外に設置されている海苔処理施設へ移送する処理を、海苔の性状などによらず、スムーズに行うことを可能ならしめる移送システムと移送方法を提案することを目的にしている。
海苔網から採取されて海苔作業船内の海苔収容槽に収容されている海苔を当該海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して海苔作業船外へ移送する、海苔作業船からの海苔移送システムであって、前記海苔収容槽と前記ポンプとの間の流路あるいは、前記ポンプから前記海苔作業船外への流路の中の少なくともどちらか一方に海苔粗切装置が介装されていることを特徴とする海苔移送システム。
海苔網から採取されて海苔作業船内の海苔収容槽に収容されている海苔を当該海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して海苔作業船外へ移送する、海苔作業船からの海苔移送方法であって、前記海苔収容槽と前記ポンプとの間の流路あるいは、前記ポンプから前記海苔作業船外への流路の中の少なくともどちらか一方において海苔粗切装置による海苔の粗切り処理を行うことを特徴とする海苔移送方法。
この発明によれば、海苔網から採取されて海苔作業船内の海苔収容槽に収容されている海苔を、海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して陸上などの海苔作業船外に設置されている海苔処理施設へ移送する処理を、海苔の性状などによらず、スムーズに行うことを可能ならしめることができる。
本発明の一実施形態を説明する概略斜視図。 図1の側面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は、本発明の実施形態の一例を説明するものである。
図1図示の海苔作業船1の船体2は、前方側である船首部分(図2中、左側)に海苔網案内部材5を、後方側である船尾部分(図2中、右側)に操舵室11及び、船体2を移動させるためのスクリュー等の推進装置(不図示)が配備されている。
操舵室11に搭乗している作業者が所定の操船操作を行って、海苔作業船1が、海苔養殖場において、海苔網4の長手方向に進行する間に、海苔網案内部材5を介して、矢印21で示すように、海苔網4が海苔作業船1の上に掬い上げられる。
海苔作業船1の上に掬い上げられた海苔網4の下側で、船体2に備えられている海苔の刈取機構10によって海苔の刈り取り作業が行われる。海苔の刈取機構10を備えておらず、海苔作業船1に搭乗している作業員が海苔作業船1の上に掬い上げられた海苔網4から海苔の刈取りを行うこともある。
図示の実施形態では、海苔が刈り取られた後の海苔網4は、操舵室11の上部などに配備されている案内部12の上方を通過して海苔養殖場の元の位置に戻される。
上記のようにして海苔作業船1の上に掬い上げられた海苔網4から刈り取られた海苔は船体2に備えられている海苔収容槽20内に収容される。
海苔収容槽20に収容された刈取り後の海苔は、海苔収容槽20内の海水と共にポンプ16を介して陸上などの海苔作業船1の外に設置されている海苔処理施設へ移送される。
図示の実施形態では、移送パイプ13、15を介して、ポンプ16によって海苔収容槽20から矢印22の方向に吸引された海苔と海水との混合液が、移送パイプ17を介して、矢印24、25で示すように、海苔作業船1の外に設置されている海苔処理施設(不図示)へ移送される。ポンプ16は、海苔と海水との混合液の移送に従来からこの技術分野で使用されているポンプである。
図示の実施形態では、移送パイプ13と移送パイプ15との間に海苔粗切装置14が配置されており、海苔収容槽20とポンプ16との間の流路において海苔の粗切り処理が行われている。
海苔粗切装置14としては、従来からこの技術分野で使用されているもの(例えば、特許文献5、特許文献6)を使用することができる。
例えば、複数の孔が形成されている円盤状の多孔プレートと、当該多孔プレートの下流側で当該多孔プレートに摺接し、当該円盤状の多孔プレートの中心を回転中心として回転運動する回転ナイフとを備えている海苔粗切装置である。多孔プレートの複数の孔を海苔と海水との混合液が強制的に通過し、通過してきた海苔を多孔プレートに摺接して動く回転ナイフで切断して粗切りを行うものである。
多孔プレートの複数の孔を強制的に通過してくる海苔のサイズなどを考慮し、多孔プレートの複数の孔を強制的に通過する流速、多孔プレートに形成されている複数の孔のサイズとその数、回転ナイフの回転速度、回転ナイフの形状・形態などを種々に調整することによって、海苔を所望の長さに切断することができる。
海苔粗切装置14が配備されていない場合、海苔網4から刈り取り等によって採取された状態、サイズの海苔が、海苔収容槽20内の海水と共に、移送パイプ13、15を介して、ポンプ16によって矢印22で示すように海苔収容槽20から吸引され、移送パイプ17を介して、矢印24、25で示すように、海苔作業船1の外に設置されている海苔処理施設へ移送されるが、海苔網4から刈り取った海苔の性状が強い(コワイ)ものである場合などには、ポンプ16、移送パイプ13、15、17を介した、海苔収容槽20から海苔作業船1の外部への海苔の移送をスムーズに行えないことがある。
本発明の実施形態においては、移送パイプ13と移送パイプ15との間に海苔粗切装置14が配置されていて、海苔収容槽20とポンプ16との間の流路において海苔の粗切り処理が行われている。そこで、ポンプ16が吸引、移送しなければならない海苔の大きさ(サイズ)は、海苔粗切装置14が配置されていない場合に比較して小さくなる。
これによって、ポンプ16や、移送パイプ13、15、17などが詰まる、等々の不具合が生じるなどの事態は発生せず、海苔網4から刈り取り等によって採取されて海苔収容槽20に収容された海苔を、海苔収容槽20内の海水と共にポンプ16、移送パイプ13、15、17を介して陸上などの海苔作業船外に設置されている海苔処理施設へ移送する処理を、海苔の性状などによらず、スムーズに行うことができる。
図示の実施形態では、移送パイプ13と移送パイプ15との間に海苔粗切装置14を配備し、海苔収容槽20とポンプ16との間の流路において海苔の粗切り処理を行っている。これに替えて、移送パイプ17の途中に海苔粗切装置14を配備し、ポンプ16から海苔作業船1の外部への流路において海苔の粗切り処理を行うようにしても同様の作用・効果を発揮させることができる。
以上、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明したが本発明はこれらに限られるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
1 海苔作業船
2 船体
4 海苔網
5 海苔網案内部材
10 海苔の刈取機構
11 操舵室
12 後部案内部材
20 海苔収容槽
13、15 移送パイプ
14 海苔粗切装置
16 ポンプ
17 移送パイプ

Claims (2)

  1. 海苔網から採取されて海苔作業船内の海苔収容槽に収容されている海苔を当該海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して海苔作業船外へ移送する、海苔作業船からの海苔移送システムであって、前記海苔収容槽と前記ポンプとの間の流路あるいは、前記ポンプから前記海苔作業船外への流路の中の少なくともどちらか一方に海苔粗切装置が介装されていることを特徴とする海苔移送システム。
  2. 海苔網から採取されて海苔作業船内の海苔収容槽に収容されている海苔を当該海苔収容槽内の海水と共にポンプを介して海苔作業船外へ移送する、海苔作業船からの海苔移送方法であって、前記海苔収容槽と前記ポンプとの間の流路あるいは、前記ポンプから前記海苔作業船外への流路の中の少なくともどちらか一方において海苔粗切装置による海苔の粗切り処理を行うことを特徴とする海苔移送方法。
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