JP5716200B2 - バンド受板付結束バンド容器 - Google Patents
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Description
従来には、円筒形容器の側面に結束バンドの挿入縦長孔一カ所以上設けて、容器の内周面に誘導板を設ける。あるいは半楕円体容器の着脱できる蓋に結束バンドの挿入横長孔を一カ所以上設けて、半楕円体容器の前記蓋の裏側に誘導板を設けた結束バンド容器がある。(例えば特許文献1参照)
また、ニッパーに似た形状をしたもので、夫々ハンドル部を有する2個一対の工具本体と、該本体を相対回動可能にハサミ形に連結する枢軸と、本体の先端部に夫々設けられたバンド枢軸が利用されている。(例えば特許文献2参照)
また、締付片代用自動銃なるもので、ケーブルのような束のまわりに、可撓性のプラスチック締付片を自動で巻きつける装置である。(例えば特許文献3参照)
特許文献1において、結束バンドを結束バンド容器内に挿入することに時間を要する。特に数多くの結束バンドを一度に纏めて挿入することが容易でないことから作業準備の効率が悪いものである。さらに容器の形状に制約があった。
さらに、結束バンド容器を衣服やバンドに付けることで携帯容器としても邪魔にならず、結束バンドが抜け落ちることもなく、使いやすくして、利用時に結束バンドを取出すとU字状、L字状に形成することで結束作業を効率よく、短時間にできるものである。
前記バンド受板は、バンド挿入口を挟んで対峙するように複数設けられ、そして当該バンド受板間に挿入された結束バンドを拘持した状態で支持するための保持ベルトと、前記バンド受板の自由端側を前記蓋の裏側に着脱自在とするための係着部と、を有することを特徴とする。
効果を奏する。
容易にできることで時間を短縮できる。
の結束バンドを納めることができる。さらに外形も小さいことから腰周りに装着しても
邪魔にならず、携帯に便利である。
に他の物を巻付ける作業において、本発明の容器より取出した結束バンドはU字状、
L字状であることから結束バンドの先端を回すことができることで結束が即座にできる。よってケーブル配線、エアコンの配管工事、屋根裏の作業、また農作業、園芸作業
等の作業時間の短縮ができ、効率を高めることができる。
明に係るバンド受板付結束バンド容器の一実施例の図である。
図1は本発明の一実施例の全体の側面図である。図2は本発明の結束バンド容器
の上面、及び下面を円形状の有底筒状の容器の斜視図である。図3は本発明の結
束バンド容器を有底四角筒状の容器に設けた斜視図である。
図4は図2の円形蓋の正面図である。図5は蓋に結束バンドのバンドを挿入するバ
ンド挿入口の蓋裏側にバンドを受けるバンド受板とバンドを押える誘導板を設けた蓋
一体の断面の側面図である。図6は円形蓋の裏側一体のバンド受板、及び誘導板を
設けた斜視図である。
図7はバンド受板に保持ベルトを3ヶ所設けて、結束バンド、他のバンド受板、及び
誘導板を拘持した状態で支持する蓋一体の側面図である。
図8はバンド挿入口に結束バンドを数本纏めてバンド挿入口に挿入する図で、要部
側面図である。
図12は結束バンドを挿入した蓋一体を有底筒状の容器内に納める側面図である。
(以後記載を容器とする)である。5、5Aは容器1、1Aの着脱できる蓋である。6、
6Aは蓋5、5Aに複数設けたバンド挿入口である。3は蓋6、6Aの中央側に設けたバ
ンド挿入口5、5Aの縁に沿って設けた誘導板、2は蓋6、6Aに設けたバンド挿入口5、
5Aの縁の外側に沿って設けたバンド受板である。よってバンド受板2と誘導板3は図
に示すように、バンド挿入口6、6Aの縁に沿って対向するように設ける。
またバンド受板2と誘導板3の長さは容器1、1Aの内周面に沿ってやや円周状に
納まる長さである。
図においては、バンド受板2は2列と誘導板3は1列を設けた一例である。
4はバンド挿入口6、6Aの蓋1、1Aの周縁側に設けたバンド受板2に設けた保持ベ
ルトである。保持ベルト4は数ヶ所設けることで他のバンド受板2と誘導板3、及びバ
ンド受板2と誘導板3の間に挿入した多数の結束バンド12を拘持した状態で支持しな
がら、結束バンドのバンド部11がはみ出さず、ずれないように保持するものである。
、5Aを被せて留具8と係合部9によって固定するものである。7は作業衣のベルトに
掛けるベルトホルダーである。10はバンド先端を示す、12は結束バンドのヘッド、11
はバンド部である。
長さまで納めることが可能である。
5、5Aとバンド受板2と誘導板3に設けた保持ベルト4一体とした構造であるから、
図8に示すように結束バンドを数本纏めてバンド部11の先端よりバンド挿入口6、6A
より挿入する。結束バンドを挿入にあたり、バンド部11の歯側を前記誘導板3側、背
側を前記バンド受板2側にして挿入することは、結束バンドの歯側はバンド受板2、及
び誘導板3が円形状となる内周側に向いて挿入する。よって結束バンドのバンド部11
は前記誘導板3と前記バンド受板2、あるいは前記バンド受板2ともう一方の前記バ
ンド受板2の間に沿って進む(図8のx、及びyの矢印方向)、結束バンドが進むときバ
ンド部11は前記バンド受板2からはみ出ることを前記保持ベルト4によって拘持した
状態で容器1、1Aに納まる。
によって丸み状に整えながら前記容器1、1Aに納める。
丸み状にするときも前記保持ベルト4がバンド部11をはみ出さないように保ちなが
ら容器1、1A内に押し込むように納めることで、図12に示すように容器1、1A内に納
まる。
の側面図である。図10は蓋裏側とバンド受板の端側に設けた夫々の係着部に面ファ
スナーループ側と面ファスナーフック側として設けて、係着した状態の要部側面図で
ある。図11は蓋裏側、及びバンド受板の端側に設けた夫々の係着部の部分に磁石
を設けた状態の要部側面図である。図12は結束バンドを蓋一体に納めた状態を、容
器内に組込む側面図である。
は蓋5、5Aの裏側に設けた係着部である。13aは係着部13に面ファスナーループ側
、14aは係着部14に面ファスナーフック側として設けたものである。15は係着部13、
及び係着部14を磁石に設けたものである。
よって、前記蓋5、5Aの裏側に係着部13、係着部14を設けることで、前記蓋5、5A
と前記バンド先端10とを着脱自在にできるように設けたものである。
また、容器1、1Aの底面をやや弓状、あるいは平面であっても、利用の効果は同様である。
よって、 容器1、1Aに納めた結束バンドは一定時間後、結束バンドヘッド12を摘まみ引き出すことで、図13に示すようにU字状、またはL字状に変形することで、結束作業において結束バンドの先端部が掴みずらい状況の作業においては、極めて効果的に結束作業ができる。
例として、狭い林立した被結束物の支持柱にケーブルを連続に結束して取付のとき、結束バンドがU字状、又はL字状であることで容易に回すことができ、結束ができる。
また、天吊等のエアコンの屋根裏配管の断熱材巻きの作業など、あるいは農作業、園芸等の狭く手先が入りにくい所においても容易に巻いてバンド先端を結束バンドヘッド12に挿入して結束ができる。
さらに、結束バンドが容器より抜け落ちず、携帯にも便利である。
1Aは有底四角筒状の容器
2はバンド受板
3は誘導板
4は保持ベルト
5、5Aは蓋
6、6Aはバンド挿入口
7、7Aはベルトホルダー
8、8Aは留具
9は係合部
10はバンド受板先端
11はバンド部
12は結束バンドヘッド
13は係着部
14は係着部
13aは面ファスナーループ側
14aは面ファスナーフック側
15は磁石
Claims (1)
- 有底筒状の容器と、当該容器に着脱自在な蓋と、当該蓋に設けられた結束バンドを挿入するためのバンド挿入口と、当該バンド挿入口に対応する前記蓋の裏側に設けられたバンド受板と、を有する結束バンド容器において、
前記バンド受板は、バンド挿入口を挟んで対峙するように複数設けられ、そして当該バンド受板間に挿入された結束バンドを拘持した状態で支持するための保持ベルトと、前記バンド受板の自由端側を前記蓋の裏側に着脱自在とするための係着部と、を有することを特徴とするバンド受板付結束バンド容器。
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