JP5714779B2 - モバイルデバイスへのアクセスの制御 - Google Patents

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Description

本発明は、モバイルデバイスへのアクセスの制御に関する。
[関連出願の相互参照]
本出願は、2011年10月27日に出願した仮出願第61/552,396号、名称「Controlling Access to a Mobile Device Using Hand Size」、および2012年4月5日に出願した米国非仮出願第13/440,317号、名称「Controlling Access to a Mobile Device」の優先権を主張するものである。仮出願は、すべての目的に関して参照により本明細書に組み込まれる。2010年8月5日に出願した米国特許出願第12/851,413号、名称「Communication Management Utilizing Destination Device User Presence Probability」は、すべての目的に関して参照により本明細書に組み込まれている。
複数のユーザが、同じタブレットコンピュータまたはゲーム機などの、同じモバイルデバイスをインタラクティブに操作することができる。たとえば、1人の子供、父親、および母親で構成される家族が、家族の各一員が使用する、単一のタブレットコンピュータを保有し得る。これらのユーザの各々は、異なる仕方でモバイルデバイスをインタラクティブに操作することができ、父親が使用するアプリケーションは、子供が典型的に使用するアプリケーションと異なっている場合がある。さらに、子供などに対して使用制限を課し、子供が不適切なコンテンツにアクセスするのを防止することが望ましい場合ある。
特定のユーザに合わせてモバイルデバイスの構成をカスタマイズするために、各ユーザは、モバイルデバイスが使えるようになる前にモバイルデバイスにログインすることを要求され得る。ユーザ名とパスワードとを与えるなどの、ログインプロセスは、時間のかかる作業であり、および/またはある種のユーザの能力を超える場合がある(たとえば、幼い子供だと、パスワードを覚えておき、および/または入力することができないことがある)。さらに、パスワードは、忘れたり、盗まれたり、推測されたりする可能性もある。そのようなログインプロセスなしでユーザを正確に識別できれば、モバイルデバイスへのアクセスをより効率的におよび/または効果的に制御することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法が提示されている。この方法は、モバイルデバイスによって近接データを収集するステップを含み得る。この方法は、近接データに基づきユーザがモバイルデバイスを握ったことをモバイルデバイスによって判定するステップを含み得る。この方法は、近接データを使用してユーザの指の長さをモバイルデバイスによって判定するステップを含み得る。この方法は、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスの構成をモバイルデバイスによってカスタマイズするステップを含み得る。
このような方法の実施形態は、次のうちの1つまたは複数を含むことができる。この方法は、モバイルデバイスの構成をモバイルデバイスによってカスタマイズするステップを含むことができ、これはモバイルデバイスのデータ送信速度を制限するステップを含む。この方法は、モバイルデバイスをユーザが握ることに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージをモバイルデバイスによって受信するステップを含むことができ、ユーザにリンクされた携帯電話は、このテキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない。この方法は、近接データを使用して、ユーザが両手でモバイルデバイスを握ったことをモバイルデバイスによって判定するステップを含み得る。近接データを使用してユーザの指の長さをモバイルデバイスによって判定するステップは、ユーザの左手の第1の指の長さおよびユーザの右手の第2の指の長さをモバイルデバイスによって判定するステップを含み得る。モバイルデバイスは、ハウジングを備えることができる。ハウジングは、前面と後面とを有することができる。前面は、ディスプレイを備えることができる。近接データは、モバイルデバイスのハウジングの後面上に配置構成されている複数の近接センサを使用してモバイルデバイスによって収集され得る。モバイルデバイスは、第1の手のユーザの第1の指の長さおよび第2の手の第2の指の長さを、ユーザの第1の手がモバイルデバイスの第1の側部を握り、ユーザの第2の手がモバイルデバイスの第2の側部を握ったときに測定するように構成され得る。ユーザの第1の手およびユーザの第2の手は、モバイルデバイスを同時に握ることができる。モバイルデバイスの構成をモバイルデバイスによってカスタマイズするステップは、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきユーザから利用可能な機能群から機能を選択するステップを含み得る。この方法は、複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データをモバイルデバイスによって受信するステップを含むことができる。複数のユーザは、このユーザを含み得る。近接データは、各ユーザに対応するものとしてよく、複数のユーザのうちの各ユーザに対する指の長さを判定するために使用される。この方法は、各ユーザについてユーザプロファイルをモバイルデバイスによって格納するステップを含むことができ、ユーザプロファイルにより、対応するユーザに対する指の長さを識別する。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイスは、構成をカスタマイズするように構成され得る。モバイルデバイスは、ハウジングを備えることができる。モバイルデバイスは、ディスプレイを備える前面を具備することができる。モバイルデバイスは、後面を備えることができる。モバイルデバイスは、二対の静電容量型近接センサを備えることができる。静電容量型近接センサは、トリガーとなるエンティティへの近接を示す近接データを収集するように構成され得る。モバイルデバイスは、プロセッサを備えることができる。モバイルデバイスは、プロセッサに通信可能に結合され、プロセッサによって読み出し可能であり、中にプロセッサ可読命令を格納するメモリを備えることができる。プロセッサ可読命令は、プロセッサによって実行されたときに、プロセッサに、近接データに基づきモバイルデバイスをユーザが握ったと判定するステップと、近接データを使用してユーザの指の長さを判定するステップと、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするステップとを実行させることができる。
このようなモバイルデバイスの実施形態は、次のうちの1つまたは複数を含むことができる。モバイルデバイスは、送信機を備えることができ、送信機のデータ送信速度は、カスタマイズされたモバイルデバイスの構成に少なくとも部分的に基づき調整される。プロセッサ可読命令は、モバイルデバイスをユーザが握ることに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージを提示するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができ、ユーザにリンクされた携帯電話は、このテキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない。プロセッサ可読命令は、近接データを使用して、ユーザが両手でモバイルデバイスを握ったことを判定するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができる。近接データを使用してユーザの指の長さを判定するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令は、ユーザの左手の第1の指の長さおよびユーザの右手の第2の指の長さを判定するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令を含むことができる。二対の静電容量型近接センサは、モバイルデバイスのハウジングの後面上に配置構成され得る。モバイルデバイスの構成をカスタマイズするステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令は、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきユーザから利用可能な機能群から機能を選択するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令を含むことができる。プロセッサ可読命令は、複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データを受信するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができる。複数のユーザは、そのユーザを含む。各ユーザに対応する近接データは、複数のユーザのうちの各ユーザに対する指の長さを判定するために使用され得る。プロセッサ可読命令は、各ユーザに対するユーザプロファイルを格納させるステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができ、ユーザプロファイルにより、対応するユーザに対する指の長さを識別する。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするために非一時的なプロセッサ可読媒体上に常駐するコンピュータプログラム製品が提示される。コンピュータプログラム製品は、近接データを収集するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令を備えることができる。プロセッサ可読命令は、近接データに基づきユーザがモバイルデバイスを握ったことを判定するステップをプロセッサに実行させるようにさらに構成され得る。プロセッサ可読命令は、近接データを使用してユーザの指の長さを判定するステップをプロセッサに実行させるようにさらに構成され得る。プロセッサ可読命令は、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするステップをプロセッサに実行させるようにさらに構成され得る。
コンピュータプログラム製品は、次のうちの1つまたは複数を含むことができる。モバイルデバイスの構成をカスタマイズするステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令は、モバイルデバイスのデータ送信速度を制限するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができる。コンピュータプログラム製品は、モバイルデバイスをユーザが握ることに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージを提示させるステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができ、ユーザにリンクされた携帯電話は、このテキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない。コンピュータプログラム製品は、近接データを使用して、ユーザが両手でモバイルデバイスを握ったことを判定するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができる。近接データを使用してユーザの指の長さを判定するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令は、ユーザの左手の第1の指の長さおよびユーザの右手の第2の指の長さを判定するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができる。モバイルデバイスの構成をカスタマイズするステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令は、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきユーザから利用可能な機能群から機能を選択するステップをプロセッサに実行させるプロセッサ可読命令をさらに含むことができる。コンピュータプログラム製品は、複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データを受信するステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができる。複数のユーザは、そのユーザを含み得る。各ユーザに対応する近接データは、複数のユーザのうちの各ユーザに対する指の長さを判定するために使用される。コンピュータプログラム製品は、各ユーザに対するユーザプロファイルを格納させるステップをプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含むことができ、ユーザプロファイルにより、対応するユーザに対する指の長さを識別する。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置が提示され得る。装置は、近接データを収集するための手段を備えることができる。装置は、近接データに基づきモバイルデバイスをユーザが握ったと判定するための手段を備えることができる。装置は、近接データを使用してユーザの指の長さを判定するための手段を備えることができる。装置は、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための手段を備えることができる。
このような装置の実施形態は、次のうちの1つまたは複数を含むことができる。モバイルデバイスの構成をカスタマイズするための手段は、モバイルデバイスのデータ送信速度を制限するための手段を含み得る。装置は、モバイルデバイスをユーザが握ることに少なくとも部分的に基づきモバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージを提示するための手段を備えることができ、ユーザにリンクされた携帯電話は、このテキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない。装置は、近接データを使用して、ユーザが両手でモバイルデバイスを握ったことを判定するための手段を備えることができる。近接データを使用してユーザの指の長さを判定するための手段は、ユーザの左手の第1の指の長さおよびユーザの右手の第2の指の長さを判定するための手段を含み得る。近接データを収集するための手段は、モバイルデバイスの後面上に配置構成され得る。モバイルデバイスの構成をカスタマイズするための手段は、ユーザの指の長さに少なくとも部分的に基づきユーザから利用可能な機能群から機能を選択するための手段を含み得る。装置は、複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データを受信するための手段を備えることができる。複数のユーザは、そのユーザを含み得る。各ユーザに対応する近接データは、複数のユーザのうちの各ユーザに対する指の長さを判定するために使用され得る。装置は、各ユーザについてユーザプロファイルを格納するための手段を備えることができ、ユーザプロファイルにより、対応するユーザに対する指の長さを識別する。
様々な実施形態の性質および利点は、以下の図を参照することでさらに深く理解できる。付属の図において、類似のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有する場合がある。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルの後にダッシュと類似のコンポーネントを区別する第2のラベルを付けることによって区別することができる。第1の参照ラベルのみが明細書中で使用されている場合、説明は、第2の参照ラベルに関係なく同じ第1の参照ラベルを有する類似のコンポーネントのうちの任意の1つに適用可能である。
手のサイズおよび/または指の長さを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたシステムの一実施形態のブロック図である。 手のサイズを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態を示す図である。 手のサイズを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態を示す図である。 手のサイズを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態を示す図である。 指の長さを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態を示す図である。 指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの別の実施形態を示す図である。 指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの別の実施形態を示す図である。 大きな手を持つユーザによって握られるモバイルデバイスを握っているユーザの手のサイズおよび/または指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態を示す図である。 小さな手を持つユーザによって握られるモバイルデバイスを握っているユーザの手のサイズおよび/または指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの別の実施形態を示す図である。 異なるサイズの手で握られる指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態を示す図である。 手のサイズおよび/または指の長さに基づき構成をカスタマイズするシステムを構成するための方法の一実施形態を示す図である。 ユーザの手のサイズおよび/または指の長さに基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法の一実施形態を示す図である。 ユーザの手のサイズおよび/または指の長さに基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法の一実施形態を示す図である。 コンピュータステムの一実施形態を示す図である。
手のサイズおよび/または指の長さは、特定のユーザが使用できるように、モバイルデバイス(たとえば、タブレットコンピュータ、ゲーム機)の構成をどのようにカスタマイズするかを決定するために使用することができる。ユーザがモバイルデバイスを掴んだときに、近接センサを使用して集められた近接データが、ユーザの手のサイズ(たとえば、手の幅)、および/またはユーザの指の1つまたは複数の長さを判定するために使用され得る。ユーザは、両手をモバイルの対向する側部にあててモバイルデバイスを握る必要があり得る。両手を伴うこのような握る動作で、両手を一緒に使用して単一の手を模倣することによってユーザがより大きな手をでっち上げることを防ぐことができる。これは、モバイルデバイスへの制限の緩いアクセスを認可され得るより大きな大人の手を子供がでっち上げるのを防ぐのに特に有益であり得る。
モバイルデバイスの構成は、複数の方法でユーザ向けにカスタマイズできる。いくつかの実施形態では、ユーザがどの機能(たとえば、アプリケーション)が利用可能であるか、および/またはユーザへの表示上の機能の順序をカスタマイズすることができる。いくつかの実施形態では、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするステップは、モバイルデバイスによって送信されるデータのデータ転送速度を下げるか、または制限するステップを伴い得る。
ユーザの手の大きさおよび/または指の長さを判定するために、複数の近接センサが使用され得る。人体の一部分(たとえば、手、指)などの、トリガーとなるエンティティが1)近接センサと接触するか、または2)近接センサの近くにあるときにそのことを検出するために近接センサが使用され得る。近接センサの1つのタイプに、キャパシタンスの変化を検出する静電容量型近接センサがある。このような静電容量型近接センサは、1つまたは複数の電極を備えることができる。二重電極静電容量型近接センサは、2つの電極の間のキャパシタンスの変化を測定することによって人体の一部の存在を検出することができる。静電容量型近接センサの使用は、硬貨または鍵などの、導電性の物体に比べて、回路を完成する人間の握りがトリガーとなる可能性がより高いという点で有利な場合がある。さらに、静電容量型近接センサは、人体の一部が静電容量型近接センサの近くにあるが、触れていない場合にトリガーされ得るので、人体のその部分は、布(たとえば、ズボン、手袋)などの薄い材料およびモバイルデバイスのケースを通して静電容量型近接センサをトリガーし得る。
静電容量型近接センサであってもよい、近接センサは、ユーザの一方または両方の手のサイズを検出するために、タブレットコンピュータ、携帯電話、または他のモバイルデバイスなどのモバイルデバイス上に配置することができる。これを行うために、二重電極静電容量型近接センサの複数の組を使用することができる。いくつかの実施形態では、複数の単一電極静電容量型近接センサが使用される。静電容量型近接センサに対する電極はモバイルデバイスの対向する側部に配置され、これにより、ユーザが典型的には手に持っているタブレットコンピュータの領域内の接触を検出することができる。
このような近接センサを使用することで、ユーザの手のサイズを識別することができる。ユーザの手のサイズを使用することで、特定のユーザが誰であるかを判定することができる。たとえば、モバイルデバイスを使用することができる各ユーザがデバイスを手に持っている間にトレーニングセッションが実施され得る。次いで、モバイルデバイスは、検出された手のサイズおよび/または指の長さをユーザに関連付けることができる。たとえば、家族内で、父親は最大の手を有し、次いで母親、そして幼い子供が最も小さい手を有する。手の「サイズ」を判定することは、手の幅を判定することを指していてもよい。手のサイズを判定するステップは、1つまたは複数の近接センサに接触しているか、または近くにある手の肉の量を測定するステップも含み得る。2つの手が同じ幅であっても、筋肉、骨、および皮膚の組成が異なるため得られる測定結果も異なり得る。指の長さを判定するステップは、近接センサによって収集された近接データを使用してユーザの指の1つまたは複数の距離を測定するステップを伴い得る。
ユーザの1人がモバイルデバイスを取り扱う場合、モバイルデバイスの動作をそのユーザ向けにカスタマイズすることができる。このカスタマイズは、モバイルデバイスを握ることのほかに、場合によっては両手によるユーザからのいかなる追加の入力を必要としないことがある。いくつかの実施形態では、機能のリスティングは、各ユーザ向けにカスタマイズされ得る。子供の手のサイズおよび/または指の長さが検出された場合に、子供に対して認められた機能のみが表示され得る。母親については、すべてのアプリケーションが表示され得るが、母親の最も使用するアプリケーションがリストの最初に表示されるか、または母親が予め定義した順序でリストに表示される。
さらに、このようなモバイルデバイスの子供の使用を制限することが望ましい場合がある。たとえば、両親が、子供にモバイルデバイスで一日中遊んでほしくない場合がある(学校の友達と外で遊ぶのを犠牲にしてなど)。子供の手のサイズおよび/または指の長さの検出結果に基づき、モバイルデバイスに対する子供のユーザエクスペリエンスが低下する可能性がある。たとえば、モバイルデバイスは、ワイヤレスまたはセルラーデータを低下させた速度で、および/または低下させた電力レベルで送信および/または受信し得る。いくつかの実施形態では、データ送信速度を制限するために、送信機の電力レベルを制限することができ、またその逆も行える。子供ユーザエクスペリエンスをこのように低下させる結果、子供が(たとえば、退屈したり、フラストレーションが溜まることによって)他の活動に参加する可能性が高くなり得る。いくつかの実施形態では、使用へのハードキャップが課され得る。たとえば、100メガバイトのデータ送信および/または受信の後、1日など、一定期間、子供の手のサイズに基づき子供がさらに使用するのを防ぐためモバイルデバイスをロックすることができる。アプリケーションまたはウェブサイトなどの、特定のコンテンツも、手のサイズおよび/または指の長さに基づき、子供などの、ユーザによるアクセスを防ぐことができる。
いくつかの実施形態では、手のサイズが特定のユーザとリンクするのではなくむしろ手のサイズを使用してユーザに関して一般化を行うことができる。たとえば、手のサイズおよび/または指の長さが、特定の閾値サイズおよび/または長さ未満であると判定された場合には必ず、ユーザが子供であり、ユーザエクスペリエンスがデータ送信速度および/またはモバイルデバイスのいくつかの機能へのアクセスを減少させることによって低下させられ得ると想定することができる。したがって、子供などの、特定のクラスのユーザに対してユーザプロファイルを設定することができる。手のサイズおよび指の長さに加えて、ユーザがモバイルデバイスをどのように握るかということも、モバイルデバイスの構成に影響を及ぼし得る。たとえば、異なるユーザは、典型的に、異なる位置または仕方で同じデバイスを握るものとしてよい。このような相違が検出され、ユーザを識別するために使用され得る。
図1は、手のサイズおよび/または指の長さを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたシステム100の一実施形態のブロック図である。システム100は、プロセッサ110、近接センサ120、加速度計130、ディスプレイ140、ストレージ150、受信機160、および送信機170を備えることができる。システム100は、より大きなシステムの一部とすることができる。たとえば、システム100は、追加のコンポーネントを収容するモバイルデバイスの一部であってよい。たとえば、システム100が一部として含まれ得るモバイルデバイスは、いくつか例を挙げると、携帯電話(たとえば、スマートフォン)、タブレットコンピュータ、携帯情報端末、またはゲーム機であるものとしてよい。システム100は、図10のコンピュータシステム1000などの、コンピュータシステムの一部であってもよい。
プロセッサ110は、近接センサ120、加速度計130、および受信機160などの、1つまたは複数のコンポーネントからデータを受信し、処理するように構成された汎用または専用プロセッサであるものとしてよい。プロセッサ110は、ストレージ150およびディスプレイ140と相互にやり取りして、データを送信のため送信機170に供給することもできる。
プロセッサ110は、近接センサ120と通信することができる。システム100は、1つまたは複数の近接センサ120を含み得る。そのようなものとして、いくつかの実施形態は、プロセッサ110と通信する2つ、3つ、4つ、またはそれ以上の近接センサを有することができる。近接センサ120-1などの、各近接センサは、単一電極静電容量型近接センサを含み得る。いくつかの実施形態では、近接センサのうちの1つまたは複数は、二重電極静電容量型近接センサであってよい。そのようなものとして、近接センサ120-1などの、各近接センサは、1つまたは2つの電極を備え得る。これらの近接センサの各々は、トリガーとなるエンティティが近接センサの範囲内にあるかどうかを示すデータをプロセッサ110に送ることができる。各近接センサは、トリガーとなるエンティティが近接センサの電極にどれくらい近いかを示す大きさの値を送信することもできる。トリガーとなるエンティティは、近接センサによって測定されるキャパシタンスを変化させる任意のエンティティであるものとしてよい。ユーザによって使用される場合、ユーザの身体の一部がトリガーとなるエンティティとして働き得る。近接センサの近くに置かれたユーザの手および/または指は、近接センサによってトリガーとなるエンティティとして感知され得る。このような近接センサは、トリガーとなるエンティティがいつ近接センサと接触し、トリガーとなるエンティティがいつ近接センサに近づくか(近いと総称する)を判定するように構成され得る。そのようなものとして、トリガーとなるエンティティの存在を検出する近接センサ120のうちの各近接センサについて、トリガーとなるエンティティは、近接センサの1つまたは複数の電極と直接接触している必要はない。
近接センサの上記の説明では、静電容量型近接センサの使用について重点的に取りあげているが、いくつかの実施形態では、静電容量型近接センサ以外の近接センサが使用され得ることは理解されるであろう。さらに、いくつかの実施形態では、複数のタイプの近接センサを使用することができ、たとえば、モバイルデバイスは、単一電極と二重電極の両方の静電容量型近接センサおよび/または他のタイプの近接センサを収容することができる。
プロセッサ110は、加速度計130などの、1つまたは複数の加速度計と通信することができる。加速度計130は、加速度データをプロセッサ110に送ることができる。そのような加速度データは、加速度の方向および加速度の大きさを示し得る。たとえば、システム100が位置決めされている(たとえば、手で持たれている)地面と成す角度は、加速度計130を使用して重力の引っ張る方向を感知することで決定され得る。いくつかの実施形態では、より正確な結果は、複数の加速度計から加速度データを受信することによって得られる。そのようなデータは、プロセッサ110によって平均化されるか、または他の何らかの形で組み合わされ得る。加速度計130は、加速度データが不要なときには無効化することができ、したがって節電になる。
プロセッサ110は、ディスプレイ140と通信することができる。ディスプレイ140は、モバイルデバイスのユーザにテキストおよび/またはグラフィックスを視覚的に提示するために使用され得る。ディスプレイ140が、アクティブであるか、または非アクティブであるか(たとえば、オンであるか、オフであるか)は、近接センサ120から受信されたデータに少なくとも部分的に基づくものとしてよい。たとえば、ディスプレイ140は、近接センサ120からの近接データがシステム100を収容するモバイルデバイスをユーザが手に持っていることを示すときにアクティブ化される。そのようなものとして、ディスプレイ140によって消費される電力は、ディスプレイ140がアクティブ化されている時間の長さを短縮することによって減少させることができる。ユーザの手のサイズおよび/または指の長さが決定されると、ディスプレイ140は、決定された手のサイズおよび/または指の長さに基づき識別されたユーザまたはユーザのクラスの指示を送ることができる。
モバイルデバイスのディスプレイおよび/または他のコンポーネントをオンにし、および/またはオフにすることも、ボタンなどの、モバイルデバイスの近接センサから分離しているユーザ入力デバイスから受け取った入力に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、ユーザは、モバイルデバイスがオフにされていることを示すためにボタンを押すことができる。近接センサ120からのデータは、モバイルデバイスが握られるのを止めるまで(場合によっては閾値期間の間)再びモバイルデバイスをオンにするためには使用され得ない。したがって、ユーザがボタンを押した場合、モバイルデバイスは、ユーザがそのままモバイルデバイスを握っている場合にはオンに戻らない。モバイルデバイスが一定期間の間握られていないかった後にユーザがモバイルデバイスを握った場合、モバイルデバイスはオンになるものとしてよい。いくつかの実施形態では、近接データに少なくとも部分的に基づきオンにするが、近接データに基づきオフにはしないことが望ましい場合がある。たとえば、ユーザが自分の手の位置を変えた場合に、モバイルデバイスがうっかりオフになることは望ましくないと思われる。
プロセッサ110は、ストレージ150からデータを読み出し、ストレージ150にデータを書き込むことができるものとしてよい。ストレージ150は、特定のユーザまたはユーザのクラスに対応するユーザプロファイルに関係するデータを格納するために使用される非一時的な記憶媒体であるものとしてよい。ユーザプロファイル155は、1つまたは複数のユーザプロファイルを含むことができる。各ユーザプロファイルは、特定のユーザを関連付けられ得る。たとえば、家族がシステム100を収容するモバイルデバイスを使用する場合に、父親、母親、および子供の各々についてユーザプロファイルが存在しているものとしてよい。それより多い、またはより少ないユーザプロファイル155が存在していてもよい。ユーザプロファイル155のうちの各ユーザプロファイルは、様々なカスタマイズを定義することができ、たとえば、ユーザ識別子、手のサイズ、指の長さ、握りの特性(たとえば、ユーザは典型的にはモバイルデバイスのどこをどの様に掴むか)、ユーザインターフェースプリファレンス(たとえば、アプリケーションが掲示される順序、お気に入りのリスティング)、追加のログインデータが必要かどうか、デバイスコントロール(たとえば、データ送信速度の制限、電力の制限、時間使用度の制限(たとえば、日、その日の時間、使用が禁止されている期間などの、単位時間当たりユーザによってモバイルデバイスが使用され得る総時間)、(送信および/または受信)データキャップ、視聴年齢制限(たとえば、子供が不適切なアプリケーションおよび/またはウェブサイトにアクセスするのを防ぐ)などがある。ユーザプロファイルは、複数のユーザの手のサイズおよび/または指の長さが判定され、格納される構成プロセスにおいて作成または修正され得る。マスタユーザ(たとえば、管理者、これは家族の親であってもよい)が、子供のモバイルデバイスの使用に対するコントロールなど、各ユーザプロファイルの様々な特性を定義することができる。
いくつかの実施形態では、特定のユーザに対するユーザプロファイルを有することに加えて、またはその代わりに、ユーザのクラスについて、1つまたは複数のユーザプロファイルが定義され得る。手のサイズおよび/または指の長さに基づき年齢層を推定することができる場合がある。たとえば、幼い子供は、典型的には、最小の手と最短の指を有する。年を取るにつれ、おおよそ成人になるまで手は成長するものとしてよい。そのようなものとして、ユーザの手のサイズを判定することによって、ユーザの少なくともおおよその年齢を推定することができる。たとえば、これらの推定結果を使用して、ユーザを3つのカテゴリ、幼い子供、子供、または成人のうちの1つにグループ分けすることができる。これらのユーザクラスの各々は、前の段落で説明されているような特性を定義するユーザプロファイルに関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、手のサイズおよび/または指の長さが特定のユーザに関連付けられているユーザプロファイルと一致しない場合、ユーザの手のサイズおよび/または指の長さに対応するユーザのクラスに対するユーザプロファイルが使用され得る。
プロセッサ110は、受信機160および/または送信機170と通信することができる。受信機160および送信機170は、トランシーバの一部とすることができる。受信機160および送信機170では、システム100が1つまたは複数の外部デバイスとワイヤレス方式で通信することを許すものとしてよい。受信機160および送信機170の動作は、ユーザプロファイル155に従ってプロセッサ110によって制御され得る。送信機170のデータ送信速度および/または電力は、ユーザエクスペリエンスを低下させるなどの理由で制御され得る(リモートホストアプリケーションおよび/またはウェブページのロードを遅くすることにより)。低下したユーザエクスペリエンスは、モバイルデバイスの過剰な使用を子供に止めさせるなどの理由から好ましい場合がある。低下したユーザエクスペリエンスは、子供がモバイルデバイスを伴わない他の活動(たとえば、宿題をするなど)に向かうよう働きかけることができる。
図2Aは、手のサイズに少なくとも部分的に基づきユーザエクスペリエンスをカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス200Aの一実施形態を示している。モバイルデバイス200Aは、図1のシステム100を収容することができる。モバイルデバイス200Aは、タブレットコンピュータ、携帯電話(たとえば、スマートフォン)、ラップトップコンピュータ、電子リーダー、携帯情報端末、ゲーム機、または他の何らかの種類のモバイルデバイスとすることができる。図示されているように、モバイルデバイス200Aの前部は、ディスプレイ220が見えるように図示されている。ディスプレイ220は、モバイルデバイス200Aのハウジングの前面に配置されうる。モバイルデバイス200Aは、ハウジング210を備えることができる。ハウジング210に結合されるのは、近接センサ212および214などの、複数の近接センサであってよい。近接センサ120は、モバイルデバイスの左側と右側(図示されているように)に配置構成され得る。そのようなものとして、ユーザは、手のサイズが測定されるようにモバイルデバイスのこれら2つの側部を同時に掴む必要があり得る。これらは、ユーザが典型的にはモバイルデバイスを手で持つモバイルデバイス200Aのいくつかの領域であってよい。近接センサ212および214などの、近接センサは、ユーザがモバイルデバイス200Aを握っているときにそのことを検出するように構成することができ、近接センサは、モバイルデバイスの左右のエッジ、モバイルデバイスの前部、および/または背部へのタッチを検出するより構成され得る。たとえば、近接センサ212は、近接センサ212とグランドとの間のキャパシタンスの変化を検出するように構成されている単一電極静電容量型センサであってよい。いくつかの実施形態では、いくつかの、またはすべての近接センサが、2つの電極を有する二重電極近接センサであってよい。
近接センサ212の付近にあるユーザの手および/または近接センサ214の付近にある(第2の)手は、それぞれの近接センサによって測定されるキャパシタンスの大きさに影響を及ぼし得る。9個の近接センサがモバイルデバイス200Aの左右の各々に例示されているが、他の実施形態では、それより多い、または少ない近接センサが存在し得る。各近接センサは、点線を使用して例示されており、近接センサが見えないこと、むしろ、各近接センサが外から見えないようにハウジング受け210によって隠せることを示している。いくつかの実施形態では、近接センサは、ユーザに見えるように配置構成されうる。
また図2Aには、点線の矢印で表されている、虚軸も例示されている。このような軸は、モバイルデバイスの座標系内にある。モバイルデバイスの1つまたは複数の加速度計によって検出されるような加速度の方向は、そのような座標系に従って解釈され得る。図2Aを参照すると、x軸201は、右に正であり(図示されているように)、左に負である(図示されているように)ことがわかる。Y軸202は、モバイルデバイス200Aの上の方へ正であり(図示されているように)、下の方へ負である(図示されているように)。Z軸203は、図2Cに例示されているようにモバイルデバイス200Aを通る。
図2Bは、手のサイズを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス200Bの一実施形態を例示している。モバイルデバイス200Bは、後部から見た図2Aのモバイルデバイス200Aを表し得る。モバイルデバイス200Bは、ハウジング210の後面上のトリガーとなるエンティティへの近接を感知するために近接センサを有していない場合がある。いくつかの実施形態では、近接センサは、それに加えて、または代替的に、ユーザの指の長さを測定するために存在し得る。モバイルデバイス200Bは、顔認識のため、カメラ277などの、1つまたは複数のカメラを有することができる。顔認識は、手のサイズおよび/または指の長さを使用してのユーザの判定を補うために使用することができる。
x軸201およびz軸203の極性は、図2Bでは反転されて示されており、これは、モバイルデバイスがひっくり返され、そのようなものとして、モバイルデバイスの座標系内にとどまるために、これらの軸は再配向されなければならない。
図2Cは、手のサイズを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態を例示している。モバイルデバイス200Cは、側部から見た図2Aのモバイルデバイス200Aおよび/または図2Bのモバイルデバイス200Bを表し得る。いくつかの実施形態では、近接センサ280は、モバイルデバイス200Cの側部にそって存在し得る。近接センサの類似の配置構成は、モバイルデバイス200Cの対向する側部に存在し得る。近接センサ280およびモバイルデバイス200Cの対向する側の近接センサは、図2Aの近接センサに加えて、またはそれと代替的に、ユーザの手のサイズ(手の幅および/または掌の幅の測定の形態をとり得る)を判定するために使用され得る。モバイルデバイス200Cを握ったときに、ユーザの手の幅は、ユーザの手がモバイルデバイス200Cの例示されている側に近接している場合に近接センサ280を使用して測定され得る。図2Cは、y軸202およびz軸203を例示している。図2Cにおいて、ディスプレイ220(図示せず)を収容するデバイスの前部は、右にある(図示されているように)。
図2Cの(および図2Cに描かれている側部と反対の側部の)近接センサは、送信近接センサ、つまり、二重電極近接センサの送信電極のみを収容することができる。受信近接センサ(二重電極近接センサの他方の電極)は、図3Aから図3Cに例示されているような、モバイルデバイスの後部に配置され得る。モバイルデバイスの反対側にある電極は、異なる周波数で送信を行うことができる(たとえば、一方の側では150Hz、他方の側では75Hzである)。そのようなものとして、手が接触するモバイルデバイスの側部はどちらであるかを判定することができる。これは、モバイルデバイスがモバイルデバイスの後部の半分以上にわたってユーザの手が届き得る十分に小さいもの(たとえば、携帯電話、小型タブレット)である場合に特に有用であり得る。そのような配置構成は、大きな手が小さな手として測定されるのを防ぐことができる(ユーザの手の1つまたは複数の指がデバイスの後部上に実質的に手が届き、モバイルデバイスの他方の側部に近いモバイルデバイスの後部と接触するからである)。モバイルデバイスの対向する側部上の異なる送信近接センサ間の周波数を変えることによって、近接データを使用して、モバイルデバイスのどの側部から手を伸ばしているかを判定することができる。
図3Aから図3Cは、モバイルデバイスのハウジングの後部に存在し得る近接センサの様々な配置構成を表す。近接センサのこのような配置構成は、図2A〜図2Cのモバイルデバイスなどの、すでに説明されているモバイルデバイスのいずれかに存在し、図1のシステム100を収容し得る。図3Aは、指の長さを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス300Aの一実施形態を例示する。図2A〜図2Cのモバイルデバイスは、指の長さの判定を可能にするそのような近接センサも備えることができる。
モバイルデバイス300Aのハウジング310上の各点線の矩形は、近接センサ320および330などの、近接センサを表し得る。点線の各矩形は、単一電極静電容量型近接センサを表すものとしてよい。たとえば、近接センサ320および近接センサ330は、単一電極静電容量型近接センサを表すものとしてよい。あるいは、点線の各矩形は、二重電極近接センサの電極を表すものとしてよい。たとえば、近接センサ320および近接センサ330は、二重電極静電容量型近接センサの電極を表すものとしてよい。
モバイルデバイス300Aが縦向きモードでユーザによって握られている場合、ユーザの指が長ければ長いほど、ハウジング310の後部のより多くの、または異なる近接センサでトリガーとなるエンティティ(この場合、ユーザの指)への近接を示す近接データを出力することができる。図示されているように、近接センサは、モバイルデバイス300Aの後部の左側および/または右側に配置され、これにより、両手について指の長さを同時に判定することができる。例示されている近接センサは、図2A〜図2Cに提示されている近接センサに加わるか、またはその代わりになるものとしてよい。
図3Bは、指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス300Bの別の実施形態を例示している。モバイルデバイス300Bは、図2Bのモバイルデバイス200Bの一実施形態を表し得る。ハウジング310は、後部から示されている。点線の各矩形は、近接センサを表すものとしてよい。点線の各矩形は、単一電極静電容量型近接センサを表すものとしてよい。たとえば、近接センサ340および近接センサ350は、単一電極静電容量型近接センサを表すものとしてよい。あるいは、点線の各矩形は、二重電極近接センサの電極を表すものとしてよい。たとえば、近接センサ340および近接センサ350は、二重電極静電容量型近接センサの電極を表すものとしてよい。
モバイルデバイス300Bがユーザによって握られている場合、ユーザの指が長ければ長いほど、ハウジング310の後部のより多くの、または異なる近接センサでトリガーとなるエンティティ(この場合、ユーザの指)への近接を示す近接データを収集することができる。図示されているように、近接センサは、モバイルデバイス300Bの後部の左側および/または右側に配置され得る。近接センサは、図示されているようにモバイルデバイス300Bの後部の頂部および/または底部にも配置され得る。そのようなものとして、モバイルデバイス300Bが横向きモードで握られるか、または縦向きモードで握られるかに関係なく、ユーザの指の長さが判定され得る。例示されている近接センサは、図2A〜図2Cに提示されている近接センサに加わるか、またはその代わりになるものとしてよい。
図3Cは、指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス300Cのさらに別の実施形態を例示している。モバイルデバイス300Cは、図2Bのモバイルデバイス200Bの一実施形態を表し得る。ハウジング310は、後部から示されている。点線の各矩形は、近接センサを表すものとしてよい。点線の各矩形は、単一電極静電容量型近接センサを表すものとしてよい。たとえば、近接センサ360および近接センサ370は、単一電極静電容量型近接センサを表すものとしてよい。あるいは、点線の各矩形は、二重電極近接センサの電極を表すものとしてよい。たとえば、近接センサ360および近接センサ370は、二重電極静電容量型近接センサの電極を表すものとしてよい。各行および/または列内に存在する近接センサの数は、他の実施形態では異なることがある。さらに、近接センサの配置構成は、実施形態ごとに異なることがある。
モバイルデバイス300Cがユーザによって握られている場合、ユーザの指が長ければ長いほど、ハウジング310の後部のより多くの、または異なる近接センサでトリガーとなるエンティティ(この場合、ユーザの指)への近接を示す近接データを出力することができる。モバイルデバイス300Cのハウジング310上に配置構成されているような、近接センサは、指の長さおよび/または手のサイズ(たとえば、手の幅)を測定するために使用され得る。近接センサは、図示されているように、ハウジング310の後部全体にわたって配置することもできる。そのようなものとして、モバイルデバイス300Cが横向きモードで握られるか、または縦向きモードで握られるかに関係なく、ユーザの指の長さおよび/または手のサイズが判定され得る。例示されている近接センサは、図2A〜図2Cに提示されている近接センサに加わるか、またはその代わりになるものとしてよい。
図2および図3の実施形態は、モバイルデバイスの一部として組み込まれているように図示されているが、他の実施形態では、そのような近接センサは、モバイルデバイスが中に取り付けられているハウジングの一部として組み込まれ得る。たとえば、近接センサは、モバイルデバイスが中に挿入され得るアフターマーケットのケースの一部であってよい。ワイヤレスまたは有線通信を介して、近接センサからのデータは、ケースからモバイルデバイスに転送され得る。たとえば、モバイルデバイスへのアクセスを制限するなどのために、ケースから取得された近接データを利用するためのアプリケーション(たとえば、「app」)がモバイルデバイスにインストールされ得る。いくつかの実施形態では、近接データの処理の少なくとも一部は、ケース内の処理デバイスによって遂行され得る。どのユーザがモバイルデバイスにアクセスしようと試みているか、ユーザの手のサイズ、および/またはユーザの指の長さなどの、そのような処理から導出される情報をモバイルデバイスに送信することができる。
図4は、ユーザによって握られている手のサイズおよび/または指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス400の一実施形態を例示している。実施形態400のモバイルデバイスは、手のサイズおよび/または指の長さを使用してモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための図1のシステム100または他のシステムを収容することができる。モバイルデバイスのハウジング410は、ユーザの手415で持つことができる。モバイルデバイス200A、200B、200C、300A、300B、および/または300C(または他の何らかのモバイルデバイス)のハウジングを表すものとしてよい、ハウジング410は、図2Bおよび図3A〜図3Cのように、後側から示されている。そのようなものとして、図4は、モバイルデバイスの背後を示しており、ユーザは、モバイルデバイスの対向側(つまり、前側)に存在するディスプレイを見ている。いくつかの実施形態では、ユーザの手のサイズ(たとえば、ユーザの手の幅)および/またはユーザの指の長さを測定するために、一方の手について測定が行われ、他方では、両手に対する測定が行われる。ユーザの手の幅を判定するステップは、ハウジング410の側部と接触しているユーザの手の各々の部分に基づくものとしてよい。測定結果420は、手415が接触している各エッジに沿ってハウジング410上の領域を示している。このような測定は、図2Aおよび図2Cに例示されているような、1つまたは複数の近接センサを使用して集められた近接データを使用して決定され得る。
代替的に、またはそれに加えて、ユーザの一方の手または両手415の指の長さが測定され得る。このような実施形態では、1つまたは複数の近接センサが、ユーザの指の長さの測定を補助するためにモバイルデバイスの背後に配置され得る。測定結果430は、ユーザの指の長さを少なくとも近似的に示す。測定結果430は、ユーザがデバイスを握りながら1本または複数の指を曲げる傾向を有するかどうかなど、ユーザがモバイルデバイスを手に持つ仕方の影響を受け得る。測定結果430を決定するために、近接センサが、図3A〜図3Cに提示されているように、またはいくつかの他の配置構成で配置され得る。図4は、ハウジング410が両手で手で握られているように示しているが、いくつかの実施形態では、一方の手だけを使用して握ることも可能である。いくつかのデバイスの実施形態は、片側にのみ近接センサを有するものとしてよい。
図5は、図4の実施形態400に比べて小さい手のユーザによって握られている手のサイズおよび/または指の長さに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス500の一実施形態を例示している。図5のハウジング510は、図4に存在しているハウジング410を表すものとしてよい(つまり、同じモバイルデバイスが、異なるサイズの手のユーザが手で持っている)。実施形態500において、より小さい手を持つユーザが、ハウジング510を握っている。たとえば、図4の手415は大人の手を表し、手515は子供の手を表すものとしてよい。測定結果520は、手515が接触している各エッジに沿ってハウジング510上の領域を示している。測定結果520は、ユーザの手の幅の測定結果と見なせる。測定結果520は、手515がハウジング410に関する手415に比べてハウジング510のより小さい領域と接触している(または近接している)ので、測定結果420に比べてより短い距離を示している。
それに加えて、または代替的に、ユーザの指の長さが判定され得る。測定結果530は、ユーザの指の測定結果を示す。測定結果530は、ユーザがデバイスを握りながら1本または複数の指を曲げる傾向を有するかどうかなど、ユーザがモバイルデバイスを手に持つ仕方の影響を受け得る。正確な測定を実施するために、ユーザは、より正確な長さ測定を行えるように1本または複数の指を真っ直ぐに伸ばすことが要求されるか、または指示され得る。測定結果530は、測定結果430に比べて小さいので、手515-1は手415-1と異なる人物に属すと判定され得る。そのようなものとして、手515を有するユーザのモバイルデバイスによって、手415を有するユーザとは異なるユーザプロファイルが使用され得る。図5は、ハウジング510が両手で握られているように示しているが、いくつかの実施形態では、一方の手だけを使用して握ることも可能である。一方のハンドグリップについて、手のサイズおよび/または指の長さは、片手のみについて決定され得る。
それに加えて、手515は、図4の手415と比較してより低い領域内でハウジング510を握っている。手515は、また、図4の手415と異なる角度でハウジング510を握っている。手のサイズおよび指の長さに加えて、そのような握り特性は、ユーザおよび/またはユーザに関連付けられているユーザプロファイルを識別するために使用され得る。
図6は、指の長さおよび/または手のサイズに基づき構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスの一実施形態600を例示している。実施形態600のデバイスは、図2Bおよび図3Bに例示されているものとしてよい。実施形態600のモバイルデバイスは、指の長さおよび/または手のサイズに基づき構成をカスタマイズするように構成された図1のシステム100または他のシステムを備えることができる。デモンストレーションを目的として、2つの異なるサイズの手が、実施形態600のモバイルデバイスを握っているものとして例示されている。実際の使用条件の下で、単一のユーザがモバイルデバイスを握ることになるので、両手のサイズは、ほぼ同じである可能性が高いことは理解されるであろう。手515-1は、手415-2に比べて小さく、指の長さも短い。そのようなものとして、手515-1が、ハウジング610を掴む場合、ハウジング610上のより少ない近接センサがトリガーされる。この場合、手515-1は3つの近接センサと接触している。より長い指を有する手415-2は、ハウジング610上のより多くの近接センサをトリガーする。手415-2は、5個の近接センサに近接しているが、手515-1は、3個の近接センサに近接している。そのようなものとして、ユーザの(一方の、または両方の手の)指の長さによってトリガーされる近接センサの個数を使用して、ユーザに対してモバイルデバイスをどのようにカスタマイズするかを決定する特定のユーザプロファイルを選択することができる。
図7は、手のサイズに基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするシステムを構成するための方法700の一実施形態を例示している。方法700は、図2から図6に関して提示されているモバイルデバイスなどの、モバイルデバイスによって実行され得る。そのようなモバイルデバイスは、手のサイズおよび/または指の長さに基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための、図1のシステム100などの、システムを収容することができる。方法700の各ステップを実行するための手段は、モバイルデバイスを含むことができる。より具体的には、方法700の各ステップを実行するための手段は、図1のシステム100、類似のシステム、および/または図10のコンピュータシステム1000などの、コンピュータシステムを含み得る。
ステップ710において、モバイルデバイス上で構成モードに入ることができる。構成モードには、モバイルデバイスがユーザの手のサイズ(たとえば、手の幅)、指の長さ、および/または握り特性に基づき構成をカスタマイズするように構成されるべきであることを指示する入力をモバイルデバイスにユーザが供給することに基づき入るものとしてよい。
ステップ720で、ユーザはモバイルデバイスを掴むよう求められ得る。ユーザは、ユーザが典型的には使用時にモバイルデバイスを掴んでいる仕方でモバイルデバイスを掴むよう求められ得る。これは、一方の手または両手でモバイルデバイスを掴むことを伴い得る。指の長さが使用される場合、ユーザは、自分の指を真っ直ぐに伸ばすよう指示され、これにより、測定される少なくとも1本または複数の指がほぼ真っ直ぐになる。ステップ720で、ユーザは、モバイルデバイスを掴むことができる。
ステップ730で、近接データが、複数の近接センサを使用してモバイルデバイスによって収集され得る。近接センサの各々から集められたデータは、トリガーとなるエンティティが近接センサと接触しているか、または近接センサの近くにあるかどうかを示し得る(近接センサの近くにあると総称される)。近接データの大きさに基づき、ユーザの手または指の一部などの、トリガーとなるエンティティの存在が判定され得る。
ステップ740において、ステップ730で収集された近接データを使用して、ユーザの手のサイズ(たとえば、手の幅)、指の長さ、および/または握りが判定され得る。ステップ750で、手のサイズ、指の長さ、および/または握りの情報は、ユーザプロファイルの一部として格納され得る。ユーザの手のサイズを判定するステップは、近接データを使用して決定されるように、モバイルデバイスのハウジングとユーザの手とが接触する量に基づくものとしてよい。たとえば、ユーザの手がハウジングと接触するモバイルデバイスの側部に沿った距離は、ユーザの手の幅として使用され得る。(手が大きければ大きいほど、モバイルデバイスのハウジングの側部と接触することが予想され得る手の部分も多くなる)。ユーザに対するこのような情報は、ユーザプロファイルの一部として格納され得る。
ステップ760で、ユーザプロファイルの一部として、図1のユーザプロファイル155に関して説明されている特性のようなアプリケーションの許可、表示されるべきアプリケーションの順序、許可されたデータ送信速度、および/または許可されたデータ送信電力レベルなどの、様々な特性が格納され得る。これらの特性は、ユーザに合わせてモバイルデバイスの構成をカスタマイズするために使用され得る。それに加えて、ユーザプロファイルの一部として、ユーザ名、パスワード、および/またはユーザの画像が格納され、ユーザプロファイルにアクセスする追加手段として使用できる。
ステップ770で、追加のユーザがモバイルデバイスを使用していて、手のサイズによって識別されるべきかどうかが決定され得る。たとえば、ステップ770で、モバイルデバイスが追加のユーザ向けに構成されるべきかどうかを問い合わせるプロンプトがモバイルデバイスによって提示され得る。「yes」の応答が受信された場合、方法700はステップ720に戻り、ステップ720からステップ760がその追加ユーザのために実行され得る。「no」の応答が受信された場合、方法700は、ステップ780に進むものとしてよい。
ステップ780で、手のサイズ、指の長さ、および/または握りの情報が取得されたユーザの各々が手のサイズ、指の長さ、および/または握りの情報に基づき区別できるかどうかが判定され得る。たとえば、指の長さデータが父親、母親、および子供の3人のユーザについて受信された場合、各ユーザの指の長さが著しく異なり得る。そのようなものとして、モバイルデバイスは、指の長さに基づきモバイルデバイスにどのユーザがアクセスしているかを判定することができるものとしてよい。そのようなものとして、方法700は、ステップ785に進むことができる。手のサイズ、指の長さ、および/または握り情報は、どのユーザがモバイルデバイスにアクセスを試みているかを判定するために、個別にまたはまとめて使用することができる。
ステップ780で、ユーザが手のサイズ、指の長さ、および/または握り特性に基づき区別され得ない場合、方法700はステップ790に進むことができる。たとえば、母親の手と子供の手が似たサイズである状況において、指の長さだけに基づきユーザを区別することは可能でない場合がある。そのようなものとして、モバイルデバイスにアクセスするための代替的配置構成が、指の長さの判定の代わりに、またはそれに加えて、必要になることがある。ステップ790で、ユーザに対して、手のサイズ、指の長さ、および/または握り特性が個別のユーザを識別するために単独では十分でないというプロンプトが表示され得る。ステップ795で、ユーザ名およびパスワードなどの、追加のログイン要件が構成され得る。そのような追加のログイン手順は、手のサイズ、指の長さ、および/または握り特性の検出に加えて実行することができる。
方法700を使用して個別のユーザに合わせてモバイルデバイスへのアクセスを構成するのではなく、類似の方法を使用してユーザのクラスに合わせてモバイルデバイスへのアクセスを構成することができる。そのような配置構成は、手のサイズまたは指の長さが特定の閾値より小さいユーザとして定義され得る、類似の小さな子供がいる複数のユーザが、同じユーザプロファイルを使用することができる場合に好ましいものとしてよい。そのようなものとして、モバイルデバイスの構成が各ユーザクラスに合わせてどのようにカスタマイズされるかということとともに、プロファイルに対し手のサイズおよび/または指の長さの範囲を定義することによって、大人、ティーンエイジャ、および他の子供などの、ユーザのクラスについて、ユーザプロファイルが作成されるか、または事前定義され得る
図8は、手のサイズに基づきユーザによって握られているモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法の一実施形態を例示している。方法800は、図2から図6に関して提示されているモバイルデバイスなどの、モバイルデバイスによって実行され得る。そのようなモバイルデバイスは、手のサイズおよび/または指の長さに基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための、図1のシステム100などの、システムを収容することができる。方法800の各ステップを実行するための手段は、モバイルデバイスを含むことができる。より具体的には、方法800の各ステップを実行するための手段は、図1のシステム100、類似のシステム、および/または図10のコンピュータシステム1000などの、コンピュータシステムを含み得る。方法800では、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするため指の長さを使用することを重点的に扱っているが、指の長さに加えて、または指の長さの代わりに、手のサイズ(たとえば、手の幅)が使用され得ることを理解されよう。握り特性も、それに加えて、または代替的に使用することができる。
ステップ810で、近接データは、1つまたは複数の近接センサを使用して収集され得る。近接センサの各々から集められたデータは、トリガーとなるエンティティが近接センサと接触しているか、または近接センサの近くにあるかどうかを示し得る(近接センサの近くにあると総称される)。近接データの大きさに基づき、ユーザの手または指の一部などの、トリガーとなるエンティティの存在が判定され得る。
ステップ820で、ユーザがモバイルデバイスを握ったと判定され得る。この判定は、ユーザが一方の手または両手でモバイルデバイスを握ったかどうかを判定するステップを含むことができる。この判定は、ステップ810で収集された近接データに少なくとも部分的に基づくものとしてよい。それに加えて、加速度計などからの加速度データを使用して、モバイルデバイスが握られているかどうかを判定することができる。ユーザがモバイルデバイスを握ったと判定し、偽陽性を回避するために、ユーザがモバイルデバイスのいずれかの側(たとえば、左側と右側または頂部と底部)に一方の手を当てるなど、両手でモバイルデバイスを握ることが必要になる場合がある。スリープまたはハイバネーションモードに入っている間、モバイルデバイスは、ユーザがデバイスを掴んだかどうかを判定するために近接データを解析するアルゴリズムを実行しているものとしてよい。このアルゴリズムは、いったんユーザがデバイスを掴んだ後はデバイスが再びスリープまたはハイバネーションモードに置かれるまで実行を停止することができる。
ステップ830で、モバイルデバイスを握っているユーザの指の長さが判定され得る。ユーザの指の長さを判定するステップは、図6に例示されているような、モバイルデバイスのハウジングの後部上にユーザの1本または複数の指がどれほど伸びるかを判定するステップを伴い得る。指の長さではなく、手の幅などの手のサイズが使用される場合、ユーザの手のサイズを判定することは、モバイルデバイスのハウジングと接触しているか、または近接しているユーザの手の面積または長さを判定すること、またはモバイルデバイスのハウジングと接触しているか、または近接しているユーザの手の面積または長さに基づきユーザの手のサイズを計算することを意味し得る。ステップ830でのユーザの指の長さの判定は、ユーザの各手について計算され得る(ユーザは両手でデバイスを握っていると想定して)。各測定された指は、モバイルデバイスによって格納されたユーザプロファイルの格納済みの指の長さの測定結果の特定の許容範囲内にある必要がある(またはリモートで)。いくつかの実施形態では、ユーザの各指の長さの測定結果の平均をとり、ユーザの平均の指の長さを決定することができる。
前に、ステップ830と同時に、または後に、カメラを使用する顔認識などの別の形態の識別認証が実行され得る。そのような二次的形態の識別認証は、類似の長さの指を持つ別の人物がデバイスのユーザと混同されるのを防ぐことができる。それに加えて、モバイルデバイスがどのように持ち上げられるか(ユーザがモバイルデバイスを持ち上げ、下に降ろし、また持ち上げるなど)などの身振りが、ユーザを識別するために使用され得る。ユーザを識別する各そのような方法は、重みを与えられ、ユーザを識別するために一緒にまとめて使用され得る。
さらに、ユーザの識別を補助するために過去の使用パターンが使用され得る。たとえば、第1のユーザが典型的に水曜日の正午にモバイルデバイスを使用する場合、その時点で、モバイルデバイスは、別のユーザが同じ手のサイズに関連付けられているにも関わらず第1のユーザに関連付けられているユーザプロファイルを選択することができる。
ステップ840で、モバイルデバイスの構成は、指の長さに少なくとも部分的に基づきカスタマイズされ得る。構成のこのカスタマイズは、モバイルデバイスによって格納されているユーザプロファイルをロードするステップを伴い得る。ユーザプロファイルは、特定のユーザまたはユーザのクラスについて格納され得る。このユーザプロファイルは、図7の方法700に関して説明されているような、構成プロセスにおいてすでに構成されている場合がある。モバイルデバイスは、モバイルデバイスがアクティブに使用されている限りステップ840で構成されたままであるものとしてよい。たとえば、モバイルデバイスが下に置かれた後、または少なくとも1つのユーザの手ともはや接触しなくなった後、モバイルデバイスは、モバイルデバイスが次に握られたときに方法800を繰り返すことによって手のサイズに基づき再構成され得る。モバイルデバイスは、ステップ730で、またはステップ730の後にユーザが誰であるかを再評価することができる。たとえば、ステップ720に続いて、ユーザは、識別されていない大人に対するユーザプロファイルを与えられ得る。顔認識を実行した後に、ユーザインターフェースは、特定のユーザに合わせて再構成され得る。
モバイルデバイスのカスタマイズの一部として、通話および/または典型的にはユーザの携帯電話に送信されるテキストメッセージ(たとえば、SMS、MMS)は、ユーザが手に持っているモバイルデバイスにルーティングされ得る。たとえば、特定のユーザがモバイルデバイスを握っていると検出され、場合によってはユーザの携帯電話が、握られていないと、または他の何らかの形で手で持たれていると示されたされた場合、通話および/またはテキストメッセージは、モバイルデバイスにルーティングされ得る。そのような場合、ユーザの携帯電話が着信音をならすこと、および/または振動することは有り得ない。このプロセスに関する詳細は、すでに出願されている、すべての目的に関して参照により本明細書に組み込まれている2010年8月5日に出願した米国特許出願第12/851,413号、名称「Communication Management Utilizing Destination Device User Presence Probability」に見られる。
図9は、モバイルデバイスを握っているユーザの手のサイズおよび/または指の長さに基づきモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法900の一実施形態を例示している。方法900は、図2A〜図2Cおよび/または図3A〜図3Cのモバイルデバイスなどの、モバイルデバイスによって実行され得る。そのようなモバイルデバイスは、手のサイズに基づきユーザエクスペリエンスをカスタマイズするための、図1のシステム100などの、システムを収容することができる。方法900は、特定のユーザまたはユーザのクラスに対するユーザプロファイルでモバイルデバイスを構成するために方法700が使用された後に実行され得る。方法900は、方法800のより詳細な実施形態を表すものとしてよい。方法900の各ステップを実行するための手段は、モバイルデバイスを含むことができる。より具体的には、方法900の各ステップを実行するための手段は、図1のシステム100、類似のシステム、および/または図10のコンピュータシステム1000などの、コンピュータシステムを含み得る。方法900では、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするため指の長さを使用することを重点的に扱っているが、指の長さに加えて、または指の長さの代わりに、手のサイズ(たとえば、手の幅)が使用され得ることを理解されたい。握り特性も、それに加えて、または代替的に使用することができる。
ステップ910で、近接データは、モバイルデバイスの1つまたは複数の近接センサを使用して収集され得る。近接センサの各々から集められた近接データは、トリガーとなるエンティティが近接しているかどうかを示すことができる。近接データは、大きさを示すことができる。この大きさは、トリガーとなるエンティティがどれくらい近く、および/またはどれくらい大きいかを示すために使用され得る。近接データの大きさに基づき、ユーザの手または指の一部などの、トリガーとなるエンティティの存在が判定され得る。いくつかの実施形態では、感度レベルは、モバイルデバイスについて設定され得る。感度レベルは。大きさの閾値を示すことができ、これを下回ると、トリガーとなるエンティティはモバイルデバイスの近くにあるとは見なされない。
ステップ920で、モバイルデバイスは、ユーザがモバイルデバイスを握ったかどうかを判定することができる。ユーザがモバイルデバイスを握っていることをこのように検出するステップは、モバイルデバイスのプロセッサがステップ910で1つまたは複数の近接センサから収集した近接データを受信し、解析するステップを伴い得る。ユーザがモバイルデバイスを握ったと判定し、偽陽性を回避するために、ユーザがモバイルデバイスのいずれかの側(たとえば、左側と右側または頂部と底部)に一方の手を当てるなど、両手でモバイルデバイスを握ることが必要になる場合がある。そのようなものとして、ログインプロセスを初期化するために、ユーザは、両手でモバイルデバイスを握る必要がある場合があり、したがって、場合によっては、ユーザは手の幅および/または指の長さが測定され得る位置に両手を置く必要も生じる。
ステップ930で、ユーザの指の長さが決定され得る。ユーザの指の長さを判定するステップは、モバイルデバイスのハウジングの後部と接触するときに1本または複数の指-各手の1本の指など-の長さを測定するステップを伴い得る。ユーザに対して、測定される指を真っ直ぐに伸ばすように指示することができ、これにより各指の正確な測定が行える。ステップ910で収集された近接データは、ユーザの指の長さを判定するために使用され得る。各測定された指の長さは、モバイルデバイスによって格納されたユーザプロファイルの格納済みの指の長さの測定結果の特定の許容範囲内にある必要がある(またはリモートで)。いくつかの実施形態では、ユーザの各指の長さの測定結果の平均をとり、ユーザの平均の指の長さを決定することができる。
いくつかの実施形態では、指の長さに加えて、または指の長さの代替えとして、ユーザの手のサイズが判定され得る。ユーザの手のサイズを判定することは、モバイルデバイスのハウジングと接触しているか、または近接しているユーザの手の面積または長さを判定すること、またはモバイルデバイスのハウジングと接触しているか、または近接しているユーザの手の面積または長さに基づきユーザの手のサイズを計算することを意味し得る。ステップ930でのユーザの手のサイズの判定は、ユーザの各手について計算され得る(ユーザは両手についてデバイスを握っていると想定して)。各手は、モバイルデバイスによって格納されたユーザプロファイルの格納済みの手のサイズの測定結果の特定の許容範囲内にある必要がある(またはリモートで)。いくつかの実施形態では、ユーザの各手の測定結果の平均をとり、ユーザの平均の手のサイズを決定することができる。
ステップ940で、1つまたは複数のユーザプロファイルが選択され得る。ユーザプロファイルは、複数のユーザプロファイルの組から選択され得る。その組の各ユーザプロファイルは、特定のユーザ用であるか、またはユーザのクラス用であってよい。ユーザプロファイルの組は、特定のユーザに対するユーザプロファイル、さらにはユーザのクラスに対するユーザプロファイルを定義することができる。ユーザプロファイルは、ユーザがモバイルデバイスを使用している間にモバイルデバイスに適用される特性を定義することができる。ステップ940で選択された1つまたは複数のユーザプロファイルは、購入前にモバイルデバイス上で再構成されているか、または方法700などを介して、ユーザプロファイルがユーザによって作成され、および/またはカスタマイズされているものとしてよい。単一のユーザプロファイルがステップ930で決定された指の長さと一致している場合、方法900はステップ960に進むことができる。複数のユーザプロファイルが決定された指の長さと一致している場合、方法900はステップ950に進むことができる。
ステップ950で、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするために選択されたユーザプロファイルのうちのどれを使用するかを決定するために1つまたは複数の追加の認証手順が使用され得る。追加の認証手順は、顔認識を伴うこともできる。そのようなものとして、モバイルデバイスを握っているユーザの画像が取り込まれ、各選択されたユーザプロファイルとリンクされている画像と比較され得る。取り込まれた画像と最も一致度の高いユーザプロファイルの画像があると、結果として対応するユーザプロファイルがロードされ得る。他の追加の認証手順として、ユーザにパスワードの入力を要求すること、ユーザに身振りの実行を要求すること、音声認識、およびモバイルデバイスがどのように握られている解析することが挙げられる。ステップ950の追加の認証に続いて、1つまたは複数の追加の認証手順が、単一のユーザプロファイルをステップ940で選択された複数のユーザプロファイルから選択することを可能にし得る。
ユーザプロファイルが選択された後、モバイルデバイスの動作がユーザプロファイルに従ってカスタマイズされ得る。方法900の例示されている実施形態において、2つの追加のステップ、ステップ960と970とが実行され、これによりモバイルデバイスをカスタマイズする。モバイルデバイスをカスタマイズするこれらのステップは、例示を示すことを目的としており、他の実施形態では、モバイルデバイスは異なる仕方でカスタマイズされ得ることは理解されるであろう。
モバイルデバイスの構成は、選択されたユーザプロファイルに従ってカスタマイズできる。モバイルデバイスは、モバイルデバイスがユーザによってアクティブに使用されている限りステップ960および970で構成されたままであるものとしてよい。たとえば、モバイルデバイスが下に置かれた後、または所定の期間の間、ユーザの少なくとも一方の手ともはや接触しなくなった後、モバイルデバイスは、モバイルデバイスが次に握られたときに方法900を繰り返すことによって手のサイズに基づき再構成され得る。モバイルデバイスの構成をカスタマイズするステップは、ユーザによる使用のため利用可能な機能(たとえば、アプリケーション)の部分集合のみを提示するステップ、インターネットへのアクセスを制限するステップ、モバイルデバイスの機能に対するアイコンを特定の順序で配置構成するステップ、デバイスプリファレンス(たとえば、画面の明るさ、音量)を調整するステップ、最大データ送信および/または受信速度を調整するステップ、送信電力を調整するステップ、および/または使用時間および/またはデータキャップを強制するステップを含むことができる。
ステップ960および970は、モバイルデバイスをカスタマイズする様々な方法を表すものとしてよい。ユーザプロファイルに応じて、モバイルデバイスの構成をカスタマイズするためにより多くの、またはより少ない数のステップが存在し得る。ステップ960で、モバイルデバイスのデータ送信速度および/またはデータ送信の電力は、ユーザプロファイルに従って制限され得る(たとえば、最大閾値を超えることが許されない)。これにより、ストリーミングビデオまたはゲームを視聴するのが子供にとってあまり望ましくないものにするなど、モバイルデバイスを意図的に、使用するのがあまり望ましくない状態にすることができる。ステップ970で、モバイルデバイスの機能に関係するアイコンの配置および/またはユーザにどの機能を提示するかなどの、ユーザインターフェースの提示もカスタマイズできる。そのようなものとして、ユーザの指の長さおよび関連付けられているユーザプロファイル(および場合によっては他のログイン情報)に基づき、モバイルデバイスのユーザインターフェースを特定のユーザに合わせて構成することができる。
方法900の一例として、父親、母親、幼い子供、10代の息子からなる家族を考える。父親と10代の息子は、最も長い指を有し、両者ともほぼ同じ長さである。幼い子供は、最も短い指を有し、母親の指は、幼い子供より長く、10代の息子と父親よりも短い。方法700は、ユーザプロファイルをこれらのユーザの各々とリンクするようにすでに実行済みであるものとしてよい。これらのユーザのうちの1人などの管理者が、他のユーザのプロファイルの一部または全部の特性を定義することができる。たとえば、父親または母親が、幼い子供のユーザプロファイルにデータ転送速度制限を設定することができる。
幼い子供がモバイルデバイスを持ち上げたときに、近接データがステップ910で収集され得る。ステップ920で、モバイルデバイスは、それが握られていると判定することができる。ステップ930で、幼い子供の指の長さが測定され、場合によっては両手について測定され得る。ステップ940で、幼い子供のユーザプロファイルを選択することができる。幼い子供は、最も短い指を有し、他のどのユーザも、類似の短い長さの指を有していないので、方法900は、ステップ940からステップ960に進むことができる。幼い子供のユーザプロファイルに基づき、モバイルデバイスの構成をカスタマイズすることができる。たとえば、モバイルデバイスのデータ送信速度が制限され、幼い子供の親によって承認された機能のみが使用のため提示され得る。
10代の息子がモバイルデバイスを持ち上げたときに、近接データがステップ910で収集され得る。ステップ920で、モバイルデバイスは、それが握られていると判定することができる。ステップ930で、10代の息子の指の長さが測定され得る。ステップ940で、10代の息子および父親が類似の指の長さを有しているので、方法900はステップ950に進むことができる。ステップ950で、ユーザの取り込まれる画像の形態で追加の認証が実行され得る。指の長さおよび画像に基づき、10代の息子が識別され得る。10代の息子の識別に続き、モバイルデバイスは、10代の息子のユーザプロファイルに従って10代の息子が使用できるようにカスタマイズされ得る。
図10は、コンピュータステムの一実施形態を例示している。コンピュータシステム1000は、本出願で説明されているモバイルデバイスおよびシステムのコンポーネントのうちのいくつかを表すことができる。図10は、様々な実施形態によって提供される方法を実行することができるコンピュータシステム1000の一実施形態の概略図である。図10は、様々なコンポーネントの一般化された図を示すことのみを目的としており、そのどれか、またはすべてが適切に利用され得ることに留意されたい。図10は、したがって、個別のシステム要素が比較的個別化された様式または比較的より一体化された様式でどのように実装され得るかをおおざっぱに示している。
コンピュータシステム1000は、バス1005を介して電気的に結合され得る(または適宜、他の何らかの形で通信しているものとしてよい)ハードウェア要素を備えるように図示されている。ハードウェア要素は、限定することなく、1つまたは複数の汎用プロセッサおよび/または1つまたは複数の専用プロセッサ(デジタル信号処理チップ、グラフィックスアクセラレーションプロセッサ、および/または同様のものなど)を含む、1つまたは複数のプロセッサ1010、限定することなく、マウス、キーボード、および/または同様のものを含み得る、1つまたは複数の入力デバイス1015、および限定することなく、表示デバイス、プリンタ、および/または同様のものを含み得る、1つまたは複数の出力デバイス1020を含むものとしてよい。
コンピュータシステム1000は、限定することなく、ローカルおよび/またはネットワークアクセス可能ストレージを含むことができ、および/または限定することなく、ディスクドライブ、ドライブアレイ、光ストレージデバイス、プログラム可能、フラッシュ書換可能であるものとしてよい、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/またはリードオンリーメモリ(「ROM」)などのソリッドステートストレージデバイス、および/または同様のものを含むことができる、1つまたは複数の非一時的なストレージデバイス1025を、さらに備える(および/または通信する)ことができる。このようなストレージデバイスは、限定することなく、様々なファイルシステム、データベース構造体、および/または同様のものを含む、任意の適切なデータストアを実装するように構成され得る。
コンピュータシステム1000は、限定することなく、モデム、ネットワークカード(ワイヤレスもしくは有線)、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイスおよび/またはチップセット(Bluetooth(登録商標)デバイス、802.11デバイス、WiFiデバイス、WiMaxデバイス、セルラー通信設備など)、および/または同様のものを含み得る、通信サブシステム1030を備えることも可能である。通信サブシステム1030は、ネットワーク(一例として、以下で説明されているネットワークなど)、他のコンピュータシステム、および/または本明細書で説明されている他のデバイスとデータを交換することを可能にし得る。多くの実施形態において、コンピュータシステム1000は、上で説明されているように、RAMまたはROMを含み得る、作業用メモリ1035をさらに備える。
コンピュータシステム1000は、本明細書で説明されているように、オペレーティングシステム1040、デバイスドライバ、実行可能ライブラリ、および/または様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを含み得る、および/または方法を実装し、および/または他の実施形態によって実現されるシステムを構成するように設計され得る、1つまたは複数のアプリケーションプログラム1045などの他のコードを含む、作業メモリ1035内に現在配置されているものとして図示されている、ソフトウェア要素も備えることができる。単に例としてであるが、上で説明されている方法に関して説明されている1つまたは複数の手順は、コンピュータ(および/またはコンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能なコードおよび/または命令として実装することも可能であり、次いで、一態様において、そのようなコードおよび/または命令は、説明されている方法に従って1つまたは複数のオペレーションを実行するように汎用コンピュータ(または他のデバイス)を構成し、および/または適合させるために使用され得る。
一組のこれらの命令および/またはコードは、上で説明されているストレージデバイス1025などの、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に格納することも可能である。いくつかの場合において、記憶媒体は、コンピュータシステム1000などの、コンピュータシステム内に組み込むことも可能である。他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータシステムから分離し(たとえば、コンパクトディスクなどの取り外し可能な媒体)、および/またはインストレーションパッケージで提供されることも可能であり、これにより、記憶媒体を使用して、そこに格納されている命令/コードで汎用コンピュータをプログラムし、構成し、および/または適合させることができる。これらの命令は、コンピュータシステム1000によって実行可能である、実行可能コードの形態をとることも可能であり、および/またはコンピュータシステム1000でコンパイルおよび/またはインストールした後に(たとえば、様々な一般的に利用可能なコンパイラ、インストールプログラム、圧縮/展開ユーティリティなどのいずれかを使用して)、実行可能コードの形態をとるソースコードおよび/またはインストール可能コードの形態をとることも可能である。
当業者には、特定の要件に従って実質的な変更を加えることが可能であることは明白であろう。たとえば、カスタマイズされたハードウェアも使用することが可能であり、および/または特定の要素も、ハードウェア、ソフトウェア(アプレットなどのポータブルソフトウェアを含む)、または両方で実装することが可能である。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスなどの他のコンピューティングデバイスとの接続が使用され得る。
上で述べたように、一態様において、いくつかの実施形態ではコンピュータシステム(コンピュータシステム1000など)を使用して本発明の様々な実施形態による方法を実行することができる。一組の実施形態によれば、このような方法の手順の一部または全部は、プロセッサ1010が作業用メモリ1035内に収められている1つまたは複数の命令(オペレーティングシステム1040および/またはアプリケーションプログラム1045などの他のコードに組み込むことも可能である)の1つまたは複数のシーケンスを実行することに応答してコンピュータシステム1000によって実行される。このような命令は、記憶デバイス1025の1つまたは複数などの、別のコンピュータ可読媒体から作業用メモリ1035内に読み込まれ得る。単に例としてであるが、作業用メモリ1035に収められている命令のシーケンスが実行されると、プロセッサ1010が本明細書で説明されている方法の1つまたは複数の手順を実行することが可能である。
本明細書で使用されているような「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」という用語は、特定の様式でマシンを動作させるデータを提供することに関わる媒体を指す。コンピュータシステム1000を使用して実装される実施形態において、様々なコンピュータ可読媒体が、命令/コードを実行のためプロセッサ1010に送ることに関わる可能性があり、および/またはそのような命令/コードを格納し、および/または搬送するために使用することが可能である。多くの実装において、コンピュータ可読媒体は、物理的および/または有形の記憶媒体である。このような媒体は、不揮発性媒体または揮発性媒体の形態をとり得る。不揮発性媒体として、たとえば、ストレージデバイス1025などの光および/または磁気ディスクが挙げられる。揮発性媒体としては、限定することなく、作業用メモリ1035などのダイナミックメモリが挙げられる。
物理的および/または有形のコンピュータ可読媒体の一般的な形態として、たとえば、フロッピディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、または任意の他の磁気媒体、CD-ROM、任意の他の光媒体、パンチカード、紙テープ、何らかのパターンで穴があけられている他の物理的媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH-EPROM、任意の他のメモリチップもしくはカートリッジ、またはコンピュータが命令および/またはコードを読み出すことができる任意の他の媒体が挙げられる。
様々な形態のコンピュータ可読媒体が、1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行のためプロセッサ1010に搬送することに関与し得る。単に例としてであるが、命令を、最初に、リモートコンピュータの磁気ディスクおよび/または光ディスクに入れて搬送することができる。リモートコンピュータは、命令をそのリモートコンピュータのダイナミックメモリ内にロードし、命令を伝送媒体を介して信号として送信し、コンピュータシステム1000によって受信されおよび/または実行されるようにすることが可能である。
通信サブシステム1030(および/またはそのコンポーネント)は、一般的に、信号を受信し、次いで、バス1005が、信号(および/または信号によって搬送されるデータ、命令など)を作業用メモリ1035に搬送し、プロセッサ1010は、その作業用メモリから命令を取り出して実行する。作業用メモリ1035に入った命令は、適宜、プロセッサ1010による実行前または実行後にストレージデバイス1025に格納することができる。
上で説明されている方法、システム、およびデバイスは例である。様々な構成において、適宜様々な手順またはコンポーネントを省略し、置換し、または追加することができる。たとえば、代替的構成において、方法は、説明されているのと異なる順序で実行することもでき、および/または様々な段階が追加され、省略され、および/または組み合わされ得る。また、いくつかの構成に関して説明されている特徴は、様々な他の構成において組み合わせることができる。構成の異なる態様および要素は、類似の様式で組み合わせることができる。また、技術は発展し、それゆえ、要素の多くは例であり、開示または請求項の範囲を制限しない。
説明では、例示的な構成(実装を含む)を完全に理解できるように、具体的に詳細を述べている。しかし、構成は、これらの具体的詳細がなくても実施され得る。たとえば、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技術は、これらの構成が不明確にならないよう、いたずらに詳細を述べることなく示されていることがある。この説明では、例示的な構成のみを取りあげ、請求項の範囲、適用可能性、または構成を制限することはない。むしろ、構成の先行する説明は、当業者にとって、説明されている技術を実装することを可能にする説明となる。本開示の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更を要素の機能および配置構成に加えることができる。
また、構成は、流れ図またはブロック図として示されているプロセスとして説明され得る。各々、オペレーションを逐次プロセスとして記述している場合があるが、オペレーションの多くは、並列または同時実行することが可能である。それに加えて、オペレーションの順序も変更することができる。プロセスは、図に含まれていない追加のステップを有している場合がある。さらに、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはこれらの任意の組み合わせによって方法の例を実装することができる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードで実装される場合、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体などの非一時的なコンピュータ可読媒体内に格納することができる。プロセッサは、説明されているタスクを実行することができる。
いくつかの例示的な構成について説明したが、本開示の精神から逸脱することなく様々な修正形態、代替的構造、および等価物が使用され得る。たとえば、上記の要素は、より大きなシステムのコンポーネントとすることができ、他の規則は本発明の適用に優先するか、または他の何らかの形で修正することがある。また、上記の要素が考察される前に、考察されるときに、または考察された後に多数のステップが実行され得る。したがって、上記の説明は、請求項の範囲を束縛しない。
100 システム
110 プロセッサ
120 近接センサ
120-1 近接センサ
130 加速度計
140 ディスプレイ
150 ストレージ
155 ユーザプロファイル
160 受信機
170 送信機
200A モバイルデバイス
200B モバイルデバイス
200C モバイルデバイス
202 Y軸
203 Z軸
210 ハウジング
212および214 近接センサ
220 ディスプレイ
277 カメラ
280 近接センサ
300A モバイルデバイス
200A、200B、200C、300A、300B、および/または300C モバイルデバイス
320および330 近接センサ
340 近接センサ
350 近接センサ
360 近接センサ
370 近接センサ
400 モバイルデバイス
410 ハウジング
415 ユーザの手
415-2 手
420 測定結果
430 測定結果
500 モバイルデバイス
510 ハウジング
515 手
515-1 手
520 測定結果
530 測定結果
600 実施形態
610 ハウジング
1000 コンピュータシステム
1005 バス
1010 プロセッサ
1015 入力デバイス
1020 出力デバイス
1025 ストレージデバイス
1030 通信サブシステム
1035 作業用メモリ
1040 オペレーティングシステム
1045 アプリケーションプログラム

Claims (32)

  1. モバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法であって、
    前記モバイルデバイスによって近接データを収集するステップと、
    前記近接データに基づきユーザが前記モバイルデバイスを握ったことを前記モバイルデバイスによって判定するステップと、
    前記モバイルデバイスによって、前記近接データを使用して前記ユーザの指の長さを判定するステップと、
    前記モバイルデバイスによって、前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップとを含む方法。
  2. 前記モバイルデバイスによって、前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップは、前記モバイルデバイスのデータ送信速度を制限するステップを含む請求項1に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  3. モバイルデバイスによって、前記モバイルデバイスを前記ユーザが握ることに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージを受信するステップをさらに含み、前記ユーザにリンクされた携帯電話は、前記テキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない請求項1に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  4. 前記近接データを使用して、前記モバイルデバイスによって、前記ユーザが両手で前記モバイルデバイスを握ったことを判定するステップをさらに含む請求項1に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  5. 前記モバイルデバイスによって、前記近接データを使用して前記ユーザの前記指の長さを判定するステップは、
    前記モバイルデバイスによって、前記ユーザの左手の第1の指の長さおよび前記ユーザの右手の第2の指の長さを判定するステップを含む請求項4に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  6. 前記モバイルデバイスは、
    ハウジングを備え、
    前記ハウジングは、前面と後面とを有し、
    前記前面は、ディスプレイを備え、
    前記近接データは、前記モバイルデバイスの前記ハウジングの前記後面上に配置構成されている複数の近接センサを使用して前記モバイルデバイスによって収集される請求項4に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  7. 前記モバイルデバイスは、第1の手の前記ユーザの第1の指の長さおよび第2の手の第2の指の長さを、前記ユーザの前記第1の手が前記モバイルデバイスの第1の側部を握り、前記ユーザの前記第2の手が前記モバイルデバイスの第2の側部を握ったときに測定するように構成され、
    前記ユーザの前記第1の手および前記ユーザの前記第2の手は、前記モバイルデバイスを同時に握る請求項6に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  8. 前記モバイルデバイスによって、前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップは、前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記ユーザに利用可能な機能群から機能を選択するステップを含む請求項1に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  9. 前記モバイルデバイスによって、複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データを受信するステップであって、
    前記複数のユーザは、前記ユーザを含み、
    各ユーザに対応する前記近接データは、前記複数のユーザのうちの各ユーザに対する前記指の長さを判定するために使用される、ステップと、
    前記モバイルデバイスによって、各ユーザについてユーザプロファイルを格納するステップであって、前記ユーザプロファイルにより、前記対応するユーザに対する前記指の長さを識別する、ステップとをさらに含む請求項1に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための方法。
  10. 構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイスであって、
    ディスプレイを備える前面、および
    後面を備える
    ハウジングと、
    トリガーとなるエンティティへの近接を示す近接データを収集するように構成された二対の静電容量型近接センサと、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと通信可能に結合され、前記プロセッサによって読み出し可能であり、中にプロセッサ可読命令が格納されたメモリであって、前記プロセッサ可読命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、前記プロセッサに
    前記近接データに基づき前記モバイルデバイスをユーザが握ったと判定するステップと、
    前記近接データを使用して前記ユーザの指の長さを判定するステップと、
    前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップとを実行させる、メモリとを備えるモバイルデバイス。
  11. 送信機をさらに備え、前記送信機のデータ送信速度は、カスタマイズされた前記モバイルデバイスの前記構成に少なくとも部分的に基づき調整される請求項10に記載の構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス。
  12. 前記プロセッサ可読命令は、前記プロセッサに
    前記モバイルデバイスを前記ユーザが握ることに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージを提示するステップを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含み、前記ユーザにリンクされた携帯電話は、前記テキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない請求項10に記載の構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス。
  13. 前記プロセッサ可読命令は、前記プロセッサに
    前記近接データを使用して、前記ユーザが両手で前記モバイルデバイスを握ったことを判定するステップを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含む請求項10に記載の構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス。
  14. 前記プロセッサに前記近接データを使用して前記ユーザの前記指の長さを判定するステップを実行させるように構成された前記プロセッサ可読命令は、前記プロセッサに
    前記ユーザの左手の第1の指の長さおよび前記ユーザの右手の第2の指の長さを判定するステップを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令を含む請求項13に記載の構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス。
  15. 前記二対の静電容量型近接センサは、前記モバイルデバイスの前記ハウジングの前記後面上に配置構成される請求項14に記載の構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス。
  16. 前記プロセッサに前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップを実行させるように構成された前記プロセッサ可読命令は、前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記ユーザに利用可能な機能群から機能を選択するステップを前記プロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令を含む請求項10に記載の構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス。
  17. 前記プロセッサ可読命令は、前記プロセッサに
    複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データを受信するステップであって、
    前記複数のユーザは、前記ユーザを含み、
    各ユーザに対応する前記近接データは、前記複数のユーザのうちの各ユーザに対する前記指の長さを判定するために使用される、ステップと、
    各ユーザに対するユーザプロファイルを格納させるステップであって、前記ユーザプロファイルにより、前記対応するユーザに対する前記指の長さを識別する、ステップとを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令さらに含む請求項10に記載の構成をカスタマイズするように構成されたモバイルデバイス。
  18. モバイルデバイスの構成をカスタマイズするために非一時的なプロセッサ可読記憶媒体上に常駐するコンピュータプログラムであって、プロセッサに
    近接データを受信するステップと、
    前記近接データに基づき前記モバイルデバイスをユーザが握ったと判定するステップと、
    前記近接データを使用して前記ユーザの指の長さを判定するステップと、
    前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップとを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令を備えるコンピュータプログラム。
  19. 前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップを前記プロセッサに実行させるように構成された前記プロセッサ可読命令は、前記モバイルデバイスのデータ送信速度を制限するステップを前記プロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含む請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに
    前記モバイルデバイスを前記ユーザが握ることに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージを提示させるステップを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含み、前記ユーザにリンクされた携帯電話は、前記テキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  21. 前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに
    前記近接データを使用して、前記ユーザが両手で前記モバイルデバイスを握ったことを判定するステップを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含む請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  22. 前記プロセッサに前記近接データを使用して前記ユーザの前記指の長さを判定するステップを実行させるように構成された前記プロセッサ可読命令は、前記プロセッサに
    前記ユーザの左手の第1の指の長さおよび前記ユーザの右手の第2の指の長さを判定するステップを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令をさらに含む請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  23. 前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするステップを前記プロセッサに実行させるように構成された前記プロセッサ可読命令は、前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記ユーザに利用可能な機能群から機能を選択するステップを前記プロセッサに実行させるプロセッサ可読命令をさらに含む請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  24. 前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに
    複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データを受信するステップであって、
    前記複数のユーザは、前記ユーザを含み、
    各ユーザに対応する前記近接データは、前記複数のユーザのうちの各ユーザに対する前記指の長さを判定するために使用される、ステップと、
    各ユーザに対するユーザプロファイルを格納させるステップであって、前記ユーザプロファイルにより、前記対応するユーザに対する前記指の長さを識別する、ステップとを実行させるように構成されたプロセッサ可読命令さらに含む請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  25. モバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置であって、
    近接データを収集するための手段と、
    前記近接データに基づき前記モバイルデバイスをユーザが握ったと判定するための手段と、
    前記近接データを使用して前記ユーザの指の長さを判定するための手段と、
    前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするための手段とを備える装置。
  26. 前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするための前記手段は、
    前記モバイルデバイスのデータ送信速度を制限するための手段を含む請求項25に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置。
  27. 前記モバイルデバイスを前記ユーザが握ることに少なくとも部分的に基づき前記モバイルデバイスにルーティングされるテキストメッセージを提示するための手段であって、前記ユーザにリンクされた携帯電話は、前記テキストメッセージに応答して着信音または振動を発生させない、手段をさらに備える請求項25に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置。
  28. 前記近接データを使用して、前記ユーザが両手で前記モバイルデバイスを握ったことを判定するための手段をさらに含む請求項25に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置。
  29. 前記近接データを使用して前記ユーザの前記指の長さを判定するための前記手段は、
    前記ユーザの左手の第1の指の長さおよび前記ユーザの右手の第2の指の長さを判定するための手段を含む請求項25に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置。
  30. 前記近接データを収集するための前記手段は、前記モバイルデバイスの後面に配置構成される請求項29に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置。
  31. 前記モバイルデバイスの前記構成をカスタマイズするための前記手段は、前記ユーザの前記指の長さに少なくとも部分的に基づき前記ユーザに利用可能な機能群から機能を選択するための手段を含む請求項25に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置。
  32. 複数のユーザのうちの各ユーザについて近接データを受信するための手段であって、
    前記複数のユーザは、前記ユーザを含み、
    各ユーザに対応する前記近接データは、前記複数のユーザのうちの各ユーザに対する前記指の長さを判定するために使用される、手段と、
    各ユーザについてユーザプロファイルを格納するための手段であって、前記ユーザプロファイルにより、前記対応するユーザに対する前記指の長さを識別する、手段とをさらに備える請求項25に記載のモバイルデバイスの構成をカスタマイズするための装置。
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