JP2002269046A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002269046A
JP2002269046A JP2001067193A JP2001067193A JP2002269046A JP 2002269046 A JP2002269046 A JP 2002269046A JP 2001067193 A JP2001067193 A JP 2001067193A JP 2001067193 A JP2001067193 A JP 2001067193A JP 2002269046 A JP2002269046 A JP 2002269046A
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Yoshihiro Isaoka
慶浩 伊佐岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理者が、利用者の指紋を事前に登録しなく
とも、一部の利用者に対しては、装置の機能に制限をか
けることができる制御手段を得る。 【解決手段】 指紋入力手段2で読み取った指紋データ
から大きさを判断し、規定値以上の場合、登録された指
紋データと比較し、一致すれば、利用者は管理者である
ので、アプリケーション3(データベース設定制御)に
切り替える。登録されていなければ、利用者は管理者以
外の大人であるので、アプリケーション1(Webブラ
ウザ)に切り替える。また、指紋の大きさが規定値以下
の場合、利用者は、子供であるので、計時手段3から現
在時刻を読み取り、子供がゲームを利用可能な時刻であ
れば、アプリケーション2(ゲーム)に切り替え、そう
でなければアプリケーション1(Webブラウザ)に切
り替える。出力されたURLが、子供が閲覧禁止のもの
であれば閲覧禁止であることを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置にお
いて、利用者の指紋を判別することにより、該情報処理
装置の機能の利用を、許可、又は禁止する制御技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置のセキュリティー確保の手
段として、パスワード入力やキースイッチを用いる方法
が知られている。しかし、パスワードは忘れたり、他人
に知られる可能性がある。一方、キースイッチは紛失す
る可能性がある。そこで、忘れたり、紛失したりする可
能性があるキーワードやキースイッチに頼ることなく、
自他を確実に識別できる手段として指紋を利用する方法
が考えられている(例えば、特開平4−348408号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パスワード等の代わり
に指紋を装置の利用権限確認のために使用するには、装
置の管理者が利用者の指紋を事前に登録しておく必要が
ある。また、近年、青少年犯罪の増加に伴い、青少年に
対して、倫理的に不適切なテレビ番組やWebサイト等
の視聴を抑止する等の社会的動向が一般的になってい
る。しかしながら、上記した指紋による個人認証は、基
本的に、画像解析・照合処理技術を伴うため、認識精度
や認識速度に問題があった。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、装置の管理者が、利用者の指紋を事前に登録
しなくとも、一部の利用者に対しては、装置の機能に制
限をかけることができ、簡易な指紋認識処理でもって、
より高速処理が可能となる制御手段を得ることを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般的に、指
の大きさは、子供の方が成人より小さいことを利用し
て、指紋認識処理の前処理として、指紋データの物理的
な大きさを判断し、一定の大きさに満たない場合には、
その利用者を子供であると判断することによって、稼動
させるアプリケーション機能の制限処理等を行うように
したものである。
【0006】さらに、本発明は、指紋の大きさが規定値
以上の場合のみ、前記アプリケーション機能の制約条件
等の設定・変更を可能としたものである。さらに、本発
明は、指紋の大きさが規定値以上の場合のみ、アプリケ
ーション稼動開始、もしくは終了時刻に対する制限を抑
止するようにしたものである。
【0007】本発明によれば、指紋認識処理の前処理と
して、指紋データの物理的な大きさを判断し、一定の大
きさに満たない場合には稼動させるアプリケーション機
能の制限処理等を行うようにすることにより、より少な
い処理内容で、アプリケーション機能を許可、又は禁止
を高速に判断することが可能になる。
【0008】また、成人が利用する場合においても、例
えば、小指の指紋を認識させて装置を稼動させると、ア
プリケーション機能が制限された状態で稼動され、成人
利用者の周囲に、小さな子供が居る場合の不適切なアプ
リケーションの稼動を抑止しつつ、素早く装置の利用を
開始できる。子供が利用する場合においても、例えば、
他の指より大きい親指で装置を稼動させようとしても、
親指の指紋データが登録されていなければ、装置を稼動
させない機能制限状態で稼動する等の装置の実現も可能
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、図面に基づ
いて、以下に説明する。図1は、本発明による指サイズ
認証によるアプリケーション制御を適用した情報処理装
置の一実施形態における構成を示すブロック図である。
【0010】本実施形態は、読み取った指紋の大きさに
より、稼動対象のアプリケーションを切替制御する機能
を備える情報機器装置に関する。まず、本情報機器装置
のブロック構成について、図1にて概要説明する。
【0011】主制御部1は、主として、指紋入力手段
2、計時手段3、アプリケーション切り替え手段5より
出力される各種信号(情報)を入力し、電源供給回路1
〜4のオン/オフ制御、すなわち、アプリケーション1
〜3の稼動制御を行う制御部である。
【0012】また、主制御部1では、アプリケーション
切り替え手段5の操作状態に応じて、標準入力手段16
(キーボード)の操作による利用者の入力情報を、アプ
リケーション1〜3のいずれに出力するかを制御する入
力対象切り替え手段15の制御も行っている。
【0013】指紋入力手段2は、撮像素子により撮像し
た指紋の画像を、白黒256段階で数値化し、各画素が
読み取る値は、指紋の山部分で大きく、谷部分で小さく
なり、指が置かれていない部分は「0」である。図2
は、図1に示す情報処理装置の表示画面におけるアプリ
ケーション表示領域のレイアウト例を示す図である。
【0014】なお、本実施形態では、図2に示すとお
り、アプリケーション毎に、表示領域が割り当てられて
いるものを想定している。すなわち、個々のアプリケー
ション1〜3は、表示手段17に直接接続されている
(アクティブなアプリケーションに対しての切替制御は
行っていないシステムを想定している)。
【0015】さらに、本実施形態では、便宜上(説明を
簡易とするために)、アプリケーション1(Webブラ
ウザ)11と、アプリケーション2(ゲームソフト)1
2、さらに、アプリケーション3(本情報機器内の各種
パラメータ(ゲームソフト12を稼動させる時間帯の設
定パラメータ等)を設定変更するデータベース設定制御
部)13の3つのアプリケーション(制御部)が、各種
電源供給回路1〜3によって電源供給制御され稼動する
ファームウェア化(ハードウェア化/ブロック化)され
たものを想定している。
【0016】また、通信手段14は、アプリケーション
1のみにより制御されるデバイスとしており、該通信手
段14の電源供給制御も、主制御部1にて行っている。
そして、変数・定数記憶媒体4には、主制御部1の制御
の際に利用される定数や変数が記憶された記憶域が確保
されている。
【0017】図3及び図4は、その変数・定数記憶媒体
に記憶されている定数、変数の一例を示す図である。図
3における定数(V#PIXEL)は、指紋入力手段1の縦方
向の画素数、定数(H#PIXEL)は、同横方向の画素数、
定数(TOTAL#PIXEL)は、指紋入力手段の総画素数であ
り、 TOTAL#PIXEL=V#PIXEL×H#PIXEL の関係にある。
【0018】定数(BIG#FINGER)は、指紋の大きさの基
準値で、指紋を読み取った画素数が、この値より多けれ
ば、その指紋を「BIG」と判断する。図4における変数
(i,j)は、読み取った指紋データの画素位置を表
し、iが横方向、jが縦方向の番号である。
【0019】「pixel(i,j)」は、2次元配列であ
り、要素数は、TOTAL#PIXEL個で、各要素には、指紋入
力手段1で読み取られた各画素の濃度値が保存される。
「none」は、配列pixelのうち、値が「0」の要素、す
なわち指紋入力手段が読み取った画素のうち指紋以外の
画素を計数する際に用いる。
【0020】「finger」は、「none」と、TOTAL#PIXEL
より算出した指紋の大きさを保持する。「line(i)」
は1次元配列であり、要素数は、H#PIXEL個で、各要素
は縦方向の列が検査前なら「0」が、検査済みなら
「1」が保持される。
【0021】「finger#size」は指紋の大きさの判定結
果を示し、大きい指紋なら「BIG」が、小さければ「SMA
LL」が保持される。また、データベース記憶媒体18に
は、アプリケーション3において設定・変更可能な各種
パラメータと、管理者の指紋データが記憶される記憶域
が確保されている。
【0022】図5は、そのデータベース記憶媒体に記憶
されている定数の一例を示す図である。定数(URL#NG)
は、子供が閲覧することを禁止するURL(図示の例で
は、http://www.foo.com/及びhttp://www.bar.com/)を
示し、定数(GAME#TIME)は、子供がゲームを利用不可
になる時刻(図示の例では19時)を表している。
【0023】これらのパラメータは、書き込み信号線2
0により接続されたアプリケーション3によってのみ、
書き込み可能であり、主制御部1からは、読み込みのみ
可能である。
【0024】最後に、電源装置6より、各ブロックに電
源が供給されるが、アプリケーション1〜3、及び通信
手段14は、電源供給回路1〜4によって、供給/遮断
制御が行われ、他のブロックは、常に電源供給されるも
のとしている。図6及び図7は、主制御部の処理手順を
示すフローチャート図である。
【0025】次に、主制御部1の制御内容を、図6、7
のフローに従って説明する。装置に電力が供給される
と、先ず、ステップS601で、指紋入力手段2への入
力の有無を調べ、入力があれば、ステップS602に移
行する。
【0026】ステップS602では、読み取った指紋デ
ータを、変数・定数記憶媒体4の配列変数(pixel)に
記憶し、ステップS603へ移る。ステップS603で
は、「指紋の大きさ計算手続き」(図8,9に示すフロ
ー図で表され、後述する)を呼び出し、ステップS60
4へ移る。
【0027】ステップS604では、「指紋の大きさ計
算手続き」により得られた値が、「BIG」ならステップ
S605へ、そうでなければ、ステップS614(図
7)へ移る。ステップS605では、データベース記憶
媒体18に管理者の指紋データが登録されていれば、ス
テップS606へ、そうでなければ、ステップS608
へ移る。
【0028】ステップS606では、データベース記憶
媒体18から、管理者の指紋データを変数・定数記憶媒
体4へ読み込み、ステップS607へ移る。ステップS
607では、指紋入力手段2とデータベース記憶媒体1
8から読み込んだ指紋データが一致すれば、ステップS
609へ、そうでなければ、ステップS610へ移る。
【0029】ステップS608では、既に読み込んだ指
紋データを、管理者の指紋としてデータベース記憶媒体
18に登録し、ステップS609へ移る。ステップS6
09では、利用者は管理者であるので、電源供給回路1
〜4(7,8,9,10)すべてを有効化し、標準入力
手段16の対象をアプリケーション3(データベース設
定制御部)に設定し、ステップS611へ移る。
【0030】ステップS610では、利用者は管理者以
外の大人であるので、電源供給回路1、2、4(7,
8,10)を有効化し、標準入力手段16の対象をアプ
リケーション1(Webブラウザ)11に設定し、ステ
ップS611へ移る。ステップS611では、アプリケ
ーション切り替え手段5に入力があれば、ステップS6
12へ移り、なければ、ステップS613へ移る。
【0031】ステップS612では、入力対象切り替え
手段15により、標準入力手段16の対象を、入力され
たアプリケーションに切り替え、ステップS613へ移
る。ステップS613では、すべてのアプリケーション
が終了していれば、ステップS601に戻り、そうでな
ければ、ステップS611に戻る。
【0032】ステップS614では、利用者は、子供で
あるので、電源供給回路1、4(7,10)を有効化
し、ステップS615へ移る。ステップS615では、
計時手段3から現在時刻を読み取り、データベース記憶
媒体18から、GAME#TIMEを読み取り、ステップS61
6へ進む。
【0033】ステップS616では、現在時刻が、GAME
#TIMEより前なら、ステップS617へ移り、そうでな
ければ、ステップS618へ移る。ステップS617で
は、子供がゲームを利用可能な時刻であるので、電源供
給回路2(8)を有効化し、標準入力手段15の対象を
アプリケーション2(ゲーム)に切り替え、ステップS
619へ進む。
【0034】ステップS618では、子供がゲームの利
用を禁止されている時刻であるので、標準入力手段15
の対象をアプリケーション1(Webブラウザ)に切り
替え、ステップS619へ移る。
【0035】ステップS619では、アプリケーション
切り替え手段5に入力があれば、ステップS620へ移
り、なければ、ステップS621へ移る。ステップS6
20では、入力されたアプリケーションに切り替え、次
のステップS621に進む。
【0036】ステップS621では、アプリケーション
1(Webブラウザ)からURLが出力されていれば、
ステップS622へ移り、なければ、ステップS626
へ移る。ステップS622では、出力されたURLを、
アプリケーション3(データベース設定制御部)からUR
L#NGを読み取り、ステップS623へ移る。
【0037】ステップS623では、アプリケーション
1(Webブラウザ)から出力されたURLが、URL#NG
に含まれれば、ステップS624に、そうでなければ、
ステップS625へ移る。ステップS624では、アプ
リケーション1(Webブラウザ)に、出力されたUR
Lが子供は閲覧禁止であることを通知し、ステップS6
28へ移る。
【0038】ステップS625では、アプリケーション
1(Webブラウザ)に、出力されたURLは閲覧可能
であることを通知し、ステップS626へ移る。ステッ
プS626では、計時手段3から現在時刻を読み取り、
データベース記憶媒体18から、GAME#TIMEを読み取
り、ステップS627へ移る。
【0039】ステップS627では、現在時刻が、GAME
#TIMEより前なら、ステップS629へ移り、そうでな
ければ、ステップS628へ移る。ステップS628で
は、子供はゲームの利用を禁止されている時刻であるの
で、電源供給回路2を無効化し、標準入力手段の対象を
アプリケーション1(Webブラウザ)に切り替え、ス
テップS629へ移る。
【0040】ステップS629では、すべてのアプリケ
ーションが終了していれば、ステップS601に戻り、
そうでなければ、ステップS619に戻る。次に、ステ
ップS603において呼び出される「指紋の大きさ計算
手続き」の詳細な処理手順を説明する。
【0041】図8及び図9は、「指紋の大きさ計算手続
き」の処理手順を示すフローチャート図である。図10
は、該フロー途中の処理内容を説明するための図であ
る。図10では、指紋入力手段2の横画素数を500、
縦画素数を600とし、画素番号は、左上端を0とし、
右、又は下に向かって1ずつ増える。
【0042】ステップS801〜ステップS803で
は、配列lineを「0」で初期化する。ステップS801
では、変数(none)とiを「0」で初期化し、ステップ
S802へ移る。ステップS802では、iが、H#PIXE
L未満か否かを調べ、未満であれば、ステップS803
へ移り、そうでなければ、ステップS804へ移る。
【0043】ステップS803では、lineの第i要素を
「0」に初期化し、iを1増やし、ステップS802に
戻る。ステップS804〜ステップS812では、画素
の縦列を上から下に向かって、指紋以外の画素を計数
し、列の画素が一番上から下まで全て指紋以外ならば対
応するlineの要素を「1」にする。
【0044】ステップS804では、iを「0」に初期
化し、ステップS805へ移る。ステップS805で
は、iが、H#PIXEL未満か否かが判定され、未満なら
ば、ステップS806へ移り、そうでなければ、ステッ
プS813(図9)へ移る。ステップS806では、j
を「0」に初期化し、ステップS807へ移る。
【0045】ステップS807では、jが、V#PIXEL未
満か否かが判定され、未満ならば、ステップS808へ
移り、そうでなければ、ステップS810へ移る。ステ
ップS808では、画素の値が「0」、すなわち指紋以
外の部分ならば、ステップS809へ、そうでなけれ
ば、ステップS810へ移る。
【0046】ステップS809では、指紋以外の画素数
noneと、行番号jを、1増やし、ステップS807へ移
る。ステップS810では、行番号jが、縦の画素数V#
FIXELと等しいか否かが判定され、等しければ、ステッ
プS811へ移り、そうでなければ、ステップS812
へ移る。
【0047】ステップS811では、縦の画素全てが指
紋以外であったので、調べた列に対応するlineの要素を
「1」にし、ステップS812へ移る。ステップS81
2では、縦の列一つの検査が終わったので、次の列を調
べるために、iを1増やし、ステップS805へ移る。
ステップS813の前の時点で、上から下まで指紋以外
の画素が連続する列は、全て特定されるので、ステップ
S813〜ステップS819では、line(i)=0とな
る列のみを、下から上に向かって調べればよい。
【0048】ステップS813では、iを「0」で初期
化し、ステップS814へ移る。ステップS814で
は、iが、H#PIXEL未満か否かが判定され、未満なら
ば、ステップS815へ移り、そうでなければ、ステッ
プS820に進む。
【0049】ステップS815では、line(i)が
「0」、すなわち、その列が検査済みでなければ、ステ
ップS816へ移り、検査済みであれば、ステップS8
19に進む。ステップS816では、行番号jをV#PIXE
Lとし、ステップS817に移る。
【0050】ステップS817では、画素の値が
「0」、すなわち指紋以外の部分ならば、ステップS8
18へ、そうでなければ、ステップS819へ移る。ス
テップS818では、指紋以外の画素数(none)を1増
やし、行番号jを1減らし、ステップS819へ移る。
【0051】ステップS819では、縦の列一つの検査
が終わったので、次の列を調べるためにiを1増やし、
ステップS814に戻る。ステップS820では、指紋
以外の画素を全て計数し終わったので、その数を全画素
数から引くことにより、指紋がある画素の数、すなわち
指紋の大きさを算出し、fingerに保持し、ステップS8
21に移る。
【0052】ステップS821では、算出した指紋の大
きさが基準値より大きければ、ステップS822へ移
り、そうでなければ、ステップS823へ移る。ステッ
プS822では、finger#sizeに、「BIG」を代入し、本
処理を終了する。
【0053】ステップS823では、finger#sizeに、
「SMALL」を代入し、本処理を終了する。図11は、ア
プリケーション1の処理手順を示すフローチャート図で
ある。アプリケーション1(Webブラウザ)の制御内
容を、図11のフローにて、説明する。
【0054】ステップS1101では、通信手段14に
より一般公衆回線21を通じて、インターネット接続業
者22を介してインターネット23に接続し、Webの
閲覧が可能な状態にし、ステップS1102に移る。
【0055】ステップS1102では、標準入力手段1
6から、URLが入力されていれば、ステップS110
3に移り、そうでなければ、ステップS1102に留ま
る。ステップS1103では、既に調べた指紋の大きさ
(finger#size)が、SMALLであれば、ステップS110
4に移り、そうでなければ、ステップS1108に移行
する。
【0056】ステップS1104では、利用者が子供で
あるので、入力されたURLを主制御部1に出力し、ス
テップS1105に移る。ステップS1105では、主
制御部1から通知があれば、ステップS1106へ移
り、なければ、ステップS1105に留まる。
【0057】ステップS1106では、通知内容が「U
RL閲覧可能」であれば、ステップS1108へ移り、
そうでなければ、ステップS1107へ移る。ステップ
S1108では、URLの内容をインターネットから受
信し、表示手段17内のアプリケーション1表示領域に
表示し、ステップS1109へ移る。
【0058】ステップS1107では、子供が閲覧禁止
であるURLが入力されたので、その旨を、表示手段1
7内のアプリケーション1表示領域に表示し、ステップ
S1109に移る。ステップS1109では、アプリケ
ーション1を終了させる操作がなされれば、ステップS
1110に移り、そうでなければ、ステップS1102
に戻る。
【0059】ステップS1110では、通信手段14に
よりインターネットへの接続を切り、主制御部1にアプ
リケーション1が終了することを通知した後、該アプリ
ケーションを終了する。
【0060】図12は、アプリケーション3の処理手順
を示すフローチャート図である。アプリケーション3
(データベース設定制御部)の制御内容を、図12のフ
ローにて説明する。
【0061】本アプリケーションは、指紋が管理者の指
紋データと一致した場台のみ利用可能となる。先ず、ス
テップS1201で、本アプリケーションで設定可能な
項目である閲覧禁止URLと、ゲーム利用制限時刻の項
目名と、入力用領域を表示し、ステップS1202に移
る。
【0062】ステップS1202では、標準入力手段1
6からURLの入力領域に入力があれば、ステップS1
203へ移り、入力がなければ、ステップS1204に
移行する。ステップS1203では、入力されたURL
を、データベース記憶媒体18内のURL#NGに登録し、ス
テップS1204に移る。
【0063】ステップS1204では、標準入力手段1
6から、時刻の入力領域に入力があれば、ステップS1
205に移り、入力がなければ、ステップS1206に
移る。ステップS1205では、入力された時刻をデー
タベース記憶媒体18内のGAME#TIMEに登録し、ステッ
プS1206に移る。
【0064】ステップS1206では、アプリケーショ
ン3を終了させる操作がなされれば、ステップS120
7に移り、そうでなければ、ステップS1202に戻
る。ステップS1207では、主制御部1にアプリケー
ション3が終了することを通知した後、アプリケーショ
ンを終了する。
【0065】なお、アプリケーション2(ゲームソフ
ト)の制御内容は、本実施形態では、標準入力手段16
より出力される利用者の入力内容に応じて、表示手段1
7を制御するものであれば、如何なるものであってもよ
く、本発明に直接関係する制御内容は存在しないので、
説明は省略する。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、指紋認識処理の前処理
として、指紋データの物理的な大きさを判断し、一定の
大きさに満たない場合には、稼動させるアプリケーショ
ン機能の制限処理等を行うようにすることにより、より
少ない処理内容で、アプリケーション機能を許可、又は
禁止を高速に判断することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による指サイズ認証によるアプリケーシ
ョン制御を適用した情報処理装置の一実施形態における
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す情報処理装置の表示画面におけるア
プリケーション表示領域のレイアウト例を示す図であ
る。
【図3】図1に示す情報処理装置の変数・定数記憶媒体
に記憶されている定数の一例を示す図である。
【図4】図1に示す情報処理装置の変数・定数記憶媒体
に記憶されている変数の一例を示す図である。
【図5】図1に示す情報処理装置のデータベース記憶媒
体に記憶されている定数の一例を示す図である。
【図6】図1に示す情報処理装置の主制御部の処理手順
を示すフローチャート図である。
【図7】図6のフローチャートの一部を示す図である。
【図8】図6のフローチャート中のステップS603
「指紋の大きさ計算手続き」の処理手順を示すフローチ
ャート図である。
【図9】図8のフローチャートの一部を示す図である。
【図10】図8及び図9に示す処理途中の処理内容を説
明するための図である。
【図11】アプリケーション1の処理手順を示すフロー
チャート図である。
【図12】アプリケーション3の処理手順を示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1…主制御部、2…指紋入力手段、3…計時手段、4…
変数・定数記憶媒体、5…アプリケーション切り替え手
段、6…電源装置、7…電源供給回路1、8…電源供給
回路2、9…電源供給回路3、10…電源供給回路4、
11…アプリケーション1(Webブラウザ)、12…
アプリケーション2(ゲーム)、13…アプリケーショ
ン3(データベース設定制御部)、14…通信手段、1
5…入力対象切り替え手段、16…標準入力手段、17
…表示手段、18…データベース記憶媒体、19…読み
込み信号線、20…書き込み信号線、21…一般公衆回
線、22…インターネット接続業者、23…インターネ
ット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の指紋データを読み取る指紋読み
    取り手段と、前記指紋読み取り手段によって読み取った
    指紋データから指紋の大きさを規定値と比較する比較手
    段と、前記比較手段による比較の結果、読み取った指紋
    の大きさが規定値以上と判定された場合と規定値未満と
    判定された場合に応じて稼動させるアプリケーションを
    選択制御する手段とを備えたことを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置において、
    各アプリケーションの制約条件等の設定、変更を行う設
    定・変更手段を具備し、前記比較手段による比較の結
    果、読み取った指紋の大きさが規定値以上と判定された
    場合のみ前記設定・変更手段の稼動を許可することを特
    徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報処理装置において、
    アプリケーション稼動開始もしくは稼動終了時刻に対す
    る制限を抑止する手段を具備し、前記比較手段による比
    較の結果、読み取った指紋の大きさが規定値以上の場合
    のみ前記制限抑止手段を稼動することを特徴とする情報
    処理装置。
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