JP5712893B2 - 液体吐出装置及びこれの吐出空間の封止方法 - Google Patents
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Description
本発明の液体吐出装置の吐出空間の封止方法によると、液体吐出ヘッドの側面(密着部から突出部にある側面)、突出部、ダイアフラムによって囲まれた空間を小さくして、当該空間に残存した液体を排出する接近ステップが行われてから封止ステップが行われる。このため、封止状態において、空間に液体が残存しにくくなるので、吐出口近傍の液体が乾燥しにくくなる。
1a 吐出面
10 対向部材
11 流路ユニット(流路部材)
12 リザーバユニット(流路部材)
33カバー
34a 傾斜面
35 鍔部(突出部)
36 ワイパユニット(払拭手段)
40 キャップ機構(キャップ手段)
42 リップ部材
44 ダイアフラム
44a 密着部
48 キャップ昇降機構(リップ移動機構)
49 対向部材昇降機構(対向部材移動機構)
100 制御装置(制御手段)
101 インクジェットプリンタ(液体吐出装置)
108 吐出口
Claims (13)
- 液体を吐出する吐出口が形成された吐出面、及び、外側に向かって突出した突出部を介して前記吐出面につながる側面を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドを前記側面に沿って取り囲む環状のリップ部材、前記吐出面と対向する吐出空間を挟んで前記吐出面に対向する対向部材、前記リップ部材が前記対向部材の表面に当接する当接位置及び前記リップ部材が前記対向部材の前記表面から離隔する離隔位置の間において、前記リップ部材を移動させるリップ移動機構、及び、前記リップ部材に接続した一端と、前記吐出面を下にして前記突出部の上方で前記側面に密着した密着部とを有し、前記リップ部材が前記離隔位置から前記当接位置に近づくにつれて弾性変形して、前記密着部から前記突出部に至る前記側面に近づくダイアフラムを有するキャップ手段と、
前記対向部材の前記表面を払拭する払拭動作を行う払拭手段と、
前記吐出空間が外部空間から封止された封止状態とする際に、前記リップ部材を前記離隔位置から前記当接位置に近づくように移動させて前記ダイアフラムを前記側面に近づける接近動作を行った後、前記払拭動作を行ってから、前記リップ部材が前記当接位置にあって、前記対向部材とともに前記吐出空間を前記外部空間から封止された前記封止状態とする封止動作を行うように、前記キャップ手段及び前記払拭手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記接近動作は、前記リップ部材の内面に前記突出部の先端が当接した状態で、前記ダイアフラムが前記側面に近づけられることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記制御手段は、前記接近動作を行う際に、前記封止動作を行うように、前記キャップ手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
- 前記対向部材の前記表面は、前記リップ部材の表面よりも親水性が高いことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
- 前記キャップ手段は、前記リップ部材が前記当接位置にあるときに当該リップ部材と当接する第1の位置と、前記リップ部材の移動方向に関して前記第1の位置よりも前記吐出面から離隔した第2の位置との間において、前記対向部材を移動させる対向部材移動機構をさらに有しており、
前記制御手段は、前記接近動作の後であって前記払拭動作を行う前に、前記対向部材を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるように、前記キャップ手段を制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の液体吐出装置。 - 前記接近動作において、前記リップ部材が前記当接位置にあるとき、前記ダイアフラムは、弾性変形をして前記密着部から前記突出部に至る前記側面に接触して配置されることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
- 前記リップ部材について、前記接近動作における前記離隔位置と前記当接位置との離隔距離は、前記払拭動作の後に行われる前記封止動作における前記離隔距離よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
- 前記液体吐出ヘッドの前記側面は、前記密着部から前記突出部に近づくに連れて外側に広がるように傾斜していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記液体吐出ヘッドは、平面視で、一方向に長い矩形状の輪郭を有する、前記吐出口に繋がる液体流路が形成された流路部材と、前記流路部材と前記リップ部材との間に配置され前記側面を構成するカバーとを有しており、
前記カバーは、前記一方向に沿って延在し、少なくとも前記一方向と直交する方向に関して前記流路部材を挟む位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。 - 液体を吐出する吐出口が形成された吐出面、及び、外側に向かって突出した突出部を介して前記吐出面につながる側面を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドを前記側面に沿って取り囲む環状のリップ部材、前記吐出面と対向する吐出空間を挟んで前記吐出面に対向する対向部材、前記リップ部材が前記対向部材の表面に当接する当接位置及び前記リップ部材が前記対向部材の前記表面から離隔する離隔位置の間において、前記リップ部材を移動させるリップ移動機構、及び、前記リップ部材に接続した一端と、前記吐出面を下にして前記突出部の上方で前記側面に密着した密着部とを有し、前記リップ部材が前記離隔位置から前記当接位置に近づくにつれて弾性変形して、前記密着部から前記突出部に至る前記側面に近づくダイアフラムを有するキャップ手段と、前記対向部材の前記表面を払拭する払拭動作を行う払拭手段とを備えた液体吐出装置の前記吐出空間を外部空間から封止する封止方法において、
前記リップ部材を前記離隔位置から前記当接位置に近づくように移動させて前記ダイアフラムを前記側面に近づける接近ステップと、
前記接近ステップを行った後、前記払拭動作を行う払拭ステップと、
前記払拭ステップを行った後、前記リップ部材を前記当接位置に移動させて、前記対向部材と共に前記吐出空間を封止する封止ステップとを備えていることを特徴とする液体吐出装置の吐出空間の封止方法。 - 前記対向部材の前記表面は、前記リップ部材の表面よりも親水性が高く、
前記接近ステップにおいて、前記リップ部材を前記当接位置に移動させることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置の吐出空間の封止方法。 - 前記キャップ手段は、前記リップ部材が前記当接位置にあるときに当該リップ部材と当接する第1の位置と、前記リップ部材の移動方向に関して前記第1の位置よりも前記吐出面から離隔した第2の位置との間において、前記対向部材を移動させる対向部材移動機構をさらに有しており、
前記接近ステップの後であって前記払拭ステップを行う前に、前記対向部材を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる移動ステップをさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載の液体吐出装置の吐出空間の封止方法。 - 前記接近ステップにおいて、前記リップ部材が前記当接位置にあるとき、前記ダイアフラムは、弾性変形をして前記密着部から前記突出部に至る前記側面に接触して配置され、前記リップ部材の前記離隔位置から前記当接位置までの移動距離は、前記封止ステップにおける前記移動距離よりも大きいことを特徴とする請求項12に記載の液体吐出装置の吐出空間の封止方法。
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JP2011226785A JP5712893B2 (ja) | 2011-10-14 | 2011-10-14 | 液体吐出装置及びこれの吐出空間の封止方法 |
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