JP5706816B2 - 養殖魚の給餌方法及び給餌システム - Google Patents

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Description

本発明は、養殖魚の給餌方法及び給餌システムに関する。
従来から、事前に設定した給餌量と給餌時間で養殖魚に餌を与える自動給餌方法が知られている。この方法では、給餌作業の労力を節約することができるものの、魚の食欲の変動に対応することが難しく、給餌量に過不足が生じるリスクが高い。過剰な給餌は利益率を下げるばかりではなく、現場海域の汚染の原因ともなる。逆に少な過ぎれば魚の成長が遅れる。また、魚の自発的な摂餌要求に応じて餌を与えることにより、必要十分な量の餌料を魚に与えようという方法として自発摂餌式の給餌方法が知られている(例えば、特開2001−155571号公報)。しかしながら、自発摂餌式の給餌方法では、実際には、魚の自発摂餌行動が満腹に至る前に停止してしまい、魚を十分に成長させられない可能性がある(養殖2009年2月号p5〜8)。また、魚の集団に対して自発摂餌式の給餌方法を行うと、自発的に摂餌行動を行う個体は特定の少数個体に限られるという報告もあり(Physiology & Behavior 2002年 76p281〜287)、結果的に集団の中で摂餌量にバラツキが生じて給餌効率が低下する可能性がある。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、適正な量の給餌を適正な時間帯に行うことが可能な養殖魚の給餌方法及び給餌システムを提供することにある。
(1)本発明は、所与の給餌スケジュールに従って給餌する自動給餌機と、養殖魚の摂餌要求を検出する摂餌要求センサーとを用いた養殖魚の給餌方法であって、
前記摂餌要求センサーの検出結果に基づいて、前記自動給餌機からの給餌を調節することを特徴とする。
本発明によれば、養殖魚の摂餌要求を検出する摂餌要求センサーの検出結果に基づいて前記自動給餌機からの給餌を調節するようにすることで、魚の食欲の変動に応じた適正な量の給餌を行うことができる。
(2)また本発明において、
前記自動給餌機からの給餌の調節が、給餌の停止、給餌の開始、給餌量の増量及び給餌量の減量の少なくとも1つとするようにしてもよい。
(3)また本発明において、
前記摂餌要求センサーの所定時間あたりの検出回数が所定の条件を満たした場合に、前記自動給餌機からの給餌を調節するようにしてもよい。
本発明によれば、魚の食欲の変動に応じた適正な量の給餌を行うことができる。
(4)また本発明において、
前記自動給餌機からの給餌を間歇的に行い、給餌の休止期間中での前記摂餌要求センサーの検出結果に基づいて、前記自動給餌機からの給餌を調節するようにしてもよい。
本発明によれば、魚の食欲の変動に応じた適正な量の給餌を行うことができる。
(5)本発明は、所与の給餌スケジュールに従って給餌する自動給餌機と、前記自動給餌機を制御する制御装置と、養殖魚の摂餌要求を検出する摂餌要求センサーとを含む給餌システムであって、
前記制御装置が、
前記摂餌要求センサーの検出結果に基づいて、前記自動給餌機からの給餌を調節することを特徴とする。
本発明は、自動給餌と自発給餌を単に組み合わせるだけでなく、自発給餌に用いる摂餌要求センサーからの情報を自動給餌の給餌スケジュールの調節に用いるものである。本発明によれば、養殖魚の摂餌要求を検出する摂餌要求センサーの検出結果に基づいて前記自動給餌機からの給餌を調節するようにすることで、自動給餌機による給餌のメリットを保持したまま、魚の食欲の変動に応じた適正な量の給餌を行うことができる。
図1は、本実施形態の給餌システムの構成の一例を示す図である。 図2は、摂餌要求センサーの一例について説明するための図である。 図3Aは、給餌スケジュールの設定情報の一例を示す図である。 図3Bは、給餌スケジュールの各設定項目について説明するための図である。 図4は、自動給餌機からの給餌の調節の一例について説明するための図である。 図5Aは、自動給餌機からの給餌の調節の一例について説明するための図である。 図5Bは、自動給餌機からの給餌の調節の一例について説明するための図である。 図6は、本実施形態の給餌システムの第1の試験結果を示す図である。 図7は、本実施形態の給餌システムの第2の試験結果を示す図である。 図8は、本実施形態の給餌システムの第3の試験結果を示す図である。 図9は、本実施形態の給餌システムの第4の試験結果を示す図である。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.構成
図1は、本実施形態の給餌システムの構成の一例である。
本実施形態の給餌システムは、自動給餌機20と、自動給餌機20を制御する制御装置10と、摂餌要求センサー22と、水中ライト24と、環境センサー26と、サーバ30と、情報処理装置40(PC(パーソナルコンピュータ)、プログラム実行可能な携帯電話等)とを含む。サーバ30と情報処理装置40は、インターネット50を介して接続され、サーバ30と制御装置10は、インターネット50と無線通信網60とを介して接続される。
自動給餌機20は、生簀の上に掛けた桟橋等に固定され、制御装置10からの制御信号に基づきスクリューコンベアを駆動して、餌(ペレット)を餌箱から出口へと搬送し、餌を出口から落下させて給餌する。
摂餌要求センサー22は、養殖魚の摂餌要求を検出する。本実施形態では、図2に示すように、摂餌要求センサー22として、接触スイッチCSを用いている。接触スイッチCSの柄の部分にはテトロン糸TSが取り付けられ、テトロン糸TSの先端には、ペレットに似せた擬餌ABが水面下に取り付けられる。養殖魚が擬餌ABを引っ張ると接触スイッチCSが起動し、接触スイッチCSから信号が制御装置10に対して出力され、制御装置10において、判断が行われ、自動給餌機20からの給餌に反映される。なお、接触スイッチCSは、養殖魚の接餌要求を検出するセンサーであり、魚の行動を光学的に認識する赤外線センサー、熱力学的に認識する熱センサー、化学的に認識する化学センサー等、摂餌要求を検出することが可能な他のセンサーに置き換えることができる。
水中ライト24は、養殖魚の自発摂餌を誘導するために自動給餌機20からの給餌に連動して水面下で光を発する装置である。なお、水中ライト24に代えて、音や振動(上下動など)を発する装置を用いるようにしてもよい。
環境センサー26は、現場海域の水温、照度、流速、溶存酸素濃度などを検出するセンサーであり、検出したデータを制御装置10に出力する。
図には示していないが、制御装置10に接続した水中カメラを水中に設置し、水中カメラからの情報をインターネット経由で見ることができるようにすることもできる。摂餌要求センサーや自動給餌機の作動状況を直接目で見て遠隔管理することができる。
サーバ30は、Webサーバやデータベースとして機能し、利用者に対して、自動給餌機20による予め定められた給餌スケジュール(給餌する時間、量、頻度など)を設定するためのインターフェースや、制御装置10から送信された摂餌要求センサー22及び環境センサー26の測定値を参照するためのインターフェースを提供する。また、サーバ30は、利用者によって設定された給餌スケジュールの設定情報を制御装置10に対して送信する。すなわち、利用者は、PCなどの情報処理装置40を用いてサーバ30にアクセスすることで、遠隔地から、自動給餌機20による給餌内容を設定するとともに、摂餌要求センサー22及び環境センサー26の測定値を参照或いはダウンロードすることができる。
制御装置10は、処理部12、記憶部14、通信部16、表示部17、入力部18を含む。
処理部12は、入力部18からの入力情報やプログラムなどに基づき制御装置10の各種処理を行う。処理部12の機能は、各種プロセッサ(CPU、DSP)、ASICなどのハードウェアや、プログラムにより実現できる。
また処理部12は、サーバ30から受信した給餌スケジュールの設定情報、摂餌要求センサー22から出力された信号、プログラムなどに基づいて、自動給餌機20や水中ライト24を制御するものである。すなわち、処理部12は、利用者によって設定された給餌スケジュールに従った給餌が自動給餌機20により行われるように、自動給餌機20に対して制御信号を出力する。また、処理部12は、摂餌要求センサー22が摂餌要求を検出する度に、自動給餌機20から一定量の給餌が行われるように自動給餌機20を制御するようにしてもよい。また、処理部12は、摂餌要求センサー22及び環境センサー26から出力された測定データを記憶部14に記憶させ、記憶部14に記憶された測定データを通信部16を介してサーバ30に送信する処理を行う。
また処理部12は、摂餌要求センサー22の検出結果に基づいて、給餌スケジュールの設定情報を変更し、自動給餌機20からの給餌を調節する。すなわち、摂餌要求センサー22の検出結果に基づいて、自動給餌機20による給餌の停止や開始、或いは給餌量の増量や減量を制御するようにしてもよい。
また処理部12は、摂餌要求センサー22の所定時間あたりの検出回数が、所定の条件を満たした場合に、自動給餌機20からの給餌を調節するようにしてもよい。ここで、検出回数が所定条件を満たしたか否かの判断は、検出回数が所定の閾値以上或いは以下であるか否かによって判断するようにしてもよい。
また処理部12は、自動給餌機20からの給餌を間歇的に行う場合に、給餌の休止期間中での摂餌要求センサー22の検出結果に基づいて、自動給餌機20からの給餌を調節するようにしてもよい。
記憶部14は、プログラムやデータなどを記憶し、また処理部12や通信部16のワーク領域となるものであり、その機能は、メモリ(ROM、RAM)により実現できる。
通信部16は、サーバ30との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
表示部17は、サーバ30に送る前のプログラムやデータを表示するものであり、その機能は、液晶ディスプレイなどにより実現できる。利用者は、表示部17により、通信に不具合が生じた場合や、現場で様子を見ながら作業が必要なときにデータを参照することができる。
入力部18は、利用者がデータを入力するためのものであり、その機能は、ボタン、キーボード、タッチパネル型ディスプレイなどにより実現できる。利用者は、入力部18により、通信に不具合が生じた場合や、現場で様子を見ながら作業が必要なときにデータの入力をすることができる。
2.本実施形態の手法
図3Aは、本実施形態において利用者が設定可能な給餌スケジュールの設定情報の一例であり、図3Bは、給餌スケジュールの各設定項目について説明するための図である。
ここで、「開始時刻」とは、自動給餌機20から給餌を行う給餌時間帯の開始時刻である。「終了時刻」とは、自動給餌機20から給餌を行う給餌時間帯の終了時刻であり、摂餌要求センサーからの摂餌要求の検出に応じて給餌を行う場合に、その応答終了時刻を設定可能にするものである。このように給餌時間帯を限定することで、魚の集団における摂餌要求が過度に分散することを防ぐことができる。また、給餌回数を一定以下にすることで、病気の発生時や赤潮発生時などの一般に飼料効率が低下する場合に、過度の飼料を供給することを防ぐことができる。また、「給餌回数」とは、給餌時間帯における給餌回数(稼動回数)である。また、「給餌量」とは給餌1回あたりの給餌量である。
また、「自発摂餌稼動抑制時間」とは、自発摂餌(摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌)を抑制する時間である。すなわち、前回の自発摂餌が行われた時刻から自発摂餌稼動抑制時間内に、摂餌要求センサー22によって摂餌要求が検出されても給餌が行われない。このような時間を設定することにより、餌の過剰供給を防止することができる。
また、「給餌間隔」とは、給餌開始時刻から次の給餌開始時刻までの時間である。また、「単位時間給餌量」とは、単位時間当たりの給餌量(繰り出し率)である。また、「最大給餌量」とは、1日に給餌する最大の給餌量である。1日の給餌量が最大給餌量に達した場合には、自動給餌機の稼動が停止する。
また、「日間給餌率」を設定できるようにしてもよい。「日間給餌率」とは、飼育期間中の総給餌量を魚の中間総重量と飼育日数で割った値を百分率で示したものである。魚の中間総重量は飼育開始時の総重量と飼育終了時の総重量の平均から求めることもできるが、飼育期間中に適宜サンプリングすることで、推定することもできる。
すなわち、図3Aに示すような給餌スケジュールが設定された場合には、自動給餌機20から、毎日6:01及び18:01を開始時刻とする2つの給餌時間帯に、それぞれ5分間隔で100gずつ20回の給餌が行われることになる。またこの給餌時間帯には、摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じて、自動給餌機20から一定量の給餌が行われる。
本実施形態では、摂餌要求センサー22の検出結果に基づいて、自動給餌機20からの給餌を調節する。例えば、図3Bに示すように、間歇的に給餌を行う給餌スケジュールにおいて、給餌の休止期間中での摂餌要求センサー22の検出回数(起動回数)が所定の閾値以下であった場合には、その時間帯における魚の食欲が低いと判断して、給餌スケジュールを変更して以降の給餌を停止するようにしてもよい。またこの場合に、給餌を停止することに代えて、給餌スケジュールにおける以降の給餌間隔を長くしたり、以降の給餌1回あたりの給餌量を減らしたりするようにしてもよい。また、摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌の給餌量を減らすようにしてもよいし、自発摂餌稼動抑制時間を長くするようにしてもよい。
一方、給餌の休止期間中での摂餌要求センサー22の検出回数が所定の閾値以上であった場合には、その時間帯における魚の食欲が高いと判断して、給餌スケジュールを変更して以降の給餌間隔を短くしたり、以降の給餌1回あたりの給餌量を増やしたりするようにしてもよい。また給餌の停止中である場合には、給餌スケジュールに従った給餌を再開するようにしてもよい。また、摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌の給餌量を増やすようにしてもよいし、自発摂餌稼動抑制時間を短くするようにしてもよい。
なお、摂餌要求センサー22の検出回数が所定の閾値以下或いは以上となった場合に、即時に給餌スケジュールを変更するようにしてもよい、摂餌要求センサー22の検出回数を記憶しておき、これを考慮して翌日以降の給餌スケジュールを変更するようにしてもよい。
このように本実施形態によれば、給餌スケジュールに従って一定量の給餌を行うとともに、魚の食欲の変動に応じて給餌スケジュールを調節することにより、過不足のない適切な量の給餌を適正な時間帯に行うことができる。
また、給餌時間帯において、所定時間にわたって摂餌要求センサー22の検出回数を測定し、これに基づき算出される単位時間あたりの検出回数(検出率)を利用して自動給餌機20からの給餌を調節するようにしてもよい。例えば、所定時間(検出率測定時間)を300秒としたときに、最後の300秒における検出回数が2回であった場合には、検出率は0.4回/秒となる。なお、最後の300秒における検出回数はいわゆるシフトレジスタに格納される。
そして、図4に示すように、給餌スケジュールに設定された給餌時間帯において、算出された検出率が閾値THを超えている場合には、給餌スケジュールに設定された単位時間給餌量で給餌を継続し、検出率が所定の閾値THと等しいか又はそれ以下となった場合には給餌を停止する。このようにすると、魚の食欲に応じた適切な給餌を行うことができる。また、検出率が閾値THを超えた場合に、摂餌要求センサー22の検出回数に関わらず給餌スケジュールに設定された単位時間給餌量で給餌を行うことにより、過剰な給餌を防止することができる。
ここで、自動給餌機20のスクリューコンベアに繋がるモーターを起動したときの単位時間当たりの給餌量(最大単位時間給餌量)は一定であるため、制御装置10は、当該モーターの起動時間と停止時間を制御することにより、給餌量が給餌スケジュールに設定された単位時間給餌量となるように制御している。例えば、自動給餌機20の最大単位時間給餌量が3000g/分であり、給餌スケジュールに設定された単位時間給餌量が147g/分であり、モーターの起動時間と停止時間の合計であるサイクル時間を20秒とした場合を考えると、1サイクルにおけるモーターの起動時間は、20秒×147/3000=0.98秒となり、停止時間は、20秒−0.98秒=19.02秒となる。すなわち、制御部10は、自動給餌機20のモーターを0.98秒起動し、19.02秒停止するというサイクルを繰り返すことになる。
なお、検出率測定時間と閾値THは、利用者が自由に設定できる。例えば、閾値THを「−1」と設定することにより、摂餌要求センサー22の検出結果に関わらず(仮に検出率が0であっても)、給餌時間帯の全期間に渡って給餌スケジュールに従った給餌を行うことができる。
また、図5A、図5Bに示すように、給餌開始時に、摂餌要求センサー22の検出結果(検出率)を無視して給餌スケジュールに従った給餌を行う期間(リードイン期間)を設定するようにしてもよい。リードイン期間を設定することにより、魚に対して給餌時間が始まったことを喚起し、魚の自発摂餌を誘導することができる。すなわち、仮に魚が給餌開始時刻に空腹であれば、魚は水面近くに浮上し、自動給餌機20から落下する餌を食べながら、摂餌要求センサー22を起動すると考えられるからである。
図5Aに示す例では、リードイン期間において摂餌要求センサー22の起動が促進され、リードイン期間の終了時に検出率が閾値THを超えている。そのため、リードイン期間の終了後、検出率が閾値THを下回るまで給餌が継続している。
一方、図5Bに示す例では、リードイン期間の終了時に検出率が閾値THを下回っているために、リードイン期間の終了と同時に給餌が終了している。なお、図5Bに示す例において、給餌時間帯の残りの期間において、検出率が閾値を上回った場合には、給餌が開始される。
なお、リードイン期間は、利用者が自由に設定できる。例えば、リードイン期間を「0」と設定することにより、図4に示すように、給餌開始後、検出率が閾値THを越えるまでは給餌が行われないようにすることができる。
このような給餌システムで養殖魚の給餌を行う場合には、接餌要求センサーを認識して学習が成立する魚に対して用いることが好ましい。接餌要求センサーを認識して学習が成立する魚としては、ブリ、ハマチなどのブリ類、カンパチ、ヒラマサなどのカンパチ類、シマアジ類、マダイ、チダイ、ヘダイなどのタイ類、マグロ類、サケ、マスなどのサケマス類に例示される。
給餌においては、養殖魚の給餌活性が高い時期に集中して行うことが好ましく、毎日1回または2回、朝および/または夕刻に給餌時間帯の設定を行うことが好ましい。魚の接餌要求を刺激して、接餌要求行動の学習の維持成立を強化するためには、自動給餌によって接餌要求センサーの起動を促すように、給餌可能帯の最初に行うことが好ましい。
飼料効率を上げるためには、魚による接餌要求を詳しく調べて、接餌要求の多い時刻により多く給餌することが好ましい。接餌要求の多い時刻を知るためには、自発接餌による給餌は、飼育開始時は24時間いつでも起動するように設定すればよい。このようにして得られた接餌要求センサーの応答時刻から、接餌要求の多い時刻を知ることができ、この時間に自動給餌を行うことで、接餌要求の多い時刻により多く給餌することができる。通常の魚は夜明けと日の入り付近の時間帯が最も接餌活性が高いことが知られているので、これらの時刻の一方又は両方を飼育開始時の自動給餌を行う時間帯としてもよい。摂餌スケジュールは、自発給餌の結果を反映し、適宜修正していくのであるが、スタート時点の設計例としては、以下のような条件が例示される。
・ 総給餌量は、魚の総重量に対して5.0%〜0.5%程度が適当であり、好ましくは3.5%〜0.5%であるから、この範囲になるように総給餌量を設定する。
・ 魚種によって夜明け及び/又は日の入りの頃に自動給餌による給餌時間を設定する。
・ 1日当たりの総給餌量のうち、5%〜50%、好ましくは10%〜40%、更に好ましくは15%〜35%程度を自動給餌として与え、残りを自発給餌で摂取させる。
・ 自動給餌の時間は10分〜60分程度が好ましい。
・ 自発給餌の摂餌要求センサーに対する単位あたり給餌量は、自動給餌の単位時間給餌量の50%〜200%程度にする。
・ 自発給餌は24時間起動させるか、夜間摂餌しない魚であれば、夜明けから日の入りまでの間だけ起動させるのでも良い。また、摂餌パターンがわかっている場合は、そのパターンにそって、摂餌行動が多い時間のみ自発給餌を起動させておくのでもよい。
・ 風や波などの外部環境の変化によるノイズを抑えるために、一日の給餌時間帯を制限するときは、給餌時間帯の開始時刻と同時に自動給餌が開始され、自動給餌の終了後も2時間以上、好ましくは1時間以上後に給餌時間帯の終了時刻を設定してもよい。
上記のような範囲で設定した給餌スケジュールは、その後の接餌要求センサーの検出結果により適宜調節することができる。例えば、自動給餌後の接餌要求センサーの応答が少なく、自動給餌による給餌量が多すぎると考えられた場合には、自動給餌による給餌量を減らすことができる。また、接餌要求センサーの応答が多く、自動給餌による給餌量が少なすぎると考えられた場合には、自動給餌による給餌量を増やすことができる。
さらに、適宜サンプリングを行いながら、日間給餌率が5.0%〜0.5%になるように、好ましくは3.5%〜0.5%となるように給餌量を調整することができる。
3.実施例(試験結果)
3−1.実施例1
図6に、本実施形態の給餌システムの試験結果(実施例1)を示す。
ここでは、給餌スケジュールに従った自動給餌のみを行う生簀(自動給餌試験区)、摂餌要求センサーを用いた自発摂餌のみを行う生簀(自発摂餌試験区)、本実施形態の手法により自動給餌と自発摂餌とを組み合わせて行う生簀(組み合わせ試験区)の計3面の生簀のそれぞれに200尾のブリを収容し、およそ2ヶ月間の試験を行った。
自動給餌試験区では、毎日夕刻(当初17:00、後に16:30)から2分間隔で200gずつ所定回数(当初60回、後に30回)の給餌を行い、日間給餌率が魚の総重量の1.3%〜0.6%となるように調節をした。
また自発摂餌試験区では、24時間いつでも自発摂餌(摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌)が可能な状態とし、報酬量(摂餌要求センサー22が1回起動された場合の給餌量)を日中200g、夜間50gとした。なお、試験開始後の4日間は、自発摂餌の学習のために自動給餌と自発摂餌との組み合わせで給餌を行った。
また組み合わせ試験区では、24時間いつでも自発摂餌(摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌)が可能な状態とし、毎日夕刻(当初17:00、後に16:30)から、給餌スケジュールに従って100gずつ給餌を行った。なお、組み合わせ試験区では、摂餌要求センサー22の検出結果に応じて、給餌スケジュールにおける給餌回数、給餌間隔、自発摂餌稼動抑制時間を調節した。例えば、給餌回数については、当初30回とし、10回から70回の範囲で調節した。また、給餌間隔については、当初60秒とし後に80秒に調節した。
図6に示すように、平均体重増加量については、組み合わせ試験区で最大となった。また、総給餌量については、組み合わせ試験区で最大となったものの、増肉係数については、組み合わせ試験区で最小となった。すなわち、組み合わせ試験区では、自動給餌試験区や自発給餌試験区と比べて、魚がより大きく成長し、且つ効率の良い給餌が行われたことがわかる。また、バラツキ度については、組み合わせ試験区で最小となっており、組み合わせ試験区では、魚が均一に成長したことがわかる。また、幽門垂指数については、3つの試験区の間に有意差は認められず、その値は相対的に低く、脂肪は内蔵に対して蓄積していなかったと考えられる。すなわち、図6に示す試験結果から、総合的にみて、組み合わせ給餌試験区の飼育成績は最も優れていることがわかる。
3−2.実施例2
図7に、実施例2の結果を示す。
ここでは、熟練者による手撒き給餌を行う生簀(手撒き給餌区)、本実施形態の手法により自動給餌と自発摂餌とを組み合わせて行う生簀(組み合わせ試験区)の計2面の実際に養殖に用いる10m×10mの生簀のそれぞれに11908尾と12599尾のブリを収容し、低水温期におよそ2ヶ月間の試験を行った。熟練者による手撒き給餌は水面での魚の摂餌状態を観察しながら餌の量を微調整して行うため、一般に自動給餌試験区及び自発摂餌試験区に比べて、平均体重増加量は大きく、増肉係数やバラツキ度は小さい値になると考えられていて、実際に多くの人的余裕のある養殖場では手撒きによる給餌が行われている。
手撒き給餌区では、週6日午後16:00前後に約20分で給餌を行い、日間給餌率が魚の総重量の2.9%〜1.8%となるように調節をした。
また組み合わせ試験区では、毎日夕刻(当初16:00、後に16:30、17:00)からの2時間の時間帯に、リードイン期間として2分間+10分間を設定し、最初の2分間に給餌速度(単位時間給餌量)1200g/分の誘導給餌(自動給餌)を行い、引き続き10分間に給餌速度3600g/分の誘導給餌を行った。残った108分間に自発摂餌(摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌)が可能な状態とし、検出率測定時間を1分とし、検出率(検出率測定時間での摂餌要求センサー22の検出回数)の閾値を1回/分として、検出率が閾値を超えている間だけ給餌スケジュールに従って3600g/分又は3000g/分の給餌速度で給餌を行った。水温の下降に伴い、1日間給餌率が魚の総重量の3.5%〜0.5%となるように調節をした。
図7に示すように、平均体重増加量については、組み合わせ試験区のほうが大きい値となった。また、総給餌量については、組み合わせ試験区のほうが大きい値となったものの、増肉係数については、組み合わせ試験区のほうが小さい値なった。すなわち、組み合わせ試験区では、手撒き給餌区と比べて、魚がより大きく成長し、且つ効率の良い給餌が行われたことがわかる。また、バラツキ度については、組み合わせ試験区のほうが小さい値となっており、組み合わせ試験区では、魚が均一に成長したことがわかる。すなわち、図7に示す試験結果から、総合的にみて、組み合わせ給餌試験区の飼育成績のほうが優れていることがわかる。
3−3.実施例3
図8に、実施例3の結果を示す。
ここでは、他の魚種でも同様の効果が得られるか調べるため、熟練者による手撒き給餌を行う生簀(手撒き給餌区)、本実施形態の手法により自動給餌と自発摂餌とを組み合わせて行う生簀(組み合わせ試験区)の計2面の実際に養殖に用いる8m×8mの生簀のそれぞれに6450尾のカンパチ種苗を収容し、37日間の試験を行った。手撒き給餌区では、毎日2回(8:00と14:00)前後に20〜30分で給餌を行い、日間給餌率が魚の総重量の6.6%〜2.6%となるように調節をした。
また組み合わせ試験区では、24時間いつでも自発摂餌(摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌)が可能な状態とし、毎日6:01〜8:00と17:01〜19:00の時間帯に、給餌スケジュールに従って100gずつ給餌を行った。夜間(19:01〜翌6:00)は自発摂餌に基づく報酬量を5gとした。なお、組み合わせ試験区では、摂餌要求センサー22の検出結果に応じて、給餌スケジュールにおける給餌回数を20回/日に、給餌間隔を6分に維持したが、自発摂餌稼動抑制時間を当初の3秒から2秒に短縮した。
図8に示すように、平均体重増加量については、組み合わせ試験区のほうが大きい値となった。また、総給餌量については、組み合わせ試験区のほうが小さい値となったものの、増肉係数については、組み合わせ試験区のほうが小さい値なった。すなわち、組み合わせ試験区では、手撒き給餌区と比べて、魚がより大きく成長し、且つ効率の良い給餌が行われたことがわかる。また、バラツキ度については、組み合わせ試験区のほうが小さい値となっており、組み合わせ試験区では、魚が均一に成長したことがわかる。すなわち、図8に示す試験結果から、総合的にみて、組み合わせ給餌試験区の飼育成績のほうが優れていることがわかる。
3−4.実施例4
図9に、実施例4の結果を示す。
ここでは、さらに他の魚種でも同様の効果が得られるか調べるため、熟練者による手撒き給餌を行う生簀(手撒き給餌区)2面、本実施形態の手法により自動給餌と自発摂餌とを組み合わせて行う生簀(組み合わせ試験区)2面の計4面の実際に養殖に用いる8m×8mの生簀のそれぞれに5500尾のマダイを収容し、およそ1ヶ月間の試験を行った。手撒き給餌区では、毎日午前と午後に2回分けて、魚の給餌行動が見られなくなるまで給餌を行い、日間給餌率が魚の総重量の4.2%〜3.4%となるように調節をした。
また組み合わせ試験区では、毎日7:01〜9:00と17:01〜19:00の時間帯のそれぞれの開始時にリードイン期間として6分間を設定し、給餌速度300g/分の誘導給餌(自動給餌)を6分ずつ行った。上記の給餌時間帯での誘導給餌以外の時間、及び9:01〜17:00の時間帯に自発摂餌(摂餌要求センサー22による摂餌要求の検出に応じた給餌)が可能な状態とし、検出率が設定された閾値を超えている間だけ給餌スケジュールに従って300g/分の給餌速度で給餌を行った。日間給餌率が魚の総重量の3.4%〜2.3%となるように調節をした。
図9に示すように、平均体重増加量については、組み合わせ試験区のほうが大きい値となった。増肉係数については、組み合わせ試験区のほうが小さい値となった。すなわち、組み合わせ試験区では、手撒き給餌区と比べて、魚がより大きく成長し、且つ効率の良い給餌が行われたことがわかる。すなわち、図9に示す試験結果から、総合的にみて、組み合わせ給餌試験区の飼育成績のほうが優れていることがわかる。
10 制御装置、12 処理部、14 記憶部、16 通信部、17 表示部、18 入力部、20 自動給餌機、22 摂餌要求センサー、24 水中ライト、26 環境センサー、30 サーバ、40 情報処理装置、50 インターネット、60 無線通信網

Claims (4)

  1. 所与の給餌スケジュールに従って給餌する自動給餌機と、養殖魚の摂餌要求を検出する摂餌要求センサーとを用いた養殖魚の給餌方法であって、
    前記自動給餌機からの給餌を間歇的に行い、給餌の休止期間中での前記摂餌要求センサーの検出結果に基づいて、前記自動給餌機からの給餌を調節することを特徴とする給餌方法。
  2. 請求項1において、
    前記自動給餌機からの給餌の調節が、給餌の停止、給餌の開始、給餌量の増量及び給餌量の減量の少なくとも1つであることを特徴とする給餌方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記摂餌要求センサーの所定時間あたりの検出回数が所定の条件を満たした場合に、前記自動給餌機からの給餌を調節することを特徴とする給餌方法。
  4. 所与の給餌スケジュールに従って給餌する自動給餌機と、前記自動給餌機を制御する制御装置と、養殖魚の摂餌要求を検出する摂餌要求センサーとを含む給餌システムであって、
    前記制御装置が、
    前記自動給餌機からの給餌を間歇的に行い、給餌の休止期間中での前記摂餌要求センサーの検出結果に基づいて、前記自動給餌機からの給餌を調節することを特徴とする給餌システム。
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