JP5703534B2 - 電磁切換弁 - Google Patents
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Description
また、ばね部材を設けるスペースが必要になるため電磁比例ソレノイド40の長さが総体的に延伸し、結果として該電比例ソレノイド40が大型になり、コスト高の要因なるという不具合があった。
本発明は、上記の不具合を解決するためになされたもので、ばね部材を用いることなく手動による切換操作を容易に行うことができ、構造を簡素化した電磁切換弁を提供することを目的とする。
弁本体と、
前記弁本体の少なくとも一端面に係合した固定鉄芯と、
前記固定鉄芯の回りに設けられモールドにより一体成形されたコイル部と、
前記コイル部の内周面に摺動自在に嵌挿されたチューブ部材と、
前記チューブ部材の内周面に摺動自在に嵌挿され軸部が前記固定鉄心に摺動自在に支持された可動鉄心と、
前記固定鉄心に装着され前記コイル部の非励磁時に弾発力により前記可動鉄心を軸方向に移動させるばね部材と、
を備えた電磁切換弁において、
前記モールドの端面に取り付けられ該モールドと一体的に前記弁本体に取付けられて前記チューブ部材の側壁面に近接して配置されたプレートと、
を設け、前記プレートに穿設した開口穴より工具等の押し引き部材により、前記チューブ部材の側壁面を押し圧して該チューブ部材を軸方向に移動させて非励磁の可動鉄心を移動させることを特徴とする。
本発明は、シール部材とシューブ部材の摩擦抵抗が大きい場合でも押し引き部材の追加だけでよいので、コスト低減なり電磁弁を小型化にすることができる。
請求項2記載の発明によれば、前記チューブ部材の側壁面に該チューブ部材を押し引きする押し引き部材を固着し、該押し引き部材を軸心方向に移動させるのでチューブ部材を確実に移動させるのでよい。
図1に示すように、電磁切換弁10は、基本的には略矩形状の弁本体11と、前記弁本体11の両端面に取り付けられ吸引力を発生するソレノイドコイル部12a及び12bと、から構成されている。
ボディ13にはスプール孔14に接続する圧力供給源(図示しない)に連通する圧力ポート18、タンク(図示しない)に連通するタンクポート19a,19bが間隔を有してスプール孔14の軸方向に直交して設けられ、これらのポート18、19a,19bの間にスプール孔14に連通し油圧アクチュエータ(図示しない)に接続する流路20、21がスプール孔14の軸方向に直交して設けられ、該タンクポート19a,19bは連通路22によって連通している。
ソレノイドコイル部12aは、後述するモールド28aに一体成形されたコイル部17aと、前記コイル部17aの内周面をガイドにして軸方向に薄肉円筒形状で有底を設けたチューブ(チューブ部材)23aと、一側(図1で円筒側)が前記チューブ23aの内周面に嵌挿され他側(図1で凸部29a)が弁本体11に嵌挿された固定鉄心26aと、大径部が前記チューブ23aの内周面に摺動自在に嵌挿され軸部25aが前記固定鉄心26aに摺動自在に支持されてプランジャの機能を有する可動鉄心24aと、コイル部17aの外周面に嵌挿されたコイルケース27aと、樹脂材料により前記コイル部17a及びコイルケース27aを一体的に成形したモールド28aと、を備える。
参照符号36aは大径部34a嵌挿されたスペーサを示し、弁本体11の凹部11aとソレノイドコイル部12aの凸部29aとが密に係合するように、凹部11a及び凸部29aの長さを調整する機能を有する。
先ず、弁本体11のスプール孔14にスプール15を摺動自在に嵌合し、該弁本体11の凹部11aにスペーサ36aを装着すると共に、スプール15のガイド部33aにリテーナ35aを嵌合しておく。
次いで、図1のようにソレノイドコイル部12aを組付けた後に、可動鉄心24aの軸部25aにガイドされたばね部材32aの他側をスプール15のガイド部33aに遊挿する共に、ソレノイドコイル部12aの凸部29aを弁本体11の凹部11aに嵌合する。
チューブ23aの移動で該チューブ23aの内側壁面がプランジャ24aの左端面に突き当ると、チューブ23a及びプランジャ24aの移動により該プランジャ24aの軸部25aの端面(図1で右端)がスプール15のガイド部33bの端面に突き当るので、スプール15がばね部材32bの弾発力に抗して矢印X方向に移動する。このため、ソレノイドコイル部12bを構成するチューブ23b及びブプランジャ24bが矢印X方向の移動により、ソレノイドコイル部12aの手動による切換えにより弁本体11内の流路を切り換えことができる。
チューブ23bの移動で該チューブ23bの内側壁面がプランジャ24bの右端面に突き当ると、チューブ23b及びプランジャ24bの移動により該プランジャ24bの軸部25bの端面(図1で左端)がスプール15のガイド部33aの端面に突き当るので、スプール15がばね部材32aの弾発力に抗して矢印Y方向に移動する。このため、ソレノイドコイル部12aを構成するチューブ23a及びブプランジャ24aが矢印Y方向の移動により、ソレノイドコイル部12aの手動による切換えにより弁本体11内の流路を切り換えことができる。
図2においては、チューブ23aの側壁面を工具または棒等で押し圧する代わりに、該チューブ23aの側壁面に押し引き部材61aを固定し、工具により該押し引き部材61aを矢印X方向またはY方向に移動させてチューブ23aの位置決めする。
図3においては、チューブ23aの側壁面に外周にねじ機構 (図示しない)を設けた押し引き部材61aを固定し、該押し引き部材61aにナット部材71aを螺着する。
これにより、ナット部材71aを緩めて押し引き部材61aを矢印Y方向または矢印X方向に移動させてチューブ23aを変位させた後に、ナット部材71aを締めてチューブ23aの軸心方向の位置決めする。
本発明の第一乃至第三の実施の形態に係る電磁切換弁10、60、70は弁本体11の両側面にソレノイドコイル部12a,12bを取り付けた場合について説明したが、弁本体11の側面にソレノイドコイル部12a,12bのどちらか一方を取り付けた電磁切換弁にしてもよい。
12 ソレノイドコイル部 13 ボディ
14 スプール孔 15 スプール
18 圧力ポート 19 タンクポート
20、21 流路 22 連通路
23 チューブ 24 可動鉄心
25 軸部 26 固定鉄心
27 コイルケース 28 モールド
29 凸部 30 段付穴部
31 小径部 32 ばね部材
33 ガイド部 34 大径部
35 リテーナ 36 スペーサ
37 プレート 38 取付ボルト
39 穴 61 押し引き部材
71 ナット部材
Claims (2)
- 弁本体と、
前記弁本体の少なくとも一端面に係合した固定鉄芯と、
前記固定鉄芯の回りに設けられモールドにより一体成形されたコイル部と、
前記コイル部の内周面に摺動自在に嵌挿されたチューブ部材と、
前記チューブ部材の内周面に摺動自在に嵌挿され軸部が前記固定鉄心に摺動自在に支持された可動鉄心と、
前記固定鉄心に装着され前記コイル部の非励磁時に弾発力により前記可動鉄心を軸方向に移動させるばね部材と、
を備えた電磁切換弁において、
前記モールドの端面に取り付けられ該モールドと一体的に前記弁本体に取付けられて前記チューブ部材の側壁面に近接して配置されたプレートと、
を設け、前記プレートに穿設した開口穴より工具等の押し引き部材により、前記チューブ部材の側壁面を押し圧して該チューブ部材を軸方向に移動させて非励磁の可動鉄心を移動させることを特徴とする電磁切換弁。 - 請求項1記載の電磁切換弁において、
前記チューブ部材の側壁面に該チューブ部材を押し引きする押し引き部材を固着し、該押し引き部材を軸心方向に移動させることを特徴とする電磁切換弁。
Priority Applications (1)
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JP2011092668A JP5703534B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | 電磁切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011092668A JP5703534B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | 電磁切換弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012225407A JP2012225407A (ja) | 2012-11-15 |
JP5703534B2 true JP5703534B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=47275802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011092668A Active JP5703534B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | 電磁切換弁 |
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-
2011
- 2011-04-19 JP JP2011092668A patent/JP5703534B2/ja active Active
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