JP5701325B2 - バラスト水処理システム - Google Patents
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・最小サイズが50μm以上の生物は1m3中に生きた生物数が10個体未満。
・最小サイズが50μm未満で10μm以上の生物は1ml中に生きた生物数が10個体未満。
・毒素酸生性コレラ(O-1,O-139)は1cfu/100μm未満。
・大腸菌は250cfu/100ml未満。
・腸球菌は100cfu/100ml未満。
前記目的を達成するために、バラスト水処理システムは、船舶に搭載され、バラスト水から被除去物を除去する水処理装置と、前記水処理装置の入口部又は出口部における前記バラスト水の水質をモニタリングするモニタリング装置と、バラスト水取水時に、前記バラスト水の水質をモニタリングし、モニタリングの結果に基づいて、バラスト水を取水及び排水するポンプと前記水処理装置との間に設けられたバルブの開度を制御して前記水処理装置の単位時間当たりの処理流量を調整し、バラスト水排水時に、前記バラスト水の水質をモニタリングし、モニタリングの結果に基づく当該水質が許容値を満足する場合、前記バラスト水を排出するように制御し、当該水質が前記許容値を満たさない場合、前記バラスト水を前記水処理装置で再処理後、前記バラスト水を排出するよう制御する制御装置と、を有することを特徴とする。
好ましくは、一端がバラストタンクと接続され、他の一端が前記ポンプの上流側に接続される循環ラインを備え、前記バラスト水が前記循環ラインを介して前記水処理装置に供給される。
好ましくは、一端がバラストタンクと接続され、他の一端がバラスト水を排水するポンプの上流側に接続される循環ラインを備え、前記バラスト水が前記循環ラインを介して前記水処理装置に供給される。
好ましくは、前記制御装置は、前記水処理装置の入口部における前記バラスト水の水質、前記水処理装置の出口部における前記バラスト水の水質、及びバラストタンク内の前記バラスト水の水質のいずれかのモニタリングの結果に基づいて、殺菌剤の注入量、又は凝集剤の注入量を制御する。
船舶はバラスト水を取水及び排水するポンプと、前記バラスト水から被除去物を除去する水処理装置と、前記水処理装置で処理されたバラスト水を貯留するバラストタンクと、前記ポンプと前記水処理装置との間に設けられたバルブと、前記水処理装置の入口部及び出口部における前記バラスト水の水質をモニタリングするモニタリング装置と、バラスト水取水時に、前記バラスト水の水質をモニタリングし、モニタリングの結果に基づいて前記バルブの開度を制御し、前記水処理装置の単位時間当たりの処理流量を調整し、バラスト水排水時に、前記バラスト水の水質をモニタリングし、モニタリングの結果に基づく当該水質が許容値を満足する場合、前記バラスト水を排出するように制御し、当該水質が前記許容値を満たさない場合、前記バラスト水を前記水処理装置で再処理後、前記バラスト水を排出するよう制御する制御装置と、を有することを特徴とする。
また、以下のバラスト水処理システムに関連する内容を含む。
Claims (12)
- 船舶に搭載され、バラスト水を処理する水処理装置と、
前記水処理装置の入口部又は出口部における前記バラスト水の水質をモニタリングするモニタリング装置と、
バラスト水取水時に、前記バラスト水の水質をモニタリングし、モニタリングの結果に基づいて、バラスト水を取水及び排水するポンプとバルブと前記水処理装置とバラストタンクとの順で接続した配管に設けられた前記バルブの開度を制御して前記水処理装置の単位時間当たりの処理流量を調整し、バラスト水排水時に、前記バラスト水の水質をモニタリングし、モニタリングの結果に基づく当該水質が許容値を満足する場合、前記バラスト水を排出するように制御し、当該水質が前記許容値を満たさない場合、前記バラスト水を前記水処理装置で再処理後、前記バラスト水を排出するよう制御する制御装置と、
を有することを特徴とするバラスト水処理システム。 - 一端が前記バラストタンクと接続され、他の一端が前記ポンプの上流側に接続される循環ラインを備え、
前記バラスト水が前記循環ラインを介して前記水処理装置に供給される請求項1に記載のバラスト水処理システム。 - 前記モニタリング装置は、前記バラストタンク内の前記バラスト水の水質をモニタリングし、
前記制御装置は、前記バラストタンク内のバラスト水の水質をモニタリングし、モニタリングの結果に基づいて前記バラストタンク内のバラスト水を前記水処理装置に循環させて再処理、又は前記バラストタンク内のバラスト水排水時に前記水処理装置に送液して再処理して排水するよう制御する請求項2に記載のバラスト水処理システム。 - 前記水処理装置は、物理除去装置又は殺菌装置を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載のバラスト水処理システム。
- 前記殺菌装置は、次亜塩素酸ナトリウム、オゾン、二酸化塩素、過酢酸、過酸化水素、及びUVの少なくとも一つを利用する装置である請求項4に記載のバラスト水処理システム。
- 前記水処理装置は、前記バラスト水に凝集剤を注入し、攪拌することによって前記バラスト水中の被除去物を凝集させる凝集装置と、前記凝集装置で発生した凝集物を分離・除去する分離・除去装置と、を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のバラスト水処理システム。
- 前記分離・除去装置は、磁気分離とフィルタ分離とを組み合わせた構成であることを特徴とする請求項6に記載のバラスト水処理システム。
- 前記モニタリング装置は、前記バラスト水の濁度、色度の少なくとも一方を測定してモニタリングすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のバラスト水処理システム。
- 前記モニタリング装置は、前記バラスト水を画像解析することによってモニタリングすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のバラスト水処理システム。
- 前記モニタリング装置に接続されたサンプリング管を備え、
前記モニタリング装置は、サンプリング管を介して前記バラスト水を自動的に取り込んで前記水質をモニタリングすることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載のバラスト水処理システム。 - 前記制御装置は、前記水処理装置の入口部における前記バラスト水の水質、前記水処理装置の出口部における前記バラスト水の水質のいずれかのモニタリングの結果に基づいて、殺菌剤の注入量を制御する請求項5に記載のバラスト水処理システム。
- 前記制御装置は、前記水処理装置の入口部における前記バラスト水の水質、前記水処理装置の出口部における前記バラスト水の水質のいずれかのモニタリングの結果に基づいて、凝集剤の注入量を制御する請求項6に記載のバラスト水処理システム。
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