JP5701251B2 - 発音判定装置、発音判定方法、及びプログラム - Google Patents

発音判定装置、発音判定方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5701251B2
JP5701251B2 JP2012125130A JP2012125130A JP5701251B2 JP 5701251 B2 JP5701251 B2 JP 5701251B2 JP 2012125130 A JP2012125130 A JP 2012125130A JP 2012125130 A JP2012125130 A JP 2012125130A JP 5701251 B2 JP5701251 B2 JP 5701251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
unit
sounding device
determination
mahalanobis distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012125130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013250155A (ja
Inventor
浩幸 河野
浩幸 河野
雅也 三竹
雅也 三竹
章央 川内
章央 川内
友隆 谷口
友隆 谷口
邦昭 岡
邦昭 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012125130A priority Critical patent/JP5701251B2/ja
Publication of JP2013250155A publication Critical patent/JP2013250155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5701251B2 publication Critical patent/JP5701251B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、発音装置の良否を判定する発音判定装置、発音判定方法、及びプログラムに関する。
空制装置笛弁などの発音装置は、膜板の曲がり具合や蓋ねじの締め具合などにより音色が変化する。また、発音装置の利用者は、一定の音色の発音装置を用いたいという要望があるため、発音装置の提供者は、発音装置の良否を判定する必要がある。
従来、発音装置の良否の判定は、当該発音装置が発する音を検査員が聴くことで判定している。なお、発音装置が発する音を防音しつつ良否を判定する方法が、特許文献1に開示されている。また、発音装置が発する音から複数のパラメタを抽出して良否を判定する方法が、特許文献2に開示されている。
特開昭61−139437号公報 特開2011−242223号公報
発音装置の良否を検査員が聴くことで判定する手法を用いる場合、その検査員が熟練されていなければ、その微妙な音色の違いから良否の判定を行うことが難しく、また検査員の育成に時間がかかるという問題がある。
また、特許文献1に記載の手法を用いる場合、検査員は騒音計の計測結果と録音された発音装置の音色を聴くことで判定を行うため、音色の微妙な違いを判定するステップでは、検査員の技能に依存した判定を行わざるを得ないという問題がある。
他方、特許文献2に記載の手法を用いる場合、検査員の技能に依存せずに発音装置の良否を判定することができる。具体的には特許文献2に記載の手法によれば、複数のパラメタそれぞれに対して閾値との比較を行う。しかしながら、発音装置は、単純に複数のパラメタが全て閾値以内であっても良品であるとは限らず、また複数のパラメタのいずれかが閾値を超えても不良品であるとは限らない。これは、あるパラメタと他のパラメタとがトレードオフの関係にあることがあるためである。
本発明の目的は、検査員の技能に依存せずに、発音装置の音色の判定を適切に実行する発音判定装置、発音判定方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、発音装置が発する音波から複数のパラメタを抽出するパラメタ抽出部と、優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する優良距離算出部と、前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離が所定の閾値以下である場合に、前記発音装置が優良であると判定する発音判定部と、前記発音装置の調整方法毎に、当該調整方法による調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する不良距離算出部と、前記発音判定部が、前記発音装置が優良であると判定しなかった場合に、前記不良距離算出部が算出したマハラノビス距離のうち最も小さいものに関連付けられた調整方法を、前記発音装置の調整の指針として提示する指針提示部とを備えることを特徴とする。
また、本発明においては、前記パラメタ抽出部は、前記発音装置が発する音波から少なくとも音圧の時刻歴波形の微分特性及び積分特性を抽出することが好ましい。
また、本発明においては、前記パラメタ抽出部は、前記発音装置が発する音波から少なくとも当該音波の減衰量及び周波数特性を抽出することが好ましい。
また、本発明においては、前記指針提示部は、同一の発音装置の良否判定を複数回実行した場合、当該発音装置の調整前に前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離と当該発音装置の調整後に前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離とを、当該発音装置の調整の指針として提示することが好ましい。
また、本発明は、発音装置が発する音波から複数のパラメタを抽出するステップと、抽出した前記パラメタを用いて、優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を算出するステップと、優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された前記単位空間における前記マハラノビス距離が所定の閾値以下である場合に、前記発音装置が優良であると判定するステップと、前記発音装置の調整方法毎に、当該調整方法による調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、抽出した前記パラメタを用いて算出するステップと、優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された前記単位空間における前記マハラノビス距離が前記閾値より大きい場合に、調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記マハラノビス距離のうち最も小さいものに関連付けられた調整方法を、前記発音装置の調整の指針として提示するステップとを有することを特徴とする発音判定方法である。
また、本発明は、コンピュータを、
発音装置が発する音波から複数のパラメタを抽出するパラメタ抽出部、
優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する優良距離算出部、
前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離が所定の閾値以下である場合に、前記発音装置が優良であると判定する発音判定部、
前記発音装置の調整方法毎に、当該調整方法による調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する不良距離算出部、
前記発音判定部が、前記発音装置が優良であると判定しなかった場合に、前記不良距離算出部が算出したマハラノビス距離のうち最も小さいものに関連付けられた調整方法を、前記発音装置の調整の指針として提示する指針提示部
として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、発音判定装置は、発音装置が発する音波から抽出したパラメタから求めたマハラノビス距離を用いて発音装置の音色を判定する。これにより、発音判定装置は、検査員の技能に依存せずに、発音装置の音色を適切に判定することができる。
発音装置の断面図である。 参考例に係る発音判定装置の構成を示す概略ブロック図である。 I/F部が表示する画面例を示す図である。 参考例に係る発音判定装置が優良な発音装置の単位空間を生成する処理を示すフローチャートである。 音波の時刻歴波形の変化量及び存在量の算出方法を示す図である。 参考例に係る発音判定装置が発音装置の良否を判定する処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態による発音判定装置の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態による発音判定装置が発音装置の良否を判定する処理を示すフローチャートである。
以下、発音装置900の良否を判定する発音判定装置100について説明する。ここでは、良否判定対象となる発音装置900として笛弁を用いて説明するが、この限りでなく、他の発音装置900についても同様の処理を行うことができる。
まず、良否判定対象となる発音装置900について説明する。
図1は、発音装置900の断面図である。
発音装置900は、振動により音を発する膜板910と、膜板910を挟んで固定する本体部920及び蓋部930からなる筐体と、本体部920と蓋部930とを固定するねじ940と、膜板910が発する音波にホーンロードをかけて音圧を上げるホーン部950とを備える。
本体部920の側面には、空気流入口921が設けられ、本体部920の膜板910と対向する面には、当該空気流入口921から流入する空気が流れる環状の通気溝922が設けられる。また、本体部920には、膜板910に直交する方向に、膜板910が発する音波を外部に放出するための放出孔923が設けられ、ホーン部950は当該放出孔923に挿入されることで固定されている。
発音装置900の空気流入口921から空気が流入すると、当該空気は本体部920の通気溝922に流れる。そして、通気溝922から放出孔923へ空気が流れる際に、空気が膜板910を振動させることで、膜板910から放出孔923及びホーン部950を介して音波が発せられる。
発音装置900の音色は、膜板910の曲げ具合や、ねじ940の締め付け具合によって変化する。したがって、検査員は、発音装置900が不良であると判定した場合、膜板910の中央部を中心として端部を曲げ伸ばしし、または、ねじ940を緩めたり締めたりすることで、発音装置900の調整を行う。
参考例
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図2は、参考例に係る発音判定装置100の構成を示す概略ブロック図である。
発音判定装置100は、マハラノビス・タグチ法(MT法)により発音装置900の良否を判定する装置であって、録音部101、パラメタ抽出部102、優良空間記憶部103、優良空間記録部104、優良距離算出部105(距離算出部)、発音判定部106、指針提示部107、前回指針記憶部108、前回距離記憶部109、I/F部110(インタフェース)を備える。
録音部101は、発音装置900が発した音を録音する。
パラメタ抽出部102は、録音部101が録音した音の波形に基づいて複数のパラメタを抽出する。パラメタとしては、例えば、音圧の時刻歴波形の微分特性(変化量)、音圧の時刻歴波形の積分特性(存在量)、減衰量、周波数特性が挙げられる。
優良空間記憶部103は、優良距離算出部105によるマハラノビス距離の算出に用いる単位空間を記憶する。なお、単位空間とは、マハラノビス距離の算出の基準とするデータ群のことである。また、マハラノビス距離は、単位空間におけるパラメタの分散や相関に応じて重み付けがなされた距離であり、単位空間におけるデータ群との類似度が低いほど大きい値となる。
優良空間記録部104は、手本となる複数の発音装置900(優良な発音装置900)が発する音波からパラメタ抽出部102が抽出したパラメタを、優良な発音装置900の単位空間として優良空間記憶部103に記録する。
優良距離算出部105は、良否判定対象の発音装置900が発する音波からパラメタ抽出部102が抽出したパラメタと優良空間記憶部103が記憶する単位空間とを用いて、良否判定対象の発音装置900のマハラノビス距離を算出する。
発音判定部106は、優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離が所定の閾値以下である場合に、発音装置900が優良であると判定し、マハラノビス距離が所定の閾値を超える場合に、発音装置900が不良であると判定する。
指針提示部107は、発音判定部106によって発音装置900が不良であると判定された場合に、前回指針記憶部108及び前回距離記憶部109が記憶する情報に基づいて、発音装置900の膜板910を伸ばすべきか曲げるべきかを示す調整方法と、どの程度調整すべきかを示す調整加減とを、調整の指針として提示する。
前回指針記憶部108は、指針提示部107が前回提示した調整方法を記憶する。
前回距離記憶部109は、優良距離算出部105が前回算出したマハラノビス距離を記憶する。
I/F部110は、利用者から実行する処理内容(単位空間の記録処理または良否判定処理)の入力を受け付け、また良否判定の結果及び調整の指針をディスプレイに表示する。
図3は、I/F部110が表示する画面例を示す図である。
I/F部110は、ディスプレイに図3に示すような画面を表示させる。
表示画面には、単位空間の記録処理モードに遷移するための「単位空間ボタン」、良否判定モードに遷移するための「良否判定ボタン」、録音を開始するための「録音開始ボタン」が設けられる。「録音開始ボタン」の押下(クリック)により発音装置900が発する音を録音すると、表示画面には録音した音波の時刻歴波形、及び当該音波から抽出されたパラメタ(図3の例では変化量と存在量)が表示される。また、良否判定が実行されると、当該良否の判定結果を示す表示(図3ではOK/NGのラベルの明滅)が表示され、判定結果がNGである場合は、さらに調整の方針として調整方法と調整加減とが提示される。
また、表示画面には、判定結果がOKである場合に、当該発音装置900の調整が完了したことを発音判定装置100に通知するための「設定完了ボタン」が設けられる。さらに、表示画面には、判定結果がNGであっても検査員が判定対象となる発音装置900が優良であると判定した場合に当該発音装置900を優良なものとして学習させるための「結果OK判定ボタン」が設けられる。
上述したように、発音判定装置100は、MT法により発音装置900の良否を判定する。本参考例では、優良な複数の発音装置900が発する音波から抽出したパラメタの束を単位空間とし、当該単位空間を基準にして発音装置900の良否を判定するマハラノビス距離を算出する。このマハラノビス距離は、優良な発音装置900の音波との違いが大きいほど大きい値を示す。そこで、発音判定装置100は、当該マハラノビス距離が所定の閾値以下であるかに応じて、発音装置900が優良であるか否かを判定する。例えば、判定対象となる発音装置900のマハラノビス距離が所定の閾値以下である場合、発音判定装置100は、当該発音装置900が優良であると判定する。他方、判定対象となる発音装置900のマハラノビス距離が所定の閾値より大きい場合、発音判定装置100は、当該発音装置900が不良であると判定する。
ここで、判定に用いる閾値は、単位空間を構成するパラメタの束それぞれのマハラノビス距離のうち最大のものより大きい値を用いることが好ましい。なお、単位空間を構成する複数のパラメタの束のマハラノビス距離の平均値は1となる。
次に、発音判定装置100が優良な発音装置900の単位空間を生成する処理について説明する。
図4は、参考例に係る発音判定装置100が優良な発音装置900の単位空間を生成する処理を示すフローチャートである。
利用者が、I/F部110によって表示された画面において「単位空間ボタン」及び「録音開始ボタン」を押下した後に、優良な発音装置900に一定の圧力で空気を供給することで発音装置900を発音させると、録音部101は、発音装置900から発せられた音を録音する(ステップS1)。なお、ステップS1において録音部101に録音させる音波を発する優良な発音装置900は、熟練の検査員や発音装置900の需要者が選定することが好ましい。次に、パラメタ抽出部102は、録音部101が録音した音の波形に基づいて複数のパラメタを抽出する(ステップS2)。本参考例では、パラメタ抽出部102は、音圧の時刻歴波形の変化量、存在量、減衰量、周波数特性を抽出する。
ここで、パラメタ抽出部102による変化量及び存在量の抽出方法について説明する。
図5は、音波の時刻歴波形の変化量及び存在量の算出方法を示す図である。
録音部101が、図5(A)に示す時刻歴波形を取得した場合、パラメタ抽出部102は、波形の振幅を所定の間隔でサンプリングする標本線を定義する。そして、パラメタ抽出部102は標本線毎に、当該標本線と交差する点の個数を時刻歴波形の変化量として算出する。例えば、図5(A)に示す第1の標本線は、時刻歴波形と2か所で交差している。したがって、第1の標本線における変化量は2となる。同様に、図5(A)に示す第2の標本線は、時刻歴波形と4か所で交差している。したがって、第2の標本線における変化量は4となる。
なお、時刻歴波形は、複数の時刻でサンプリングした振幅値の集合によって表される。そのため、パラメタ抽出部102は、隣接する2つの音波の標本が、それぞれ標本線が示す振幅未満の値と当該標本線が示す振幅以上の値を示す組み合わせの個数を、変化量として算出することができる。
また、パラメタ抽出部102は標本線毎に、当該標本線が示す振幅以上の値をとる標本の個数を時刻歴波形の存在量として算出する。
パラメタ抽出部102が複数のパラメタを抽出すると、優良空間記録部104は、パラメタ抽出部102が同一の発音装置900から抽出した複数のパラメタをパラメタの束として優良空間記憶部103に記録する(ステップS3)。発音判定装置100は、上記ステップS1からステップS3の処理を、優良空間記憶部103が記憶するパラメタの束の数が、単位空間を構成し得る数に達するまで繰り返し実行する(ステップS4)。なお、単位空間を構成するパラメタの束の数は、品質工学上、パラメタの項目数の3倍以上であることが好ましいとされている。
次に、発音判定装置100が発音装置900の良否を判定する処理について説明する。
図6は、参考例に係る発音判定装置100が発音装置900の良否を判定する処理を示すフローチャートである。
発音判定装置100の優良空間記憶部103に、単位空間を構成し得る充分な数のパラメタの束が記録されると、利用者は、I/F部110によって表示された画面において「良否判定ボタン」及び「録音開始ボタン」を押下し、検査対象となる発音装置900に一定の圧力で空気を供給することで発音装置900を発音させる。これにより録音部101は、発音装置900から発せられた音を録音する(ステップS11)。次に、パラメタ抽出部102は、録音部101が録音した音の波形に基づいて複数のパラメタを抽出する(ステップS12)。なお、パラメタの抽出方法は、上述したステップS2におけるパラメタ抽出方法と同様である。このとき、I/F部110は、当該パラメタを画面に表示させる。
次に、優良距離算出部105は、パラメタ抽出部102が抽出したパラメタの束と、優良空間記憶部103が記憶する単位空間とを用いて、検査対象となる発音装置900が発する音波のマハラノビス距離を算出する(ステップS13)。
ここで、具体的なマハラノビス距離の算出方法について説明する。
優良距離算出部105は、まず優良空間から単位空間を構成するパラメタの束の集合体を取得し、パラメタ毎の平均値及び標準偏差を、以下に示す式(1)、式(2)によって求める。
Figure 0005701251
Figure 0005701251
但し、Mは、i番目のパラメタの平均値を示す。また、vは単位空間を構成するパラメタの束の個数を示す。また、Xijは、j個目のパラメタの束のうちi番目のパラメタの値を示す。また、σは、i番目のパラメタの標準偏差を示す。
次に、優良距離算出部105は、各パラメタの相関関係を示す共分散行列の逆行列を以下に示す式(3)によって求める。
Figure 0005701251
但し、Rは、共分散行列を示し、R−1は、共分散行列の逆行列を示す。
次に、優良距離算出部105は、式(1)で算出した平均値及び式(2)で算出した標準偏差を用いて、ステップS12で抽出したパラメタの束の値を、以下に示す式(4)により基準化することで、平均0、標準偏差1の確率変数に変換する。
Figure 0005701251
但し、Xは、ステップS12で抽出したi番目のパラメタの値を示し、xは、i番目のパラメタの確率変数を示す。
次に、優良距離算出部105は、式(3)で算出した共分散行列の逆行列と、式(4)で算出した確率変数とを用いて、以下に示す式(5)により、検査対象となる発音装置900が発する音波のマハラノビス距離を算出する。
Figure 0005701251
但し、Dはマハラノビス距離を示し、kは、パラメタの種類の数を示す。
ステップS13において優良距離算出部105が、検査対象となる発音装置900が発する音波のマハラノビス距離を算出すると、発音判定部106は、当該マハラノビス距離が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS14)。なお、上述したとおり、判定に用いる閾値は、単位空間を構成するパラメタの束それぞれのマハラノビス距離のうち最大のものより大きい値を用いることが好ましい。
発音判定部106は、当該マハラノビス距離が所定の閾値を超えると判定した場合(ステップS14:NO)、発音装置900が不良であると判定し、I/F部110は当該判定結果を画面に表示させる(ステップS15)。次に、指針提示部107は、今回の判定が初回の判定であるか否かを判定する(ステップS16)。指針提示部107は、今回の判定が初回の判定であると判定した場合(ステップS16:YES)、発音装置900の膜板910を曲げるべきであることを示す調整方法、及びステップS13において優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離を示す調整加減を、調整の指針として、I/F部110が表示する画面上に提示する(ステップS17)。
ここで、I/F部110は、利用者から「結果OKボタン」または再度の「録音開始ボタン」の押下を受け付ける(ステップS18)。「結果OKボタン」が押下されるということは、発音判定部106は発音装置900が不良であると判定したが、検査員によって発音装置900が優良であると判定されたことを示す。他方、再度「録音開始ボタン」が押下されたということは、検査員が発音装置900の調整を行い、当該発音装置900についての次の良否判定が指示されたことを示す。
I/Fにおいて「録音開始ボタン」が押下された場合(ステップS18:NO)、指針提示部107は、ステップS13において優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離を前回距離記憶部109に記録し、ステップS17で提示した調整方法を前回指針記憶部108に記録する(ステップS19)。そして、ステップS11に戻り、利用者によって調整された後の発音装置900の良否判定を行う。
他方、指針提示部107は、今回の判定が初回の判定でないと判定した場合(ステップS16:NO)、ステップS13において優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離が、前回距離記憶部109が記憶するマハラノビス距離以下であるか否かを判定する(ステップS20)。つまり、指針提示部107は、前回の判定後の調整によって発音装置900の音色が改善したか否かを判定する。指針提示部107は、優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離が、前回距離記憶部109が記憶するマハラノビス距離以下であると判定した場合(ステップS20:YES)、前回指針記憶部108が記憶する調整方法を、I/F部110が表示する画面上に提示する(ステップS21)。これにより、発音装置900の音色が改善していた場合、前回と同じ調整方法を提示することで、発音装置900の音色を更に改善させることができる。
他方、ステップS20において指針提示部107が、優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離が、前回距離記憶部109が記憶するマハラノビス距離より大きいと判定した場合(ステップS20:NO)、前回指針記憶部108が記憶する調整方法と反対の調整方法を、I/F部110が表示する画面上に提示する(ステップS22)。つまり、前回の調整方法が発音装置900の膜板910を曲げるべきであることを示す場合、発音装置900の膜板910を伸ばすべきであることを調整方法として提示し、前回の調整方法が発音装置900の膜板910を伸ばすべきであることを示す場合、発音装置900の膜板910を曲げるべきであることを調整方法として提示する。これにより、発音装置900の音色が悪化していた場合、前回と逆の調整方法を提示することで、発音装置900の音色を改善させることができる。
また、指針提示部107は、ステップS21またはステップS22による調整方法の提示に加え、ステップS13において優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離と前回距離記憶部109が記憶するマハラノビス距離とを、調整加減としてI/F部110が表示する画面上に提示する(ステップS23)。つまり、指針提示部107は、同一の発音装置900の良否判定を複数回実行した場合、発音装置900の調整前のマハラノビス距離と調整後のマハラノビス距離とを、調整の指針として表示する。これにより利用者は、指針提示部107は調整前の発音装置900が発する音波のマハラノビス距離と調整後の発音装置900が発する音波のマハラノビス距離の値に基づいて、どの程度調整を行えば良いかを、定量的に知ることができる。
ここで、I/F部110は、利用者から「結果OKボタン」が押下されたか、再度「録音開始ボタン」が押下されたかを判定する(ステップS18)。I/Fにおいて「録音開始ボタン」が押下された場合(ステップS18:NO)、指針提示部107は、ステップS13において優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離を前回距離記憶部109に記録し、ステップS20またはステップS21で提示した調整方法を前回指針記憶部108に記録する(ステップS19)。そして、ステップS11に戻り、利用者によって調整された後の発音装置900の良否判定を行う。
また、ステップS14において発音判定部106が、当該マハラノビス距離が所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS14:YES)、またはステップS18で「結果OKボタン」が押下された場合(ステップS18:YES)、発音判定部106は、発音装置900が優良であると判定し、I/F部110は当該判定結果を画面に表示させる(ステップS24)。そして、優良空間記録部104は、ステップS12で算出したパラメタの束を、優良空間記憶部103に記録する(ステップS25)。これにより、優良空間記録部104は、優良空間記憶部103が記憶する単位空間の精度を更に向上させることができる。特に、「結果OKボタン」が押下された場合、優良空間のデータが不十分であるため、これにより誤判定の確率を低減させることができる。
このように、本参考例によれば、発音判定装置100は、発音装置900が発する音波から抽出したパラメタから求めたマハラノビス距離を用いて発音装置900の良否を判定する。これにより、発音判定装置100は、検査員の技能に依存せずに、発音装置900の良否を適切に判定することができる。
なお、本参考例では、マハラノビス距離の算出に用いるパラメタとして、音圧の時刻歴波形の微分特性である変化量と、音圧の時刻歴波形の積分特性である存在量とを用いている。実験では、変化量と存在量とをパラメタに用いた場合に、特に適切に発音装置900の良否を判定することができた。
また、本参考例によれば、発音判定装置100は、発音装置900が不良で有ると判定した場合に、前回のマハラノビス距離及び今回のマハラノビス距離、並びに前回の調整方法に基づいて、調整方法を提示する。これにより、発音装置900の音色を現在のものより改善させることができるような調整方法を提示することができる。
第1の実施形態》
参考例では、調整方法として膜板910を曲げるか伸ばすかの何れかの方法を提示する場合について説明した。しかし、発音装置900の調整方法は1つの方法に限られない。例えば、膜板910を曲げるか伸ばすかの調整方法以外にも、蓋ねじ940を締めるか緩めるかの調整方法が挙げられる。そこで、第1の実施形態では、複数種類の調整方法がある場合に、適切な調整方法を提示する発音判定装置100について説明する。
図7は、第1の実施形態による発音判定装置100の構成を示す概略ブロック図である。
第1の実施形態による発音判定装置100は、参考例に示す構成に加え、更に不良空間記憶部111、不良空間記録部112、不良距離算出部113、指針決定部114を備える。他方、第1の実施形態による発音判定装置100は、前回指針記憶部108を備えない。
不良空間記憶部111は、不良距離算出部113によるマハラノビス距離の算出に用いる単位空間を記憶する。
不良空間記録部112は、調整が必要な複数の発音装置900が発する音波からパラメタ抽出部102が抽出したパラメタを優良な発音装置900の単位空間として、調整方法毎に優良空間記憶部103に記録する。
不良距離算出部113は、良否判定対象の発音装置900が発する音波からパラメタ抽出部102が抽出したパラメタと不良空間記憶部111が記憶する調整方法毎の単位空間とを用いて、良否判定対象の発音装置900の調整方法毎のマハラノビス距離を算出する。
指針決定部114は、不良距離算出部113が算出した調整方法毎のマハラノビス距離のうち、最も小さいマハラノビス距離に係る調整方法を、調整指針に決定する。
なお、第1の実施形態による発音判定装置100を用いて良否判定を行う場合、予め優良な発音装置900の単位空間と、調整が必要な発音装置900の単位空間とを生成しておく。優良な発音装置900の単位空間及び調整が必要な発音装置900の単位空間の生成方法は、参考例のステップS1〜ステップS4の処理と同じである。
次に、発音判定装置100が発音装置900の良否を判定する処理について説明する。
図8は、本発明の第1の実施形態による発音判定装置100が発音装置900の良否を判定する処理を示すフローチャートである。なお、参考例と同一の処理を行うステップは、同一の符号を用いて説明する。
次に、優良距離算出部105は、パラメタ抽出部102が抽出したパラメタの束と、優良空間記憶部103が記憶する単位空間とを用いて、検査対象となる発音装置900が発する音波のマハラノビス距離を算出する(ステップS13)。次に、発音判定部106は、優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS14)。なお、上述したとおり、判定に用いる閾値は、単位空間を構成するパラメタの束それぞれのマハラノビス距離のうち最大のものより大きい値を用いることが好ましい。発音判定部106は、当該マハラノビス距離が所定の閾値を超えると判定した場合(ステップS14:NO)、発音装置900が不良であると判定し、I/F部110は当該判定結果を画面に表示させる(ステップS15)。
次に、不良距離算出部113は、パラメタ抽出部102が抽出したパラメタの束と、不良空間記憶部111が記憶する調整方法毎の単位空間とを用いて、検査対象となる発音装置900が発する音波の調整方法毎のマハラノビス距離を算出する(ステップS31)。次に、指針決定部114は、不良距離算出部113が算出したマハラノビス距離のうち最小のものを特定し、当該マハラノビス距離に係る調整方法を特定する。そして、指針提示部107は、指針決定部114が特定した調整方法を、調整の指針として、I/F部110が表示する画面上に提示する(ステップS32)。また、指針提示部107は、ステップS32による調整方法の提示に加え、ステップS13において優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離と前回距離記憶部109が記憶するマハラノビス距離とを、調整加減としてI/F部110が表示する画面上に提示する(ステップS33)。
ここで、I/F部110は、利用者から「結果OKボタン」が押下されたか、再度「録音開始ボタン」が押下されたかを判定する(ステップS18)。I/Fにおいて「録音開始ボタン」が押下された場合(ステップS18:NO)、指針提示部107は、ステップS13において優良距離算出部105が算出したマハラノビス距離を前回距離記憶部109に記録する(ステップS34)。また、不良空間記録部112は、指針決定部114が特定した調整方法に関連付けて、ステップS12で算出したパラメタの束を、不良空間記憶部111に記録する(ステップS35)。これにより、不良空間記録部112は、不良空間記憶部111が記憶する単位空間の精度を更に向上させることができる。そして、ステップS11に戻り、利用者によって調整された後の発音装置900の良否判定を行う。
また、ステップS14において発音判定部106が、当該マハラノビス距離が所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS14:YES)、または、I/Fにおいて「結果OKボタン」が押下された場合(ステップS18:YES)、発音判定部106は、発音装置900が優良であると判定し、I/F部110は当該判定結果を画面に表示させる(ステップS24)。そして、優良空間記録部104は、ステップS12で算出したパラメタの束を、優良空間記憶部103に記録する(ステップS25)。
このように、本実施形態によれば、発音判定装置100は、調整が必要な発音装置900が発する音波のパラメタの束からなる単位空間に基づくマハラノビス距離を用いて、発音装置900の調整方法を特定する。これにより、発音判定装置100は、複数の調整方法がある場合にも、適切な調整方法を特定することができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、発音装置900に一定の圧力で空気を供給することで発音装置900を発音させ、その音波を用いて発音装置900の良否を判定する場合について説明したが、これに限られず、例えば高圧と低圧の2種類の圧力で発音装置900に空気を供給し、それぞれの良否判定結果に基づいて発音装置900の良否を判定するようにしても良い。
また、本実施形態では、発音判定装置100が優良距離算出部105を備え、発音装置900が優良であるか否かを判定する場合について説明したが、これに限られない。つまり、所定の音色特性を有する発音装置900が発する音波に基づいて生成された単位空間についてのマハラノビス距離を算出する距離算出部を備え、発音装置900が所定の音色特性を有するか否かを判定するものであれば良い。所定の音色特性とは、本実施形態のように優良な発音装置の音色の特性であっても良いし、不良な発音装置の音色の特性であっても良いし、その他の特性であっても良い。
上述の発音判定装置100は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100…発音判定装置 101…録音部 102…パラメタ抽出部 103…優良空間記憶部 104…優良空間記録部 105…優良距離算出部 106…発音判定部 107…指針提示部 108…前回指針記憶部 109…前回距離記憶部 110…I/F部 111…不良空間記憶部 112…不良空間記録部 113…不良距離算出部 114…指針決定部 900…発音装置 910…膜板 920…本体部 921…空気流入口 922…通気溝 923…放出孔 930…蓋部 940…ねじ 950…ホーン部

Claims (6)

  1. 発音装置が発する音波から複数のパラメタを抽出するパラメタ抽出部と、
    優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する優良距離算出部と、
    前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離が所定の閾値以下である場合に、前記発音装置が優良であると判定する発音判定部と、
    前記発音装置の調整方法毎に、当該調整方法による調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する不良距離算出部と、
    前記発音判定部が、前記発音装置が優良であると判定しなかった場合に、前記不良距離算出部が算出したマハラノビス距離のうち最も小さいものに関連付けられた調整方法を、前記発音装置の調整の指針として提示する指針提示部と
    を備えることを特徴とする発音判定装置。
  2. 前記パラメタ抽出部は、前記発音装置が発する音波から少なくとも音圧の時刻歴波形の微分特性及び積分特性を抽出することを特徴とする請求項1に記載の発音判定装置。
  3. 前記パラメタ抽出部は、前記発音装置が発する音波から少なくとも当該音波の減衰量及び周波数特性を抽出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発音判定装置。
  4. 前記指針提示部は、同一の発音装置の良否判定を複数回実行した場合、当該発音装置の調整前に前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離と当該発音装置の調整後に前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離とを、当該発音装置の調整の指針として提示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の発音判定装置。
  5. 発音装置が発する音波から複数のパラメタを抽出するステップと、
    抽出した前記パラメタを用いて、優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を算出するステップと、
    優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された前記単位空間における前記マハラノビス距離が所定の閾値以下である場合に、前記発音装置が優良であると判定するステップと、
    前記発音装置の調整方法毎に、当該調整方法による調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、抽出した前記パラメタを用いて算出するステップと、
    優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された前記単位空間における前記マハラノビス距離が前記閾値より大きい場合に、調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記マハラノビス距離のうち最も小さいものに関連付けられた調整方法を、前記発音装置の調整の指針として提示するステップと
    を有することを特徴とする発音判定方法。
  6. コンピュータを、
    発音装置が発する音波から複数のパラメタを抽出するパラメタ抽出部、
    優良な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する優良距離算出部、
    前記優良距離算出部が算出したマハラノビス距離が所定の閾値以下である場合に、前記発音装置が優良であると判定する発音判定部、
    前記発音装置の調整方法毎に、当該調整方法による調整が必要な発音装置が発する音波に基づいて生成された単位空間における前記発音装置の音波のマハラノビス距離を、前記パラメタ抽出部が抽出したパラメタを用いて算出する不良距離算出部、
    前記発音判定部が、前記発音装置が優良であると判定しなかった場合に、前記不良距離算出部が算出したマハラノビス距離のうち最も小さいものに関連付けられた調整方法を、前記発音装置の調整の指針として提示する指針提示部
    として機能させるためのプログラム。
JP2012125130A 2012-05-31 2012-05-31 発音判定装置、発音判定方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP5701251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012125130A JP5701251B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 発音判定装置、発音判定方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012125130A JP5701251B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 発音判定装置、発音判定方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013250155A JP2013250155A (ja) 2013-12-12
JP5701251B2 true JP5701251B2 (ja) 2015-04-15

Family

ID=49848980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012125130A Expired - Fee Related JP5701251B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 発音判定装置、発音判定方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5701251B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6468806B2 (ja) * 2014-10-31 2019-02-13 株式会社総合車両製作所 衝突検知装置及び衝突検知方法
JP7216324B2 (ja) * 2019-01-29 2023-02-01 セイコーエプソン株式会社 種別判定装置、電子機器、及び種別判定方法
JP2021009091A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 田中精密工業株式会社 金型異常検出装置及び金型異常検出方法
JP6788137B1 (ja) * 2020-03-23 2020-11-18 田中精密工業株式会社 検査対象物の異常検出装置及び検査対象物の異常検出方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3136084B2 (ja) * 1995-08-17 2001-02-19 株式会社ミツバ 発音体の検査方法
JP3136083B2 (ja) * 1995-08-17 2001-02-19 株式会社ミツバ 発音体の検査方法
JP5594050B2 (ja) * 2010-10-20 2014-09-24 株式会社リコー 液吐出不良検出装置、インクジェット記録装置、及び液吐出不良検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013250155A (ja) 2013-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6930236B2 (en) Apparatus for analyzing music using sounds of instruments
US8853516B2 (en) Audio analysis apparatus
US20190087730A1 (en) Non-transitory computer-readable storage medium storing improved generative adversarial network implementation program, improved generative adversarial network implementation apparatus, and learned model generation method
US9025781B2 (en) Sound quality evaluation apparatus and method thereof
JP5701251B2 (ja) 発音判定装置、発音判定方法、及びプログラム
US20050244011A1 (en) Method and apparatus to measure sound quality
US9552741B2 (en) Systems and methods for quantifying a sound into dynamic pitch-based graphs
JP7304545B2 (ja) 異常予測システム及び異常予測方法
US11322124B2 (en) Chord identification method and chord identification apparatus
WO2023090193A1 (ja) 情報処理装置、制御システム、情報処理方法、及びプログラム
CN106663210A (zh) 基于感受的多媒体处理
Boge Why trust a simulation? Models, parameters, and robustness in simulation-infected experiments
JP2012183210A (ja) 脳波処理装置、脳波処理プログラム及び脳波処理方法
US20220187916A1 (en) Information processing device
JP6708180B2 (ja) 演奏解析方法、演奏解析装置およびプログラム
KR101478935B1 (ko) 리스크-프로파일 생성 장치
US20230204549A1 (en) Apparatus and automated method for evaluating sensor measured values, and use of the apparatus
JP2015175770A (ja) 音識別条件設定支援装置および音識別条件設定支援方法
CN101625851B (zh) 对所测乐音的频谱曲线的显示方法和设备
KR20040075464A (ko) 소프트웨어 테스트 장치 및 방법
US11768852B2 (en) System and method for data analysis and presentation of data
CN113796834A (zh) 认知能力评估方法、装置、设备及存储介质
Sarstedt et al. PLS-SEM
JP6690446B2 (ja) 音響解析装置および音響解析方法
Miller A Hybrid Method for Auralizing Vibroacoustic Systems and Evaluating Audio Fidelity/Sound Quality Using Machine Learning

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150217

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5701251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees