JP5701109B2 - 舗装の健全性の評価方法 - Google Patents
舗装の健全性の評価方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5701109B2 JP5701109B2 JP2011049834A JP2011049834A JP5701109B2 JP 5701109 B2 JP5701109 B2 JP 5701109B2 JP 2011049834 A JP2011049834 A JP 2011049834A JP 2011049834 A JP2011049834 A JP 2011049834A JP 5701109 B2 JP5701109 B2 JP 5701109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pavement
- reflected wave
- internal damage
- degree
- depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 title claims description 20
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 40
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 31
- 230000008439 repair process Effects 0.000 claims description 20
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 5
- 238000007619 statistical method Methods 0.000 claims description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 14
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 14
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 13
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 12
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 238000012800 visualization Methods 0.000 description 9
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 8
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 4
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000036540 impulse transmission Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000011002 quantification Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 238000011041 water permeability test Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Road Repair (AREA)
Description
(a)ひび割れ率・ひび割れ度:スケッチ又は路面性状測定車により行う。
(b)わだち掘れ量:横断プロフィルメータや路面性状測定車により行う。
(c)平坦性:3メートルプロフィルメータまたは同等の結果が得られる方法により行う。
(d)浸透水量:現場透水量試験により行う。
(e)その他:すべり抵抗値、騒音値、ポットホール(長径、短径、個数)。
MCI = 10 - 1.48C0.3 - 0.29D0.7 - 0.47σ0.2 …(1)
MCI0 = 10 - 1.51C0.3 - 0.30D0.7 …(2)
MCI1 = 10 - 2.23C0.3 …(3)
MCI2 = 10 - 0.54D0.7 …(4)
PSI = 4.53 - 0.518logσC0.9 - 0.371C0.5 - 0.174D2 …(5)
ただし、
C:ひび割れ率(%)
D:わだち掘れ量の平均(MCI:mm,PSI:cm)
σ:平坦性(mm)
〔注〕MCIは、式(1)(平坦性が未測定の場合は式(2))、式(3)及び式(4)の算出結果のうち最小値をもってMCIの値とする。
MCI値 ≧ 5 :望ましい管理水準(補修不要)
MCI値 ≦ 4 :補修の必要あり
MCI値 ≦ 3 :早急に補修の必要あり
PSI値 = 3〜2.1 :表面処理
PSI値 = 2〜1.1 :オーバーレイ
PSI値 = 1〜0 :打換え工
また、内部損傷は、路面に沿う方向にある程度の広がりを有している場合が多いため、通常レベルのレーダーの分解能を有していれば、局所的(例えば一つの検出位置だけ)に反射波強度が高くなるようなことは殆ど無く、仮に、単位判定領域のうちの極僅かな領域に内部損傷があったとしても、補修が必要になるような内部損傷でないことが殆どである。よって、局所的に反射波強度が高くなった場合は、誤検出の可能性が高いだけでなく、補修が必要になるようなことがないため、内部損傷がないものとして取り扱うのが望ましい。上記先行例では、このような局所的なピークを排除することを提案したが、当該処理を追加する分だけ、判定処理が複雑で重くなるという問題点があった。
さらに、内部損傷のうち粒状に崩れた損傷部分では入射波及び反射波が散乱してしまうため、上記先行例ではこのような散乱を検出するために反射波の総エネルギーを組み合わせて用いることを提案したが、当該処理を追加する分だけ、判定処理が複雑で重くなるという問題点もあった。
<請求項1記載の発明>
対象面下の舗装の内部損傷箇所を非破壊で調査する方法であって、
前記対象面の上方から対象面上の検査点へ電磁波レーダーを照射し、その電磁波レーダーの反射波を時系列検出し、その検出信号をアナログ/デジタル変換し、変換後の時系列反射波データを保存し、
前記対象面下の舗装路面の一部の平面区画を単位判定領域と選定し、単位判定領域内の前記検出点の反射波強度を所定の経過時間又は深さ別の離散データとし、これらを検定データとして統計解析を行い、
その統計解析で得られる前記検定データの散らばりの度合いに基づき、当該単位判定領域の内部損傷の有無の判定を行うことを特徴とする舗装の健全性の評価方法。
<請求項2記載の発明>
前記平面区画は、補修が必要とされる広さの区画であることを特徴とする請求項1記載の舗装の健全性の評価方法。
本発明者らは、解析対象深度における反射強度の散らばりの度合いと内部損傷の有無との間に相関があることを見出し、本発明をなすに至った。すなわち本発明は、解析対象深度における反射波強度の散らばりの度合いが所定値以上である場合を内部損傷があるものとし、所定値未満である場合を内部損傷がないものと判定するため、層間における反射のように、同じ深度において単位判定領域の広範囲にわたり均一に反射波強度が強くなる場合は、散らばりの度合いが小さいため内部損傷がないものと判定される。また、単位判定領域のうちの極僅かな部位に内部損傷があったとしても、反射波強度の散らばりの度合い小さければ、誤検出であるか或いは単位判定領域全体としては補修が必要な程に損傷しておらず、内部損傷がないに等しいものであるため、内部損傷がないものと判定される。さらに、粒状に崩れた内部損傷における入射波及び反射波の散乱の場合、同一深度における反射波強度の散らばりの度合いは大きくなるため、内部損傷があるものと判定されることになる。
このように、本発明によれば、ある程度の広さを有する単位判定領域の内部損傷の有無を非破壊で迅速に調査するにあたり、反射波強度の散らばりという共通の基準により判定することができ、処理が簡素になるだけでなく、先行例よりも正確な判定が可能になる。
なお、「散らばりの度合い」とは、散らばりの度合いを表す統計値を意味するものである。
<請求項3記載の発明>
舗装の内部損傷箇所を非破壊で調査する方法であって、
電磁波レーダーを用い、舗装路面における少なくとも所定の単位判定領域の全体にわたり、路面に沿う方向に所定の間隔を空けて、舗装上から舗装内へ電磁波を深さ方向に入射させるとともにその反射波を舗装上で検出することにより、各反射波検出位置における反射波データを取得し、
この取得した反射波データに基づき、解析対象深度における前記各反射波検出位置の反射波強度を取得し、
この解析対象深度における反射波強度の散らばりの度合いに基づき、散らばりの度合いが所定値以上であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷があるものとし、且つ散らばりの度合いが所定値未満であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷がないものとする、判定を行う、
ことを特徴とする舗装の健全性の評価方法であって、
同じ単位判定領域における複数の異なる深度について前記判定を行うとともに、内部損傷があるとされた深度の数だけ加点を行い、予め定めた点数と内部損傷の程度との相関に基づいて当該単位判定領域の内部損傷の程度を定量的に評価する舗装の健全性の評価方法。
前記散らばりの度合いが標準偏差である、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の舗装の健全性の評価方法。
散らばりの度合いとしては、分散や、二乗平均平方根、変動係数等であってもよいが、標準偏差を用いるのが好ましい。
前記検出点下の複数の異なる深度毎に前記判定を行うとともに、内部損傷有と判定された深度の数だけ加点を行い、予め定めた点数と内部損傷の程度との相関に基づいて当該単位判定領域の内部損傷の程度を定量的に評価する請求項1又は2又は4のいずれか一項に記載の舗装の健全性の評価方法。
このような加点方式により単位判定領域の内部損傷の程度を定量的に評価すると深度方向の一箇所に強い反射波に基づく内部損傷が検出され、かつ他の深度位置には何の内部損傷も検出されない場合のように、単位判定領域全体としては内部損傷の程度が低い場合に、内部損傷の程度を簡素かつ正確に評価することができる。
本発明は電磁波レーダーを用いて舗装の内部探査を行う。電磁波レーダーとしては、GSSI社(米国)製の各種電磁波レーダーシステム(例えばSIR3000等)、日本無線社製RCレーダー(例えばハンディサーチNJJ-95B等)、アイレック技建社製のコンクリート構造物の鉄筋探査装置(例えばライトエスパー)、コマツエンジニアリング社製のレーダ探査機(例えばアイアンシーカ)等、公知のものを特に限定無く用いることができるが、送受信センサを多数並設したレーダーシステムが高効率・高精度であるため好ましい。以下、具体例について説明する。
上述の計測により舗装路面Rにおける調査対象領域の全体にわたり反射波データ50を取得したならば、次いで取得データ50の解析を行い、内部損傷の有無及び程度を所定の単位判定領域U毎に評価する。この定量化の手順の一例が図8に示されている。すなわち先ず、反射波データ50を取得した調査対象領域の中から所定の単位判定領域Uを手動又は自動で選定し、単位判定領域Uの全反射波データ50を準備する。単位判定領域Uは、内部損傷の有無や程度を判定する単位領域のことであり、図7に示すように多数の反射波検出位置40を含む領域であれば、例えば上述のレーダーシステムkを用いる場合、レーダーシステムkの探査幅と同じ幅(1〜2mが好ましい)で、道路の長手方向に5m程度の範囲とする等、適宜の形状、寸法とすることができる。
なお、反射波強度の最大値を求める場合、図15に示すように、通常の場合、反射波は舗装表面Rで最も強く且つ一定のピーク51が現れ、路盤被覆層60(アスファルト舗装ではアスファルト層又はコンクリート舗装ではコンクリート層)の下面(路盤層との境界)でも比較的強いピーク52が現れるため、各反射波検出位置40の反射波データ50における舗装表面の反射波ピーク51と路盤被覆層下面の反射波ピーク52との間の部分54(つまり路盤被覆層の内部損傷によりピークが発生する可能性がある部分)から、反射波強度の最大値55を取得するのが好ましい。
そして、当該解析対象深度に内部損傷がないと判定された場合は加点を行わずに、内部損傷があると判定された場合に加点を行う。加点の程度は適宜決めることができ、解析対象深度に関係なく決まった点(例えば1点)とする他、解析対象深度に応じて重み付けを行っても良い。
図10は、健全な単位判定領域Uの測定結果(路面画像、及び2cm間隔の各深度における平面可視化画像)を示している。この場合、各深度における標準偏差は所定値未満であっため、全ての深度において加点数は0とされ、合計点数は0となった。
また、図11は、横断ひび割れ箇所を有する単位判定領域の測定結果(路面画像、及び2cm間隔の各深度における平面可視化画像)を示しており、この場合、深度6cm,16cm,18cm,20cm,24cmの各深度における標準偏差は所定値以上であり、内部損傷があるものと判定されたため各1点加算され、それ以外の深度では標準偏差は所定値未満であったため加点数は0とされ、合計点数は5点となった。
また、図12は、縦断ひび割れ箇所を有する単位判定領域の測定結果(路面画像、及び2cm間隔の各深度における平面可視化画像)を示しており、この場合、深度18cm,20cm,22cm,24cmの各深度における標準偏差は所定値以上であり、内部損傷があるものと判定されたため各1点加算され、それ以外の深度では標準偏差は所定値未満であったため加点数は0とされ、合計点数は4点となった。
さらに、図13は、滞水箇所を有する単位判定領域の測定結果(路面画像、及び2cm間隔の各深度における平面可視化画像)を示しており、この場合、深度2cm,4cm,6cm,18cm,20cm,22cm,24cmの各深度における標準偏差は所定値以上であり、内部損傷があるものと判定されたため各1点加算され、それ以外の深度では標準偏差は所定値未満であったため加点数は0とされ、合計点数は7点となった。
これら図10〜図13に示す結果と、各層の平面可視化画像(淡墨の丸で囲んだ部分が内部損傷箇所である)とを対比するだけでも、内部損傷と標準偏差との間に相関があることは明らかである。
他方、図14は、ある程度長距離(5m長さの単位判定領域が99領域分)にわたる判定結果を示しており、このグラフから各単位判定領域の点数の変化、つまり内部損傷の進行している領域や、そうでない領域の位置及び程度を定量的に把握することができる。
(イ)評価対象の舗装は、特に限定されないが、路盤上にアスファルト合材からなる路盤被覆層(基層・表層)が設けられたアスファルト舗装、路盤被覆層がセメントコンクリートからなるコンクリート舗装が好適であり、特に排水性舗装、オーバーレイ補修された舗装、表層打換えされた舗装が好適である。
(ロ)内部損傷とは、内部にのみ存在し、表面に露出していないひび割れ、層間剥離、滞水部分の他、表面に露出しているが内部まで延在しているひび割れや、ポットホール、パッチング、局部打ち換え部分等を含む。
(ハ)上記例では、多値化反射波強度について標準偏差を用いたが、反射波強度そのものの標準偏差を用いて判定を行うことも可能である。
(二) 本発明で評価判定手段に、追加の課題解決手段を以下の参考施形態のように備えるのも好ましい。
舗装の内部損傷箇所を非破壊で調査する方法であって、
電磁波レーダーを用い、舗装路面における少なくとも所定の単位判定領域の全体にわたり、路面に沿う方向に所定の間隔を空けて、舗装上から舗装内へ電磁波を深さ方向に入射させるとともにその反射波を舗装上で検出することにより、各反射波検出位置における反射波データを取得し、
この取得した反射波データに基づき、解析対象深度における前記各反射波検出位置の反射波強度を取得し、
この解析対象深度における反射波強度の散らばりの度合いに基づき、散らばりの度合いが所定値以上であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷があるものとし、且つ散らばりの度合いが所定値未満であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷がないものとする、判定を行う、
ことを特徴とする舗装の健全性の評価方法。
すなわち、解析対象深度における反射波強度の散らばりの度合いに基づき、散らばりの度合いが所定値以上であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷があるものとし、且つ散らばりの度合いが所定値未満であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷がないものとする、判定手段をさらに備えるのも好ましい。
Claims (5)
- 対象面下の舗装の内部損傷箇所を非破壊で調査する方法であって、
前記対象面の上方から対象面上の検査点へ電磁波レーダーを照射し、その電磁波レーダーの反射波を時系列検出し、その検出信号をアナログ/デジタル変換し、変換後の時系列反射波データを保存し、
前記対象面下の舗装路面の一部の平面区画を単位判定領域と選定し、単位判定領域内の前記検出点の反射波強度を所定の経過時間又は深さ別の離散データとし、これらを検定データとして統計解析を行い、
その統計解析で得られる前記検定データの散らばりの度合いに基づき、当該単位判定領域の内部損傷の有無の判定を行うことを特徴とする舗装の健全性の評価方法。 - 前記平面区画は、補修が必要とされる広さの区画であることを特徴とする請求項1記載の舗装の健全性の評価方法。
- 舗装の内部損傷箇所を非破壊で調査する方法であって、
電磁波レーダーを用い、舗装路面における少なくとも所定の単位判定領域の全体にわたり、路面に沿う方向に所定の間隔を空けて、舗装上から舗装内へ電磁波を深さ方向に入射させるとともにその反射波を舗装上で検出することにより、各反射波検出位置における反射波データを取得し、
この取得した反射波データに基づき、解析対象深度における前記各反射波検出位置の反射波強度を取得し、
この解析対象深度における反射波強度の散らばりの度合いに基づき、散らばりの度合いが所定値以上であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷があるものとし、且つ散らばりの度合いが所定値未満であるとき、当該単位判定領域における当該解析対象深度に内部損傷がないものとする、判定を行う、
ことを特徴とする舗装の健全性の評価方法であって、
同じ単位判定領域における複数の異なる深度について前記判定を行うとともに、内部損傷があるとされた深度の数だけ加点を行い、予め定めた点数と内部損傷の程度との相関に基づいて当該単位判定領域の内部損傷の程度を定量的に評価する舗装の健全性の評価方法。 - 前記散らばりの度合いが標準偏差である、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の舗装の健全性の評価方法。
- 前記検出点下の複数の異なる深度毎に前記判定を行うとともに、内部損傷有と判定された深度の数だけ加点を行い、予め定めた点数と内部損傷の程度との相関に基づいて当該単位判定領域の内部損傷の程度を定量的に評価する請求項1又は2又は4のいずれか一項に記載の舗装の健全性の評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011049834A JP5701109B2 (ja) | 2011-03-08 | 2011-03-08 | 舗装の健全性の評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011049834A JP5701109B2 (ja) | 2011-03-08 | 2011-03-08 | 舗装の健全性の評価方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012184624A JP2012184624A (ja) | 2012-09-27 |
JP5701109B2 true JP5701109B2 (ja) | 2015-04-15 |
Family
ID=47014916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011049834A Active JP5701109B2 (ja) | 2011-03-08 | 2011-03-08 | 舗装の健全性の評価方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5701109B2 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8681036B2 (en) * | 2010-08-26 | 2014-03-25 | Lawrence Livermore National Security, Llc | Distributed road assessment system |
US9086501B2 (en) | 2011-08-26 | 2015-07-21 | Lawrence Livermore National Security, Llc | Imaging, object detection, and change detection with a polarized multistatic GPR array |
JP2014098598A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Geo Search Co Ltd | 対象面下のモニタリング方法 |
CN103669184B (zh) * | 2013-12-25 | 2015-12-09 | 河南省高远公路养护技术有限公司 | 一种路面结构层隐形病害检测方法 |
CN103941295A (zh) * | 2014-03-27 | 2014-07-23 | 北京航天发射技术研究所 | 路面承载能力探测装置 |
US10007996B2 (en) | 2015-03-02 | 2018-06-26 | Lawrence Livermore National Security, Llc | System for detecting objects in streaming 3D images formed from data acquired with a medium penetrating sensor |
CN104727207B (zh) * | 2015-03-31 | 2016-08-17 | 东南大学 | 一种半刚性基层沥青路面结构性维修设计方法 |
US10648922B2 (en) | 2015-07-21 | 2020-05-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Crack analysis device, crack analysis method, and crack analysis program |
JP6678019B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2020-04-08 | 西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社 | ポットホールの発生を防止する方法 |
JP6969865B2 (ja) | 2016-09-07 | 2021-11-24 | 東芝インフラシステムズ株式会社 | ひび割れ解析装置、ひび割れ解析方法及びひび割れ解析プログラム |
JP6824762B2 (ja) * | 2017-01-26 | 2021-02-03 | 西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社 | 舗装の路面性状の調査システム、および、舗装の路面性状の調査方法 |
CN106705920B (zh) * | 2017-02-15 | 2023-04-21 | 长安大学 | 一种用铁砂质量表征车辙板构造深度衰减的仪器及方法 |
JP6261797B1 (ja) * | 2017-06-30 | 2018-01-17 | ジオ・サーチ株式会社 | 舗装の損傷診断方法 |
CN107460815A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-12-12 | 葛均远 | 一种旋转快速铺砂仪 |
JP6473844B1 (ja) * | 2018-07-06 | 2019-02-20 | 朝日航洋株式会社 | ひび割れ検出装置、ひび割れ検出方法およびひび割れ検出プログラム |
JP6729948B1 (ja) * | 2019-02-26 | 2020-07-29 | ジオ・サーチ株式会社 | 鉄筋コンクリート構造物評価装置、方法、及びプログラム |
CN110965439B (zh) * | 2019-08-12 | 2021-02-19 | 武汉理工大学 | 基于沥青混合料介电模型的道路沉陷病害图像解译方法 |
JP7216941B2 (ja) * | 2019-08-19 | 2023-02-02 | 金川 典代 | 広帯域音波を用いた探査装置及び探査方法 |
CN110703247B (zh) * | 2019-10-30 | 2021-10-12 | 中国科学院电子学研究所 | 一种波位信息检测方法、波位信息检测装置和存储介质 |
JP7142794B1 (ja) | 2022-02-24 | 2022-09-27 | 前田道路株式会社 | 層間剥離検出システム、及び、層間剥離検出方法 |
CN115620041B (zh) * | 2022-10-24 | 2023-08-29 | 广西北投交通养护科技集团有限公司 | 一种路面病害感知与服役状态评价方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3423948B2 (ja) * | 1994-08-25 | 2003-07-07 | ジオ・サーチ株式会社 | 地中探査方法及び地中探査装置 |
JP3770668B2 (ja) * | 1996-09-17 | 2006-04-26 | 佐藤工業株式会社 | 構造物の内部欠陥の検知方法 |
JP4156960B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2008-09-24 | セコム株式会社 | 地中空洞検出装置 |
JP2009270970A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Doro Hozen Gijutsu Center | 路面下空洞の探査方法 |
JP4442914B1 (ja) * | 2009-07-30 | 2010-03-31 | ジオ・サーチ株式会社 | 舗装の内部損傷箇所の非破壊調査方法 |
-
2011
- 2011-03-08 JP JP2011049834A patent/JP5701109B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012184624A (ja) | 2012-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5701109B2 (ja) | 舗装の健全性の評価方法 | |
JP4442916B1 (ja) | 舗装の内部損傷箇所の非破壊調査方法 | |
JP4442914B1 (ja) | 舗装の内部損傷箇所の非破壊調査方法 | |
JP4315464B1 (ja) | 鉄筋コンクリート体の健全性の非破壊評価方法、及びその装置 | |
Rasol et al. | GPR monitoring for road transport infrastructure: A systematic review and machine learning insights | |
Rasol et al. | GPR laboratory tests and numerical models to characterize cracks in cement concrete specimens, exemplifying damage in rigid pavement | |
Abouhamad et al. | Corrosiveness mapping of bridge decks using image-based analysis of GPR data | |
Tarussov et al. | Condition assessment of concrete structures using a new analysis method: Ground-penetrating radar computer-assisted visual interpretation | |
JP6261797B1 (ja) | 舗装の損傷診断方法 | |
Parrillo et al. | Bridge deck condition assessment using ground penetrating radar | |
JP5740509B1 (ja) | 鋼床版舗装の損傷を探査する方法 | |
Varnavina et al. | Data acquisition and processing parameters for concrete bridge deck condition assessment using ground-coupled ground penetrating radar: Some considerations | |
JP6751957B1 (ja) | 鉄筋腐食度評価装置、鉄筋腐食度評価方法、及びコンピュータプログラム | |
JP2015215332A5 (ja) | ||
Varnavina et al. | Concrete bridge deck assessment: Relationship between GPR data and concrete removal depth measurements collected after hydrodemolition | |
JP5719075B1 (ja) | 空洞厚探査方法 | |
JP4936387B2 (ja) | コンクリート構造物の劣化診断方法 | |
JP5629840B1 (ja) | 空洞厚探査方法 | |
Sham et al. | Diagnosis of reinforced concrete structures by Ground Penetrating Radar survey-case study | |
Simonin et al. | Detection of debonding and vertical cracks with non destructive techniques during accelerated pavement testing | |
US20240210552A1 (en) | Information processing device | |
Chang et al. | Quantitative study of electromagnetic wave characteristic values for mortar’s crack | |
Chen et al. | Automatic detection of asphalt layer thickness based on Ground Penetrating Radar | |
Abudayyeh et al. | GPR imaging for bridge deck condition assessment | |
Davidson et al. | Initial testing of advanced ground-penetrating radar technology for the inspection of bridge decks: the HERMES and PERES Bridge Inspectors |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150123 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5701109 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |