JP5697563B2 - 金属サイディング - Google Patents

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Description

本発明は、金属サイディングに関する。
金属サイディングは、経年変化に対する耐久性が高く、軽量で取り扱いやすく、また、エンボス加工によって表面に様々な凹凸形状、模様等の意匠が簡単に表わせるため、建物の外壁などの外装材に広く利用されている。
従来、このような金属サイディングは、通常、対向する上下または左右の端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部に前記凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成されている。この凹部と凸部の凹凸嵌合によって連結させることで、金属サイディングを建物の外壁面などに沿って上下方向または左右方向に組み付けている。
金属サイディングの凹部と凸部とを凹凸嵌合させて連結する場合、外観性の観点からは、凹部と凸部の寸法を精度良く設計することが望まれている。例えば、凹部が凸部よりもやや大きく設計されている場合には、連結凹部において、一方の金属サイディングが浮き上がって隙間が生じてしまう。このため、連結凹部と金属サイディングの柄部の表面凹凸の外観に違和感が生じ、凹凸が途中で途切れているような印象を与えてしまうという問題がある。
一方、例えば、凹部と凸部の形状を精密な相補形状に設計した場合には、金属サイディングの浮き上がりは抑制され、外観性は向上すると考えられるが、凹部と凸部の嵌合自体が容易でなくなるため、施工性が低下してしまうという問題がある。
このような状況において、外観性とともに施工性も向上させた金属サイディングが提案されてもいる(特許文献1)。
図4は、特許文献1の金属サイディング(外装材)が連結した状態を示した断面図である。この金属サイディング7では、金属サイディング7Aの下端の係合溝76に形成された係合片71と金属サイディング7Bの上端の嵌合片77の奥行き側に形成された傾斜下面72とが面接触している。さらに、金属サイディング7Aの係合溝76を形成する上片78の先端に形成された突起73と金属サイディング7Bの目地底面74とが線接触している。
特開2010−53617号公報
ただ、図4に示したように、特許文献1の金属サイディング7Bの上端の傾斜下面72は、目地底面74の先端が奥行き側へ折り返され、斜め下方に傾斜して形成されている。したがって、金属サイディング7A、7Bを連結させると、金属サイディング7Bの上端で鋭角に屈曲する目地底面74の先端部75が金属サイディング7Aの下端の係合溝76の底部76aと対峙するため、目地底面74の先端部75の位置が係合溝76内で不安定になる場合がある。また、水密材Pを介して金属サイディング7A、7Bを連結する場合には、相互に不安定な状態で固定される恐れもある。この場合、金属サイディング7A、7Bの連結安定性が低下し、金属サイディング7A、7Bの前後方向への傾き、ぐらつきを生じる恐れがあり、外観性が低下する。さらに、この場合、例えば、ネジや釘などの固着具Sによる躯体Hへの金属サイディング7の固定にも手間がかかるなど、施工性も低下する。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、施工が容易で、連結安定性、外観性に優れた金属サイディングを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の金属サイディングは、対向する端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部に前記凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成され、前記凹部と前記凸部の凹凸嵌合によって隣接する金属サイディングが相互に連結可能な、表面材と裏面材の内部に芯材が充填された金属サイディングであって、前記凹部では、表面側の接触片と、奥行き側の固定片とが連結凹部を介して形成されており、前記接触片は、化粧面部と、この化粧面部から奥行き側へ屈曲する屈曲面部と、この屈曲面部から折り返して前記化粧面部側へ向かって傾斜する傾斜面部とを有し、前記連結凹部は、前記接触片の前記傾斜面部の端部から奥行き方向に向かって延びる第1の当接面部を有し、前記固定片は、内部に前記芯材が充填されており、前記連結凹部側から金属サイディングの端部外側へ延びる固定部と、この固定部から奥行き側へ屈曲する屈曲部と、この屈曲部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びて金属サイディングの裏面に至る背面部とを有し、前記凸部は、表面側に設けられた挿入部と、奥行き側に設けられた嵌合溝とを有し、前記挿入部は、目地底面部と、この目地底面部の先端部から奥行き方向へ略直角に屈曲して延びる第2の当接面部と、この第2の当接面部の奥行き側端部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びる前記目地底面部と略平行な前壁部とを有し、前記嵌合溝は、前記前壁部と、この前壁部の端部から奥行き側へ屈曲する溝底部とを有し、2つの金属サイディングのうちの一方の前記凹部と他方の前記凸部とを凹凸嵌合させると、前記凹部に前記凸部の前記挿入部が挿入され、前記凸部の前記嵌合溝に前記凹部の前記固定片が挿入され、前記凹部の前記傾斜面部の先端部と前記凸部の前記目地底面部とが線接触し、前記凹部の前記固定部と前記凸部の前記前壁部とが面接触し、前記凹部の前記第1の当接面部と前記凸部の前記第2の当接面部とが面接触することを特徴としている。
本発明の金属サイディングによれば、施工が容易で、優れた連結安定性、外観性を実現することができる。
本発明の金属サイディングの一実施形態を例示した断面図である。 (A)は、図1のX部の拡大図であり、(B)は、図1のY部の拡大図である。 (A)は、2つの金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させる前の状態を例示した断面図であり、(B)は、2つの金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させた状態を例示した断面図である。 従来の金属サイディング(外装材)が連結した状態を示した断面図である。
本発明の金属サイディングは、対向する端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部にこの凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成され、この凹部と凸部の凹凸嵌合によって隣接する金属サイディングが相互に連結可能とされている。すなわち、金属サイディングは、対向する上下の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けることで、この凹部と凸部の凹凸嵌合によって金属サイディングを上下方向に連結することができる。また、金属サイディングは、対向する左右の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けることで、この凹部と凸部の凹凸嵌合によって金属サイディングを左右方向に連結することもできる。
以下、本発明の金属サイディングについて、対向する上下の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けた形態を例に説明する。
図1は、本発明の金属サイディングの一実施形態を例示した断面図である。
金属サイディング1では、長尺な金属製の薄板からなる表面材2と裏面材3の内部に芯材4が充填されている。表面材2には、上下方向に、凹状の目地部21と凸状の化粧部22が交互に連続して形成されている。
表面材2と裏面材3の材料は、金属薄板、例えば鉄板、アルミニウム板、銅板、ステンレス板、チタン板、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板や、合成樹脂板、例えば、塩化ビニル樹脂板、ポリカーボネート樹脂板などを例示することができる。表面材2と裏面材3は、これらの材料をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各種形状に形成したものを利用することができる。また、これらの材料の表面を各種色調に塗装したものを利用することもできる。
また、裏面材3は、アルミニウム蒸着紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu等の箔)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミニウム紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物からなるものを利用することもできる。
芯材4は、例えば、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノール樹脂フォーム、塩化ビニル樹脂フォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリア樹脂フォームなどの合成樹脂発泡体を例示することができる。また、芯材4は、ロックウール、グラスウール、セラミックウールなどの無機質材を利用することもできる。
金属サイディング1では、対向する上下の端部のうちの下側の端部に凹部5が形成され、上側の端部に、この凹部5と凹凸嵌合可能な凸部6が形成されている。この凹部5と凸部6との凹凸嵌合によって、隣接する金属サイディング1は、相互に上下方向に連結可能とされている。
図2(A)は、図1のX部の拡大図であり、図2(B)は、図1のY部の拡大図である。
図2(A)に例示したように、金属サイディング1の凹部5では、表面側の下端部の接触片51と、奥行き側の下端部の固定片52と、この接触片51および固定片52を連結する連結凹部53とが形成されている。
接触片51では、化粧面部51aと、この化粧面部51aの下端部から奥行き側への屈曲面部51bと、この屈曲面部51bから上方へ折り返して化粧面部51a側へ向かって傾斜する傾斜面部51cとが形成されている。
連結凹部53は、接触片51の傾斜面部51cの上端部から金属サイディング1の奥行き方向へ向かって略水平に延びる第1の当接面部53aが形成されている、さらに、この第1の当接面部53aの奥行き側端部からは、金属サイディング1の断面の内側に湾曲する略半円形状の水密材収納部53bが形成されている。第1の当接面部53aは、連結凹部53全体の1/2〜1/3程度の長さに形成することができる。ここで、奥行き方向とは、表面材から裏面材側への方向をいう。
固定片52では、固定部52aと、屈曲部52bと、背面部52cとが形成されている。固定部52aは、水密材収納部53bの奥行き側端部から、下方(金属サイディングの端部外側)に向かって略垂直に延びている。屈曲部52bは、この固定部52aの先端から奥行き側へ屈曲している。背面部52cは、この屈曲部52bから上方(金属サイディングの端部内側)へ折り返して略垂直に延びている。
図2(B)に例示したように、金属サイディング1の凸部6は、表面側に設けられた挿入部6Aと、奥行き側に設けられた嵌合溝6Bとを有している。
挿入部6Aは、目地底面部61と、第2の当接面部62と、前壁部63とによって形成されている。目地底面部61は略垂直に形成されており、第2の当接面部62は、この目地底面部61の先端部から奥行き方向へ略直角に屈曲して略水平に延びている。ここで、「略直角」とは、目地底面部61と第2の当接面部62との間の角度がおよそ90°であることをいうが、85°〜95°程度の範囲は許容し得る。前壁部63は、第2の当接面部62の奥行き側端部から屈曲して下方(金属サイディングの端部内側)へ略垂直に延びている。前壁部63は、奥行き方向の中央付近で起立しており、目地底面部61と略平行に形成されている。さらに、第2の当接面部62の前壁部63との間には、斜め下方向に傾斜する切欠部64が形成されている。
また、嵌合溝6Bは、前壁部63と、この前壁部63の基端部から奥行き側へ屈曲する溝底部65と、溝底部65の奥行き側端部から上方に延びる固定面66とによって形成されている。固定面66の上端は、下方に折り返されている。
凸部6の挿入部6Aの幅W1(目地底面部61から前壁部63までの長さ)は、凹部5の傾斜面部51cの先端部Tから固定片52の固定部52aまでの長さW2と略等しく設計されている。また、嵌合溝6Bの深さD1(第2の当接面部62から溝底部65までの長さ)は、固定片52の突出長さD2(第1の当接面部53aから屈曲部52bの先端までの長さ)よりも大きく形成されている。さらに、嵌合溝6Bの幅L1(前壁部63から固定面66までの長さ)は、固定片52の幅L2(固定部52aと背面部52cの間の長さ)よりも大きく形成されている。
図3(A)は、2つの金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させる前の状態を例示した断面図であり、図3(B)は、2つの金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させた状態を例示した断面図である。
例えば、ネジや釘などの固着具(図示していない)を、下側の金属サイディング1Aの固定面66に打ち込み、建物の躯体(図示していない)などに固定することができる。そして、固定した金属サイディング1Aの上方から上側の金属サイディング1Bの凹部5を嵌め込む。このとき、金属サイディング1Bの凹部5の水密材収納部53bには、予め水密材Pを収納しておくことができる。水密材Pは、水密材収納部53bの断面形状に対応した断面略円形の紐状であり、水密材収納部53bから、一部はみ出すように収納されている。水密材Pの材質としては、EPDMなどの合成ゴムあるいは合成樹脂などが挙げられ、耐水性、柔軟性に優れたものを適宜使用することができる。
凸部6の挿入部6Aの切欠部64は、奥行き側へ斜め下方に傾斜して形成されている。このため、凹部5の屈曲部52b付近と切欠部64とを当接させると、凹部5に凸部6の挿入部6Aが挿入され、凸部6の嵌合溝6Bに凹部5の固定片52が挿入されるように容易に誘い込むことができる。さらに、凹部5の傾斜面部51cは上方が化粧面部51a側に傾斜しているため、凹部5は、先端から第1の当接面部53aに向かって幅広に形成され、挿入部6Aの幅W1(図2(B))に対してゆとりが設けられている。このため、金属サイディング1は、凸部6の挿入部6Aを、容易に凹部5の内部へと挿入することができ、施工性に優れている。
また、嵌合溝6Bの深さD1は、固定片52の突出長さD2よりも大きく形成され、嵌合溝6Bの幅L1は、固定片52の幅L2よりも大きく形成されている(図2(B))。このため、固定片52の寸法に誤差があっても、確実に嵌合溝6Bに固定片52を収納することができる。
そして、図3(B)に例示したように、凹部5に凸部6の挿入部6Aが挿入され、凸部6の嵌合溝6Bに凹部5の固定片52が挿入された状態では、凹部5の傾斜面部51cの先端部Tと、凸部6の挿入部6Aの目地底面部61とは線接触している。このとき、傾斜面部51cの先端部T付近以外では、傾斜面部51cと目地底面部61との間にわずかに隙間が形成されている。さらに、凹部5の固定部52aと、凸部6の前壁部63とが面接触し、凹部5の第1の当接面部53aと、凸部6の第2の当接面部62が面接触している。そして、凹部5の水密材収納部53bと、凸部6の切欠部64とが上下に対峙している。ここで、線接触とは、凹部5の傾斜面部51cの先端部Tと、凸部6の挿入部6Aの目地底面部61との接触によって、幾何学的に1本の線が形成される接触をいう。
金属サイディング1は、凹部5の固定部52aと凸部6の前壁部63との面接触および凹部5の傾斜面部51cの先端部Tと凸部6の目地底面部61との線接触によって、前後方向に安定して嵌合させることができる。さらに、凹部5の傾斜面部51cの先端部Tと凸部6の挿入部6Aの目地底面部61とが線接触しているため、この部分にほとんど隙間がなく、金属サイディング1の表面凹凸が自然に連続した印象を与え、外観性にも優れている。
さらに、金属サイディング1は、凹部5の第1の当接面部53aと、凸部6の第2の当接面部62が面接触しているため、上下方向に安定し、前後方向への傾き、ぐらつきが生じるのを抑制することができる。このため、金属サイディング1の外観性、施工性が良好となっている。
さらに、金属サイディング1は、凸部6の切欠部64が傾斜して形成されているため、凹部5の水密材収納部53bと、凸部6の切欠部64とが上下に対峙すると、切欠部64の外側の空間と水密材収納部53bとが連通する。このため、凹部5に挿入された凸部6の第2の当接面部62に押されて変形した水密材Pは、この切欠部64の外側の空間に逃げることができる。水密材の周囲に空間が少ない場合、水密材の反発力が強くなりすぎるため、施工が容易でないが、切欠部64の外側の空間に変形した水密材Pを逃がすことで、水密性を確保しつつ施工性をさらに向上させることができる。
本発明の金属サイディングは、以上の形態に限定されるものではない。例えば、金属サイディングは、上端に凹部、下端に凸部を形成することもできる。また、金属サイディングは、対向する左右の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けることもできる。このような凹部と凸部の凹凸嵌合によって金属サイディングを左右方向に連結することもできる。さらに、例えば、水密材収納部は、矩形の溝状などに形成することもできる。
1 金属サイディング
5 凹部
51 接触片
51a 化粧面部
51b 屈曲面部
51c 傾斜面部
52 固定片
52a 固定部
52b 屈曲部
52c 背面部
53 連結凹部
53a 第1の当接面部
6 凸部
6A 挿入部
6B 嵌合溝
61 目地底面部
62 第2の当接面部
63 前壁部
64 切欠部
65 溝底部

Claims (1)

  1. 対向する端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部に前記凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成され、前記凹部と前記凸部の凹凸嵌合によって隣接する金属サイディングが相互に連結可能な、表面材と裏面材の内部に芯材が充填された金属サイディングであって、
    前記凹部では、表面側の接触片と、奥行き側の固定片とが連結凹部を介して形成されており、
    前記接触片は、化粧面部と、この化粧面部から奥行き側へ屈曲する屈曲面部と、この屈曲面部から折り返して前記化粧面部側へ向かって傾斜する傾斜面部とを有し、
    前記連結凹部は、前記接触片の前記傾斜面部の端部から奥行き方向に向かって延びる第1の当接面部を有し、
    前記固定片は、内部に前記芯材が充填されており、前記連結凹部側から金属サイディングの端部外側へ延びる固定部と、この固定部から奥行き側へ屈曲する屈曲部と、この屈曲部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びて金属サイディングの裏面に至る背面部とを有し、
    前記凸部は、表面側に設けられた挿入部と、奥行き側に設けられた嵌合溝とを有し、
    前記挿入部は、目地底面部と、この目地底面部の先端部から奥行き方向へ略直角に屈曲して延びる第2の当接面部と、この第2の当接面部の奥行き側端部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びる前記目地底面部と略平行な前壁部とを有し、
    前記嵌合溝は、前記前壁部と、この前壁部の端部から奥行き側へ屈曲する溝底部とを有し、
    2つの金属サイディングのうちの一方の前記凹部と他方の前記凸部とを凹凸嵌合させると、前記凹部に前記凸部の前記挿入部が挿入され、前記凸部の前記嵌合溝に前記凹部の前記固定片が挿入され、前記凹部の前記傾斜面部の先端部と前記凸部の前記目地底面部とが線接触し、前記凹部の前記固定部と前記凸部の前記前壁部とが面接触し、前記凹部の前記第1の当接面部と前記凸部の前記第2の当接面部とが面接触することを特徴とする金属サイディング。
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