JP2013067963A - 金属サイディング - Google Patents

金属サイディング Download PDF

Info

Publication number
JP2013067963A
JP2013067963A JP2011205805A JP2011205805A JP2013067963A JP 2013067963 A JP2013067963 A JP 2013067963A JP 2011205805 A JP2011205805 A JP 2011205805A JP 2011205805 A JP2011205805 A JP 2011205805A JP 2013067963 A JP2013067963 A JP 2013067963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
convex
concave
contact
surface portion
metal siding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011205805A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Shinagawa
靖幸 品川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011205805A priority Critical patent/JP2013067963A/ja
Publication of JP2013067963A publication Critical patent/JP2013067963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

【課題】金属サイディングの連結安定性および水密性に優れた金属サイディングを提供すること。
【解決手段】2つの金属サイディング1のうちの一方の凹部5と他方の凸部6とを凹凸嵌合させると、前記凹部5に前記凸部6の挿入部が挿入され、前記凸部6の嵌合溝に前記凹部5の固定片が挿入され、前記凹部5の当接面部の先端部と前記凸部6の目地底面部とが線接触し、前記凹部5の固定部と前記凸部6の前壁部とが面接触し、前記凹部5の水密材収納部と前記凸部6の前記目地底面部とが対峙する金属サイディング1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属サイディングに関する。
金属サイディングは、経年変化に対する耐久性が高く、軽量で取り扱いやすく、また、エンボス加工によって表面に様々な凹凸形状、模様等の意匠が簡単に表わせるため、建物の外壁などの外装材に広く利用されている。
従来、このような金属サイディングは、通常、対向する上下または左右の端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部に前記凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成されている。この凹部と凸部の凹凸嵌合によって連結させることで、金属サイディングを建物の外壁面などに沿って上下方向または左右方向に組み付けている。
例えば、特許文献1には、外観性および施工性が考慮された金属サイディングが提案されている。
図5(a)は、特許文献1の金属サイディング(外装材)における凹部(雌型連結部)を示した断面図であり、図5(b)は、特許文献1の金属サイディング(外装材)における凸部(雄型連結部)を示した断面図である。図6は、特許文献1の金属サイディング(外装材)の凹部と凸部とを凹凸嵌合させて連結させた状態を示した断面図である。
図5(a)に示したように、金属サイディング7の下端には、上片71と傾斜下片72とを有する係合溝73の底部73aに水密材Pが配設されている。また、金属サイディング7の上片71の先端には、内側へ突出する突起71aが形成されている。一方、図5(b)に示したように、金属サイディング7の上端には、目地底面74から上方に向かって嵌合片75が延びており、嵌合片75の先端には、下方に向かって折り返し片76が形成されている。
図6に示したように、金属サイディング7Aの係合溝73に、金属サイディング7Bの嵌合片75が挿入されて、金属サイディング7Aの上片71の先端の突起71aと金属サイディング7Bの目地底面74とが線接触している。これと同時に、金属サイディング7Aの傾斜下片72と金属サイディング7Bの嵌合片75の折り返し片76が線接触している。このとき、水密材Pは、嵌合片75の先端の折り返し片76によって押しつぶされて変形し、これによって、金属サイディング7A、7B同士の間の水密性が保たれている。
特開2010−101085号公報
しかしながら、雨水は、毛細管現象によって金属サイディングの表面側から侵入し易いため、特許文献1の金属サイディング7A、7Bのように、係合溝73の底部73aに水密材Pを配置した場合には、十分な水密性を確保することは難しい。
さらに、一般的には、金属サイディングの寸法誤差や金属サイディングの働き幅の調整などの事情により、隣接する金属サイディングの一方の凹部に他方の凸部を完全に挿入することが難しい場合がある。特許文献1の金属サイディング7A、7Bの場合、係合溝73の底部73aにまで嵌合片75を挿入できない状況では、金属サイディング7Aの傾斜下片72と金属サイディング7Bの嵌合片75の折り返し片76が接触しない。この場合、金属サイディング7A、7Bの連結安定性が著しく低下することが懸念される。さらに、この場合、嵌合片75の先端の折り返し片76が、係合溝73の底部73aの水密材Pと十分に接触しないと考えられ、金属サイディング7A、7B同士の間の水密性の確保がさらに難しくなるという問題がある。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、金属サイディングの連結安定性および水密性に優れた金属サイディングを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の金属サイディングは、対向する端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部に前記凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成され、前記凹部と前記凸部の凹凸嵌合によって隣接する金属サイディングが相互に連結可能な金属サイディングであって、前記凹部は、表面側の接触片と、奥行き側の固定片とが連結面部を介して形成されており、前記接触片は、化粧面部と、この化粧面部から奥行き側へ屈曲する屈曲面部と、この屈曲面部から折り返して延びる当接面部を有するとともに、この当接面部には、先端部付近に前記化粧面部側へ窪む水密材収納部が形成されており、前記連結面部は、前記接触片の前記当接面部の端部から奥行き方向へ延びており、前記固定片は、前記連結面部の奥行き側端部から金属サイディングの端部外側へ延びる固定部と、この固定部から奥行き側へ屈曲する屈曲部と、この屈曲部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びる背面部とを有し、前記凸部は、表面側に設けられた挿入部と、奥行き側に設けられた嵌合溝とを有し、前記挿入部は、目地底面部と、この目地底面部の先端部から奥行き方向へ屈曲して延びる先端面部と、この先端面部の奥行き側端部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びる前記目地底面部と略平行な前壁部とを有し、前記嵌合溝は、前記前壁部と、この前壁部の端部から奥行き側へ屈曲する溝底部とを有し、2つの金属サイディングのうちの一方の前記凹部と他方の前記凸部とを凹凸嵌合させると、前記凹部に前記凸部の前記挿入部が挿入され、前記凸部の前記嵌合溝に前記凹部の前記固定片が挿入され、前記凹部の前記当接面部の先端部と前記凸部の前記目地底面部とが線接触し、前記凹部の前記固定部と前記凸部の前記前壁部とが面接触し、前記凹部の前記水密材収納部と前記凸部の前記目地底面部とが対峙することを特徴としている。
本発明の金属サイディングによれば、金属サイディングの連結安定性および水密性を向上させることができる。
本発明の金属サイディングの一実施形態を例示した断面図である。 (A)は、図1のX部の拡大図であり、(B)は、図1のY部の拡大図である。 (A)は、本発明の金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させる前の状態を例示した断面図であり、(B)は、金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させた状態を例示した断面図である。 本発明の金属サイディングにおける連結状態の一例を示した断面図である。 (a)は、特許文献1の金属サイディング(外装材)における凹部(雌型連結部)を示した断面図であり、(b)は、特許文献1の金属サイディング(外装材)における凸部(雄型連結部)を示した断面図である。 特許文献1の金属サイディング(外装材)の凹部と凸部とを凹凸嵌合させて連結させた状態を示した断面図である。
本発明の金属サイディングは、対向する端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部にこの凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成され、この凹部と凸部の凹凸嵌合によって隣接する金属サイディングが相互に連結可能とされている。すなわち、金属サイディングは、対向する上下の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けることで、この凹部と凸部の凹凸嵌合によって金属サイディングを上下方向に連結することができる。また、金属サイディングは、対向する左右の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けることで、この凹部と凸部の凹凸嵌合によって金属サイディングを左右方向に連結することもできる。
以下、本発明の金属サイディングについて、対向する上下の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けた形態を例に説明する。
図1は、本発明の金属サイディングの一実施形態を例示した断面図である。
金属サイディング1では、長尺な金属製の薄板からなる表面材2と裏面材3の内部に芯材4が充填されている。表面材2には、上下方向に、凹状の目地部21と凸状の化粧部22が交互に連続して形成されている。
表面材2と裏面材3の材料は、金属薄板、例えば鉄板、アルミニウム板、銅板、ステンレス板、チタン板、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板や、合成樹脂板、例えば、塩化ビニル樹脂板、ポリカーボネート樹脂板などを例示することができる。表面材2と裏面材3は、これらの材料をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各種形状に形成したものを利用することができる。また、これらの材料の表面を各種色調に塗装したものを利用することもできる。
また、裏面材3は、アルミニウム蒸着紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu等の箔)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミニウム紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物からなるものを利用することもできる。
芯材4は、例えば、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノール樹脂フォーム、塩化ビニル樹脂フォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリア樹脂フォームなどの合成樹脂発泡体を例示することができる。また、芯材4は、ロックウール、グラスウール、セラミックウールなどの無機質材を利用することもできる。
金属サイディング1では、対向する上下の端部のうちの下側の端部に凹部5が形成され、上側の端部に、この凹部5と凹凸嵌合可能な凸部6が形成されている。この凹部5と凸部6との凹凸嵌合によって、隣接する金属サイディング1は、相互に上下方向に連結可能とされている。
図2(A)は、図1のX部の拡大図であり、図2(B)は、図1のY部の拡大図である。
図2(A)に例示したように、金属サイディング1の凹部5では、表面側の接触片51と、奥行き側の固定片52とが連結面部53を介して形成されている。
接触片51では、化粧面部51aと、この化粧面部51aの下端部から奥行き側への屈曲面部51bと、この屈曲面部51bから上方へ折り返して延びる当接面部51cとが形成されている。
当接面部51cには、先端部T1の上側に化粧面部51a側へ窪む水密材収納部54が形成されている。当接面部51cは、水密材収納部54を除く部分は略垂直に形成されている。そして、水密材収納部54は、内側湾曲面54aと外側湾曲面54bとが接続して形成されている。水密材収納部54の内側湾曲面54aは、外側湾曲面54bよりも急勾配で窪んでいる。
連結面部53は、接触片51の当接面部51cの上端部から金属サイディング1の奥行き方向へ向かって略水平に延びている。ここで、奥行き方向とは、表面材から裏面材側への方向をいう。
固定片52では、固定部52aと、屈曲部52bと、背面部52cとが形成されている。固定部52aは、連結面部53の奥行き側端部から、下方(金属サイディングの端部外側)に向かって略垂直に延びている。屈曲部52bは、この固定部52aの先端から奥行き側へ屈曲している。背面部52cは、この屈曲部52bから上方(金属サイディングの端部内側)へ折り返して略垂直に延びている。
図2(B)に例示したように、金属サイディング1の凸部6は、表面側に設けられた挿入部6Aと、奥行き側に設けられた嵌合溝6Bとを有している。
挿入部6Aは、目地底面部61と、先端面部62と、前壁部63、傾斜面部64とによって形成されている。
目地底面部61は略垂直に形成されており、先端面部62は、この目地底面部61の先端部から奥行き方向へ略直角に屈曲して略水平に延びている。ここで、「略直角」とは、目地底面部61と先端面部62との間の角度がおよそ90°であることをいうが、85°〜95°程度の範囲は許容し得る。
先端面部62の奥行き側端部からは、奥行き側に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面部64が形成されている。前壁部63は、傾斜面部64の端部から屈曲して下方(金属サイディングの端部内側)へ略垂直に延びている。前壁部63は、金属サイディング1の奥行き方向の中央付近で起立しており、目地底面部61と略平行に形成されている。
嵌合溝6Bは、前壁部63と、この前壁部63の基端部から奥行き側へ屈曲する溝底部65と、溝底部65の奥行き側端部から上方に延びる固定面66とによって形成されている。固定面66の上端は、下方に折り返されている。
凸部6の挿入部6Aの幅W1(目地底面部61から前壁部63までの長さ)は、凹部5の当接面部51cから固定片52の固定部52aまでの長さW2と略等しく設計されている。また、嵌合溝6Bの深さD1(先端面部62から溝底部65までの長さ)は、固定片52の突出長さD2(連結面部53から屈曲部52bの先端までの長さ)よりも大きく形成されている。さらに、嵌合溝6Bの幅L1(前壁部63から固定面66までの長さ)は、固定片52の幅L2(固定部52aと背面部52cの間の長さ)よりも大きく形成されている。
図3(A)は、本発明の金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させる前の状態を例示した断面図であり、図3(B)は、金属サイディングのうちの一方の凹部と他方の凸部とを凹凸嵌合させた状態を例示した断面図である。
例えば、ネジや釘などの固着具(図示していない)を、下側の金属サイディング1Aの固定面66に打ち込み、建物の躯体(図示していない)などに固定することができる。そして、固定した金属サイディング1Aの上方から上側の金属サイディング1Bの凹部5を嵌め込む。このとき、金属サイディング1Bの凹部5の水密材収納部54には、予め水密材Pを収納しておく。水密材Pは、水密材収納部54の断面形状に対応した断面略円形の紐状であり、水密材収納部54から、一部はみ出すように収納されている。水密材Pの材質としては、EPDMなどの合成ゴムあるいは合成樹脂などが挙げられ、耐水性、柔軟性に優れたものを適宜使用することができる。
凸部6の挿入部6Aの傾斜面部64は、奥行き側へ斜め下方に傾斜して形成されている。このため、凹部5の屈曲部52b付近と傾斜面部64とを当接させると、凹部5に凸部6の挿入部6Aが挿入され、凸部6の嵌合溝6Bに凹部5の固定片52が挿入されるように容易に誘い込むことができる。
また、嵌合溝6Bの深さD1は、固定片52の突出長さD2よりも大きく形成され、嵌合溝6Bの幅L1は、固定片52の幅L2よりも大きく形成されている(図2(B))。このため、固定片52の寸法に誤差があっても、確実に嵌合溝6Bに固定片52を収納することができる。
そして、図3(B)に例示したように、凹部5に凸部6の挿入部6Aが挿入され、凸部6の嵌合溝6Bに凹部5の固定片52が挿入された状態では、水密材収納部54を除く当接面部51cは、凸部6の目地底面部61と当接している。具体的には、当接面部51cの先端部T1と、凸部6の目地底面部61とは線接触し、上側部T2と、凸部6の目地底面部61とが面接触している。さらに、当接面部51cの水密材収納部54と凸部6の目地底面部61とが対峙している。また、金属サイディング1の凹部5の固定部52aと凸部6の前壁部63とが面接触し、凹部5の連結面部53と凸部6の先端面部62が面接触している。ここで、線接触とは、凹部5の当接面部51cの先端部T1と、凸部6の目地底面部61との接触によって、幾何学的に1本の線が形成される接触をいう。したがって、接触によって形成される線には、多少の屈曲を有するものや、ある程度の幅を有するものなども含まれる。
金属サイディング1A、1Bは、凹部5の固定部52aと凸部6の前壁部63との面接触および凹部5の当接面部51cの先端部T1と凸部6の目地底面部61との線接触によって、前後方向に安定して嵌合させることができる。さらに、凹部5の当接面部51cの先端部T1と凸部6の目地底面部61とが線接触しているため、この部分にほとんど隙間がなく、金属サイディング1A、1Bの表面凹凸が自然に連続した印象を与え、外観性にも優れている。
また、金属サイディング1A、1Bは、凹部5の連結面部53と、凸部6の先端面部62が面接触しているため、上下方向に安定し、前後方向への傾き、ぐらつきが生じるのを抑制することができる。このため、金属サイディング1A、1Bの外観性、施工性が良好となっている。
さらに、金属サイディング1A、1Bは、凹部5への凸部6(挿入部6A)の挿入に伴って、当接面部51cに形成された水密材収納部54に収納された水密材Pが、目地底面部61と接触して変形している。このとき、水密材収納部54の内側湾曲面54aは、外側湾曲面54bよりも急勾配で窪んでいるため、上向きに押圧された水密材Pは、内側湾曲面54aによって安定に保持されている。目地底面部61の表面からは毛細管現象などによって雨水が浸入し易いが、水密材Pの配設によって、目地底面部61の表面で雨水の侵入路を遮断することができるため、確実に水密性を確保することができる。
図4は、本発明の金属サイディングにおける連結状態の一例を示した断面図である。図2、図3と共通する部分については同一の符号を付し、以下では説明は省略する。
金属サイディング1A、1Bは、凹部5の連結面部53と凸部6の先端面部62とは離間状態で対峙している。このように、凹部5に凸部6を完全に挿入することが難しい場合にも、凹部5の当接面部51cの先端部T1と凸部6の目地底面部61とが線接触し、凹部5の固定部52aと凸部6の前壁部63とは面接触している。このため、金属サイディング1A、1Bの外観性、連結安定性は良好となっている。
さらに、当接面部51cでは、先端部T1の上側に設けられた水密材収納部54に水密材Pが収納され、凹部5への凸部6(挿入部6A)の挿入に伴い水密材Pは目地底面部61と接触して変形している。このため、凸部6が凹部5に完全に挿入されておらず、凹部5の連結面部53と凸部6の先端面部62とは離間状態であっても、目地底面部61の表面で雨水の侵入路を遮断することができ、確実に水密性を確保することができる。
本発明の金属サイディングは、以上の形態に限定されるものではない。例えば、金属サイディングは、上端に凹部、下端に凸部を形成することもできる。また、金属サイディングは、対向する左右の端部のうちの一方の端部に凹部を、他方の端部に凸部を設けることもできる。このような凹部と凸部の凹凸嵌合によって金属サイディングを左右方向に連結することもできる。さらに、例えば、水密材収納部は、矩形の溝状などに形成することもできる。
1 金属サイディング
5 凹部
51 接触片
51a 化粧面部
51b 屈曲面部
51c 当接面部
52 固定片
52a 固定部
52b 屈曲部
52c 背面部
53 連結面部
54 水密材収納部
6 凸部
6A 挿入部
6B 嵌合溝
61 目地底面部
62 先端面部
63 前壁部
64 傾斜面部
65 溝底部

Claims (1)

  1. 対向する端部のうちの一方の端部に凹部が形成され、他方の端部に前記凹部と凹凸嵌合可能な凸部が形成され、前記凹部と前記凸部の凹凸嵌合によって隣接する金属サイディングが相互に連結可能な金属サイディングであって、
    前記凹部は、表面側の接触片と、奥行き側の固定片とが連結面部を介して形成されており、
    前記接触片は、化粧面部と、この化粧面部から奥行き側へ屈曲する屈曲面部と、この屈曲面部から折り返して延びる当接面部を有するとともに、この当接面部には、先端部付近に前記化粧面部側へ窪む水密材収納部が形成されており、
    前記連結面部は、前記接触片の前記当接面部の端部から奥行き方向へ延びており、
    前記固定片は、前記連結面部の奥行き側端部から金属サイディングの端部外側へ延びる固定部と、この固定部から奥行き側へ屈曲する屈曲部と、この屈曲部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びる背面部とを有し、
    前記凸部は、表面側に設けられた挿入部と、奥行き側に設けられた嵌合溝とを有し、
    前記挿入部は、目地底面部と、この目地底面部の先端部から奥行き方向へ屈曲して延びる先端面部と、この先端面部の奥行き側端部から金属サイディングの端部内側へ折り返して延びる前記目地底面部と略平行な前壁部とを有し、
    前記嵌合溝は、前記前壁部と、この前壁部の端部から奥行き側へ屈曲する溝底部とを有し、
    2つの金属サイディングのうちの一方の前記凹部と他方の前記凸部とを凹凸嵌合させると、前記凹部に前記凸部の前記挿入部が挿入され、前記凸部の前記嵌合溝に前記凹部の前記固定片が挿入され、前記凹部の前記当接面部の先端部と前記凸部の前記目地底面部とが線接触し、前記凹部の前記固定部と前記凸部の前記前壁部とが面接触し、前記凹部の前記水密材収納部と前記凸部の前記目地底面部とが対峙することを特徴とする金属サイディング。
JP2011205805A 2011-09-21 2011-09-21 金属サイディング Pending JP2013067963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011205805A JP2013067963A (ja) 2011-09-21 2011-09-21 金属サイディング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011205805A JP2013067963A (ja) 2011-09-21 2011-09-21 金属サイディング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013067963A true JP2013067963A (ja) 2013-04-18

Family

ID=48473944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011205805A Pending JP2013067963A (ja) 2011-09-21 2011-09-21 金属サイディング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013067963A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053617A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Ig Kogyo Kk 外装材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053617A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Ig Kogyo Kk 外装材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5399022B2 (ja) 外装材
JP5352141B2 (ja) 外装材
JP2013091903A (ja) 金属サイディング
JP5697563B2 (ja) 金属サイディング
JP5705065B2 (ja) 金属サイディング
JP2013067963A (ja) 金属サイディング
JP2014190020A (ja) エンボス加工金属外装材
JP2013067964A (ja) 金属サイディング
JP2010019008A (ja) 外装材
JP5399061B2 (ja) 外装材
JP4675603B2 (ja) 外壁材
JP2013227758A (ja) 外壁材の下端部構造
JP5496789B2 (ja) 外装材の端部防水構造
JP2010001605A (ja) 外装材
JP5399037B2 (ja) 外装材
JP5953050B2 (ja) 外装材
JP6193336B2 (ja) 外装材
JP4393889B2 (ja) 外壁材
JP2006138120A (ja) 外装材
JP4335028B2 (ja) 外壁材
JP2011179274A (ja) 外装材
JP2019108743A (ja) 外装材
JP4675598B2 (ja) 外壁材
JP2005232824A (ja) 外壁材
JP2013167132A (ja) 外装材の連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141006

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20141107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150303